JP2003279829A - レンズ鏡筒およびこのレンズ鏡筒を備えた撮像装置 - Google Patents

レンズ鏡筒およびこのレンズ鏡筒を備えた撮像装置

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JP2003279829A
JP2003279829A JP2002082335A JP2002082335A JP2003279829A JP 2003279829 A JP2003279829 A JP 2003279829A JP 2002082335 A JP2002082335 A JP 2002082335A JP 2002082335 A JP2002082335 A JP 2002082335A JP 2003279829 A JP2003279829 A JP 2003279829A
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lens
barrel
opening
lens holding
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Toru Yamano
透 山野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズ鏡筒自体のサイズの増大を招かず、
レンズ鏡筒前面に衝撃などの力が作用してもレンズ保持
部材等のカムフォロワーがカム開口等から脱落すること
もなく、しかも容易にレンズ群の光軸ズレを調整可能な
ものとする。 【解決手段】 カムフォロワー5は、カム筒4のスリ
ット状のカム開口4aおよび直進ガイド筒3のスリット
状の直進ガイド開口3aに係合しており、カムフォロワ
ー6は、カム開口4bおよび直進ガイド開口3bに係合
している。カムフォロワー5および6は、カム開口4a
および4b並びに直進ガイド開口3aおよび3bを通し
てそれぞれレンズ保持枠1および2に突設される。カム
フォロワー5および6は、植設された基端寄りの部分を
第1の係合部として直進ガイド開口3aおよび3bに係
合させ、先端寄りの部分を先端側を幅広の大径として断
面ほぼ台形状の円錐台形状の第2の係合部として、カム
開口4aおよび4bに係合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばカメラのよ
うな撮像装置に用いられる撮影レンズ等のレンズ鏡筒に
おけるスリット状のカム開口に係合するカムフォロワー
の形状構成の改善技術に係り、特に外力への耐性および
光学系の光軸調整を考慮したレンズ鏡筒並びにそのよう
なレンズ鏡筒を備えた撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばカメラに代表される撮像装置の撮
影レンズとして用いられるズームレンズ等においては、
レンズを保持するレンズ保持枠に、カム筒を利用して光
軸方向への所定の移動を生じさせて変倍を行わせるレン
ズ鏡筒が知られている。すなわち、このようなレンズ鏡
筒においては、光学系を構成する複数のレンズ群を相対
的な動作を伴って光軸方向に駆動するために、多重筒を
用いたカム機構および直進ガイド機構が用いられる。典
型的には、所定の動作軌跡に従ったスリット状の開口か
らなるカム開口を有するカム筒や光軸方向に沿う直線を
なすスリット状の開口からなる直進ガイド開口を有する
直進ガイド筒を、レンズ保持枠により保持されるレンズ
と同軸に設け、前記レンズ保持枠に突設されるピンから
なるカムフォロワーを前記カム開口や直進ガイド開口に
係合させて、所要の動作を実現する。
【0003】この種の多重筒を用いたカム機構および直
進ガイド機構を用いたレンズ鏡筒として、一般的に知ら
れているものとしては、図5および図6のようにカムフ
ォロワーとしてストレートな円柱状のピンを用いる鏡筒
と、図7および図8のようにカムフォロワーとしてカム
溝との係合部分を基端側が広い台形断面を有する円錐台
テーパー状に形成した円錐台ピンを用いる鏡筒とがあ
る。すなわち、従来、一般的には、ストレートなカムフ
ォロワーが用いられており、このようなレンズ鏡筒は、
