JP5293680B2 - レンズ鏡筒及びそれを備えた撮像装置 - Google Patents

レンズ鏡筒及びそれを備えた撮像装置 Download PDF

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Description

本発明は、レンズ鏡筒及びそれを備えた撮像装置に関するものである。
従来、撮影光学系内の可動レンズの保持部材(レンズホルダ)を2本のガイドバーによって移動可能に支持する構成のレンズ駆動装置が知られている。(例えば、特許文献1参照)。そして、このレンズホルダは、穴を介して一方のガイドバーに摺動自在に嵌合されているとともに、U字状の切欠部を介して他方のガイドバーに摺動自在に係合されている。
特開2006−208671号公報
上述のレンズ駆動装置が落下するなどして力がかかった場合、レンズホルダは、ガイドバーに係合している穴の部分を軸にし、他方のU字状の切欠部が慣性力で揺動する。衝撃が大きく、係合部が大きく揺動すると、貫通孔が設けられている部分が塑性変形する可能性があり、その結果、光学性能が劣化する可能性がある。
本発明の課題は、落下等の衝撃による光学性能の劣化の可能性が低いレンズ鏡筒及び撮像装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1に記載の発明は、光学系を保持する保持部材と、前記保持部材を、前記光学系の光軸に沿って移動可能に案内する第1案内軸と前記光軸に対して前記第1案内軸と反対側に設けられた第2案内軸と、を備え、前記保持部材は、前記第1案内軸と係合する第1係合部、前記第2案内軸と係合する第2係合部、及び、前記光軸に対して前記第1係合部と反対側で前記光軸方向に偏倚した位置に設けられ、前記保持部材に前記光軸方向の力が加わったときに、前記第2案内軸とは異なる被当接部と当接可能な当接部を有することを、特徴とするレンズ鏡筒である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のレンズ鏡筒であって、前記第2係合部と前記当接部とは、前記光軸方向の異なる位置に設けられている、ことを特徴とするレンズ鏡筒である。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のレンズ鏡筒であって、前記第2係合部と前記当接部とは一体的に設けられていること、を特徴とするレンズ鏡筒である。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒であって、前記被当接部は、前記光軸に対して前記第2案内軸の外側に設けられていること、を特徴とするレンズ鏡筒である。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒であって、前記保持部材を駆動する駆動部材を備え、前記当接部は前記駆動部材に当接可能であること、を特徴とするレンズ鏡筒である。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒であって、前記第1案内軸を支持する支持筒を備え、前記当接部は前記支持筒に当接可能であること、を特徴とするレンズ鏡筒である。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒であって、前記保持部材は、前記光学系とは異なる他の複数の光学系を一体的に保持するとともに前記第1案内軸と係合する他の係合部を有する第2保持部材を備え、前記保持部材は、前記他の複数の光学系の間に配置されることを、を特徴とするレンズ鏡筒である。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒を備える撮像装置でる。
本発明によれば、落下等の衝撃による光学性能の劣化の可能性が低いレンズ鏡筒及び撮像装置を提供することができる。
本発明に係る一実施形態であるカメラを概念的に示す図である。 図1におけるレンズ鏡筒の拡大図である。 レンズ鏡筒における第3第5群保持枠の移動案内構造を示す部分拡大図である。 図3のA−A断面図である。 図3のB−B断面図である。 本発明の変形形態を示す図である。 本発明の変形形態を示す図である。
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明に係る一実施形態であるカメラ1を概念的に示す図である。
なお、以下の各図には、説明と理解を容易にするために、XYZ直交座標系を設けた。この座標系では、撮影者が光軸OAを水平として横長の画像を撮影する場合のカメラの位置(以下、正位置という)において撮影者から見て左側に向かう方向をXプラス方向とし、正位置において上側に向かう方向をYプラス方向とする。また、正位置において被写体に向かう方向をZプラス方向とする。このZプラス方向を前面側、Zマイナス方向を背面側とも呼称する。さらに、光軸OA(すなわちZ軸)と平行な方向の移動を「直進」、光軸OAを中心とする回動を「回転」と呼称する。
