JP4751765B2 - 芯出し機構 - Google Patents

芯出し機構 Download PDF

Info

Publication number
JP4751765B2
JP4751765B2 JP2006137733A JP2006137733A JP4751765B2 JP 4751765 B2 JP4751765 B2 JP 4751765B2 JP 2006137733 A JP2006137733 A JP 2006137733A JP 2006137733 A JP2006137733 A JP 2006137733A JP 4751765 B2 JP4751765 B2 JP 4751765B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
centering mechanism
movable
movable part
contact
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006137733A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007310067A (ja
Inventor
大輔 横井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2006137733A priority Critical patent/JP4751765B2/ja
Publication of JP2007310067A publication Critical patent/JP2007310067A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4751765B2 publication Critical patent/JP4751765B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)

Description

本発明は、所定軸を有する対象物を保持した可動部を備え、可動部の位置調整によって対象物の芯出しを行う芯出し機構に関し、特に、光軸を有する光学素子の芯出しに適用して好適な芯出し機構に関する。
従来、レンズ等の光学素子を保持した可動部を固定部内に収容し、固定部から可動部に向けて突設させた3以上の支持部によって可動部を支持するとともに、支持部をその突設方向に各々前後駆動させて光学素子の芯出しを行う芯出し機構が知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特許文献1に記載されたレンズの保持構造では、レンズを保持したレンズ枠を固定枠内に収容し、固定枠からレンズ枠に向けて突設させた複数対のネジ部材によってレンズ枠を押圧して支持している。そして、それぞれ対向したネジ部材を逆方向にネジ駆動することでレンズ枠を移動させ、レンズの芯出しを行うようにしている。ここで用いるネジ部材は、各々先端部が半球状に形成されている。
一方、特許文献2に記載された芯出し機構および特許文献3に記載された微量移動装置では、固定枠内に収容したレンズ枠を、固定枠からレンズ枠に向けて突設させた3本の支持部によって3点支持している。図8および図9は、かかる3点支持の要部構成を示す図である。図9は、図8におけるIX−IX断面(屈曲断面)を示している。図8および図9に示すように、この3点支持構成では、図示しないレンズ等の光学素子を中心部に保持する可動部101は、固定部102内に収容され、支持部としての押圧ピン103および調整ネジ104,105によって支持される。
押圧ピン103は、コイルバネ106を介して固定部102のピン受孔102a内に伸縮自在に挿設され、その半球状の先端部103aは、可動部101に形成されたV溝101aに係合されている。また、調整ネジ104,105は、それぞれ固定部102のネジ穴102b、102cに貫通して螺挿され、その先端部に設けられた各球体104a,105aは、それぞれ可動部101に形成されたテーパ面101b,101cに当接されている。
これによって、この3点支持構成では、可動部101は、押圧ピン103および調整ネジ104,105の各先端部によって支持されるとともに、押し当て面101dが固定部102の基準面102dに押し当てられる。この状態から調整ネジ104,105の少なくとも一方をネジ駆動することで、可動部101を基準面102dに沿って2次元的に移動させることができ、可動部101が保持する光学素子の芯出しを行うことができる。
特開平5−45550号公報 特開2001−33705号公報 特開昭57−27231号公報
ところが、上述した特許文献1に記載の従来技術では、レンズ枠を移動させる場合、対向した2つのネジ部材をそれぞれネジ駆動させなければならず、作業の行き戻りが発生する恐れがある。また、ネジ部材のレンズ枠へのかじりやレンズ枠の歪み等が生じやすく、レンズ枠の破損を招く恐れが高いなどの問題もあり、繰り返しの芯出し調整に適したものとは言い難い。
