JP2002006751A - 展示用パネルの製造方法 - Google Patents

展示用パネルの製造方法

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JP2002006751A
JP2002006751A JP2000221474A JP2000221474A JP2002006751A JP 2002006751 A JP2002006751 A JP 2002006751A JP 2000221474 A JP2000221474 A JP 2000221474A JP 2000221474 A JP2000221474 A JP 2000221474A JP 2002006751 A JP2002006751 A JP 2002006751A
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adhesive
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Toru Moriya
亨 守屋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】展示用パネルの再使用を図ることのできる展示
用パネルの製造方法を提供することである。 【構成】この発明に係わる展示用パネルの製造方法は、
紙製のボード10を、被付着シート12のサイズに対応
させてカットする第1の工程と、前記被付着シート12
の裏面に、再剥離可能な接着剤14をコートさせる第2
の工程と、前記再剥離可能な接着剤14を介して、前記
被付着シート12を前記紙製のボード10の表面に付着
させる第3の工程とを具備することを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、紙製のボード
に、被付着シートを張り替え可能に付着させて展示用パ
ネルを製造するための展示用パネルの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、アクリル製のボードや発泡ス
チロール製のボード上に接着剤を塗布し、この接着剤を
介して写真等の被付着シートを貼着させることにより展
示用パネルを製造する方法は、広く実施されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の製造方法で製造した展示用パネルは、その展
示が終了すると、廃棄処分されることになるが、その
際、被付着シートが接着されているために、ボードが発
泡スチロール製の場合には、このシートが邪魔になり、
ボードを溶融処理してリサイクルに供することが出来な
い問題点が指摘されている。
【0004】一方、ボードがアクリル製の場合には、コ
ストが高くつくと共に、ボード表面が平滑化されている
ために、シートの接着力が強く、一旦付着したシートを
剥がすことが困難であり、やはり、リサイクルに供する
ことが出来ない問題点が指摘されている。
【0005】特に、近年の環境問題への貢献が企業責任
として広く捉えられ始めている現状を踏まえると、単
に、リサイクルに適した展示用パネルとして環境に優し
いという観点よりも、更に一歩進んで、展示用パネルを
再利用に供することにより環境影響を低減化させること
が要請されてきており、この観点での改善が要望されて
いる。
【0006】この発明は、上述した課題を解決するため
になされたもので、この発明の主たる目的は、展示用パ
ネルの再使用を図ることのできる展示用パネルの製造方
法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、この発明に係わる展示用パネルの
製造方法は、請求項1の記載によれば、紙製のボード
を、被付着シートのサイズに対応させてカットする第1
の工程と、前記被付着シートの裏面に、再剥離可能な接
着剤をコートさせる第2の工程と、前記再剥離可能な接
着剤を介して、前記被付着シートを前記紙製のボードの
表面に付着させる第3の工程と、前記被付着シートが付
着されたボードを、該被付着シートと共に所定のサイズ
にカットする第4の工程とを具備することを特徴として
いる。
【0008】また、この発明に係わる展示用パネルの製
造方法は、請求項2の記載によれば、前記第3の工程
後、前記被付着シートが付着されたボードの側縁に、該
被付着シートの周縁を折り込んで、接着させることを特
徴としている。
【0009】また、この発明に係わる展示用パネルの製
造方法は、請求項3の記載によれば、前記第3の工程
後、前記被付着シートが付着されたボードを、該被付着
シートと共に所定のサイズにカットする第4の工程を更
に具備することを特徴としている。
【0010】また、この発明に係わる展示用パネルの製
造方法は、請求項4の記載によれば、前記被付着シート
は、印刷物であることを特徴としている。
【0011】また、この発明に係わる展示用パネルの製
造方法は、請求項5の記載によれば、前記被付着シート
は、写真であることを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、この発明に係わる展示用
パネルの製造方法の第1の実施例を、添付図面の図1乃
至図3に基づいて、詳細に説明する。
【0013】先ず、図1に示すように、紙製のボード1
0を、これに貼着させる被付着シートとしての例えば印
刷物12のサイズに応じて、カッタナイフ等を用いてカ
ットする。ここで、この印刷物12のサイズに応じると
は、印刷物12そのもののサイズではなく、印刷物12
の周縁に目安として予め印刷されている「トンボ」を基
準として、この「トンボ」がちょうどボード10の側縁
に折り込まれてボード10の表面から見えなくなるに十
分なサイズとすることを意味している。
【0014】このようにボード10のサイズを規定した
後に、印刷物12の裏面に、接着性が弱く再剥離可能な
接着剤14を付着させる。ここで、この実施例において
は、接着剤14は、図2に示すような接着剤シート16
に予め貼付されているものである。詳細には、この接着
剤シート16は、薄いベースシート18と、このベース
シート18の一方の表面にコートされた接着性の強い接
着剤からなる第1の接着層20と、このベースシート1
8の他方の表面にコートされた、接着性が弱く再剥離可
能な接着剤14からなる第2の接着層22と、この第2
の接着層22にオーバーコートされた剥離紙24とから
構成され、保管状態においては、ロール状に巻き込まれ
ている。即ち、この保管状態においては、第1の接着層
20は、剥離紙24の表面に付着していることになる。
【0015】このように構成された接着シート16を用
いて、印刷物12の裏面に、再剥離可能な接着剤14を
コートする。この為に、先ず、図3に示すように、ロー
ル状となっている接着シート16を解き、第1の接着層
20を外部に露出する状態とする。そして、図4に示す
ように、この第1の接着層20を印刷物12の裏面に一
端から張り付け、順次、他端に向けてその接着面積を増
やしていく。そして、印刷物12の裏面の全面に渡り接
着シート16が接着されると、印刷物12の他端におい
て、接着シート16をカットする。この状態で、接着シ
ート16は、印刷物12の裏面に強固に接着されること
になる。
【0016】次ぎに、このように印刷物12の裏面に接
着された接着シート16から、剥離紙24を剥ぎ取る。
この結果、接着シート16においては、第2の接着層2
2が外部に露出することになる。このようにして、図5
に示すように、印刷物12の裏面に、その全面に渡り、
再剥離可能な接着剤14がコートされることになる。
【0017】この後、このように再剥離可能な接着剤1
4がコートされた印刷物12を、この接着剤14を介し
て、紙製のボード12の表面に接着する。この結果、図
6に示すように、印刷物12は、紙製のボード10の表
面に再剥離可能に接着されることになる。
【0018】この後、印刷物12の周縁を紙製のボード
10の側縁に折り込み、この側縁に全周に渡り、図示し
ない飾りテープ等を張り付けることにより、展示用パネ
ルが完成する(製造されることになる)。
【0019】以上詳述したように、この実施例において
は、展示が終了した時点で、印刷物12を紙製のボード
10から剥がすことが出来るので、このボード10を保
管しておくことにより、次の展示の際に、別の印刷物1
2や写真等を、同様な手順で接着することが可能とな
る。このようにして、この展示用パネルの製造方法を用
いることにより、紙製のボード10は、繰り返し再使用
することが可能となり、発泡スチロール製のボードを溶
融処理して再利用を図る点と比較しても、環境に対する
影響が格段と抑制されたものとなり、環境に優しいもの
となるものである。
【0020】また、この実施例においては、印刷物12
が接着されるボート10の材料として紙を用いているた
め、仮に、ボード10の耐用期限が到来してこれを廃棄
せざるを得ない状態となったとしても、ボード10は紙
製であるため、焼却処理が可能であり、勿論、焼却に伴
いダイオキシン等の有害物質が大気に放出される恐れも
なく、環境に対してその影響が極めて小さいものとなさ
れている。
【0021】また、この実施例においては、被付着シー
トの裏面に再剥離可能な接着剤をコートするに際して、
接着シート16を用いているので、均一な層厚で、接着
剤をコートすることが出来、被付着シートの表面の平坦
度が高く維持され、見た目が極めて綺麗に仕上がること
になる効果が達成されることになる。
【0022】この発明は、上述した実施例の構成に限定
されることなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変形可能である事はいうまでもない。
【0023】例えば、上述した実施例においては、被付
着シートとして、印刷物を用いるように説明したが、こ
の発明は、このような対象に限定されることなく、例え
ば、写真も用いることが出来ることは言うまでもない。
【0024】また、上述した実施例においては、再剥離
可能な接着剤を被付着シートの裏面にコートするに際し
て、接着シート16を用いるように説明したが、この発
明は、このような手順に限定されることなく、例えば、
再剥離可能な接着剤をスプレー塗装することも出来る
し、刷毛等で塗布することも出来ることは言うまでもな
い。要は、被付着シートの裏面に、再剥離可能な接着剤
がコートされるのであれば、その態様は何でもよい。
【0025】また、上述した実施例においては、印刷物
12を再剥離可能な接着剤14を介してボード10に接
着した後、印刷物12の周縁を、ボード10の側縁に折
り込んで、接着するように説明したが、この発明は、こ
のような手順に限定されることなく、例えば、ボード1
0を印刷物12と共に所定のサイズにカットするように
しても良いことは言うまでもない。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、展示用パネルの再使用を図ることのできる展示用パ
ネルの製造方法が提供されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる展示用パネルの製造方法を実
施する際の、ボードをカットする状態を示す図である。
【図2】接着シートを取り出して示す断面図である。
【図3】接着シートをロール状態から取り出している態
様を示す図である。
【図4】接着シートを印刷物に張り付けていく状態を示
す図である。
【図5】再剥離可能な接着剤が被付着シートの裏面にコ
ートされた状態を示す断面図である。
【図6】再剥離可能な接着剤を介して被付着シートがボ
ードに接着された状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 紙製のボード 12 被付着シート 14 再剥離可能な接着剤 16 接着シート 18 ベースシート 20 第1の接着層 22 第2の接着層 24 剥離紙