カメラ1は、カメラ本体10と、レンズ鏡筒100と、によって構成されている。
レンズ鏡筒100は、焦点距離を可変調整可能ないわゆるズームレンズである。レンズ鏡筒100は、撮影光学系を構成する複数のレンズ群(L1〜L5)と、開口径を変化させて入射光量を調整する絞り105と、を備えている。
また、レンズ鏡筒100は、カメラマウントと着脱可能に係合するレンズマウントLMを備えており、このレンズマウントLMによってカメラ本体10に着脱可能に装着されるようになっている。これにより、カメラ1は、用途に応じて異なるレンズ鏡筒100を交換して撮影することができるようになっている。
カメラ本体10は、クイックリターンミラー11,ファインダスクリーン12,ペンタプリズム13,接眼光学系14,シャッター15,撮像素子16,表示装置17、制御装置18等を備えている。
クイックリターンミラー11は、レンズ鏡筒100によって集光された被写体像の光路を、ファインダスクリーン12に向けて屈曲させるためにカメラ本体10内に揺動可能に設けられたミラーである。クイックリターンミラー11は、レリーズ操作に応じて、被写体光の撮像素子16への入射を妨げない退避位置(図1中に二点鎖線で示す)に移動する。
ファインダスクリーン12は、クイックリターンミラー11により反射された被写体像を結像させるスクリーンであり、クイックリターンミラー11とペンタプリズム13との間に配置されている。ペンタプリズム13は、ファインダスクリーン12に結像した像を正立像として接眼光学系14へと導く。
接眼光学系14は、ペンタプリズム13により正立像となった被写体像を、拡大観察するための光学系であり、ペンタプリズム13の背面側(撮影者側)に配置されている。
シャッター15は、レリーズ操作に応じて開閉し、撮像素子16に結像する被写体像光の露光時間を制御する。
撮像素子16は、レンズ鏡筒100によって結像された被写体像を電気信号に変換する、たとえば、CCD等の光電変換素子である。撮像素子16は、カメラ本体10の内部の背面側(図1に示す右側)に、受光面を光軸OAに対して直交させた状態で設けられている。
表示装置17は、カメラ本体10の外側の背面側(撮影者側)に設けられた液晶等の表示パネルを備えている。表示装置17は、表示パネルに撮影画像や、露光時間等の撮影に関する情報等を表示する。
制御装置18は、CPU等を備えて構成され、前述した当該カメラ本体10の各構成要素およびレンズ鏡筒100を統括的に制御する。
カメラ本体10は、前述したようにレンズ鏡筒100が一体に結合されてカメラ1を構成する。結合状態では、カメラ本体10の制御装置18および図示しない電源が図示しない接続端子を介してレンズ鏡筒100と接続され、制御装置18によってレンズ鏡筒100における合焦モータや絞り105等を制御駆動するようになっている。
そして、カメラ1は、撮影時において下記のように作用する。
カメラ本体10が備える図示しないレリーズボタンが押圧操作(レリーズ操作)されると、クイックリターンミラー11が退避位置に移動する。シャッター15は、レリーズ操作に応じて開閉し、撮像素子16に被写体像光を所定時間露光させる。撮像素子16は、被写体像光を電気信号に変換して撮像する。撮像素子16によって撮像された撮像データは、図示しない記録部に記録される。これによって、撮影が行われる。この撮影時において、レンズ鏡筒100における絞り105および合焦モータ等は、カメラ本体10の制御装置18によって制御駆動される。すなわち、制御装置18は、カメラ本体10が備える図示しない測光センサの検知情報に基づいて絞り105を制御駆動すると共に、図示しない合焦センサの検知情報に基づいて合焦モータを制御駆動する。
つぎに、前述した図1に加えて図2〜図5を参照して、レンズ鏡筒100についてより詳細に説明する。図2は、図1におけるレンズ鏡筒100の拡大図である。図3は、レンズ鏡筒100における第3第5群保持枠200の移動案内構造を示す部分拡大図である。図4は、図3のA−A断面図である。図5は、図3のB−B断面図である。
レンズ鏡筒100は、前述したように、5群のレンズ群(L1〜L5)を備えるズームレンズであって、後端部に設けられたレンズマウントLMを介してカメラ本体10に装着される。レンズ鏡筒100における焦点距離の変化(ズーミング)は、レンズ群(L1〜L5)の光軸OA方向の移動によって行われる。
図2は、広角側端部を示し、望遠側では図示する状態からレンズ群(L1〜L5)がそれぞれ所定量被写体側に移動し、第1レンズ群L1は前方に突出する。
