JP2007147760A - レンズ構造および調整治具構造 - Google Patents

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【課題】 部品点数を低減し、製作コストの低減を図るとともに、調整時間などの低減を図ることができるレンズ構造および調整治具構造を提供する。
【解決手段】 レンズホルダ14と、レンズホルダ14に支持されるレンズ11とを有するレンズ構造10において、前記レンズ11を一体に保持する揺動部品13であって、レンズホルダ14にレンズ11の光軸L1に垂直な軸線まわりに角変位可能に設けられる揺動部品13を備えることで、調整基準が明確でないまま三箇所のねじでいろいろな角度に調整する従来構造に比べて、光学調整を容易化する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レンズ構造および調整治具構造に関し、たとえばデジタルカメラ、バックアイカメラ、画像センサなどの各種カメラ機器に適用される技術に関する。
従来、各種カメラ機器において、レンズの光軸を調整する構造が種々実用に供されている(たとえば特許文献1、2参照)。たとえばデジタルカメラ、バックアイカメラ、画像センサなどの各種カメラ機器において、撮像素子を実装した基板にレンズを組み立てる際、レンズの光軸傾きとフォーカスを調整する必要がある。
図14は、従来のカメラ調整部構造を表す図であり、図14(a)はその断面図、図14(b)は従来のカメラ調整部構造の底面図である。従来のカメラ調整部構造では、撮像素子1を実装した基板2に、三本のねじ3および二個のばね4を介してレンズホルダー5が設けられ、レンズホルダー5にレンズ6がフォーカス調整可能に設けられている。レンズ6を組み立てる際には、(1)先ずホルダー6に基板2を仮固定したうえで、レンズホルダー5に予め形成された二つのばね収容孔5aに二個のばね4を収容する。(2)三箇所のねじ3で光軸傾きを調整する。(3)その後レンズ6とレンズホルダー5とを接着剤で固定していた。
特開2005−70505号公報 特開2004−214396号公報
従来のカメラ調整部構造では、次のような問題がある。(1)構成部品点数が多いので、レンズ6の組み立てに時間がかかる。(2)調整基準が明確ではない状態で三箇所に配設された三本のねじ3を用いていろいろな角度に調整するので、調整に時間がかかる。(3)フォーカス調整時にレンズ鏡筒周囲を手指で掴むので、該手指が調整用ディスプレイなどに不所望に映り込む。また微調整が困難である。
本発明の目的は、部品点数を低減し、製作コストの低減を図るとともに、調整時間などの低減を図ることができるレンズ構造および調整治具構造を提供することである。
本発明(1)は、レンズホルダと、レンズホルダに支持されるレンズとを有するレンズ構造において、
前記レンズを一体に保持する光学調整手段であって、レンズホルダにレンズの光軸に垂直な軸線まわりに角変位可能に設けられる光学調整手段を備えることを特徴とするレンズ構造である。
また本発明(2)は、前記光学調整手段は、レンズホルダに臨む少なくとも外表面部が部分球面状に形成されていることを特徴とする。
また本発明(3)は、前記レンズホルダに対する光学調整手段の相対変位を規制する規制手段を備えることを特徴とする。
また本発明(4)は、前記規制手段と光学調整手段とレンズホルダとで囲繞される空間には、光学調整手段を仮保持する弾性変形可能なレンズ仮保持部材が設けられることを特徴とする。
また本発明(5)は、レンズを光学調整するための調整治具構造において、
前記レンズの光軸に垂直な軸線方向一方に設けられ、レンズの光軸を粗調整可能な粗調整部と、
前記レンズの光軸に垂直な軸線方向他方に設けられ、レンズの光軸を微調整可能な微調整部と、
前記レンズの半径方向外方側部分を押圧する押え部分であってリング形状に形成されている押え部分と、
前記粗調整部および微調整部の少なくともいずれか一方の先端部に付設され、レンズへ押圧力を与える回動可能な球体とを有することを特徴とする調整治具構造である。
