JP3064381U - 携帯用スクリ―ン - Google Patents

携帯用スクリ―ン

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Publication number
JP3064381U
JP3064381U JP1999003752U JP375299U JP3064381U JP 3064381 U JP3064381 U JP 3064381U JP 1999003752 U JP1999003752 U JP 1999003752U JP 375299 U JP375299 U JP 375299U JP 3064381 U JP3064381 U JP 3064381U
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JP
Japan
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sheet
adhesive
vertical surface
screen
adhered
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1999003752U
Other languages
English (en)
Inventor
彌一 渡辺
Original Assignee
ワツト株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
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  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯するときは、小さく巻回して携行でき、
使用するときは、壁、仕切板等の垂直面に容易に何回も
貼着して使用できるようにした極めて軽量で、安価に製
作しうる携帯用スクリーンを提供する。 【解決手段】 スクリーンフイルム10の裏面12に、
壁、仕切板等の垂直面50に剥離可能に貼着する粘着シ
ート20を取りつけた携帯用スクリーンであって、スク
リーンフイルム10を前記垂直面50への貼着から取り
はずす際に、前記粘着シート20が前記垂直面50に貼
着されたままにならないように、前記粘着シート20の
前記スクリーンフイルム10の裏面12に固着する固着
力を、前記垂直面50に貼着する粘着力より大きくし、
前記粘着シート20に剥離可能に接着する剥離シート3
0を、指先で容易に剥離できるように、前記剥離シート
30又は前記粘着シート20を厚手に形成すると共に、
前記剥離シート30に一端を取りつけ、前記スクリーン
フイルムの裏面に他端を取りつけて、前記剥離シート3
0を前記粘着面22への被覆と剥離とを繰り返すことが
できるようにした折り返しシート40を設けたもの。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、スクリーンフイルムを壁、仕切板等の垂直面に剥離可能に何回も貼 着できるようにした携帯用スクリーンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、スクリーンフイルムを壁、仕切板等の垂直面に貼着できるようにするた め、スクリーンフイルムの裏面に両面接着テープを取りつけていたが、使用後、 前記スクリーンフイルムを前記垂直面から取りはずす際に、前記両面粘着テープ が前記スクリーンフイルムの裏面から剥離して、前記垂直面に貼着したまま取り 残される場合がひんぱんに起こり、この場合、前記垂直面から前記両面粘着テー プを取り除くことが困難な場合が多かつた。 また、前記スクリーンフイルムを前記垂直面に取りつける際、前記スクリーン フイルムの裏面の粘着テープの粘着面を被覆する剥離シートが薄厚なので、これ を指先で取り除くことが容易でない場合が多かつた。 更に、前記スクリーンフイルムを前記垂直面から取りはずして、前記スクリー ンフイルムを再使用するため巻回する際に、既に分離されていた前記剥離シート が散失している場合が多く、前記剥離シートが無いと、前記粘着シートと前記ス クリーンフイルムとが巻回の際に粘着して、前記スクリーンフイルムを巻回して 保管又は携行することができなくなる恐れがあつた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、携帯するときは、小さく巻回して携行でき、使用するときは、壁、 仕切板等の垂直面に容易に何回も貼着して使用できるようにした携帯用スクリー ンを提供するものである。 さらに、本考案は、極めて軽量で、安価に製作しうる携帯用スクリーンを提供 するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の携帯用スクリーンは、上記課題を達成するため、図示するように、巻 回でき、巻回を解くと容易に平面化するスクリーンフイルム10の裏面12に、 壁、仕切板等の垂直面50に剥離可能に貼着する粘着シート20を取りつけた携 帯用スクリーンにおいて、前記スクリーンフイルム10の裏面12に固着し、前 記垂直面50に剥離可能に粘着して貼着する粘着シート20を、前記垂直面50 への貼着から取りはずす際に、前記粘着シート20が、前記スクリーンフイルム 10の裏面12から剥離して、前記垂直面50に貼着されたままにならないよう に、前記粘着シート20の前記スクリーンフイルム10の裏面12に固着する固 着力を、前記垂直面50に貼着する粘着力より大きくし、前記粘着シート20の 前記垂直面50に貼着する粘着面22を被覆するために、前記粘着面22に剥離 可能に接着する剥離シート30を、指先で容易に前記粘着面22から剥離できる ように、前記剥離シート30又は前記粘着シート20を厚手に形成すると共に、 前記剥離シート30に一端を取りつけ、前記スクリーンフイルム10の裏面12 に他端を取りつけて、前記剥離シート30を前記粘着面22への被覆と剥離とを 繰り返すことができるようにした折り返しシート40を設けたものである。
