JP6952581B2 - 傾き調整機構 - Google Patents

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Description

本発明は、鏡筒に装着されるレンズユニット等の傾きを調整可能な傾き調整機構に関する。
例えば、顕微鏡や画像測定装置等の光学測定装置において、レンズユニットの鏡筒に対する傾きを調整したい場合がある。この様な場合、例えば、レンズユニットに装着される部材又は鏡筒に装着される部材に複数の調整ねじ及び固定ねじを設け、これらの調整ねじ及び固定ねじを利用して傾きの調整を行うことが可能である(特許文献1)。
特開2013−122485号公報
複数の調整ねじを利用してレンズの傾きを調整する場合、レンズの傾きを確認しつつ複数の調整ねじの高さを繰り返し調整する必要がある。しかしながら、レンズの傾き方向は調整ねじごとに異なっており、レンズの傾きの支点が定まらないため、どの調整ねじの高さをどの程度調整すればレンズの傾きを所望の方向に調整出来るのか予想しがたく、容易な調整が出来ないという問題がある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、鏡筒に取り付けられるレンズユニット等の傾きを容易に調整することが可能な傾き調整機構を提供することを目的としている。
かかる課題を解決すべく、本発明の一の実施形態に係る傾き調整機構は、鏡筒に装着されるレンズユニットの鏡筒に対する傾きを調整可能な傾き調整機構であって、レンズユニットの鏡筒との接続部に装着可能な第1部材と、第1部材と対向し鏡筒のレンズユニットとの接続部に装着可能な第2部材と、第1部材に固定され、第1部材から第2部材に向かって突出し、第2部材に当接する複数の当接部材と、第1部材の第2部材に対する傾きの調整及び第1部材の第2部材への固定が可能な調整/固定部材と、を備える。また、第2部材は当接部材が当接する傾斜面を備え、当接部材は傾斜面に当接する曲面を有する。
本発明の他の実施形態に係る傾き調整機構は、鏡筒に装着されるレンズユニットの鏡筒に対する傾きを調整可能な傾き調整機構であって、レンズユニットの鏡筒との接続部に装着可能な第1部材と、第1部材と対向し鏡筒のレンズユニットとの接続部に装着可能な第2部材と、第2部材に固定され、第2部材から第1部材に向かって突出し、第1部材に当接する複数の当接部材と、第1部材の第2部材に対する傾きの調整及び第1部材の第2部材への固定が可能な調整/固定部材と、を備える。また、第1部材は当接部材が当接する傾斜面を備え、当接部材は傾斜面に当接する曲面を有する。
上記鏡筒には第1の雌ねじを設けることが出来、上記レンズユニットには第1の雌ねじに螺合可能な第1の雄ねじを設けることが出来る。また、上記第1部材には第1の雄ねじと螺合可能な第2の雌ねじを設け、この第2の雌ねじを介してレンズユニットに着脱可能に構成することが出来る。また、上記第2部材には第1の雌ねじと螺合可能な第2の雄ねじを設け、この第2の雄ねじを介して鏡筒に着脱可能に構成することが出来る。
上記当接部材が当接する傾斜面は、鏡筒の基準軸上又はレンズユニットの光軸上に頂点を有する円錐面又は光軸上に中心を有する球面とすることが出来る。
上記複数の当接部材としては、3つの当接部材を設けることが出来る。また、この3つの当接部材は、鏡筒の基準軸又はレンズユニットの光軸を中心として、周方向に均等に配置することが出来る。
上記複数の調整/固定部材としては、3つの調整/固定部材を設けることが出来る。また、この3つの調整/固定部材は、鏡筒の基準軸又はレンズユニットの光軸を中心として、周方向に均等に配置することが出来る。また、上記当接部材のそれぞれに対し、径方向の外側に配置することが出来る。
上記第1部材には、調整/固定部材が挿通する貫通孔を設けることが出来る。また、上記第2部材には、第1部材の貫通孔に対応する部分に調整/固定部材が螺合する雌ねじを設けることが出来る。また、上記調整/固定部材は、第1部材の貫通孔の内径よりも小さい外径を有し、雌ねじに螺合する雄ねじとすることが出来る。
本発明の一の実施形態に係る傾き調整機構は、第1部材と、第1部材と対向する第2部材と、第1部材及び第2部材の一方に固定され、この一方の部材から他方の部材に向かって突出し、他方の部材に当接する複数の当接部材と、一方の部材の他方の部材に対する傾きの調整及び一方の部材の他方の部材への固定が可能な調整/固定部材と、を備える。また、他方の部材は、当接部材が当接する傾斜面を備え、当接部材は、傾斜面に当接する曲面を有する。
