JP6358371B2 - レンズ鏡筒および撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レンズ鏡筒および撮像装置に関する。
ベース部材に対して変位可能に支持されたカム筒と、当該カム筒に支持され、且つ、当該カム筒に対して更に変位する直進筒を備えたズームレンズ鏡筒がある(特許文献1参照)。
[特許文献1] 特開2012−042578号公報
カム筒に対する直進筒のがたがベース部材に対するカム筒のがたに重畳されて、直進筒に保持された光学部材の光軸が傾き、ズームレンズ鏡筒の光学特性が劣化する場合がある。
本発明の第一態様においては、固定筒と、固定筒に対して回転可能な回転環と、固定筒に対して回転を規制され、回転環が回転すると固定筒に対して直進する直進筒と、直進筒に対して回転可能に係合し、回転回転すると固定筒に対して回転かつ直進する回転直進筒とを備え、固定筒は、外周面に形成された案内溝を有し、案内溝は、光軸周りのらせん状に形成されたらせん部を有し、回転直進筒は、らせん部に対向する面を備えて案内溝に係合する係合部を有するレンズ鏡筒が提供される。
本発明の第二態様においては、上記レンズ鏡筒を備える撮像装置が提供される。
上記発明の概要は、この発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。これらの特徴群のサブコンビネーションもまた発明となり得る。
カメラシステム100の模式的断面図である。 レンズユニット200の模式的断面図である。 レンズユニット200の部分的な分解斜視図である。 操作環202の平面図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明する。下記の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。下記の実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、カメラシステム100の模式的断面図である。カメラシステム100は、レンズユニット200およびカメラボディ300を含む。なお、記載を簡潔にする目的で、下記の説明においては、カメラボディ300に装着されたレンズユニット200に対して物体側を、カメラシステム100の前側または先側と記載する。また、レンズユニット200に対して物体から遠い側を、カメラシステム100における後側または背面側と記載する。
レンズユニット200は、光軸Xに沿って配置された第一レンズ群210、第二レンズ群220、第三レンズ群230および第四レンズ群240を含む光学系を有する。第一レンズ群210、第二レンズ群220、第三レンズ群230および第四レンズ群240は、それぞれ個別のレンズ保持枠212、222、232、242に個別に保持される。
図示のレンズユニット200は、第一レンズ群210、第二レンズ群220、第三レンズ群230および第四レンズ群240が相互に接近した沈胴状態にある。これにより、レンズユニット200の光軸X方向の長さが短縮されて携帯性は向上するが、光学装置としての機能は利用できない状態にある。
レンズユニット200は、固定筒201、操作環202、直進筒203、先筒204、カム筒205、案内筒206、第一移動枠207および第二移動枠209を含む鏡筒を有する。固定筒201は、後端にレンズ側マウント部208を有する。レンズ側マウント部208をカメラボディ300前面のボディ側マウント部360と結合させることにより、固定筒201は、カメラボディ300に対して結合される。
レンズ側マウント部208およびボディ側マウント部360の結合は解除できる。よって、カメラボディ300は、規格に適合するレンズ側マウント部208を有する他のレンズユニット200と組み合わせても使用できる。
操作環202は、固定筒201の外周面に配され、ユーザの操作により、光学系の光軸Xを回転軸として回転する。操作環202は、内面に形成されたカム溝、直溝等により、直進筒203およびカム筒205に係合する。直進筒203は、固定筒201に対して光軸X方向に移動する。また、カム筒205は、操作環202と共に回転しつつ、直進筒203に連れ従って光軸X方向に移動する。
なお、カム筒205の内側に位置する案内筒206は、固定筒201に結合されて固定筒201に対して移動しない。よって、カム筒205は、案内筒206に対しても光軸X方向に移動する。
先筒204は、直進筒203およびカム筒205にそれぞれ係合して支持される。これにより、先筒204は、直進筒203およびカム筒205の固定筒201に対する移動に連れ従って光軸X方向に移動する。
更に、先筒204は、回転することなく光軸X方向に移動する直進筒203と、回転しつつ光軸X方向に移動するカム筒205との間で駆動されて、直進筒203およびカム筒205に対しても移動する。先筒204は、第一レンズ群210を保持するレンズ保持枠212を先端に支持しているので、先筒204の移動に伴って第一レンズ群210も移動する。