レンズ鏡筒100は、固定筒110と、固定筒110の前端部近傍外周に回転可能に配設されたピント操作環101と、固定筒110の前端部に配設されたズーム操作環120と、を備えている。
固定筒110は、当該レンズ鏡筒100の外面を形成する外筒部111と、内周側に配設された内筒部112とが、基端部(後端)で結合一体化して構成されている。固定筒110の背面側の端部には、レンズマウントLMが固定されている。
外筒部111は、当該レンズ鏡筒100の外周面を形成する円筒状の外周壁111Aと、内周面を形成する円筒状の内周壁111Bとを備えている。外周壁111Aと内周壁111Bとは径方向に所定間隔を有しており、両者の間の空間が図示しない合焦モータを収容するモータ室113となっている。
内筒部112は、所定の肉厚の円筒状であって、外筒部111の内周側に同心状に配設されている。内筒部112の外周面と外筒部111の内周面の間には、所定の間隔が設定されている。内筒部112の前端部は、外筒部111の前端より被写体側に所定量突出し、ズーム操作環120の内周域に達している。
また、内筒部112は、内筒直進溝114と、カム筒操作ピン115と、を備えている。内筒直進溝114は、光軸OAと平行に形成され、後述する直進内筒150における直進内筒ピン152が摺動可能に嵌合している。カム筒操作ピン115は、内筒部112の内周面に突設されており、後述するカム筒170の被操作カム溝172に摺動可能に嵌合している。
さらに、内筒部112の内周側の前後両端部には、それぞれ支持部116,117が設けられており、後述するガイドバー181,182を支持している。
ピント操作環101は、固定筒110における外筒部111の外周に、回転可能に装着されている。ピント操作環101は、モータ室113内に配設された図示しない合焦モータを介して後述する連動操作レバー104と連繋しており、当該ピント操作環101の回転操作によって連動操作レバー104を回動し得るようになっている。
ズーム操作環120は、所定長さの円筒状であって、固定筒110における外筒部111の先端に、回転可能且つ光軸OA方向には移動不能として装着されている。ズーム操作環120の内周には、光軸OAと平行な操作案内溝121が形成されている。操作案内溝121には、後述する中間操作環140に突設された被操作ピン141が摺動可能に嵌合している。
ズーム操作環120と、固定筒110における内筒部112との間には、外周側から順に、カバー筒102と、第1レンズ群L1を保持する1群保持筒130と、中間操作環140と、直進内筒150と、第2レンズ群L2を保持する2群保持筒160と、がそれぞれ同心状に配設されている。
また、固定筒110における内筒部112の内周側には、カム筒170が、同心状に配設されている。カム筒170は、内筒部112の内周に回転および光軸方向に移動可能に嵌合している。
さらに、カム筒170の内周側には、一対のガイドバー181,182が設けられ、このガイドバー181,182に支持されて第3レンズ群L3および第5レンズ群L5を保持する第3第5群保持枠200が配置されている。第3第5群保持枠200の内部には、第4レンズ群L4を保持する第4群保持枠300が配置されている。
カバー筒102は、所定長さの円筒状であって、後述する1群保持筒130の外周に摺動可能に嵌合している。カバー筒102は、1群保持筒130の直進移動に伴って直進移動して1群保持筒130とズーム操作環120の間を覆い、塵芥等がレンズ鏡筒100の内部に浸入することを防ぐ。
1群保持筒130は、所定長さの円筒状であって、前端部に第1レンズ群L1を保持している。1群保持筒130における後端部近傍の内周面には、第一群ピン131が突設されている。第一群ピン131は、後述する中間操作環140に形成された第1群操作カム孔142を摺動可能に貫通し、先端が後述する直進内筒150に形成された第1群直進溝151に摺動可能に嵌合している。
これにより、1群保持筒130は、直進内筒150の第1群直進溝151に回転を規制され、中間操作環140が回転するとその第1群操作カム孔142によって直進駆動されるようになっている。
中間操作環140は、所定長さの円筒状であって、後述する直進内筒150の外周に、摺動回転が可能且つ光軸OA方向には相対移動不能に設けられている。
中間操作環140は、被操作ピン141と、第1群操作カム孔142と、カム筒直進溝143と、を備えている。被操作ピン141は、中間操作環140における後端部近傍の外周面に突設され、前述したように、ズーム操作環120における操作案内溝121に、摺動可能に嵌合している。第1群操作カム孔142は、X軸方向に対して所定の角度で形成されており、1群保持筒130に突設された第一群ピン131が摺動可能に嵌合している。カム筒直進溝143は、光軸OAと平行に形成されており、後述するカム筒170の前部に設けられたカム筒ピン171が摺動可能に嵌合している。
