JP5482129B2 - レンズ鏡筒および撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、本発明はレンズ鏡筒、およびこれを備えた撮像装置に関するものである。
従来、一対のガイドバーを用いてレンズ保持枠を光軸方向に移動できるように構成されたレンズ鏡筒が知られている。このようなガイドバーを備えたレンズ鏡筒に関する従来技術として、一対のガイドバーの一方に係合するスリーブと、他方に係合するU溝とを、レンズ保持枠に設けたレンズ鏡筒が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−174998号公報
上記従来技術に示されたレンズ鏡筒では、レンズ移動枠に光軸方向の慣性力が作用したときに、スリーブで慣性力を支えることになるため、破損するおそれがある。
本発明の課題は、レンズの光軸方向に慣性力が作用した場合でも破損しにくいレンズ鏡筒および撮像装置を提供することにある。
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する
請求項1に記載の発明は、互いに平行に配置された複数の軸と、光学系を保持するとともに、前記複数の軸のうちの第1の軸が挿通されて該第1の軸に沿って移動可能に係合する第1係合部と、前記第1の軸と該第1の軸とは異なる第2の軸とを結ぶ方向に平行な一対の第1当接面を有し、該第1当接面によって前記第2の軸に係合する第2係合部と、前記第1当接面に交差する方向に沿った一対の第2当接面を有し、該第2当接面によって前記第1の軸とは異なる軸に係合する第3係合部とを有する保持部材と、前記光学系とは異なる第2光学系を保持するとともに、前記複数の軸のうちの第2の軸が挿通されて該第2の軸に沿って移動可能に係合する第4係合部と、前記第2の軸と該第2の軸とは異なる軸とを結ぶ方向に平行な一対の第3当接面を有し、該第3当接面によって前記異なる軸に係合する第5係合部と、前記第3当接面に交差する方向に沿った一対の第4当接面を有し、該第4当接面によって前記第2の軸とは異なる軸に係合する第6係合部とを有する第2保持部材と、を備えたことを特徴とするレンズ鏡筒である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のレンズ鏡筒であって、前記第3係合部は、前記光学系の光軸方向において、前記第1係合部と異なる位置に設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のレンズ鏡筒であって、前記第3係合部は、前記複数の軸のうちの前記第1および第2の軸とは異なる第3の軸に係合することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒であって、前記光学系とは異なる第3光学系を保持するとともに、第3の軸が挿通されて該第3の軸に沿って移動可能に係合する第7係合部と、前記第3の軸と該第3の軸とは異なる軸とを結ぶ方向に平行な一対の第5当接面を有し、該第5当接面によって前記異なる軸に係合する第8係合部と、前記第5当接面に交差する方向に沿った一対の第6当接面を有し、該第6当接面によって前記第3の軸とは異なる軸に係合する第9係合部とを有する第3保持部材を、さらに備えたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒であって、前記複数の軸は、前記保持部材の外周に等間隔に配置されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒と、前記光学系を駆動する駆動手段と、前記光学系による像を撮像する撮像素子と、を備えたことを特徴とする撮像装置である。
本発明によれば、レンズの光軸方向に慣性力が作用した場合でも破損しにくいレンズ鏡筒および撮像装置を提供することができる。
