JP2000089907A - マウスパッド - Google Patents

マウスパッド

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JP2000089907A
JP2000089907A JP10272516A JP27251698A JP2000089907A JP 2000089907 A JP2000089907 A JP 2000089907A JP 10272516 A JP10272516 A JP 10272516A JP 27251698 A JP27251698 A JP 27251698A JP 2000089907 A JP2000089907 A JP 2000089907A
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JP
Japan
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adhesive layer
mouse pad
sheet
sensitive adhesive
thin base
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10272516A
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English (en)
Inventor
Shiyousuke Ishii
捷介 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOKYO GOUSEISHI KK
Fuji Techno Co Ltd
Original Assignee
TOKYO GOUSEISHI KK
Fuji Techno Co Ltd
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Publication date
Application filed by TOKYO GOUSEISHI KK, Fuji Techno Co Ltd filed Critical TOKYO GOUSEISHI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 肉薄シート状としても、パソコンデスク等の
操作面に敷設した際に不用意に敷設位置からズレること
がなく、マウスの操作性も良好なマウスパッドの提供。 【解決手段】 肉薄基材シートの裏面側にウレタン系樹
脂にシリカ粉体を配合分散した再剥離性粘着剤からなる
再剥離性粘着剤層を設けたマウスパッド。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパソコン等の情報処
理装置のマウスカーソルを移動させるマウス操作時にマ
ウスの下敷きとして使用するマウスパッドに関する。更
に詳しくは、肉薄シート状で使い捨ても可能なマウスパ
ッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のマウスパッドとしては、
発泡ポリウレタン樹脂シート等の発泡樹脂シートの表面
にOPP(延伸ポリプロピレン)等の合成樹脂シートか
らなる表皮材を積層した構成のものが知られており、前
記スポンジ状樹脂シートによってパソコンデスク等の操
作面に敷設した際に不用意に敷設位置からズレないよう
にすると共に、前記表皮材によってマウスの操作性を確
保するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】最近では、この種のマ
ウスパッドは肉薄化が望まれており、前記のように材料
構成上、肉厚化が避けられない発泡樹脂シートを使用し
ないマウスパッドの提供が望まれている。更に詳しく
は、肉薄シート状としても、パソコンデスク等の操作面
に敷設した際に不用意に敷設位置からズレることがな
く、マウスの操作性も良好なマウスパッドの提供が望ま
れている。このような要望に応えるものとして、例え
ば、合成紙の裏面側に粘着剤層をシルクスクリーン印刷
によってエンボス加工して設け、これを再剥離性粘着剤
層として構成したものが知られているが、加工が面倒
で、製造コストもかかるという不都合を有している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のマウスパッド
は、前記不都合を解消するべく、請求項1に記載の通
り、肉薄基材シートの裏面側にウレタン系樹脂にシリカ
粉体を配合分散した再剥離性粘着剤からなる再剥離性粘
着剤層を設けたことを特徴とする。また請求項2記載の
マウスパッドは、請求項1記載のマウスパッドにおい