中間操作環140は、ズーム操作環120の回転と被操作ピン141を介して連動して、回転駆動される。また、中間操作環140は、後述する直進内筒150の直進移動に伴って直進移動する。
直進内筒150は、所定長さの略円筒状であって、その後端部が、固定筒110における外筒部111と内筒部112の間に、摺動可能に嵌合している。直進内筒150の前端部外周には、前述したように、中間操作環140が摺動回転可能且つ光軸OA方向には相対移動不能に設けられている。
また、直進内筒150は、第1群直進溝151と、直進内筒ピン152と、逃げ孔153と、を備えている。第1群直進溝151は、光軸OA方向と平行に形成されており、1群保持筒130に突設された第一群ピン131の先端が摺動可能に嵌合している。直進内筒ピン152は、直進内筒150における後端部近傍の内周面に突設されている。直進内筒ピン152は、固定筒110の内筒部112に形成された内筒直進溝114を摺動可能に貫通し、その先端が後述するカム筒170に形成された直進内筒操作カム溝174に摺動可能に嵌合している。逃げ孔153は、後述するカム筒170の前面部に設けられたカム筒ピン171が移動可能に遊嵌する大きさに形成されている。
直進内筒150は、後述するカム筒170の回転によって、その内筒操作カム溝174に嵌合する直進内筒ピン152が操作され、直進内筒ピン152が固定筒110の内筒直進溝114に案内されて回転することなく直進移動する。
2群保持筒160は、外筒161と内筒162の内外二重の円筒が前側で一体化しており、所定長さに形成されている。2群保持筒160は、内筒162の内周に、レンズ枠163を介して第2レンズ群L2を保持している。2群保持筒160は、外筒161の内周で固定筒110における内筒部112の外周に摺動可能に嵌合している。
また、2群保持筒160は、被操作溝164と、第2群ピン165と、を備えている。
被操作溝164は、外筒161の外周面に光軸OAと平行に形成されており、後述する連動操作レバー104が摺動可能に嵌合している。第2群ピン165は、内筒162における後端近傍の外周面に突設されている。第2群ピン165は、後述するカム筒170における第2群操作カム溝173に摺動可能に嵌合している。
そして、2群保持筒160は、被操作溝164の連動操作レバー104との係合および第2群ピン165のカム筒170における第2群操作カム溝173への嵌合とによって、後述するカム筒170における回転および直進に伴って回転せずに直進移動する。また、2群保持筒160は、ピント操作環101または図示しない合焦モータによる連動操作レバー104の回転によって回転駆動され、回転することで、その第2群ピン165が嵌合するカム筒170における第2群操作カム溝173に従って直進移動する。
カム筒170は、所定長さの円筒状であって、固定筒110における内筒部112の内周に、回転および直進移動可能に嵌合している。
カム筒170は、その前端部に、支持部材103を介して、外周側に突出するカム筒ピン171を備えている。カム筒ピン171は、直進内筒150に形成された逃げ孔153を介してその外周側に位置する中間操作環140に形成されたカム筒直進溝143に嵌合している。
また、カム筒170は、被操作カム溝172と、第2群操作カム溝173と、直進内筒操作カム溝174と、を備えている。被操作カム溝172は、X軸方向に対して所定の角度で形成されており、内筒部112に突設されたカム筒操作ピン115が嵌合している。第2群操作カム溝173は、カム筒170の前側の外周面にX軸方向に対して所定の角度で形成されており、2群保持筒160に突設された第2群ピン165が嵌合している。直進内筒操作カム溝174は、カム筒170の後ろ側の外周面にX軸方向に対して所定の角度で形成されており、直進内筒150に突設された直進内筒ピン152が摺動可能に嵌合している。
さらに、カム筒170は、図4および図5に示すように(図2には表れない)、第3第5群操作カム孔175と、第4群操作カム孔176と、を備えている。第3第5群操作カム孔175は、X軸方向に対して所定の角度で形成されており、後述する第3第5群保持枠200に突設された被操作ピン230が摺動可能に嵌合している。第4群操作カム孔176は、X軸方向に対して所定の角度で形成されており、後述する第4群保持枠300の被操作ピン330が摺動可能に嵌合している。
そして、カム筒170は、中間操作環140におけるム筒直進溝143への嵌合によって中間操作環140の回転に伴って回転駆動される。カム筒170は、回転すると、内筒部112のカム筒操作ピン115に嵌合する被操作カム溝172に操作されて直進移動する。
