JP2004302054A - レンズ鏡筒 - Google Patents

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Abstract

【課題】レンズ保持枠のガタを低減することにより、レンズ保持枠の位置ずれを低減し、これによって高い光学性能を有するレンズ鏡筒を提供する。
【解決手段】本発明のレンズ鏡筒10は、レンズ保持枠11と、レンズ保持枠を光軸方向に移動させるカム12aを備えたカム筒12と、レンズ保持枠を光軸方向に案内する案内部材13とを備えたレンズ鏡筒において、レンズ保持枠と、カム筒若しくは案内部材とが、弾性変形可能に構成された弾性変形部14を介して摺動可能に当接し、レンズ保持枠が移動するときに弾性変形部による弾性力に起因する摩擦力を受けるように構成されていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はレンズ鏡筒に係り、特に、ズーム機能を有するレンズ鏡筒に用いる場合に好適なレンズ保持枠に対する保持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、スチルカメラやビデオカメラなどに用いられるズームレンズ鏡筒は、レンズを保持するレンズ保持枠と、このレンズ保持枠の外周に設けられた従動突起(カムフォロワ)に係合するカム溝を内周面上に備えたカム筒と、レンズ保持枠とカム筒との間に配置され、レンズの光軸方向に平行に形成された直進案内孔(長孔)を備えた案内筒とによって構成されている。ここで、案内筒はカメラ本体に固定される。この構成によれば、カム筒を回転することにより、レンズ保持枠は、カム溝から受ける駆動力により、案内筒の直進案内溝に沿って光軸方向に案内されながら移動する。
【0003】
上記の構造は、ズームレンズ鏡筒に限らず、合焦状態を得るためにレンズ保持枠を移動させるものなど、所定の結像状態を得るために光軸に沿って移動するレンズ保持枠を有する種々のレンズ鏡筒において共通に用いられる構造となっている。通常、上記の従動突起とカム溝の係合構造は、典型的にはレンズ保持枠の円周方向に分散配置された3箇所にそれぞれ設けられていて、これらの3箇所においてそれぞれレンズ保持枠が光軸方向に駆動されるようになっている。そして、レンズ保持枠はカム筒や案内筒に対して支持されているため、レンズの光軸方向がほぼ水平になるような姿勢にあれば、安定した移動動作が行われる。(たとえば、以下の特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−55268号公報(特に、図1参照)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のレンズ鏡筒においては、レンズ保持枠の従動突起と、カム筒のカム溝との間には僅かなクリアランスがあり、このクリアランスによってレンズ保持枠がカム筒の内側において光軸方向へスムーズに移動するように構成されている。しかしながら、このクリアランスの存在により、レンズ保持枠には僅かなガタが生ずるので、レンズ鏡筒が斜めに傾斜した姿勢になると、自重によってレンズ保持枠が上記ガタ分だけ下側に落下し、レンズ鏡筒の位置ずれが生ずるという問題点がある。また、レンズ鏡筒が水平姿勢にあってもレンズ鏡筒に振動が加わると上記のガタ分だけレンズ保持枠が移動してしまうという問題点もある。
【0006】
そこで本発明は上記問題点を解決するものであり、その課題は、レンズ保持枠のガタを低減することにより、レンズ保持枠の位置ずれを低減し、これによって高い光学性能を有するレンズ鏡筒を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明のレンズ鏡筒は、レンズ保持枠と、前記レンズ保持枠を光軸方向に移動させるカムを備えたカム筒と、前記レンズ保持枠を前記光軸方向に案内する案内部材とを備えたレンズ鏡筒において、前記レンズ保持枠と、前記カム筒若しくは前記案内部材とが、弾性変形可能に構成された弾性変形部を介して摺動可能に当接し、前記レンズ保持枠が移動するときに前記弾性変形部による弾性力に起因する摩擦力を受けるように構成されていることを特徴とする。
【0008】