例えば、図5および図6に示すように、レンズ保持枠2
1および22を光軸方向に沿って直進移動させるために
固定筒23に設けたスリット状の直進ガイド23aと、
レンズ保持枠21および22を変倍に応じた位置へ移動
させるためにカム筒24に設けたスリット状のカム開口
24aおよび24bと、レンズ保持枠21および22に
突設されたストレートな円柱状のピンからなるカムフォ
ロワー25および26とを有して構成されている。
【0004】レンズ保持枠21および22は、固定筒2
3の内側に光軸が垂直に交わる平面内で回転自在として
保持されているが、カムフォロワー25および26と固
定筒23の直進ガイド23aによって回転が規制され、
光軸方向に沿う直進移動のみが可能となっている。レン
ズ保持枠21および22には、撮影レンズを構成するレ
ンズ群27および28がそれぞれ保持される。また、カ
ム筒24は、固定筒23の外側に回転自在に嵌装支持さ
れており、変倍時には、図示されていないモータ等の駆
動源から与えられる回転力によって回転駆動される。こ
のため、変倍時には、レンズ保持枠21および22は、
カムフォロワー25および26とカム開口24aおよび
24bの作用によって所定の位置へ移動される。このよ
うに、テーパーしていないストレートな円柱状のカムフ
ォロワーを用いたレンズ鏡筒については、例えば特開平
7−43581号公報、および特開平8−110454
号公報等に記載されている。
【0005】一方、カムフォロワーとして円錐台ピンを
用いるレンズ鏡筒は、図7および図8に示すように、レ
ンズ保持枠31および32を光軸方向へ直進移動させる
ために直進筒33に設けたスリット状の直進ガイド33
aと、レンズ保持枠31および32を変倍に応じた位置
へ移動させるためにカム筒34に設けたカム溝34aお
よび34b並びに固定筒35に設けたカム溝35aと、
レンズ保持枠31および32にそれぞれ突設されたカム
フォロワー36および37並びにカム筒34に突設され
たカムフォロワー38とを有して構成されている。カム
溝34a、34bおよび35aは、底部側(図7におい
て上側)の幅が狭く且つ開口縁側(図7において下側)
の幅が広い台形状の断面を有する溝であり、カムフォロ
ワー36、37および38は、カム溝34a、34bお
よび35aにそれぞれ対応して先端側の幅が狭く且つ基
端側の幅が広い台形状の断面を有している。レンズ保持
枠31および32は、直進筒33の内側に光軸が垂直に
交わる平面内において回転自在として嵌挿保持されてい
るが、カムフォロワー36および37と直進筒33によ
って回転が規制され、光軸方向に沿う直進移動のみが可
能である。
【0006】レンズ保持枠31および32には、撮影レ
ンズを構成するレンズ群39および40がそれぞれ保持
される。また、カム筒34は、直進筒33の外側に回転
自在に嵌装保持されており、変倍時に図示されていない
モータ等の駆動源から与えられる回転力によって回転駆
動される。固定筒35は、カム筒34の外側に嵌装保持
され、その固定筒35の内周側にはカム溝35aが形成
されており、カム筒34に突設されたカムフォロワー3
8によりカム筒34を所定の位置まで移動させる。ま
た、該固定筒35には、明確には図示されていないが、
直進筒33の回転を規制するための直進溝も形成されて
おり、直進筒33の直進移動のみを可能としている。こ
のようにして、レンズ保持枠31および32は、変倍時
に、直進移動によって所定の位置に移動される。このよ
うな図7および図8に示されたのとほぼ同様の先端側の
幅が狭く且つ基端側の幅が広い台形状の断面を有する円
錐台状のカムフォロワーを用いる構成については、特開
平7−27962号公報、特開2001−42189号
公報、および特開2001−324663号公報等に開
示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先に述
べたストレートな円柱状のカムフォロワーを用いる構成
では、鏡筒前面に衝撃等の力が作用してもレンズ保持枠
等のカムフォロワーがカム開口から脱落するおそれは少
ないが、撮影レンズ群等の光軸ズレについては、カムフ