て、前記再剥離性粘着剤層の90度剥離力を30〜11
0g、せん断吸着力を2〜3kgとしたことを特徴とす
る。また、請求項3記載のマウスパッドは、請求項1ま
たは2記載のマウスパッドにおいて、前記肉薄基材シー
トは、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリスチレン、
或いは、ポリエチレンからなる合成紙の表面にポリエス
テル、ポリプロピレン、或いは、ナイロンからなる樹脂
フィルムをラミネートしたものであることを特徴とす
る。また、請求項4記載のマウスパッドは、請求項1乃
至3の何れかに記載のマウスパッドにおいて、前記再剥
離性粘着剤層は、ポリエステルフィルム、或いは、ポリ
プロピレンフィルムの片面に再剥離性粘着剤層を備える
再剥離性粘着剤層形成シートの他面側を肉薄基材シート
の裏面側に接着して形成したものであることを特徴とす
る。また、請求項5記載のマウスパッドは、請求項1乃
至4の何れかに記載のマウスパッドにおいて、前記肉薄
基材シートに情報表示部を設けたことを特徴とする。ま
た、請求項6記載のマウスパッドは、請求項1乃至5の
何れかに記載のマウスパッドにおいて、本の綴じ込み用
紙として本に綴じ込むようにしたことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づき、本発明マウ
スパッドの実施の形態につき説明する。図1は本発明マ
ウスパッドの一実施の形態を示すもので、図中1はポリ
プロピレンからなる厚み400μmの合成紙の表面に厚
み25μmのポリエステルフィムをラミネートして形成
した肉薄基材シートを示し、その裏面側には再剥離性粘
着剤層2が設けられている。本実施の形態では、再剥離
性粘着剤層2は図2に示す再剥離性粘着剤層形成シート
20によって形成されている。この再剥離性粘着剤層形
成シート20は厚み25μmのポリエステルフィルム2
0aの片面にウレタン系樹脂にシリカ粉体を配合分散し
た再剥離性粘着剤からなる再剥離性粘着剤層20bが形
成されている。このように構成される再剥離性粘着剤層
形成シート20の他面20c側を肉薄基材シート1の裏
面側に当てて、ポリエステルウレタン系の二液硬化型の
接着剤か一液アクリル系接着剤を使用してラミネートす
ることにより簡単に肉薄基材シート1の片面に再剥離性
粘着剤層2を形成できるものである。
【0006】このように構成されるマウスパッドは、前
記ポリエステルフィルム、或いは、ポリプロピレンフィ
ルム20aの片面に再剥離性粘着剤層20bを備える再
剥離性粘着剤層形成シート20を用意し、これをその他
面側を基材シート1の裏面側に接着することにより簡単
に製造することができる。この場合、前記再剥離性粘着
剤層形成シート20は、ロール状にして用いるのが好ま
しく、基材シート1はロール状としても、或いは、平板
状としてもよい。一般には、肉薄基材シート1はドライ
ラミの場合にはロール状、プリントラミの場合にはシー
ト状のものが用いられる。
【0007】前記再剥離性粘着剤層2は、ウレタン系樹
脂にシリカ粉体を配合分散した再剥離性粘着剤から構成
されるため、マウスパッドとして敷設使用する際には、
マウスの操作によってもずれることなく敷設位置に固定
され、マウス操作を安定に行うことができる。また、使
用後は敷設位置から簡単に剥がして所定の場所にしまい
込むことができる。また、再剥離性粘着剤層2は書類等
と付着することがなく、しかも、マウスのボールに付着
した塵埃を付着除去することができるという適度な粘着
性を備えるものである。前記再剥離性粘着剤層2は、9
0度剥離力を30〜110g、好ましくは、30〜50
gの範囲にし、せん断吸着力を2〜3kgとすると、特
に良好な前記適度な粘着性が得られる。尚、前記再剥離
性粘着剤層2は肉薄基材シート1の全面に設けても、そ
の一部に設けるようにしても任意である。
【0008】本実施の形態では、肉薄基材シート1の表
面側にアプリケーションソフトの使用方法が示され、マ
ウスパッドを見ながら、簡単にパソコンを操作できるよ
うになっている。このように、肉薄基材シート1の表面
側、或いは、裏面側の任意の場所に所望の情報を表示し
た情報表示部3を設けることにより、パソコン等を操作
する際のマウスの操作環境を良好たらしめることができ
る。勿論、情報表示部3の他、適当な模様、写真等、デ
ザインを施すことは任意である。
【0009】前記肉薄基材シート1としては、ポリプロ
ピレン、ポリエステル、ポリスチレン、或いは、ポリエ
チレンからなる合成紙の表面にポリエステル、ポリプロ
ピレン、或いは、ナイロンからなる樹脂フィルムをラミ
ネートしたものが使用されるが、マウス操作を行える強
度、適当な摩擦力を有するものであればその構成は任意