本発明(1)によれば、レンズを一体に保持する光学調整手段がレンズホルダに角変位可能に設けられるので、調整基準が明確でないまま三箇所のねじでいろいろな角度に調整する従来構造に比べて光学調整を容易化でき、調整時間も従来構造に比べて短縮することが可能となり、作業工数の低減を図ることができる。光学調整手段を再調整する場合であっても、レンズホルダに対し規制される光学調整手段の相対変位を規制解除したうえで、一つの光学調整手段だけを角変位させて光学調整を容易に実施することができる。しかもばねやねじなどの多数の部品が必要であった従来構造に比べて、レンズ構造の部品点数を低減でき、構造自体を簡単化できるので、製作コストの低減を図ることができる。
また本発明(2)によれば、光学調整手段の外表面部は部分球面状に形成されているので、光学調整手段の角変位中心のずれを抑えることができる。したがって光学調整の調整作業が容易になり、調整時間の短縮を図ることができる。
また本発明(3)によれば、レンズホルダに対する光学調整手段の相対変位を規制する規制手段を備えるので、接着剤などの使用を低減できる。接着剤などの使用を低減できる分、製作コストの低減を図ることができるうえ、作業工数の低減を図ることができる。
また本発明(4)によれば、規制手段と光学調整手段とレンズホルダとで囲繞される空間には、光学調整手段を仮保持するレンズ仮保持部材が設けられるので、光学調整時に光学調整手段を手指で保持しておく必要がなくなり、調整作業を格段に容易化できる。
また本発明(5)によれば、軸線方向一方に粗調整部が、軸線方向他方に微調整部が設けられるので、左右の手で粗調整と微調整とを同時に行うことができ、調整時間の短縮を図ることができる。またレンズの半径方向外方側部分を押圧する押え部分を含み、この押え部分はリング形状に形成されているので、レンズをその半径方向のうちの所望の方向に押すことができる。したがってレンズの動きを安定して動作できる。粗調整部および微調整部の少なくともいずれか一方の先端部には、レンズへ押圧力を与える回動可能な球体が付設されているので、調整時のいわゆるつまみ負荷を小さくできるので、作業性を向上できる。
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための形態を、複数の形態について説明する。各形態で先行する形態で説明している事項に対応している部分には同一の参照符を付し、重複する説明を略する場合がある。構成の一部のみを説明している場合、構成の他の部分は、先行して説明している形態と同様とする。実施の各形態で具体的に説明している部分の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、実施の形態同士を部分的に組合せることも可能である。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るレンズ構造10を表す図であり、図1(a)はレンズ構造10を光軸L1を含む仮想平面で切断して見た断面図、図1(b),図1(c)はレンズ構造10のレンズを光学調整する状態の要部の断面図である。図2は、レンズ11におけるフランジ部分12の嵌合用孔12aを表す平面図である。前記「嵌合用孔12a」を「被嵌合部12a」という場合がある。図3は、第1の実施形態に係るレンズ構造10を表す側面図である。図4は、第1の実施形態に係るレンズ構造10において、スリット13aが形成される揺動部品13を表す側面図である。図5は、第1の実施形態に係るレンズ構造10において、第1レンズホルダ14を表す側面図である。第1の実施形態に係るレンズ構造10(第1レンズ構造10と称す)は、第1レンズホルダ14と、規制手段としての固定部品15と、光学調整手段としての揺動部品13と、レンズ11とを有する。この第1レンズ構造10は、撮像素子16が設けられる基板17に一体に固着されて構成される。