この発明によれば、レンズ保持枠とカム筒若しくは案内部材とが弾性変形部を介して摺動可能に当接し、前記レンズ保持枠が移動するときに前記弾性変形部による弾性力に起因する摩擦力を受けるように構成されていることにより、レンズ保持枠とカム筒との係合部にクリアランスが存在しても、レンズ保持枠のガタを低減することができ、レンズ鏡筒の姿勢変化や外部振動などによるレンズ保持枠の位置ずれを低減することができる。また、弾性変形部の弾性力によって摩擦力が生ずるように構成していることにより、レンズ保持枠の円滑な移動特性を確保しつつ、摩擦力の再現性や安定性を高めることができるため、製品ごとのレンズ保持枠の位置精度のばらつきを低減することができ、また、レンズ保持枠の移動範囲全般に亘ってレンズ保持枠の位置ずれを低減できる。
【0009】
従来においては、レンズ鏡筒において、レンズ保持枠をしっかりと位置決めすれば、レンズ保持枠の位置ずれはなくなるものの、レンズ保持枠をカムに従ってスムーズに移動させることが難しくなるという問題点がある。このため、本発明者らは鋭意検討した結果、レンズ保持枠を他の部材、たとえば、カム筒や案内部材に対して摩擦係合させることにより、上記クリアランスに起因するレンズ保持枠の位置ずれを防止するようにしたものである。この場合、レンズ保持枠のスムーズな移動と、位置ずれの防止とを両立させるには、移動時にレンズ保持枠が安定した摩擦力を受けるように構成する必要があり、このため、本発明者らは、弾性変形部を用いてレンズ保持枠を弾性支持するようにした。これによって、レンズ保持枠と他の部材との間の位置決め精度を高めなくても弾性変形部の弾性変形(たとえば、レンズ保持枠と他の部材が径方向に重なり配置されている場合には径方向の弾性変形)によってレンズ保持枠と他部材との間の当接状態を安定化できるとともに、その弾性力によって安定した摩擦力が得られるようになった。そのため、レンズ保持枠の位置ずれが発生しにくくなり、同時に、弾性変形部の変形によってレンズ保持枠にも一定の位置余裕が確保されるため、カムによるスムーズな移動も担保される結果となった。
【0010】
本発明において、前記レンズ保持枠は、前記カムに係合する従動部を有し、前記弾性変形部は、前記従動部に保持された弾性部材であることが好ましい。弾性変形部として従動部に保持された弾性部材を用いることにより、弾性部材の取付保持が容易になり、弾性部材を取り付けるための専用構造を設ける必要もなくすことが可能である。
【0011】
本発明において、前記弾性部材は、前記カム筒若しくは前記案内部材に弾性力を及ぼす当接部を前記従動部に保持された保持部位の両側にそれぞれ備えていることが好ましい。弾性部材が保持部位の両側にカム筒若しくは案内部材に対する当接部をそれぞれ備えていることにより、弾性部材の姿勢を安定させることができるので、レンズ保持枠の弾性支持状態をさらに安定させることができる。
【0012】
本発明において、前記弾性部材は、前記レンズ鏡筒と、前記カム筒若しくは前記案内部材との間に圧縮状態で配置されていることが好ましい。弾性部材がレンズ鏡筒とカム筒若しくは案内部材との間に圧縮状態で配置されていることによって、レンズ保持枠とカム筒若しくは案内部材との間に直接に摩擦力を及ぼすことが可能になるため、仮に従動部に対する弾性部材の保持部分にガタがあったとしてもこれに影響されずにレンズ保持枠の位置ずれを防止することができる。
【0013】
本発明において、前記弾性部材は、前記カム筒及び前記案内部材の双方に当接していることが好ましい。これによれば、レンズ保持枠に摩擦力を及ぼす当接部がカム筒及び案内部材の双方に当接していることにより、摩擦力を受ける当接面積を増大させることが可能になるため、摩擦力の再現性や安定性をさらに高めることができる。また、レンズ保持枠が受ける全体の摩擦力を高めることができるため、カム筒及び案内部材の個々に対する摩擦係合の度合を低減することが可能になり、その結果、弾性部材と、カム筒及び案内部材との間の摺動部位の損耗を低減することができる。この場合、カム筒及び案内部材の双方に当接する単一の弾性部材を設けてもよく、また、カム筒に当接する弾性部材と、案内部材に当接する弾性部材とを別々に設けてもよい。
【0014】
本発明において、前記弾性変形部は、前記レンズ保持枠、前記カム筒、又は、前記案内部材のうちの少なくともいずれか一つに一体に構成されていることが好ましい。弾性変形部がいずれかの部材と一体に構成されていることによって、部品点数の増加を防止することができるとともに、組立作業も容易に行うことが可能になる。