また、カム筒170は、その回転および直進移動によって、2群保持筒160(第2レンズ群L2)、第3第5群保持枠200(第3レンズ群L3および第5レンズ群L5)、第4群保持枠300(第4レンズ群L4)を直進駆動する。
ガイドバー181,182は、所定径の丸軸状の部材であって、固定筒110における内筒部112に設けられた支持部116,117にそれぞれ前後の端部が固定されて、カム筒170の内周側に、光軸OAと平行に設けられている。
ガイドバー181,182は、光軸OAを挟んで図2において上下対称位置に配設されている。すなわち、図2において、ガイドバー181が上側に配設され、ガイドバー182は下側に配設されている。以下の説明では、ガイドバー181配設側を上側、ガイドバー182配設側を下側と呼称する。
ガイドバー181,182は、第3第5群保持枠200と、第4群保持枠300とを、光軸OA方向に移動可能に支持している。
第3第5群保持枠200は、所定長さの円筒状に形成されており、その前端部に第3レンズ群L3を保持し、後端部に第5レンズ群L5を保持している。また、第3第5群保持枠200の内部には、第4群保持枠300が配設されている。
第3第5群保持枠200は、図3に示すように、前後両端部上側に突設されたガイド軸受部211,212と、前端部下側に突設された回り止め係合部220と、を備えている。ガイド軸受部211,212には、それぞれガイドバー181が摺動可能に嵌合する軸受孔213が光軸OAと平行に貫通形成されている。回り止め係合部220には、係合溝221が形成されている。係合溝221は、下側に開放するU字状であって、その幅(対向面の間隔)は、ガイドバー182が摺動可能に嵌るように設定されている。
また、第3第5群保持枠200は、図4に示すように、被操作ピン230と、開口部240,250と、を備えている。被操作ピン230は、第3第5群保持枠200の外周面に突設されており、カム筒170に形成された第3第5群操作カム孔175に嵌合している。開口部240は第3第5群保持枠200の光軸OA方向中央上側に形成されており、開口部250は第3第5群保持枠200の光軸OA方向中央下側に形成されている。
第3第5群保持枠200は、ガイド軸受部211,212の軸受孔213に上側のガイドバー181が摺動可能に嵌合すると共に、回り止め係合部220の係合溝221に下側のガイドバー182が摺動可能に嵌合し、これらガイドバー181,182によって光軸OAに対する姿勢を保って直進移動可能に支持されている。すなわち、ガイド軸受部211,212の軸受孔213とガイドバー181との嵌合が直進方向の移動を案内し、回り止め係合部220の係合溝221とガイドバー182の係合が、ガイドバー181を中心とする第3第5群保持枠200の回動を防ぐようになっている。
そして、第3第5群保持枠200は、カム筒170の回転および直進に伴って、被操作ピン230が嵌合する第3第5群操作カム孔175によって操作され、直進移動する。
第4群保持枠300は、円環状であって、第4レンズ群L4を保持しており、前述したように、第3第5群保持枠200の内部に配設されている。
第4群保持枠300は、図3および図4に示すように、前後両端部上側に突設されたガイド軸受部311,312と、前部下側に突設された回り止め係合部320と、被操作ピン330と、衝撃受け部340と、を備えている。
ガイド軸受部311,312には、それぞれガイドバー181が摺動可能に嵌合する軸受孔313が光軸OAと平行に貫通形成されている。ガイド軸受部311,312は、第3第5群保持枠200の開口部240からその外周側に突出し、軸受孔313にガイドバー181が嵌合している。
回り止め係合部320には、係合溝321が形成されている。係合溝321は、下側に開放するU字状であって、その幅(対向面の間隔)は、ガイドバー182が摺動可能に嵌るように設定されている。回り止め係合部320は、第3第5群保持枠200の開口部250を介してその外周側に突出し、係合溝321にガイドバー182が嵌合している。
被操作ピン330は、第4群保持枠300の外周面に突設されている。被操作ピン330は、第3第5群保持枠200の開口部240を介してその外周側に突出し、カム筒170に形成された第4群操作カム孔176に嵌合している。
衝撃受け部340は、回り止め係合部320の後方(Zマイナス側)に延設されたアーム341の先端部外周側に、当接面343備えて構成されている。衝撃受け部340は、第4群保持枠300が、ガイドバー181に支持されるガイド軸受部311,312を支点として光軸OAと直交する面に対して倒れることを防ぐように機能する。この衝撃受け部340については、後に詳述する。