ォロワーの調整等で規制することはできない。したがっ
て、この場合、光軸ズレについては、レンズ保持枠の外
周と固定筒の内周等によって規制することになり、それ
にともなって、摩擦の増大を避けることができず、駆動
力量の増大を招いていた。また、その次に述べた先端側
の幅が狭く且つ基端側の幅が広い台形状の断面を有する
円錐台状のカムフォロワーの構造では、撮影レンズ群の
光軸ズレをカムフォロワーによって規制することはでき
るが、カムフォロワーとカム溝の係合が浅いため、鏡筒
前面に衝撃などの力が作用すると、カムフォロワーがカ
ム溝から脱落してしまったり、カムフォロワーの尖端部
分がカム溝にくぼみを形成したり、レンズ保持枠自体が
脱落してしまったりして、撮影レンズに故障を生じた
り、光学性能を劣化させたりしてしまうことになってし
まう。さらに、カム筒の内側に溝状のカム溝が形成され
るため、カム筒の型構造が複雑になり、部品単価を上げ
る要因にもなっていた。
【0008】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
もので、レンズ鏡筒自体の大径化および長尺化等のサイ
ズの増大を招かず、レンズ鏡筒前面に衝撃などの力が作
用してもレンズ保持部材等のカムフォロワーがカム開口
等から脱落することもなく、しかも容易にレンズ群の光
軸ズレを調整することを可能とするレンズ鏡筒および撮
像装置を提供することを目的としている。本発明の請求
項1の目的は、特に、サイズの増大化を招かずに、容易
に衝撃対策、製造および調整を行なうことを可能とする
レンズ鏡筒を提供することにある。本発明の請求項2の
目的は、特に、組立時に治具等の圧入量管理によって構
成部品の寸法バラツキによるカム筒等の回転トルクの変
化を調節することを可能とするレンズ鏡筒を提供するこ
とにある。
【0009】本発明の請求項3の目的は、特に、カムフ
ォロワーの突設時における位置合わせにより、構成レン
ズ間の光軸中心合わせの調整も可能とするレンズ鏡筒を
提供することにある。本発明の請求項4の目的は、特
に、レンズ鏡筒のサイズの増大化を招かずに、容易に衝
撃対策、製造および調整を行なうことを可能とするレン
ズ鏡筒を備えた撮像装置を提供することにある。本発明
の請求項5の目的は、特に、レンズ鏡筒の組立時に治具
等の圧入量管理によって構成部品の寸法バラツキによる
カム筒等の回転トルクの変化を調節することを可能とす
るレンズ鏡筒を備えた撮像装置を提供することにある。
本発明の請求項6の目的は、特に、レンズ鏡筒における
カムフォロワーの突設時における位置合わせにより、構
成レンズ間の光軸中心合わせの調整も可能とするレンズ
鏡筒を備えた撮像装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した本発
明に係るレンズ鏡筒は、上述した目的を達成するため
に、光軸に平行なスリット状の開口からなる直進ガイド
開口が形成された直進ガイド筒と、前記直進ガイド筒の
内周側に配置されてレンズを保持するレンズ保持部材
と、前記直進ガイド筒の外周に嵌装され、前記レンズ保
持部材を前記光軸方向に沿って移動させるためのスリッ
ト状の開口からなるカム開口を有するカム筒と、前記レ
ンズ保持部材に突設され、前記直進ガイド筒の前記直進
ガイド開口に挿通係合する第1の係合部と先端側の幅が
広い台形状の断面を有し前記カム筒の前記カム開口に係
合する第2の係合部とを有するカムフォロワーと、を具
備することを特徴としている。
【0011】請求項2に記載した本発明に係るレンズ鏡
筒は、前記カム筒の前記カム開口が、前記カムフォロワ
ーの前記第2の係合部に対応して前記レンズ保持部材か
ら遠い側の幅が広い台形断面をなしてスリット状に開口
し、且つ前記カムフォロワーが、台形断面をなす前記カ
ム開口に係合し、組立時に治具等の圧入量管理によって
構成部品の寸法バラツキによる前記カム筒の回転トルク
の変化を調節可能としたことを特徴としている。請求項
3に記載した本発明に係るレンズ鏡筒は、前記カムフォ
ロワーが、前記レンズ保持部材に対して圧入突設されて
おり、その圧入時の前記レンズ保持枠と前記直進ガイド