第1実施形態のカメラを概念的に示す平面図である。 レンズ保持枠がガイド軸に組み付けられた状態を示す斜視図である。 第1保持枠の斜視図である。 第1保持枠の正面図である。 第2保持枠の斜視図である。 第2保持枠の正面図である。 第3保持枠の斜視図である。 第3保持枠の正面図である。 第2実施形態としてのレンズ保持枠の移動案内保持構造を概念的に示す図である。 図9のA−A断面図である。 図9のB−B断面図である。
(第1実施形態)
以下、図面等を参照しながら、本発明に係わるレンズ鏡筒および撮像装置の実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態のカメラ1を概念的に示す平面図である。なお、各図には、説明と理解を容易にするために、XYZ直交座標系を設けた。この座標系では、撮影者が光軸OAを水平として横長の画像を撮影する場合のカメラの位置(以下、正位置という)において撮影者から見て左側に向かう方向をXプラス方向とする。また、正位置において上側に向かう方向をYプラス方向とする。さらに、正位置において被写体に向かう方向をZプラス方向とする。このZ方向の被写体に向かうZプラス方向を前面側、撮像素子11に向かうZマイナス方向を背面側とも呼称する。
本実施形態のカメラ1は、カメラ本体10と、レンズ鏡筒20とを備える。カメラ本体10は、レンズ鏡筒20の光学系を通過した光が結像する撮像素子11を備える。レンズ鏡筒20と撮像素子11との間には、不図示のミラー、シャッター等の光学部材が配置されている。
レンズ鏡筒20は、撮影光学系を構成する3組のレンズ群(第1レンズ群21、第2レンズ群22および第3レンズ群23)を備える。レンズ鏡筒20は、カメラ本体10の被写体側に着脱可能に装着される。カメラ1は、用途に応じて異なるレンズ鏡筒20を装着することができる。
各レンズ群(第1レンズ群21、第2レンズ群22および第3レンズ群23)は、それぞれのレンズ保持枠(第1保持枠31、第2保持枠33および第3保持枠35)に保持されている。各レンズ保持枠(第1保持枠31、第2保持枠33、第3保持枠35)は、レンズ鏡筒20の内部に設けられた3本のガイド軸(第1ガイド軸41、第2ガイド軸42および第3ガイド軸43)によって、光軸OA方向に移動可能に支持されている。
レンズ鏡筒20の内部には、前側フランジ51と後側フランジ52とが配置されている。各ガイド軸(第1ガイド軸41、第2ガイド軸42、第3ガイド軸43)は、それぞれZプラス側(被写体側)が前側フランジ51によって支持され、Zマイナス側(結像側)が後側フランジ52によって支持されている。前側フランジ51と後側フランジ52によって、各ガイド軸は光軸OAと平行に配設されている。また、3本のガイド軸(第1ガイド軸41、第2ガイド軸42、第3ガイド軸43)は、光軸OAを中心とした同一円周上に等間隔(すなわち周方向に120°間隔)に配置されている。
第1保持枠31(第1レンズ群21)は、レンズ鏡筒20の内部のZプラス側(前面側)に位置する。第1保持枠31のZマイナス側(背面側)には、第2保持枠33(第2レンズ群22)が配設されている。第3保持枠35(第3レンズ群23)は、第2保持枠33のさらにZマイナス側(背面側)に配設されている。
レンズ鏡筒20の内部には、駆動手段としての焦点調節機構12が設けられている。各レンズ保持枠(第1保持枠31、第2保持枠33、第3保持枠35)と焦点調節機構12とは、不図示のカム溝やカムフォロアにより係合している。焦点調節機構12は、レンズ鏡筒20に設けられた不図示のズーム操作環が手動または電動により回転駆動されるのに連動して、各レンズ保持枠を光軸OA方向に移動する。このように、レンズ鏡筒20は、不図示のズーム操作環が回転駆動されると、焦点調節機構12を介して各レンズ保持枠がそれぞれ光軸OA方向に所定の関係で移動し、これにより合成焦点距離が変化する。すなわち、レンズ鏡筒20は、不図示のズーム操作環が回転駆動されることにより、焦点距離を可変調節可能なズームレンズとして構成されている。
次に、前述した図1に加え、図2〜図8を参照しながら、レンズ鏡筒20の主要部分であるガイド軸(第1ガイド軸41、第2ガイド軸42、第3ガイド軸43)と、レンズ保持枠(第1保持枠31、第2保持枠33、第3保持枠35)との構成を説明する。