第4群保持枠300は、ガイド軸受部311,312の軸受孔313に上側のガイドバー181が摺動可能に嵌合すると共に、回り止め係合部320の係合溝321に下側のガイドバー182が摺動可能に嵌合し、これらガイドバー181,182によって光軸OAに対する姿勢を保って直進移動可能に支持されている。すなわち、ガイド軸受部311,312の軸受孔313とガイドバー181との嵌合が直進方向の移動を案内し、回り止め係合部320の係合溝321とガイドバー182の係合が、ガイドバー181を中心とする第4群保持枠300の回動を防ぐようになっている。
そして、第4群保持枠300は、カム筒170の回転および直進に伴って、被操作ピン330が嵌合する第4群操作カム孔176によって操作され、直進移動する。
上記のように構成されたレンズ鏡筒100は、ピント操作環101の回転操作、または、モータ室113に配設された図示しない合焦モータによる連動操作レバー104を介した第2レンズ群L2を保持する2群保持筒160の回転によって、2群保持筒160における第2群ピン165が直進駆動される。これにより、2群保持筒160は回転しつつ直進移動し、結像位置が変化する。
また、レンズ鏡筒100は、ズーム操作環120の回転操作によって、中間操作環140が回転および直進し、直進内筒150が直進し、カム筒170が回転及び直進する。これにより、第1レンズ群を保持する1群保持筒130と、第2レンズ群を保持する2群保持筒160と、第3および第5レンズ群を保持する第3第5群保持枠200と、第4レンズ群を保持する第4群保持枠300とが、それぞれ直進移動し、焦点距離が変化する。
つぎに、第4群保持枠300の衝撃受け部340について詳細に説明する。
図3および図5に示すように、衝撃受け部340は、回り止め係合部320の後ろ側に延設されたアーム341と、このアーム341の先端部外周側に突設された当接部342と、当接部342の外周面である当接面343と、を備えている。
アーム341は、回り止め係合部320の後方側に、周方向に回り止め係合部320と同一幅で所定長さに延設されている。なお、アーム341の長さ(より正確にはその先端に形成される当接面343とガイド軸受部311,312とのZ軸方向における距離)は、可能な限り長くすることが好ましい。
当接部342は、アーム341の先端に、外周側に向けて突設されている。当接部342は、光軸OA方向には所定の厚さで、周方向にはアーム341と等しい幅の板状に形成されている。当接部342の幅方向中央には、ガイドバー182との干渉を避ける逃げ溝344が形成されている。
逃げ溝344は、当接部342の中央に、外周側に開放するU字状に形成されている。逃げ溝344は、その内周面が、ガイドバー182の周面と接触しない大きさ(幅および深さ)に形成されている。
当接部342の外周側の端面は、対向するカム筒170の内周面170Aと対応する円弧状の当接面343となっている。前述したように、当接部342には逃げ溝344が形成されているため、当接面343はこの逃げ溝344によって周方向2カ所に分断されている。
ここで、当接面343とカム筒170の内周面170Aとの間には、所定の隙間Sが設定されている。
隙間Sは、第4群保持枠300が、ガイド軸受部311,312における軸受孔313とガイドバー181との嵌合公差分変位しても、当接面343がカム筒170の内周面に接触しない最小限の間隔に、さらに、第4群保持枠300がガイドバー181に対して捻られてもガイド軸受部311,312が弾性変形する範囲(塑性変形及び破損しない範囲)の移動量を加えて設定されている。つまり、第4群保持枠300は、そのガイド軸受部311,312における軸受孔313と、ガイドバー181との嵌め合い公差分、極めて微量であるがガイド軸受部311,312を支点として揺動し得るが、この揺動によっても、当接面343がカム筒170の内周面170Aに接触しないように設定されている。
上記のように構成された衝撃受け部340は、下記のように作用する。
レンズ鏡筒100に対して背面側に向かう力(Zマイナス方向の力)が作用した場合(たとえば、レンズ鏡筒100を下向きに落下させて前側が地面に衝突したような場合)、第4群保持枠300には前側(Zプラス方向)に向かう慣性力が、図3中にWで示すように、第4群保持枠300における重心位置に作用する。この力は、ガイドバー181によって支持される部位(たとえばガイド軸受部311,312の中間の図3中の点P)を支点として、第4群保持枠300を図3中時計回りに揺動させるように作用する。回り止め係合部320には、その構造上、第4群保持枠300のこの方向の揺動を抑制する機能はない。