第一移動枠207および第二移動枠209は、カム筒205に形成されたカム溝に係合するカムピン283、284をそれぞれ有して、カム筒205の回転に伴って固定筒201に対して光軸X方向に個別に移動する。これにより、第一移動枠207は、第二レンズ群220を保持したレンズ保持枠222を光軸光方向移動させる。また、第二移動枠209は、第四レンズ群240を保持するレンズ保持枠242に連結され、第四レンズ群240を光軸X方向移動させる。
更に、第三レンズ群230を保持するレンズ保持枠232は、第四レンズ群240を保持するレンズ保持枠242に対して固定された送りねじ組立体270により駆動されて、レンズ保持枠242に対して更に移動可能に支持される。送りねじ組立体270は、ステッピングモータ272、送りねじ274およびフレーム276を有する。
フレーム276は、ステッピングモータ272および送りねじ274を一体的に支持し、レンズ保持枠242に対して固定される。ステッピングモータ272は、送りねじ274を回転駆動する。送りねじ274は、ラック部材278を介してレンズ保持枠232と係合する。
これにより、レンズ保持枠232に保持された第三レンズ群230を移動させることができる。第三レンズ群230が移動した場合、レンズユニット200の光学系の焦点位置が変化する。よって、カメラボディ300側からの信号に基づいてステッピングモータ272を電気的に制御することにより、レンズユニット200を合焦させることができる。
カメラボディ300は、ボディ側マウント部360の後方に配されたミラーユニット370を備える。ミラーユニット370の下方には合焦光学系380が配される。ミラーユニット370の上方にはフォーカシングスクリーン352が配される。
フォーカシングスクリーン352の更に上方にはペンタプリズム354が配され、ペンタプリズム354の後方にはファインダ光学系356が配される。ファインダ光学系356の後端は、ファインダ350としてカメラボディ300の背面に露出する。
ミラーユニット370の後方には、シャッタユニット310、ローパスフィルタ332、撮像素子330、基板320および表示部340が順次配される。液晶表示板等により形成される表示部340は、カメラボディ300の背面に表われる。基板320には、制御部322および画像処理部324等が実装される。
ミラーユニット370は、メインミラー371およびサブミラー374を含む。メインミラー371は、メインミラー回動軸373により軸支されたメインミラー保持部372に支持される。
サブミラー374は、サブミラー回動軸376により軸支されたサブミラー保持部375に支持される。サブミラー保持部375は、メインミラー保持部372に対して回動する。よって、メインミラー保持部372が回動した場合、サブミラー保持部375もメインミラー保持部372と共に変位する。
メインミラー保持部372の前端が降下した場合、メインミラー371は、レンズユニット200から入射した入射光束上に斜めに位置する。メインミラー保持部372が上昇した場合、メインミラー371は、入射光束を避けた位置に退避する。
メインミラー371が入射光束上に位置する場合、レンズユニット200を通じて入射した入射光束は、メインミラー371に反射されてフォーカシングスクリーン352に導かれる。フォーカシングスクリーン352は、レンズユニット200の光学系と共役な位置に配されて、レンズユニット200の光学系が形成した像を可視化する。
フォーカシングスクリーン352上の像は、ペンタプリズム354およびファインダ光学系356を通じてファインダ350から観察される。ここで、ペンタプリズム354を通じて像を観察することにより、ファインダ350からは正立正像を観察できる。
測光センサ390は、ファインダ光学系356の上方に配され、分岐されさた入射光束の一部を受光する。測光センサ390は、被写体輝度を検出して、制御部322に撮影条件の一部である露出条件を算出させる。
メインミラー371は、入射光束の一部を透過するハーフミラー領域を有する。サブミラー374は、ハーフミラー領域から入射した入射光束の一部を、合焦光学系380に向かって反射する。合焦光学系380は、入射した入射光束の一部を焦点検出センサ382に導く。これにより、制御部322は、レンズユニット200の光学系を合焦させる場合に移動するレンズの目標位置を決定する。
上記のようなレンズユニット200およびカメラボディ300を備えるカメラシステム100においてレリーズボタンが半押しされると、焦点検出センサ382および測光センサ390が有効になり、被写体像を適切な撮影条件で撮影できる状態になる。次いで、レリーズボタンが全押しされると、メインミラー371およびサブミラー374が退避位置に移動して、シャッタユニット310が開く。これにより、レンズユニット200から入射した入射光束は、ローパスフィルタ332を通過して、撮像素子330に入射する。
図2は、レンズユニット200の他の状態を示す部分的な断面図であり、光軸Xに対して図中上側に、広角側に変倍されたレンズユニット200の断面を示す。また、図2において、光軸Xに対して図中下側には、望遠側に変倍されたレンズユニット200の断面を示す。
なお、図2において、図1と共通の要素には同じ参照番号を付して重複する説明を省く。ただし、図2は、光軸Xを含む断面である点で図1と共通するものの、図1とは異なる断面が示されており、図1と共通の要素であっても、図1とは異なる形状で現れている場合がある。
