JPH0584577U - 車両用装置における雨垂れ防止構造 - Google Patents

車両用装置における雨垂れ防止構造

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JPH0584577U
JPH0584577U JP2618292U JP2618292U JPH0584577U JP H0584577 U JPH0584577 U JP H0584577U JP 2618292 U JP2618292 U JP 2618292U JP 2618292 U JP2618292 U JP 2618292U JP H0584577 U JPH0584577 U JP H0584577U
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JP
Japan
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trunk lid
water
rear finisher
absorbing member
vehicle device
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Application number
JP2618292U
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English (en)
Inventor
正文 重田
Original Assignee
市光工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両用装置における雨垂れ防止構造を提供す
ることにある。 【構成】 リヤーフィニッシャー3(車両用装置)とト
ランクリッド30との間に吸水部材4を設ける。この結
果、リヤーフィニッシャー3とトランクリッド30との
間に侵入した水を吸水部材4で吸水するので、トランク
リッド30を開閉する際に、リヤーフィニッシャー3と
トランクリッド30との間に侵入した水が水滴として滴
り落ちる雨垂れを防ぐことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば横方向に長尺のリヤーフィニッシャー等のものであって、自 動車等のトランクリッドの縁に取り付けた車両用装置において、トランクリッド の開閉の際に生じる雨垂れを防止する構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下、車両用装置を図3及び図4を参照して説明する。この例は、横方向に長 尺のリヤーフィニッシャーの例について説明する。 図において、1は例えば合成樹脂製からなるハウジングである。このハウジン グ1は、前面に開口部10を開設する。このハウジング1の前面開口部10の全 周縁に接着凹部11を設けると共に、そのハウジング1の接着凹部11の外周縁 にリム12を一体に設ける。このハウジング1後部に取付用のボルト13を植設 し、かつこのハウジング1の前面側の中央部にプリズム14を設ける。 図において、2は例えば合成樹脂製からなるレンズである。このレンズ2は、 後部を開口した形状をなす。このレンズ2の後部開口部の全周縁に接着脚部20 を設ける。このレンズ2の接着脚部20を前記ハウジング1の前面開口部10に 、例えばホットメルト等21により接着シールして、取り付ける。この結果、リ ヤーフィニッシャー3が構成される。 かくして、前記リヤーフィニッシャー3のボルト13を自動車等のトランクリ ッド30のパネルの透孔に挿通し、そのボルト13にパッキングやワッシャ等を 介してナット31を締め付けることにより、上述のリヤーフィニッシャー3を自 動車のトランクリッド30の下側の縁に取り付けることができる。 なお、図1中、32は車体パネル、33は前記車体パネル32であって、前記 リヤーフィニッシャー3の左右(すなわち、トランクリッド30の下側の縁の左 右)にそれぞれ装備したリヤーコンビネーションランプである。34は前記リヤ ーフィニッシャー3の上縁のリム12と前記トランクリッド30のパネルとの間 に介在させてパッキングである。 かかるリヤーフィニッシャー3とトランクリッド30との間における防水構造 としては、リヤーフィニッシャー3とトランクリッド30のパネルとの間に侵入 した水を早く排出するために、リヤーフィニッシャー3の下端部とトランクリッ ド30のパネルの下端部との間に開口35が設けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上述のリヤーフィニッシャー等の車両用装置においては、リヤーフ ィニッシャー3とトランクリッド30のパネルとの間に侵入した水を早く排出す るための防水構造が採られているが、トランクリッド30を開閉する際に、リヤ ーフィニッシャー3とトランクリッド30のパネルとの間に侵入した水がリヤー フィニッシャー3の下端部とトランクリッド30のパネルの下端部との間の開口 35から水滴として滴り落ちる雨垂れ36を防ぐ構成が採られていなかった。 また、リヤーフィニッシャー3の下端部とトランクリッド30のパネルの下端 部との間に開口35を設けたものであるから、図4中の矢印に示すように、水が その間の開口35からリヤーフィニッシャー3とトランクリッド30のパネルと の間に侵入して、雨垂れ原因となる等の問題がある。
【0004】 本考案の目的は、雨垂れを防ぐことができる車両用装置における雨垂れ防止構 造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、車両用装置とトランクリッドとの間に吸水部材を設けたことを特徴 とする。
【0006】
【作用】
