JP3043042U - 用紙固定具及び下敷 - Google Patents

用紙固定具及び下敷

Info

Publication number
JP3043042U
JP3043042U JP1997003530U JP353097U JP3043042U JP 3043042 U JP3043042 U JP 3043042U JP 1997003530 U JP1997003530 U JP 1997003530U JP 353097 U JP353097 U JP 353097U JP 3043042 U JP3043042 U JP 3043042U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
underlay
paper
adhesive
sheet
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1997003530U
Other languages
English (en)
Inventor
武平 赤羽
俊樹 赤羽
Original Assignee
武平 赤羽
俊樹 赤羽
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 武平 赤羽, 俊樹 赤羽 filed Critical 武平 赤羽
Priority to JP1997003530U priority Critical patent/JP3043042U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3043042U publication Critical patent/JP3043042U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】下敷本体等に貼着して容易に用紙固定部を構成
する。また、携帯性及び保管性、さらに用紙の着脱容易
性に優れるとともに、大幅なコストダウンを図れる下敷
を提供する。 【解決手段】シート状体Sの両面に他の面に着脱する粘
着部4,4rを設け、各粘着部4,4rを剥離紙5,5
rで覆うとともに、一方の剥離紙5を複数に分離可能に
形成する。また、下敷1はシート状体Sの両面に他の面
に着脱する粘着部4,4rを設け、シート状体Sの一方
の面に設けた粘着部4を複数に分離可能に形成した剥離
紙5で覆うとともに、他方の面に設けた粘着部4rを下
敷本体2の上面2uの一部に貼着した用紙固定部3oを
設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は下敷等に用いて好適な用紙固定具及びこの用紙固定具を利用した下敷 に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図8に示すように、下敷本体31の上面31uに用紙固定部32を設け 、この用紙固定部32により用紙Pの上端を挟んで固定できるようにした下敷3 0は知られている。
【0003】 この場合、用紙固定部32は、下敷本体31に取付けたベース金具41,この ベース金具41に支持されたシャフト42,このシャフト42により回動自在に 支持されたクリップ43及びこのクリップ43を用紙Pを押える方向に付勢する スプリング44により構成される。なお、クリップ43は一側が用紙押え部43 p、他側が操作部43hとなる。よって、操作部43hを手で操作し、用紙押え 部43pと下敷本体31間に用紙Pを挟み込めば、当該用紙Pは用紙押え部43 pにより押さえられて固定される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来の下敷30は次のような問題点があった。
【0005】 第一に、用紙固定部32は下敷本体31の上面31uから面直角方向に大きく 突出するため、重ねた際にかさ張ってしまい、携帯性及び保管性に劣る。
【0006】 第二に、用紙固定部32の構造が複雑になるため、大幅なコストアップを招き 、安価に提供できない。
【0007】 第三に、用紙固定部32に用紙Pを着脱する際に両手を必要とするなど、操作 が煩わしく面倒である。
【0008】 本考案はこのような従来の技術に存在する課題を解決したものであり、下敷本 体等に貼着して容易に用紙固定部を構成できる用紙固定具を提供するとともに、 携帯性及び保管性、さらに用紙の着脱容易性に優れ、しかも、大幅なコストダウ ンを図ることができる下敷の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び実施の形態】
本考案に係る用紙固定具3は、シート状体Sの両面に、他の面に着脱する粘着 部4,4rを設け、各粘着部4,4rを剥離紙5,5rで覆うとともに、一方の 剥離紙5を複数に分離可能に形成したことを特徴とする。なお、この場合、一方 の剥離紙5で覆った一方の粘着部4は他方の粘着部4rよりも粘着力を小さくす ることが望ましい。
【0010】 また、本考案に係る下敷1は、下敷本体2の上面2uに用紙Pを固定する用紙 固定部3oを設けたものにおいて、シート状体Sの両面に他の面に着脱する粘着 部4,4rを設け、シート状体Sの一方の面に設けた粘着部4を複数に分離可能 に形成した剥離紙5で覆い、かつ他方の面に設けた粘着部4rを下敷本体2の上 面2uの一部に貼着して用紙固定部3oを構成したことを特徴とする。
【0011】 この場合、好適な実施の形態により、下敷本体2の下面2dの一部に固着する ことにより当該下敷本体2を置く面に着脱する下面粘着部8及び複数に分離可能 に形成し、かつ下面粘着部8の表面を覆う下面剥離紙9からなる下面固定部7を 設けることができる。なお、下敷本体2はマグネットシートを用いてもよい。
【0012】 これにより、用紙固定具3は、他方の粘着部4rから剥離紙5rを剥して任意 の物体面に貼着すれば、用紙Pを固定できる用紙固定部3oが構成されるととも に、下敷本体2に貼付ければ、当該用紙固定部3oを有する下敷1が構成される 。よって、剥離紙5の一部又は全部を粘着部4から剥せば、この剥した部分は粘 着部4が露出するため、この露出した粘着部4に、用紙Pの裏面を着脱できる。 この際、一方の剥離紙5で覆った一方の粘着部4の粘着力を他方の粘着部4rよ りも小さくすれば、用紙Pの着脱時に他方の粘着部4rが剥がれることがなく、 確実に用紙Pの着脱を行うことができる。なお、下面粘着部8を設ければ、当該 下面粘着部8を粘着部4と同様に用いることによって、下敷1を机の上面等に固 定できるとともに、下敷本体2にマグネットシートを用いれば、スチール黒板, ホワイトボード,スチール壁等に下敷1を固定できる。
【0013】
【実施例】
次に、本考案に係る好適な実施例を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
【0014】 まず、本実施例に係る用紙固定具3の構成について、図1及び図2を参照して 説明する。