本発明によれば、レンズの傾きを容易に調整することが可能な傾き調整機構を提供する事が可能である。
本発明の第1の実施形態に係るレンズ傾き調整機構の断面図である。 同レンズ傾き調整機構の底面図である。 同レンズ傾き調整機構の平面図である。 同レンズ傾き調整機構の使用方法を示す模式的な断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るレンズ傾き調整機構の断面図である。 本発明の第3の実施形態に係るレンズ傾き調整機構の断面図である。
[第1の実施形態]
次に、図1〜図3を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。本実施形態に係る傾き調整機構は、対物レンズユニット100及び鏡筒200に着脱可能に構成された傾き調整ユニット300である。尚、対物レンズユニット100は、雄ねじ134(第1の雄ねじ)を鏡筒200の雌ねじ201(第1の雌ねじ)と螺合させることにより、鏡筒200に直接装着可能である。しかしながら、本実施形態では、雄ねじ134及び雌ねじ201と互換性を有する雄ねじ326(第2の雄ねじ)及び雌ねじ311(第2の雌ねじ)を備えた傾き調整ユニット300を介して対物レンズユニット100が鏡筒200に装着される。
対物レンズユニット100は、光軸a1方向に並ぶ2つの対物レンズ110と、これら対物レンズ110をそれぞれ保持する2つの保持部材120と、これら対物レンズ110及び保持部材120を収容するカバー130と、を備える。対物レンズ110は、例えば略円盤状の凸レンズである。保持部材120は、図2に示す通り、例えば中心部に開口121を備える略環状に形成され、対物レンズ110の外周部分を保持する。カバー130は、図1に示す通り、光軸a1を中心とする略円筒状の収容部131及び接続部132を備える。収容部131は、対物レンズ110及び保持部材120を収容する。接続部132は、収容部131から光軸a1方向に沿って鏡筒200側に突出し、その外周面には雄ねじ134が形成されている。
鏡筒200は、例えば、顕微鏡や画像測定装置等の鏡筒であり、例えば、基準軸a2を中心とする略円筒状に形成されている。鏡筒200先端の内周面には、雌ねじ201が設けられている。
傾き調整ユニット300は、対物レンズユニット100の鏡筒200に対する傾きを調整可能に構成されている。傾き調整ユニット300は、対物レンズユニット100の鏡筒200との接続部(雄ねじ134)に装着可能な第1部材310と、この第1部材310と対向し、鏡筒200の対物レンズユニット100との接続部(雌ねじ201)に装着可能な第2部材320と、第1部材310に固定され、第1部材310から第2部材320に向かって突出し、第2部材320に当接する複数の当接部材330と、第1部材310の第2部材320に対する傾きの調整及び第1部材310の第2部材320への固定が可能な調整/固定部材340と、を備える。
第1部材310は、例えば中心部に開口を有する略環状に形成されている。この開口の内周面には、対物レンズユニット100の雄ねじ134に螺合可能な雌ねじ311が設けられている。第1部材310は、この雌ねじ311を介して、対物レンズユニット100に着脱可能に構成されている。また、第1部材310の対物レンズユニット100側の面は、対物レンズユニット100のカバー130に当接し、これによって第1部材310と対物レンズユニット100との位置関係が固定される。また、第1部材310には、当接部材330が挿通する貫通孔312と、調整/固定部材340が挿通する貫通孔313と、が設けられている。図2に示す通り、これら貫通孔312及び貫通孔313は、光軸a1を中心として周方向に均等に120°間隔で形成されている。また、貫通孔313は、貫通孔312のそれぞれに対し、光軸a1を中心とした径方向の外側に配置されている。