【0015】
本発明において、前記弾性変形部は、前記レンズ保持枠と、前記カム筒若しくは前記案内部材との間に突出形成されていることが好ましい。弾性変形部がレンズ保持枠とカム筒若しくは案内部材との間に突出形成されていることにより、この弾性変形部によってレンズ保持枠を直接に弾性支持することが可能になる。
【0016】
本発明において、前記レンズ保持枠と、前記カム筒若しくは前記案内部材とのうちの前記弾性変形部の形成された部材以外の部材に、前記弾性変形部に当接する突起部が一体に設けられていることが好ましい。これによれば、弾性変形部と突起部とが当接することにより、より確実に弾性力を発生させることができ、これにより摩擦力をより安定化させることができる。また、突起部が一体に構成されているため、部品点数の増加も防止され、組立作業も容易になる。さらに、弾性変形部は必要な弾性特性や耐久性などを勘案して設計されるため、その形状自由度は低いが、突起部を弾性変形部に当接させる場合には、突起部の突出量や突出形状などを調整することにより弾性力を調整することが可能になるから、設計時における摩擦力の調整作業をより容易に行うことができる。
【0017】
本発明において、前記弾性変形部による弾性支持部位は、前記レンズ保持枠の円周方向に分散した2箇所以上に配置されていることが好ましい。弾性変形部による弾性支持部位がレンズ保持枠の円周方向の2箇所以上に配置されていることによって、2箇所以上においてその弾性力を受けることができるため、レンズ保持枠の姿勢も安定し、レンズ保持枠が移動時に受ける摩擦力もさらに安定する。特に、2箇所以上の弾性支持部位をレンズ保持枠の円周方向に等間隔に設定することにより、レンズ保持枠が周囲から均等な摩擦力を受けるように構成することが可能になり、その結果、レンズ保持枠の光軸方向への移動態様をよりスムーズなものとすることができる。より好ましくは、3箇所以上に弾性変形部を分散配置することによって、レンズ保持枠が弾性変形部のみを介して弾性支持された状態とすることができるため、レンズ保持枠が他の部材と直接接触しないように構成することも可能になる。この場合には、弾性変形部とは異なる材質の摺動部位がなくなるため、レンズ保持枠が移動時に受ける摩擦力をほぼ同等の大きさとすることが可能になり、レンズ保持枠の移動態様をより安定させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に、添付図面を参照して本発明に係るレンズ鏡筒の実施形態について詳細に説明する。以下に説明するレンズ鏡筒は、ズームレンズ鏡筒として好適なものであるが、本発明のレンズ鏡筒は、ズームレンズ鏡筒に限らず、所定の結像状態を得るためにレンズを移動させるように構成した各種のレンズ鏡筒に適用することができるものである。また、本発明のレンズ鏡筒は、フィルム式カメラ、ディジタルカメラ、ビデオカメラ、TV放送用カメラなどの各種カメラや、プロジェクタなどの各種投影機(映写機)や、顕微鏡や、双眼鏡、天体望遠鏡その他の各種の望遠鏡などのように、種々の光学装置の一部として用いることができるものである。
【0019】
[第1実施形態]
最初に、図1乃至図3を参照して、本発明に係る第1実施形態について説明する。図1は本発明に係る第1実施形態のレンズ鏡筒10の全体構成を示す分解斜視図、図2は本実施形態の組立状態を示す概略斜視図(a)及び一部切り欠き状態で内部構造を示す分解斜視図(b)、図3は本実施形態の要部を拡大して示す拡大背面図(a)及び拡大断面図(b)である。
【0020】
