JP2988762B2 - 走査型顕微鏡の光軸調整装置 - Google Patents

走査型顕微鏡の光軸調整装置

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JP2988762B2
JP2988762B2 JP3278580A JP27858091A JP2988762B2 JP 2988762 B2 JP2988762 B2 JP 2988762B2 JP 3278580 A JP3278580 A JP 3278580A JP 27858091 A JP27858091 A JP 27858091A JP 2988762 B2 JP2988762 B2 JP 2988762B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走査型顕微鏡の光軸調
整装置に係り、特に光学顕微鏡に走査型レーザ装置を取
付けて構成される走査型顕微鏡において光学顕微鏡と走
査型レーザ装置との光軸を調整して一致させる光軸調整
装置に関する。
【0002】
【背景技術】近年、高コントラストで高い分解能が得ら
れるととともに、分解能を損なうことなく焦点深度を増
長させることができる等の一般的な光学顕微鏡にない特
徴を有するレーザ光を利用した走査型顕微鏡が利用され
るようになった。この走査型顕微鏡の中で、低コストで
実現できるものとして、光学顕微鏡に走査型レーザ装置
を取付けたものがある。この走査型顕微鏡は、光学顕微
鏡の上端のアダプタに、円筒状のジョイント部材を介し
て走査型レーザ装置を取付けたものである。
【0003】ところで、このような走査型顕微鏡では、
走査型レーザ装置の光軸と、光学顕微鏡の光軸とを正確
に一致させる必要がある。この光軸を一致させるため
に、従来はジョイント部材を、一方の円筒の端面から挿
通されて他方の円筒に螺合されるねじを用いて連結され
た2つの円筒で構成していた。そして、光軸の傾きを調
整する場合にはねじを緩めて2つの円筒間に適宜スペー
サを配置して一方の円筒に対して他方の円筒を傾けるこ
とで調整していた。また、光軸に直交するX−Y軸方向
の位置調整は、前記一方の円筒のねじが挿通される孔を
ばか孔とし、ねじを緩めて一方の円筒に対して他方の円
筒をずらして固定することで調整していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の方法では、傾きや位置決めの調整を行うため
に、ねじを緩める必要があり、このねじは光学顕微鏡や
走査型レーザ装置に連結される端面から螺合されている
ので、傾きや位置の調整を行うにはジョイント部材を光
学顕微鏡や走査型レーザ装置から外して行う必要があっ
た。このため、各調整作業が極めて煩雑となるととも
に、ジョイント部材を外して調整するために光軸の正確
な調整が難しいという問題があった。
【0005】本発明の目的は、光軸の角度調整や位置調
整を簡単にかつ正確に行える走査型顕微鏡の光軸調整装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の走査型顕
微鏡の光軸調整装置は、走査型顕微鏡の光学顕微鏡と走
査型レーザ装置との間に介在され、かつ角度調整機構お
よび位置調整機構を備えて構成され、前記角度調整機構
は、走査型レーザ装置側に取付けられた角度調整用レー
ザ側ベース部材と、光学顕微鏡側に取付けられた角度調
整用顕微鏡側ベース部材と、前記各ベース部材の中心軸
から離れて設けられた回動支点部と、側面からの操作に
より前記回動支点部を支点として一方のベース部材を他
方のベース部材に対して傾斜させる傾斜手段と、を備え
て構成され、前記位置調整機構は、走査型レーザ装置側
に取付けられた位置調整用レーザ側ベース部材と、光学
顕微鏡側に取付けられた位置調整用顕微鏡側ベース部材
と、これら各ベース部材間に介在された中間ベース部材
と、前記位置調整用レーザ側ベース部材および中間ベー
ス部材の中心軸から離れて設けられて両ベース部材をそ
の中心軸に直交する方向に回動自在に連結する第1のピ
ンと、この第1のピンから中心軸回りに略90度離れた
