JPH0585694A - 昇降吊下装置付き搬送装置 - Google Patents

昇降吊下装置付き搬送装置

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JPH0585694A
JPH0585694A JP3274654A JP27465491A JPH0585694A JP H0585694 A JPH0585694 A JP H0585694A JP 3274654 A JP3274654 A JP 3274654A JP 27465491 A JP27465491 A JP 27465491A JP H0585694 A JPH0585694 A JP H0585694A
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suspension
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Kazuyoshi Fukuhara
一義 福原
Takashi Okamura
隆 岡村
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Daifuku Co Ltd
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Daifuku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】搬送用電車1から複数本の巻き込み繰り出し自
在な吊下ベルト16a〜16cを介して吊下装置5を昇
降可能に吊り下げると共に、前記吊下装置5を上昇限位
置まで吊り上げたとき、互いに嵌合して当該吊下装置5
を位置決めする複数組みの位置決め用嵌合手段27〜3
0を、前記搬送用電車1と前記吊下装置5とに設けた搬
送装置において、前記吊下装置5側に設けられる複数個
の位置決め用嵌合手段の内、少なくとも一つの位置決め
用嵌合手段28を、前記吊下ベルト16cの端部を吊下
装置5に取付けるための押さえ板25に装着した点に特
徴を有する。 【効果】位置決め用嵌合手段を単独で吊下装置に取付け
る場合に必要な取付け座などを省くことが出来、部品点
数を少なくしてコストダウンを図ることが出来ると共
に、組立作業能率の向上をも図ることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送用電車から複数本
の巻き込み繰り出し自在な吊下ベルトを介して吊下装置
を昇降可能に吊り下げると共に、前記吊下装置を上昇限
位置まで吊り上げたとき、互いに嵌合して当該吊下装置
を位置決めする複数個の位置決め用嵌合手段を、前記搬
送用電車と前記吊下装置とに設けた搬送装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】前記位置決め用嵌合手段
は、上昇限位置まで吊り上げられた吊下装置が搬送用電
車の走行時などに不当に揺れ動くのを防止するために設
けられるものであるが、従来は、吊下装置側の位置決め
用嵌合手段を独立した部品として単独で吊下装置の所要
位置に取付けていた。而して、吊下装置の前後両側辺に
は複数本の吊下ベルトが取付けられ、しかも前記位置決
め用嵌合手段を含む吊下装置全体の左右巾を広げること
は、搬送装置全体の左右巾が大きくなるので極力避けな
ければならないので、従来は、吊下装置側の位置決め用
嵌合手段を、吊下装置の前後両側辺で吊下ベルトを避け
た僅かなスペースに取付けなければならず、取付け作業
にも支障を来す結果となっていた。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解決するために成されたものであって、そ
の特徴を後述する実施例の参照符号を付して示すと、本
発明の昇降吊下装置付き搬送装置は、搬送用電車1から
複数本の巻き込み繰り出し自在な吊下ベルト16a〜1
6cを介して吊下装置5を昇降可能に吊り下げると共
に、前記吊下装置5を上昇限位置まで吊り上げたとき、
互いに嵌合して当該吊下装置5を位置決めする複数組み
の位置決め用嵌合手段27〜30を、前記搬送用電車1
と前記吊下装置5とに設けた搬送装置において、前記吊
下装置5側に設けられる複数個の位置決め用嵌合手段2
7,28の内、少なくとも一つを、前記吊下ベルト16
cの端部を吊下装置5に取付けるための押さえ板25に
装着した点に特徴を有する。
【0004】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の例示図に基
づいて説明すると、図1および図2において、1は搬送
用電車であり、ガイドレール2に駆動トロリー3と従動
トロリー4とを介して移動可能に吊り下げられ、昇降可
能に吊り下げられた吊下装置5を備えている。駆動トロ
リー3は、駆動ホィール6とこれを回転駆動するモータ
7とを備え、従動トロリー4は従動ホィール8と集電ユ
ニット9とを備えている。10は前記ガイドレール2に