一方、上述した特許文献2,3に記載の従来技術では、押圧ピン103の先端部103aをV溝101aに係合させたことによって、調整ネジ104,105のネジ駆動に応じた可動部101の動きが複雑になっている。そればかりか、押圧ピン103にこじりを生じさせ、押圧ピン103の滑らかな動きを阻害するとともに、押圧ピン103もしくはピン受孔102aに破損等を生じさせる恐れがある。
この問題点について、図10を参照して、より具体的に説明する。図10は、図8に示した押圧ピン103の先端部103a近傍を拡大して示す図である。この図に示すように、例えば調整ネジ104をねじ込んだ場合、先端部103aとV溝101aとの接点CPには、その接平面に垂直に応力Fcpが生じる。これをもとに、押圧ピン103の伸縮方向には応力Fv、剪断方向(図10の左右方向)には応力Fhが生じ、押圧ピン103は、応力Fvによって図10の上方向に圧縮されるとともに、応力Fhによって矢印R1方向に回動される。この回動に応じて、押圧ピン103は、ピン受孔102aとの隙間内で傾倒された状態、つまり「こじり」が生じた状態とされる。その結果、押圧ピン103は、滑らかに伸縮動作を行うことができなくなるばかりか、ピン受孔102aの内壁に接触し、かじりや破損を生じさせる恐れがある。
また、押圧ピン103は、ピン受孔102aによって剪断方向への移動が制限されているため、先端部103aに係合されたV溝101aもその方向への移動が制限され、所定位置に固定される。このため、可動部101は、調整ネジ104,105がネジ駆動された場合、V溝101aを支点とする振り子状の動作を行う。具体的には、例えば調整ネジ104をねじ込んだ場合、図10に示す矢印R2方向に振り子状に回動する。この場合、可動部101の移動方向および移動量の把握が困難となり、可動部101の位置調整、つまり光学素子の芯出し調整が難しくなる。特に、高精度な調整が要求される場合には、調整作業の行き戻りが発生する恐れがある。
これに対して、可動部からV溝を取り除き、例えば押圧ピン103の先端部103aを可動部の外周に当接させることが考えられる。これによって、V溝と押圧ピンとの係合に起因した可動部の移動制限を排除することができ、調整ネジ104,105等のネジ駆動に応じた可動部の動きを直線的にすることができる。
しかしながら、この場合にも、例えば図11に示すように、可動部101’が押圧ピン103に対して図中左方向に移動した際、先端部103aと可動部101’との接点CP’には、その接平面に垂直に応力Fcp’が生じる。これをもとに、押圧ピン103の伸縮方向には応力Fv’、剪断方向には応力Fh’が生じ、押圧ピン103は、応力Fv’によって図11の上方向に圧縮されるとともに、応力Fh’によって矢印R3方向に回動される。つまり、押圧ピン103は、図10の場合と同様に、こじりが生じた状態とされ、滑らかに伸縮動作を行うことができなくなるばかりか、かじりや破損を生じさせる恐れがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、所定軸を有する光学素子等の対象物を保持した可動部を備え、この可動部を支持する支持部にこじり等を生じさせることなく、支持部の滑らかな動きを保持したまま繰り返し芯出し調整を行うことができるとともに、簡易な動作で容易に芯出し調整を行うことができる芯出し機構を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる芯出し機構は、所定軸を有する光学素子を保持した可動部と、該可動部の前記所定軸周りの周縁部を包囲する固定部と、該固定部から前記周縁部に向けて前後動可能に突設された3以上の支持部とを備え、前記3以上の支持部によって前記可動部を支持するとともに、各支持部をその突設方向に前後駆動させ、前記所定軸に垂直な面に沿って前記可動部を移動させて前記光学素子の芯出しを行う芯出し機構において、前記支持部のうちの少なくとも1つは、前記固定部から突設された先端部に半円形の断面を有する柱状体を有し、該柱状体の長手方向が、該支持部の突設方向と前記所定軸とに垂直となるように配置され、前記柱状体の側面部を前記周縁部に当接させて前記可動部を支持する直線支持部であることを特徴とする。
また、本発明にかかる芯出し機構は、上記の発明において、前記直線支持部は、弾性体を介して前記固定部に設けられ、前記周縁部に向けて伸縮自在に突設されることを特徴とする。
また、本発明にかかる芯出し機構は、上記の発明において、前記直線支持部は、前記弾性体と一体に形成された直線状の当接部を有することを特徴とする。
また、本発明にかかる芯出し機構は、上記の発明において、前記支持部のうち前記直線支持部以外の支持部は、前記固定部から突設された先端部に半球状の当接部を有することを特徴とする。
また、本発明にかかる芯出し機構は、上記の発明において、前記可動部は、前記所定軸周りのテーパ面と、前記所定軸に垂直な押当て面とを有し、前記固定部は、前記押当て面に対向する基準面を有し、前記支持部は、前記周縁部の前記テーパ面に前記当接部を当接させ、前記可動部を支持するとともに前記押当て面を前記基準面に押し当てることを特徴とする。
