JPH0586340B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 発明の属する技術分野 本発明は、デイジーホイール型の電気タイプラ
イタ、特にポータブル電子タイプライタに関す
る。

従来技術とその問題点 デイジーホイール型の高速プリンタ及びタイプ
ライタにおいては、デイジーホイールの可撓性の
板に活字が設けてある。タイプライタの電子制御
ユニツトにより制御される適当なモータによりデ
イジーホイールを回転させ、選択した活字は印刷
地点の前面に位置した印字リボンを介して印字ハ
ンマにより用紙に打印される。次いで、これまた
電子的に制御される第２モータにより、印刷ライ
ンに沿つてデイジーホイールを間欠的に動かす。
この種のタイプライタにおいては、慣性が小さ
く、選択及び運動装置の精度がよいため、一般に
印刷速度は速く、印刷の質は良好である。

この種のポータブル電子タイプライタは大型の
ものとさほど変わらないが、相違点は低動力のア
クチユエータを使用すること、速度が遅いこと、
及び性能が低いことである。その割には、全体の
コストは機械的なポータブルタイプライタより比
べものにならぬ程高い。

発明の目的 本発明の目的は、印刷の質もよく、安価で極め
て小型であり、特にポータブル型の機械に使用で
きるデイジーホイール型のタイプライタを提供す
ることである。

発明の構成 上記の目的を達成するための本発明のタイプラ
イタの主たる構成は次のとおりである。即ち、本
発明のデイジーホイール型の電気タイプライタは
印刷ラインを限定するプラテンと印字リボンとか
ら成り、特徴とするところは、使用中、印刷ライ
ンが実質上タイプライターのベースに垂直で、プ
ラテンローラに対しての接平面に位置しており、
デイジーホイールが印刷ラインに対し接線方向の
面に関して前方へ傾斜した面内に位置しており、
印字リボンが、休止状態において印字リボンの上
縁が印刷ラインの下方部分の可視化を妨害しない
ように支持されかつ印刷ラインの前面にて緊張せ
しめられて、印字の際に昇降を要しない部分を有
することである。

発明の実施例 第１図を参照すると、電子タイプライタ２０
は、プラテン２３と、ラインスペース機構１９
と、印字ユニツト２５を滑動案内する２つのバー
２４とを支持するフレーム２２を固着したベース
２１を有する。ベース２１には接点型のキーボー
ド２６及び電子制御ユニツト２７のボードも固着
してある。印字ユニツト２５に装着したモータ２
８は、このモータにより駆動せしめられるドラム
３０のまわりに部分的に巻かれたワイヤ２９を介
して、ユニツト２５を横方向に運動させる。

制御ユニツト２７は印刷すべき文字のコード及
び遂行すべき機能のコードをキーボード２６から
受けて、関連する命令を印字ユニツト２５及びラ
インスペース機構１９へ送る。

第２〜４図を参照すると、印字ユニツト２５は
バー２４により案内されるキヤリツジ３１を有
し、このキヤリツジには、プラテン２３に平行な
スピンドル３４によりキヤリヤ３７が枢着してあ
る。キヤリヤ３７はピン３６上のばね型位置決め
手段３５によりキヤリツジ３１に係止できる。

キヤリヤ３７に回転可能に装着した駆動シヤフ
ト４０の一端にはデイジーホイール４２が固定し
てある。このデイジーホイールはイタリア国特許
第1016590号明細書に開示した型式のものでよい。
印字リボン４６用のカートリツジ４５はキヤリツ
ジ３１に取付けることができ、またキヤリツジ３
１には、例えば英国公開特許第GB2067472号明
細書に開示された如き訂正リボン４８用のガイド
フレーム４７が枢着してある。デイジーホイール
４２は、それぞれ活字４４を担持した100枚の板
４３を備え、活字４４は、キヤリヤ３７のスピン
ドル５１に枢着した打印ハンマ４９をソレノイド
５０で作動させることにより打印される。

