JP2010190986A - レンズ鏡筒および光学機器 - Google Patents

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崇 樋口
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Abstract

【課題】カム溝を利用して、ブレ補正装置を光軸方向へ移動させる場合であっても、適切なブレ補正効果を得ることが可能で、かつ、ブレ補正時におけるブレ補正用の光学要素の発振を抑制することが可能なレンズ鏡筒を提供すること。
【解決手段】レンズ鏡筒2は、光学像のブレを補正するブレ補正装置5と、径方向の外側へ突出する突出部7dが形成されるとともにブレ補正装置5を保持する保持部材7と、突出部7dと係合して保持部材7を光軸方向へ案内する案内溝8bが形成されるとともに保持部材7の径方向外方に配置される第1筒部材8と、突出部7dと係合するカム溝9aが形成されるとともに保持部材7の径方向外方に配置され光軸方向を軸方向にして回転して保持部材7を光軸方向へ移動させる第2筒部材9と、第1筒部材8の内周側に当接して径方向に保持部材7を付勢する付勢機構11とを備えている。
【選択図】図6

Description

本発明は、光学像のブレを補正するブレ補正装置が搭載されたレンズ鏡筒およびこのレンズ鏡筒を備える光学機器に関する。
従来、ブレ補正用のレンズを光軸に直交する方向へ移動させて、手ブレ等に起因する光学像のブレを補正するブレ補正装置が知られている。また、かかるブレ補正装置が搭載されたレンズ鏡筒も知られている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のレンズ鏡筒は、ブレ補正装置を保持する基板と、この基板が内周側に配置される固定鏡筒と、固定鏡筒が内周側に配置されるカム筒とを備えている。
このレンズ鏡筒では、基板に略120°ピッチで3個のカムフォロアが形成されるとともに、固定鏡筒に略120°ピッチで3個の直進溝が形成され、カム筒に略120°ピッチで3個のカム溝が形成されている。また、カムフォロアのそれぞれは、直進溝およびカム溝のそれぞれに係合しており、カム筒が光軸を中心にして回転すると、直進溝およびカム溝に沿ってカムフォロアが移動して、基板とともにブレ補正装置が光軸方向へ移動する。
特開平7−28116号公報
特許文献1に記載のレンズ鏡筒のように、カム溝を利用して、ブレ補正装置を光軸方向へ移動させるレンズ鏡筒では、一般的に、カム溝とカムフォロアとの係合箇所に所定の隙間(ガタ)が形成されている。そのため、このレンズ鏡筒では、ブレ補正装置でブレ補正を行う際に移動するブレ補正用レンズの慣性力が大きいと、この慣性力の影響で、カム筒や固定鏡筒に対して基板が、光軸方向、または、光軸方向に直交する径方向、あるいは、光軸方向と径方向との両方向へ相対移動してしまうおそれがある。したがって、このレンズ鏡筒では、ブレ補正を行う際のブレ補正用レンズの慣性力によっては、ブレ補正装置によるブレ補正効果を損なうおそれがある。また、このレンズ鏡筒では、カム溝とカムフォロアとの係合箇所に形成されるガタの影響で、ブレ補正時にブレ補正用レンズの発振の問題が生じるおそれもある。
そこで、本発明の課題は、カム溝を利用して、ブレ補正装置を光軸方向へ移動させる場合であっても、適切なブレ補正効果を得ることが可能で、かつ、ブレ補正時におけるブレ補正用の光学要素の発振を抑制することが可能なレンズ鏡筒およびこのレンズ鏡筒を備える光学機器を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明のレンズ鏡筒は、光学像のブレを補正するブレ補正装置と、光軸方向に略直交する径方向の外側へ突出する突出部が形成されるとともにブレ補正装置を保持する保持部材と、突出部と係合して保持部材を光軸方向へ案内する案内溝が形成されるとともに保持部材の径方向外方に配置される第1筒部材と、突出部と係合するカム溝が形成されるとともに保持部材の径方向外方に配置され光軸方向を軸方向にして回転して保持部材を光軸方向へ移動させる第2筒部材と、第1筒部材または第2筒部材の内周側に当接して少なくとも径方向に保持部材を付勢する付勢機構とを備えることを特徴とする。