本発明にかかる芯出し機構によれば、所定軸を有する光学素子等の対象物を保持した可動部を備え、この可動部を支持する支持部にこじり等を生じさせることなく、支持部の滑らかな動きを保持したまま繰り返し芯出し調整を行うことができるとともに、簡易な動作で容易に芯出し調整を行うことができる。
以下、添付図面を参照して、本発明にかかる芯出し機構の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付している。
(実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1にかかる芯出し機構について説明する。図1および図2は、本実施の形態1にかかる芯出し機構100の要部構成を示す図である。図2は、図1におけるII−II断面(屈曲断面)を示している。図1および図2に示すように、芯出し機構100は、所定軸を有する対象物として光軸OAを有するレンズLSを保持した可動部1と、可動部1を収容し、光軸OA周りに可動部1の周縁部を包囲する固定部2と、固定部2から可動部1の周縁部に向けて突設された支持部としての弾性支持部3および調整支持部4,5と、を備える。
可動部1は、その中心軸を光軸OAと一致させるようにレンズLSを内部に保持し、押さえ環6によって固定する。また、可動部1は、光軸OA周りのテーパ面1aと、光軸OAに垂直な輪帯状の押当て面1bとを有する。テーパ面1aおよび押当て面1bは、それぞれ光軸OAを中心軸とする円錐の側面の一部および底面の一部として形成されている。ただし、光軸OAは、円錐の中心軸と厳密に一致する必要はなく、押当て面1bは、光軸OAに対して厳密に垂直である必要はない。それぞれ、ある程度の差異を有した状態であってもよい。
直線支持部としての弾性支持部3は、押圧ピン3a、柱状体3bおよびコイルバネ3cを用いて構成されている。弾性支持部3は、押圧ピン3aがコイルバネ3cを介して固定部2のピン受孔2a内に挿設され、固定部2から可動部1に向けて伸縮自在に突設されている。突設された押圧ピン3aの先端部には、半円状の断面(図2参照)を有する柱状体3bが取り付けられている。柱状体3bは、長手方向が押圧ピン3aの突設方向と光軸OAとに垂直になるように設けられている。なお、ここで定める垂直とは、厳密に垂直である必要はなく、ある程度垂直から傾いた状態も含むものである。
調整支持部4は、ネジ4aおよび半球体4bを用いて構成されている。調整支持部4は、ネジ4aが固定部2のネジ穴2bに螺挿されるとともに、ネジ駆動によって前後動自在に設けられている。ネジ穴2bから可動部1に向けて突設されたネジ4aの先端部には、半球体4bが取り付けられている。同様に、調整支持部5は、ネジ5aおよび半球体5bを用いて構成され、ネジ5aが固定部2のネジ穴2cに螺挿されるとともに、ネジ駆動によって前後動自在に設けられている。ネジ穴2cから可動部1に向けて突設されたネジ5aの先端部には、半球体5bが取り付けられている。なお、ネジ4a,5aは、図1の紙面内で押圧ピン3aに対して光軸OA周りの中心角が各々120°となる方向に螺挿されている。
弾性支持部3は、可動部1の周縁部において柱状体3bをテーパ面1aに当接させ、同様に、調整支持部4,5は、それぞれ半球体4b,5bをテーパ面1aに当接させている。これによって、芯出し機構100では、可動部1が3点支持され、押当て面1bが固定部2の基準面2dに常に押し付けられる。また、ネジ4a,5aをネジ駆動することで、可動部1を基準面2dに沿って2次元的に移動させ、レンズLSの芯出しを行うことができる。
具体的には、例えば図1に示す状態(初期状態)をもとに、ネジ5aを可動部1に向けて繰り出す方向にネジ駆動した場合、調整支持部5は、可動部1を基準面2dに対して摺動させながら図1の左上方向に移動させる。この場合、テーパ面1aは、柱状体3bに対して図1の左方向にスライドするとともに、押圧ピン3aを圧縮するように柱状体3bを移動させる。
これとは逆に、ネジ5aを可動部1から引き離す方向にネジ駆動した場合には、調整支持部5は、可動部1を基準面2dに対して摺動させながら図1の右下方向に移動させる。この場合、テーパ面1aは、柱状体3bに対して図1の右方向にスライドするとともに、押圧ピン3aを伸長させるように柱状体3bを移動させる。同様に、調整支持部4でも、ネジ4aをネジ駆動することによって、調整支持部5と左右対称的な作用で可動部1を移動させることができる。
このようにして、芯出し機構100では、調整支持部4,5を適宜操作することで、可動部1を基準面2dに沿って可動範囲内の任意の位置に移動させることができる。その際、可動部1をネジ4a,5aのネジ駆動方向とほぼ平行に直線的に移動させることができるため、可動部1を容易に位置決めすることができるとともに、レンズLSの芯出しを容易に行うことができる。