本考案は、上記の構成により、車両用装置とトランクリッドとの間に侵入した 水を吸水部材で吸水するので、トランクリッドを開閉する際に、車両用装置とト ランクリッドとの間に侵入した水が水滴として滴り落ちる雨垂れを防ぐことがで きる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の車両用装置における雨垂れ防止構造の実施例のうちの2例を図 1及び図2を参照して説明する。 図1は本考案の車両用装置における雨垂れ防止構造の第1の実施例を示した断 面図である。この例は、横方向に長尺のリヤーフィニッシャーの例について説明 する。図中、図3及び図4と同符号は同一のものを示す。 図において、4は例えば吸水性があるスポンジパッキング等の吸水部材である 。この吸水部材4の一端部をリヤーフィニッシャー3の下側の縁のリム12の凹 部に圧入固定し、かつこの吸水部材4の他端部をトランクリッド30の下縁部に 圧接乃至当接させる。
【0008】 この実施例における本考案の車両用灯具は、以上の如き構成からなるので、リ ヤーフィニッシャー3とトランクリッド30のパネルとの間に水が侵入したとし ても、その侵入した水は吸水部材4により吸水される。この結果、トランクリッ ド30を開閉する際に、リヤーフィニッシャー3とトランクリッド30との間に 侵入した水が水滴として滴り落ちる雨垂れを防ぐことができる。
【0009】 図2は本考案の車両用装置における雨垂れ防止構造の第2の実施例を示した断 面図である。この例は、上述の第1の実施例の例と同様の横方向に長尺のリヤー フィニッシャーの例について説明する。図中、図1及び図3及び図4と同符号は 同一のものを示す。 この例のものは、上述の実施例におけるものにおいて、吸水部材4の他端部を トランクリッド30のパネルより車体の内側に突出させて、トランクリッド30 を閉じた際に、その吸水部材4の他端部が車体パネル32に当るように構成した ものである。
【0010】 この実施例における本考案の車両用灯具は、以上の如き構成からなるので、上 述の第1の実施例のものと同様の作用効果を達成することができる。しかも、ト ランクリッド30を閉じた際に、吸水部材4の他端部が車体パネル32に当るの で、上述の吸水部材4で吸水した水を排出させることができ、吸水部材4が常時 不飽和状態にある。従って、リヤーフィニッシャー3とトランクリッド30のパ ネルとの間に侵入した水を確実に吸水することができ、雨垂れをさらに確実に防 ぐことができる。
【0011】 なお、上述の実施例においては、横方向に長尺のリヤーフィニッシャーの例に ついて説明したが、その他の車両用装置にも本考案を使用することができる。
【0012】
【考案の効果】
以上から明らかなように、本考案の車両用装置における雨垂れ防止構造は、車 両用装置とトランクリッドとの間に吸水部材を設けたものであるから、車両用装 置とトランクリッドとの間に侵入した水を吸水部材で吸水するので、トランクリ ッドを開閉する際に、車両用装置とトランクリッドとの間に侵入した水が水滴と して滴り落ちる雨垂れを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の車両用装置における雨垂れ防止構造の
第1の実施例を示した断面図
【図2】本考案の車両用装置における雨垂れ防止構造の
第2の実施例を示した断面図
【図3】車両のトランクリッドを開けた際のに生じる雨
垂れの説明図
【図4】従来の車両用装置であって、図3におけるII
I−III線断面図
【符号の説明】
1…ハウジング、2…レンズ、3…リヤーフィニッシャ
ー、30…トランクリッド、32…車体パネル、4…吸
水部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のトランクリッドの縁に取り付けた
    車両用装置において、その車両用装置と前記トランクリ
    ッドとの間に吸水部材を有することを特徴とする車両用
    装置における雨垂れ防止構造。
JP2618292U 1992-04-22 1992-04-22 車両用装置における雨垂れ防止構造 Pending JPH0584577U (ja)

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JP2618292U JPH0584577U (ja) 1992-04-22 1992-04-22 車両用装置における雨垂れ防止構造

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JPH0584577U true JPH0584577U (ja) 1993-11-16

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JP2618292U Pending JPH0584577U (ja) 1992-04-22 1992-04-22 車両用装置における雨垂れ防止構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010116495A1 (ja) * 2009-04-07 2010-10-14 トヨタ自動車株式会社 車室材構造

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JPS58120746A (ja) * 1982-01-13 1983-07-18 Nippon Steel Corp 加工用冷延鋼帯および高張力冷延鋼帯用連続熱処理設備
JPS61185588A (ja) * 1985-02-12 1986-08-19 Mitsubishi Chem Ind Ltd ピツチ系炭素繊維用紡糸ピツチの製造法

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