JP6049294B2 - レンズ鏡筒 - Google Patents

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Description

本発明は、レンズ鏡筒に関する。
デジタルカメラやビデオカメラ等の光学機器に用いられているレンズ鏡筒は、カム溝を有するカム筒と、光軸方向に平行な縦溝を有する案内筒、両方の溝に嵌合するカムフォロワーを有する。カムフォロワーは、レンズ群を保持したレンズ保持部材に固定され、レンズ保持部材は、カム筒が光軸周りに回転するとカムフォロワーによって光軸方向へ駆動される。特許文献1は、カムフォロワーに支持された複数のレンズ保持部材間にガタ防止用のバネを介装し、カムフォロワーの外径を種々選択することでレンズ間隔を変更する構成を提案している。
特開平3−144410号公報
特許文献1のレンズ鏡筒は、2つのレンズ群の間隔を調整することはできるが、1つのレンズ群を構成する2つのレンズの間の間隔、向き合い(傾き)調整、偏芯の少なくとも一つを調整することはできない。より高い光学性能のためには、この調整機能が必要である。
本発明は、光軸方向に駆動される1つのレンズ群を構成する2つのレンズの間の間隔、傾き、偏芯の少なくとも一つを調整することが可能なレンズ鏡筒を提供することを例示的な目的とする。
本発明のレンズ鏡筒は、第1のレンズと第2のレンズを有する第1のレンズ群と、第1の溝部を有する第1の筒と、第2の溝部を有し、前記第1のレンズ群の光軸周りに前記第1の筒に対して回転可能に構成された第2の筒と、前記第1のレンズを保持する第1のレンズ保持部材と、前記第2のレンズを保持する第2のレンズ保持部材と、前記第1の溝部および前記第2の溝部に挿入された第1のカムフォロワーと、を有する第1のレンズユニットと、前記第2のレンズ保持部材に光軸方向に弾性力を加える弾性部材と、前記光軸周りに所定の間隔で前記第2のレンズ保持部材に固定された複数のカラーと、を有し、前記第2の筒が前記第1の筒に対して回転して前記第1のカムフォロワーが前記第1の溝部及び前記第2の溝部に追従して移動することで、前記第1のレンズユニットが前記光軸方向に移動し、前記第1のレンズ保持部材は前複数のカラーが挿入される複数のカラー挿入部を有し、前記複数のカラー挿入部は前記光軸に直交する方向に面が形成された第1の面と、前記光軸方向に面が形成された一対の第2の面を有し、前記複数のカラーは、前記弾性部材によって前記第1の面に向けて付勢され、前記複数のカラーと前記複数のカラー挿入部の接触状態が変更されることによって、前記第1のレンズと前記第2のレンズの間の間隔、傾き、偏芯の少なくとも一つを調整可能であることを特徴とする。
本発明によれば、光軸方向に駆動される1つのレンズ群を構成する2つのレンズの間の間隔、傾き、偏芯の少なくとも一つを調整することを例示的な目的とする。
本実施形態のレンズ鏡筒の側面図である。 図1に示すレンズ鏡筒の断面図である。 図1に示すレンズ鏡筒の断面図である。 図1に示すレンズ鏡筒の断面図である。 図3に示すカラーの平面図、側面図、断面図である。 図2に示す2つのレンズ保持枠の斜視図である。 図6(a)(b)に示すレンズ保持枠に図5に示すカラーが固定された状態の部分拡大断面図である。 図6(a)(b)に示すレンズ保持枠に図5に示すカラーが固定された状態の拡大断面図である。
図1は、本実施形態のレンズ鏡筒の側面図である。図2、図3、図4は、レンズ鏡筒の断面図であり、ワイド状態を示している。レンズ鏡筒(交換レンズ、光学機器)は、不図示のカメラ本体(撮像装置本体、光学機器)に着脱可能に装着される。
レンズ鏡筒は、カメラ本体との接続を行うマウント101、マウント101に一体的に固定される案内筒(第1の筒)102、案内筒102と径方向に嵌合して光軸周りで相対的に回転可能に保持されるカム筒(第2の筒)103を有する。
案内筒102には、第1直進溝102Aと第2直進溝102Bが第1の溝部として形成されている。カム筒103には、第1カム溝部103Aと第2カム溝部103Bが第2の溝部として形成されている。第1直進溝102Aと第2直進溝102Bは光軸に平行な縦溝である。第1カム溝部103Aの下に第1直進溝102Aが位置し、第2カム溝部103Bの下に第2直進溝102Bが位置する。即ち、カム筒103の内周側に案内筒102の一部が配置されている。