つぎに、柱状体3bの作用について説明する。図3−1は、初期状態での可動部1と柱状体3bとを拡大して示す図である。この図に示すように、初期状態では、柱状体3bは、テーパ面1aの等高線CL上の接点CP1で当接される。この等高線CLは、柱状体3bがテーパ面1aに当接し得る接点の軌跡に相当し、接点CP1における等高線CLの接線方向は、押圧ピン3aの伸縮方向に垂直である。このため、柱状体3bは、可動部1から押圧ピン3aの伸縮方向にのみ応力Fv1を受け、剪断方向には応力を受けない。したがって、初期状態では、押圧ピン3aは、ピン受孔2aに対して平行に保持され、こじりが生じない。
一方、図3−2は、ネジ5aの繰り出し方向のネジ駆動によって可動部1が初期状態から移動された状態を示す拡大図である。この場合、柱状体3bは、等高線CL上の接点CP2でテーパ面1aに当接され、接点CP2における等高線CLの接線方向は、押圧ピン3aの伸縮方向に垂直である。このため、柱状体3bは、可動部1から押圧ピン3aの伸縮方向にのみ応力Fv2を受け、剪断方向には応力を受けない。つまり、初期状態以外でも、押圧ピン3aは、ピン受孔2aに対して平行に保持され、こじりが生じない。この他、ネジ4aを繰り出す場合およびネジ4a,5aを引き込む場合についても、押圧ピン3aにこじりが生じないことは、同様に理解される。
このように、芯出し機構100では、固定部2から突設された押圧ピン3aの先端部に、その突設方向と光軸OAとに垂直な柱状体3bを設け、柱状体3bをテーパ面1aに当接させて可動部1を保持することで、常に押圧ピン3aがその伸縮方向にのみ可動部1から応力を受けるようにしている。このため、芯出し機構100では、押圧ピン3aにこじりを生じさせることがなく、押圧ピン3aの滑らかな伸縮動作を保持したまま、破損なく安定して繰り返し芯出し調整を行うことができる。
なお、芯出し機構100では、弾性支持部3にのみ柱状体3bを設けるものとしたが、調整支持部4,5に対し、それぞれ半球体4b,5bに替えて柱状体を設けることもできる。これによって、ネジ4a,5aにおけるこじりの発生を防止し、ネジ4a,5aの滑らかなネジ駆動を保持することができる。この場合、柱状体は、ネジ4a,5aに対してそれぞれ回動可能に設けることが好ましい。また、この柱状体は、調整支持部4,5のいずれか一方に設けるようにしてもよい。
以上説明したように、本実施の形態1にかかる芯出し機構100では、簡易な構成でこじりの発生を防止し、繰り返し芯出し調整を行うことができるとともに、簡易な操作で可動部1を位置決めし、容易にレンズLSの芯出しを行うことができる。
(実施の形態2)
つぎに、本発明の実施の形態2にかかる芯出し機構について説明する。図4は、本実施の形態2にかかる芯出し機構200の要部構成を示す図である。この図に示すように、芯出し機構200は、芯出し機構100の構成をもとに、可動部1に替えて可動部11を備える。その他の構成は実施の形態1と同じであり、同一構成部分には同一符号を付して示している。
可動部11は、光軸OA周りのテーパ面11a〜11cと、光軸OAに垂直な図示しない押当て面とを有する。テーパ面11a〜11cおよび押当て面は、それぞれ光軸OAを中心軸とする三角錐の側面の一部および底面の一部として形成されている。なお、可動部11は、可動部1と同様にレンズLSを内部に保持する。
弾性支持部3は、可動部1の周縁部において柱状体3bをテーパ面11aに当接させ、同様に、調整支持部4,5は、それぞれ半球体4b,5bをテーパ面11b,11cに当接させている。これによって、芯出し機構200では、可動部11が3点支持され、可動部11の押当て面が固定部2の基準面2dに常に押し付けられる。また、ネジ4a,5aをネジ駆動することで、可動部11を基準面2dに沿って2次元的に移動させ、レンズLSの芯出しを行うことができる。
芯出し機構200では、テーパ面11a〜11cが平面であり、柱状体3bおよび半球体4b,5bと、各テーパ面11a〜11cとの接点の軌跡が直線となる。このため、芯出し機構100に比べてより直線的に可動部1を移動させることができ、一層容易に可動部1の位置決めおよびレンズLSの芯出しを行うことができる。
また、芯出し機構200では、柱状体3bがテーパ面11aに直線状の接点を介して当接されるとともに、その直線状の接点が押圧ピン3aの伸縮方向に常に垂直である。このため、柱状体3bは、可動部11から押圧ピン3aの伸縮方向にのみ応力を受け、剪断方向には応力を受けない。したがって、芯出し機構200では、押圧ピン3aにこじりを生じさせることがなく、押圧ピン3aの滑らかな伸縮動作を保持したまま、破損なく安定して繰り返し芯出し調整を行うことができる。
さらに、芯出し機構200では、柱状体3bがテーパ面11aに直線状の接点を介して当接されるため、芯出し調整時に可動部11が基準面2dに沿って回転することがない。このため、半球体4b,5bは、それぞれ可動部11からネジ4a,5aのネジ駆動方向にのみ応力を受け、剪断方向には応力を受けない。したがって、芯出し機構200では、ネジ4a,5aに対してもこじりを生じさせることがなく、ネジ4a,5aの滑らかなネジ駆動を保持することができる。