第2部材320は、図1に示す通り、略環状のフランジ部321と、このフランジ部321から基準軸a2方向に沿って鏡筒200側に突出する接続部322と、を備える。フランジ部321の対物レンズユニット100側の面には、当接部材330が当接する円錐型の傾斜面323が設けられている。傾斜面323の内径は、鏡筒200側に近付くにつれて小さく、対物レンズユニット100に近付くにつれて大きくなる。尚、傾斜面323は、基準軸a2上に頂点を有する円錐面とすることも出来るし、基準軸a2上に中心を有する球面とすることも出来る。尚、フランジ部321は、第1部材310よりも厚く形成されている。これは、フランジ部321に傾斜面323が設けられているためである。また、フランジ部321には、調整/固定部材340に螺合される雌ねじ324が設けられている。雌ねじ324は、第1部材310の貫通孔313に対応する位置に形成されている。即ち、図3に示す通り、基準軸a2を中心として周方向に均等に120°間隔で形成されている。接続部322は、基準軸a2を中心とする略円筒状に形成されている。図1に示す通り、接続部322の外周面には、鏡筒200の雌ねじ201に螺合可能な雄ねじ326が設けられている。第2部材320は、この雄ねじ326を介して、鏡筒200に着脱可能に構成されている。
当接部材330は、例えば、第1部材310の貫通孔312に挿通されたピンであり、接着剤等によって第1部材310に固定されている。また、当接部材330は光軸a1方向に沿って第2部材320側に突出し、第2部材320の傾斜面323に当接する。当接部材330の傾斜面323との当接部分は、球面等の曲面である。尚、図2に示す通り、傾き調整ユニット300は、3つの当接部材330を備える。図1に示す通り、これら3つの当接部材330は、第1部材310から、同じ長さd1だけ突出している。
調整/固定部材340は、例えば、第1部材310の貫通孔313に挿通され、第2部材320の雌ねじ324に螺合される雄ねじである。調整/固定部材340の外径は、第1部材310の貫通孔313の内径よりも小さい。尚、例えば、第1部材310及び第2部材320の間にコイルばねを設け、このコイルばねに調整/固定部材340を挿通することも出来る。
次に、図4を参照して、傾き調整ユニット300の使用方法を説明する。傾き調整に際しては、例えば、一つの調整/固定部材340(雄ねじ)を緩め、同時に、他の一つの調整/固定部材340を締める。これにより、残りの調整/固定部材340の近傍の当接部材330と傾斜面323とが接触した状態で、調整した箇所の近傍の当接部材330が第2部材320の傾斜面323に沿って摺動する。これにより、緩めた調整/固定部材340側から締めた調整/固定部材340側に対物レンズ110の光軸a1が傾く。ここで、傾斜面323が球面又は球面と見なせる円錐面である場合、傾斜面323の当接部材330との接触点から延びる法線同士が交わる点は光軸a1上に存在する。そして、この点を支点Pとして、対物レンズユニット100、第1部材310及び当接部材330は、一体となって傾く。
以上の調整を適宜繰り返すことにより、鏡筒200に対する対物レンズユニット100の傾きを調整することが出来る。
次に、本実施形態の効果について説明する。上述の通り、顕微鏡や画像測定装置等の光学測定装置において、レンズの鏡筒に対する傾きを調整したい場合がある。しかしながら、例えば単純に調整ねじの高さを繰り返し調整する方法においては、レンズの傾きの支点が定まらないため、どの調整ねじの高さをどの程度調整すればレンズの傾きを所望の方向に調整出来るのか予想しがたく、容易な調整が出来ないという問題があった。
この点、本実施形態によれば、対物レンズ110の傾きの支点を、おおよそ対物レンズ110の光軸a1上の支点Pに定めることが出来る。このため、対物レンズ110が傾く方向を予想しやすい。従って、対物レンズ110の傾きを容易に調整することが出来る。また、本実施形態に係る構成においては、傾斜面323の傾斜角度等を調整することにより、支点Pの位置を所望の位置に調整することが出来る。
[第2の実施形態]
次に、図5を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態に係るレンズ傾き調整機構は、傾き調整ユニット400である。以下の説明において、第1の実施形態と同様の部分については同一の符号を付し、説明を省略する。
傾き調整ユニット400は、基本的には第1の実施形態に係る傾き調整ユニット300と同様に構成されているが、当接部材330が第1部材310ではなく第2部材420に固定される点、及び、当接部材330に当接する傾斜面411が第2部材320ではなく第1部材410に形成されている点において、傾き調整ユニット300と異なっている。