カム筒103の外周にはズーム操作時にカム筒103に回転力を与えるズーム伝達キー104が固定されている。ユーザーのズーミング操作時には、ズーム伝達キー104から回転操作力が伝わり、案内筒102、カム筒103に支持されたレンズ保持枠が、カム軌跡に沿って光軸方向を移動する。
レンズ保持枠105は、光学レンズ(第1群レンズ)L1を保持し、外周部にカムフォロワー(第1のカムフォロワー)111が取り付けられている。カムフォロワー111は、後述するカラー112と同様に、3つの円筒部から構成されているが、カラー112と異なり、3つの円筒部の中心軸は一致している。
カムフォロワー111は、第1直進溝102A、第1カム溝部103Aの両方に挿入されており、第1直進溝102A、第1カム溝部103Aに追従して移動する。カムフォロワー111は、中空穴(ネジ穴)を有し、そこにネジ111aが挿入され、ネジ111aによってレンズ保持枠105に固定されている。カム筒103が回転すると、レンズ保持枠105は光軸方向に移動する。
レンズ保持枠106は、光学レンズ(第2群レンズ)L2を保持し、ズーム作動時にレンズ保持枠105と一体的に駆動する。レンズ保持枠106は、フォーカスシング時に不図示のアクチュエータにより、レンズ保持枠105に対して単独で光軸方向に移動することができる。
レンズ保持枠107は、第1のレンズである光学レンズ(第3群レンズ)L3を保持する第1のレンズ保持枠(第1のレンズ保持部材)であり、レンズ保持枠105にネジ110で固定されている。
レンズ保持枠108は、第2のレンズである光学レンズ(第4群レンズ)L4を保持する第2のレンズ保持枠(第2のレンズ保持部材)であり、外周部に複数のカラー(コロ部)112がネジ112aで取り付けられている。複数のカラー112は、光軸周りに所定の角度間隔(例えば、120度間隔)でレンズ保持枠108に固定されている。但し、所定の角度間隔は等間隔でなくてもよい。
レンズ保持枠108に固定された各カラー112が、レンズ保持枠107のカラー挿入部107aに挿入されることによってレンズ保持枠107と108は一体化されている。複数のカラー112は同一又は異なる形状を有し、カラー挿入部107aは同一の形状を有する。これにより、レンズ保持枠107は成形などによって製造の容易性を維持することができる。
つまり、レンズ保持枠105〜108は、ズーミング時に一体となって光軸方向を移動し、フォーカス動作時のみレンズ保持枠106が独立して光軸方向に駆動する第1のレンズユニットとして機能する。光学レンズL1〜L4は第1のレンズ群(1つの同一のレンズ群)を構成する。本実施形態では、この1つのレンズ群の隣接する2つの光学レンズL3とL4の間隔、向き合い(傾き)、偏芯の少なくとも一つを調整することを可能にしている。
レンズ保持枠109は、第1のレンズ群とは異なるレンズ群である第2のレンズ群としての光学レンズ(第5群レンズ)L5を保持し、第2のレンズユニット109として機能する。レンズ保持枠109は、外周部にカムフォロワー(第2のカムフォロワー)113が取り付けられている。カムフォロワー113は、カラー112と同様に、3つの円筒部から構成されているが、カラー112と異なり、3つの円筒部の中心軸は一致している。
カムフォロワー113は、第2直進溝102B、第2カム溝部103Bの両方に挿入されており、第2直進溝102B、第2カム溝部103Bに追従して移動する。カムフォロワー113は、中空穴(ネジ穴)を有し、そこにネジ113aが挿入され、ネジ113aによってレンズ保持枠109に固定されている。従って、カム筒103が回転するとレンズ保持枠109は光軸方向に移動する。
レンズ保持枠108とレンズ保持枠109の間には弾性部材114が組み込まれており、レンズ保持枠108とレンズ保持枠109との間に光軸に平行な弾性力を加えている。本実施形態の弾性部材114は、圧縮バネであるが、引っ張りバネでもよい。
後述するように、弾性部材114は、カムフォロア111と第1直進溝102Aと第1カム溝部103Aの間のガタつきと、カムフォロア113と第2直進溝102Bと第2カム溝部103Bの間のガタつきを除去する。