位置に設けられて前記顕微鏡側ベース部材および中間ベ
ース部材をその中心軸に直交する方向に回動自在に連結
する第2のピンと、側面からの操作により中間ベース部
材に対して位置調整用レーザ側ベース部材を第1のピン
を中心に回動させる第1の回動手段と、側面からの操作
により中間ベース部材に対して位置調整用顕微鏡側ベー
ス部材を第2のピンを中心に回動させる第2の回動手段
と、を備えて構成されることを特徴とするものである。
【0007】また、本発明の第2の光軸調整装置は、前
記第1の光軸調整装置の位置調整機構を、走査型レーザ
装置側に取付けられた位置調整用レーザ側ベース部材
と、光学顕微鏡側に取付けられた位置調整用顕微鏡側ベ
ース部材と、これら両ベース部材を相対移動可能に連結
する連結部材と、前記各ベース部材のいずれか一方のベ
ース部材の中心軸から離れた2か所にそれぞれ回動自在
に設けられかつ偏心部を有する2本の偏心ピンと、前記
他方のベース部材に設けられて前記偏心ピンの偏心部が
それぞれ挿入可能にかつ互いに長手方向が直交するよう
に形成された2つの長孔と、側面からの操作により前記
各偏心ピンをそれぞれ回動させる回動手段と、を備えて
構成したことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明の第1の光軸調整装置においては、角度
調整機構の傾斜手段を側面から操作して角度調整用レー
ザ側ベース部材および顕微鏡側ベース部材を回転支持部
を支点として相対的に傾斜させる。この傾斜角度を傾斜
手段を操作して調整することで各ベース部材の中心軸の
相対角度、つまり走査型レーザ装置の光軸と、光学顕微
鏡の光軸との相対角度が調整されて各光軸を平行に調整
することが可能となる。
【0009】また、位置調整機構の第1の回動手段を側
面から操作して、中間ベース部材に対して位置調整用レ
ーザ側ベース部材を第1のピンを中心に回動させると、
中間ベース部材の中心軸に対してレーザ側ベース部材の
中心軸が第1のピンを中心とする円周上を移動して位置
が調整される。一方、位置調整機構の第2の回動手段を
側面から操作して、中間ベース部材に対して位置調整用
顕微鏡側ベース部材を第2のピンを中心に回動させる
と、中間ベース部材の中心軸に対して顕微鏡側ベース部
材の中心軸が第2のピンを中心とする円周上を移動して
位置が調整される。ここで、第1のピンと第2のピンと
は、中心軸回りに略90度直交する位置に設けられてい
るので、各回動手段を操作することで、レーザ側ベース
部材および顕微鏡側ベース部材は中間ベース部材に対し
て互いに直交する方向に回動し、各ベース部材の中心軸
の相対位置は中心軸に直交するX−Y軸方向に位置調整
され、つまり走査型レーザ装置および光学顕微鏡の光軸
の相対位置がX−Y軸方向に位置調整され、各光軸を一
致する位置に調整することが可能となる。このため、光
軸調整装置を取外すことなく、側面からの操作のみで光
軸の角度調整および位置調整、つまり走査型レーザ装置
および光学顕微鏡の各光軸を一致させる調整を簡単にか
つ正確に行える。
【0010】一方、本発明の第2の光軸調整装置におい
ては、光軸の角度調整は第1の光軸調整装置と同様の操
作で調整される。また、位置調整機構の2本の偏心ピン
の一方を側面からの操作により回転させると長孔に挿入
された偏心ピンの偏心部が移動し、各ベース部材は長孔
の長手方向に直交する方向に相対移動する。2本の偏心
ピンの各偏心部が挿入される長孔は、その長手方向が互
いに直交するように構成されているので、各偏心ピンを
回動させることで、各ベース部材は互いに直交する2方
向つまりX−Y軸方向に位置調整され、これにより各ベ
ース部材の中心軸つまり走査型レーザ装置および光学顕
微鏡の光軸の相対位置がX−Y軸方向に位置調整され、
各光軸を一致する位置に調整することが可能となる。こ
のため、本発明の第2の光軸調整装置においても、第1
の光軸調整装置と同様に、光軸調整装置を取外すことな
く、側面からの操作のみで走査型レーザ装置および光学
顕微鏡の各光軸を一致させる調整を簡単にかつ正確に行
える。