筒との位置合わせにより、構成レンズ間の光軸中心合わ
せの調整も可能としたことを特徴としている。
【0012】請求項4に記載した本発明に係るレンズ鏡
筒を備えた撮像装置は、上述した目的を達成するため
に、レンズ鏡筒が、光軸に平行なスリット状の開口から
なる直進ガイド開口が形成された直進ガイド筒と、前記
直進ガイド筒と同軸的に設けられ当該筒の内周側にレン
ズを保持するレンズ保持部材と、前記直進ガイド筒およ
び前記レンズ保持部材に同軸的に嵌装され、前記レンズ
保持部材を前記光軸方向に沿って移動させるためのスリ
ット状のカム開口を有するカム筒と、前記レンズ保持部
材に突設され、前記直進ガイド筒の前記直進ガイド開口
に係合する第1の係合部と前記カム筒の前記カム開口に
係合する第2の係合部とを有するカムフォロワーと、を
具備し、且つ前記カムフォロワーの第1および第2の係
合部のうちの突出先端部に位置する部分が先端側の幅が
広い台形断面をなしていることを特徴としている。
【0013】請求項5に記載した本発明に係るレンズ鏡
筒を備えた撮像装置は、前記カム筒の前記カム開口が、
前記レンズ保持部材から遠い側の幅が広い台形断面をな
してスリット状に開口し、且つ前記カムフォロワーが、
台形断面をなす前記カム開口に係合し、組立時に治具等
の圧入量管理によって構成部品の寸法バラツキによる前
記カム筒の回転トルクの変化を調節可能とすることを特
徴としている。請求項6に記載した本発明に係るレンズ
鏡筒を備えた撮像装置は、前記カムフォロワーが、前記
レンズ保持部材に対して圧入突設されており、その圧入
時の前記レンズ保持枠と前記直進ガイド筒との位置合わ
せにより、構成レンズ間の光軸中心合わせの調整も可能
であることを特徴としている。
【0014】
【作用】すなわち、本発明の請求項1によるレンズ鏡筒
は、光軸に平行なスリット状の開口からなる直進ガイド
開口が形成された直進ガイド筒と、前記直進ガイド筒の
内周側に配置されてレンズを保持するレンズ保持部材
と、前記直進ガイド筒の外周に嵌装され、前記レンズ保
持部材を前記光軸方向に沿って移動させるためのスリッ
ト状の開口からなるカム開口を有するカム筒と、前記レ
ンズ保持部材に突設され、前記直進ガイド筒の前記直進
ガイド開口に挿通係合する第1の係合部と前記カム筒の
前記カム開口に係合する第2の係合部とを有するカムフ
ォロワーと、を有するレンズ鏡筒において、前記カムフ
ォロワーの前記第2の係合部を先端側の幅が広い台形状
の断面をなす構成としている。このような構成により、
特に、レンズ鏡筒自体の大径化および長尺化等のサイズ
の増大を招かずに、レンズ鏡筒前面に衝撃などの力が作
用してもレンズ保持部材等のカムフォロワーのカム開口
等からの脱落が効果的に防止され、型成型等による製造
も容易で、しかも容易にレンズ群の光軸ズレを調整する
ことが可能となる。
【0015】また、本発明の請求項2によるレンズ鏡筒
は、前記カム筒の前記カム開口が、前記カムフォロワー
の前記第2の係合部に対応して前記レンズ保持部材から
遠い側の幅が広い台形断面をなしてスリット状に開口
し、且つ前記カムフォロワーが、台形断面をなす前記カ
ム開口に係合する。このような構成により、特に、組立
時に治具等の圧入量管理によって構成部品の寸法バラツ
キによるカム筒等の回転トルクの変化を調節することが
可能となる。本発明の請求項3によるレンズ鏡筒は、前
記カムフォロワーが、前記レンズ保持部材に対して圧入
突設されており、その圧入時の前記レンズ保持枠と前記
直進ガイド筒との位置合わせが可能である。このような
構成により、特に、カムフォロワーの突設時における位
置合わせにより、構成レンズ間の光軸中心合わせの調整
も可能となる。
【0016】本発明の請求項4によるレンズ鏡筒を備え
た撮像装置は、レンズ鏡筒が、光軸に平行なスリット状
の開口からなる直進ガイド開口が形成された直進ガイド
筒と、前記直進ガイド筒と同軸的に設けられ当該筒の内
周側にレンズを保持するレンズ保持部材と、前記直進ガ
イド筒および前記レンズ保持部材に同軸的に嵌装され、
前記レンズ保持部材を前記光軸方向に沿って移動させる