図2は、レンズ保持枠(第1保持枠31、第2保持枠33、第3保持枠35)がガイド軸(第1ガイド軸41、第2ガイド軸42、第3ガイド軸43)に組み付けられた状態を示す斜視図である。図3は、第1保持枠31の斜視図である。図4は、第1保持枠31の正面図(被写体側から見た図)である。図5は、第2保持枠33の斜視図である。図6は、第2保持枠33の正面図(被写体側から見た図)である。図7は、第3保持枠35の斜視図である。図8は、第3保持枠35の正面図(被写体側から見た図)である。
3本のガイド軸(第1ガイド軸41、第2ガイド軸42、第3ガイド軸43)は、光軸OAを中心とした同一円周上に等間隔(周方向に120°間隔)で配置されている。
第1保持枠31は、図3および図4に示すように、第1レンズ群21を保持する短筒状のレンズ枠32の外周に、ガイド軸(第1ガイド軸41、第2ガイド軸42、第3ガイド軸43)と係合する係合部(移動ガイド部60A、回転止め係合部70A、倒れ止め係合部80A)を備える。
移動ガイド部60Aは、レンズ枠32の側面に設けられている。移動ガイド部60Aは、レンズ枠32の外周面に一体形成された基板部61の上面に、前後一対の軸受突起62Aを備える。
軸受突起62Aは、外周が半円のかまぼこ状に形成され、光軸OA方向に所定の厚さを有する。2つの軸受突起62Aは、光軸OA方向に所定の間隔で形成されている。軸受突起62Aは、軸受孔63Aを備える。軸受孔63Aは、第1ガイド軸41が摺動移動可能に嵌合する孔であり、光軸OAと平行する方向に貫通形成されている。
軸受突起62Aの軸受孔63Aには、第1ガイド軸41が挿通している。これによって、第1保持枠31は、光軸OA方向に移動可能な状態で第1ガイド軸41に支持されている。
回転止め係合部70Aは、移動ガイド部60Aから、光軸OAを中心として時計回りに120°となる位置に設けられている。回転止め係合部70Aは、レンズ枠32の外周面に設けられた板状部71Aに、外周側に開放する回転止め係合溝72Aを備える。
板状部71Aは、所定の板厚に形成され、レンズ枠32の前面側の端縁に沿って設けられている。板状部71Aは、図4に示すように、正面視では外周側を頂点とする略三角形状に形成されている。
回転止め係合溝72Aは、板状部71Aの上端部に、外周側に開放するようにU字状に形成されている。回転止め係合溝72Aは、図4に示すように、第1ガイド軸41の軸中心と第2ガイド軸42の軸中心とを通る直線L2を中心線とし、この直線L2と平行な対向する一対の回転止め当接面73Aを備える。回転止め当接面73Aの間隔(回転止め係合溝72Aの内法)は、第2ガイド軸42が摺動移動可能に嵌合する幅に設定されている。
回転止め係合部70Aの回転止め係合溝72Aは、第2ガイド軸42が摺動移動可能に嵌合する。これによれば、回転止め当接面73Aがそれぞれ第2ガイド軸42に当接するため、第1保持枠31の第1ガイド軸41回りの回動が規制される。
すなわち、レンズ枠32は、移動ガイド部60Aが第1ガイド軸41と嵌合し、回転止め係合部70Aが第2ガイド軸42と係合する。これにより、第1保持枠31の光軸OAと直交する面内における位置が規定される。
倒れ止め係合部80Aは、移動ガイド部60Aから、光軸OAを中心として反時計回りに120°となる位置に設けられている。倒れ止め係合部80Aは、レンズ枠32の外周面に設けられた板状部81Aに、外周側に開放する倒れ止め係合溝82Aを備えている。
板状部81Aは、所定の板厚に形成され、図3に示すように、レンズ枠32の前面側の端縁に沿って立設されている。板状部81Aは、図4に示すように、正面視では外周側を頂点とする三角形状に形成されている。
倒れ止め係合溝82Aは、板状部81Aの上端部に、外周側に開放するようにU字状に形成されている。倒れ止め係合溝82Aは、図4に示すように、第3ガイド軸43の軸中心を通り直線L2と直交する直線L3を中心線とし、この直線L3と平行な対向する一対の倒れ止め当接面83Aを備える。倒れ止め当接面83Aの間隔(倒れ止め係合溝82Aの内法)は、第3ガイド軸43が摺動移動可能に嵌合する幅に設定されている。
