JP2001305408A - レンズ調芯機構 - Google Patents

レンズ調芯機構

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鏡筒内に配置されるレンズの傾きを容易かつ
自在に調整する。 【解決手段】 鏡筒100に設けたレンズ枠保持部11
0にレンズ150を保持したレンズ枠140が設けられ
ている。そして、レンズ枠140に設けた係合アーム部
142A、142B、142Cが、レンズ枠保持部11
0の外周部に配置したY軸調整リング120の傾斜部1
24A、124B、及びX軸調整リング130の傾斜部
134に当接している。また、レンズ枠140の外側に
配置された板バネ160が各係合アーム部142A、1
42B、142CをY軸調整リング120の傾斜部12
4A、124B、及びX軸調整リング130の傾斜部1
34に押圧している。Y軸調整リング120、X軸調整
リング130を回転させて、傾斜部124A、124
B、134によって係合アーム部142A、142B、
142Cを押圧変位し、レンズ150及びレンズ枠14
0の傾きを調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ等の光学系
に用いられるレンズ調芯機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、カメラ等の光学系において、
レンズのチルト調芯を行うための調芯機構としては、カ
メラ等の鏡筒とレンズ枠にそれぞれフランジ部を設け、
各フランジ部の間に調整用のスペーサを挟んで傾きを調
整した状態で、各フランジ部をネジ等の締結によって結
合し、鏡筒とレンズ枠とを接合するものが知られてい
る。また、他のレンズ調芯機構としては、鏡筒に対して
レンズ枠を傾斜可能な構造で配置し、このレンズ枠をバ
ネで付勢するとともに、偏芯ピンやネジの締め付け量な
どで傾きを調整するようにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術のうち前者の従来例では、フランジ部の間にスペ
ーサを挿入する際に、その都度、フランジ部を結合した
ネジを外す必要があり、この作業に手間がかかってしま
う。また、いずれの従来例においても、レンズの傾き調
整を行う際に、レンズの回転中心が光軸上にないため、
光軸方向の位置が移動し、フランジバック量にずれが発
生してしまい、再度調整が必要となる。さらに、いずれ
の従来例においても、内部に位置するレンズを調整する
場合は、煩雑な作業を経て鏡筒等を組み立てた後に、再
調整が必要となったときには、再度分解して調整い、再
度組み立てを行わなければならず、大変煩雑な作業を要
することになる。
【0004】そこで本発明の目的は、レンズの傾きを容
易かつ自在に調整することができ、また、光軸方向の位
置ずれなどを招くことなく有効な調整を行うことができ
るレンズ調芯機構を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、光学機器の鏡筒に配置されるレンズの傾きを
調整するレンズ調芯機構において、略円筒状に形成され
て内部にレンズを保持するとともに、外周部に径方向に
延出した係合アーム部を有するレンズ枠と、前記鏡筒に
設けられたレンズ枠保持部であって、前記レンズ枠を収
納する略円筒状に形成され、内周部に前記レンズ枠の外
周部に摺動自在に嵌合し、前記レンズ枠をレンズの光軸
上の点を中心に回転可能にガイドするガイド部を有する
とともに、前記レンズ枠の係合アーム部を外径方向に延
出させるための切り欠き部を有するレンズ枠保持部と、
前記レンズ枠をレンズ枠保持部側に押圧し、レンズ枠の
外周部とレンズ枠保持部のガイド部とを嵌合状態に保持
するバネ部材と、前記レンズ枠保持部の外周部に沿って
略円環状に形成され、周回り方向に回転可能に設けら
れ、前記レンズ枠保持部の外径方向に延出したレンズ枠
の係合アーム部に対向する面に前記係合アーム部を押圧
する傾斜部を有する傾き調整部材とを有し、前記傾き調
整部材を周回り方向に回転操作することにより、前記傾
き調整部材の傾斜部による前記係合アーム部の押圧位置
を変位させて前記レンズ枠をレンズの光軸上の点を中心
に回転させてレンズの傾き調整を行うようにしたことを
特徴とする。
【0006】本発明のレンズ調芯機構において、レンズ
を保持したレンズ枠は、その外周部が鏡筒のレンズ枠保
持部の内周部に設けたガイド部に摺動自在に嵌合した状
態で、バネ部材の押圧力によってレンズ枠保持部内に保
持されている。この状態でレンズ枠は、レンズ枠保持部
のガイド部に沿って光軸上の点を中心に傾斜可能な状態
で保持される。また、レンズ枠の係合アーム部は、レン
ズ枠保持部の切り欠き部を通して外径方向に延出してお
り、レンズ枠保持部の外周部に回転自在に配置された傾
き調整部材の傾斜部に当接している。この状態で、傾き