敷設された給電線である。前記吊下装置5は、その下側
に被搬送物Wを吊り下げるための開閉自在なハンガー1
1を備えている。
【0005】図3および図4に示すように前記搬送用電
車1には、吊下装置5の昇降駆動手段12と、コントロ
ールパネル13およびリレーパネル14が内装されてい
る。昇降駆動手段12は、搬送用電車1の前後方向一端
内部に左右横向きに配設されたモータプーリ15と、こ
のモータプーリ15の軸心方向に並列する3つのプーリ
15a〜15cに一端が固着された状態で巻装された3
本の吊下ベルト16a〜16cとから構成され、左右両
端のプーリ15a,15bから繰り出された吊下ベルト
16a,16bは、左右横方向のフレーム1aにブラケ
ット17,18を介して軸支された左右一対の同心状の
アイドルプーリ19,20を経由して垂下され、中央の
プーリ15cから繰り出された吊下ベルト16cは、前
後方向のフレーム1bに軸支されたアイドルプーリ2
1,22を経由して垂下されている。
【0006】前記コントロールパネル13とリレーパネ
ル14とは、搬送用電車1の前後方向他端内部の左右両
側に振り分け状に内装され、前記吊下装置5は、上昇限
位置まで上昇したときに、前記コントロールパネル13
とリレーパネル14との間に入り込むことが出来る小巾
部5aを備えた、平面形状が前後方向に関して凸形のも
のであって、その大巾部5b側の端面(前後方向一端
面)5cの左右両側に前記吊下ベルト16a,16bの
端部が取付けられ、小巾部5a側の端面(前後方向他端
面)5dの中央位置に前記吊下ベルト16cの端部が取
付けられている。
【0007】吊下装置5に対する各吊下ベルト16a〜
16cの取付けは、図5および図6に吊下ベルト16c
を例にとって示すように、吊下装置5の前後方向端面5
d(または5c)と上面5eとにわたって当接し且つ吊
下装置上面5eに複数本のボルト23で固定されたL形
取付け座24、押さえ板25、および締結ボルト26に
よって行われる。すなわち、前記取付け座24と押さえ
板25の各ベルト挟着表面には滑り止め用弾性材(ウレ
タンゴムなど)24a,25aが貼付されており、これ
らの間に吊下ベルト16a〜16cの端部を挟み込んだ
状態で、前記押さえ板25の左右両側辺を前記取付け座
24の左右両側辺に前記締結ボルト26により締結して
いる。尚、この締結ボルト26は、吊下ベルト16a〜
16cから左右両側に離れた位置にあって、これら吊下
ベルトを貫通していない。
【0008】前記吊下装置5の前後両端面5c,5dに
は各々1つの位置決め用雄形嵌合手段27,28が取付
けられ、これら各雄形嵌合手段27,28に対応して、
搬送用電車1側にも位置決め用雌形嵌合手段29,30
が取付けられている。図5〜図7に示すように前記雄形
嵌合手段27,28は、基台31と嵌合部材32とから
成り、嵌合部材32は、基台31側の側面が垂直で他の
3側面が上方程中央に寄るように傾斜したものである。
また前記雌形嵌合部材29,30は、前記嵌合部材32
が丁度内嵌し得る形状の被嵌合凹部33を、前面および
底面から切り欠き形成したものである。
【0009】前記吊下装置5の一端面5c側の位置決め
用雄形嵌合手段27は、左右一対の吊下ベルト16a,
16bの中間位置で当該端面5cにボルト34を介して
取付けられた取付け座35(吊下ベルト取付けに使用さ
れた前記L形取付け座24と同様のもの)に、基台31
を貫通する複数本のボルト36により取付けられ、前記
吊下装置5の他端面5d側の位置決め用雄形嵌合手段2
8は、吊下ベルト16cの端部を取付ける押さえ板25
に、基台31を貫通する複数本のボルト37により取付
けられている。また、前記位置決め用雌形嵌合部材2
9,30は、前記吊下装置5が上昇限位置まで吊り上げ
られたとき、前後両端の位置決め用雄形嵌合部材27,
28が上向きに嵌入して互いに当接し、それ以上の吊下
装置5の上昇を阻止することが出来るように、搬送用電
車1側のフレーム1bに夫々ブラケット38,39を介
して取付けられている。
【0010】上記の構成によれば、昇降駆動手段12の
モータプーリ15を正転駆動して、3本の吊下ベルト1
6a〜16cを同調させて繰り出すことにより、これら
3本の吊下ベルト16a〜16cで吊下られた吊下装置
5を、水平姿勢を保って下降させることが出来、また逆
に前記モータプーリ15を逆転駆動して、3本の吊下ベ
ルト16a〜16cを同調させて巻き上げることにより
前記吊下装置5を、水平姿勢を保って上昇させることが
出来る。
【0011】而して、上昇する吊下装置5が上昇限位置
に達したところでモータプーリ15を停止させるのであ
るが、このとき、吊下装置5の前後両端に突設されてい
る位置決め用雄形嵌合手段27,28の嵌合部材32
が、搬送用電車1側に取付けられている前後一対の位置
決め用雌形嵌合部材29,30の被嵌合凹部33内に上
向きに嵌入して当接し、吊下装置5は上昇限位置で前後
左右何れの方向に関しても位置決めされる。またこのと