倒れ止め係合部80Aの倒れ止め係合溝82Aには、第3ガイド軸43が摺動移動可能に嵌合する。これによれば、レンズ枠32が移動ガイド部60Aの軸受孔63Aを基点として直線L3軸回りに倒れたときに、倒れ止め当接面83Aは第3ガイド軸43に当接する。したがって、第1保持枠31の直線L3軸回りの倒れが規制される。
すなわち、第2ガイド軸42が係合する回転止め係合部70Aは、レンズ枠32が移動ガイド部60Aの軸受孔63Aを基点として直線L3軸回りに倒れたときに、その回転止め係合溝72Aの回転止め当接面73Aが第2ガイド軸42に当接しない(係合するのみ)。このため、第1保持枠31の直線L3軸回りの倒れを規制できない。しかし、回転止め係合溝72Aの形成方向と直交する方向に形成された倒れ止め係合部80Aの倒れ止め当接面83Aは、第3ガイド軸43に当接するため、第1保持枠31が直線L3軸回りに倒れることを規制することができる。
上記のような構成により、第1保持枠31は、移動ガイド部60Aの第1ガイド軸41との嵌合によって、光軸OA方向に移動案内される。回転止め係合部70Aは、第2ガイド軸42との係合によって、第1ガイド軸41を中心とする第1保持枠31の回動を規制する。倒れ止め係合部80Aは、第3ガイド軸43との係合によって、第1保持枠31が移動ガイド部60Aの軸受孔63Aを基点として直線L3軸回りに倒れるのを規制する。これにより、第1保持枠31は、急発進・急停止や落下・衝撃等によって慣性力が作用した場合に、光軸OA回りの回動や直線L3軸回りの倒れ等が抑制される。このため、第1保持枠31において、第1レンズ群21を高い精度で保持することができる。
第2保持枠33は、図5および図6に示すように、第2レンズ群22を保持する短筒状のレンズ枠34の外周に、ガイド軸(第1ガイド軸41、第2ガイド軸42、第3ガイド軸43)と係合する係合部(移動ガイド部60B、回転止め係合部70B、倒れ止め係合部80B)を備える。
移動ガイド部60B、回転止め係合部70Bおよび倒れ止め係合部80Bは、前述した第1保持枠31における移動ガイド部60A、回転止め係合部70Aおよび倒れ止め係合部80Aと基本構成は同じであるが、配置が時計回りに120°異なる。これにより、嵌合または係合するガイド軸(第1ガイド軸41、第2ガイド軸42、第3ガイド軸43)が異なる。以下の説明では、第1保持枠31における移動ガイド部60A、回転止め係合部70Aおよび倒れ止め係合部80Aと同等の部材を、移動ガイド部60B、回転止め係合部70Bおよび倒れ止め係合部80Bとして説明する。また、重複する説明は省略し、異なる部分のみを説明する。
第2保持枠33において、移動ガイド部60Bは第2ガイド軸42に嵌合する。回転止め係合部70Bは第3ガイド軸43に係合する。倒れ止め係合部80Bは第1ガイド軸41に係合する。また、図5に示すように、倒れ止め係合部80Bは、第1保持枠31の移動ガイド部60Aと干渉しないように、第2保持枠33における背面側の端縁部に形成されている。
このような構成により、第2保持枠33は、移動ガイド部60Bの第2ガイド軸42との嵌合によって、光軸OA方向に移動案内される。回転止め係合部70Bは、第3ガイド軸43との係合によって、第2ガイド軸42を中心とする第2保持枠33の回動を規制する。倒れ止め係合部80Bは、第1ガイド軸41との係合によって、直線L3軸回りの第2保持枠33の倒れを規制する。これにより、第2保持枠33は、急発進・急停止や落下・衝撃等によって慣性力が作用した場合に、光軸OA回りの回動や直線L3軸回りの倒れ等が抑制される。このため、第2保持枠33において、第2レンズ群22を高い精度で保持することができる。
第3保持枠35は、図7および図8に示すように、第3レンズ群を保持する短筒状のレンズ枠36の外周に、ガイド軸(第1ガイド軸41、第2ガイド軸42、第3ガイド軸43)とそれぞれ係合する係合部(移動ガイド部60C、回転止め係合部70C、倒れ止め係合部80C)を備える。