調整部材を光軸の周回り方向に回転操作することによ
り、傾き調整部材の傾斜部による係合アーム部の押圧位
置をバネ部材の押圧力に抗して変位させると、レンズ枠
をレンズの光軸上の点を中心に回転し、レンズの傾き調
整を行うことができる。このようにして、レンズの傾き
を光軸上の点を中心に自在に調整でき、光軸方向の位置
ずれなどを招くことなく有効な調整を行うことができ
る。また、調整の度に、ネジを外す等の煩雑な作業は不
要であり、容易に調整を行うことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるレンズ調芯機
構の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実
施の形態によるレンズ調芯機構の構成を示す分解斜視図
である。また、図2は、図1に示すレンズ調芯機構を組
み立てた状態を示す図であり、図2(A)は正面図、図
2(B)は図2(A)のA−A線断面図、図2(C)は
図2(A)のB−B線断面図である。さらに、図3は、
図1に示すレンズ調芯機構を組み立てた状態を示す外観
斜視図である。
【0008】本形態によるレンズ調芯機構は、光学機器
の鏡筒100に配置されるレンズ150の傾きを調整す
るものであり、レンズ150を保持したレンズ枠140
と、鏡筒100に設けられたレンズ枠保持部110と、
Y軸を中心とするレンズ150の傾きを調整するY軸調
整リング(第1の傾き調整部材)120と、X軸を中心
とするレンズ150の傾きを調整するX軸調整リング
(第2の傾き調整部材)130と、板バネ(バネ部材)
160とを有する。
【0009】レンズ枠140は、略円筒状に形成されて
内部にレンズ150を保持するとともに、外周部140
Aがレンズ150の光軸(Z軸方向)上の点を中心とす
る部分的な球面形状に形成されている。また、レンズ枠
140の外周部140Aからは、径方向に延出した3本
の係合アーム部142A、142B、142Cが形成さ
れている。各係合アーム部142A、142B、142
Cは、それぞれ真直ぐな丸棒状に形成されており、2本
の係合アーム部(第1の係合アーム部)142A、14
2Bは、X方向に沿って形成され、1本の係合アーム部
(第2の係合アーム部)142Cは、Y方向に沿って形
成されている。
【0010】レンズ枠保持部110は、鏡筒100に一
体に形成されたものでり、レンズ枠140を収納する略
円筒状に形成されている。このレンズ枠保持部110の
内周部には、レンズ枠140の外周部140Aに摺動自
在に嵌合し、レンズ枠140をレンズ150の光軸上の
点を中心に回転可能にガイドする環状のガイド部112
が設けられている。また、レンズ枠保持部110には、
上述したレンズ枠140の係合アーム部142A、14
2B、142Cを外径方向に延出させるための切り欠き
部114が形成されている。なお、このレンズ枠保持部
110を設けた鏡筒100は、直方体状のケース部10
0Aを有し、このケース部100Aには、後述するY軸
調整リング120及びX軸調整リング130の操作片1
22、132をケース部100Aの外部に臨ませて、外
部から各操作片122、132を操作できるようにする
ための窓部102A、102Bが形成されている。
【0011】Y軸調整リング120は、レンズ枠保持部
110の外周部に回転自在に装着される環状に形成され
たものであり、レンズ枠140の係合アーム部142
A、142Bに対向する面に、周回り方向に沿って一定
の傾斜角度を有する2つの傾斜部124A、124Bを
有する。この傾斜部124A、124Bは、Y軸調整リ
ング120を回転操作することにより、各係合アーム部
142A、142Bとの当接点が変位し、各係合アーム
部142A、142Bを板バネ160のバネ力に抗して
押圧し、各係合アーム部142A、142Bの位置を光
軸方向に変位させることにより、レンズ枠140及びレ
ンズ150をY軸を中心に回転させ、レンズ150のY
軸に対する傾斜角度を調整するものである。なお、この
Y軸調整リング120の傾斜部124A、124Bによ
るレンズ枠140及びレンズ150の回転は、光軸上の
点を中心として生じるため、レンズ150の中心部は、
この回転によって光軸方向には変位せず、また、光軸と
直交する方向にも変位せず、傾きだけを良好に調整でき
るものとなっている。
【0012】また、X軸調整リング130は、Y軸調整
リング120と重なるような状態でレンズ枠保持部11
0の外周部に回転自在に装着される環状に形成されたも
のであり、レンズ枠140の係合アーム部142Cに対
向する面に、周回り方向に沿って一定の傾斜角度を有す
る1つの傾斜部134を有する。この傾斜部134は、
X軸調整リング130を回転操作することにより、係合
アーム部142Cとの当接点が変位し、係合アーム部1
42Cを板バネ160のバネ力に抗して押圧し、係合ア
ーム部142Cの位置を光軸方向に変位させることによ
