JPH0584014U - 走査電子顕微鏡 - Google Patents

走査電子顕微鏡

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JPH0584014U
JPH0584014U JP3237192U JP3237192U JPH0584014U JP H0584014 U JPH0584014 U JP H0584014U JP 3237192 U JP3237192 U JP 3237192U JP 3237192 U JP3237192 U JP 3237192U JP H0584014 U JPH0584014 U JP H0584014U
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JP
Japan
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sample
gear
stage
electron microscope
scanning electron
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Withdrawn
Application number
JP3237192U
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English (en)
Inventor
浩章 福田
Original Assignee
日本電子株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 対物レンズや試料装置を破損させずに、試料
を傾斜および回転させることができる試料装置を備えた
走査電子顕微鏡を提供すること。 【構成】 回転ステージ4を図示外の駆動源により回転
させると、この回転ステージ4にセットされているギア
9が回転する。ギア9の回転により、ギア9に接続され
ているギア15はRを軸として回転する。ギア15の回
転により、ギア15に固定されている試料ホルダ14が
回転する。この結果、試料ホルダ14にセットしている
試料2を回転させる事ができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案は、試料を傾斜および回転させる試料装置を 備えた走査電子顕微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】 図2は、従来の走査電子顕微鏡の試料装置の概略を示した ものである。図において、1は対物レンズで、図示外の電子銃から発生した電子 線は対物レンズ1により試料2上に細く集束される。3は試料2を保持する試料 ホルダである。4は試料を回転させる回転ステージ、5は試料をX方向に移動さ せるX方向移動ステージ、6は試料をY方向に移動させるY方向移動ステージ、 7は試料を傾斜させる傾斜ステージ、8は試料をZ方向に移動させるZ方向移動 ステージである。それぞれのステージは、図示外の駆動源により駆動される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 走査電子顕微鏡による高分解能観察にお いては、試料面と対物レンズは極度に近接されている。このため、傾斜ステージ 7を傾斜させると、図3に示すように、ステージが対物レンズ1に接触してしま う。この接触により、ステージおよび対物レンズが破損してしまう事がある。
【0004】 本考案はこのような点に鑑みて成されたもので、その目的は、対物レンズや試 料装置を破損させずに、試料を傾斜および回転させることができる試料装置を備 えた走査電子顕微鏡を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案の走査電子顕微鏡は、水平移動ステ ージと、該水平移動ステージ上に設けられた回転ステージとを有する試料装置を 備えた走査電子顕微鏡において、前記水平移動ステージに取り付けられた支持部 材と、該支持部材によって光軸に対して傾斜した軸の周りに回転可能に支持され た試料ホルダと、前記回転ステージの回転を前記試料ホルダに伝達して該試料ホ ルダを回転させるための機構とを備えている。
【0006】
【実施例】 以下に、図面を参照して本考案を説明する。
【0007】 図1は本考案の要部である走査電子顕微鏡の試料装置を示しており、本考案の 試料ホルダは、従来の試料装置に簡単に取り付け可能である。図において、前記 図2と同一番号を付したものは同一構成要素である。9はカサ歯車10を有する ギアで、回転部4にセットされている。11はネジで、ガイド12に捩じ込まれ ている。13はベアリングである。14は試料ホルダで、ガイド12の孔Oに挿 入されている。15はカサ歯車16を有するギアで、ネジ17により試料ホルダ 14に固定されている。また、ギア15とギア9は夫々のカサ歯車で噛み合って いる。前記ガイド12はブロック18に固定されており、ブロック18はネジ1 9によりX方向移動ステージ5に固定されている。試料2の観察面は、光軸Zに 対してθ傾斜している。
【0008】 以下に、このような構成の試料装置の動作を説明する。
【0009】 回転ステージ4を図示外の駆動源により回転させると、この回転ステージ4に セットされているギア9が回転する。ギア9の回転により、ギア9に接続されて いるギア15はRを軸として回転する。ギア15の回転により、ギア15に固定 されている試料ホルダ14が回転する。この結果、試料ホルダ14にセットして いる試料2を回転させる事ができる。
【0010】 試料2を更に傾斜させる場合は、図示外の駆動源により傾斜ステージ7を傾斜 させる。
【0011】 なお、上記説明においては、回転の伝達にギアを使用したが、摺動抵抗の大き い材料およびOリングなどのゴムを使用してもよい。
【0012】
【考案の効果】 本考案の走査電子顕微鏡は、水平移動ステージに取り付け られた支持部材と、該支持部材によって光軸に対して傾斜した軸の周りに回転可 能に支持された試料ホルダと、回転ステージの回転を前記試料ホルダに伝達して 該試料ホルダを回転させるための機構とを備えているので、傾斜した試料を回転 させることができる。試料は試料装置に傾斜してセットされているので、従来に 比べ試料を傾斜させる角度を小さくすることができる。この為、試料装置が対物 レンズに接触する事はなく、対物レンズや試料装置が破損することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の要部である走査電子顕微鏡の試料装置
の概略図。
【図2】従来の走査電子顕微鏡の試料装置の概略図。
【図3】図2に示した試料装置が傾斜した状態を示した
図。
【符号の説明】 1 対物レンズ 2 試料 3 試料ホルダ 4 回転ステージ 5 X方向移動ステージ 6 Y方向移動ステージ 7 傾斜ステージ 8 Z方向移動ステージ 9,15 ギア 10,16 カサ歯車 11,17,19 ネジ 12 ガイド 13 ベアリング 14 試料ホルダ 18 ブロック O 孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平移動ステージと、該水平移動ステー
    ジ上に設けられた回転ステージとを有する試料装置を備
    えた走査電子顕微鏡において、前記水平移動ステージに
    取り付けられた支持部材と、該支持部材によって光軸に
    対して傾斜した軸の周りに回転可能に支持された試料ホ
    ルダと、前記回転ステージの回転を前記試料ホルダに伝
    達して該試料ホルダを回転させるための機構とを備えた
    走査電子顕微鏡。
JP3237192U 1992-04-17 1992-04-17 走査電子顕微鏡 Withdrawn JPH0584014U (ja)

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JP3237192U JPH0584014U (ja) 1992-04-17 1992-04-17 走査電子顕微鏡

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JP3237192U JPH0584014U (ja) 1992-04-17 1992-04-17 走査電子顕微鏡

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JPH0584014U true JPH0584014U (ja) 1993-11-12

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ID=12357091

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101300124B1 (ko) * 2011-09-29 2013-08-30 주식회사 루트로닉 컨택트 렌즈 홀더어셈블리 및 이를 포함하는 안과용 치료장치

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Effective date: 19960801