活字を選択するため、シヤフト４０に固着した
歯車５５がキヤリヤ３７に固着したステツプモー
タ５７のピニオン５６とかみ合つている。シヤフ
ト４０に固着したスリーブ部材５８は位置決めみ
ぞを具備し、このみぞは歯５９と共働してデイジ
ーホイール４２のゼロ位置を画定する。通常のス
トローク運動外の位置へキヤリツジを予め動かし
たのちに、印刷ラインの最初の地点で、タイプラ
イタの初期の工程で行なう事項は例えばイタリア
国特許出願第67354A／83号明細書に開示された
ようなものである。

ピニオン５６はデイスク６１を回転させ、その
デイスク６１には対向デイスク６３が弱い摩擦係
合で圧接し、デイスク６３はピニオン５６に関し
て自由に動けるようになつている。この組立体は
デイジーホイール４２の所望の選択位置の附近で
のステツプモータ５７の振動を緩和できる打消し
用の慣性素子を構成する。

キヤリツジ３１に固定した作業ユニツト６５
は、モータ６６と、印字リボン４６を前進させる
出力シヤフト６７と、訂正リボン４８のためガイ
ドフレーム４７を持上げることのできるカム６８
と、互に180°の角度だけずれたカム６８の２つの
基準位置を磁気的に検知するホール（Hall）検
知器６９とから成る。作業ユニツト６５は、欧州
特許公開第0038215号明細書に開示された方法で、
カム６８及びモータ６６の運動方向に応じて、訂
正リボンを選択的に持上げる。

キヤリツジ３１を運動させるため、直流型であ
るモータ２８はピニオン７４を備え、このピニオ
ン減速ユニツト７５を介して歯車７６に運動を伝
達する。歯車７６は一対の摩擦部材７９を介して
金属チユーブ７７に連結され、このチユーブは長
手方向のシヤフト７８上で回転できる。ドラム３
０及び磁気型の位置トランスジユーサ８１の可動
部分はチユーブ７７の前端及び後端にそれぞれ固
着又はキー止めしてある。トランスジユーサ８１
の可動部分は、交互に２つの極性に磁化される20
個のセクターに分割されたリング８２から成る。
２つのホール検知器８３，８４はキヤリツジ３１
に固定してあり、これらの検知器は、90°の位相
変位で、リング８２の種々の磁化されたセクター
の磁界を検知し、チユーブ７７の回転方向を識別
する。

対をなす摩擦部材７９に隣接した部分におい
て、チユーブ７７は設定デイスク８６を備え、こ
のデイスクは鋸歯状の20個のみぞ８７を有し、各
みぞはばね８９の力によりピボツト９０（第６
図）に担持した設定歯８８と共働できる。歯８８
とみぞ８７との各係号位置に関連して、プラテン
２３に沿うキヤリツジ３１の対応する印字位置が
画定される。ソレノイド９１を附勢すると、歯８
８が部材８６から解放され、キヤリツジ３１は自
由に動くことができる。

カートリツジ４５とハンマ４９の構造及びプラ
テン２３に関するデイジーホイール４２の配列
は、印字リボン及びキヤリツジを移動させずに全
印刷ライン１００を可視にするようなものであ
る。印刷ライン１００はタイプライターのベース
に垂直でプラテンのローラに対しての接平面に実
質的に位置する。第４図を参照すると、タイプラ
イタは水平面上で支持され、印刷ラインの可視角
度は水平面に関し約40°である。デイジーホイー
ル４２の直径は約80mmで、その回転運動面は、垂
直面に関し、タイプライタの前方に約24°傾斜し
ている。活字担持板４３の上縁はプラテン２３の
軸線を通る水平面９４から約2.5mm離れて位置し、
約６mmの最大高さとなりうる印刷ライン１００の
軸線は水平面９４よりも約0.8mm高い。プラテン
２３からの活字４４の中央部の距離は約６mmであ
る。