レンズ鏡筒10は、図示しないレンズを保持する略円筒状のレンズ保持枠11と、このレンズ保持枠11に係合するカム12aを備えたカム筒12と、レンズ保持枠11とカム筒12との間に配置される案内部材(案内筒)13とを有する。レンズ保持枠11には、従動部(カムフォロワ)11aが複数(図示例では3箇所)設けられている。本実施形態では、従動部11aは、レンズ保持枠11の外周において径方向に突出する突起である。また、カム筒12には、その内面上にカム12がカム溝として構成されている。カム12は、上記複数の従動部11aに対応して複数(3本)設けられている。カム筒12には、その外周面上に駆動歯車12bが設けられている。この駆動歯車12bは、カメラなどの装置本体に設けられた駆動モータ(たとえばズーム用駆動モータ)に連結され、駆動モータの稼動によってカム筒12を回転するために用いられる。カム筒12には、連動歯車12cも設けられている。この連動歯車12cはたとえばズームファインダーに連結され、カム筒12の回転を伝達するために用いられる。さらに、案内部材13には、案内部13aが図示一点鎖線で示す光軸方向(図1における図示垂直方向)に伸びるように構成されている。本実施形態では、案内部13aは光軸方向に伸びる案内孔(長孔)である。なお、上記レンズ保持枠11、カム筒12及び案内部材13は、合成樹脂、たとえば、ポリカーボネートなどで構成されることが好ましい。
【0021】
レンズ鏡筒10が図2(a)に示すように組み立てられたとき、レンズ保持枠11に設けられた上記従動部11aは、図1に示す案内部材13の案内部13aを通してカム筒12のカム12aに係合する。そして、案内部材13を固定し、カム筒12を光軸周りに回転させると、カム12によって従動部11aが駆動されるため、レンズ保持枠11は、案内部材13の案内部13aに沿って光軸方向に移動する。
【0022】
図1に示すように、レンズ保持枠11の従動部11aには、真鍮等の金属板などで構成された弾性部材(弾性片、或いは板バネ)14が装着保持される。この弾性部材14は、従動部11aが挿通(嵌合)される保持部(保持孔)14aを中央に有し、その左右両側(レンズ保持枠11の円周方向)に伸びた延長形状を備えている。また、保持部14aの左右両側にそれぞれ当接部14bが設けられている。この当接部14bは、左右両側の端部近傍において板面がややレンズ保持枠11の外周側に突出してなる凸部としてそれぞれ形成されている。このような凸部は、プレス打出加工などにより簡単に形成できる。また、弾性部材14には、上記保持部14a及び当接部14bが設けられた板面のほぼ中央部から略直角に折曲されて張り出した係合片部14cが設けられている。
【0023】
レンズ鏡筒10の組立状態においては、上記弾性部材14は、図2(b)に示すように、保持部14aを従動部11aに装着保持した状態で、レンズ保持枠11と、案内部材13との間に配置される。このとき、図3(a)及び(b)に示すように、弾性部材14は、レンズ保持枠11の外面と、案内部材13の内面との間に圧縮状態で挟持された状態となる。より具体的には、レンズ保持枠11の円周方向と、弾性部材14の延長方向(長手方向)とが一致する姿勢となっている。
【0024】
弾性部材14は、上記保持部14aの両側に設けられた当接部14bが案内部材13の内面に当接し、中央に設けられた保持部14a若しくはこの保持部14aから当接部14bまでの途中部位がレンズ保持枠11の外周に当接し、弾性変形された状態で配置されている。したがって、図4(b)に矢印で示すように、レンズ保持枠11及び案内部材13には、弾性部材14によって相互に引き離される方向に弾性力が及ぼされる。また、このとき、弾性部材14の係合片部14cは、図3(a)に示すように、レンズ保持枠11の端面に係合し、弾性部材14の光軸方向の位置や姿勢を保持するように機能する。
【0025】
なお、本実施形態では、レンズ保持枠11の外周に円周方向に複数(図示例では3つ)の従動部11aが等間隔に分散配置されているため、弾性部材14もまた、これらの複数の従動部11aの全てにそれぞれ装着されている。
【0026】
本実施形態において、カム筒12を光軸周りに回転させると、レンズ保持枠11は、その従動部11aが案内部材13の案内部13aによって光軸方向にのみ移動可能に規制されているため、カム12aの形状に従って光軸方向(すなわち図3の紙面と直交する方向)に移動する。このとき、従動部11aに保持された弾性部材14もまた共に光軸方向に移動するため、弾性部材14は、案内部材13の内面上を摺動する。このとき、上記のように弾性部材14は案内部材13の内面に対して弾性力を及ぼしているため、この弾性力によって弾性部材14の当接部14bと案内部材13の内面との間には所定の摩擦力が発生する。したがって、レンズ保持枠11は、常にこの摩擦力を受けながら移動することになる。この摩擦力は、レンズ保持枠11の位置を案内部材13に対して保持する保持力として機能するため、レンズ保持枠11とカム筒12との間の所定のクリアランスに起因するガタを防止することができる。
