JP2516662Y2 - 印字ヘッドギャップ自動調整機構 - Google Patents

印字ヘッドギャップ自動調整機構

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JP2516662Y2
JP2516662Y2 JP3883991U JP3883991U JP2516662Y2 JP 2516662 Y2 JP2516662 Y2 JP 2516662Y2 JP 3883991 U JP3883991 U JP 3883991U JP 3883991 U JP3883991 U JP 3883991U JP 2516662 Y2 JP2516662 Y2 JP 2516662Y2
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gap
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裕幸 山岡
務 栗原
誠 清水
哲三 伊藤
研三 杉山
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、印字ヘッドの先端部と
プラテン間のギャップを自動調整するための機構に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ワイヤドット印字ヘッドの印字
動作を行う場合、印字信号に応じて印字ヘッド内の駆動
機構がドットワイヤを駆動し、その先端部を印字ヘッド
前端面から突出させるようになっている。この時、ドッ
トワイヤの先端部はインクリボンを介してプラテン上の
用紙を打撃し、ドット構成による文字、記号等を用紙上
に印字する。この種のインパクトプリンタにおいては、
印字動作を高速化するためにドットワイヤの動作ストロ
ークをできる限り小さくする必要がある。しかしなが
ら、インパクトプリンタに使われる用紙は多種多様にわ
たっており、その厚さも0.05mm程度の薄いものから2mm
を越える厚いものまで広い範囲に及んでいるため、使用
する用紙の厚さに応じて印字ヘッド先端部とプラテンの
ギャップ(以下「印字ヘッドギャップ」という。)を最
適値に調整する必要がある。
【0003】従来から、このように種々の厚さの印字用
紙に対して印字ヘッドギャップを自動的に調整するた
め、図5に示されているような印字ヘッドギャップ自動
調整機構が知られている。この機構においては、印字ヘ
ッド52を搭載したキャリッジ66にリニア出力装置8
0がプラテン51上の用紙Pに対向するように取り付け
られている。また、プラテン51の両端にはラック5
6,57が固定されており、これらのラック56,57
は、コントロール部(図示せず)により制御されるパル
スモータ59が駆動することによって、モータギア6
0、減速ギア61,62、ドライブギア63,64を介
して上下に駆動し得るようになっている。用紙Pがプラ
テン51上に装着されると、前記コントロール部からモ
ータ駆動回路にフォワード信号が出力され、パルスモー
タ59を所定方向に回転させ、前記ラック56,57と
共にプラテン51を押し上げる。リニア出力装置80の
可動接触子81は、プラテン51の上昇によって用紙P
に接触し押し込まれる。可動接触子81がストロークS
だけ押し込まれると、リニア出力装置80の出力電圧が
初期電圧VからVに変化する。この出力電圧の変化
量Vは、あらかじめコントロル部に設定された電圧と比
較され、この設定電圧と等しくなった時、パルスモータ
59を今までとは逆方向に所定量回転させる。これによ
って、プラテン51が所定量降下後、停止し、印字ヘッ
ドギャップが設定されるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の印字ヘッドギャップ自動調整機構では、リニア出力
装置80を用紙Pに対向するようにキャリッジ66に搭
載し、直接、用紙Pに接触させて用紙の表面位置を検出
するものであるため、インクリボンを印字範囲上に平行
に張り、インクリボン寿命を延ばすため多量のインクリ
ボンを詰め込んだ大型インクリボンカセットを使用する
ことができなかった。本考案はこのような問題を解決す
るものであり、インクリボンを印字範囲上に平行に張る
大型インクリボンカセットの使用を可能とする印字ヘッ
ドギャップ自動調整機構を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の印字ヘッドギャ
ップ自動調整機構は、印字ヘッド部を、用紙からの押圧
力によって印字ヘッド部移動のガイドとなるメインシャ
フトを中心として回動し得るように取り付けるととも
に、メインシャフトに対し平行になるようにフレームに
固定されたヘッドガイドビームと、このヘッドガイドビ
ームとの相対的位置変化によって作動する可動接触子を
有するとともに、印字ヘッド部に取り付けられたリニア
出力装置と、このリニア出力装置からの出力の変化によ
り用紙の厚さを検出する手段と、用紙の厚さが検出され
るまでプラテン部と印字ヘッド部との間のギャップを減
少させる方向に駆動装置を駆動する手段と、用紙の厚さ
