JPH0584914B2 - - Google Patents

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JPH0584914B2
JPH0584914B2 JP61052553A JP5255386A JPH0584914B2 JP H0584914 B2 JPH0584914 B2 JP H0584914B2 JP 61052553 A JP61052553 A JP 61052553A JP 5255386 A JP5255386 A JP 5255386A JP H0584914 B2 JPH0584914 B2 JP H0584914B2
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JP
Japan
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film
signal line
thin film
electrode
tft
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JP61052553A
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JPS62210494A (ja
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Eiji Matsuzaki
Akihiro Kenmochi
Hide Kobayashi
Mitsuo Nakatani
Kazuo Sunahara
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は薄膜トランジスタをスイツチング素子
としたアクテイブマトリクス基板に係り、特に液
晶等を用いたフラツトパネルデイスプレイに好適
なアクテイブマトリクス基板に関する。
〔従来の技術〕
アクテイブマトリクス型液晶パネル等価回路
は、第4図aのように走査線(ゲート線)2、信
号線(データ線とも云う)3、薄膜トランジスタ
(Thin Film Transistor、以下TFTと略す)5
及び液晶7よりなつている。そして第1図bは第
4図aの配線パターンを示し、第4図cは第4図
bのTFT近傍の拡大図であり、11aはアンド
ープのa−Si膜である。第4図aの液晶7は、
TFT5により点滅する。このTFT5の半導体材
料として、非晶質シリコン膜(以下a−SiTFT
と略す)が注目をあびている。このTFTは、第
5図に示す断面構造(第4図bのB−B′断面)
をしている。
第5図の構造を逆スタガ構造と云い、絶縁体を
表面に有する基板(例えばガラス、石英、絶縁膜
で表面をコーテイングしたシリコンやその他の金
属もしくはガラス板、石英板)1上にゲート電極
18が形成され、このゲート電極を被覆するよう
にゲート絶縁膜15が形成され、このゲート絶縁
膜15上に高抵抗のa−Si膜領域11(但し10
aはアンドープのa−Si膜、11b,11b′はリ
ン(P)をドーピングしたn形のa−Si膜)が形
成されている。上記リンをドーピングしたn形の
a−Si膜11b上にはCr膜12、Al膜13、
ITO(Induim Tin Oxide)膜よりなるソース電
極22とCr膜12′,Al膜13′,ITO膜よりな
るドレイン電極24が対向して配置され、ソース
電極22′の一端は信号線の一部3となり、ドレ
イン電極24にはITO膜よりなる画素電極4が接
続されている。そして、信号線3、ソース電極2
2、ドレイン電極24及び画像電極4を被覆する
ように保護膜16が形成され、TFTのチヤネル
部23のしや光のためのしや光膜17が保護膜1
6上に形成された構造となつている。
このようなTFTを第4図のアクテイブマトリ
クスに適用すると、信号線3近傍の断面(第4図
bのA−A′断面)は第6図aに示すように基板
1上に一部がゲート絶縁膜として働く絶縁膜15
が形成され、この絶縁膜15上に画像電極4と、
Cr膜12、Al膜13よりなる信号線3が設けら
れ、画素電極4と信号線3を覆うように保護膜1
6が形成された構造となつている。そして走査線
22と信号線3はTFT領域で第6図bに示すよ
うに交差する(第4図bのC−C′断面)。
従つて、a−Si膜領域11a,11bは島状に
分離されているため、信号線3は走査線2とa−
Si膜領域11a,11bにより発生する断差を飛
び越える必要がある。従つて、走査線2と信号線
3が交差するTFT領域で、信号線3の断線等の
欠陥が発生し易い。
走査線2と信号線3のシヨートに対しては、第
7図に示すように、TFT領域5を迂回するよう
なゲートバイパスライン2′を走査線2に付加す