移動ガイド部60C、回転止め係合部70Cおよび倒れ止め係合部80Cは、前述した第1保持枠31における移動ガイド部60A、回転止め係合部70Aおよび倒れ止め係合部80Aと基本構成は同じであるが、配置が時計回りに240°(反時計回りに120°)異なっている。すなわち、前述した第2保持枠33における移動ガイド部60B、回転止め係合部70Bおよび倒れ止め係合部80Bと、それぞれ配置が時計回りに120°異なる。これにより、係合するガイド軸(第1ガイド軸41、第2ガイド軸42、第3ガイド軸43)が異なる。以下の説明では、第1保持枠31における移動ガイド部60A、回転止め係合部70Aおよび倒れ止め係合部80Aと同等の部材を、移動ガイド部60C、回転止め係合部70Cおよび倒れ止め係合部80Cとして説明する。また、重複する説明は省略し、異なる部分のみを説明する。
第3保持枠35では、移動ガイド部60Cは第3ガイド軸43に嵌合する。回転止め係合部70Cは第1ガイド軸41に係合する。倒れ止め係合部80Cは第2ガイド軸42に係合する。また、移動ガイド部60Cは、図7に示すように、前面側(Zプラス側)に所定量突出してレンズ枠36に形成されている。回転止め係合部70Cおよび倒れ止め係合部80Cは、図7に示すように、それぞれレンズ枠36の背面側(Zマイナス側)の端縁部に形成されている。
このような構成により、第3保持枠35は、移動ガイド部60Cの第3ガイド軸43との嵌合によって、光軸OA方向に移動案内される。回転止め係合部70Cは、第1ガイド軸41との係合によって、第3ガイド軸44を中心とする第3保持枠35の回動を規制する。倒れ止め係合部80Cは、第2ガイド軸42との係合によって、第3保持枠35の直線L3回りの倒れを規制する。これにより、第3保持枠35は、急発進・急停止や落下・衝撃等によって慣性力が作用した場合に、光軸OA回りの回動や直線L3回りの倒れ等が抑制される。このため、第3保持枠35において、第3レンズ群23を高い精度で保持することができる。
上記のようなガイド軸(第1ガイド軸41、第2ガイド軸42、第3ガイド軸43)とレンズ保持枠(第1保持枠31、第2保持枠33、第3保持枠35)の構成によれば、各レンズ保持枠(第1保持枠31、第2保持枠33、第3保持枠35)における、移動案内、回動規制、および倒れ規制を、それぞれ異なるガイド軸(第1ガイド軸41、第2ガイド軸42、第3ガイド軸43)に分担させることができる。このため、各ガイド軸(第1ガイド軸41、第2ガイド軸42、第3ガイド軸43)に、レンズ保持枠(第1保持枠31、第2保持枠33、第3保持枠35)の急発進・急停止や落下・衝撃等によって慣性力が作用した場合でも、その慣性力は分散されて作用することになる。したがって、特定のガイド軸(第1ガイド軸41、第2ガイド軸42、第3ガイド軸43)に、慣性力による荷重が集中することによる不具合の発生を抑制することができる。
以上説明した、第1実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)レンズ鏡筒20の第1保持枠31において、第3ガイド軸43と係合する倒れ止め係合部80Aは、第3ガイド軸43の軸中心を通り直線L2と直交する直線L3と平行な対向する一対の倒れ止め当接面83Aを備える。これにより、光軸OA方向に慣性力が作用したときに、倒れ止め当接面83Aが第3ガイド軸43に当接するため、第1保持枠31に作用する慣性力を第3ガイド軸43により支えることができる。したがって、レンズ鏡筒20の外径を大型化することなしに、慣性力を支えることができる。
また、第1保持枠31において第2ガイド軸42と係合する回転止め係合部70Aは、第1ガイド軸41の軸中心と第2ガイド軸42の軸中心とを通る直線L2と平行な対向する一対の回転止め当接面73Aを備えている。これによれば、光軸OAと第2ガイド軸42とを結ぶ方向に平行な一対の当接面を設けた場合に比べて、第1保持枠31が第1ガイド軸41を中心として回動したときのガタつきを最小限に抑えることができる。