が検出された後、ギャップを増加させる方向に駆動装置
を駆動し、プラテン部と印字ヘッド部との間に一定量の
ギャップを形成する手段とを設けたものである。
【0006】また、本考案は、好ましくは、さらに用紙
からの押圧力により生じる印字ヘッドの位置変化量を増
幅してリニア出力装置の接触子に伝える手段を、ヘッド
ガイドビームと接触子との間に設け、検出精度を上げた
ものである。
【0007】
【作用】本考案の印字ヘッドギャップ自動調整機構にお
いて、用紙がプラテン上に装着されると、駆動装置の駆
動により用紙を載置したプラテン部が上昇し、印字ヘッ
ド部を押し上げメインシャフトを中心として回動させ
る。この印字ヘッド部の回動はこの印字ヘッド部に取り
付けられたリニア出力装置を回動させ、フレームに固定
されたヘッドガイドビームとの相対的位置変化によって
リニア出力装置の可動接触子を押し込み、リニア出力装
置の出力電圧を変化させる。この出力電圧の変化が所定
値に等しくなり用紙の厚さが検出されると、前記駆動装
置が今までと逆に駆動させられ、プラテン部は所定量下
降し、プラテン部と印字ヘッド部上の用紙との間に一定
量のギャップが形成される。また、ヘッドガイドビーム
と可動接触子との間に設けられたストローク増幅手段
は、用紙からの押圧力により生じる印字ヘッド部の位置
変化量を増幅してリニア出力装置の可動接触子に伝え
る。その結果、リニア出力装置の検出精度が向上する。
【0008】
【実施例】以下、本考案の一実施例について図面を参照
しながら詳細に説明する。図1は本考案の印字ヘッドギ
ャップ自動調整機構を採用したプリンタを示す斜視図、
図2はその右側面図、図3は要部の平面図、図4は要部
の動作を説明するための平面図である。これらの図にお
いて、1はプラテン、2は印字ヘッドである。プラテン
1の印字ヘッド2との対向部は平らに形成されており、
両端部はサイドフレーム3,4に上下方向に設けられた
溝5,6内にスライド可能に支持されるとともに、両端
側面にはラック7,8が固定されている。これらのラッ
ク7,8は、ドライブギア13,14、減速ギア12,
11、モータギア10を介してパルスモータ9に噛み合
い係合している。前記ドライブギア13と14とはドラ
イブシャフト15によって同軸に固定されている。この
ドライブシャフト15はサイドフレーム3,4に回動自
在に支持されており、また、ラック7,8に噛み合うド
ライブギア13,14の歯数は同じとなっている。この
ため、ドライブシャフト15が回転するとサイドフレー
ム3,4の溝5,6に沿ってプラテン1が上下に平行移
動することになる。
【0009】16は印字ヘッド2を搭載するキャリッジ
であり、図示しない駆動源により動力伝達機構を介して
駆動され、メインシャフト17に沿って移動できるよう
になっている。メインシャフト17はこのキャリッジ1
6を貫通しプラテン1に平行に設けられ、キャリッジ1
6の左右方向への移動のガイドをする。キャリッジ16
の前面下部にはプラテン1に当接するハードプロテクタ
18が突設されている。このハードプロテクタ18の下
面は、搭載される印字ヘッド2の先端がプラテン1と直
接衝突して損傷することを防止するため、印字ヘッド2
の先端部よりもわずかにプラテン1側に突出するように
形成されている。また、キャリッジ16は、プラテン1
から押し上げられることによって、前記メインシャフト
17を中心として所定範囲で回動することができるよう
になっている。
【0010】19は、前記プラテン1に平行になるよ
う、その両端をサイドフレーム3および4に固定された
ヘッドガイドビームであり、前記メインシャフト17と
ともにキャリッジ16を支持しガイドするものである。
図3に示されているように、キャリッジ16上面の印字
ヘッド2側には、ガイドローラ22を有し、ショルダス
タッド20を支点として矢印A方向に回動可能なガイド
ローラブラケット21が取り付けられている。また、キ
ャリッジ16上面の印字ヘッド2と反対側には、ガイド
ローラ23が設けられており、ガイドローラ22とによ
って前記ヘッドガイドビーム19を挟み、キャリッジ1
6の移動のガイドをするようになっている。ガイドロー
ラブラケット21とキャリッジ16上面に植設されたス
プリングポスト24との間には、前記ヘッドガイドビー
ム19の下を通ってスプリング25が取り付けられてお
り、ガイドローラ22がヘッドガイドビーム19を押し
つける方向にガイドローラブラケット21を付勢する。
また、ガイドローラブラケット21には角穴26が設け
られ、この角穴26にはキャリッジ16上面に植設され
たショルダスタッド27が入り、前記ガイドローラブラ
ケット21およびキャリッジ16の回動量の規制を行
う。また、ガイドローラブラケット21の前記角穴26
寄り前方は直角に折り曲げられ、レバ部28が形成され
ている。
【0011】図1あるいは図2に示されているように、
レバ部28下部の前記キャリッジ16前面にはアーム部
29が突設されており、ここにリニア出力装置30が前
記レバ部28に対向するように取り付けられている。こ