また、弾性部材114がレンズ保持枠108に加える弾性力は、カラー112と後述する面107A−1との間(弾性部材114が引っ張りばねであればカラー112と後述する面107A−2との間)に作用する。これにより、レンズ保持枠107に対するレンズ保持枠108の位置が決定されるので、弾性部材114は光学レンズL3とL4の間の間隔調整、向き合い(傾き)調整、偏芯調整の少なくとも一つの機能の実現に寄与する。
本実施形態では、弾性部材114は、第1のレンズユニットと第2のレンズユニットとの間に設けられているが、第1のレンズユニットと、レンズ鏡筒内でマウントなどと一体的に固定された固定枠(バネ保持部材)との間に設けられていてもよい。この場合、固定枠は、第2のレンズユニットと異なり、ズーミング動作時に光軸方向へ移動せず、また、レンズも保持しない。
次に、レンズ保持枠107と108との間の間隔調整と偏芯調整について説明する。
図5(a)(b)(c)(d)は、カラー112の上面図、側面図、側面図、底面図、図5(e)は、図5(a)のA−A断面図、図5(f)は、図5(a)のB−B断面図である。
カラー112は、第1円筒部112A、第2円筒部112B、第3円筒部112Cから構成されている。図5(e)に示すように、第1円筒部112A、第3円筒部112Cは、中心軸H1を中心とする同心円筒であり、第2円筒部112Bは中心軸H2を中心とした円筒である。中心軸H1,H2はXだけ偏芯している。
なお、カラー112は、本実施形態の形状に限定されない。例えば、(カムフォロワー111、113と同様に)偏心していない円筒部から構成されても間隔調整と傾き調整を実現することができる。直方体形状として構成されてもよい。
図6(a)はレンズ保持枠107の斜視図、図6(b)はレンズ保持枠108の斜視図である。図6(c)はレンズ保持枠107のカラー挿入部107aの拡大斜視図である。
レンズ保持枠108の座面108Aに、カラー112が支持され、ネジ112aによって固定される。また、レンズ保持枠107のカラー挿入部107aは、光軸と直交する一対の面107A−1、107A−2と光軸と平行な2つの壁面107Bから構成されている。面107A−1、107A−2と2つの壁面107Bはレンズ鏡筒中心からの高さ位置が異なっており、カラー112との接触高さが異なる。面107A−1、107A−2の方が壁面107Bよりも外側にある。
図7、図8は、第4のレンズ鏡筒108にカラー112が固定された状態の断面図であり、図7は光軸を含む面で切った拡大断面図、図8は光軸に直交する断面図である。
図7、図8に示すように、レンズ保持枠107の一対の面107A−1、107A−2の間にカラー112の第1円筒部112Aが位置し、2つの壁面107Bと第2円筒部112Bが接触する。レンズ保持枠107の面107A−1から対向面107A−2までの距離Yは、カラー112の第1円筒部112Aの外径よりも大きく設定され、クリアランスWが存在する。即ち、このクリアランスWは選択されるカラー112の形状によってはゼロになる。即ち、各カラー112は一対の面107A−1、107A−2の一方の面107A−1に弾性部材114によって付勢され、他方の面107A−2とは接触または離間している。一方、2つの壁面107Bの距離は第2円筒部112Bの外径と略同寸法となっている。このように、レンズ保持枠108はレンズ保持枠107に支持されている。
次に、レンズ保持枠108に保持された光学レンズL4の光軸とレンズ保持枠107に保持された光学レンズL3の光軸調整について説明する。
レンズ保持枠108の座面108Aにカラー112の第3円筒部112Cが係合し、カラー112の第2円筒部112Bと第3円筒部112Cの中心軸は偏芯している。ネジ112aの中心軸は第1円筒部112Aと第3円筒部112Cの中心軸H1にほぼ一致している。このため、カラー112の組み付け時の回転位相を変化させるとネジ112aによって第2円筒部112Bの壁面107Bとの接触位置が変わる。カラー112を中心軸H1の周りで回転させて組み込み状態を変化させることによって、カラー112により支持されたレンズ保持枠108のレンズ保持枠107に対する光軸に直交する平面内での位置が変わる。