第1レンズホルダ14は、レンズ11および揺動部品13を保持するとともに、第1レンズホルダ14と基板17とで前記撮像素子16を囲繞するように設けられる。第1レンズホルダ14は、筒状のホルダ本体18とレンズホルダフランジ部19とを有し、これらは合成樹脂などによって一体成形されて成る。レンズホルダフランジ部19の底面部19aが基板17に固着され、レンズホルダフランジ部19の表面部からホルダ本体18が立設するように設けられている。ホルダ本体18の外周面部のうち、基端部(基板側)から先端付近部にわたって雄ねじ部18aが形成され、前記外周面部のうち先端部には、先端に向かうに従って半径方向内方に縮径するテーパ部分20が形成されている。ホルダ本体18には、該ホルダ本体18を半径方向外方にやや拡径して揺動部品13を装着(または脱着)し、固定部品15と協働してレンズ11を締め付けるための複数のスリット18bであって、先端部からその軸線方向中間付近部に至る複数のスリット18bが形成されている。ホルダ本体18の周方向一定間隔おきに、これら複数のスリット18bが形成されている。ホルダ本体18の内周面部には部分球面部18cが凹設され、この部分球面部18cは、揺動部品13の外表面部に一致するかまたは前記外表面部よりも若干曲率半径が大きくなるように形成されている。たとえば、図1(b)に示すように、レンズの光軸L1に垂直な軸線H1と光軸L1との交点Q1をその回転中心として回転可能に設けられる。ここで、「回転」は平面上の動きだけでなく三次元(球体)上の動きも含む。
揺動部品13は、第1レンズホルダ14の部分球面部18cとレンズ11との間に、レンズ11の光軸L1に垂直な軸線まわりに角変位可能に設けられる。つまり揺動部品13は、第1レンズホルダ14に臨む外表面部が交点Q1を中心とする部分球面状に形成され、これら揺動部品13の外表面部と、第1レンズホルダ14の部分球面部との間には、グリースなどの潤滑剤が塗布されている。グリースなどの潤滑剤に代わる代替手段として、たとえば二硫化モリブデンまたはフッ素樹脂などの固体潤滑剤を、前記外表面部および部分球面部の少なくともいずれか一方にコーティングすることも可能である。この場合には、グリースなどに比べて、温度上昇に伴う潤滑剤自体の飛散を極力防止することができる。また揺動部品13は、レンズ11を保持する機能を有する。
図6は、揺動部品13に内嵌係合するための軸部21を含むレンズ11の側面図である。図1および図4も参照しつつ説明する。レンズ11は、レンズ鏡筒のフランジ部分12と、揺動部品13に内嵌螺着するためのねじ部22と、揺動部品13にタイトに内嵌係合するための軸部21とを含む。具体的に、この軸部21は、たとえば中間嵌めまたは絞まり嵌めの嵌め合いが適用される。揺動部品13の軸線方向基端部(基板側)から軸線方向中間付近部まで、レンズ11の軸部21を内嵌係合するための嵌合孔13bが形成されている。揺動部品13の軸線方向中間付近部から軸線方向先端部まで、レンズ11のねじ部22を螺着するための雌ねじ部13cが形成されている。
図7は、尖り形状に形成されるフランジ部分12Aを含むレンズ11を部分的に表す図である。図7に示すように、レンズ鏡筒のフランジ部分12Aは、たとえば半径方向外方に尖った尖り形状に形成されている。図8は、半径方向外方に突出する丸面取り形状に形成されるフランジ部分12Bを含むレンズ11を部分的に表す図である。第1レンズ構造10を部分的に変更した変更形態では、図8に示すように、レンズ鏡筒のフランジ部分12Bを、たとえば半径方向外方に突出する丸面取り形状に形成する場合もある。上記の例に限らず、フランジ部分12は、調整治具に点接触するように形成されていればよい。
固定部品15は、第1レンズホルダ14に対する揺動部品13の相対変位を規制するものである。この固定部品15は、固定ねじ部23と、押圧部24と、内側フランジ部25とを有する。ホルダ本体18の雄ねじ部18aには、前記固定ねじ部23が外嵌螺着可能に構成されている。ホルダ本体18の雄ねじ部18aに固定ねじ部23を外嵌螺着していくと、押圧部24がホルダ本体18のテーパ部分20に密接に当接するようになっている。つまり押圧部24は、固定ねじ部23から内側フランジ部25に向かうに従って半径方向内方に縮径するテーパ形状を成し、ホルダ本体18のテーパ部分20と同一の曲率半径となるように形成されている。