ためのスリット状のカム開口を有するカム筒と、前記レ
ンズ保持部材に突設され、前記直進ガイド筒の前記直進
ガイド開口に係合する第1の係合部と前記カム筒の前記
カム開口に係合する第2の係合部とを有するカムフォロ
ワーと、を具備し、且つ前記カムフォロワーの第1およ
び第2の係合部のうちの突出先端部に位置する部分が先
端側の幅が広い台形断面をなしているレンズ鏡筒を備え
る。このような構成により、特に、レンズ鏡筒のサイズ
の増大化を招かずに、容易に衝撃対策、製造および調整
を行なうことが可能となる。
【0017】本発明の請求項5によるレンズ鏡筒を備え
た撮像装置は、前記カム筒の前記カム開口が、前記レン
ズ保持部材から遠い側の幅が広い台形断面をなしてスリ
ット状に開口し、且つ前記カムフォロワーが、台形断面
をなす前記カム開口に係合し、組立時に治具等の圧入量
管理によって構成部品の寸法バラツキによる前記カム筒
の回転トルクの変化を調節可能とする。このような構成
により、特に、レンズ鏡筒の組立時に治具等の圧入量管
理によって構成部品の寸法バラツキによるカム筒等の回
転トルクの変化を調節することが可能となる。本発明の
請求項6によるレンズ鏡筒を備えた撮像装置は、前記カ
ムフォロワーが、前記レンズ保持部材に対して圧入突設
されており、その圧入時の前記レンズ保持枠と前記直進
ガイド筒との位置合わせにより、構成レンズ間の光軸中
心合わせの調整も可能である。このような構成により、
特に、レンズ鏡筒におけるカムフォロワーの突設時にお
ける位置合わせにより、構成レンズ間の光軸中心合わせ
の調整が可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に基づ
き、図面を参照して本発明のレンズ鏡筒およびそれを用
いた撮像装置を詳細に説明する。図1〜図4は、本発明
の一つの実施の形態に係るカメラの撮影レンズとして用
いられるレンズ鏡筒の構成を示している。図1は、レン
ズ鏡筒の全体構成を示す分解斜視図、図2は、そのカム
フォロワー部分を詳細に示す要部詳細図、図3は、レン
ズ鏡筒の使用状態における縦断面図、そして図4は、レ
ンズ鏡筒の収納時における縦断面図である。図1〜図4
に示すレンズ鏡筒は、第1のレンズ保持枠1、第2のレ
ンズ保持枠2、直進ガイド筒3、カム筒4、第1のカム
フォロワー(複数個)5、第2のカムフォロワー(複数
個)6、鏡筒ベース7、第1のレンズ群8、および第2
のレンズ群9を具備している。
【0019】第1のレンズ保持枠1および第2のレンズ
保持枠2は、撮影レンズ系を構成する第1のレンズ群8
および第2のレンズ群9をそれぞれ保持する。直進ガイ
ド筒3には、第1および第2のレンズ保持枠1および2
の外周側に嵌装配置され、第1および第2のレンズ保持
枠1および2が光軸方向に沿って直進移動するようにす
るための光軸方向に沿う直線スリット状の開口部からな
る第1および第2の直進ガイド開口3aおよび3b(望
ましくは、各々複数個ずつ、例えば図示の場合各3個ず
つ設ける)をそれぞれ設けている。この直進ガイド筒3
は、鏡筒ベース7に係合保持されている。カム筒4に
は、第1および第2のレンズ保持枠1および2をそれぞ
れ変倍に対応する所定の位置に移動させるための所定の
曲線スリット状の開口部からなる第1および第2のカム
開口4aおよび4b(これらも、望ましくは、各々複数
個ずつ、例えば図示の場合各3個ずつ設ける)をそれぞ
れ設けている。
【0020】この場合第1および第2のカム開口4aお
よび4bは、いずれも、外周側の幅を内周側よりも広く
した台形状の断面を呈するようにして、各スリット状の
開口部を形成している。第1のカムフォロワー5は、カ
ム筒4の第1のカム開口4aおよび直進ガイド筒3の第
1の直進ガイド開口3aに係合しており、カム筒4、つ
まり第1のカム開口4a、の回転と、直進ガイド筒3の
第1の直進ガイド開口3aによる作用によって光軸方向
に沿って移動させられる。第2のカムフォロワー6は、
カム筒4の第2のカム開口4bおよび直進ガイド筒3の
第2の直進ガイド開口3bに係合しており、カム筒4の
第2のカム開口4bの回転と、直進ガイド筒3の第2の
直進ガイド開口3bによる作用によって光軸方向に沿っ