傾斜面411は、第1部材410の鏡筒200側の面に設けられている円錐型の傾斜面である。傾斜面411の内径は、鏡筒200側に近付くにつれて大きく、対物レンズユニット100に近付くにつれて小さくなる。尚、傾斜面411は、光軸a1上に頂点を有する円錐面とすることも出来るし、光軸a1上に中心を有する球面とすることも出来る。尚、本実施形態においては、傾斜面411が第2部材320ではなく第1部材410に形成されているため、第1部材410が第2部材420のフランジ部421よりも厚く形成されている。
次に、本実施形態の効果について説明する。本実施形態によれば、対物レンズ110の傾きの支点を、対物レンズ110の光軸a1上の支点P(図1参照)でなく、おおよそ鏡筒200の基準軸a2上の支点P´に定めることが出来る。この様な態様においても、対物レンズ110が傾く方向を予想しやすく、対物レンズ110の傾きを容易に調整することが出来る。また、傾斜面411の傾斜角度等を調整することにより、支点P´の位置を所望の位置に調整することが出来る。
[第3の実施形態]
次に、図6を参照して、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態に係るレンズ傾き調整機構は、傾き調整ユニット500である。以下の説明において、第1の実施形態と同様の部分については同一の符号を付し、説明を省略する。
傾き調整ユニット500は、基本的には第1の実施形態に係る傾き調整ユニット300と同様に構成されているが、当接部材330に当接する傾斜面523の態様が異なっている。本実施形態においては、第2部材520のフランジ部521の対物レンズユニット100側の面に、対物レンズユニット100側に突出する円錐台形の突出部522が設けられ、この突出部522の外周面を傾斜面523としている。この傾斜面523の外径は、鏡筒200側に近付くにつれて大きく、対物レンズユニット100に近付くにつれて小さくなる。尚、傾斜面523は、基準軸a2上に頂点を有する円錐面とすることも出来るし、基準軸a2上に中心を有する球面とすることも出来る。
次に、本実施形態の効果について説明する。本実施形態によっても、第2実施形態と同様に、対物レンズ110の傾きの支点をおおよそ鏡筒200の基準軸a2上の支点P´´に定めることが出来る。従って、対物レンズ110が傾く方向を予想しやすく、対物レンズ110の傾きを容易に調整することが出来る。また、傾斜面523の傾斜角度等を調整することにより、支点P´´の位置を所望の位置に調整することが出来る。
尚、第3の実施形態においては、第1の実施形態と同様に第1部材310に当接部材330が固定され、第2部材520に傾斜面523が設けられている。しかしながら、第2の実施形態と同様に、第2部材に当接部材330を固定し、第1部材の鏡筒200側の面に、鏡筒200側に突出する円錐台形の突出部を設け、この突出部の外周面を傾斜面とすることも出来る。この様な傾斜面の外径は、鏡筒200側に近付くにつれて小さく、対物レンズユニット100に近付くにつれて大きくなる。この様な態様によっても、第1実施形態と同様に、対物レンズ110の傾きの支点をおおよそ対物レンズ110の光軸a1上に定めることが出来る。
[その他の実施形態]
以上、本発明の第1〜第3の実施形態に係るレンズ傾き調整機構について説明した。しかしながら、第1〜第3の実施形態は例示にすぎず、各構成の態様等は適宜変更可能である。
例えば、第1〜第3の実施形態に係るレンズ傾き調整機構は、対物レンズユニット100及び鏡筒200に着脱可能に構成された傾き調整ユニット300,400,500である。しかしながら、本発明の傾き調整機構は、第1部材310を対物レンズユニット100の一部分として構成したり、第2部材320を鏡筒200の一部分として構成することも出来る。また、本発明に係る傾き調整機構は、レンズの鏡筒に対する傾きだけでなく、プリズム、ミラー、撮像素子等の他の光学要素の鏡筒に対する傾きを調整することも出来るし、光学機器本体等、鏡筒以外の他の部材に対する傾きを調整することも出来る。