のリニア出力装置30は、前記レバ部28にわずかな隙
間G2をもつように対向する可動接触子31(以下、接
触子31と略称)を有する(図3参照)。この隙間G2
はナット32,33によって調整される。34は前記接
触子31を支持するフレームであり、接触子31がこの
フレーム34内を軸方向にスライドし得るようになって
いる。リニア出力装置30は、接触子31が押し込まれ
ると、その押し込み量に比例して変化する電圧を発生す
る。たとえば、接触子31に永久磁石を固定しフレーム
34内にホール素子を設けて、その相対位置関係によっ
てホール素子から出力電圧を得るようにしたものであ
る。また、接触子31の先端部は半球形状に形成され、
前記レバ部28との接触が良好になるようにしてある。
尚、比例して出力電圧が変化するとは、対象となるスト
ロークにおいて単調増加または単調減少すれば良いこと
を意味し、さらに出力電圧に限定されるものでもない。
35は、インクリボン36を印字範囲上に張り、インク
リボンの寿命を延ばすため多量のインクリボンを詰め込
んだ大型のインクリボンカセットである。
【0012】次に、上述の構成による本考案の印字ヘッ
ドギャップ自動調整機構の動作について説明する。プリ
ンタの電源がONされると、初期動作として用紙の装着
の有無にかかわらず、リバース信号がコントロール部か
らパルスモータ9の駆動回路に出力され、パルスモータ
9を図1において反時計方向に所定量回転させる。この
回転は、モータギア10、減速ギア11,12、ドライ
ブギア13,14を介してラック7,8に伝達され、こ
れを下降させる。その結果、プラテン1はサイドフレー
ム3,4の溝5,6に沿って所定量下降して印字ヘッド
ギャップを広げた後、停止する。
【0013】そして、用紙Pがフラットプラテン1上に
装着されると、フォワード信号がコントロール部からパ
ルスモータ9の駆動回路に出力され、パルスモータ9を
図1において時計方向に回転させる。この回転は、モー
タギア10、減速ギア11,12、ドライブギア13,
14を介してラック7,8に伝達され、これを上昇させ
る。その結果、プラテン1はサイドフレーム3,4の溝
5,6に沿って押し上げられ、用紙と共に上昇してい
く。図2に示されるように、プラテン1上の用紙Pは上
昇し、キャリッジ16のハードプロテクタ18に接触し
た後、これを押し上げる。キャリッジ16は、用紙Pか
らの上方向の押圧力によって、メインシャフト17を中
心として矢印B方向に(時計方向に)回動する。この
際、プラテン1の押し上げ量S2は、このキャリッジ1
6の回動により、リニア出力装置30に、ヘッドガイド
ビーム19に対する相対位置変化量S3を生じさせる。
【0014】同時に、図4に示されているように、キャ
リッジ16の回動は、このキャリッジ16に取り付けら
れているガイドローラブラケット21の支点であるショ
ルダスタッド20をもS3だけヘッドガイドビーム19
方向に変化させる。ところが、ガイドローラブラケット
21に設けられているガイドローラ22がヘッドガイド
ビーム19に当接しており、これ以上移動できないた
め、ガイドローラブラケット21はこのガイドローラ2
2を支点として時計方向に回動することになる。その結
果、ガイドローラブラケット21のレバ部28はヘッド
ガイドビーム19に対してほぼS3に等しい量だけ前記
フレーム34方向にその位置を変化する。したがって、
前記リニア出力装置30のレバ部28に対する相対位置
変化量S4は、S3のほぼ2倍となる。すなわち、前記
プラテン1の押し上げ量S2が前記ショルダスタッド2
0あるいはレバ部28の変化量S3とほぼ等しければ、
リニア出力装置の接触子31がレバ部28によって押し
込まれるストロークS4を前記プラテン1の押し上げ量
S2のほぼ2倍に増幅することができるわけであり、リ
ニア出力装置30の出力変化の検出精度を上げることが
できる。
【0015】上記の動作によって、前記リニア出力装置
30の接触子31がレバ部28によってストロークS1
だけ押し込まれると、リニア出力装置30からの出力電
圧が初期電圧V1 からV2 に変化する。この出力電圧の
変化量Vを図示しないA−Dコンバータによりデジタル
信号に変換し、あらかじめコントロール部に設定された
電圧と比較して等しくなった時、パルスモータ9の駆動
回路への出力信号がフォワード方向からリバース方向に
切り換えられる。このパルスモータ9の駆動回路には、
所定の印字ヘッドギャップを確保することができるよう
所定の数のリバースパルスが与えられる。その結果、図
1におけるパルスモータ9は反時計方向に回転し、この
回転はモータギア10、減速ギア11,12、ドライブ
ギア13,14を介してラック7,8に伝達され、これ
を下降させる。これによって、プラテン1はサイドフレ
ーム3,4の溝5,6に沿って下降し、所定量の印字ヘ
ッドギャップを得た後、停止する。これによって、用紙
の厚さが異なっても印字ヘッドギャップを最適値に調整
することができるわけである。
【0016】以上、本考案を実施例に基いて具体的に説
明したが、本考案は、前記実施例に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能