て移動させられる。これら第1および第2のカムフォロ
ワー5および6は、第1および第2のカム開口4aおよ
び4b並びに第1および第2の直進ガイド開口3aおよ
び3bを通してそれぞれ第1および第2のレンズ保持枠
1および2に基端を固定することによりそれらに突設
(植設)される。
【0021】第1および第2のカムフォロワー5および
6は、突設された状態で基端寄り(植設基端寄り)の部
分を、等径の円柱状の第1の係合部として第1および第
2の直進ガイド開口3aおよび3bに係合させ、先端寄
り(植設先端寄り)の部分を、先端側を幅広の大径とし
て断面ほぼ台形状の円錐台形状、つまり逆テーパー状の
第2の係合部として、第1および第2のカム開口4aお
よび4bに係合させる。カム筒4は、図示されていない
駆動源としてのモータにより回転駆動されて、直進ガイ
ド筒3と鏡筒ベース7との間で所定量だけ回転する。
【0022】図2に示すように、直進ガイド筒3には、
例えば直進ガイド開口3aが形成され、カム筒4には、
例えばカム開口4aが形成されている。カム筒4のカム
開口4aの回転と直進ガイド筒3の直進ガイド開口3a
による規制によって、カムフォロワー5はカム開口4a
と直進ガイド開口3aの交点上を辿って摺動し、変倍状
態に対応する所定の位置へレンズ保持枠1およびそれに
保持されたレンズ群8を移動させる。カムフォロワー5
は、金属、樹脂またはその他の弾性材料等により形成さ
れており、圧入等によりレンズ保持枠1に突設固定(植
設)されている。レンズ保持枠1に対するカムフォロワ
ー5の圧入に際しては、ジグ(治具)等を用いて圧入高
さを管理することにより、レンズ群間の光軸中心ズレ等
を補正することができる。このような直進ガイド開口3
a、カム開口4a、およびカムフォロワー5についての
説明は、他の全ての直進ガイド開口、カム開口、および
カムフォロワーについてほぼ同様であると考えて良い。
なお、図3は上述したレンズ鏡筒の使用状態を示し、そ
して図4はレンズ鏡筒の収納状態を示している。
【0023】上述した構成とすることにより、鏡筒自体
の寸法を増大させることなく、適切な衝撃対策を行なう
ことができる。すなわち、カムフォロワーを逆テーパー
ピンとして形成しているので、鏡筒前面等からの衝撃が
あってもカムフォロワーがカム溝から脱落することはな
い。また、直進ガイド開口およびカム開口は、いずれも
貫通するスリット状の開口であるので、内径収縮型等を
用いる必要はなく、容易に型成型により形成することが
できる。さらに、カムフォロワーを逆テーパーピンとし
たので、レンズの光軸中心合わせの調整を容易に行なう
ことが可能となり、多重筒構造の各筒状部間の摺動にお
ける摩擦等の抵抗が過大となることもない。なお、上述
したようなレンズ鏡筒を用いて構成したレンズ系をカメ
ラ等の撮像装置の撮影レンズ等として用いれば、衝撃に
強く、レンズの光軸調整も容易なレンズ鏡筒を備えた撮
像装置を構成することができる。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、レ
ンズ鏡筒自体の大径化および長尺化等のサイズの増大を
招かずに、レンズ鏡筒前面に衝撃などの力が作用しても
レンズ保持部材等のカムフォロワーがカム開口等から脱
落することなく、しかも容易にレンズ群の光軸ズレを調
整することが可能なレンズ鏡筒およびレンズ鏡筒を備え
た撮像装置を提供することができる。すなわち、本発明
の請求項1のレンズ鏡筒によれば、光軸に平行なスリッ
ト状の開口からなる直進ガイド開口が形成された直進ガ
イド筒と、前記直進ガイド筒の内周側に配置されてレン
ズを保持するレンズ保持部材と、前記直進ガイド筒の外
周に嵌装され、前記レンズ保持部材を前記光軸方向に沿
って移動させるためのスリット状の開口からなるカム開
口を有するカム筒と、前記レンズ保持部材に突設され、
前記直進ガイド筒の前記直進ガイド開口に挿通係合する
第1の係合部と前記カム筒の前記カム開口に係合する第
2の係合部とを有するカムフォロワーと、を具備するレ
ンズ鏡筒において、前記カムフォロワーの前記第2の係
合部を先端側の幅が広い台形状の断面をなす構成によ