である。また、前記樹脂フィルムはグロス調、マット調
等任意に形成できる。尚、その厚みは合成紙が60〜5
00μm程度、樹脂フィルムが12〜100μm程度の
厚みとするのが好ましい。
【0010】また、前記再剥離性粘着剤層形成シート2
0を形成するポリエステルシート20aは、ポロプロピ
レンシートでもよく、厚みは12〜50μm程度のもの
が用いられる。
【0011】また、特に図示しないが、前記再剥離性粘
着剤層2の裏面には、その使用前には剥離シートを添着
しておくことが好ましい。このような剥離シートとして
は、例えば、ポリエステル、ポリプロピレン、紙からな
る厚み12〜50μm程度の基材シートにシリコン加工
を加えたもの等が使用できる。
【0012】また、前記肉薄基材シート1は、図3に示
すように、書籍、雑誌等の本40の綴じ込み用紙として
本40に綴じ込むようにしてもよい。この場合、特に図
示しないが、再剥離性粘着剤層2の粘着性を利用して、
例えば、この再剥離性粘着剤層2と適当なカバーシート
との間にCDを挟む等して、CDホルダーとしてCDと
一緒に本に綴じ込むようにしてもよい。
【0013】
【発明の効果】このように、本発明によれば、肉薄シー
ト状に構成され、しかも、パソコンデスク等の操作面に
敷設した際に不用意に敷設位置からずれることがなく、
マウスの操作性も良好なマウスパッドが提供される。ま
た、ポリエステルフィルム、或いは、ポリプロピレンフ
ィルムの片面に再剥離性粘着剤層を備える再剥離性粘着
剤層形成シートの使用により、本発明マウスパッドを簡
単に連続製造することができる。また、前記基材シート
に情報表示部を設けることにより、マウスの操作環境を
向上させることができる。また、肉薄状に構成されるた
め、雑誌、書籍等の本の綴じ込み用紙として本に綴じ込
むことができる。また、前記再剥離製粘着剤層を利用し
てCDホルダー等の物品の収容に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明マウスパッドの一実施の形態の斜視図
【図2】 前記実施の形態で使用される再剥離性粘着剤
層形成シートの断面図
【図3】 本発明マウスパッドの他実施の形態の斜視図
【符号の説明】
1 基材シート 2 再剥離性粘着剤層 3 情報表示部 20 再剥離性粘着剤層形成シート 20a ポリエステルシート 20b 再剥離性粘着剤層 20c 他面 40 本

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 肉薄基材シートの裏面側にウレタン系樹
    脂にシリカ粉体を配合分散した再剥離性粘着剤からなる
    再剥離性粘着剤層を設けたことを特徴とするマウスパッ
    ド。
  2. 【請求項2】 前記再剥離性粘着剤層の90度剥離力を
    30〜110g、せん断吸着力を2〜3kgとしたこと
    を特徴とする請求項1記載のマウスパッド。
  3. 【請求項3】 前記肉薄基材シートは、ポリプロピレ
    ン、ポリエステル、ポリスチレン、或いは、ポリエチレ
    ンからなる合成紙の表面にポリエステル、ポリプロピレ
    ン、或いは、ナイロンからなる樹脂フィルムをラミネー
    トしたものであることを特徴とする請求項1または2記
    載のマウスパッド。
  4. 【請求項4】 前記再剥離性粘着剤層は、ポリエステル
    フィルム、或いは、ポリプロピレンフィルムの片面に再
    剥離性粘着剤層を備える再剥離性粘着剤層形成シートの
    他面側を肉薄基材シートの裏面側に接着して形成したも
    のであることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記
    載のマウスパッド。
  5. 【請求項5】 前記肉薄基材シートに情報表示部を設け
    たことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のマ
    ウスパッド。
  6. 【請求項6】 本の綴じ込み用紙として本に綴じ込むよ
    うにしたことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記
    載のマウスパッド。
JP10272516A 1998-09-08 1998-09-08 マウスパッド Withdrawn JP2000089907A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108822501A (zh) * 2018-05-23 2018-11-16 刘军忠 一种多用途鼠标垫及其制备方法

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