以上説明した第1レンズ構造10によれば、ホルダ本体18の雄ねじ部18aに固定部品15を外嵌螺着していない状態で、揺動部品13が第1レンズホルダ14に光軸L1に垂直な軸線まわりに角変位可能に設けることで調整基準が明確になるので、調整基準が明確でないまま三箇所のねじでいろいろな角度に調整する従来構造に比べて、光学調整を容易化でき、調整時間も従来構造に比べて短縮することが可能となり、作業工数の低減を図ることができる。図1(c)に示すように、揺動部品13を再調整する場合であっても、螺着状態にある固定部品15を緩めたうえで、該揺動部品13だけを角変位させることで光軸をLp1からL1に容易に調整することができる。光学調整後、固定部品15を外嵌螺着させて揺動部品13の角度を確定することができる。しかもばねやねじなどの多数の部品が必要であった従来構造に比べて、レンズ構造の部品点数を低減でき、構造自体を簡単化できるので、製作コストの低減を図ることができる。揺動部品13の外表面部も部分球面状に形成することで、揺動部品13の角変位中心のずれを抑えることができ調整基準がより明確になる。したがって光学調整の調整作業が容易になり、調整時間の短縮を図ることができる。光学調整の調整作業を実際に実施する際には、レンズ11を通して撮像素子16に入射された光を光電変換した情報を、図示外のディスプレイに出力した状態で確認しつつ光軸調整しうる。前記第1レンズホルダ14に対する揺動部品13の相対変位を規制する固定部品15を備えるので、接着剤などの使用を低減できる分、製作コストの低減を図ることができるうえ、作業工数の低減を図ることができる。
図7に示すように、レンズ鏡筒のフランジ部分12Aは、半径方向外方に尖った尖り形状に形成されるので、後述する調整治具でフランジ部分12Aを半径方向(矢符R1で表記する)に押圧したとき、フランジ部分12Aの尖り部26は、調整治具に常に点接触する。つまりフランジ部分12Aが不所望に非接触状態になることを防止し、揺動部品13を安定して動作させることができる。したがって揺動部品13の調整時間を従来構造に比べて短縮することができる。図8に示すように、レンズ鏡筒のフランジ部分12Bが、半径方向外方に突出する丸面取り形状に形成されている変更形態の場合にも、調整治具でフランジ部分12Bを、矢符R1で表記する半径方向に押圧したとき、フランジ部分12Bの丸面取り部分27は調整治具に常に点接触する。このようにフランジ部分12Bが不所望に非接触状態になることを防止し、揺動部品13を安定して動作させることができる。このように変更形態の場合にも、揺動部品13の調整時間を従来技術に比べて短縮することができる。揺動部品13の外表面部と、第1レンズホルダ14の部分球面部18cとの間には、潤滑剤が塗布またはコーティングされているので、揺動部品13を第1レンズホルダ14に対して安定して円滑に動作させることができる。
レンズ11は揺動部品13に内嵌螺着するための軸部21を含むので、レンズ11のねじ部22を揺動部品13に内嵌螺着する際、この軸部21でもってレンズ11を確実に案内することができる。したがってフォーカス調整時の傾きがたを極力少なくすることができる。ホルダ本体18の外周面部のうち先端部には、先端に向かうに従って半径方向内方に縮径するテーパ部分20が形成され、さらに前記先端部からその軸線方向中間付近部に至る複数のスリット18bが形成されている。しかも押圧部24は、固定ねじ部23から内側フランジ部25に向かうに従って半径方向内方に縮径するテーパ形状を成し、ホルダ本体18のテーパ部分20と同一の傾斜角度または曲率半径となるように形成されているので、次のような効果を奏する。固定ねじ部23を外嵌螺着していき、押圧部24がホルダ本体18のテーパ部分20に密接に当接すると、テーパ部分20に垂直な方向向きであって揺動部品13の回転中心向きの押圧力を、ホルダ本体18に付与することができる。したがって第1レンズ構造10によれば、従来技術のものより、接着剤などの使用を低減したうえで、第1レンズホルダ14に対する揺動部品13の相対変位を確実に規制することができる。
押圧部24の固定ねじ部23、ホルダ本体18の雄ねじ部18aを、螺着するに従って半径方向外方に拡径するテーパねじにすることも可能である。この場合には、ホルダ本体18のテーパ部分20および固定部品15の押圧部24を、テーパ形状にする必要がなくなる。換言すれば、テーパ部分20および押圧部24を設けることなく、テーパねじでもって第1レンズホルダ14に対する揺動部品13の相対変位を確実に規制することができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係るレンズ構造10Aについて説明する。簡潔には、光学調整手段として、揺動部品のかわりに調整部品28を用いる点で、第1の実施形態に係るレンズ構造10と相違する。以下、詳細に説明する。