なお、芯出し機構200では、弾性支持部3に柱状体3bを設けるものとしたが、調整支持部4,5に柱状体を設けるようにしてもよい。また、弾性支持部3および調整支持部4,5のうち2以上の支持部に設けるようにしてもよい。なお、調整支持部4,5に設ける柱状体は、それぞれネジ4a,5aに対して回動可能にすることが好ましい。
(実施の形態3)
つぎに、本発明の実施の形態3にかかる芯出し機構について説明する。図5は、本実施の形態3にかかる芯出し機構300の要部構成を示す図である。この図に示すように、芯出し機構300は、芯出し機構100の構成をもとに、可動部1および固定部2に替えて可動部21および固定部22を備えるとともに、弾性支持部23をさらに備える。その他の構成は実施の形態1と同じであり、同一構成部分には同一符号を付して示している。
可動部21は、可動部1と同様にレンズLSを内部に保持し、固定部22内に収容される。また、可動部21は、光軸OA周りのテーパ面21a〜21dと、光軸OAに垂直な図示しない押当て面とを有する。テーパ面21a〜21dおよび押当て面は、それぞれ光軸OAを中心軸とする四角錐の側面の一部および底面の一部として形成されている。
弾性支持部3は、押圧ピン3aがコイルバネ3cを介して固定部22のピン受孔22a内に挿設され、固定部22から可動部21に向けて伸縮自在に突設されている。弾性支持部23は、弾性支持部3と同様に、押圧ピン23a、柱状体23bおよびコイルバネ23cを用いて構成されており、押圧ピン23aがコイルバネ23cを介して固定部22のピン受孔22d内に挿設され、固定部22から可動部21に向けて伸縮自在に突設されている。弾性支持部23は、図5の紙面内で弾性支持部3に対して光軸OA周りの中心角が90°となる方向に設けられている。また、調整支持部4,5は、それぞれネジ4a,5aが固定部22のネジ穴22b,22cに螺挿されるとともに、ネジ駆動によって前後動自在に設けられている。調整支持部4,5は、それぞれ弾性支持部23,3に対向するように設けられている。
弾性支持部3,23は、それぞれ柱状体3b,23bを可動部21の周縁部においてテーパ面21a,21dに当接させ、同様に、調整支持部4,5は、それぞれ半球体4b,5bをテーパ面21b,21cに当接させている。これによって、可動部21は、図5の上下方向が弾性支持部3と調整支持部5とに挟持されるとともに、左右方向が弾性支持部23と調整支持部4とに挟持される。また、可動部21の押当て面は、この押当て面に対向した固定部22の基準面に押し付けられる。なお、固定部22の基準面は、固定部2の基準面2dと同様に形成されている。
芯出し機構300では、ネジ4a,5aをネジ駆動することで、可動部21を固定部22の基準面に沿って2次元的に移動させ、レンズLSの芯出しを行うことができる。具体的には、例えば図5に示す状態(初期状態)からネジ4aを可動部21に向けて繰り出す方向にネジ駆動した場合、調整支持部4は、可動部21を固定部22の基準面に対して摺動させながら図5の右方向に移動させる。このとき、テーパ面21a,21cは、それぞれ柱状体3bおよび半球体5bに対して図5の右方向にスライドして移動するとともに、柱状体23bを押圧して押圧ピン23aを圧縮させる。
これとは逆に、ネジ4aを可動部21から引き離す方向にネジ駆動した場合には、調整支持部4は、可動部21を固定部22の基準面に対して摺動させながら図5の左方向に移動させる。このとき、テーパ面21a,21cは、それぞれ柱状体3bおよび半球体5bに対して図5の左方向にスライドして移動するとともに、柱状体23bに対する押圧力を低減して押圧ピン23aを伸長させる。同様に、調整支持部5でも、ネジ5aをネジ駆動することによって、調整支持部4と90°直交した作用で可動部21を移動させることができる。
このようにして、芯出し機構300では、調整支持部4,5を適宜操作することで、可動部21を固定部22の基準面に沿って可動範囲内の任意の位置に移動させることができる。その際、ネジ4a,5aの互いに直交したネジ駆動方向に沿って各々直線的に可動部21を移動させることができるため、芯出し機構200に比して一層容易に可動部21の位置決めおよびレンズLSの芯出しを行うことができる。また、芯出し機構300では、対向した支持部の一方をネジ駆動することで可動部21を移動させることができるため、特許文献1に記載の従来技術に比べて簡易な操作で芯出し調整を行うことができる。
また、芯出し機構300では、柱状体3b,23bがそれぞれテーパ面21a,21dに直線状の接点を介して当接されるとともに、その直線状の接点の各々が押圧ピン3a,23aの伸縮方向に常に垂直である。このため、柱状体3b,23bは、それぞれ可動部21から押圧ピン3a,23aの伸縮方向にのみ応力を受け、剪断方向には応力を受けない。したがって、芯出し機構300では、押圧ピン3a,23aにこじりを生じさせることがなく、押圧ピン3a,23aの滑らかな伸縮動作を保持したまま、破損なく安定して繰り返し芯出し調整を行うことができる。
