JPH11148052A - 粘着シ−ト - Google Patents

粘着シ−ト

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Publication number
JPH11148052A
JPH11148052A JP9330898A JP33089897A JPH11148052A JP H11148052 A JPH11148052 A JP H11148052A JP 9330898 A JP9330898 A JP 9330898A JP 33089897 A JP33089897 A JP 33089897A JP H11148052 A JPH11148052 A JP H11148052A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
sheet
base
pressure
adhesive
Prior art date
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Pending
Application number
JP9330898A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumasa Nagafuchi
和正 永淵
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kiso Chemical Co Ltd
Original Assignee
Kiso Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kiso Chemical Co Ltd filed Critical Kiso Chemical Co Ltd
Priority to JP9330898A priority Critical patent/JPH11148052A/ja
Publication of JPH11148052A publication Critical patent/JPH11148052A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】貼着しやすく、貼着の際にはしわを発生させ
ず、容易に剥離しやすい粘着シ−トを提供する。 【手段】裏面に粘着剤20を全面塗布したベ−スフイル
ム又はベ−スシ−ト10と、多数の穴31を設けた穴あ
きフイルム30を、前記ベ−スフイルム又はベ−スシ−
ト10の裏面に積層し、前記穴あきフイルム30の穴3
1を介して被貼着物に貼着するようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遮光フイルム、遮
蔽フイルム、断熱フイルム、反射フイルム、除霜又は除
雪フイルム、掲示又は広告用シート、保護フイルム、マ
スキングフイルム、スクリーン代用シート、ホワイトボ
ード代用シート等に使用される粘着シートに関する。
「0002】
【従来の技術】従来、粘着剤が裏面に全面塗布されてい
る遮光フイルム、遮蔽フイルム等は、貼着の際にしわが
出来やすく、また一旦貼着したら剥離しにくい欠点があ
つた。また、オーバーヘツドプロジエクター(OHP)
や液晶プロジエクター、スライド映写機等で映写される
スクリーンや、水性ペン又は油性ペンで画いて消すこと
ができるホワイトボードは、比較的使用面積が広く、そ
の支持部材と合わせると、かなりの重量と嵩があつて、
高価な上に移動や携帯に極めて不便であつた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、貼着しやす
く、貼着の際にはしわを発生せず、容易に剥離しやすい
粘着シートを提供するものである。また、本発明は、支
持部材を必要とせず、単位シートは面積が小さいが、単
位シートを継ぎ足して使用面積を大きくでき、使用しな
いときは単位シート毎に積み重ねて携帯や移動に便利な
ようにした粘着シートを提供するものである。更に、本
発明は、軽量かつ製造容易で安価につく粘着シートを提
供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明粘着シートは、上
記課題を達成するため、図示するように、裏面に粘着剤
を全面塗布したベースフイルム又はベースシートと、多
数の穴を設けた穴あきフイルムを前記ベースフイルム又
はベースシートの裏面に積層し、前記穴あきフイルムの
穴を介して被貼着物に貼着するようにしたものである。
また、本発明粘着シートは、上記課題を達成するため、
図示するように、裏面に粘着剤を全面塗布したベースフ
イルム又はベースシートと、前記ベースフイルム又は前
記ベースシートの幅より小さい幅の多数の穴を設けた穴
あきフイルムとからなり、前記穴あきフイルムを前記ベ
ースフイルム又は前記ベースシートの裏面に、その両側
又は片側の粘着剤塗布面を小さい幅で残すように積層
し、前記穴あきフイルムの穴及び前記ベースフイルム又
は前記ベースシートの裏面の両側又は片側の粘着剤塗布
面を介して被貼着物に貼着するようにしたものである。
更に、本発明粘着シートは、上記課題を達成するため、
表面及び裏面に粘着剤を全面塗布したベースフイルム又