本発明のレンズ鏡筒では、ブレ補正装置を保持する保持部材に突出部が形成されるとともに、突出部に係合する案内溝が第1筒部材に形成され、突出部に係合するカム溝が第2筒部材に形成されている。また、付勢機構は、第1筒部材または第2筒部材の内周側に当接して少なくとも径方向に保持部材を付勢している。そのため、付勢機構の付勢力によって、突出部とカム溝との係合箇所でのガタを小さくすること、あるいは、ガタをなくすことが可能になる。したがって、ブレ補正装置でブレ補正を行う際に、ブレ補正用レンズ等のブレ補正用の光学要素の慣性力の影響で、第1筒部材や第2筒部材に対して保持部材が相対移動してしまうおそれを低減することができる。その結果、本発明では、カム溝を利用して、ブレ補正装置を光軸方向へ移動させる場合であっても、ブレ補正を行う際のブレ補正装置のがたつきを抑制して、適切なブレ補正効果を得ることが可能になる。また、本発明では、ブレ補正を行う際のブレ補正装置のがたつきを抑制して、ブレ補正用の光学要素の、ブレ補正時における発振を抑制することが可能になる。
本発明において、付勢機構は、保持部材の外周側の、突出部が形成されていない箇所に配置されていることが好ましい。このように構成すると、付勢機構の配置位置を比較的、自由に決めることができる。すなわち、付勢機構の配置位置の自由度を高めることが可能になる。また、付勢機構が突出部に配置されている場合には、付勢機構が突出部の一部を構成して、カム溝や案内溝に係合する場合があるが、この場合には、レンズ鏡筒に衝撃が加わると、カム溝や案内溝から付勢機構が外れるおそれがある。すなわち、レンズ鏡筒に衝撃が加わると、カム溝や案内溝から突出部が外れるおそれがある。これに対して、保持部材の、突出部が形成されていない箇所に付勢機構が配置されていると、レンズ鏡筒に衝撃が加わっても、カム溝や案内溝から突出部が外れるおそれが低減する。したがって、レンズ鏡筒の耐衝撃性を高めることが可能になる。
なお、付勢機構が突出部に配置されている場合には、付勢機構の付勢力を大きくすることで、レンズ鏡筒の耐衝撃性を高めることは可能であるが、付勢機構の付勢力を大きくしすぎると、保持部材の光軸方向への移動に支障をきたすおそれがあり、付勢機構の付勢力の設定が難しくなる。これに対して、保持部材の、突出部が形成されていない箇所に付勢機構が配置されていると、付勢機構の付勢力によって、レンズ鏡筒の耐衝撃性を高める必要がないため、付勢機構の付勢力の設定の自由度を高めることが可能になる。
本発明において、付勢機構は、径方向へ移動可能な状態で保持部材に保持される軸部材と、軸部材を径方向へ付勢する付勢部材とを備えることが好ましい。このように構成すると、軸部材が径方向に対して傾いた方向に付勢されている場合と比較して、付勢部材の付勢力を比較的小さくしても、突出部とカム溝との係合箇所でのガタを小さくすること、あるいは、ガタをなくすことが可能になる。すなわち、突出部とカム溝との係合箇所でのガタを効率的に小さくすること、あるいは、なくすことが可能になる。
本発明において、軸部材の径方向外側端は、凸曲面状に形成されていることが好ましい。このように構成すると、第1筒部材または第2筒部材の内周側と軸部材の径方向外側端とを点接触させることが可能になる。したがって、保持部材が光軸方向へ移動する際の、第1筒部材または第2筒部材の内周側と軸部材との摺動抵抗を軽減して、保持部材を光軸方向へ円滑に移動させることが可能になる。
本発明のレンズ鏡筒は、各種の光学機器に用いることができる。この光学機器では、カム溝を利用して、ブレ補正装置を光軸方向へ移動させる場合であっても、適切なブレ補正効果を得ることが可能になり、かつ、ブレ補正時のブレ補正用の光学要素の発振を抑制することが可能になる。
本発明において、付勢機構は、光学機器が所定の基準姿勢で保持されるときの重力の方向と略同じ方向へ保持部材を付勢していることが好ましい。このように構成すると、光学機器が通常使用される姿勢が基準姿勢である場合、付勢機構の付勢力を比較的小さくしても、光学機器が通常使用される姿勢においては、重力を利用して、突出部とカム溝との係合箇所でのガタを小さくすること、あるいは、ガタをなくすことが可能になる。