【0027】
このようになると、レンズ保持枠14がカム筒12に対して所定のクリアランスをもって係合支持されていても、レンズ鏡筒10の姿勢変化や外部振動などによるレンズ保持枠14の位置ずれを防止することができる。このため、レンズ保持枠14の光軸方向へのスムーズな移動を確保しつつ、レンズ保持枠14の位置ずれによる光学性能の低下を抑制できる。また、このような構成は、厳密な寸法精度の要請を緩和させるため、製造コストの低減などにも寄与し得る。また、レンズ保持枠21と案内部材13との間の間隙が部品寸法のばらつきにより変化しても、弾性変形部である弾性部材14の弾性変形によって寸法変化による上記弾性力の変化が抑制されるため、再現性の高い摩擦力が得られる。さらに、同様の理由によってレンズ保持枠11の移動範囲全体に亘って安定した(均一な)摩擦力が得られる。
【0028】
弾性部材14には、レンズ保持枠11の従動部11aに保持された保持部14aの両側に案内部材13の内面に当接する当接部14bがそれぞれ設けられていることにより、案内部材14における長手方向(レンズ保持枠11の円周方向)の姿勢を安定させることができ、これによって、上記弾性力も安定し、その結果、上記摩擦力も安定するので、レンズ保持枠11の位置ずれを確実に防止できるとともに、レンズ保持枠11をスムーズに移動させることも可能になる。
【0029】
また、弾性部材14の係合片部14cはレンズ保持枠11の端面に係合して弾性部材14を光軸方向に見て保持するように機能するため、弾性部材14の光軸方向の姿勢もまた安定し、上記と同様に弾性力の安定に起因する摩擦力の安定をもたらす。
【0030】
[第2実施形態]
次に、図4(a)を参照して本発明に係る第2実施形態について説明する。この実施形態では、上記第1実施形態と同様のレンズ保持枠11、カム筒12、案内部材13、及び、弾性部材14を備えているので、これらの説明は省略する。本実施形態は、上記の弾性部材14をレンズ保持枠11の従動部11aに装着保持させている点でも第1実施形態と同じである。しかしながら、第1実施形態では、弾性部材14を、レンズ保持枠11と、案内部材13との間に配置していたが、本実施形態では、弾性部材14を、案内部材13と、カム筒12との間に配置する点で相違する。
【0031】
本実施形態では、弾性部材14がカム筒12と案内部材13の間において弾性変形した状態で圧縮されている。したがって、弾性部材14は、カム筒12と案内部材13との間に径方向に離反する方向の弾性力(図示矢印)を与える。また、この弾性力によって、レンズ保持枠11が移動する際に弾性部材14とカム筒12及び案内部材13との間には摩擦力が発生するため、結局、レンズ保持枠11は常にその摩擦力を受けながら移動することになる。
【0032】
本実施形態では、弾性部材14がカム筒12及び案内部材13の双方に当接していることから、レンズ保持枠11が移動すると、弾性部材14はカム筒12及び案内部材13の双方に当接しているため、双方から摩擦力を受ける。このように構成されていると、摩擦力を受ける当接面積を容易に増大させることができることから、摩擦力の再現性や安定性をさらに向上させることができるとともに、たとえば、レンズ保持枠11の位置ずれを防止するために必要な摩擦力を確保しつつ、弾性部材14のカム筒12と案内部材13の個々に与える摺動抵抗をそれぞれ低減するといったことが可能になり、これによって、摺動面の削れや磨耗などを低減することができる。
【0033】
[第3実施形態]
次に、図4(b)を参照して本発明に係る第3実施形態について説明する。この実施形態については、上記第1実施形態と同様のレンズ保持枠11、カム筒12、案内部材13、及び、弾性部材14A,14Bを備えているので、これらの説明は省略する。本実施形態は、上記の弾性部材14A,14Bをレンズ保持枠11の従動部11aに装着保持させている点でも第1実施形態と同じである。しかしながら、第1実施形態では、弾性部材14を、レンズ保持枠11と、案内部材13との間に配置していたが、本実施形態では、レンズ保持枠11と案内部材13との間に配置された弾性部材14Aに加えて、弾性部材14Bを、案内部材13とカム筒12との間にも配置している点で相違する。