【0015】 用紙固定具3は、シート状体Sの両面に、他の面に着脱する粘着部4,4rを 設けるとともに、各粘着部4,4rをそれぞれ剥離紙5,5rで覆って構成する 。この場合、シート状体Sの上面には用紙Pが着脱する粘着部4を設け、下面に は後述する下敷本体2等を貼着する粘着部4rを設ける。そして、上面の粘着部 4は下面の粘着部4rよりも粘着力を小さくする。
【0016】 一方、上面に設けた粘着部4は剥離紙5により覆うとともに、下面に設けた粘 着部4rは剥離紙5rにより覆う。この場合、上面の剥離紙5は複数に分離可能 に形成、例えば、ミシン目等により分離可能な複数の剥離片5p…の集合体によ り形成する。各剥離片5p…は、例えば、一辺を1cm前後の四角形に形成する ことが望ましい。
【0017】 次に、このような用紙固定具3の使用方法を含む本実施例に係る下敷1につい て、図3及び図4を参照して説明する。
【0018】 図中、2は一定の厚さを有する四角形状に形成した下敷本体である。下敷本体 2は任意の素材で形成することができ、例えば、プラスチック等の硬質材で形成 すれば、固定した用紙Pに鉛筆等の筆記具により書くことができる通常の下敷に 利用でき、また、ゴム等の軟質材で形成すれば、書道マット等に利用できる。し たがって、下敷本体2の材質,形状,大きさ,用途等は任意である。
【0019】 また、下敷本体2の上面2uにおける一側の一部には、上述した用紙固定具3 の下面を貼着する。即ち、用紙固定具3の剥離紙5rを剥し、粘着部4rを下敷 本体2の上面2uに貼着する。これにより、下敷1における用紙固定部3oが構 成される。このような用紙固定部3oは下敷本体2に対して着脱でき、新しい用 紙固定具3と交換可能である。
【0020】 そして、下敷1を使用する際には、まず、用紙固定部3oにおける複数の剥離 片5p…のうち、任意の位置における任意の数の剥離片5p…を剥す。これによ り、粘着部4の一部が露出した露出粘着部4e…が設けられる。この場合、離間 した二個所の剥離片5p…を剥すことが望ましいが、使用する用紙Pの大きさや 紙質等により剥す位置や数を任意に選択できる。なお、図3は両端に位置する二 個所の剥離片5p…を剥した場合を示す。
【0021】 よって、用紙Pを下敷本体2に載せ、露出粘着部4e…に押し付ければ、用紙 Pの裏面が露出粘着部4e…に付着し、用紙Pを下敷本体2の上面2u上にワン タッチで容易に固定できる。一方、用紙Pを露出粘着部4e…から引き離せば、 容易に離脱できる。
【0022】 また、露出粘着部4e…の粘着力(付着力)が低下したなら、他の剥離片5p …を剥して新たな粘着部4を露出させればよい。そして、全ての剥離片5p…を 剥し、露出粘着部4e…が使用できなくなったら、新しい用紙固定具3を貼り替 えればよい。なお、粘着部4に水洗いすることにより再利用できるタイプを用い れば、剥離紙5のみを交換すればよい。
【0023】 次に、本実施例に係る用紙固定具3(下敷1)の各種変更例について、図4〜 図7を参照して説明する。
【0024】 まず、図4には、下敷本体2の下面2dに下面固定部7を設けた例を示す。こ の場合、下面固定部7は、下敷本体2を置く面、例えば、机やテーブル等の上面 に着脱自在となる下面粘着部8と、この下面粘着部8の表面を覆う複数に分離可 能に形成した下面剥離紙9からなり、基本的には前述した用紙固定部3と同様に 構成できる。これにより、下敷1を机やテーブル等の上面に固定することができ 、ズレが防止される。
【0025】 また、図5及び図6には、剥離紙5における剥離片5p…の形状例を示す。図 5は横長の剥離片5p…を縦方向に複数配列させた例を、図6はファッション性 を考慮して三角形や四角形の剥離片5p…を混在させた例をそれぞれ示す。この ように剥離片5p…の形状や大きさは任意である。
【0026】 さらに、図7には、透明な樹脂フィルムにより形成したカバー10を付設した 下敷1を示す。この場合、カバー10はその一端側10sを下敷本体2の一端に 固定し、他側で粘着部4を含む下敷本体2の上面2uの一部又は全部を覆うこと ができるようにする。これにより、露出粘着部4e…が保護される。
【0027】 他方、図示しないが、下敷本体2をマグネットシートにより形成してもよい。 この場合、下敷本体2は粘着部4と同じ大きさになるように比較的小さく形成す る。これにより、下敷1をスチール黒板,ホワイトボード,スチール壁等に固定 することができ、例えば、複数の離間した一対の下敷1…を利用して大きい用紙 を吊り下げることができる。したがって、この場合には、下敷本体2に組合わさ るスチール黒板等を含むことになる。
【0028】 以上、実施例について詳細に説明したが、本考案はこのような実施例及びその 変更例に限定されるものではなく、細部の構成,形状,材質,数量等において本 考案の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更できる。例えば、用紙Pは紙のみなら ず合成樹脂フィルム等の任意の素材が適用される。また、用紙固定具3は下敷本 体2に貼着して下敷1を構成する場合を示したが、他の任意の物体面に貼着する ことができる。
【0029】
【考案の効果】
このように、本考案に係る用紙固定具は、シート状体の両面に、他の面に着脱 する粘着部を設け、各粘着部をそれぞれ剥離紙で覆うとともに、一方の剥離紙を 複数に分離可能に形成したため、下敷本体等に貼着して容易に用紙固定部を構成 できる。
【0030】 また、本考案に係る下敷は、シート状体の両面に他の面に着脱する粘着部を設 け、シート状体の一方の面に設けた粘着部を複数に分離可能に形成した剥離紙で 覆うとともに、他方の面に設けた粘着部を下敷本体の上面の一部に貼着した用紙 固定部を設けたため、次のような顕著な効果を奏する。
【0031】 用紙固定部は下敷本体の上面からほとんど突出しないため、重ねた際にも かさ張らず、携帯性及び保管性を飛躍的に高めることができる。
【0032】 用紙固定部は機械的な構造を有しないため、大幅なコストダウンを図るこ とができ、安価に提供できる。
【0033】 用紙固定部に対する用紙の着脱を片手で行うことができ、用紙をワンタッ チかつ容易に着脱できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る用紙固定具の斜視図、
【図2】同用紙固定具の正面図、
【図3】本実施例に係る下敷の斜視図、
【図4】同下敷の一部を示す断面側面図、
【図5】同下敷の剥離紙の形状を変更した例の一部を示
す平面図、
【図6】同下敷の剥離紙の形状を変更した他の例の一部
を示す平面図、
【図7】同下敷にカバーを設けた例の一部を示す断面側
面図、
【図8】従来の技術に係る下敷の一部を示す平面図、
【符号の説明】
1 下敷 2 下敷本体 2u 下敷本体の上面 2d 下敷本体の下面 3 用紙固定具 3o 用紙固定部 4 粘着部 4r 粘着部 5 剥離紙 5r 剥離紙 7 下面固定部 8 下面粘着部 9 剥離紙 P 用紙