以上のように、本発明のレンズ鏡筒および光学機器では、カム溝を利用して、ブレ補正装置を光軸方向へ移動させる場合であっても、適切なブレ補正効果を得ること、および、ブレ補正時におけるブレ補正用の光学要素の発振を抑制することが可能になる。
本発明の実施の形態にかかる光学機器の正面図である。 本発明の実施の形態にかかるレンズ鏡筒の主要部の斜視図である。 図2のレンズ鏡筒の主要部を一方向から示す分解斜視図である。 図2のレンズ鏡筒の主要部を他方向から示す分解斜視図である。 図3に示す保持部材と直進ガイド筒との係合状態を示す斜視図である。 図2のレンズ鏡筒の主要部の背面図である。 図6のE−E断面の断面図である。 図7のF部の拡大図である。 図8に示す付勢機構およびその周辺部の分解斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(光学機器の概略構成)
図1は、本発明の実施の形態にかかる光学機器1の正面図である。
本形態の光学機器1は、たとえば、撮像素子(図示省略)を有するデジタルカメラである。この光学機器(カメラ)1は、図1に示すように、レンズ鏡筒2と本体部3とを備えている。また、カメラ1は、本体部3の内部にカメラ1の種々の制御を行う制御部等(図示省略)を備えている。
撮像素子は、本体部3の内部に配置されている。この撮像素子は、たとえば、CCD(Charge Coupled Device)やC−MOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)である。なお、撮像素子の代わりに本体部3の内部に感光フィルムが配置されても良い。
レンズ鏡筒2の内部には、後述のブレ補正用レンズ6(図2等参照)を含む複数のレンズが配置されている。レンズ鏡筒2は、撮影が行われないときには、本体部3の中に収納されている。一方、被写体の撮影時には、レンズ鏡筒2は、本体部3から被写体側に向かって伸びる。すなわち、本形態のレンズ鏡筒2は、いわゆるズームレンズ鏡筒である。
また、レンズ鏡筒2は、撮像素子の撮像面に結像される光学像のブレを補正するためのブレ補正装置5(図4等参照)をその内部に備えている。以下、このレンズ鏡筒2の構成について説明する。
(レンズ鏡筒の構成)
図2は、本発明の実施の形態にかかるレンズ鏡筒2の主要部の斜視図である。図3は、図2のレンズ鏡筒2の主要部を一方向から示す分解斜視図である。図4は、図2のレンズ鏡筒2の主要部を他方向から示す分解斜視図である。図5は、図3に示す保持部材7と直進ガイド筒8との係合状態を示す斜視図である。図6は、図2のレンズ鏡筒2の主要部の背面図である。図7は、図6のE−E断面の断面図である。
なお、以下の説明では、レンズ鏡筒2の光軸Lの方向(光軸方向)をZ方向、Z方向に直交する図1の上下方向をY方向、Z方向およびY方向に直交する図1の左右方向をX方向とする。また、以下の説明では、図2等に示すZ1方向を前、Z2方向を後(後ろ)、Y1方向を上、Y2方向を下、X1方向を右、X2方向を左とする。
レンズ鏡筒2は、手ブレ等に起因する光学像のブレを補正するためのブレ補正用レンズ6を含む複数のレンズと、複数のレンズを光軸方向へ移動させるためのレンズ駆動機構(図示省略)とを備えている。ブレ補正用レンズ6は、ブレ補正装置5に取り付けられ、ブレ補正装置5とともに光軸方向に移動可能となっている。また、ブレ補正用レンズ6以外のレンズ(図示省略)は、これらのレンズを保持するレンズ保持枠(図示省略)に取り付けられ、レンズ保持枠とともに光軸方向に移動可能となっている。
また、レンズ鏡筒2は、図3、図4に示すように、ブレ補正装置5を保持する保持部材7と、保持部材7を光軸方向へ案内するための直進ガイド筒8と、保持部材7を光軸方向へ移動させるためのカム筒9と、カム筒9を回転可能に保持する固定筒10とを備えている。本形態では、直進ガイド筒8は、保持部材7の径方向外方に配置され、カム筒9は、直進ガイド筒8の径方向外方に配置され、固定筒10は、カム筒9の径方向外方に配置されている。また、レンズ鏡筒2は、図7に示すように、保持部材7を径方向に付勢する付勢機構11を備えている。