り、レンズ枠140及びレンズ150をX軸を中心に回
転させ、レンズ150のX軸に対する傾斜角度を調整す
るものである。なお、このX軸調整リング130の傾斜
部134によるレンズ枠140及びレンズ150の回転
は、光軸上の点を中心として生じるため、レンズ150
の中心部は、この回転によって光軸方向には変位せず、
また、光軸と直交する方向にも変位せず、傾きだけを良
好に調整できるものとなっている。
【0013】また、Y軸調整リング120とX軸調整リ
ング130には、それぞれ操作片122、132が設け
られている。各操作片122、132は、Y軸調整リン
グ120とX軸調整リング130の各回転位置を図2、
図3に示す中立状態に配置した状態で、互いに90°異
なる方向に配置されるように形成されており、それぞれ
先端部には幅広肉厚の操作部122A、132Aとして
形成され、各操作部122A、132Aには指等をかけ
るための溝部122B、132Bが形成されている。
【0014】また、板バネ160は、環状に形成され、
鏡筒100のケース部100Aにネジ止め等によって固
定されるものである。この板バネ160には、係合アー
ム部142A、142B、142Cを押圧する押圧部1
60A、160B、160Cが形成されている。
【0015】図4及び図5は、図2に示す中立状態から
Y軸調整リング120を回転させて調整を行った状態を
示す図であり、図4(A)は正面図、図4(B)は図4
(A)のA−A線断面図、図4(C)は図4(A)のB
−B線断面図である。また、図5は外観斜視図である。
例えば、Y軸調整リング120を図4に示すように半時
計回り方向にθa回転させた場合には、一方の傾斜部1
24Aが高く、他方の傾斜部124Bが低くなり、係合
アーム部142A、142Bが変位することになる。こ
れにより、レンズ枠140とレンズ150に傾きθyが
生じる。ここで、θaとθyは比例関係があり、Y軸調
整リング120の回転方向と回転角により、レンズ15
0に傾きの方向と傾き量を調整することができる。
【0016】図6及び図7は、図2に示す中立状態から
X軸調整リング130を回転させて調整を行った状態を
示す図であり、図6(A)は正面図、図6(B)は図6
(A)のA−A線断面図、図6(C)は図6(A)のB
−B線断面図である。また、図7は外観斜視図である。
X軸調整リング130を図6に示すように半時計回り方
向にθb回転させた場合には、傾斜部124Cが高くな
り、係合アーム部142Cが変位することになる。これ
により、レンズ枠140とレンズ150に傾きθxが生
じる。ここでθbとθxは比例関係があり、X軸調整リ
ング130の回転方向と回転角により、レンズ150の
傾きの方向と傾き量を調整することができる。
【0017】以上のようにY軸、X軸の2方向の調整を
Y軸調整リング120とX軸調整リング130の2つの
部材の操作によって独立して調整できるので、この2つ
の調整リング120、130の回転方向と回転角を組み
合わせることにより、レンズ150の光軸方向の全方向
の傾き調整が可能となる。なお、このような調整後、調
整リング120、130を鏡筒100のケース部100
Aに接着剤等によって固着することにより、調整後の位
置ずれを防止するとともに、窓部102A、102Bを
接着剤で塞ぐことにより、鏡筒100内への塵等の進入
を防止することができる。ただし、このような接着剤に
よらず、他の部材によって窓部102A、102Bを塞
ぐようにしてもよい。
【0018】以上のような本例のレンズ調芯機構では、
以下のような効果を得ることができる。 (1)組み立て後に調整を行うことができ、調整用部品
の交換等の煩雑な作業が不要となる。 (2)調整の際に複雑な調整用設備が不要である。 (3)レンズ140の回転中心を光軸上に配置してお
り、調整によってレンズの光軸方向の移動がなく、シフ
ト方向の変位も殆ど発生しないため、調整によるフラン
ジバックのずれや周辺の光量落ちなどの影響が少ない。 (4)調整用のリング120、130を回転させる際
に、係合アーム部142A、142B、142Cを延出
した構造を採用したことにより、鏡筒100の内部に配
置されるレンズ140の調整が可能である。 (5)組み立て後の外部からの調整が容易であり、その
際、懸念されるゴミの進入に対しても、調整リング12
0、130と鏡筒100との隙間を接着剤等によって塞
ぐことで有効に防止できる。なお、以上はXとYの2軸
方向にレンズの傾斜を調整する構成について説明した
が、本発明は、レンズの傾斜を1軸方向だけに調整する
ような構成を含むものである。また、バネ部材として
は、環状の板バネを採用したが、他のバネを採用しても
よい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のレンズ調
芯機構では、係合アーム部を有するレンズ枠と、レンズ
枠を収納し、その外周部をガイドするガイド部を有する