【0011】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図面に基づいて
説明する。図1には、本実施例の走査型顕微鏡1が示さ
れている。走査型顕微鏡1は、走査型レーザ装置である
レーザカメラ部2と光学顕微鏡3とを連結する光軸調整
装置4を備えている。レーザカメラ部2は、半導体レー
ザ5と、複数のレンズ6と、フィルター7と、偏光ビー
ムスプリッタあるいはハーフミラー8と、スキャナ9
と、フォトダイオード等の光検出器10とを備えて構成
される。スキャナ9は、X軸方向に回動されるミラー1
1とY軸方向に回動されるミラー12とで構成されてい
る。
【0012】光軸調整装置4は、図2に示すように、角
度調整機構20および位置調整機構40により構成され
ている。角度調整機構20は、図3〜5にも示すよう
に、中心に貫通孔21が形成された略リング状の角度調
整用レーザ側ベース部材22および角度調整用顕微鏡側
ベース部材23を備えている。各ベース部材22,23
には、連結用の雄ねじ24が形成されている。
【0013】レーザ側ベース部材22には、貫通孔21
の中心軸21A回りに略120度間隔で3つの孔25が
形成され、この各孔25には下端が顕微鏡側ベース部材
23に螺合されたガイドロッド26が挿入され、このガ
イドロッド26およびベース部材22間には各ベース部
材22,23を互いに近接する方向に常時付勢する付勢
手段としての皿ばね27が設けられている。
【0014】また、各ベース部材22,23間には、中
心軸21A回りに略120度間隔で1つのピン28およ
び2つのダイヤル29が設けられている。なお、これら
のピン28、ダイヤル29とガイドロッド26とは中心
軸21A回りに略60度ずれて設けられている。
【0015】ピン28は下端部が顕微鏡側ベース部材2
3に嵌合固定され、その上端面には円錐状の凹部28A
が形成されている。この円錐状の凹部28Aに対向する
ベース部材22の面にも円錐状の凹部22Aが形成さ
れ、これら凹部22A,28A間にはボール30が設け
られている。
【0016】ダイヤル29は、その下端部が顕微鏡側ベ
ース部材23に螺合され、円板状の上端部の一部が各ベ
ース部材22,23の側面から突出する大きさに形成さ
れている。この上端部には、ピン28と同様に円錐状の
凹部29Aが形成され、この凹部29Aとベース部材に
形成された凹部22Aとの間にもボール30が設けられ
ている。これら各ベース部材22,23間に介在された
ボール30により本発明の回動支点部が構成され、また
ダイヤル29により本発明の傾斜手段が構成されてい
る。
【0017】一方、位置調整機構40は、図6〜9に示
すように、中心に貫通孔41が形成された略リング状の
位置調整用レーザ側ベース部材42、位置調整用顕微鏡
側ベース部材43および中間ベース部材44を備えてい
る。ベース部材42,43には、連結用の雌ねじ45が
形成されている。
【0018】レーザ側ベース部材42には、貫通孔41
の中心軸41A回りに略120度間隔で3つの孔46が
形成され、このうちの1つの孔46には中間ベース部材
44まで第1のピン47が嵌挿され、他の2つの孔46
には、図7に示すように、中間ベース部材44に螺合さ
れたねじ48が設けられている。ねじ48が挿入された
ベース部材42の孔46はねじ48よりも径の大きな、
いわゆるばか孔とされ、ねじ48はワッシャ49を介し
て螺合されている。従って、ベース部材42,44はね
じ48により孔46の径寸法分だけ第1のピン47を中
心に回動自在に連結されている。
【0019】一方、顕微鏡側ベース部材43には、図
6,9に示すように、ベース部材42と同様に貫通孔4
1の中心軸41A回りに略120度間隔で3つの孔50
が形成され、このうちの1つの孔50には中間ベース部
材44まで第2のピン51が嵌挿され、他の2つの孔5
0には、ワッシャ49を介してねじ48が螺合されてい
る。この孔50もばか孔とされ、ベース部材43,44
もねじ48により孔50の径寸法分だけ第2のピン51
を中心に回動自在に連結されている。なお、第1のピン
47および第2のピン51は、図6に示すように中心軸
回りに略90度離れた位置に設けられている。