カートリツジ４５は実質上平行六面体形であ
り、２つの短かい側部アーム部分９２を具備す
る。各アーム部分はリボンを通すためのスロツト
と、プラテン２３とデイジーホイール４２の上部
との間でカートリツジ外側部分のリボン部分を案
内する肩部９３とを有する。案内用の肩部９３は
カートリツジ４５の頂部面に垂直な面に関し180°
以下、望ましくは約170°傾斜している。カートリ
ツジをタイプライタに取付けとき、その頂部は水
平面９４に関して前方に約14°傾斜し、プラテン
の前面で延長するリボン部分の上縁はプラテンか
ら約６mm離れる。このような構造では、リボンの
上縁は、下方に長い部分を有する活字やアンダー
ライン活字等により印刷された文字を含む印刷ラ
イン内の種々の印刷文字の視界をさえぎらない。
従つて印刷ラインを見るためにリボンを降下させ
る必要はなく、リボンは両肩部９３に支持された
レベル（高さ）に維持され、印字のための上昇、
下降運動を要しない。

ハンマ４９は瞬発的な衝撃型のもので、スピン
ドル５１に枢着したキヤリヤアーム９７に固定し
たヘツド９６を備え、アームはばね９８により前
方へ引張られて静止バー９９に供合している。ハ
ンマはアーム部分９２間のカバー部分９５内に収
容され、カートリツジの頂部により保護される。
ソレノイド５０のアクチユエータ１０１がキヤリ
ヤアーム９７の上部に作用し、アクチユエータ１
０１は騒音緩和バツフア１０２を有する。キヤリ
ヤアーム９７の前部に固着した磁性ゴム部材１０
３はハンマの休止位置においてバー９９に誘引さ
れて接する。部材１０３はハンマのスロー遂行中
エネルギを蓄積し、打印後の復帰中キヤリヤアー
ム９７とバー９９との間のはね返り現象を緩和す
る。打印中、ハンマヘツド９６は実質上上向きの
運動径路を進み、プラテン２３に対する活字４４
の打印の瞬間に、ハンマの打撃部分は板４３の楔
状部分に平行になる。

ラインスペース機構１９（第１図）は実質上、
欧州特許公開第0038216号明細書に開示された型
式のものであり、プラテン２３の歯車１０９とか
み合うラチエツト機構１０８を偏心体１０７を介
して作動させるモータ１０６を有する。ホール検
知器１１０は偏心体１０７の磁極化されたゼロ位
置を検知する。プラテン２３の単位ライセンスペ
ース運動は偏心体の一回転に対応する。

３つの直流モータ２８，６６，１０６は低価で
同種のものを用いると有利である。 ここで、第
７図を参照すると、電子ユニツト２７は、線路１
１３によりキーボード２６に関連する２つのマイ
クロプロセツサ、即ちマスターマイクロプロセツ
サ１１１と従属マイクロプロセツサ１１２とを有
する。

一連の作業キー（サービスキー）１１４の操作
により、マイクロプロセツサ１１１はキヤリツジ
３１の前進、後退運動を与え、またスペースピツ
チ及び印刷型式を編集メモリー１１６に記憶させ
ると共に、キー入力した最後の10文字のコードを
用紙上から印刷文字を消去するためにワードメモ
リー１１７に記憶させる。マイクロプロセツサ１
１１は更に処理されなかつたキー入力データを記
憶するためのバツフア１１８をも有する。

従属マイクロプロセツサ１１２は線路１２１を
介してマイクロプロセツサ１１１からキーのコー
ドを受け、また線路１２６，１２７を介して、検
知器８３，８４からの信号を方形化回路１２８，
１２９で処理後に受取る。マイクロプロセツサ１
１２はキヤリツジ３１の現在位置を記憶するレジ
スタ１３１を有する。このレジスタの内容は、線
路１２７上の信号により検知されるようなキヤリ
ツジ運動方向に応じて、線路１２６上のスイツチ
ング作用により検知されるキヤリツジ３１の各単
位運動毎に、増減する。

サービスキー１１４はタブレータキー１３２と
キヤリツジ戻しキー１３３とを含む。キー１３
２，１３３の１つを押すと、マイクロプロセツサ
１１１がキヤリツジの現在位置に関するコードと
キヤリツジの所望位置に関するコードとを比較し
て、キヤリツジの運動方向を決め、キヤリツジの
移動するべき単位ステツプの数を計算する。これ
らのデータに基ずき、マイクロプロセツサ１１２
が対応する制御信号を線路１３５を介してモータ
２８用のパイロツト制御回路１３６へ供給する。