また、第1〜第3の実施形態において、当接部材330は、光軸a1方向や基準軸a2方向に沿って延伸するピンである。しかしながら、本発明の当接部材は、光軸a1方向や基準軸a2方向に沿って延伸している必要は無く、光軸a1方向や基準軸a2方向に対して傾けることも出来る。また、当接部材330は、傾斜面との当接部分が球面等の曲面であれば良く、例えばボール等のピン以外の部材とすることも出来る。
100…対物レンズユニット、110…対物レンズ、200…鏡筒、300…傾き調整ユニット、310…第1部材、320…第2部材、323…傾斜面、330…当接部材、340…固定部材、a1…光軸、a2…基準軸。

Claims (7)

  1. 鏡筒に装着されるレンズユニットの前記鏡筒に対する傾きを調整可能な傾き調整機構であって、
    前記レンズユニットの前記鏡筒との接続部に装着可能な第1部材と、
    前記第1部材と対向し前記鏡筒の前記レンズユニットとの接続部に装着可能な第2部材と、
    前記第1部材に固定され、前記第1部材から前記第2部材に向かって突出し、前記第2部材に当接する複数の当接部材と、
    前記第1部材の前記第2部材に対する傾きの調整及び前記第1部材の前記第2部材への固定が可能な調整/固定部材と
    を備え、
    前記第2部材は、前記当接部材が当接する傾斜面を備え、
    前記当接部材は、前記傾斜面に当接する曲面を有する
    ことを特徴とする傾き調整機構。
  2. 鏡筒に装着されるレンズユニットの前記鏡筒に対する傾きを調整可能な傾き調整機構であって、
    前記レンズユニットの前記鏡筒との接続部に装着可能な第1部材と、
    前記第1部材と対向し前記鏡筒の前記レンズユニットとの接続部に装着可能な第2部材と、
    前記第2部材に固定され、前記第2部材から前記第1部材に向かって突出し、前記第1部材に当接する複数の当接部材と、
    前記第1部材の前記第2部材に対する傾きの調整及び前記第1部材の前記第2部材への固定が可能な調整/固定部材と
    を備え、
    前記第1部材は、前記当接部材が当接する傾斜面を備え、
    前記当接部材は、前記傾斜面に当接する曲面を有する
    ことを特徴とする傾き調整機構。
  3. 前記鏡筒には第1の雌ねじが設けられ、
    前記レンズユニットには、前記第1の雌ねじに螺合可能な第1の雄ねじが設けられ、
    前記第1部材は、前記第1の雄ねじと螺合可能な第2の雌ねじを有し、前記第2の雌ねじを介して前記レンズユニットに着脱可能に構成され、
    前記第2部材は、前記第1の雌ねじと螺合可能な第2の雄ねじを有し、前記第2の雄ねじを介して前記鏡筒に着脱可能に構成される
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の傾き調整機構。
  4. 前記当接部材が当接する前記傾斜面は、前記鏡筒の基準軸上又は前記レンズユニットの光軸上に頂点を有する円錐面又は前記光軸上に中心を有する球面である
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の傾き調整機構。
  5. 前記複数の当接部材として3つの前記当接部材を備え、
    前記3つの当接部材は、前記鏡筒の基準軸又は前記レンズユニットの光軸を中心として、周方向に均等に配置されている
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の傾き調整機構。
  6. 前記複数の調整/固定部材として3つの前記調整/固定部材を備え、
    前記3つの調整/固定部材は、
    前記鏡筒の基準軸又は前記レンズユニットの光軸を中心として、周方向に均等に配置され、
    前記当接部材のそれぞれに対し、径方向の外側に配置されている
    ことを特徴とする請求項5記載の傾き調整機構。
  7. 前記第1部材は、前記調整/固定部材が挿通する貫通孔を有し、
    前記第2部材は、前記第1部材の貫通孔に対応する部分に前記調整/固定部材が螺合する雌ねじを有し、
    前記調整/固定部材は、前記第1部材の貫通孔の内径よりも小さい外径を有し、前記雌ねじに螺合する雄ねじである
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の傾き調整機構

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