図9は、本発明の第2の実施形態に係るレンズ構造10Aを光軸L1を含む仮想平面で切断して見た断面図である。図10は、第2の実施形態に係るレンズ構造10Aにおける、調整部品28の一部を破断して示す側面図である。図11は、第2の実施形態に係るレンズ構造10Aにおいて、第2レンズホルダ29を表す側面図である。第2の実施形態に係るレンズ構造10A(第2レンズ構造10Aと称す)は、第2レンズホルダ29と、規制手段としての規制部品30と、光学調整手段としての調整部品28と、レンズ仮保持部材31と、レンズ11とを有する。この第2レンズ構造10Aは、撮像素子16が設けられる基板17に一体に固着されて構成される。
第2レンズホルダ29は、レンズ11および調整部品28を保持するとともに、第2レンズホルダ29と基板17とで前記撮像素子16を囲繞するように設けられる。第2レンズホルダ29は、筒状のホルダ本体32とフランジ部33とを有し、これらは合成樹脂などによって一体成形されて成る。フランジ部33の底面部33aが基板17に固着され、フランジ部33の表面部からホルダ本体32が立設するように設けられている。ホルダ本体32の基端部からその突出方向中間付近部にわたって雄ねじ部32aが形成され、前記突出方向中間付近部から先端部には、先端に向かうに従って半径方向内方に縮径する球面部分34が形成されている。この球面部分34によって、調整部品28が光軸L1に垂直な軸線まわりに角変位可能に支持される。球面部分34の中心は、基板17に付設される撮像素子16の中心P1と同一位置に配設される。ここで、P1はレンズの光軸L1と垂直な軸線との交点に相当する。
調整部品28は、レンズ11の光軸L1に垂直な軸線まわりに角変位可能に設けられる。調整部品28は、前記球面部分34に支持されるとともに規制部品30に押圧される支持部35、レンズ11のねじ部22(図6参照)を螺着するためのレンズ螺着部36、およびレンズ11の軸部21を内嵌係合するための係合部28aを含む。これら支持部35、レンズ螺着部36および係合部28aはたとえば合成樹脂などによって一体成形される。係合部28aは、ホルダ本体32に隙間δを介してルーズに内挿される。これによって調整部品28は、規制部品30に押圧されない非押圧状態において、球面部分34に支持されたうえで角変位可能になっている。
支持部35のうちホルダ本体32の球面部分34に臨む裏面部35aは、その先端から基端に向かうに従って半径方向内方に縮径する部分球面状に形成されている。この球面中心は、基板17に付設される撮像素子16の中心P1と同一位置に配設される。支持部35の裏面部35aと、ホルダ本体32の球面部分34との間には、グリースなどの潤滑剤が塗布されている。グリースなどの潤滑剤に代わる代替手段として、前記固体潤滑剤を裏面部35aおよび球面部分34の少なくともいずれか一方にコーティングすることも可能である。支持部35のうち、規制部品30の押圧部分37に臨む表面部35bは、その先端から基端に向かうに従って半径方向内方に縮径する部分球面状に形成されている。この球面中心も、裏面部35aと同様に、基板17に付設される撮像素子16の中心P1と同一位置に配設される。
規制部品30は、第2レンズホルダ29に対する調整部品28の相対変位を規制するためのものである。規制部品30は、固定ねじ部38と押圧部分37とを有する。ホルダ本体32の雄ねじ部32aに固定ねじ部38を外嵌螺着していくと、押圧部分37がホルダ本体32の球面部分34に密接に当接するようになっている。この押圧部分37は、撮像素子16の中心P1を基準とする部分球面状に形成されている。規制部品30と調整部品28と第2レンズホルダ29とで囲繞される環状空間には、調整部品28を仮保持する弾性変形可能なレンズ仮保持部材31が設けられている。
レンズ仮保持部材31は、たとえばシリコンなどから成る柔軟材によって、断面矩形のリング形状に形成される。このレンズ仮保持部材31は、支持部35の裏面部35aとホルダ本体32の球面部分34との間に塗布されるグリースが外部に漏れることを防止する機能をも有する。その他、レンズ鏡筒のフランジ部分12A、12Bは、半径方向外方に尖った尖り形状または半径方向外方に突出する丸面取り形状のように、調整治具に点接触するような形状に形成されるので、フランジ部分12A、12Bが不所望に非接触状態になることを防止し、調整部品28を安定して動作させることができる。したがって調整部品28の調整時間を従来技術に比べて短縮することができる。