【0005】 本考案において、スクリーンフイルムは、反射型スクリーンとして、液晶プロ ジエクター投影用、オーバーヘッドプロジエクター投影用、映写機投影用、スラ イドフイルム投影用などを含み、また、本考案者が既に出願した特願平第10− 180199号、実用新案登録第3055351号などに示したマーカーで書き 、イレーザ等で消去できるホワイトボード兼用のスクリーンフイルムも含まれる 。 粘着シートは、スクリーンフイルムの裏面に、接着、粘着のほか融着、ホッチ キス止め、鋲止めなどの公知の種々の固着手段によつて固着される。 剥離シートは、指先で容易に粘着シートの粘着面から剥離するためには、通常 、125ミクロン以上の半硬質乃至軟質の合成樹脂フイルムにより形成すること が望ましい。 折り返しシートは、剥離シートに取りつけられると共に、スクリーンフイルム の裏面に取りつけられる、約50ミクロン以上の半硬度乃至軟質で何回も繰返し 折り曲げられる合成樹脂フイルムが望ましい。 さらに、剥離シートを指先で容易に粘着シートの粘着面から剥離するため、剥 離シートを厚手に形成する代わりに、粘着シートを約1ミリメートル以上の厚手 に形成して同じ目的を達成することができる場合がある。この場合、剥離シート が薄厚のときは、粘着シートは軟質乃至発泡質シートであることが望ましい。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態が図1乃至図5に示されている。 本考案の携帯用スクリーンは、スクリーンフイルム10と粘着シート20と剥 離シート30と折り返しシート40とからなつている。 スクリーンフイルム10は、液晶プロジエクター用偏光フイルム(光線反射フ イルムを含む)に透明非粘着性軟質弗素樹脂フイルムを積層したもので、表面1 1は、液晶プロジエクター用の反射型スクリーンとして使用できると共に、液晶 プロジエクターの投影前後は勿論、投影中も、マーカーでスクリーンフイルム表 面11に自由に書き、イレーザ等で容易に消去される、いわゆるホワイトボード を兼用できるものである。 粘着シート20は、一面21はスクリーンフイルム10に固着され、他面22 は粘着面を形成して壁、仕切板等の垂直面50と剥離可能に粘着される。 剥離シート30は、一面31は粘着面22に剥離可能に接着される公知の剥離 面を形成し、他面32は折り返しシート40の前半部41に固着される。 折り返しシート40は、前半部41は剥離シート30に固着され、後半部42 はスクリーンフイルム10の裏面12に固着される。また、前半部41と後半部 42とは繰り返し折り曲げ可能になつているものである。 従つて、携行又は保管のためスクリーンフイルム10を巻回したもの(図示し ない)を、図1及び図2に示すように巻回から戻して平板としたのち、図3に示 すように、折り返しシート40を折り曲げて、剥離シート30の剥離面31を粘 着シート20の粘着面22から取り去り、壁、仕切板等の垂直面50に貼着すれ ば、投影するための反射型スクリーンとしてスクリーンフイルム10の表面11 が使用できる。また、スクリーンフイルム10の表面11は、投影前後は勿論、 投影中も前述したマーカーボードとして使用できる。 使用が終了すれば、粘着シート20の粘着面22を垂直面50から剥して剥離 シート30の剥離面31を元通り被覆するように接着しておく。 なお、粘着面22を垂直面50から剥離するときは、粘着面22の垂直面50 に対する粘着力より、粘着シート20の一面21のスクリーンフイルム10の裏 面12に対する固着力の方が大きいので、粘着シート20が垂直面50に取り残 されることはない。
【0007】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、スクリーンフイルムは、何回も壁、仕切板等 の垂直面に貼着でき、また、前記垂直面から剥離する際には、粘着シートが前記 垂直面に取り残されることはなく、また、スクリーンフイルムを前記垂直面に貼 着する際に、剥離シートを散失する恐れはなく、また、剥離シートが剥離しにく い恐れもなくたつた。 さらに、本考案は、従来の携帯用スクリーンに比べ極めて安価かつ軽量化する ことができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態を示すスクリーンフイルム
の裏面図である。
【図2】図1を左側面から見た一部切り欠きの側面説明
図である。
【図3】図2の使用状態説明図である。
【図4】粘着シートと剥離シートの厚みの説明図であ
る。
【図5】粘着シートと剥離シートの厚みの別の説明図で
ある。
【符号の説明】
10 スクリーンフイルム 11 スクリーンフイルムの表面 12 スクリーンフイルムの裏面 20 粘着シート 21 粘着シートの一面 22 粘着シートの他面(粘着面) 30 剥離シート 31 剥離シートの一面(剥離面) 32 剥離シートの他面 40 折り返しシート 41 折り返しシートの前半部 42 折り返しシートの後半部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻回でき、巻回を解くと容易に平面化す
    るスクリーンフイルムの裏面に、壁、仕切板等の垂直面
    に剥離可能に貼着する粘着シートを取りつけた携帯用ス
    クリーンにおいて、前記スクリーンフイルムの裏面に固
    着し、前記垂直面に剥離可能に粘着して貼着する粘着シ
    ートを、前記垂直面への貼着から取りはずす際に、前記
    粘着シートが、前記スクリーンフイルムの裏面から剥離
    して、前記垂直面に貼着されたままにならないように、
    前記粘着シートの前記スクリーンフイルム裏面に固着す
    る固着力を、前記垂直面に貼着する粘着力より大きく
    し、前記粘着シートの前記垂直面に貼着する粘着面を被
    覆するためにために、前記粘着面に剥離可能に接着する
    剥離シートを、指先で容易に前記粘着面から剥離できる
    ように、前期剥離シート又は前記粘着シートを厚手に形
    成すると共に、前記剥離シートに一端を取りつけ、前記
    スクリーンフイルム裏面に他端を取りつけて、前記剥離
    シートを前記粘着面への被覆と剥離とを繰り返すことが
    できるようにした折り返しシートを設けたことを特徴と
    する携帯用スクリーン。
JP1999003752U 1999-05-28 1999-05-28 携帯用スクリ―ン Expired - Lifetime JP3064381U (ja)

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