さらに、芯出し機構300では、柱状体3b,23bがそれぞれテーパ面21a,21dに直線状の接点を介して当接されるため、芯出し調整時に可動部21が固定部22の基準面に沿って回転することがない。このため、半球体4b,5bは、それぞれ可動部21からネジ4a,5aのネジ駆動方向にのみ応力を受け、剪断方向には応力を受けない。したがって、芯出し機構300では、ネジ4a,5aに対してもこじりを生じさせることがなく、ネジ4a,5aの滑らかなネジ駆動を保持することができる。
なお、芯出し機構300では、弾性支持部3,23に各々柱状体3b,23bを設けるものとしたが、弾性支持部3,23のいずれか一方にのみ設けるようにしてもよく、調整支持部4,5の一方に設けるようにしてもよい。また、弾性支持部3,23および調整支持部4,5のうち2以上の支持部に設けるようにしてもよい。なお、調整支持部4,5に設ける柱状体は、それぞれネジ4a,5aに対して回動可能にすることが好ましい。
(実施の形態4)
つぎに、本発明の実施の形態4にかかる芯出し機構について説明する。図6および図7は、本実施の形態4にかかる芯出し機構400の要部構成を示す図である。図6は、図7におけるVI−VI断面を示し、図7は、図6におけるVII−VII断面(屈曲断面)を示している。図6および図7に示すように、芯出し機構400は、芯出し機構100の構成をもとに、可動部1および固定部2に替えて可動部31および固定部32を備える。その他の構成は実施の形態1と同じであり、同一構成部分には同一符号を付して示している。
可動部31は、所定軸を有する対象物として光軸OBを有するファイバライトガイドLGの先端部を保持する。また、可動部31は、光軸OB周りのテーパ面31aと、光軸OBに垂直な輪帯状の押当て面31bとを有する。テーパ面31aは、光軸OBを中心軸とする円錐の側面の一部として形成されている。ただし、光軸OBは、円錐の中心軸と厳密に一致する必要はなく、押当て面31bは、光軸OBに対して厳密に垂直である必要はない。それぞれ、ある程度の差異を有した状態であってもよい。
固定部32は、カップ状のフレーム構造を有し、カップの底面に相当する部位の中心部にレンズLNを収容して保持する。レンズLNは、押さえ環36によって固定される。また、固定部32は、カップの開口周縁部に相当する部位に、レンズLNの光軸に垂直な輪帯状の基準面32dを有する。固定部32は、基準面32dに押当て面31bを面接触させるとともに、レンズLNにファイバライトガイドLGを対向させ、レンズLNの光軸とファイバライトガイドLGの光軸OBとを平行にした状態で、可動部31の先端部を開口部の内部に収容する。
弾性支持部3は、押圧ピン3aがコイルバネ3cを介し、固定部32に設けられたピン枠37内に挿設され、固定部32から可動部31に向けて伸縮自在に突設されている。ピン枠37は、固定部32の貫通孔32aに挿嵌されている。調整支持部4,5は、それぞれネジ4a,5aが固定部32のネジ穴32b,32cに螺挿されるとともに、ネジ駆動によって前後動自在に設けられている。調整支持部4,5は、図6の紙面内で弾性支持部3に対して光軸OB周りの中心角が各々120°となる方向に螺挿されている。
弾性支持部3は、可動部31の周縁部において柱状体3bをテーパ面31aに当接させ、同様に、調整支持部4,5は、それぞれ半球体4b,5bをテーパ面31aに当接させている。これによって、芯出し機構400では、芯出し機構100と同様に、可動部21が3点支持され、可動部31の押当て面31bが固定部32の基準面32dに押し付けられる。また、ネジ4a,5aをネジ駆動することで、可動部31を基準面32dに沿って2次元的に移動させ、ファイバライトガイドLGの芯出しを行うことができる。
また、芯出し機構400では、芯出し機構100と同様に、固定部32から突設された押圧ピン3aの先端部に、その突設方向と光軸OBとに垂直な柱状体3bを設け、柱状体3bをテーパ面31aに当接させて可動部31を保持することで、常に押圧ピン3aがその伸縮方向にのみ可動部31から応力を受けるようにしている。このため、芯出し機構400では、押圧ピン3aにこじりを生じさせることがなく、押圧ピン3aの滑らかな伸縮動作を保持したまま、破損なく安定して繰り返し芯出し調整を行うことができる。
なお、芯出し機構400では、弾性支持部3にのみ柱状体3bを設けるものとしたが、調整支持部4,5に対し、それぞれ半球体4b,5bに替えて柱状体を設けることもできる。これによって、ネジ4a,5aにおけるこじりの発生を防止し、ネジ4a,5aの滑らかなネジ駆動を保持することができる。この場合、柱状体は、ネジ4a,5aに対してそれぞれ回動可能に設けることが好ましい。また、この柱状体は、調整支持部4,5の一方にのみ設けるようにしてもよい。
このように、本発明にかかる芯出し機構では、レンズに限らずファイバライトガイド等、種々の光学素子を対象物として芯出し調整を行うことができる。また、光学素子に限定されず、所定軸を有する種々の対象物について、同様に芯出し調整を行うことができる。