以上説明した第2レンズ構造10Aによれば、ホルダ本体32の雄ねじ部32aに規制部品を外嵌螺着していない状態で、調整部品28が第2レンズホルダ29に光軸L1に垂直な軸線まわりに角変位可能に設けられるので、三箇所のねじでいろいろな角度に調整する従来構造に比べて、光学調整を容易化できる。しかも従来構造に比べて、レンズ構造の部品点数を低減でき、構造自体を簡単化できるので、製作コストの低減を図ることができる。光学調整の調整時間も従来構造に比べて短縮することが可能となり、作業工数の低減を図ることができる。
調整部品28のうち、ホルダ本体32の球面部分34に臨む裏面部35aは、部分球面状に形成され、調整部品28の角変位中心のずれを抑えることができる。したがって光学調整の調整作業が容易になり、調整時間の短縮を図ることができる。調整部品28は、その角変位中心が、基板17に付設される撮像素子16の中心P1と同一位置に配設されるので、次のような効果を奏する。調整部品28の調整に伴って、調整部品28の角変位中心と撮像素子16の中心P1とがずれるおそれがなくなる。したがって、より精度の高いカメラを実現できる。
規制部品30は、調整部品28の一部つまり表面部35bを押圧する押圧部分37を含み、押圧部分37は、撮像素子16の中心P1を基準とする部分球面状に形成されているので、規制部品30で調整部品28を軽く規制した状態で、光学調整することができる。したがって調整部品28の角変位中心がずれることなく調整できる。規制部品30と調整部品28と第2レンズホルダ29とで囲繞される空間には、調整部品28を仮保持する弾性変形可能なレンズ仮保持部材31が設けられるので、光学調整時に第2レンズホルダ29を手指で保持しておく必要がなくなり、調整作業を格段に容易化できる。
規制部品30の押圧部分37は、ホルダ本体32の球面部分34に密接に当接するようになっているうえ、押圧部分37は、撮像素子16の中心P1を基準とする部分球面状に形成されているので、次のような効果を奏する。規制部品30の押圧部分37は球面部分全周を均一に押圧することになり、いわゆる片当り状態となることを未然に防止することができる。したがって規制部品30によって、第2レンズホルダ29に対する調整部品28の相対変位を確実にかつ強固に規制することができる。
規制部品30と調整部品28と第2レンズホルダ29とで囲繞される環状空間には、調整部品28を仮保持する弾性変形可能なレンズ仮保持部材31が設けられるので、光学調整時に調整部品28を手指で保持しておく必要がなくなり、調整作業を格段に容易化できる。レンズ仮保持部材31は、充填されるグリースが外部に漏れることを防止する機能を有するので、レンズ構造の外部環境がグリースなどによって汚染することを防止できる。
図12は、レンズを光学調整するための調整治具構造39の断面図である。図13は、調整治具構造39の平面図である。図2、図9も参照しつつ説明する。調整治具構造39は、フレーム40、粗調整部41、微調整部42、大径リング43、圧縮コイルばね44,45、押え部分46、および外装部品としてのフォーカス調整用リング形状治具47を含む。フレーム40は、平面視矩形状のメインフレーム48と、このメインフレーム48に固着される環状のサブフレーム49とを有し、メインフレーム48に第2レンズ構造10Aが載置支持され、サブフレーム49に粗調整部41、微調整部42、大径リング43および押え部分46が設けられる。前記平面視とは軸線方向に見ることを意味する。
図2、図12に示すように、レンズ鏡筒の一表面部には、フォーカス調整用リング形状治具47(フォーカス調整治具47と称す)の4本の嵌合ピン50を着脱可能に嵌合する4つの被嵌合部12aが形成されている。これら被嵌合部12aは周方向一定間隔おきに形成されている。フォーカス調整治具47は、レンズ鏡筒の半径方向外方側部分を保持し、レンズ鏡筒よりも大径に形成されている。