【0020】また、図8〜10に示すように、レーザ側
ベース部材42および中間ベース部材44のピン47に
対向する側面には、互いに連通する溝52,53が形成
されている。中間ベース部材44に設けられた溝53は
ベース部材42に設けられた溝52に比べて小さな幅寸
法で形成されている。同様に、顕微鏡側ベース部材43
および中間ベース部材44のピン51に対向する側面に
も、互いに連通する溝54,55が形成されており、中
間ベース部材44に設けられた溝55はベース部材43
に設けられた溝54に比べて小さな幅寸法で形成されて
いる。
【0021】溝52,53あるいは溝54,55には、
ハンドル56が挿入される。ハンドル56は、溝52,
54と略同じ幅寸法で形成された作用点部56Aと、小
幅の溝53,55に挿入可能な支点部56Bとを備えて
構成されている。これらの溝52,53およびハンドル
56により第1の回動手段が構成され、溝54,55お
よびハンドル56により第2の回動手段が構成される。
【0022】このような本実施例においては、角度調整
機構20および位置調整機構40の雄ねじ24および雌
ねじ45を螺合して取付け、角度調整機構20のレーザ
側ベース部材22をレーザカメラ部2に取付け、位置調
整機構40の顕微鏡側ベース部材43を光学顕微鏡3に
取付けて走査型顕微鏡1を組み立てる。
【0023】走査型顕微鏡1において、レーザカメラ部
2および光学顕微鏡3の各光軸の角度が異なる場合に
は、角度調整機構20の各ダイヤル29を回すと、ダイ
ヤル29は顕微鏡側ベース部材23に螺合されているた
め、中心軸21Aに沿って上下方向に移動する。このダ
イヤル29の移動に伴い、レーザ側ベース部材22はピ
ン28上のボール30および他のダイヤル29上のボー
ル30を結ぶ軸を支点として顕微鏡側ベース部材23に
対して傾き、これにより光学顕微鏡3の光軸に対するレ
ーザカメラ部2の光軸の相対角度が調整される。
【0024】一方、レーザカメラ部2および光学顕微鏡
3の各光軸のX−Y軸方向の位置が異なる場合には、位
置調整機構40の溝52,53あるいは溝54,55の
一方にハンドル56を挿入し、このハンドル56を支点
部56Bを支点として左右に動かすと、ハンドル56の
作用点部56Aにより各ベース部材42,43はハンド
ル56を挿入した溝52,53あるいは溝54,55に
対向する位置に設けられた第1のピン47あるいは第2
のピン51を中心として中間ベース部材44に対してそ
れぞれ回動する。これにより、各ベース部材42,43
の中心軸41Aは各ピン47,51を中心とする円弧上
を移動する。この際、各ピン47,51が中心軸41A
回りに略90度離れて設けられているので、各ベース部
材42,43は直交する2方向、つまりX−Y方向に位
置調整され、光学顕微鏡3の光軸に対するレーザカメラ
部2の光軸の相対位置が調整される。従って、角度調整
機構20および位置調整機構40を適宜操作することで
レーザカメラ部2の光軸と光学顕微鏡3の光軸とを一致
させることができる。
【0025】このような構成の本実施例によれば、レー
ザカメラ部2および光学顕微鏡3の各光軸を一致させる
ための光軸の角度調整および位置調整をそれぞれ角度調
整機構20および位置調整機構40の側面からの操作で
行うことができる。このため、角度調整機構20および
位置調整機構40からなる光軸調整装置4をレーザカメ
ラ部2や光学顕微鏡3に取付けた状態で操作することが
でき、極めて簡単にかつ正確に光軸調整を行うことがで
きる。
【0026】また、角度調整および位置調整をそれぞれ
別々の角度調整機構20および位置調整機構40により
行っているので、各機構20,40の構成を簡易にでき
て組立やメンテナンスを容易に行うことができる。
【0027】さらに、角度調整機構20の傾斜手段であ
るダイヤル29とピン28とを中心軸21A回りに略1
20度間隔で設けるとともに、各ダイヤル29およびピ
ン28上に回動支点部となるボール30を配置したの
で、2つのダイヤル29を適宜操作することで各ベース
部材22,23の相対角度を自由に調整でき、レーザカ
メラ部2および光学顕微鏡3の光軸の角度を確実に一致