き、前記吊下装置5の上半部は搬送用電車1の左右両側
に内装されているコントロールパネル13とリレーパネ
ル14との間に嵌入することになる。
【0012】尚、スペース的に取付け可能であれば、吊
下装置5の端面5c側に取付ける位置決め用雄形嵌合部
材27も、吊下ベルト16aまたは16bを取付ける押
さえ板25に装着することも出来る。勿論、全ての吊下
ベルト16a〜16cの取付け用押さえ板25に位置決
め用雄形嵌合部材を取付け、これら3つの位置決め用雄
形嵌合手段に対応させて、搬送用電車1側に3つの位置
決め用雌形嵌合手段を配設することも出来る。
【0013】
【発明の作用及び効果】以上のように本発明の昇降吊下
装置付き搬送装置によれば、吊下装置側に設けられる複
数個の位置決め用嵌合手段の内、少なくとも一つを、前
記吊下ベルトの端部を吊下装置に取付けるための押さえ
板に装着するのであるから、当該嵌合手段を単独で吊下
装置に取付ける場合に必要な取付け座などを省くことが
出来、部品点数を少なくしてコストダウンを図ることが
出来ると共に、吊下ベルト取付け作業時に位置決め用嵌
合手段を同時に取付けることが出来るので、組立作業能
率の向上をも図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置全体の側面図である。
【図2】装置全体の正面図である。
【図3】要部の詳細構造を示す平面図である。
【図4】要部の詳細構造を示す側面図である。
【図5】前後2組みの位置決め用嵌合手段とその取付け
構造を示す要部の側面図である。
【図6】図5の要部の拡大横断平面図である。
【図7】位置決め用嵌合手段の要部を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 搬送用電車 2 ガイドレール 5 吊下装置 11 被搬送物吊下用ハンガー 12 昇降駆動手段 15 モータプーリ 16a〜16c 吊下ベルト 24,35 L形取付け座 24a,25a 滑り止め用弾性材 27,28 位置決め用雄形嵌合手段 29,30 位置決め用雌形嵌合手段 31 基台 32 嵌合部材 33 被嵌合凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送用電車から複数本の巻き込み繰り出し
    自在な吊下ベルトを介して吊下装置を昇降可能に吊り下
    げると共に、前記吊下装置を上昇限位置まで吊り上げた
    とき、互いに嵌合して当該吊下装置を位置決めする複数
    組みの位置決め用嵌合手段を、前記搬送用電車と前記吊
    下装置とに設けた搬送装置において、前記吊下装置側に
    設けられる複数個の位置決め用嵌合手段の内、少なくと
    も一つを、前記吊下ベルトの端部を吊下装置に取付ける
    ための押さえ板に装着して成る昇降吊下装置付き搬送装
    置。
  2. 【請求項2】3本の吊下ベルトが吊下装置の前後方向一
    側辺の中央1箇所と他側辺の左右2箇所とに結合され、
    前後2組みの位置決め用嵌合手段を設けた搬送装置であ
    って、吊下装置側の2つの位置決め用嵌合手段の内、1
    つは、前記一側辺中央1箇所に結合される吊下ベルト端
    部の押さえ板に取付け、他の1つは、前記他側辺左右2
    箇所の吊下ベルト端部結合箇所の中間位置で前記吊下装
    置に直接取付けて成る請求項1に記載の昇降吊下装置付
    き搬送装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5915906A (en) * 1997-01-09 1999-06-29 Krupp Fordertechnik Gmbh Apparatus for loading and unloading a ship
US6857529B2 (en) * 2002-11-27 2005-02-22 Transportes Continuos Interiores, S.A. Pantographic device for conveying loads in vehicle assembly lines
JP2013039644A (ja) * 2011-08-18 2013-02-28 Okura Yusoki Co Ltd 物品保持装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6857529B2 (en) * 2002-11-27 2005-02-22 Transportes Continuos Interiores, S.A. Pantographic device for conveying loads in vehicle assembly lines
JP2013039644A (ja) * 2011-08-18 2013-02-28 Okura Yusoki Co Ltd 物品保持装置

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