カラー112は、図8に示すように、3箇所位相を違えて配置されており、このうち任意の1箇所或いは2箇所の組み込み状態(回転位相)を変化させて所望の調整を行う。この結果、レンズ保持枠108に保持された光学レンズL4の光軸とレンズ保持枠107に保持された光学レンズL3の偏芯調整が可能となる。なお、カラー112の数は複数であれば足り、3つに限定されないものの、3つが好ましい。
レンズ保持枠108と107との結合ユニットをレンズ保持枠105に組み付ける。レンズ保持枠107には、レンズ保持枠107をレンズ保持枠105に固定するネジ110が挿入される接続穴107Cが設けられており、ネジ110と接続穴107Cを介してレンズ鏡筒105に固定する。
次に、レンズ保持枠106、レンズ保持枠107、レンズ保持枠108を支持したレンズ保持枠105を、カムフォロワー111を介して案内筒102、カム筒103に取り付ける。
次に、レンズ保持枠109を、カムフォロワー113を介して案内筒102、カム筒103に取り付ける。この際、レンズ保持枠108とレンズ保持枠109の間に弾性部材114を挿入した状態で、レンズ保持枠109を組み込む。弾性部材114は、レンズ保持枠108と109の間に弾性力を加える役割を果たす。
弾性部材114がレンズ保持枠108に加える弾性力は、光軸方向にレンズ保持枠105のカムフォロワー111を第1直進溝部102Aと第1カム溝部103Aに押し付ける力となる。また、弾性部材114がレンズ保持枠109に加える弾性力は、光軸方向にカムフォロワー113を第1直進溝部102Bと第1カム溝部103Bに押し付ける力となる。これにより、カムフォロワー111、113を上記溝部において片寄してガタを採ることができ、案内筒102、カム筒103にレンズ保持枠105、レンズ保持枠109を安定的に保持することができる。
また、弾性部材114によって、レンズ保持枠108はレンズ保持枠107に近づくように付勢される。従って、カラー112の第1円筒部112Aがレンズ保持枠107の一方の面107A−1に付勢された(押し付けられた)状態となる。これによって、レンズ保持枠107に保持された光学レンズL3とレンズ保持枠108に保持された光学レンズL4の間隔が規定される。
カラー112の第1円筒部112Aの径を大きくすれば、図7において、レンズ保持枠108はレンズ保持枠107に対して右側に移動するから、光学レンズL3とL4の間隔は広がり、逆にカラー112の第1円筒部112Aの径を大きくすれば間隔が狭まる。
カラー112は(等間隔に)位相を違えて3つあり、3箇所とも第1円筒部112Aの寸法を同一にとれば、光学レンズL3とL4が平行状態を保ったままで調整できる。また、1箇所或いは2箇所のみ第1円筒部112Aの径を規定寸法に対して変化させると光学レンズL3とL4の間隔が変わると同時に、光学レンズL3とL4の向き合い(傾き)調整を行える。
本実施形態によれば、複数のカラー112の形状を変更して各カラー112とカラー挿入部107aの光軸方向または光軸に直交する方向の接触状態を変更させることによって光学レンズL3とL4の間の間隔、傾き、偏芯の少なくとも一つを調整することができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明は本実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
本発明のレンズ鏡筒は、一眼レフカメラに適用することができる。
L3…光学レンズ(第1のレンズ)、L4…光学レンズ(第2のレンズ)、102…直進筒(第1の筒)、102A…第1直進溝(第1の溝部)、102B…第2直進溝(第1の溝部)、103…カム筒(第2の筒)、103A…第1カム溝部(第2の溝部)、103B…第2カム溝部(第2の溝部)、107…レンズ保持枠(第1のレンズ保持部材)、107a…カラー挿入部、107A−1、107A−2…一対の面、108…レンズ保持枠(第2のレンズ保持部材)、111…カムフォロワー(第1のカムフォロワー)、112…カラー、114…弾性部材

Claims (8)

  1. 第1のレンズと第2のレンズを有する第1のレンズ群と、
    第1の溝部を有する第1の筒と、
    第2の溝部を有し、前記第1のレンズ群の光軸周りに前記第1の筒に対して回転可能に構成された第2の筒と、
    前記第1のレンズを保持する第1のレンズ保持部材と、前記第2のレンズを保持する第2のレンズ保持部材と、前記第1の溝部および前記第2の溝部に挿入された第1のカムフォロワーと、を有する第1のレンズユニットと、