るなどの工夫がなされている。(信学技報ED84−
71PP17〜19(1984)参照)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術はTFT領域に存在する段差によ
り生ずる配線(第5図bでは信号線3)の断切れ
については配慮がされておらず、配線切れによる
欠陥発生の問題があつた。
本発明の目的は上記した従来技術の問題点をな
くし、製造歩留りの高いアクテイブマトリクス基
板を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、TFT領域上に形成される配線を
TFT領域以外において、TFTを構成する半導体
薄膜と少なくとも1種類の金属膜の多層構造にす
ることによつて達成される。
TFT領域上に形成される配線(第6図bの例
では信号線)をTFT領域以外でもTFTを構成す
る半導体薄膜と金属膜の多層構造にすると、半導
体薄膜は半導体薄膜をパターン化したために発生
するTFT領域部の断差をなくすように働く。そ
れによつて、TFT領域上に形成される配線でも
TFT領域部でのカバレツジ不良による断切れが
発生しなくなる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。
実施例 1 第5図に示した構造のa−SiTFTを、第4図
a〜cのアクテイブマトリクスのTFT5にスイ
ツチング素子(TFT5)として搭載した。
第5図aのTFTは、絶縁体を表面に有する基
板1(例えばガラス、石英、絶縁膜で表面をコー
テイングしたSiや金属あるいはガラス板)と、こ
の基板上に設けられたクロム(Cr)膜やチタン
(Ti)膜からなるゲート電極18と、このゲート
電極18を被覆するように設けられたゲート絶縁
膜15と、このゲート絶縁膜15上に設けられた
アンドープのa−Si膜11a、このアンドープの
a−Si膜11a上に順次リン(P)をドーピング
したn形のa−Si膜11b、クロム膜やチタン膜
等の金属膜12、アルミニウム(Al)膜13、
ITO(Indium Tin Oxide,In2O3とSnO2の混合
体)膜14を積層してなる信号線3とソース電極
22と、前記のアンドープのa−sI膜11a′上に
前記ソース電極22に対向して設けられたリンを
ドーピングしたn形のa−Si膜11b′と、このリ
ンをドーピングしたn形のa−Si膜11b′からゲ
ート絶縁膜15上にかけて設けられたクロム膜や
チタン膜等の金属膜12′と、この金属12上に
設けられたアルミニウム膜13′、このアルミニ
ウム膜13′上からゲート絶縁膜15上にかけて
設けられたITO膜14からなるドレイン電極24
と画素電極4、上記の信号線3、ソース電極2
2、ドレイン電極24と画素電極4及び絶縁膜1
5を被覆するように設けられた保護膜16、この
保護膜16のゲート絶縁膜15と対向する面上に
TFTのチヤネル部23をおおうように設けられ
たしや光膜17よりなつている。なお同図におい
て、TFTのチヤネル部は23である。即ち、第
5図は、第4図b中のB−B′断面図に相当して
いる。
信号線3は、第1図aの構造をしている。即
ち、第1図aは、第4図bのA−A′断面図を示
すことになる。さらに信号線3と走査線2交差部
は、第1図bの構造をしている。そして、第1図
bは、第4図のC−C′断面図を示すことになる。
第4図a〜cから、ソース電極22は信号線3
と、ドレイン電極24は走査線2と接続している
ことがわかる。第6図aに示した従来例との最も
大きな違いはa−Si膜11a,11bの存在であ
る。本発明の効果を第4図aのC−C′断面によつ
てみると、第1図bのようになる。同図から明ら
かにa−Si膜11a,11bによる断差がなくな
つている。また、走査線2の膜厚が70〜100nmで
あるのに対し、a−Si膜(11a+11b)の膜厚200
〜400nmゲート絶縁膜の膜厚が300〜500nmとな
るのが一般的であるから、走査線2による断差は
大きく緩和され、ゆるやかなものとなる。従つ
て、金属膜12、アルミニウム膜13によるカバ
レツジが良好となり、この部分での段切れはなく
なる。実際640×400のアクテイブマトリクス基板
を作製すると、TFT領域部での断切れによる欠
陥はなかつた。
実施例 2 第2図は、本発明を適用した信号線3の他の断
面図である。信号線3の断面は階段状の構造とな
つている。このような構造にすると、a−Si膜配
線41、金属膜配線42の加工時のマスク合わせ
のずれやa−Si膜のオーバーエツチングによる配
線不良をなくすことができる。よつて、信号線3
の製造歩留りを高くできるとともに信頼性を上げ
ることができる。
実施例 3 実施例1,2では、配線の信頼性を上げるため