衝撃受け部340は、第4群保持枠300がこの方向に揺動しようすると、揺動支点Pから遠距離(距離D)にあって大きく移動する当接面343がいち早くカム筒170の内周面170Aに当接し、それ以上第4群保持枠300が揺動することを防ぐ。これにより、ガイド軸受部311,312が過剰に捻られることによる破損を防ぐことができる。すなわち、衝撃受け部340を備えない構成では、第4群保持枠300がガイド軸受部311,312を支点として揺動し、ガイド軸受部311,312にはガイドバー181によって相対的に図3中矢印Fで示す方向の力が加わることとなり、特に肉の薄いガイド軸受部312が破損する虞がある。しかし、本構成では衝撃受け部340の作用によってこのような不具合の発生を防ぐことができる。なお、衝撃受け部340におけるアーム341は、想定される衝撃の作用によっても過剰に変形および破損しない強度に構成される。
以上、本実施形態によると、以下の効果を有する。
(1)レンズ鏡筒100における第4群保持枠300の衝撃受け部340は、カム筒170の内周面170Aとの間が所定の隙間Sが設定された当接面343を備えている。当接面343は、第4群保持枠300に作用する前面側に向かう力による揺動に際し、カム筒170の内周面170Aに当接し、それ以上第4群保持枠300が揺動することを抑制する。これにより、ガイド軸受部311,312が過剰に捻られることによる破損を防ぐことができる。
(2)衝撃受け部340における当接面343と内周面170Aとの間の隙間Sは、第4群保持枠300が、ガイド軸受部311,312を支点として揺動しても当接面343がカム筒170の内周面170Aに接触しない最小限の間隔に設定されている。これにより、第4群保持枠300がガイドバー181,182に案内されて移動する通常の直進移動時には、当接面343がカム筒170の内周面170Aに接触して抵抗を生ずることがない。
(変形形態)
本発明は、以上説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)上記実施形態では、第4群保持枠300における回り止め係合部320と衝撃受け部340とを、それぞれ独立して備えている。しかし、両者を兼ねた構成としても良い。図6(a)はそのような構成の一例としての回り止め兼衝撃受け部350aを備える第4群保持枠300Aの部分図である。(b)は、そのC矢視図である。
回り止め兼衝撃受け部350は、第4群保持枠300の下部から背面側に延設されたアーム351と、このアーム351の先端部外周側に突設された当接部352と、当接部352の外周面である当接面353と、ガイドバー182に係合する係合溝354と、を備えている。
当接部352は、アーム351の先端に外周側に向けて突設されており、その外周側の端面は当接面353となっている。
当接面353は、対向するカム筒170の内周面170Aと対応する円弧状に形成されている。当接面343とカム筒170の内周面170Aとの間隔は、隙間Sに設定されている。
また、当接部352の幅方向中央には、係合溝354が形成されている。係合溝354は、外周側に開放するU字状に形成されており、その幅(対向面の間隔)は、ガイドバー182が摺動可能に嵌合するように設定されている。
このような回り止め兼衝撃受け部350の構成によれば、形状を単純化でき、第4群保持枠300の製造が容易となってコストダウンも可能となる。
(2)上記実施形態では、第4群保持枠300における当接面343がカム筒170の内周面170Aに当接し、それ以上第4群保持枠300が揺動することを阻止する。しかし、当接して第4群保持枠の揺動を規制する部材は、カム筒170に限らず、たとえば、ガイドバーであってもよい。
図7(a)は、ガイドバー182aによって第4群保持枠の揺動を規制する例を示す。図7(a)に示す衝撃受け部350aでは、U字状の係合溝354aの底部351aと、ガイドバー182aの周面との間隔が、隙間Sに設定されている。これにより、係合溝354aの底部351aがガイドバー182aに当接することで、4群保持枠の過剰な揺動を防ぐ。
(3)また、当接して第4群保持枠300の揺動を規制する部材は、固定筒110bcであってもよい。図7(b)は、固定筒110bによって第4群保持枠の揺動を規制する例を示す。
図7(b)に示す当接部352bの外周側の端面は当接面353bとなっている。当接面353bは、固定筒110bと対向し、固定筒110bの内周面と対応する円弧状に形成されている。当接面353bと固定筒110bの内周面との間隔は、隙間Sに設定されている。これにより、当接部352bの外周側の端面は当接面353bが固定筒110bに当接することで、4群保持枠の過剰な揺動を防ぐ。
(4)上記実施形態では、第4群保持枠300における、回り止め係合部320の係合溝321、および衝撃受け部340の逃げ溝344は、外周側に開放するU字状に形成されている。しかし、これらは外周側に開放しない長孔状であっても良い。