レンズユニット200において、直進筒203は、リード部281において操作環202と係合する。直進筒203は、固定筒201に対する回転が抑制されているので、操作環202が回転操作された場合、光軸X方向に移動する駆動力を操作環202から受ける。
カム筒205は、それ自体の後端付近に配されたバヨネット爪286により、直進筒203の後端付近に係合する。バヨネット爪286は、直進筒203の内面に周方向に延在するバヨネット溝に係合するので、カム筒205は、光軸Xの周りに回転できる。しかしながら、直進筒203が光軸X方向に移動した場合は、直進筒203に連れ従って、カム筒205も光軸方向に移動する。換言しれば、カム筒205と直進筒203とは、光軸X方向に限って係合されている。
また、カム筒205は、それ自体の外周面に固定された連結ピン285を通じて、操作環202の内面に光軸Xと平行に設けられた溝に係合する。これにより、操作環202が回転操作された場合、カム筒205も回転する。
既に説明した通り、操作環202が回転操作された場合、直進筒203は光軸X方向に移動し、カム筒205も直進筒203に連れ従って移動する。よって、操作環202が回転操作された場合、カム筒205は、光軸Xの周りに回転しつつ、光軸X方向に移動する。
案内筒206は、カム筒205の内側に位置して、固定筒201に結合されて固定される。よって、操作環202が回転操作された場合、直進筒203およびカム筒205は、案内筒206に対しても移動することになる。案内筒206は、光軸Xの方向についてレンズユニット200の前端側に向かって延在するので、カム筒205を内面側から支持すると共に、直進筒203の後端に設けられたキー287と係合する直進溝288により、直進筒203の回転を抑制する。
先筒204は、先端に第一レンズ群210のレンズ保持枠212を支持する。また、先筒204は、カムピン282等により直進筒203およびカム筒205に係合して双方から支持される。よって、直進筒203およびカム筒205が光軸X方向に移動する場合は、先筒204も連れ従って光軸X方向に移動する。
更に、操作環202が回転操作された場合、先筒204は、回転することなく光軸X方向に移動する直進筒203と、回転しつつ光軸X方向に移動するカム筒205との間で駆動されて、直進筒203およびカム筒205に対しても光軸X方向に移動する。これにより、先筒204の先端に保持された第一レンズ群210は、固定筒201から前方に大きく繰り出される。
このように、操作環202が回転操作された場合、第一レンズ群210、第二レンズ群220、第三レンズ群230および第四レンズ群240が、固定筒201に対してそれぞれ個別に移動する。これにより、操作環202の回転量に応じて、レンズユニット200に形成された光学系の倍率が変化する。また、レンズユニット200の変倍の範囲を超えて操作環202が回転操作された場合、レンズユニット200は沈胴状態になる。
図3は、レンズユニット200の一部を示す分解斜視図である。図3には、固定筒201、案内筒206、操作環202、直進筒203およびカム筒205が示される。図1および図2と共通の要素には同じ参照番号を付して重複する説明を省く。
案内筒206は、径方向外側に向かって突出する複数の位置決め部295を有する。これにより、案内筒206は、固定筒201の内側において予め定められた位置に位置決めされ、固定筒201に対して固定される。案内筒206は、固定筒201に対して、例えばねじ止めで固定される。
案内筒206の外周面には、複数のリード溝294が配される。リード溝294は、カム筒205の内面に設けられたリード部と係合する。これにより、操作環202が回転操作され、カム筒205が固定筒201に対して回転しつつ光軸X方向に移動する場合に、カム筒205の移動経路が案内される。
また、案内筒206の外周面には、光軸X方向に延在する直進溝288が配される。直進溝288は、直進筒203の後端に設けられたキー287と係合して、直進筒203の光軸X方向への移動を許容しつつ回転を規制する。
カム筒205は、案内筒206の外側に嵌められる。カム筒205は、それ自体の外周面の後端近傍に、径方向に突出する複数のバヨネット爪286を有する。バヨネット爪286は、直進筒203の後端近傍の内面に、周方向に配されたバヨネット溝と係合する。これにより、カム筒205は、直進筒203に対する回転を許容されつつ、光軸X方向については、直進筒203と連結される。
また、カム筒205は、外周面に多数のカム溝291を有する。カム溝291は、先筒204のカムピン282に係合して、直進筒203により回転を規制された先筒204に、光軸X方向の駆動力を与える。
直進筒203は、カム筒205のバヨネット爪286と係合するバヨネット溝を内面に有する。バヨネット溝は、直進筒203の内面において周方向に延在すると共に、一部が光軸X方向に切り欠かれる。これにより、カム筒205の外側に直進筒203を装着した場合に、カム筒205のバヨネット爪286を、バヨネット溝の内部に光軸X方向に嵌めることができる。