はベースシートと、多数の穴を設けた穴あきフイルムを
前記ベースフイルム又は前記ベースシートの表面及び裏
面に積層し、前記各穴あきフイルムの穴を介して被貼着
物に貼着するようにしたものである。本発明において、
ベースシート又はベースフイルムは、透明、不透明、又
は(及び)着色の各種合成樹脂シート又はフイルム、不
織布、紙、合成紙、金属フイルム等が用途に応じて使用
できる。粘着剤は、透明又は不透明、又は(及び)着色
の合成樹脂系、ゴム系等の公知の粘着剤が使用できる。
穴あきフイルムは、合成樹脂製、紙製、金属製、不織布
製等の透明、不透明又は(及び)着色の公知の各種シー
ト乃至フイルムが使用でき、穴は丸穴、角穴のほか各種
の形状のものが使用でき、穴の形状、大きさ及びベース
シート又はベースフイルムの両側又は片側に残される粘
着剤の塗布面は、粘着剤の種類、貼着又は剥離の程度、
用途等に応じて決められる。また、本発明の粘着シート
は、使用前は、穴あきフイルム又は穴あきフイルムの穴
及びベースシート又はベースフイルムの裏面の両側又は
片側に残された粘着剤の塗布面に、シリコン樹脂等を塗
布した公知の剥離紙又は剥離フイルムで被覆し、使用時
に前記剥離紙を取り除いて使用することができる。
【0005】
【発明の実施の形態1】本発明の実施の形態が図1及び
図2に示されている。本例の粘着シートは、ベースフイ
ルム10と、前記ベースフイルム10の裏面に全面的に
塗布された粘着剤20と、粘着剤20の塗布面の上に積
層された多数の穴31を設けた穴あきフイルム30と、
前記穴あきフイルム30を全面被覆するように前記穴あ
きフイルム30の多数の穴31と剥離可能に貼着した剥
離紙40とからなる。ベースフイルム10は、紫外線遮
断率の高い遮光性の公知の黒褐色のポリエステルフイル
ムである。粘着剤20は、無色透明のアクリル樹脂系の
粘着剤で、ベースシート10の裏面上に全面塗布されて
いる。穴あきフイルム30は、無色透明のポリエステル
系合成樹脂フイルムで、粘着剤20を全面塗布したベー
スフイルム10の上に積層したものである。また、穴あ
きフイルム30は、約6ミリメートルの間隔で約5ミリ
メートルの直径の丸穴を多数個設けている。剥離紙40
は、表面にシリコン樹脂等を塗布したものである。従つ
て、剥離紙40を穴あきフイルム30から剥離して、穴
あきフイルム30の穴31の粘着剤20の塗布面を介し
て、自動車等の車窓や室窓等に貼着すると、貼着の際に
は内在する空気を逃がすので、しわが発生しにくく、も
し、発生した場合や貼着位置を誤つたときは、容易に剥
離して再貼着しやすく、更に、使用を中止したいときは
容易に剥離できる。
【0006】
【発明の実施の形態2】本発明の別の実施の形態が図3
に示されている。本例の粘着シートは、ベースフイルム
10Bと、前記ベースフイルム10Bの表面及び裏面に
塗布された粘着剤20B,20Bと、その上にそれぞれ
積層された多数の穴31Bを設けた穴あきフイルム30
B,30Bと、各穴あきフイルム30Bを全面被覆する
ように、前記穴あきフイルム30Bの多数の穴31Bと
剥離可能に貼着した剥離紙40B,40Bとからなる。
ベースフイルム10Bは、白色不透明の塩化ビニルフイ
ルムである。粘着剤20Bは、ゴム系の公知の粘着剤
で、前記塩化ビニルフイルム10Bの表面及び裏面に全
面塗布されている。穴あきフイルム30Bは、穴径約1
0ミリメートルの多数の穴31Bを約10ミリメートル
間隔で設けた白色不透明の塩化ビニルフイルムである。
剥離紙40Bは、本発明の実施の形態1と同様であるの
で、詳細説明は省略する。従つて、剥離紙40Bを各穴
あきフイルム30Bから剥離したのち、壁等に穴31B
を通じて一方の穴あきフイルム30B側を貼着し、他方
の穴あきフイルム30Bに広告用又は掲示用フイルムを
貼つて広告又は所要事項を掲示することができ、広告又
は掲示を変更するときは、容易に前記広告用又は掲示用
フイルムを剥離して他の広告用又は掲示用のフイルムを
貼着することができ、不使用のときは、壁等から本発明
品自体を剥離して再使用に備えることができる。
【0007】
【発明の実施の形態3】本発明の別の実施の形態が図4
及び図5に示されている。本例の粘着シートは、ベース
シート10Cと、前記ベースシート10Cの上に全面的
に塗布された粘着剤20Cと、粘着剤20Cの塗布面の
上に積層された多数の穴31Cを設けた穴あきフイルム
30Cとからなる。ベースシート10Cは、光沢のない
白色の塩化ビニルシートである。粘着剤20Cは、無色
透明のアクリル樹脂系の粘着剤で、ベースシート10C
の裏面上に全面塗布されている。穴あきフイルム30C
は、ベースシート10Cの幅より20ミリメートル小さ
い幅の無色透明のポリエステル系合成樹脂フイルムで、
粘着剤20Cを全面塗布したベースシート10Cの両側
にそれぞれ約10ミリメートルの幅を残して積層したも
のである。また、穴あきフイルム30Cは、約10ミリ
メートルの間隔で約10ミリメートルの直径の丸穴31
Cを多数設けている。従つて、穴あきフイルム30Cの
穴31Cと、ベースシート10Cの裏面の両側の粘着剤
20Cの塗布面を介して、室内壁や室窓等に貼着する
と、貼着の際にはしわが発生しにくく、もし、発生した
場合や貼着位置を誤つたときは、容易に剥離して再貼着