ブレ補正装置5は、ブレ補正用レンズ6をX方向およびY方向へ移動させて、手ブレ等に起因する光学像のブレを補正するための装置である。このブレ補正装置5は、ブレ補正用レンズ6を保持しX方向およびY方向へ移動可能な移動体、移動体を相対移動可能に保持する固定体および移動体をX方向やY方向へ移動させる駆動機構を備えている。また、ブレ補正装置5は、固定体に対して移動体を光軸方向に付勢する付勢部材や固定体に対する移動体の位置を検出するための検出機構等を備えている。
ブレ補正装置5では、たとえば、カメラ1の本体部3に設けられたブレ検出器(図示省略)でブレが検出されると、カメラ1の制御部からの制御指令に基づいて、駆動機構が駆動して、ブレ補正用レンズ6が固定体に対してX方向および/またはY方向へ相対移動する。また、このブレ補正用レンズ6の相対移動によって、光学像のブレが補正される。
保持部材7は、図3、図7等に示すように、底部7aと鍔部7bとを有する鍔付きの有底円筒状に形成されている。本形態では、底部7aは、保持部材7の前端に形成され、鍔部7bは、保持部材7の後端に形成されている。保持部材7の内周面には、ブレ補正装置5の固定体が固定されている。また、底部7aの中心には、光軸Lが通過する貫通孔7cが形成されている。
鍔部7bには、鍔部7bの外周面から径方向の外側へ突出する3個の突出部7dが形成されている。具体的には、光軸Lを中心に略120°ピッチで、鍔部7bに3個の突出部7dが形成されている。本形態では、図6に示すように、鍔部7bの右端に1個の突出部7dが配置されるように、3個の突出部7dが形成されている。突出部7dは、扁平な略直方体状に形成されている。また、突出部7dには、カム筒9に形成される後述のカム溝9aに係合するカムフォロア7eが形成されている。カムフォロア7eは、突出部7dの径方向外側面から径方向の外側へ突出する突起状に形成されている。
また、鍔部7bには、付勢機構11を保持する付勢機構保持部7fが形成されている。すなわち、鍔部7bには、突出部7dとは別に付勢機構保持部7fが形成されている。この付勢機構保持部7fの構成については後述する。
直進ガイド筒8は、鍔部8aを有する鍔付きの略円筒状に形成されている。鍔部8aは、直進ガイド筒8の後端に形成されている。また、直進ガイド筒8には、保持部材7の突出部7dと係合して、保持部材7を光軸方向へ案内する3個の案内溝8bが径方向に貫通するように形成されている。なお、直進ガイド筒8には、ブレ補正用レンズ6以外のレンズを保持するレンズ保持枠と係合して、このレンズ保持枠を光軸方向へ移動させるカム溝等が形成されている。
3個の案内溝8bは、光軸Lを中心に略120°ピッチで、直進ガイド筒8に形成されている。また、案内溝8bは、略矩形状に形成されるとともに、直進ガイド筒8の後端から直進ガイド筒8の光軸方向の中間位置まで形成されている。鍔部8aには、固定筒10に対する直進ガイド筒8の回転を防止するための、回転防止用突起8cが形成されている。たとえば、光軸Lを中心に略120°ピッチで、鍔部8aに3個の回転防止用突起8cが径方向の外側に突出するように形成されている。
また、直進ガイド筒8には、付勢機構11を構成する後述の付勢ピン16が当接する当接溝8dが形成されている。この当接溝8dの構成については後述する。
直進ガイド筒8は、その内周側で保持部材7を保持している。具体的には、図5に示すように、突出部7dと案内溝8bとが係合した状態で、かつ、直進ガイド筒8に対して保持部材7が光軸方向へ相対移動可能となるように、直進ガイド筒8は、保持部材7を保持している。
カム筒9は、略円筒状に形成されている。このカム筒9には、保持部材7のカムフォロア7eと係合する3個のカム溝9aが形成されている。また、カム筒9の後端側の外周面には、固定筒10に取り付けられる後述の歯車14に係合する歯車部9bが形成されている。さらに、カム筒9の外周面には、固定筒10に形成される後述のカム溝10aに係合する3個のカムフォロア9cが形成されている。
