JPH0585589U - 切断装置 - Google Patents

切断装置

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JPH0585589U
JPH0585589U JP2439392U JP2439392U JPH0585589U JP H0585589 U JPH0585589 U JP H0585589U JP 2439392 U JP2439392 U JP 2439392U JP 2439392 U JP2439392 U JP 2439392U JP H0585589 U JPH0585589 U JP H0585589U
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rotary blade
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克義 園部
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファクシミリ装置等の感熱紙を切断するため
の非常に安価な切断装置を提供する。 【構成】 フレームの両側板21、22に回転可能に支
承された直線状の切刃を有する回転刃6と、せん断作用
中回転刃にバネ20により圧接されるようにフレームに
枢着された揺動可能な直線状切刃の固定刃7とからな
り、回転刃6が回動して切り始め側から切り終わり側へ
固定刃7に順次交差圧接しながら感熱紙を切断する。そ
の回転刃6と固定刃7の刃面のみが焼き入れ処理されて
材料の硬度が高く、刃面以外は硬度が低いので曲げ加工
ができ回転刃と固定刃は各々一体化が可能である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ファクシミリ装置等において、ロール紙などの長尺の帯状体を任意 の長さに切断する帯状体の切断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ファクシミリ装置等において、記録紙としてロール状の感熱紙が広く使 用されている。その場合、画像を印刷した後、記録紙を切断して、機外へ排出す るのが一般的である。
【0003】 この種のシート切断装置として、フレームの両側板に回転可能に支承された直 線状の切刃を有する回転刃と、せん断作用中回転刃にバネにより圧接されるよう にフレームに枢着された揺動可能な直線状切刃の固定刃とからなるロータリーカ ッタ装置が知られており、その板状の回転刃と固定刃は焼き入れ処理して材料の 硬度を高くしてあり、曲げ加工ができない。従って、回転刃と固定刃は曲げ加工 可能なホルダに各々固着されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の切断装置においては、切刃はこれを保持するホルダに固 着されているため、2部品で刃を構成していることになり、製造上非常にコスト 高になってしまうという問題点があった。
【0005】 本考案は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、安価な切断 装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本考案の切断装置は、回転刃と固定刃の各刃面のみ に焼き入れ処理を施した。
【0007】
【作用】
上記の構成を有する本考案の切断装置においては、回転刃と固定刃の各刃面の みに焼き入れ処理を施してあるため、刃面以外の部分の曲げ加工が可能であり、 2部品で刃を構成する必要がない。
【0008】 そして回転刃が回転することによって双方の刃先は切り始め側より切り終わり 側へ順次交差圧接しつつ帯状体の切断を行う。回転刃と固定刃は刃面が焼き入れ 処理されて局部的に材料の硬度を高くしてあるため容易に記録紙を切断できる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案を具体化した一実施例を図面を参照して説明する。
【0010】 図1に本考案を適用したファクシミリ装置の断面図を示す。ファクシミリ装置 の本体1の中央にはロール状の感熱紙2がセットされ、この感熱紙2の側方に円 柱状のプラテン3が回転可能に支承されている。このプラテン3に対して、印字 ヘッド4がバネ5によって押圧されている。そしてプラテン3の右側に後に詳述 する回転刃6が回転可能に支承され、回転刃6に圧接されるように揺動可能な固 定刃7が付設されている。固定刃7の側方の装置外側には受信紙を受ける受信紙 トレイ8が取り付けられている。感熱紙2の上部には、原稿ガイド9がパネルカ バー27と一体的に取り付けられ、原稿ガイド9には原稿トレイ10が取り付け られている。
【0011】 一方、本体1の内部には、原稿読み取り部15が設けられ、更にミラー11と 12、レンズ14及び原稿読み取りセンサ13が付設されている。
【0012】 次に本ファクシミリ装置の切断装置について図2の正面図、図3の上面図を用 いて説明する。
【0013】 一縁に直線切刃を有し、切刃と平行な曲げを有する固定刃7の両端が両側板2 1、22に揺動可能に取り付けられている。同様に一縁に直線切刃を有し、両端 を曲げて各々に支持軸18、19が固着され、且つ切刃と平行な曲げを有する回 転刃6が両側板21、22に支持軸18、19により、回転可能に支持されてい る。また固定刃7は、刃先が回転刃6に常に圧接するようにバネ20により回動 付勢されている。回転刃6の切り終わり側の支持軸19は、切り始め側の支持軸 18に対して上方に変位した位置に配置して支持軸心を傾斜させることによりシ ャー角(傾斜角)Aを与え、かつ回転刃6の切り終わり側の支持軸19は、切り 始め側の支持軸18に対して固定刃7側に水平に変位した位置に配置してスキュ ー角(交差角)Bを与えられている。従って、回転刃6を所定角度回動させるこ とにより、回転刃6と固定刃7の双方の刃先は、切り始め側から切り終わり側へ 順次交差圧接しながら感熱紙2を切断することができる。
【0014】 回転刃6と固定刃7はその刃面のみがレーザ焼き入れ、あるいは高周波焼き入 れ等の熱処理方法により局部的に材料の硬度が高くしてあり、刃面以外の部分は 硬度が低いので曲げ加工が可能である。従って、回転刃と固定刃は、刃と刃を保 持するホルダの2部品で構成する必要がなく、一体的に形成が可能である。
【0015】 次に作用を説明する。送信時には、原稿は印字面を下向きにして原稿トレイ1 0及び原稿ガイド9上に置かれ、一枚づつ分離されて原稿読み取り部15に供給 され、更にミラー11と12、レンズ14及び原稿読み取りセンサ13によって 読み取られた後送信されるが、それらについては周知の技術であるため、その説 明は省略する。
【0016】 受信時には、感熱紙2はプラテン3と印字ヘッド4の間を通り、回転刃6と固 定刃7の間を通って、受信内容が感熱紙2上に印字ヘッド4にて印字された後、 前述したように回転刃6が回動して感熱紙2が所定の長さに切断され、受信紙ト レイ8上に排出される。
【0017】 以上、詳述したことから明かなように、本実施例によれば、回転刃6と固定刃 7は曲げ加工が可能であるため、従来のように2部品で刃を構成する必要がなく 非常に安価な切断装置を提供することができる。
【0018】 尚、本考案は以上詳述した実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱 しない範囲の変更は可能である。
【0019】
【考案の効果】
以上、詳述したことから明かなように、本考案によれば、回転刃と固定刃は曲 げ加工が可能であるため、従来のように2部品で刃を構成する必要がなく非常に 安価な切断装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のファクシミリ装置の構成を示す断面
図である。
【図2】切断装置の正面図である。
【図3】切断装置の上面図である。
【符号の説明】
2 感熱紙 6 回転刃 7 固定刃

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転刃と、該回転刃に刃先を圧接する固
    定刃とによって帯状体を切断する切断装置において、 前記回転刃と前記固定刃の各刃面のみに焼き入れ処理を
    施したことを特徴とする切断装置。
JP1992024393U 1992-04-16 1992-04-16 切断装置 Expired - Fee Related JP2574755Y2 (ja)

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JPH0585589U true JPH0585589U (ja) 1993-11-19
JP2574755Y2 JP2574755Y2 (ja) 1998-06-18

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4830612A (ja) * 1971-08-26 1973-04-23
JPS6327299U (ja) * 1986-07-31 1988-02-23

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4830612A (ja) * 1971-08-26 1973-04-23
JPS6327299U (ja) * 1986-07-31 1988-02-23

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