    前記第2のレンズ保持部材に光軸方向に弾性力を加える弾性部材と、
    前記光軸周りに所定の間隔で前記第2のレンズ保持部材に固定された複数のカラーと、を有し、
    前記第2の筒が前記第1の筒に対して回転して前記第1のカムフォロワーが前記第1の溝部及び前記第2の溝部に追従して移動することで、前記第1のレンズユニットが前記光軸方向に移動し、
    前記第1のレンズ保持部材は前記複数のカラーが挿入される複数のカラー挿入部を有し、前記複数のカラー挿入部は前記光軸に直交する方向に面が形成された第1の面と、前記光軸方向に面が形成された一対の第2の面を有し、前記複数のカラーは、前記弾性部材によって前記第1の面に向けて付勢され、
    前記複数のカラーと前記複数のカラー挿入部の接触状態が変更されることによって、前記第1のレンズと前記第2のレンズの間の間隔、傾き、偏芯の少なくとも一つを調整可能であることを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記第1の溝部および前記第2の溝部に挿入された第2のカムフォロワーと、
    前記第1のレンズ群とは異なる第2のレンズ群を保持する第2のレンズユニットと、を更に有し、
    前記弾性部材は、前記第2のレンズユニットと前記第2のレンズ保持部材との間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記レンズ鏡筒に固定されている固定枠を更に有し、
    前記弾性部材は、前記固定枠と前記第2のレンズ保持部材との間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記複数のカラーは、第1円筒部と第2円筒部と第3円筒部を有し、
    前記第1円筒部と第2円筒部は中心軸がずれており、第1円筒部と第3円筒部の中心軸は一致し、
    前記第2のレンズ保持部材には前記第3円筒部が固定され、
    前記カラー挿入部は、前記第2円筒部と接触する前記光軸に平行な一対の面を有し、
    前記複数のカラーの第1円筒部の径が変更されることによって、前記第1のレンズと前記第2のレンズの間隔又は傾きの少なくとも一方を調整し、
    前記複数のカラーが前記第1円筒部と前記第3円筒部の中心軸の回りに回転されることによって、前記第1のレンズと前記第2のレンズの偏芯を調整する、ことを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
  5. 前記複数のカラーの前記第1円筒部の径を異ならせることによって、前記第1のレンズと前記第2のレンズの傾きを調整することを特徴とする請求項4に記載のレンズ鏡筒。
  6. 第1のレンズと、
    第2のレンズと、
    前記第1のレンズを保持する第1のレンズ保持部材と、
    前記第2のレンズを保持する第2のレンズ保持部材と、
    前記第2のレンズ保持部材に光軸方向に弾性力を加える弾性部材と、
    前記第2のレンズの光軸の周りに所定の間隔で前記第2のレンズ保持部材に固定された複数のカラーと、を有し、
    前記第1のレンズ保持部材は前記複数のカラーが挿入される複数のカラー挿入部を有し、前記複数のカラー挿入部は前記光軸に直交する方向に面が形成された第1の面と、前記光軸の方向に面が形成された一対の第2の面を有し、
    前記複数のカラーは、前記弾性部材によって前記第1の面に向けて付勢されており、
    前記複数のカラーと前記複数のカラー挿入部の接触状態が変更されることによって、前記第1のレンズと前記第2のレンズの間の間隔、傾き、偏芯の少なくとも一つを調整可能であることを特徴とするレンズ鏡筒。
  7. 前記レンズ鏡筒は、カメラ本体に着脱可能に装着される、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか一項に記載のレンズ鏡筒。
  8. 請求項1乃至7のうちいずれか一項に記載のレンズ鏡筒を備える、
    ことを特徴とする光学機器。
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