ここまで、本発明を実施する最良の形態を実施の形態1〜4として説明したが、本発明は、上述した実施の形態1〜4に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば、種々の変形が可能である。例えば、上述した実施の形態1〜4では、柱状体3b,23bが半円状の断面を有するものとしたが、この断面形状は半円状に限定されず、他の形状であってもよい。
また、上述した実施の形態1〜4では、弾性支持部3の押圧ピン3aがコイルバネ3cを介して固定部2等に設けられるものとしたが、コイルバネに限定する必要はなく、板バネを介して固定部2等に設けることもできる。この場合、その板バネは、例えば押圧ピン3aの後端部(柱状体3bが設けられていない端部)を可動部1等に向けて付勢するように設けることができる。
さらに、上述した実施の形態1〜4では、弾性支持部3は、押圧ピン3aと、直線状の当接部としての柱状体3bと、弾性体としてのコイルバネ3cとを組み合わせて構成されるものとしたが、例えば、弾性体と直線状の当接部とを一体に形成して弾性支持部とすることもできる。この場合、例えば板バネの一端を固定部に取り付け、他端を屈曲させる。その際、直線状の屈曲部が板バネの伸縮方向と対象物の所定軸とに垂直になるように屈曲させる。そして、この直線状の屈曲部を可動部の周縁部(テーパ面等)に当接させることで、上述した弾性支持部3,23と同等の機能を持たせることができる。
また、上述した実施の形態1〜4では、可動部がテーパ面を有し、各指示部がこのテーパ面を支持することで、可動部に形成された押当て面を固定部の基準面に押し付けるようにしていたが、押当て面を基準面に押し付ける機構を支持部から切り離して設けることもできる。この場合、可動部にテーパ面を設ける必要はなく、各指示部は、例えば可動部の外周側面部を各々指示することができる。
さらに、上述した実施の形態1〜4では、可動部の押当て面を固定部の基準面に押し付けるものとしたが、基準面に対する押当て面の角度、つまり可動部の角度を調整可能な機構をさらに設けることもできる。これによって、対象物の芯出し調整として位置調整ばかりでなく角度調整も行うことができる。
また、上述した実施の形態1〜4では、可動部および固定部は、対象物の光軸に垂直な断面内で概ね円状の外形を有するものとしたが、円状に限定する必要はなく、楕円状、多角形状等、任意形状にすることができる。ただし、この外形形状に応じて可動部の可動範囲等が制限される場合があるため、必要な可動範囲等を考慮して外形形状を決定することが好ましい。
さらに、上述した実施の形態1〜4では、固定部は、可動部および対象物の全体もしくは先端部を内部に収容して保持するものとしたが、収容した状態に限定する必要はなく、例えば固定部を円筒状もしくはリング状のフレーム構造とし、可動部および対象物が固定部を貫通した状態で保持させることもできる。なお、固定部は、可動部の周縁部全体(全周)を包囲する必要はなく、例えば各指示部に対応する領域のみ包囲する構造とすることもできる。
本発明の実施の形態1にかかる芯出し機構の構成を示す図である。 図1に示したII−II断面を示す図である。 図1に示した弾性支持部と可動部との作用関係を説明する図である。 図1に示した弾性支持部と可動部との作用関係を説明する図である。 本発明の実施の形態2にかかる芯出し機構の構成を示す図である。 本発明の実施の形態3にかかる芯出し機構の構成を示す図である。 本発明の実施の形態4にかかる芯出し機構の構成を示す図である。 図6に示したVII−VII断面を示す図である。 従来技術にかかる芯出し機構の構成を示す図である。 図8に示したIX−IX断面を示す図である。 図8に示した押圧ピンと可動部との作用関係を説明する図である。 従来技術にかかる芯出し機構の押圧ピントと可動部との他の作用関係を説明する図である。
符号の説明
1,11,21,31 可動部
1a,11a〜11c,21a〜21d,31a テーパ面
1b,31b 押当て面
2,22,32 固定部
2a,22a,22d ピン受孔
2b,2c,22b,22c,32b,32c ネジ穴
2d,32d 基準面
3 弾性支持部
3a,23a 押圧ピン
3b,23b 柱状体
3c,23c コイルバネ
4,5 調整支持部
4a,5a ネジ
4b,5b 半球体
6,36 押さえ環
32a 貫通孔
37 ピン枠
100,200,300,400 芯出し機構
101 可動部
101a V溝
101b,101c テーパ面
101d 押当て面
102 固定部
102a ピン受孔
102b,102c ネジ穴
102d 基準面
103 押圧ピン
103 先端部
104,105 調整ネジ
104a,105a 球体
106 コイルバネ
CL 等高線
CP,CP1,CP2 接点
Fcp,Fh,Fv,Fv1,Fv2 応力
LG ファイバライトガイド
LN,LS レンズ
OA,OB 光軸

Claims (5)