させることができる。また、回動支点部としてボール3
0を用いているので、ダイヤル29を操作してベース部
材22に対してベース部材23を傾斜させる際の摩擦等
の抵抗を小さくでき、ダイヤル29に必要以上の力が加
わることもなくて円滑に操作することができ、このため
微小な角度調整も行えて光軸の角度を正確に一致させる
ことができる。
【0028】さらに、傾斜手段としてダイヤル29を用
いているので、極めて簡単に操作することができる。ま
た、ガイドロッド26部分に皿ばね27を介在させてい
るので、ダイヤル20の上下動に合わせて各ベース部材
22,23を即座にかつ確実に傾斜させることができ
る。
【0029】また、位置調整機構40をレーザ側ベース
部材42、顕微鏡側ベース部材43、中間ベース部材4
4の3つの部材から構成し、第1および第2のピン4
7,51や第1および第2の回動手段を設けたので、中
間ベース部材44に対するベース部材42およびベース
部材43の位置調整を別々に行うことができる。このた
め、X軸方向およびY軸方向の位置調整を第1あるいは
第2の回動手段を操作することで別々に行うこともで
き、光軸の位置調整をより簡単にかつ正確に行うことが
できる。
【0030】さらに、位置調整機構40ではハンドル5
6を用いて操作しているので、調整後にハンドル56を
外してしまえば、走査型顕微鏡1の使用時に位置調整が
ずれることがない。また、ハンドル56はいわゆるてこ
の原理を利用して各ベース部材42,43を回動させて
おり、小さな力で操作できるとともに、作用点部56A
および支点部56B間の長さに比べて力点部となるハン
ドル56の把手部分から支点部56Bまでが長くされて
いるので、ベース部材42,43の中間ベース部材44
に対する移動量を微小に制御できて正確に位置調整する
ことができる。
【0031】次に、本発明の第2実施例について図11
〜15を参照して説明する。なお、前記第1実施例と同
様の構成部分には同一符号を付し、説明を省略あるいは
簡略する。本実施例は、前記実施例の光軸調整装置4の
位置調整機構40の代わりに構成の異なる別の位置調整
機構60を用いたものである。また、図11に示すよう
に、光軸調整装置4部分に、光路切換え用のミラー80
を設け、CCDカメラ81を用いてモニタにより走査画
像を観察できるようにしている。
【0032】本実施例の光軸調整装置4は、図12に示
すように、第1実施例と同じ角度調整機構20と、第1
実施例の位置調整機構40とは構成の異なる位置調整機
構60からなっている。位置調整機構60は、図13〜
15に示すように、中心に貫通孔61が形成された略リ
ング状の位置調整用レーザ側ベース部材62と、位置調
整用顕微鏡側ベース部材63とを備えている。ベース部
材62には、角度調整機構20との連結用の雌ねじ64
が形成されている。
【0033】レーザ側ベース部材62には、その中心軸
61A回りに略120度間隔で3つの孔65が形成さ
れ、これら各孔65には、図14に示すように顕微鏡側
ベース部材63に螺合されたねじ66が設けられてい
る。ねじ66が設けられた各孔65は、ねじ66の径よ
りも大きな、いわゆるばか孔とされ、ねじ66はワッシ
ャ67を介して螺合されている。従って、ベース部材6
2,63は、ねじ66により孔65の径寸法分だけ相対
移動可能に連結され、このねじ66により本発明の連結
部材が構成されている。
【0034】一方、顕微鏡側ベース部材63には、中心
軸を挟んで対向する位置に偏心ピン68,69が回動自
在に挿入されている。偏心ピン68,69の上端には偏
心部68A,69Aがそれぞれ設けられ、この偏心部6
8A,69Aはレーザ側ベース部材62に設けられた長
孔70,71内にそれぞれ配置されている。
【0035】レーザ側ベース部材62の長孔70,71
は、中心軸61Aを挟んで対向する位置に設けられ、偏
心部68A,69Aが配置可能な幅寸法で形成されると
ともに、長孔70,71の長手方向が互いに直交するよ
うに設けられている。また、偏心ピン68,69の高さ
方向中間には、互いに直交する2つの貫通孔72A,7
2Bが中心軸61Aに直交する方向にそれぞれ形成され