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状体の両面に、他の面に着脱する
    粘着部を設け、各粘着部をそれぞれ剥離紙で覆うととも
    に、一方の剥離紙を複数に分離可能に形成したことを特
    徴とする用紙固定具。
  2. 【請求項2】 前記一方の剥離紙で覆った一方の粘着部
    は他方の粘着部よりも粘着力を小さくしたことを特徴と
    する請求項1記載の用紙固定具。
  3. 【請求項3】 下敷本体の上面に用紙を固定する用紙固
    定部を設けた下敷において、シート状体の両面に他の面
    に着脱する粘着部を設け、前記シート状体の一方の面に
    設けた粘着部を複数に分離可能に形成した剥離紙で覆
    い、かつ他方の面に設けた粘着部を前記下敷本体の上面
    の一部に貼着して前記用紙固定部を構成したことを特徴
    とする下敷。
  4. 【請求項4】 前記下敷本体の下面の一部に固着するこ
    とにより当該下敷本体を置く面に着脱する下面粘着部及
    び複数に分離可能に形成し、かつ前記下面粘着部の表面
    を覆う下面剥離紙からなる下面固定部を有することを特
    徴とする請求項3記載の下敷。
  5. 【請求項5】 前記下敷本体はマグネットシートを用い
    たことを特徴とする請求項3記載の下敷。
JP1997003530U 1997-05-02 1997-05-02 用紙固定具及び下敷 Expired - Lifetime JP3043042U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997003530U JP3043042U (ja) 1997-05-02 1997-05-02 用紙固定具及び下敷