キーボード２６のキーの１つを押すことにより
活字の選択を行なうため、従属マイクロプロセツ
サ１１２は、デイジーホイール４２の現在位置を
記憶するレジスタ１３８を有する。マイクロプロ
セツサ１１１は印刷すべき活字の移動距離（角度
ステツプ数）及び最短径路でその活字を印刷地点
へ到達させるためのデイジーホイールの回転方向
を計算する。これらのデータに基ずき、マイクロ
プロセツサ１１２は線路１４１及びパイロツト制
御回路１４２を介して適当な命令をステツプモー
タに伝達する。

印刷すべき活字を担持した板がハンマヘツド９
６の前面にきたとき、線路１３９及び動力回路１
４０を介してソレノイド５０を作動させ、選択し
た活字を打印する。また、線路１４３，１４４及
びパイロツト制御回路１４６によりモータ６６を
作動させてカム６８を右回りに１回転させる。こ
の動作を検知器６９にて検知し、その検知信号は
回路１４７で方形化された後にマイクロプロセツ
サ１１２へ到達する。

文字の消去は文字の印刷操作と似た操作により
行なわれるが、相違点は、ソレノイド５０を作動
させる前に、検知器６９の制御の下にカム６８を
左回りに180°回転させることである。このカムの
左回転の結果、上記の欧州特許公開第0038215号
明細書に開示された方法で、フレーム４７が持上
がり、訂正リボン４８が前進する。文字消去操作
後、マイクロプロセツサ１１１がカム６８を更に
180°左回りに回転させてフレーム４７を休止位置
へ戻す。

マイクロプロセツサ１１２はホール検知器１１
０によりプラテン２３の運動を制御し、この検知
器からの信号は回路１４９により方形化されてマ
イクロプロセツサ１１２に至る。マイクロプロセ
ツサ１１２はまた、パイロツト制御回路１５０を
介してモータ１０６へ命令を伝達する。

モータ２８により与えられる速度は目標地点か
らの距離に応じて回路１３６の制御信号としてタ
ブレートされる。検知器８３により生じる各スイ
ツチング作用毎に新たなタブ信号が回路１３６へ
送られる。

キヤリツジの運動方向が左から右への場合、マ
イクロプロセツサ１１２は所望位置の左側１単位
ステツプ手前までの運動距離を計算する。このよ
うな所望位置の左側１ステツプ手前の中間位置で
の位置決め動作は、キヤリツジを右から左へ運動
させる場合にも採用できる。この場合は、マイク
ロプロセツサ１１２はモータ２８の回転方向を逆
転させてキヤリツジを所望位置の右側１ステツプ
手前まで動かす。

最初の運動方向とは関係なく、所望の位置の左
側１ステツプ手前の中間位置へキヤリツジが動い
てしまつたことを線路１２６上の信号が表示した
ときには、マイクロプロセツサ１１２がソレノイ
ド９１を附勢し、モータ２８を低速回転にて作動
させて、キヤリツジを右に動かす。その結果ホイ
ール８７は歯８８により停止せしめられる。ライ
ン即ち線路１２６上で新たなスイツチング作用が
生じると、キヤリツジが所望位置の近傍に位置し
たことになる。歯８８とホイール８７との間のは
ね返りを緩和するに充分な所定時間が経過したの
ち、マイクロプロセツサ１１２がモータ２８を停
止させ、そしてキヤリツジが所望位置に停止した
ことを示す信号をマイクロプロセツサ１１１へ送
る。

モータ２８の再作動期間中、対をなす摩擦部材
２９は歯車８７の低速回転を許容し、キヤリツジ
はその一方向運動により歯８８と歯車８７との間
及びその他の可動部分間の遊びを吸収し、ワイヤ
２９の長さに対応する状態位置をとる。このこと
は、訂正リボンを使用して同一文字の再打印によ
り行なう文字消去に関して特に有利である。事
実、この場合は、活字を文字訂正位置に位置させ
るだけで高精度で文字消去を行なうことができ
る。以上説明した本発明の構成により、所期の目
的が達成され、また精度のよくないトランスジユ
ーサを用いた場合でさえも単一動作で文字消去を
行なうことができる。

