JPH03210745A - 試料傾斜装置 - Google Patents

試料傾斜装置

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Publication number
JPH03210745A
JPH03210745A JP2005700A JP570090A JPH03210745A JP H03210745 A JPH03210745 A JP H03210745A JP 2005700 A JP2005700 A JP 2005700A JP 570090 A JP570090 A JP 570090A JP H03210745 A JPH03210745 A JP H03210745A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tilting
tilting body
sample
projection
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP2005700A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Imada
直樹 今田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jeol Ltd
Original Assignee
Jeol Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Jeol Ltd filed Critical Jeol Ltd
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Publication of JPH03210745A publication Critical patent/JPH03210745A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、透過電子顕微鏡における試料傾斜装置に関す
るものである。
[従来の技術] 透過電子顕微鏡において試料像を観察する場合、試料表
面を分析するために試料を固定させる試料台を任意の位
置に傾斜させ、かつ、その操作を外部より行う必要があ
る。
ところが、従来から使用されている試料傾斜装置は、構
造が複雑で、傾斜させるために駆動の方向を数段階に変
換しているので、傾斜駆動精度が悪かった。
このような欠点をなくした試料傾斜装置として、試料台
にV溝を設け、回転軸に偏心して取り付けられたピンを
V溝に接合させ、回転軸を回転させてピンにより試料台
を傾斜させる方式の試料傾斜装置が、特公昭52−25
291号公報に提案されている。
[発明が解決しようとする課題] 透過電子顕微鏡においては、試料が光軸と直交するよう
に対物レンズを構成する上磁極片と下磁極片の間に試料
傾斜装置が挿入される。ところが、高分解能観察を行う
場合、上磁極片と下磁極片の間隙が狭ければ狭いほうが
良いといわれている。
そこで、狭い間隙の中で試料を傾斜させるには、試料台
の厚さが薄くなければならない。
前述した従来装置において、構造は簡単になり、そして
、傾斜駆動精度は良くなったが、この場合、■溝を設け
る関係上試料台を薄くすることができないので、高分解
能観察をするために傾斜可能角度が制限されるか、大き
な傾斜角度を設定するために、高分解能観察を諦めなけ
ればならないという不具合がある。
そこで、本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり
、高分解能観察に適する試料傾斜装置を提供することを
目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明の試料傾斜装置は、光
軸と直交する軸心を中心に傾斜するように構成された傾
斜体と、傾斜体の光軸と交差する部分に保持される試料
台と、前記傾斜体に対して傾斜軸を中心とした回転モー
メントを与え得る位置に設けられた突起と、突起を挟み
込む長溝を有する部材と、部材を回動させるための回転
軸とを備え、回転軸を回転させることにより、傾斜軸を
軸心として傾斜体を傾斜させるようにしたことを特徴と
している。
[作用] 傾斜体の突起部を、長溝を有する部材で挟み込み、この
長溝を有する部材を回動させることにより、傾斜軸を軸
心として傾斜体及び試料台を傾斜させる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳説する。
第1図は本発明にかかる試料傾斜装置の一実施例を示す
構成概略図で、第2図は第1図で使用されるガイドの正
面図である。
同図中、1は試料傾斜装置に取り付けられた傾斜体であ
る。この本体1の先端部には電子線光軸0に直交する傾
斜軸2に、傾斜体3が傾動可能に保持されている。4は
傾斜体3の中心部に電子線が通過するように設けられた
開口に着脱可能に取り付けられた試料台である。5は傾
斜体3に一体に設けられ、傾斜体3に対して傾斜軸を中
心とした回転モーメントを与え得る位置に設けられた突
起部で、長溝を有するガイド6によって挟まれて摺動す
る。7はガイド6を回動させるための回転軸で図示しな
いモータ等の駆動部に接続されている。
この様な構成において、回転軸7をA方向に回転させる
と、ガイド6は第2図の点線で示すように上の方向に回
動する。この日動にともない、突起部5がガイド6に挟
まれつつ持ち上げられ、それにより、傾斜体3は傾斜軸
2を中心として傾斜する。回転軸7をB方向に回転させ
れば、傾斜体3は反対方向に傾斜する。
そのため、従来例で述べた装置では、試料台にV溝を設
ける関係上試料台を余り薄くできなかったのに対し、本
発明では、傾斜体にV溝を設けなくても、傾斜体を傾斜
できるようにしたため、傾斜体を薄くすることができる
[効果] 以上詳述したように本発明によれば、傾斜体とその突起
部を一体に構成し、傾斜体にV溝を設けなくても、傾斜
体を傾斜できるようにしたため、傾斜体を薄くすること
ができ、それにより、高分解能観察の際も十分な傾斜角
度を取れる試料傾斜装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる試料傾斜装置の一実施例を示す
構成概略図で、第2図は第1図で使用されるガイドの正
面図である。 に本体      2:傾斜軸 3二傾斜体     4:試料台 5:突起部     6:ガイド 7:回転軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  光軸と直交する軸心を中心に傾斜するように構成され
    た傾斜体と、傾斜体の光軸と交差する部分に保持される
    試料台と、前記傾斜体に対して傾斜軸を中心とした回転
    モーメントを与え得る位置に設けられた突起と、突起を
    挟み込む長溝を有する部材と、部材を回動させるための
    回転軸とを備え、回転軸を回転させることにより、傾斜
    軸を軸心として傾斜体を傾斜させるようにしたことを特
    徴とする試料傾斜装置。
JP2005700A 1990-01-12 1990-01-12 試料傾斜装置 Pending JPH03210745A (ja)

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JP2005700A JPH03210745A (ja) 1990-01-12 1990-01-12 試料傾斜装置

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JP2005700A JPH03210745A (ja) 1990-01-12 1990-01-12 試料傾斜装置

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Publication Number Publication Date
JPH03210745A true JPH03210745A (ja) 1991-09-13

Family

ID=11618384

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JP2005700A Pending JPH03210745A (ja) 1990-01-12 1990-01-12 試料傾斜装置

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JP (1) JPH03210745A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015220057A (ja) * 2014-05-16 2015-12-07 株式会社メルビル 試料ホルダー

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015220057A (ja) * 2014-05-16 2015-12-07 株式会社メルビル 試料ホルダー

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