に、信号線3を構成する金属膜(導電膜)をCr
膜とAl膜、ITO膜を順次積層した3層構造とし
ているが、AlやCr,Cu,Ti,Mo,Ni,Cr等の
金属の中から1つを選んで単一膜としてもさしつ
かえない。信号線3を構成する金属膜を、Alの
単一膜とした場合は、第3図のとおりになる。第
3図aは第1図aに、第4図bは第1図bに相当
する。
第3図の構造は、明らかに第1図の例で述べた
効果がある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、アクテイブマトリクス配線の
第2層目の配線(上層側配線)の断差による断線
をなくせるので、アクテイブマトリクス基板の製
造歩留りを大幅に向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る金属薄膜が二層からなる
場合の第4図bの断面図であり、第1図aは第4
図bのA−A′断面図、第1図bは第4図bのC
−C′断面図であり、第2図は本発明に係る金属薄
膜が二層からなる他の場合の第4図bのA−
A′断面図であり、第3図は本発明に係る金属薄
膜が一層からなる場合の信号線、走査線断面図で
あり、第3図aは第4図bのA−A′断面図、第
3図bは第4図bのC−C′断面図であり、第4図
はアクテイブマトリクス型液晶の回路構成を示す
図であり、第4図aは等価回路を示す図、第4図
bは第4図aの配線構造を示す図、第4図cは第
4図b、5付近の拡大図であり、第5図は逆スタ
ガ構造の薄膜トランジスタの断面図であり、第4
図bのB−B′断面図に相当し、第6図は従来技
術の信号線、走査線の断面図であり、第6図aは
第4図bのA−A′断面図に相当し、第6図bは
第4図bのC−C′断面図に相当し、第7図はバイ
パスラインが設けられた走査線を用いた場合の第
4図b、5付近の拡大図である。 1……基板、2……走査線、2′……ゲートバ
イパスライン、3……信号線、4……画素電極、
5……TFT、11a,11a′……アンドープの
a−Si膜、11b,11b′……リンをドーピング
したn形のa−Si膜、12,12′……Cr膜、1
3,13′……Al膜、14……ITO膜、15……
ゲート絶縁膜、16……保護膜、17……しや光
膜、18……ゲート電極、22……ソース電極、
23……TFTのチヤンネル部、24……ドレイ
ン電極、41……a−Si配線膜、42……金属膜
配線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも表面が絶縁物よりなる基板と、該
    基板上に設けられたゲート電極膜領域と、該領域
    と被覆するように設けられたゲート絶縁膜領域
    と、該ゲート絶縁膜領域上に設けられた半導体薄
    膜領域と、該半導体薄膜領域上に設けられたソー
    ス電極及び該ソース電極に接続して設けられた信
    号線と、前記ゲート絶縁膜領域上に設けられたド
    レイン電極及び該ドレイン電極に接続して設けら
    れた画素電極と、前記ソース電極及び該ソース電
    極に接続して設けられた信号線、前記ドレイン電
    極及び該ドレイン電極に接続して設けられた画素
    電極よりなる薄膜トランジスタをスイツチング素
    子としたアクテイブマトリクス基板において、前
    記ソース電極に接続された信号線を、前記半導体
    薄膜と少なくとも1種類の金属薄膜からなる多層
    膜とすることを特徴とするアクテイブマトリクス
    基板。 2 前記信号線を構成する前記の少なくとも1種
    類の金属薄膜のライン幅が、前記の半導体薄膜の
    ライン幅より小さいことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のアクテイブマトリクス基板。
JP61052553A 1986-03-12 1986-03-12 アクテイブマトリクス基板 Granted JPS62210494A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH01297624A (ja) * 1988-05-26 1989-11-30 Casio Comput Co Ltd 薄膜トランジスタ
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JPS59111679A (ja) * 1982-12-17 1984-06-27 株式会社日立製作所 表示素子
JPS6097386A (ja) * 1983-11-01 1985-05-31 セイコーインスツルメンツ株式会社 液晶表示装置

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