【0034】
この実施形態では、レンズ保持枠11の従動部11aに保持された弾性部材14A,14Bがレンズ保持枠11と案内部材13との間及び案内部材13とカム筒12との間にそれぞれ配置され、各弾性部材14A,14Bがそれぞれカム筒12及び案内部材13に対して当接し、弾性力を及ぼしている。したがって、レンズ保持枠11が移動すると、弾性部材14A,14Bのそれぞれを介してカム筒12及び案内部材13から摩擦力を受けることになる。したがって、摩擦力を受ける当接面積をさらに増大させることができることから、レンズ保持枠11の位置ずれの防止効果を確保しつつ、各部材から受ける個々の弾性力を低減することが可能になるので、各当接部位の損耗をさらに低減することができる。
【0035】
[第4実施形態]
次に、図4(c)を参照して本発明に係る第4実施形態について説明する。この実施形態では、上記各実施形態と同様のレンズ保持枠11の保持部11aを受け入れるカム孔で構成されるカム12a′を有するカム筒12′を設け、また、上記保持部11aを受け入れる案内溝で構成される案内部13a′を有する案内部材13′を設けている。そして、レンズ保持枠11をカム筒12′の内側に収容し、カム筒12′の外側に案内部材13′を装着するようにして組み立てる。
【0036】
この実施形態では、上記各実施形態と同様の弾性部材14が保持部11aに保持されるとともに、レンズ保持枠11とカム筒12′との間に配置されている。ここで、カム筒12′を光軸周りに回転させると、カム12a′による駆動によりレンズ保持枠11が光軸方向(図3(c)の紙面と直交する方向)に案内部材13′の案内部13a′に沿って移動する点は上記各実施形態と同様である。
【0037】
この実施形態でも、レンズ保持枠11は、その移動中において常時、弾性部材14を介してカム筒12′から摩擦力を受けるように構成され、これによってレンズ鏡筒の姿勢変化や外部振動などによるレンズ保持枠11の位置ずれが防止される。なお、この実施形態において、第2実施形態に相当する構成として、従動部11aに保持された弾性部材14をカム筒12′と案内部材13′との間に配置するように構成してもよい。また、第3実施形態に相当する構成として、従動部11aに保持された弾性部材14Aをレンズ保持枠11とカム筒12′との間に配置するとともに、従動部11aに保持された弾性部材14Bをカム筒12′と案内部材13′との間に配置するように構成してもよい。
【0038】
[第5実施形態]
次に、図5を参照して本発明に係る第5実施形態について説明する。この実施形態では、カム筒12及び案内部材13の構成については第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。本実施形態のレンズ保持枠11′は、上記と同様の従動部11a′を備えている点では第1実施形態と同様である。しかし、このレンズ保持枠11′は、その外周面上に突出する弾性変形部11b′を一体に備えている点で第1実施形態と相違する。このレンズ保持枠11′においては、たとえば、従動部11a′と対応する数(図示例では3つ)の弾性変形部11b′が従動部11a′とはレンズ保持部11′の円周方向に異なる位置に、相互にレンズ保持枠11′の円周方向に分散配置されるように構成されている。このようなレンズ保持枠11′は、たとえば合成樹脂の射出成形などによって容易に形成できる。
【0039】
この弾性変形部11b′は、レンズ保持枠11′に一体に設けられているため、部品点数を増加させることがなく、また、組立作業を容易に行うことも可能にする。レンズ保持枠11′を上記と同様のカム筒12及び案内部材13の内側に配置することによって、弾性変形部11b′が案内部材13の内面(或いは、第4実施形態に相当する構成の場合にはカム筒12′の内面)に当接して、所定の弾性力で内面を押圧した状態となるため、レンズ保持枠11′は、光軸方向に移動するときには、弾性変形部11b′を介して常時摩擦力を受けることになる。
【0040】
[第6実施形態]
次に、図6乃至図8を参照して、本発明に係る第6実施形態について説明する。図6は本実施形態の分解斜視図、図7は本実施形態の組立状態を示す斜視図(a)、カム筒を取り去った状態を示す斜視図(b)及びカム筒を取り去り、かつ、案内部材の一部を切り欠いて示す斜視図(c)、図8は弾性支持部の拡大断面図である。