しやすく、更に、使用を中止したいときは容易に剥離で
きる。その上、本発明品は、OHP等のスクリーン代用
シートとして使用する場合、映写面積に応じて継ぎ足し
ができ、回収するときは、単位シート毎に剥離して積み
重ね携帯又は移動に備えることができる。
【0008】
【発明の実施の形態4】本発明の別の実施の形態が図6
に示されている。本例の粘着シートは、ベースシート
(図示しない)と、前記ベースシートの上に全面的に塗
布された粘着剤20Dと、粘着剤20D塗布面の上に積
層された多数の穴31Dを設けた穴あきフイルム30D
とからなる。ベースシートは、軽量で光沢のある塩化ビ
ニルのシートである。粘着剤20D及び穴あきフイルム
30Dは、本発明の実施の形態1と同様であるので、詳
細説明は省略する。従つて、穴あきフイルム30Dの穴
31Dと、ベースシートの裏面の両側の粘着剤20Dの
塗布面を介して室内壁や室窓等に貼着してベースシート
の表面を水性ペンや油性ペンを使用して画き、水又は溶
剤を含んだもので消して、ホワイトボード代用シートと
して使用できる。また、その際、使用面積に応じて単位
シートを継ぎ足しでき、回収のときは、単位シート毎に
剥離して積み重ね、携帯及び移動に備えることができ
る。その他の作用は、本発明の実施の形態3と同様であ
るので、詳細説明は省略する。
【0009】
【発明の効果】以上のように、本発明品は、貼り易く、
また、剥離し易い上に、継ぎ足しができ、軽量で移動や
携帯に便利である。また、本発明品は、製造も簡単容易
で、安価につく利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示し、剥離紙を剥離した
のち、裏面から見た一部を省略した平面図である。
【図2】図1の一部を省略した拡大断面図である。
【図3】本発明の別の実施の形態を示す、一部を省略し
た拡大断面図である。
【図4】本発明の更に別の実施の形態を示す、裏面から
見た一部を省略した平面図である。
【図5】図4の一部を省略した拡大断面図である。
【図6】更に本発明の別の実施の形態を示す、裏面から
見た一部を省略した平面図である。
【符号の説明】
10,10B,10C,10D ベースシート又はベー
スフイルム 20,20B,20C,20D 粘着剤 30,30B,30C,30D 穴あきフイルム 31,31B,31C,31D 穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面に粘着剤を全面塗布したベースフイ
    ルム又はベースシートと、多数の穴を設けた穴あきフイ
    ルムを前記ベースフイルム又はベースシートの裏面に積
    層し、前記穴あきフイルムの穴を介して被貼着物に貼着
    するようにしたことを特徴とした粘着シート。
  2. 【請求項2】 裏面に粘着剤を全面塗布したベースフイ
    ルム又はベースシートと、前記ベースフイルム又は前記
    ベースシートの幅より小さい幅の多数の穴を設けた穴あ
    きフイルムとからなり、前記穴あきフイルムを前記ベー
    スフイルム又は前記ベースシートの裏面に、その両側又
    は片側の粘着剤塗布面を小さい幅で残すように積層し、
    前記穴あきフイルムの穴及び前記ベースフイルム又は前
    記ベースシートの裏面の両側又は片側の粘着剤塗布面を
    介して被貼着物に貼着するようにしたことを特徴とした
    粘着シート。
  3. 【請求項3】 表面及び裏面に粘着剤を全面塗布したベ
    ースフイルム又はベースシートと、多数の穴を設けた穴
    あきフイルムを前記ベースフイルム又は前記ベースシー
    トの表面及び裏面に積層し、前記各穴あきフイルムの穴
    を介して被貼着物に貼着するようにしたことを特徴とし
    た粘着シート。
JP9330898A 1997-11-15 1997-11-15 粘着シ−ト Pending JPH11148052A (ja)

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JP9330898A JPH11148052A (ja) 1997-11-15 1997-11-15 粘着シ−ト

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ID=18237737

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012066777A1 (ja) * 2010-11-19 2012-05-24 日東電工株式会社 ホイール用保護フィルムおよびホイール用保護フィルム積層体
WO2019069684A1 (ja) 2017-10-02 2019-04-11 クラレプラスチックス株式会社 多数の貫通孔を有する制振性シート

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WO2012066777A1 (ja) * 2010-11-19 2012-05-24 日東電工株式会社 ホイール用保護フィルムおよびホイール用保護フィルム積層体
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