(2)レンズ鏡筒20は、第1保持枠31において、第1ガイド軸41と嵌合する移動ガイド部60Aがレンズ枠32の背面側に配設され、第3ガイド軸43と係合する倒れ止め係合部80Aが、移動ガイド部60Aと異なるレンズ枠32の背面側に配設されている。このように、移動ガイド部60Aと倒れ止め係合部80Aとが光軸方向の異なる位置に設けられているため、慣性力が作用した時における第1保持枠31の傾きを抑制する効果が高い。とくに、移動ガイド部60Aと倒れ止め係合部80Aとの距離を離すほど、第1保持枠31の傾きを抑制する効果を高めることができる。
(3)レンズ鏡筒20は、3本のガイド軸(第1ガイド軸41、第2ガイド軸42および第3ガイド軸43)と、3組のレンズ保持枠(第1保持枠31、第2保持枠33、第3保持枠35)とを備え、各レンズ保持枠(第1保持枠31、第2保持枠33、第3保持枠35)における、移動案内、回動規制および倒れ規制の作用が、それぞれ異なるガイド軸(第1ガイド軸41、第2ガイド軸42、第3ガイド軸43)に分担されるように構成されている。このため、3組のレンズ保持枠に作用する慣性力を異なるガイド軸で分散して支えることができる。これによれば、各ガイド軸の負担を軽減することができるので、長期間に亘って各レンズ保持枠を安定して支持させることができる。
(4)レンズ鏡筒20における3本のガイド軸(第1ガイド軸41、第2ガイド軸42および第3ガイド軸43)は、光軸OAを中心とした同一円周上に等間隔(周方向に120°間隔)で配置されている。このため、3組のレンズ保持枠に作用する慣性力を3本のガイド軸で均等に支えることができる。これによれば、各ガイド軸の負担を軽減できるだけでなく、その負担を均等にすることができるため、より長期間に亘って各レンズ保持枠を安定して支持させることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図9は、第2実施形態のレンズ鏡筒におけるレンズ保持枠90の移動案内保持構造を概念的に示す図である。図10は、図9のA−A断面図である。図11は、図9のB−B断面図である。
本実施形態におけるレンズ保持枠90は、図9に示すように、2本のガイド軸(第1ガイド軸101、第2ガイド軸102)によって支持されている。第1ガイド軸101は、レンズ保持枠90の図中上側に光軸OAと平行に配置されている。第2ガイド軸102は、第1ガイド軸101とは、光軸OAを挟んで対称位置となる下側に配設されている。すなわち、第1ガイド軸101と第2ガイド軸102とは、同一円周上周方向に180°の間隔で配設されている。
レンズ保持枠90は、レンズ枠91の外周に、移動ガイド部92と、回転止め係合部93と、倒れ止め係合部94とを備える。
レンズ枠91は、光軸OA方向に所定の長さを有する円筒状の筐体である。レンズ枠91は、内部に不図示のレンズを保持する。
移動ガイド部92は、レンズ枠91の図中上側となる外周に、光軸OA方向に前後一対の軸受突起(前側軸受け92F、後側軸受け92R)を備える。前側軸受け92Fは、レンズ枠91の前面側(図9中左側)の端部に設けられている。後側軸受け92Rは、レンズ枠91の背面側(図9中右側)の端部に設けられている。前側軸受け92Fおよび後側軸受け92Rは、それぞれ軸受孔92Hを備える。軸受孔92Hは、第1ガイド軸101が摺動移動可能に嵌合する孔であり、それぞれ光軸OAと平行する方向に貫通形成されている。
前側軸受け92Fおよび後側軸受け92Rの軸受孔92Hには、第1ガイド軸101が嵌合する。
回転止め係合部93は、図10に示すように、レンズ枠91の外周であって、前側軸受け92Fと光軸OAを挟んで対称となる位置に設けられている。すなわち、回転止め係合部93は、レンズ枠91における図中下側となる位置(180°離れた位置)の、前面側(Zプラス側)の端部に設けられている。回転止め係合部93は、レンズ枠91の外周面に設けられた板状部93Aに、外周側に開放する回転止め係合溝93Bを備える。