【0041】
この実施形態のレンズ鏡筒20は、図6に示すように、上記各実施形態と同様にレンズ保持枠21、カム筒22及び案内部材23を有する。この実施形態において、レンズ保持枠21は基本的に上記各実施形態と同様に構成されており、その外周に従動部21aを有している。より具体的には、外周面から突出した突起形状の従動部21aを有する。また、外周面の円周方向に複数の従動部21aが分散配置されている。なお、この実施形態の従動部21aは、相互に横断面形状の異なる基部21a−1と先端部21a−2とを有している。また、レンズ保持枠21の外周には、突起21bが形成されている。この突起21bは、円周方向の上記従動部21aとは異なる位置に、従動部21aと同数(図示例では3つ)分散配置されている。
【0042】
カム筒22は、第1実施形態と同様に、カム22a,駆動歯車22b及び伝達歯車22cを備えている。このカム22aはカム溝となっていて、上記従動部21aの先端部21a−2と係合してレンズ保持枠21を駆動するように構成されている。
【0043】
案内部材23は、第1実施形態と同様の案内部23aを備えている。この案内部23aは、光軸方向に伸びるスリット状の案内孔(長孔)となっていて、上記従動部21aの基部21a−1を光軸方向に摺動自在に嵌合保持するように構成されている。また、案内部材23の円筒壁には、両側にそれぞれ切り込み(スリット)23bを設けることによって本体に対して端部のみ接続された(ブリッジ状の)弾性変形部23cを備えている。この弾性変形部23cは、光軸方向に伸びる形状を有し、光軸方向の端部が本体に接続されている。弾性変形部23cは、案内部23aとは異なる円周方向の位置に、案内部23aと同数(図示例では3つ)だけ円周方向に分散配置されている。
【0044】
この実施形態では、図7(a)に示す組立状態において、図7(b)に示す案内部材23の弾性変形部23cの内面が、図7(c)に示すレンズ保持枠21の外面上の突起21bに当接した状態となる。そして、図8に示すように、この突起21bの当接によって弾性変形部23cが常時弾性変形した状態になっている。したがって、レンズ保持枠21は弾性変形部23cから図示矢印で示す弾性力を受けている。このため、レンズ保持枠21が光軸方向に移動すると、突起21bもまた光軸方向に移動するので、突起21bと弾性変形部23cとの間に摩擦力が発生し、その結果、レンズ保持枠21は常時摩擦力を受けながら光軸方向に移動する。
【0045】
レンズ鏡筒20においては、案内部材23に設けられた弾性変形部23cがレンズ保持枠21の突起21bと当接することによって、弾性変形部23cの弾性力に起因する摩擦力が発生するため、レンズ鏡筒20に姿勢変化が生じても、或いは、外部から振動を受けても、レンズ保持枠21が位置ずれを生じないように構成されている。
【0046】
この実施形態では、弾性変形部23cが突起21bの当接によって弾性変形した状態となっているため、安定した弾性力及び摩擦力を得ることができる。また、弾性変形部23cは案内部材23に一体に設けられ、突起21bはレンズ保持枠21に一体に設けられていることから、部品点数が増加することもなく、組立もきわめて容易である。さらに、突起21bが設けられていることにより、弾性変形部23cを突出形状に構成する必要がないため、比較的容易に一体成形できる。
【0047】
なお、本実施形態では案内部材23に弾性変形部23cを設けているが、この代わりに、レンズ保持枠21に弾性変形部を設け、案内部材23に突起を設けてもよい。
【0048】
以上説明した各実施形態においては、弾性変形部である上記弾性部材14、弾性変形部11b′、弾性変形部23cによる弾性支持部を、光軸の周りに2箇所以上、均等間隔で設けることが好ましい。たとえば、一箇所だけで弾性支持している場合には、当該箇所以外にレンズ保持枠と他の部材が当接する当接部位が生じ、この当接部位における当接部材の素材が弾性支持部位とは異なることにより、当該当接部位における摩擦力と弾性支持部位における摩擦力の大きさが相違することとなり、これによってレンズ保持枠に対して光軸が傾く方向の応力が加わることになるため、レンズ保持枠の光軸方向への移動がスムーズに行えなくなる可能性がある。これに対して、2箇所以上の均等間隔で円周方向に配置された部位において弾性支持することによって、レンズ保持枠が摩擦力を上記2箇所から均等に受けるように構成することが可能になるため、レンズ保持枠をスムーズに移動させることができる。