粗調整部41は、レンズ11の光軸に垂直な軸線方向一方に設けられ、レンズ11の光軸L1を粗調整可能になっている。粗調整部41は、操作可能な粗調整つまみ51と、並目ねじから成る第1スピンドル52とを備えている。粗調整つまみ51は、大径部53と小径部54とが前記軸線方向に沿って一体に設けられ、これらの外周面部にはたとえばローレット目が刻設されている。第1スピンドル52は前記軸線方向に沿って設けられ、該第1スピンドル52の先端部には、レンズ11へ押圧力を与える球体55が回転可能に付設されている。球体55は、たとえば鋼球によって実現し得る。ただし球体55は、必ずしも鋼球だけに限定されるものではなく、たとえばステンレス鋼球、セラミック球など種々のものによって実現可能である。
サブフレーム49の半径方向内方には、大径リング43が設けられている。この大径リング43は、サブフレーム49よりも小径でかつ後述する押え部分46よりも大径に形成されている。大径リング43の内周面部でかつ粗調整部41の第1スピンドル付近部には、圧縮コイルばね44を介して、レンズ11の半径方向外方側部分を押圧する押え部分46が設けられている。この押え部分46はリング形状に形成されている。粗調整つまみ51を手指で回動させると、サブフレーム49に対して第1スピンドル52が矢符L2で表記する軸線方向一方または他方に移動可能に構成され、第1スピンドル52の先端部に付設される球体55が、大径リング43を押圧可能になっている。この大径リング43からの押圧力は、圧縮コイルばね44および押え部分46を介してレンズ鏡筒に伝達されるようになっている。
微調整部42は、前記軸線方向他方に設けられ、レンズ11の光軸を微調整可能になっている。微調整部42は、第2レンズ構造10Aを中心に前記粗調整部41に対向するように配設されている。よって、微調整部42と粗調整部41とは同一軸線上に配設される。微調整部42は、操作可能な微調整つまみ56と、細目ねじから成る第2スピンドル57とを備えている。微調整つまみ56は、大径部58と小径部59とが前記軸線方向に沿って一体に設けられ、これらの外周面部にはたとえばローレット目が刻設されている。第2スピンドル57は、前記軸線方向に沿って設けられ、第1スピンドル52よりも小径ねじのものが適用されている。該第2スピンドル57の先端部には、レンズ11へ押圧力を与える球体60が回転可能に付設されている。球体60は、たとえば鋼球によって実現し得る。ただし球体60は、必ずしも鋼球だけに限定されるものではなく、ステンレス鋼球、セラミック球など種々のものによって実現可能である。
大径リング43に第2スピンドル57が螺着され、サブフレーム49と大径リング43との間には、圧縮コイルばね45が第2スピンドル57を外装するように設けられている。微調整つまみ56を手指で回動させると、大径リング43に対して第2スピンドル57が軸線方向一方または他方に移動可能に構成され、第2スピンドル57の先端部に付設される球体60が、押え部材46を押圧可能になっている。押え部材46からの押圧力は、レンズ鏡筒に直接伝達されるようになっている。以上説明した同一軸線上の粗調整部41および微調整部42に対し、図13に示すように、光軸まわりに90度位相をずらした軸線上にも、前記と同様の粗調整部41および微調整部42が設けられている。
以上説明した調整治具構造39によれば、軸線方向一方に粗調整部41が、軸線方向他方に微調整部42が設けられるので、左右の手で粗調整と微調整とを同時に行うことができ、調整時間の短縮を図ることができる。レンズ11の半径方向外方側部分を押圧する押え部分46を含み、この押え部分46はリング形状に形成されているので、レンズ11をその半径方向のうちの所望の方向に押すことができる。したがってレンズ11の動きを安定して動作できる。粗調整部41および微調整部42の先端部には、レンズ11へ押圧力を与える回動可能な球体55,60が付設されているので、調整時のいわゆるつまみ負荷を小さくできるので、作業性を向上できる。