ている。
【0036】顕微鏡側ベース部材63の側面には、貫通
孔72A,72Bが露出するように溝73が設けられ、
この溝73から貫通孔72A,72Bにハンドル74の
先端を差し込んで、中心軸61の直交方向に移動させる
ことで偏心ピン68,69が回動されるように構成され
ている。従って、これら貫通孔72A,72B、溝73
およびハンドル75により本発明の回動手段が構成され
る。
【0037】このような本実施例においては、角度調整
機構20の雄ねじ24と位置調整機構60の雌ねじ64
を螺合して光軸調整装置4を構成し、この光軸調整装置
4を介してレーザカメラ部2および光学顕微鏡3を接合
して走査型顕微鏡1を組み立てる。また、光軸調整装置
4内あるいはその上下に回動自在に構成された光路調整
用のミラー80を設ける。
【0038】走査型顕微鏡1の組立後、光軸の角度調整
および位置調整を行ってレーザーカメラ部2および光学
顕微鏡3の光軸を一致させる。この際、光軸の角度調整
は、前記第1実施例と同様に角度調整機構20のダイヤ
ル29を回して行う。一方、光軸のX−Y軸方向の位置
調整は、ハンドル74を一方の偏心ピン68,69の貫
通孔72A,72Bに差し込み、中心軸61Aの直交方
向に移動させて一方の偏心ピン68,69を回動させ
る。
【0039】偏心ピン68を回動させると、偏心部68
Aは偏心ピン68の中心軸を中心とする円周方向に移動
し、長孔70を介してレーザ側ベース部材62は顕微鏡
側ベース部材63に対して長孔70の長手方向に直交す
る方向に移動する。また、偏心ピン69を回動させる
と、偏心部69Aは偏心ピン69の中心軸を中心とする
円周方向に移動し、長孔71を介してレーザ側ベース部
材62は顕微鏡側ベース部材63に対して長孔71の長
手方向に直交する方向に移動する。この際、長孔70,
71はその長手方向が互いに直交するように形成されて
いるので、偏心ピン68,69を適宜回動させると、レ
ーザ側ベース部材62は顕微鏡側ベース部材63に対し
て中心軸61Aに直交するX−Y軸方向に位置調整さ
れ、これによりレーザカメラ部2および光学顕微鏡3の
各光軸のX−Y軸方向の相対位置が調整される。従っ
て、角度調整機構20および位置調整機構60を適宜操
作することでレーザカメラ部2および光学顕微鏡3の各
光軸を一致させることができる。
【0040】また、光路切換え用のハーフミラー80を
回動して光軸上に配置し、光学顕微鏡3から戻ってくる
レーザ光を反射してCCDカメラ81に入射させればモ
ニタ上で走査画像を観察することができる。
【0041】このような本実施例によっても前記第1実
施例と同様の効果が得られる。すなわち、角度調整機構
20および位置調整機構60の側面からの操作で光軸の
角度調整、位置調整を行うことができ、よって角度調整
機構20および位置調整機構60からなる光軸調整装置
4をレーザカメラ部2や光学顕微鏡3に取付けた状態で
操作することができるので、極めて簡単にかつ正確に光
軸調整を行うことができる。また、角度調整および位置
調整をそれぞれ別々の角度調整機構20および位置調整
機構60により行っているので、各機構20,60の構
成を簡易にできて組立やメンテナンスを容易に行うこと
ができる。さらに、位置調整機構60は主にレーザ側ベ
ース部材62、顕微鏡側ベース部材63の2つの部材か
ら構成されているので前記第1実施例の位置調整機構4
0に比べて構成部品を少なくでき、組立やメンテナンス
をより簡単にできる。
【0042】また、各偏心ピン68,69を回動させる
ことでベース部材62,63間のX軸方向およびY軸方
向の位置調整を別々に行うことができるので、光軸の位
置調整をより簡単にかつ正確に行うことができる。
【0043】さらに、位置調整機構40と同様にハンド
ル74を用いて操作しているので、調整後にハンドル7
4を外してしまえば、走査型顕微鏡1の使用時に位置調
整がずれることがない。また、ベース部材62,63間
の位置調整量は各偏心ピン68,69が1回転する際の
調整量のみであり、例えば調整時に誤操作して偏心ピン
68,69を数回転させたとしてもベース部材62,6