本発明の要旨を逸脱することなく種々の変型が
可能であることはいうまでもない。

特に、印刷すべき活字を選択すべくデイジーホ
イールを回転させるためのステツプモータの代り
に、直流モータ、一対の摩擦部材、下等なトラン
スジユーサ及び適当なアクチユエータや電磁石に
より作動せしめられる設定デイスクと設定歯との
組合せ体から成る機構を用いてもよい。デイジー
ホイールは、この場合、印刷地点の左における中
間位置へ所望の活字を位置決めさせるような位置
へDCモータにより２方向へ回転せしめられる。
その後、DCモータ即ち直流モータを短時間だけ
電磁石又はアクチユエータと一緒に再度作動せし
められて、デイジーホイールを所望位置まで動か
す。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を具体化したポータブル電子タ
イプライタの概略平面図。第２図は第１図のタイ
プライタの詳部の一部の側面図。第３図は第２図
の詳部の平面図。第４図は第２図の詳部の一部の
拡大側面図。第５図は第２図の詳部の別の一部の
拡大側面図。第６図は第２図の詳部の別の一部の
拡大前面図。第７図はタイプライタの電気回路ブ
ロツク線図である。 ２０……タイプライタ、１９……ラインスペー
ス機構、２３……フレーム、２５……印字ユニツ
ト、３１……キヤリツジ、４２……デイジーホイ
ール、４６……印字リボン、４８……訂正リボ
ン、４９……打印ハンマ、５０……ソレノイド、
６１，６３……デイスク、８１……トランスジユ
ーサ、８７……みぞ、１００……印刷ライン。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ デイジーホイール型の電気タイプライター
   が、 タイプライターのベースに垂直でありプラテン
   のローラに対しての接平面に、実質的に位置する
   印刷ライン１００を規定するプラテン２９と； プラテンに対し横断方向に可動のキヤリツジ３
   １と； 前記キヤリツジに取り付けられ前記接平面に関
   して前方に傾斜した面に位置するデイジーホイー
   ル４２と； 作動可能な打印ハンマ９６と； デイジーホイールとプラテンとの間に印字リボ
   ンの外側部分を有する印字リボンカートリツジ４
   ５と；を含むタイプライターで、 デイジーホイール４２の傾斜量が、その頂部が
   印刷ラインの下方部を視界から遮蔽しないように
   なされ、 印字リボン４６の外側部分が、印刷ラインの前
   方でデイジーホイールの頂部区域に隣接し且つ平
   行にカートリツジの二つの固定された側部アーム
   部分９２により緊張されており、 前記印字リボンの外側部分がタイプライターの
   作動の間実質的に同一レベルに維持されることを
   特徴とする電気タイプライタ。 ２ 前記第１項のタイプライタに於いて、 打印ハンマ９６が印字ライン１００に平行な軸
   ３４に枢着され、休止位置から打印位置への動き
   に於いて実質的な上昇径路をたどることを特徴と
   する電気タイプライタ。 ３ 前記第２項のタイプライタに於いて、 ハンマ９６はキヤリヤアーム９７に担持され、
   ソレノイド５０のアクチユエータ１０１により瞬
   発的に動かされ、前記キヤリヤアームに固着され
   た磁性ゴム部材１０３によりアクチユエータ近傍
   の静止バー９９に誘引されて休止位置に保持され
   ることを特徴とする電気タイプライタ。 ４ 前記第１項乃至第３項のいずれか１項に於い
   て、 印字リボンカートリツジ４５はカバー部分９５
   を備え、各側部アーム部分９２には印字ライン１
   ００の前方に位置するリボンの外側部分に対する
   案内肩部９３を備え、案内肩部は前記カバー部分
   に垂直な面に関して180度以下の角度を形成する
   ことを特徴とする電気タイプライタ。