レンズ枠保持部と、レンズ枠をレンズ枠保持部側に押圧
するバネ部材と、レンズ枠保持部の外周に設けられ係合
アーム部に対向する面に係合アーム部を押圧する傾斜部
を有する傾き調整部材とを有し、傾き調整部材を周回り
方向に回転操作することにより、傾き調整部材の傾斜部
による係合アーム部の押圧位置を変位させてレンズ枠を
レンズの光軸上の点を中心に回転させてレンズの傾き調
整を行うようにした。このため、レンズの傾きを光軸上
の点を中心に自在に調整でき、光軸方向の位置ずれなど
を招くことなく有効な調整を行うことができる。また、
調整の度に、ネジを外す等の煩雑な作業は不要であり、
容易に調整を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるレンズ調芯機構の構
成を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示すレンズ調芯機構を組み立てた状態を
示す図であり、図2(A)は正面図、図2(B)は図2
(A)のA−A線断面図、図2(C)は図2(A)のB
−B線断面図である。
【図3】図1に示すレンズ調芯機構を組み立てた状態を
示す外観斜視図である。
【図4】図2に示す中立状態からY軸調整リングを回転
させて調整を行った状態を示す図であり、図4(A)は
正面図、図4(B)は図4(A)のA−A線断面図、図
4(C)は図4(A)のB−B線断面図である。
【図5】図4に示す状態での外観斜視図である。
【図6】図2に示す中立状態からX軸調整リング130
を回転させて調整を行った状態を示す図であり、図6
(A)は正面図、図6(B)は図6(A)のA−A線断
面図、図6(C)は図6(A)のB−B線断面図であ
る。
【図7】図6に示す状態での外観斜視図である。
【符号の説明】
100……鏡筒、110……レンズ枠保持部、112…
…ガイド部、114……切り欠き部、120……Y軸調
整リング、122、132……操作片、124A、12
4B、134……傾斜部、130……X軸調整リング、
140……レンズ枠、142A、142B、142C…
…係合アーム部、150……レンズ、160……板バ
ネ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学機器の鏡筒に配置されるレンズの傾
    きを調整するレンズ調芯機構において、 略円筒状に形成されて内部にレンズを保持するととも
    に、外周部に径方向に延出した係合アーム部を有するレ
    ンズ枠と、 前記鏡筒に設けられたレンズ枠保持部であって、前記レ
    ンズ枠を収納する略円筒状に形成され、内周部に前記レ
    ンズ枠の外周部に摺動自在に嵌合し、前記レンズ枠をレ
    ンズの光軸上の点を中心に回転可能にガイドするガイド
    部を有するとともに、前記レンズ枠の係合アーム部を外
    径方向に延出させるための切り欠き部を有するレンズ枠
    保持部と、 前記レンズ枠をレンズ枠保持部側に押圧し、レンズ枠の
    外周部とレンズ枠保持部のガイド部とを嵌合状態に保持
    するバネ部材と、 前記レンズ枠保持部の外周部に沿って略円環状に形成さ
    れ、周回り方向に回転可能に設けられ、前記レンズ枠保
    持部の外径方向に延出したレンズ枠の係合アーム部に対
    向する面に前記係合アーム部を押圧する傾斜部を有する
    傾き調整部材とを有し、 前記傾き調整部材を周回り方向に回転操作することによ
    り、前記傾き調整部材の傾斜部による前記係合アーム部
    の押圧位置を変位させて前記レンズ枠をレンズの光軸上
    の点を中心に回転させてレンズの傾き調整を行うように
    した、 ことを特徴とするレンズ調芯機構。
  2. 【請求項2】 前記レンズ枠の外周部が光軸上の点を中
    心とする部分的な球面形状に形成されていることを特徴
    とする請求項1記載のレンズ調芯機構。
  3. 【請求項3】 前記バネ部材は、前記レンズ枠保持部の
    外周部に沿って配置される円環状の板バネ状に形成さ
    れ、前記係合アーム部をレンズ枠保持部側に押圧するこ
    とを特徴とする請求項3記載のレンズ調芯機構。
  4. 【請求項4】 前記係合アーム部は、互いに直交する2
    軸方向に延出した第1の係合アーム部と第2の係合アー
    ム部とを有し、前記傾き調整部材は、前記第1の係合ア
    ーム部を押圧する傾斜部を有する第1の傾き調整部材
    と、前記第2の係合アーム部を押圧する傾斜部を有する
    第2の傾き調整部材とを有することを特徴とする請求項
    1記載のレンズ調芯機構。
  5. 【請求項5】 前記傾き調整部材は、外径方向に延出し
    た操作片を有することを特徴とする請求項1記載のレン
    ズ調芯機構。
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