【0049】
特に、各実施形態で示すように、光軸の周りに3箇所均等間隔となるように設けることによってレンズ保持枠の位置ずれに対する対抗力(すなわち摩擦力)が増大するとともに、その安定性がさらに増大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態のレンズ鏡筒の構造を示す分解斜視図。
【図2】第1実施形態のレンズ鏡筒の組立状態の構造を示す斜視図(a)〜(c)。
【図3】第1実施形態のレンズ鏡筒の組立状態の構造を示す背面部分拡大図(a)及び部分拡大断面図(b)。
【図4】第2実施形態の弾性支持部位を示す拡大断面図(a)、第3実施形態の弾性支持部位を示す拡大断面図(b)及び第4実施形態の弾性支持部位を示す拡大断面図(c)。
【図5】第5実施形態のレンズ保持枠の外観を示す斜視図及び部分拡大断面図。
【図6】第6実施形態のレンズ鏡筒の分解斜視図。
【図7】第6実施形態のレンズ鏡筒の組立状態を示す斜視図(a)〜(c)。
【図8】第6実施形態の弾性支持部位を示す拡大部分断面図。
【符号の説明】
10,20…レンズ鏡筒、11,11′,21…レンズ保持枠、11a,21a…従動部、12,22…カム筒、11b′…弾性変形部、12a,22a…カム、13,23…案内部材(案内筒)、13a,23a…案内部、14…弾性部材、21b…突起、23c…弾性変形部

Claims (9)

  1. レンズ保持枠と、前記レンズ保持枠を光軸方向に移動させるカムを備えたカム筒と、前記レンズ保持枠を前記光軸方向に案内する案内部材とを備えたレンズ鏡筒において、
    前記レンズ保持枠と、前記カム筒若しくは前記案内部材とが、弾性変形可能に構成された弾性変形部を介して摺動可能に当接し、
    前記レンズ保持枠が移動するときに前記弾性変形部による弾性力に起因する摩擦力を受けるように構成されていることを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記レンズ保持枠は、前記カムに係合する従動部を有し、前記弾性変形部は、前記従動部に保持された弾性部材であることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記弾性部材は、前記カム筒若しくは前記案内部材に弾性力を及ぼす当接部を前記従動部に保持された保持部位の両側にそれぞれ備えていることを特徴とする請求項2に記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記弾性部材は、前記レンズ鏡筒と、前記カム筒若しくは前記案内部材との間に圧縮状態で配置されていることを特徴とする請求項2又は3のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒。
  5. 前記弾性部材は、前記カム筒及び前記案内部材の双方に当接していることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒。
  6. 前記弾性変形部は、前記レンズ保持枠、前記カム筒、又は、前記案内部材のうちの少なくともいずれか一つに一体に構成されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  7. 前記弾性変形部は、前記レンズ保持枠と、前記カム筒若しくは前記案内部材との間に突出形成されていることを特徴とする請求項6に記載のレンズ鏡筒。
  8. 前記レンズ保持枠と、前記カム筒若しくは前記案内部材とのうちの前記弾性変形部の形成された部材以外の部材に、前記弾性変形部に当接する突起部が一体に設けられていることを特徴とする請求項6又は7に記載のレンズ鏡筒。
  9. 前記弾性変形部は、前記レンズ保持枠の円周方向に分散した2箇所以上に配置されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒。
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