3個のカム溝9aは、光軸Lを中心に略120°ピッチで、カム筒9の内周面に形成されている。カム溝9aは、径方向の外側に向かって窪むようにカム筒9の内周面に形成されるとともに、カム筒9の後端側に形成されている。また、カム溝9aは、固定筒10に対するカム筒9の回転量に応じて保持部材7を所定量、光軸方向へ移動させるため、複数の直線部や曲線部の組合せによって形成されている。3個のカムフォロア9cは、光軸Lを中心に略120°ピッチで、カム筒9の外周面に形成されている。また、カムフォロア9cは、径方向の外側に突出する突起状に形成されている。
カム筒9は、その内周側で、保持部材7と直進ガイド筒8とを保持している。具体的には、図6に示すように、カムフォロア7eとカム溝9aとが係合した状態で、かつ、直進ガイド筒8に対してカム筒9が相対回転可能となるように、カム筒9は、保持部材7と直進ガイド筒8とを保持している。また、直進ガイド筒8の鍔部8aの前面とカム筒9の後端とが当接した状態で、カム筒9は、保持部材7と直進ガイド筒8とを保持している。
固定筒10は、略円筒状に形成されている。この固定筒10には、カム筒9のカムフォロア9cと係合する3個のカム溝10aが形成されている。また、固定筒10には、直進ガイド筒8の鍔部8aに形成される回転防止用突起8cが係合する3個の回転防止用溝10bが形成されている。さらに、固定筒10には、カム筒9の歯車部9bに係合する歯車14が回転可能に取り付けられており、固定筒10には、歯車14を配置するための開口部10cが径方向に貫通するように形成されている(図4参照)。
3個のカム溝10aは、光軸Lを中心に略120°ピッチで、固定筒10の内周面に形成されている。カム溝10aは、径方向の外側に向かって窪むように固定筒10の内周面に形成されている。また、カム溝10aは、固定筒10に対するカム筒9の回転量に応じてカム筒9を所定量、光軸方向へ移動させるため、複数の直線部や曲線部の組合せによって形成されている。3個の回転防止用溝10bは、たとえば、光軸Lを中心に略120°ピッチで、固定筒10の内周面に形成されている。
歯車14は、光軸方向を軸方向とする回転が可能となるように、固定筒10に取り付けられている。この歯車14は、固定筒10の内周側に配置されるカム筒9の歯車部9bと係合するように、開口部10cに配置されている。また、歯車14には、駆動用モータや歯車列等によって構成されるレンズ駆動機構(図示省略)が連結されている。
固定筒10は、その内周側で、保持部材7、直進ガイド筒8およびカム筒9を保持している。具体的には、カムフォロア9cとカム溝10aとが係合するとともに、歯車部9bと歯車14とが係合した状態で、かつ、回転防止用突起8cと回転防止用溝10bとが係合した状態で、固定筒10は、保持部材7、直進ガイド筒8およびカム筒9を保持している。また、固定筒10に対してカム筒9が相対回転可能となるように、固定筒10は、保持部材7、直進ガイド筒8およびカム筒9を保持している。
本形態では、レンズ駆動機構の動力が歯車14に伝達されて歯車14が回転すると、カム筒9が固定筒10に対して光軸方向を軸方向として回転する。カム筒9が回転すると、ブレ補正装置5とともに保持部材7は、カム筒9のカム溝9aに沿って光軸方向へ移動する。このとき、保持部材7は、案内溝8bによって、回転することなく光軸方向へ直線状に案内される。また、カム筒9が回転すると、カム筒9は、固定筒10のカム溝10aに沿って光軸方向へ移動する。
なお、本形態では、直進ガイド筒8は、保持部材7を光軸方向へ案内する案内溝8bが形成される第1筒部材である。また、カム筒9は、光軸方向を軸方向として回転して、保持部材7を光軸方向へ移動させる第2筒部材である。
(付勢機構およびその周辺部の構成)
図8は、図7のF部の拡大図である。図9は、図8に示す付勢機構11およびその周辺部の分解斜視図である。
付勢機構11は、保持部材7の付勢機構保持部7fに保持される軸部材としての付勢ピン16と、付勢ピン16を付勢する付勢部材としての圧縮コイルバネ17とを備えている。
