JPH0622706Y2 - 天井自走車の安全柵 - Google Patents

天井自走車の安全柵

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JPH0622706Y2
JPH0622706Y2 JP1991066307U JP6630791U JPH0622706Y2 JP H0622706 Y2 JPH0622706 Y2 JP H0622706Y2 JP 1991066307 U JP1991066307 U JP 1991066307U JP 6630791 U JP6630791 U JP 6630791U JP H0622706 Y2 JPH0622706 Y2 JP H0622706Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
propelled vehicle
fence
self
safety
safety fence
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Application number
JP1991066307U
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JPH04105086U (ja
Inventor
彰人 田井
慶翁 三谷
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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  • Control And Safety Of Cranes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は工場あるいは倉庫などの
建物において荷をステーションからステーションへと搬
送する装置、より詳しくは、上記建物の上部に配設され
た軌道を走行し、荷を吊持搬送する搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記搬送装置は荷を吊持搬送するもので
あるから、万一、走行中に荷が落下した場合のことを考
慮して、安全のための手段が設けられている。従来、そ
の安全のための手段として、上記搬送装置の軌道の下方
に施工された安全ネット等が広く用いられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記の従来の安全のた
めの手段は、取付けのための工事に多大な労力が必要で
あり、搬送装置の導入される工場等の建屋および該建屋
内の備品の配置等により、各工場毎にその工場に適応す
る安全ネットを施工しなければならない、あるいは軌道
の変更の際にも上記安全ネットの変更のための施工工事
に多大の労力が必要であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は天井自走車に
より吊持され走行する荷の搬入及び搬出位置を除く該荷
の搬送経路下方に配設した柵線部材と、該柵線部材を上
記天井自走車のレール支持部材に連結する部材とより成
るものである。
【0005】
【作用】落下の可能性のある荷を受け止める柵線部材を
支持部材によりレール支持部材に連結することにより、
安全のための部材をレールと同様に搬送装置の一部とし
て設置できる。
【0006】
【実施例】第1〜3図は本考案に適用される搬送装置の
一例を示す図であり、これらの図に基づいて、まず、こ
の搬送装置の概略を説明する。
【0007】上記搬送装置は、大別すると、天井近傍に
架設されるレール(R)と、該レール(R)に沿って自
走する天井自走車(100)と、この搬送装置により荷
(B)を搬入あるいは搬出する位置に設置されたボック
ス状のステーション部材(200)により構成されている。
上記レール(R)は所定間隔をあけて天井に吊下固定さ
れたレール支持部材であるハンガー(H)により架設支
持され、天井自走車(100)の走行経路に沿って配設され
ている。上記天井自走車(100)は、上記レール(R)内
を走行する駆動走行体(300)と従動走行体(400)、該2
つの走行体(300)(400) の下部に連結吊下されている車
体部(500)の下位に位置し該車体部(500)内の昇降機能
によりベルト(519)〜(522) を介して昇降する昇降台
(600)とにより構成されている。なお、(B)は被搬送
物であるバケットを示している。
【0008】前記駆動走行体(300)には、駆動モータ
(302)により回転駆動する駆動輪(304)(305) および歯
車(306)(307) が配設され、前記従動走行体(400)に
は、従動輪(403)(404) がそれぞれ回動可能に設置さ
れ、従動走行体(400)上に固着している集電子(423)が
レール(R)内上面に設置している電源トロリ線(431)
に接触して電力の供給を受け、該電力により駆動モータ
(302)は駆動して自走車(100)は走行する。
【0009】所望のステーション部材(200)位置まで走
行してきた自走車(100)は該位置で停車し、車体部(50
0)内の駆動モータ(501)の作動によるベルト(519)〜(5
22)の巻上げ・巻ほどきにより、該ベルト下端に設置し
た昇降台(600)をステーション部材(200)でガイドしつ
つ下降あるいは上昇させる。
【0010】上記昇降台(600)下方には、開閉可能なチ