板状部93Aは、所定の板厚を有する部材であって、レンズ枠91の前面側の端部に沿って設けられている。板状部93Aは、正面視では外周側を頂点とする略三角形状に形成されている。
回転止め係合溝93Bは、板状部93Aの先端部に、外周側に開放するようにU字状に形成されている。回転止め係合溝93Bは、第1ガイド軸101の軸中心と第2ガイド軸102の軸中心とを通る直線L4を中心線とし、この直線L4と平行な対向する一対の回転止め当接面93Cを備える。回転止め当接面93Cの間隔(回転止め係合溝93Bの内法)は、第2ガイド軸102が摺動移動可能に嵌合する幅に設定されている。回転止め係合溝93Bには、第2ガイド軸102が嵌合する。
倒れ止め係合部94は、図11に示すように、レンズ枠91の外周であって、移動ガイド部92における前側軸受け92Fと光軸OAを挟んで対称となる位置に設けられている。すなわち、倒れ止め係合部94は、レンズ枠91における図中下側となる位置(180°離れた位置)の、背面側(Zマイナス側)の端部に設けられている。
倒れ止め係合部94は、レンズ枠91の外周に設けられた板状部94Aに、直線L4と直交する方向に所定の長さを有する嵌合長孔94Bを備える。
板状部94Aは、所定の板厚を有する部材であって、レンズ枠91の背面側の端部に沿って設けられている。板状部94Aは、正面視では外周側を頂点とする略三角形状に形成されている。
嵌合長孔94Bは、板状部94Aの先端部に、光軸OAと平行する方向に貫通形成されている。嵌合長孔94Bが直線L4と直交する内面は、対向する一対の倒れ止め当接面94Cとなる。嵌合長孔94Bの直線L4方向の幅(倒れ止め当接面94Cの内法)は、第2ガイド軸102が摺動移動可能に貫通可能に設定されている。また、嵌合長孔94Bの周方向の長さは、第2ガイド軸102が遊嵌するように設定されている。嵌合長孔94Bには、第2ガイド軸102が嵌合する。
上記のような構成により、レンズ保持枠90は、第1ガイド軸101に案内されて、光軸OA方向に移動する。回転止め係合溝93Bは、その回転止め当接面93Cが第2ガイド軸102に当接することで、第1ガイド軸101を中心とするレンズ保持枠90の回動を規制する。倒れ止め係合部94は、嵌合長孔94Bの倒れ止め当接面94Cが第2ガイド軸102に当接することで、XおよびY軸回りにおけるレンズ保持枠90の倒れを規制する。
以上説明した、第2実施形態では、レンズ保持枠90において、第2ガイド軸102と係合する倒れ止め係合部94は、第1ガイド軸101の軸中心と第2ガイド軸102の軸中心を通る直線L4と直交する一対の倒れ止め当接面94Cを備えている。これにより、光軸OA方向に慣性力が加わったときに、倒れ止め当接面94Cが第2ガイド軸102に当接するため、レンズ保持枠90に作用する慣性力を第2ガイド軸102により支えることができる。したがって、レンズの光軸方向に慣性力が作用した場合でも破損しにくいレンズ鏡筒20、およびこれを備えたカメラ1を提供することができる。
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、本発明は以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)第1実施形態のレンズ鏡筒20は、3組のレンズ保持枠(第1保持枠31、第2保持枠33および第3保持枠35)を備える。しかし、本発明におけるレンズ保持枠の数はこれに限らず、適宜に設定可能である。すなわち、3組以上であってもそれ以下であっても良い。
(2)第1実施形態において、3本のガイド軸(第1ガイド軸41、第2ガイド軸42および第3ガイド軸43)は、光軸OAを中心とした同一円周上に等間隔(周方向に120°間隔)で配置されている。しかし、ガイド軸の配置は、同一円周上でなくても良く、また、等間隔でなくても良い。
(3)第2実施形態において、回転止め係合部93における回転止め係合溝93Bは外周側に開放するU字状に形成されているが、本発明はこれに限らず、外周側に開放せず、直線L4と平行方向に長い長孔としても良い。