また、直進筒203は、外周面の後端近傍に、複数のリード部292を有する。リード部292は、直進筒203の径方向外側に向かって突出する。なお、前方に繰り出された場合、直進筒203の外周面はレンズユニット200の外部に向かって露出する。よって、直進筒203の表面および前端は、溝、突起、切欠き等を設けずに平坦に仕上げられる。
操作環202は、レンズユニット200の最外周に取付られ、固定筒201に対して回転する。操作環202の内面には、螺旋状の複数のリード溝293が配される。操作環202がレンズユニット200に取り付けられた場合、リード溝293は、直進筒203のリード部292と係合する。
上記のような固定筒201、操作環202、直進筒203、カム筒205および案内筒206を備えたレンズユニット200においては、直進筒203のリード部292が、直進筒203の後端近傍に配置されている。また、リード溝293は、操作環202の内面前端まで延在している。よって、直進筒203を、その全長に近い長さまで繰り出すことができ、レンズユニット200の変倍率を大きくできる。
また、リード溝293に係合するリード部292が、直進筒203の周上に複数設けられているので、操作環202による直進筒203の位置決めが安定する。更に、直進筒203は、リード部292の位置から光軸X方向に離間した後端に設けられた複数のキー287において、固定筒201に固定された案内筒206に係合する。よって、直進筒203の光軸Xに対する傾きがぶれることが防止される。
更に、直進筒203の固定筒201に対する傾きが安定するので、直進筒203に支持された先筒204の光軸に対する傾きが変化することも抑制される。よって、直進筒203および先筒204により2段階に伸筒しても、レンズユニット200の光学性能が変化し難い。これにより、高い光学性能を安定して発揮する高倍率の変倍レンズユニットを提供できる。換言すれば、光学性能を維持しつつ、より変倍率の高いレンズユニット200を形成できる。
図4は、操作環202の模式的側面図であり、図中右側がレンズユニット200の後端側に相当する。図1、図2および図3と共通の要素には同じ参照番号を付して重複する説明を省く。
操作環202の内面には、リード溝293および駆動溝296が配される。リード溝293および駆動溝296は、いずれも螺旋状に形成されるが、光軸Xに対する傾きは相互に異なる。
ここで、リード溝293に対しては、直進筒203のリード部292が係合する。リード部292は、リード溝293の側壁に倣った平行四辺形の平面形状を有する。よって、リード部292およびリード溝293は、点接触あるいは線接触ではなく、面どうしの接触により係合する。
また、操作環202において、駆動溝296に対しては、連結ピン285が係合する。連結ピン285も、レンズユニット200の径方向に見た場合に、一対の平行面を含む平面形状を有する。よって、駆動溝296および連結ピン285も、点接触あるいは線接触ではなく、面どうしの接触により係合する。
上記のような操作環202の内面において、リード溝293の延在方向について、リード部292におけるリード溝293に接する面の長さは、駆動溝296の幅よりも長い。また、駆動溝296の延在方向について、連結ピン285における駆動溝296に接する面の長さは、リード溝293の幅よりも長い。これにより、駆動溝296およびリード溝293の交差点においても、連結ピン285の駆動溝296に対する係合が維持される。また、駆動溝296およびリード溝293の交差点において、リード部292のリード溝293に対する係合が維持される。
以上、交換可能なレンズユニット200を備えたレンズ交換式一眼レフカメラを例にあげて説明したが、クイックリターンミラーを備えていないレンズ交換式の撮像装置であっても上記の構造を適用できる。更に、レンズユニット200とカメラボディ300が一体に形成されたカメラの他、ラック機構400により駆動する光学部材を備えた望遠鏡、測量器、顕微鏡等においても上記の構造を適用できる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
100 カメラシステム、200 レンズユニット、201 固定筒、202 操作環、203 直進筒、204 先筒、205 カム筒、206 案内筒、207 第一移動枠、208 レンズ側マウント部、209 第二移動枠、210 第一レンズ群、212、222、232、232、242 レンズ保持枠、220 第二レンズ群、230 第三レンズ群、240 第四レンズ群、270 送りねじ組立体、272 ステッピングモータ、274 送りねじ、276 フレーム、278 ラック部材、281、292 リード部、282、283、284 カムピン、285 連結ピン、286 バヨネット爪、287 キー、288 直進溝、291 カム溝、293、294 リード溝、295 位置決め部、296 駆動溝、300 カメラボディ、310 シャッタユニット、320 基板、322 制御部、324 画像処理部、330 撮像素子、332 ローパスフィルタ、340 表示部、350 ファインダ、352 フォーカシングスクリーン、354 ペンタプリズム、356 ファインダ光学系、360 ボディ側マウント部、370 ミラーユニット、371 メインミラー、372 メインミラー保持部、373 メインミラー回動軸、374 サブミラー、375 サブミラー保持部、376 サブミラー回動軸、380 合焦光学系、382 焦点検出センサ、390 測光センサ