粗調整部41および微調整部42は、操作可能な大径部53,58と小径部54,59とを有するので、次のような効果を奏する。粗調整、微調整それぞれにおいて、大径部53,58、小径部54,59の二段階で調整できるので、小径部54,59で第1または第2スピンドル52,57を軸線方向に迅速に移動させ、大径部53,58で第1または第2スピンドル52,57を慎重に回動させることが可能となり、調整作業をより容易化でき、調整時間の短縮を図ることができる。レンズ鏡筒の半径方向外方側部分を保持するフォーカス調整治具47によって、レンズ11から離隔した部分を回転操作することができる。したがって回転方向の微調整がし易くなる。第1スピンドル52には並目ねじが適用され、第2スピンドル57には細目ねじが適用されているので、第2スピンドル57でもって精密な調整を実施することが可能となる。また手指が映し出す範囲に入らないので、調整作業を容易化できる。
ここでは、第2の実施形態に係るレンズ構造10Aのレンズを光学調整することを例に挙げて調整治具構造39を説明したが、本構造は、第1の実施形態に係るレンズ構造10のレンズを光学調整する際にも利用できる。
本発明の第1の実施形態に係るレンズ構造10を表す図であり、図1(a)はレンズ構造10を光軸L1を含む仮想平面で切断して見た断面図、図1(b),図1(c)はレンズ構造10のレンズを光学調整する状態の要部の断面図である。 レンズ11におけるフランジ部分12の嵌合用孔12aを表す平面図である。 第1の実施形態に係るレンズ構造10を表す側面図である。 第1の実施形態に係るレンズ構造10において、スリット13aが形成される揺動部品13を表す側面図である。 第1の実施形態に係るレンズ構造10において、第1レンズホルダ14を表す側面図である。 揺動部品13に内嵌係合するための軸部21を含むレンズ11の側面図である。 尖り形状に形成されるフランジ部分12Aを含むレンズ11を部分的に表す図である。 半径方向外方に突出する丸面取り形状に形成されるフランジ部分12Bを含むレンズ11を部分的に表す図である。 本発明の第2の実施形態に係るレンズ構造10Aを光軸L1を含む仮想平面で切断して見た断面図である。 第2の実施形態に係るレンズ構造10Aにおける、調整部品28の一部を破断して示す側面図である。 第2の実施形態に係るレンズ構造10Aにおいて、第2レンズホルダ29を表す側面図である。 レンズを光学調整するための調整治具構造39の断面図である。 調整治具構造39の平面図である。 従来のカメラ調整部構造を表す図であり、図14(a)はその断面図、図14(b)は従来のカメラ調整部構造の底面図である。
符号の説明
10 第1レンズ構造
10A 第2レンズ構造
11 レンズ
13 揺動部品
14 第1レンズホルダ
15 固定部品
17 基板
28 調整部品
29 第2レンズホルダ
30 規制部品
31 レンズ仮保持部材
39 調整治具構造
41 粗調整部
42 微調整部
46 押え部分

Claims (5)

  1. レンズホルダと、レンズホルダに支持されるレンズとを有するレンズ構造において、
    前記レンズを一体に保持する光学調整手段であって、レンズホルダにレンズの光軸に垂直な軸線まわりに角変位可能に設けられる光学調整手段を備えることを特徴とするレンズ構造。
  2. 前記光学調整手段は、レンズホルダに臨む少なくとも外表面部が部分球面状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ構造。
  3. 前記レンズホルダに対する光学調整手段の相対変位を規制する規制手段を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のレンズ構造。
  4. 前記規制手段と光学調整手段とレンズホルダとで囲繞される空間には、光学調整手段を仮保持する弾性変形可能なレンズ仮保持部材が設けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のレンズ構造。
  5. レンズを光学調整するための調整治具構造において、
    前記レンズの光軸に垂直な軸線方向一方に設けられ、レンズの光軸を粗調整可能な粗調整部と、
    前記レンズの光軸に垂直な軸線方向他方に設けられ、レンズの光軸を微調整可能な微調整部と、
    前記レンズの半径方向外方側部分を押圧する押え部分であってリング形状に形成されている押え部分と、
    前記粗調整部および微調整部の少なくともいずれか一方の先端部に付設され、レンズへ押圧力を与える回動可能な球体とを有することを特徴とする調整治具構造。
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