付勢機構保持部7fは、図9に示すように、その径方向外側端が鍔部7bの外周面よりも径方向の外側へ突出するように形成されている。この付勢機構保持部7fには、付勢ピン16を保持するための保持孔7gが径方向に貫通するように形成されている。具体的には、図8に示すように、径方向の外側に配置される大径孔7hと径方向の内側に配置され大径孔7hよりも径の小さい小径孔7jとからなる保持孔7gが付勢機構保持部7fに形成されている。
直進ガイド筒8の当接溝8dは、図6に示すように、直進ガイド筒8の上端側の内周面に形成されている。具体的には、当接溝8dは、直進ガイド筒8の上端よりもわずかに右側にずれた部分の内周面に形成されている。また、当接溝8dは、直進ガイド筒8の内周面から径方向の外側に窪むように形成されるとともに、図8に示すように、直進ガイド筒8の後端から前側に向かって直線状に形成されている。当接溝8dには、付勢機構保持部7fの径方向外側端部分が配置されている。
付勢ピン16は、図8、図9に示すように、径方向外側部分を構成する大径部16aと、大径部16aよりも径が小さく圧縮コイルバネ17に挿通される小径部16bとから構成されている。大径部16aの外径は、大径孔7hの内径よりもわずかに小さく、かつ、小径部16bの外径は、小径孔7jの内径よりもわずかに小さくなっている。
大径部16aの先端(径方向外側端)16cは、凸曲面状に形成されている。小径部16bの径方向内側端には、保持孔7gからの付勢ピン16の抜けを防止するための抜止め部16dが形成されている。この抜止め部16dの外径は、小径孔7jの内径よりも大きくなっている。また、圧縮コイルバネ17は、その径方向外側端が大径部16aと小径部16bとの境界部に当接し、かつ、その径方向内側端が大径孔7hと小径孔7jとの境界部に当接した状態で、大径孔7hの中に配置されている。
付勢ピン16は、径方向に移動可能な状態で保持孔7gに挿通されるとともに、圧縮コイルバネ17の付勢力で、径方向の外側へ向かって付勢されている。そのため、付勢ピン16の先端16cは、当接溝8dに当接している。本形態では、付勢ピン16の先端16cは、当接溝8dに点接触している。また、圧縮コイルバネ17の付勢力によって、保持部材7は、直進ガイド筒8に対して径方向に付勢されている。なお、本形態では、光軸方向に移動する保持部材7の移動特性に支障がでないように、圧縮コイルバネ17の付勢力が設定されている。
上述のように、本形態では、当接溝8dは、直進ガイド筒8の上端側の内周面に形成されており、付勢機構11は、直進ガイド筒8に対して略下方向へ保持部材7を付勢している。また、本形態では、図1に示すカメラ1の姿勢が、通常、ユーザがカメラ1を使用するときの基準姿勢であり、下方向(Y2方向)が重力の方向となる。すなわち、本形態の付勢機構11は、直進ガイド筒8に対して、カメラ1が基準姿勢(通常使用される姿勢)で保持されるときの重力の方向と略同じ方向へ保持部材7を付勢している。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、付勢ピン16は、直進ガイド筒8の内周面に形成される当接溝8dに当接して径方向に保持部材7を付勢している。そのため、圧縮コイルバネ17の付勢力によって、カムフォロア7eとカム溝9aとの係合箇所でのガタをなくすことが可能になる。したがって、ブレ補正装置5でブレ補正を行う際に、ブレ補正用レンズ6等の慣性力の影響で、直進ガイド筒8やカム筒9に対して保持部材7が相対移動してしまうおそれを低減することができる。その結果、本形態では、カム溝9aを利用して、保持部材7とともにブレ補正装置5を光軸方向へ移動させる場合であっても、ブレ補正を行う際のブレ補正装置5のがたつきを抑制して、適切なブレ補正効果を得ることが可能になる。また、本形態では、ブレ補正を行う際のブレ補正装置5のがたつきを抑制して、ブレ補正時におけるブレ補正用レンズ6の発振を抑制することが可能になる。
特に、本形態では、付勢ピン16は、圧縮コイルバネ17の付勢力で、径方向の外側へ向かって付勢されている。そのため、径方向に対して傾いた方向に付勢ピン16が付勢されている場合と比較して、圧縮コイルバネ17の付勢力を比較的小さくしても、カムフォロア7eとカム溝9aとの係合箇所でのガタをなくすことが可能になる。すなわち、カムフォロア7eとカム溝9aとの係合箇所でのガタを効率的になくすことが可能になる。