であることは言うまでもない。たとえば、上記実施例に
おいては、プラテン1として印字ヘッド2との対向部が
平らに形成されたもののみを挙げたが、円筒状等、異な
る構造のものを用いることもできる。また、上記実施例
においては、プラテン1の上昇ストロークをリニア出力
装置30の接触子31による水平方向のストロークに変
換しているが、垂直方向等、他の方向のストロークに変
換することも可能である。たとえば、キャリッジ16の
回動によって、ガイドローラブラケット21およびリニ
ア出力装置30が垂直方向に動作できるようにキャリッ
ジ16に設置することもできる。
【0017】
【考案の効果】以上に記載したように、本考案の印字ヘ
ッドギャップ自動調整機構によれば、用紙の厚さを検出
するためのリニア出力装置を、印字用紙に対向させるよ
うな位置には設けないようにすることができる。本考案
では、サイドフレームに固定されたヘッドガイドビーム
等に対向するようにリニア出力装置を設け、キャリッジ
の回動動作を利用してこれを動作させるものであるた
め、インクリボンを印字範囲上にプラテンと平行に張る
大型インクリボンカセットの使用が可能となる。また、
ヘッドガイドビームとリニア出力装置の可動接触子との
間に、用紙からの押圧力により生じる印字ヘッド部の位
置変化量を増幅して可動接触子に伝えるストローク増幅
手段を設けることにより、リニア出力装置の検出精度を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の印字ヘッドギャップ自動調整機構の一
実施例を採用したプリンタを示す斜視図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】図1の要部の平面図である。
【図4】要部の動作を説明するための平面図である。
【図5】従来の印字ヘッドギャップ自動調整機構の一例
を採用したプリンタを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 プラテン 2 印字ヘッド 3 サイドフレーム 4 サイドフレーム 5 溝 6 溝 7 ラック 8 ラック 9 パルスモータ 16 キャリッジ 17 メインシャフト 19 ヘッドガイドビーム 20 ショルダスタッド 21 ガイドローラブラケット 22 ガイドローラ 23 ガイドローラ 25 スプリング 28 レバ部 29 アーム部 30 リニア出力装置 31 接触子 34 フレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 清水 誠 群馬県高崎市栄町20番10号 株式会社沖 情報システムズ内 (72)考案者 伊藤 哲三 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (72)考案者 杉山 研三 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−199969(JP,A) 特開 昭64−87279(JP,A) 特開 平3−216369(JP,A)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテン部および印字ヘッド部の少なく
    とも一方に両者の相対位置を変えるための駆動装置を設
    け、プラテン上の印字すべき用紙の厚さに応じて両者間
    のギャップを調整することを可能とした印字ヘッドギャ
    ップ自動調整機構において、 (a)前記印字ヘッド部を、用紙からの押圧力によって
    前記印字ヘッド部移動のガイドとなるメインシャフトを
    中心として回動し得るように取り付けるとともに、 (b)前記メインシャフトに対し平行になるようにフレ
    ームに固定されたヘッドガイドビームと、 (c)このヘッドガイドビームとの相対的位置変化によ
    って作動する可動接触子を有するとともに、前記印字ヘ
    ッド部に取り付けられたリニア出力装置と、 (d)このリニア出力装置からの出力の変化により用紙
    の厚さを検出する手段と、 (e)用紙の厚さが検出されるまで前記プラテン部と印
    字ヘッド部との間のギャップを減少させる方向に前記駆
    動装置を駆動する手段と、 (f)用紙の厚さが検出された後、前記ギャップを増加
    させる方向に前記駆動装置を駆動し、前記プラテン部と
    印字ヘッド部との間に一定量のギャップを形成する手段
    とを設けたことを特徴とする印字ヘッドギャップ自動調
    整機構。
  2. 【請求項2】 前記用紙からの押圧力により生じる印字
    ヘッド部の位置変化量を増幅して前記リニア出力装置の
    可動接触子に伝えるストローク増幅手段を、前記ヘッド
    ガイドビームと前記可動接触子との間に設け、検出精度
    を上げたことを特徴とする請求項1記載の印字ヘッドギ
    ャップ自動調整機構。
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