3は一定範囲内で位置が調整されるだけであり、このた
め誤操作してもベース部材62,63の相対位置が大幅
にずれることがなく、正確な位置に容易に調整すること
ができる。
【0044】なお、本発明は前述の各実施例に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変
形、改良等は本発明に含まれるものである。例えば、前
記各実施例の角度調整機構40では、傾斜手段としてダ
イヤル29を設け、このダイヤル29を回動させること
で各ベース部材22,23を傾斜させていたが、傾斜手
段としてダイヤル29の代わりにピン等を設け、このピ
ンを位置調整機構40,60のようにハンドルで回動さ
せて各ベース部材22,23を傾斜させてもよい。ま
た、傾斜手段としては顕微鏡側ベース部材23に螺合さ
れて回動させることで上下動して各ベース部材22,2
3を傾斜させるものに限らず、回動支点部を支点として
一方のベース部材に対して他方のベース部材を傾斜させ
ることができるものであればよい。
【0045】さらに、回動支点部としてもボール30に
限らず、他の構成でもよい。また、角度調整機構40の
各ベース部材22,23の形状や材質等は実施にあたっ
て適宜設定すればよい。さらに、傾斜手段としてダイヤ
ル29を用いた場合には、誤操作を防ぐためにダイヤル
29を覆うカバー等を設けてもよい。
【0046】また、各位置調整機構40,60の各ベー
ス部材42,43,44,62,63の形状や材質等も
実施にあたって適宜設定すればよい。さらに、各位置調
整機構40,60ではハンドル56,74を用いて操作
していたが、角度調整機構40のようにダイヤルを設け
て操作してもよい。また、前記第2実施例の位置調整機
構60では、偏心ピン68,69および長孔70,71
を中心軸61Aを挟んだ対向位置に配置していたが、例
えば中心軸61A回りに90度離れた位置など他の位置
に設けてもよく、要するに各長孔70,71の長手方向
が互いに直交するように設けられていればよい。
【0047】
【発明の効果】このような本発明によれば、光軸の角度
調整や位置調整を簡単にかつ正確に行うことができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の走査型顕微鏡の全体構成
を示す概略図である。
【図2】第1実施例の光軸調整装置の全体構成を示す縦
断面図である。
【図3】第1実施例の光軸調整装置の角度調整機構を示
す平面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿った縦断面図である。
【図5】図3のV−V線に沿った縦断面図である。
【図6】第1実施例の光軸調整装置の位置調整機構を示
す平面図である。
【図7】図6のVII −VII 線に沿った縦断面図である。
【図8】図6のVIII−VIII線に沿った縦断面図である。
【図9】図6のIX−IX線に沿った縦断面図である。
【図10】第1実施例の位置調整機構を示す斜視図であ
る。
【図11】本発明の第2実施例の走査型顕微鏡の全体構成
を示す概略図である。
【図12】第2実施例の光軸調整装置の全体構成を示す縦
断面図である。
【図13】第2実施例の光軸調整装置の位置調整機構を示
す平面図である。
【図14】図13のXIV −XIV 線に沿った縦断面図である。
【図15】図13のXV−XV線に沿った縦断面図である。
【符号の説明】
1 走査型顕微鏡 2 走査型レーザ装置であるレーザカメラ部 3 光学顕微鏡 4 光軸調整装置 20 角度調整機構 22 角度調整用レーザ側ベース部材 23 角度調整用顕微鏡側ベース部材 29 傾斜手段であるダイヤル 30 回動支点部であるボール 40 位置調整機構 42 位置調整用レーザ側ベース部材 43 位置調整用顕微鏡側ベース部材 44 中間ベース部材 47 第1のピン 51 第2のピン 52,53,54,55 溝 56 ハンドル 60 位置調整機構 62 位置調整用レーザ側ベース部材 63 位置調整用顕微鏡側ベース部材 66 連結部材であるねじ 68,69 偏心ピン 68A,69A 偏心部 70,71 長孔 72A,72B 貫通孔 73 溝 74 ハンドル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−93240(JP,A) 特開 昭57−27231(JP,A) 特開 昭52−155551(JP,A) 実開 昭62−109124(JP,U) 実開 昭62−51311(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 7/00 G02B 21/00 G02B 21/06 - 21/36