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙製のボードを、被付着シートのサイズに
    対応させてカットする第1の工程と、 前記被付着シートの裏面に、再剥離可能な接着剤をコー
    トさせる第2の工程と、 前記再剥離可能な接着剤を介して、前記被付着シートを
    前記紙製のボードの表面に付着させる第3の工程と、 を具備することを特徴とする展示用パネルの製造方法。
  2. 【請求項2】前記第3の工程後、前記被付着シートが付
    着されたボードの側縁に、該被付着シートの周縁を折り
    込んで、接着させることを特徴とする請求項1に記載の
    展示用パネルの製造方法。
  3. 【請求項3】前記第3の工程後、前記被付着シートが付
    着されたボードを、該被付着シートと共に所定のサイズ
    にカットする第4の工程を更に具備することを特徴とす
    る請求項1に記載の展示用パネルの製造方法。
  4. 【請求項4】前記被付着シートは、印刷物であることを
    特徴とする請求項前記何れか1項に記載の展示用パネル
    の製造方法。
  5. 【請求項5】前記被付着シートは、写真であることを特
    徴とする請求項前記何れか1項に記載の展示用パネルの
    製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019030605A (ja) * 2017-08-10 2019-02-28 株式会社イトーキ パネル装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019030605A (ja) * 2017-08-10 2019-02-28 株式会社イトーキ パネル装置
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