また、本形態では、付勢機構11は、直進ガイド筒8に対して、カメラ1が基準姿勢で保持されるときの重力の方向と略同じ方向へ保持部材7を付勢している。そのため、圧縮コイルバネ17の付勢力を比較的小さくしても、カメラ1が通常使用される姿勢においては、重力を利用して、カムフォロア7eとカム溝9aとの係合箇所でのガタを効率的になくすことが可能になる。
本形態では、付勢ピン16の先端16cは、凸曲面状に形成されており、付勢ピン16の先端16cは、当接溝8dに点接触している。したがって、カムフォロア7eとカム溝9aとの係合箇所でのガタをなくすため、当接溝8dと付勢ピン16の先端16cとを当接させる場合であっても、保持部材7が光軸方向へ移動する際の、当接溝8dと付勢ピン16との摺動抵抗を軽減して、保持部材7を光軸方向へ円滑に移動させることができる。
本形態では、鍔部7bに、突出部7dとは別に付勢機構保持部7fが形成されており、付勢機構11は、保持部材7の外周側の、突出部7dが形成されていない箇所に配置されている。そのため、付勢機構11の配置位置を比較的、自由に決めることができ、付勢機構11の配置位置の自由度を高めることができる。
また、付勢機構11が突出部7dに配置され、付勢ピン16がカムフォロア7eの役割を担う場合には、レンズ鏡筒2に衝撃が加わると、圧縮コイルバネ17の付勢力に抗して付勢ピン16が径方向の内側へ移動して、カム溝9aから付勢ピン16が外れるおそれがある。これに対して、本形態では、付勢ピン16とは別に突起状のカムフォロア7eが保持部材7に形成されているため、レンズ鏡筒2に衝撃が加わっても、カム溝9aからカムフォロア7eが外れるおそれが低減する。したがって、レンズ鏡筒2の耐衝撃性を高めることが可能になる。
なお、付勢ピン16がカムフォロア7eの役割を担う場合には、圧縮コイルバネ17の付勢力を大きくすることで、レンズ鏡筒2の耐衝撃性を高めることも可能であるが、圧縮コイルバネ17の付勢力を大きくしすぎると、保持部材7の光軸方向への移動に支障をきたすおそれがあり、圧縮コイルバネ17の付勢力の設定が難しくなる。これに対して、本形態では、圧縮コイルバネ17の付勢力によって、レンズ鏡筒2の耐衝撃性を高める必要がないため、圧縮コイルバネ17の付勢力を比較的、自由に決めることができ、圧縮コイルバネ17の付勢力の設定の自由度を高めることが可能になる。
(他の実施の形態)
上述した形態では、付勢ピン16は、径方向へ移動可能な状態で付勢機構保持部7fに保持され、圧縮コイルバネ17の付勢力で、径方向の外側へ向かって付勢されている。この他にもたとえば、付勢ピン16は、径方向に対して若干、傾いた方向へ移動可能な状態で付勢機構保持部7fに保持され、圧縮コイルバネ17の付勢力で、径方向に対して若干、傾いた方向へ向かって付勢されても良い。すなわち、付勢ピン16は、少なくとも径方向へ付勢されていれば良く、付勢ピン16に生じる付勢力は、径方向の分力と光軸方向の分力との合力であっても良い。
上述した形態では、付勢ピン16は、圧縮コイルバネ17によって、径方向の外側へ向かって付勢されている。この他にもたとえば、付勢ピン16は、板バネ等の他のバネ部材、あるいは、ゴム等の弾性部材によって、径方向の外側へ向かって付勢されても良い。また、板バネ等のバネ部材を保持部材7の外周側に配置して、保持部材7を径方向に付勢しても良い。すなわち、付勢機構11は、板バネ等のバネ部材のみで構成されても良い。
上述した形態では、付勢機構11は、保持部材7の外周側の1箇所に配置される付勢ピン16および圧縮コイルバネ17によって構成されているが、付勢機構11は、保持部材7の外周側の複数箇所に配置される付勢ピン16および圧縮コイルバネ17によって構成されても良い。この場合には、保持部材7の鍔部7bの外周面に複数の付勢機構保持部7fが形成され、直進ガイド筒8の内周面に複数の当接溝8dが形成される。