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学顕微鏡と走査型レーザ装置とを組み
    合わせて構成される走査型顕微鏡において、前記光学顕
    微鏡および走査型レーザ装置間に介在されて走査型レー
    ザ装置の光軸と光学顕微鏡の光軸とを一致させる光軸調
    整装置であって、 走査型レーザ装置側に取付けられた角度調整用レーザ側
    ベース部材と、光学顕微鏡側に取付けられた角度調整用
    顕微鏡側ベース部材と、前記各ベース部材の中心軸から
    離れて設けられた回動支点部と、側面からの操作により
    前記回動支点部を支点として一方のベース部材を他方の
    ベース部材に対して傾斜させる傾斜手段と、を備えて構
    成される角度調整機構と、 走査型レーザ装置側に取付けられた位置調整用レーザ側
    ベース部材と、光学顕微鏡側に取付けられた位置調整用
    顕微鏡側ベース部材と、これら各ベース部材間に介在さ
    れた中間ベース部材と、前記位置調整用レーザ側ベース
    部材および中間ベース部材の中心軸から離れて設けられ
    て両ベース部材をその中心軸に直交する方向に回動自在
    に連結する第1のピンと、この第1のピンから中心軸回
    りに略90度離れた位置に設けられて前記顕微鏡側ベー
    ス部材および中間ベース部材をその中心軸に直交する方
    向に回動自在に連結する第2のピンと、側面からの操作
    により中間ベース部材に対して位置調整用レーザ側ベー
    ス部材を第1のピンを中心に回動させる第1の回動手段
    と、側面からの操作により中間ベース部材に対して位置
    調整用顕微鏡側ベース部材を第2のピンを中心に回動さ
    せる第2の回動手段と、を備えて構成される位置調整機
    構と、 を有することを特徴とする走査型顕微鏡の光軸調整装
    置。
  2. 【請求項2】 光学顕微鏡と走査型レーザ装置とを組み
    合わせて構成される走査型顕微鏡において、前記光学顕
    微鏡および走査型レーザ装置間に介在されて走査型レー
    ザ装置の光軸と光学顕微鏡の光軸とを一致させる光軸調
    整装置であって、 走査型レーザ装置側に取付けられた角度調整用レーザ側
    ベース部材と、光学顕微鏡側に取付けられた角度調整用
    顕微鏡側ベース部材と、前記各ベース部材の中心軸から
    離れて設けられた回動支点部と、側面からの操作により
    前記回動支点部を支点として一方のベース部材を他方の
    ベース部材に対して傾斜させる傾斜手段と、を備えて構
    成される角度調整機構と、 走査型レーザ装置側に取付けられた位置調整用レーザ側
    ベース部材と、光学顕微鏡側に取付けられた位置調整用
    顕微鏡側ベース部材と、これら両ベース部材を相対移動
    可能に連結する連結部材と、前記各ベース部材のいずれ
    か一方のベース部材の中心軸から離れた2か所にそれぞ
    れ回動自在に設けられかつ偏心部を有する2本の偏心ピ
    ンと、前記他方のベース部材に設けられて前記偏心ピン
    の偏心部がそれぞれ挿入可能にかつ互いに長手方向が直
    交するように形成された2つの長孔と、側面からの操作
    により前記各偏心ピンをそれぞれ回動させる回動手段
    と、を備えて構成される位置決め調整機構と、 を有することを特徴とする走査型顕微鏡の光軸調整装
    置。
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