ャック(612)が設置され、該チャック(612)によりバケ
ット(B)を把持する。
【0011】次に、安全柵(1)の構造を説明する。レ
ール(R)に沿って、自走車(100)により搬送されてい
るバケット(B)の直下に数本(図では2本)の下柵線
(2)(3)が配置され、同様に上記バケット(B)の両
側方に数本(図では2本)の側柵線(4)(5)が配置さ
れている。該下柵線(2)(3)および側柵線(4)(5)
はステーション部材(200)のある位置では断線してい
る。
【0012】上記各柵線(2)(3)(4)(5)は各ハンガ
ー(H)位置の直下において、連結線(6)と接合して
おり、該連結線(6)はハンガー(H)にその一端を固
定した支持線(7)(8)の他端に接合されている。な
お、上記各柵線(2)(3)(4)(5)、連結線(6)およ
び支持線(7)(8)の材質はピアノ線、パイプ材等の各
種材質が使用され得るけれども、バケット(B)内の物
品の重量によりその材質および径等は決定される。
【0013】上記支持線(7)のハンガー(H)への取
付けは、第4図に示すようにハンガー(H)に溶接した
ベース(9)と上記支持線(7)の端部に固着した連結
板(10)とをボルト(11)(12)により螺着している。も
う一方の支持線(8)の取付けも同一構造であり説明は
省略する。
【0014】以上のような構成をした安全柵により、バ
ケット(B)の万一の落下事故に備えている。該安全柵
(1)の取付けは上記ボルト(11)(12) による施工のみ
で簡単に行なえ、しかも、ハンガー(H)間の間隔を一
定に保つならば、ステーション(200)位置のみを考慮す
れば、どの場所にも容易に設置することが可能である。
下柵線(2)(3)がバケット(B)の直下(約50mm
程度)としているので、バケット(B)の落下時の該下
柵線(2)(3)に与える衝撃が小さく安全性を高める、
とともに該安全性を損うことなしに各部材を細くするこ
とができ、その為美観を損うこともない。また、この実
施例の安全柵(1)は従来の安全のための手段に比べ、
その工場内の敷地専有量が大幅に減り工場内をより有効
に使用でき、また全体としてひとつのカプセルのイメー
ジであり美観的にもすぐれている。
【0015】さらに、この安全柵(1)はレール(R)
のハンガー(H)から直接に支持させるものであるか
ら、各種工場においても同一の規格で対応することがで
き、すなわち、工場の建屋およびその建屋内の備品の配
置等を考慮することなしに設置することができる。ま
た、ハンガー(H)長毎に上記安全柵(1)をユニット
化すれば、取付けは非常により簡略化される。なお、上
記支持線(7)(8)はレール(R)に直接固定してもよ
い。また、上記下柵線(2)(3)、側柵線(4)(5)、
連結線(6)および支持線(7)(8)は線状部材に限る
ことなく板状部材等とすることも本考案に含まれるもの
とする。
【0016】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
非常に簡単な取付け作業により荷の落下のための安全柵
を設置できるようになり、かつ、工場等の建屋および該
建屋内の備品の配置等に依ることなく上記安全柵を設置
することができた。又荷搬入出位置を除いた搬送路に安
全柵を設けたので、搬送自走車の搬入出作業が支障なく
行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用した搬送装置を示す概略斜視図で
ある。
【図2】搬送装置を示す正面図である。
【図3】搬送装置を示す側面図である。
【図4】安全柵をハンガーに取付ける構造を示す斜視図
である。
【符号の説明】 1 安全柵 2、3 柵線部材 7、8 支持部材 100 天井自走車 B バケット(荷) R レール H レール支持部材(ハンガー)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井自走車により吊持され走行する荷の
    搬入及び搬出位置を除く該荷の搬送経路下方に配設した
    柵線部材と、該柵線部材を上記天井自走車のレール支持
    部材に連結する部材とより成る天井自走車の安全柵。
JP1991066307U 1991-07-25 1991-07-25 天井自走車の安全柵 Expired - Lifetime JPH0622706Y2 (ja)

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JP1991066307U JPH0622706Y2 (ja) 1991-07-25 1991-07-25 天井自走車の安全柵

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JPH04105086U JPH04105086U (ja) 1992-09-10
JPH0622706Y2 true JPH0622706Y2 (ja) 1994-06-15

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JPS609814U (ja) * 1983-06-30 1985-01-23 日工株式会社 ベルトコンベヤ

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JPH04105086U (ja) 1992-09-10

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