り、特に、レンズ鏡筒自体の大径化および長尺化等のサ
イズの増大を招かずに、レンズ鏡筒前面に衝撃などの力
が作用してもレンズ保持部材等のカムフォロワーのカム
開口等からの脱落が効果的に防止され、型成型等による
製造も容易で、しかも容易にレンズ群の光軸ズレを調整
することができる。
【0025】また、本発明の請求項2のレンズ鏡筒によ
れば、前記カム筒の前記カム開口が、前記カムフォロワ
ーの前記第2の係合部に対応して前記レンズ保持部材か
ら遠い側の幅が広い台形断面をなしてスリット状に開口
し、且つ前記カムフォロワーが、台形断面をなす前記カ
ム開口に係合することにより、特に、組立時に治具等の
圧入量管理によって構成部品の寸法バラツキによるカム
筒等の回転トルクの変化を調節することが可能となる。
本発明の請求項3のレンズ鏡筒によれば、前記カムフォ
ロワーが、前記レンズ保持部材に対して圧入突設されて
おり、その圧入時の前記レンズ保持枠と前記直進ガイド
筒との位置合わせを可能とすることにより、特に、カム
フォロワーの突設時における位置合わせにより、構成レ
ンズ間の光軸中心合わせの調整も可能である。
【0026】本発明の請求項4のレンズ鏡筒を備えた撮
像装置によれば、レンズ鏡筒が、光軸に平行なスリット
状の開口からなる直進ガイド開口が形成された直進ガイ
ド筒と、前記直進ガイド筒と同軸的に設けられ当該筒の
内周側にレンズを保持するレンズ保持部材と、前記直進
ガイド筒および前記レンズ保持部材に同軸的に嵌装さ
れ、前記レンズ保持部材を前記光軸方向に沿って移動さ
せるためのスリット状のカム開口を有するカム筒と、前
記レンズ保持部材に突設され、前記直進ガイド筒の前記
直進ガイド開口に係合する第1の係合部と前記カム筒の
前記カム開口に係合する第2の係合部とを有するカムフ
ォロワーと、を具備し、且つ前記カムフォロワーの第1
および第2の係合部のうちの突出先端部に位置する部分
が先端側の幅が広い台形断面をなしているレンズ鏡筒を
備えた構成により、特に、レンズ鏡筒のサイズの増大化
を招かずに、容易に衝撃対策、製造および調整を行なう
ことができる。
【0027】本発明の請求項5の撮像装置によれば、前
記カム筒の前記カム開口が、前記レンズ保持部材から遠
い側の幅が広い台形断面をなしてスリット状に開口し、
且つ前記カムフォロワーが、台形断面をなす前記カム開
口に係合し、組立時に治具等の圧入量管理によって構成
部品の寸法バラツキによる前記カム筒の回転トルクの変
化を調節可能とすることにより、特に、レンズ鏡筒の組
立時に治具等の圧入量管理によって構成部品の寸法バラ
ツキによるカム筒等の回転トルクの変化を調節すること
が可能となる。
【0028】本発明の請求項6のレンズ鏡筒を備えた撮
像装置によれば、前記カムフォロワーが、前記レンズ保
持部材に対して圧入突設されており、その圧入時の前記
レンズ保持枠と前記直進ガイド筒との位置合わせによ
り、構成レンズ間の光軸中心合わせの調整も可能とする
ことにより、特に、レンズ鏡筒におけるカムフォロワー
の突設時における位置合わせにより、構成レンズ間の光
軸中心合わせの調整が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態に係るカメラの撮影
レンズに用いるレンズ鏡筒の構成を模式的に示す分解斜
視図である。
【図2】図1のレンズ鏡筒のカムフォロワー周辺の構成
の詳細を模式的に示す斜視図である。
【図3】図1のレンズ鏡筒の使用状態での構成を模式的
に示す縦断面図である。
【図4】図1のレンズ鏡筒の収納状態での構成を模式的
に示す縦断面図である。
【図5】従来のレンズ鏡筒の一例の使用状態での構成を
模式的に示す縦断面図である。
【図6】図5のレンズ鏡筒の収納状態での構成を模式的
に示す縦断面図である。
【図7】従来のレンズ鏡筒の他の一例の使用状態での構
成を模式的に示す縦断面図である。
【図8】図7のレンズ鏡筒の収納状態での構成を模式的