上述した形態では、カムフォロア7eを有する3個の突出部7dが保持部材7に形成され、3個の突出部7dはいずれも案内溝8bに係合し、3個のカムフォロア7eはいずれもカム溝9aに係合している。すなわち、3個の突出部7dはいずれも、案内溝8bおよびカム溝9aに係合している。この他にもたとえば、案内溝8bまたはカム溝9aのいずれか一方に係合しない突出部7dがあっても良い。たとえば、保持部材7に6個の突出部7dが形成されるとともに、そのうちの3個が案内溝8bのみに係合し、残りの3個がカム溝9aのみに係合するように、案内溝8bやカム溝9aが形成されても良い。この場合、カム溝9aに係合しない突出部7dには、カムフォロア7eが形成されなくても良い。
上述した形態では、付勢機構11は、直進ガイド筒8に対して略下方向へ保持部材7を付勢しているが、付勢機構11は、直進ガイド筒8に対して、略右方向、略左方向または略上方向へ保持部材7を付勢しても良い。また、上述した形態では、付勢機構11は、保持部材7の外周側の、突出部7dが形成されていない箇所に配置されているが、付勢機構11が突出部7dに配置され、付勢ピン16がカムフォロア7eの役割を担っても良い。
上述した形態では、直進ガイド筒8は、保持部材7の径方向外方に配置され、カム筒9は、直進ガイド筒8の径方向外方に配置されているが、カム筒9が保持部材7の径方向外方に配置され、直進ガイド筒8がカム筒9の径方向外方に配置されても良い。この場合には、たとえば、カム筒9の内周側に付勢ピン16の先端16cが当接する当接溝が形成される。
上述した形態では、ブレ補正装置5は、ブレ補正用レンズ6をX方向およびY方向へ移動させているが、ブレ補正装置5は、屈折ガラス等のブレ補正用レンズ6以外の光学要素をX方向およびY方向へ移動させても良い。また、上述した形態では、カメラ1を例に本発明の実施の形態にかかるレンズ鏡筒2を説明したが、レンズ鏡筒2が適用される光学機器は、カメラ1には限定されない。たとえば、ビデオカメラ等の動画撮影装置や、双眼鏡、望遠鏡等の観察装置等のその他の光学機器に、レンズ鏡筒2が適用されても良い。
1 カメラ(光学機器)
2 レンズ鏡筒
5 ブレ補正装置
7 保持部材
7d 突出部
8 直進ガイド筒(第1筒部材)
8b 案内溝
9 カム筒(第2筒部材)
9a カム溝
11 付勢機構
16 付勢ピン(軸部材)
16c 先端(径方向外側端)
17 圧縮コイルバネ(付勢部材)
Y2 重力の方向
Z 光軸方向

Claims (6)

  1. 光学像のブレを補正するブレ補正装置と、
    光軸方向に略直交する径方向の外側へ突出する突出部が形成されるとともに前記ブレ補正装置を保持する保持部材と、
    前記突出部と係合して前記保持部材を前記光軸方向へ案内する案内溝が形成されるとともに前記保持部材の前記径方向外方に配置される第1筒部材と、
    前記突出部と係合するカム溝が形成されるとともに前記保持部材の前記径方向外方に配置され前記光軸方向を軸方向にして回転して前記保持部材を前記光軸方向へ移動させる第2筒部材と、
    前記第1筒部材または前記第2筒部材の内周側に当接して少なくとも前記径方向に前記保持部材を付勢する付勢機構とを備えることを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記付勢機構は、前記保持部材の外周側の、前記突出部が形成されていない箇所に配置されていることを特徴とする請求項1記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記付勢機構は、前記径方向へ移動可能な状態で前記保持部材に保持される軸部材と、前記軸部材を前記径方向へ付勢する付勢部材とを備えることを特徴とする請求項1または2記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記軸部材の径方向外側端は、凸曲面状に形成されていることを特徴とする請求項3記載のレンズ鏡筒。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載のレンズ鏡筒を備えることを特徴とする光学機器。
  6. 前記付勢機構は、前記光学機器が所定の基準姿勢で保持されるときの重力の方向と略同じ方向へ前記保持部材を付勢していることを特徴とする請求項5記載の光学機器。
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