また、上記実施形態および変形形態は適宜に組み合わせて用いることができるが、各実施形態の構成は図示と説明により明らかであるため、詳細な説明を省略する。さらに、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
1:カメラ、11:撮像素子、12:焦点調節機構、20:レンズ鏡筒、21:第1レンズ群、22:第2レンズ群、23:第3レンズ群、31:第1保持枠、33:第2保持枠、35:第3保持枠、41:第1ガイド軸、42:第2ガイド軸、43:第3ガイド軸、60A,60B,60C:移動ガイド部、70A,70B,70C:回転止め係合部,73A,73B,73C:回転止め当接面、80A,80B,80C:倒れ止め係合部、83A,83B,83C:倒れ止め当接面、90:レンズ保持枠,92:移動ガイド部、93:回転止め係合部、93C:回転止め当接面、94:倒れ止め係合部、94C:倒れ止め当接面、101:第1ガイド軸、102:第2ガイド軸、OA:光軸

Claims (6)

  1. 互いに平行に配置された複数の軸と、
    光学系を保持するとともに、前記複数の軸のうちの第1の軸が挿通されて該第1の軸に沿って移動可能に係合する第1係合部と、前記第1の軸と該第1の軸とは異なる第2の軸とを結ぶ方向に平行な一対の第1当接面を有し、該第1当接面によって前記第2の軸に係合する第2係合部と、前記第1当接面に交差する方向に沿った一対の第2当接面を有し、該第2当接面によって前記第1の軸とは異なる軸に係合する第3係合部とを有する保持部材と
    前記光学系とは異なる第2光学系を保持するとともに、前記複数の軸のうちの第2の軸が挿通されて該第2の軸に沿って移動可能に係合する第4係合部と、前記第2の軸と該第2の軸とは異なる軸とを結ぶ方向に平行な一対の第3当接面を有し、該第3当接面によって前記異なる軸に係合する第5係合部と、前記第3当接面に交差する方向に沿った一対の第4当接面を有し、該第4当接面によって前記第2の軸とは異なる軸に係合する第6係合部とを有する第2保持部材と、
    を備えたことを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 請求項1に記載のレンズ鏡筒であって、
    前記第3係合部は、前記光学系の光軸方向において、前記第1係合部と異なる位置に設けられていることを特徴とするレンズ鏡筒。
  3. 請求項2に記載のレンズ鏡筒であって、
    前記第3係合部は、前記複数の軸のうちの前記第1および第2の軸とは異なる第3の軸に係合することを特徴とするレンズ鏡筒。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒であって、
    前記光学系とは異なる第3光学系を保持するとともに第3の軸が挿通されて該第3の軸に沿って移動可能に係合する第7係合部と、前記第3の軸と該第3の軸とは異なる軸とを結ぶ方向に平行な一対の第5当接面を有し、該第5当接面によって前記異なる軸に係合する第8係合部と、前記第5当接面に交差する方向に沿った一対の第6当接面を有し、該第6当接面によって前記第3の軸とは異なる軸に係合する第9係合部とを有する第3保持部材を、さらに備えたことを特徴とするレンズ鏡筒。
  5. 請求項1〜のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒であって、
    前記複数の軸は、前記保持部材の外周に等間隔に配置されていることを特徴とするレンズ鏡筒。
  6. 請求項1〜のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒と、
    前記光学系を駆動する駆動手段と、
    前記光学系による像を撮像する撮像素子と、を備えたことを特徴とする撮像装置。
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