に示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 第1のレンズ保持枠 2 第2のレンズ保持枠 3 直進ガイド筒 3a 第1の直進ガイド開口 3b 第2の直進ガイド開口 4 カム筒 4a 第1のカム開口 4b 第2のカム開口 5 第1のカムフォロワー 6 第2のカムフォロワー 7 鏡筒ベース 8 第1のレンズ群 9 第2のレンズ群

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光軸に平行なスリット状の開口からなる
    直進ガイド開口が形成された直進ガイド筒と、 前記直進ガイド筒の内周側に配置されてレンズを保持す
    るレンズ保持部材と、 前記直進ガイド筒の外周に嵌装され、前記レンズ保持部
    材を前記光軸方向に沿って移動させるためのスリット状
    の開口からなるカム開口を有するカム筒と、 前記レンズ保持部材に突設され、前記直進ガイド筒の前
    記直進ガイド開口に挿通係合する第1の係合部と先端側
    の幅が広い台形状の断面を有し前記カム筒の前記カム開
    口に係合する第2の係合部とを有するカムフォロワー
    と、を具備することを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 【請求項2】 前記カム筒の前記カム開口は、前記カム
    フォロワーの前記第2の係合部に対応して前記レンズ保
    持部材から遠い側の幅が広い台形断面をなしてスリット
    状に開口し、且つ前記カムフォロワーは台形断面をなす
    前記カム開口に係合し、組立時に治具等の圧入量管理に
    よって構成部品の寸法バラツキによる前記カム筒の回転
    トルクの変化を調節可能としたことを特徴とする請求項
    1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 【請求項3】 前記カムフォロワーは、前記レンズ保持
    部材に対して圧入突設されており、その圧入時の前記レ
    ンズ保持枠と前記直進ガイド筒との位置合わせにより、
    構成レンズ間の光軸中心合わせの調整も可能な円錐台形
    フォロワであることを特徴とする請求項1に記載のレン
    ズ鏡筒。
  4. 【請求項4】 レンズ鏡筒が、 光軸に平行なスリット状の開口からなる直進ガイド開口
    が形成された直進ガイド筒と、前記直進ガイド筒と同軸
    的に設けられ当該筒の内周側にレンズを保持するレンズ
    保持部材と、前記直進ガイド筒および前記レンズ保持部
    材に同軸的に嵌装され、前記レンズ保持部材を前記光軸
    方向に沿って移動させるためのスリット状のカム開口を
    有するカム筒と、前記レンズ保持部材に突設され、前記
    直進ガイド筒の前記直進ガイド開口に係合する第1の係
    合部と前記カム筒の前記カム開口に係合する第2の係合
    部とを有するカムフォロワーと、を具備し、 且つ前記カムフォロワーの第1および第2の係合部のう
    ちの突出先端部に位置する部分が先端側の幅が広い台形
    断面をなしていることを特徴とするレンズ鏡筒を備えた
    撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記カム筒の前記カム開口は、前記レン
    ズ保持部材から遠い側の幅が広い台形断面をなしてスリ
    ット状に開口し、且つ前記カムフォロワーは台形断面を
    なす前記カム開口に係合し、組立時に治具等の圧入量管
    理によって構成部品の寸法バラツキによる前記カム筒の
    回転トルクの変化を調節可能としたことを特徴とする請
    求項4に記載のレンズ鏡筒を備えた撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記カムフォロワーは、前記レンズ保持
    部材に対して圧入突設されており、その圧入時の前記レ
    ンズ保持枠と前記直進ガイド筒との位置合わせにより、
    構成レンズ間の光軸中心合わせの調整も可能であること
    を特徴とする請求項5に記載のレンズ鏡筒を備えた撮像
    装置。
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