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997003530U JP3043042U (ja) 1997-05-02 1997-05-02 用紙固定具及び下敷

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3043042U true JP3043042U (ja) 1997-11-11

Family

ID=43177509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1997003530U Expired - Lifetime JP3043042U (ja) 1997-05-02 1997-05-02 用紙固定具及び下敷

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3043042U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6527300B1 (en) Holding device for a book or binder
US5672105A (en) Computer video monitor mask
US5358279A (en) Elastomeric bookmark assembly with static electricity and adhesive portions
JP3043042U (ja) 用紙固定具及び下敷
US20060016114A1 (en) Photo mat with alignment grid and method of using the same
JPH10305691A (ja) 用紙固定具及び下敷
KR200285343Y1 (ko) 포켓형 착탈가능 액자
JP3039884U (ja) 書道用マット
JP3042818U (ja) 掲示用具
JP3083880U (ja) 磁石付冊子状物作製用組合せ及び磁石付冊子状物
JP2506595Y2 (ja) 収集帳などの台版
JP2506041Y2 (ja) 整理具
KR200243208Y1 (ko) 메모지 꽂이
EP0442577A2 (en) Apparatus and method for a see through ink stamp with detachable dies
JPS6017354Y2 (ja) フアイル用見出し片
JPS6027018Y2 (ja) 紙類のコ−ナ押え具
JP2507518Y2 (ja) ブックカバ―
JPH08175088A (ja) 書道用下敷
KR200261296Y1 (ko) 문구제도용 합성수지발포판재
JPS5928861Y2 (ja) フアイル
JPH0427213U (ja)
CN2134287Y (zh) 多功能贴片册
JPH0142321Y2 (ja)
JP3085527U (ja) メモ帳
JP3039883U (ja) 書道用紙固定具