(5)上記実施形態では、第4群保持枠300における衝撃受け部340は、第4群保持枠300の背面側に延設されたアーム341の先端に当接面343を備えており、ガイド軸受部311,312を支点とする第4群保持枠300の下部が前側に移動する揺動を阻止する。しかし、揺動を規制する方向はこれに限るものではなく、第4群保持枠300の前側に当接面を設けて第4群保持枠300の後ろ側への揺動を阻止する構成としても良い。さらに、当接面も前後両側に設けて両側の揺動を阻止する構成としても良い。
(6)上記実施形態では、衝撃受け部340における当接面343は、ガイドバー182を挟んで周方向両側に配設されている。しかし、当接面343の配置は、これに限るものではない。当接面343は、第4群保持枠300が支持される部位(ガイド軸受部211,212)に対して光軸OAを挟んで対向する側であれば、その配設位置はガイドバー182の近傍に限らず適宜設定可能である。
また、上記実施形態および変形形態は適宜に組み合わせて用いることができるが、各実施形態の構成は図示と説明により明らかであるため、詳細な説明を省略する。さらに、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
1:カメラ、16:撮像素子、100:レンズ鏡筒、170:カム筒170A:内周面、175:第3第5群操作カム孔、176:第4群操作カム孔、200:第3第5群保持枠、211,212:ガイド軸受部、213:軸受孔、220:回り止め係合部、221:係合溝、230:被操作ピン、240,250:開口部、300,300′:第4群保持枠、311,312:ガイド軸受部、313:軸受孔、回り止め係合部:320、321:係合溝、330:被操作ピン、340:衝撃受け部、341:アーム、342:当接部、343:当接面、344:逃げ溝、350:回り止め兼衝撃受け部、351;アーム、352:当接部、353:当接面、354:係合溝

Claims (8)

  1. 光学系を保持する保持部材と、
    前記保持部材を、前記光学系の光軸に沿って移動可能に案内する第1案内軸と、
    前記光軸に対して前記第1案内軸と反対側に設けられた第2案内軸と、
    を備え、
    前記保持部材は、
    前記第1案内軸と係合する第1係合部、
    前記第2案内軸と係合する第2係合部、及び、
    前記光軸に対して前記第1係合部と反対側で前記光軸方向に偏倚した位置に設けられ、前記保持部材に前記光軸方向の力が加わったときに、前記第2案内軸とは異なる被当接部と当接可能な当接部を有することを、特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 請求項1に記載のレンズ鏡筒であって、
    前記第2係合部と前記当接部とは、前記光軸方向の異なる位置に設けられている、ことを特徴とするレンズ鏡筒。
  3. 請求項1に記載のレンズ鏡筒であって、
    前記第2係合部と前記当接部とは一体的に設けられていること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒であって、
    前記被当接部は、前記光軸に対して前記第2案内軸の外側に設けられていること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  5. 請求項1〜のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒であって、
    前記保持部材を駆動する駆動部材を備え、
    前記当接部は前記駆動部材に当接可能であること、を特徴とするレンズ鏡筒。
  6. 請求項1〜のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒であって、
    前記第1案内軸を支持する支持筒を備え、
    前記当接部は前記支持筒に当接可能であること、を特徴とするレンズ鏡筒。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒であって、
    前記保持部材は、
    前記光学系とは異なる他の複数の光学系を一体的に保持するとともに前記第1案内軸と係合する他の係合部を有する第2保持部材を備え、
    前記保持部材は、前記他の複数の光学系の間に配置されることを、を特徴とするレンズ鏡筒。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒を備える撮像装置。
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