Claims (14)

  1. 固定筒と、
    前記固定筒に対して回転可能な回転環と、
    前記固定筒に対して回転を規制され前記回転環が回転すると前記固定筒に対して直進する直進筒と、
    前記直進筒に対して回転可能に係合し、前記回転回転すると前記固定筒に対して回転かつ直進する回転直進筒とを備え、
    前記固定筒は、外周面に形成された案内溝を有し、
    前記案内溝は、光軸周りのらせん状に形成されたらせん部を有し、
    前記回転直進筒は、前記らせん部に対向する面を備えて前記案内溝に係合する係合部を有する
    レンズ鏡筒。
  2. 前記レンズ鏡筒に含まれるレンズのうち最も物体側に配置される第1レンズと、
    前記第1レンズを保持する第1レンズ枠と、
    を備え、
    前記回転直進筒は、外周面に形成された外周カム溝を有し、
    前記第1レンズ枠は、前記外周カム溝に係合する第1カムピンを有する請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記第1レンズより像側に配置される像側レンズと、
    前記像側レンズを保持する像側レンズ枠と、
    を備え、
    前記回転直進筒は、内周面に形成された内周カム溝を有し、
    前記像側レンズ枠は、前記内周カム溝に係合する像側カムピンを有する請求項2に記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記第1レンズ枠の外周に前記直進筒が配置され、前記第1レンズ枠の外周面と前記直進筒の内周面とは接触しながら相対移動可能である請求項2または3に記載のレンズ鏡筒。
  5. 前記第1レンズ枠は、前記回転直進筒の外周面と前記直進筒の内周面との間に配置される請求項2から4のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒
  6. 前記固定筒には、光軸方向に沿った直進溝が配置され、
    前記回転環には、光軸周りにらせん状の溝が配置され、
    前記直進筒には、前記直進溝に係合する係合突起と、前記らせん状の溝に平行な面で接触して係合する突起と、が配置され、
    前記直進筒は、前記直進溝と前記係合突起との係合より前記固定筒に対する光軸周りの回転が制限され、前記らせん状の溝と前記突起との係合により前記回転環に対する光軸方向の位置決めがされる請求項1から5のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒。
  7. 前記直進溝および前記係合突起が接触する位置は、前記らせん状の溝および前記起が接触する位置と、前記レンズ鏡筒の光軸方向に離間する請求項に記載のレンズ鏡筒。
  8. 前記起は、前記直進筒および前記固定筒の重なりが最も小さい場合に前記らせん状の溝係合する位置に配される請求項6または7に記載のレンズ鏡筒。
  9. 前記回転直進筒の外周側に前記直進筒が配置され、
    前記係合突起は、前記直進筒の直進方向の一端であって、かつ、回転直進筒の外周面より内周側に形成される請求項6から8のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒。
  10. 前記直進筒は、前記固定筒に対する重なりが最も小さい場合に前記直進溝と係合する位置に前記係合突起を有し、前記回転環に対する重なりが最も小さい場合に前記らせん状の溝と係合する位置に前記突起を有する請求項6から9のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒。
  11. 前記回転直進筒の外周側に前記直進筒が配置される請求項1から10のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒。
  12. 前記回転直進筒は、前記直進筒の直進方向の一端側に形成されたバヨネット爪を有し、
    前記直進筒は、内周面に周方向に延在するように形成された、前記バヨネット爪に係合するバヨネット溝を有する請求項1から11のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
  13. 前記回転直進筒は外周面に固定された連結ピンを有し、
    前記連結ピンは前記直進筒を内周側から外周側に貫通して、前記回転環に係合する請求項1から12のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
  14. 請求項1から13のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒を備えた撮像装置。
JP2017132944A 2012-07-23 2017-07-06 レンズ鏡筒および撮像装置 Active JP6358371B2 (ja)

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