  1. 所定軸を有する光学素子を保持した可動部と、該可動部の前記所定軸周りの周縁部を包囲する固定部と、該固定部から前記周縁部に向けて前後駆動可能に突設された3以上の支持部とを備え、前記3以上の支持部によって前記可動部を支持するとともに、各支持部をその突設方向に前後駆動させ、前記所定軸に垂直な面に沿って前記可動部を移動させて前記光学素子の芯出しを行う芯出し機構において、
    前記支持部のうちの少なくとも1つは、前記固定部から突設された先端部に半円形の断
    面を有する柱状体を有し、該柱状体の長手方向が、該支持部の突設方向と前記所定軸とに
    垂直となるように配置され、前記柱状体の側面部を前記周縁部に当接させて前記可動部を
    支持する直線支持部であることを特徴とする芯出し機構。
  2. 前記直線支持部は、弾性体を介して前記固定部に設けられ、前記周縁部に向けて伸縮自
    在に突設されることを特徴とする請求項1に記載の芯出し機構。
  3. 前記直線支持部は、前記弾性体と一体に形成された直線状の当接部を有することを特徴とする請求項2に記載の芯出し機構。
  4. 前記支持部のうち前記直線支持部以外の支持部は、前記固定部から突設された先端部に
    半球状の当接部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の芯出し機
    構。
  5. 前記可動部は、前記所定軸周りのテーパ面と、前記所定軸に垂直な押当て面とを有し、
    前記固定部は、前記押当て面に対向する基準面を有し、
    前記支持部は、前記周縁部の前記テーパ面に前記当接部を当接させ、前記可動部を支持
    するとともに前記押当て面を前記基準面に押し当てることを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれか一つに記載の芯出し機構。
JP2006137733A 2006-05-17 2006-05-17 芯出し機構 Expired - Fee Related JP4751765B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006137733A JP4751765B2 (ja) 2006-05-17 2006-05-17 芯出し機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006137733A JP4751765B2 (ja) 2006-05-17 2006-05-17 芯出し機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007310067A JP2007310067A (ja) 2007-11-29
JP4751765B2 true JP4751765B2 (ja) 2011-08-17

Family

ID=38842995

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006137733A Expired - Fee Related JP4751765B2 (ja) 2006-05-17 2006-05-17 芯出し機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4751765B2 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5414204B2 (ja) * 2008-05-29 2014-02-12 キヤノン株式会社 光学素子保持装置、露光装置およびデバイス製造方法
US7916408B2 (en) * 2008-10-30 2011-03-29 Corning Incorporated X-Y adjustable optical mount
JP5182643B2 (ja) * 2008-12-22 2013-04-17 株式会社ニコン レンズ鏡筒
JP5477762B2 (ja) * 2009-01-23 2014-04-23 株式会社ニコン レンズ鏡筒及び光学機器
JP5500493B2 (ja) * 2009-06-12 2014-05-21 株式会社ニコン レンズ鏡筒及び光学機器
JP5012861B2 (ja) 2009-07-17 2012-08-29 株式会社ニコン 光学装置及び光学機器
JP5273063B2 (ja) 2010-01-29 2013-08-28 株式会社ニコン 光学装置及び光学機器
GB2481476B (en) * 2010-11-29 2012-07-04 Ophir Optronics Ltd Centring method for optical elements
CN102959447B (zh) * 2010-07-07 2015-05-20 松下电器(美国)知识产权公司 透镜单元
JP5884057B2 (ja) * 2010-09-17 2016-03-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 レンズ鏡筒
JP2012141519A (ja) * 2011-01-06 2012-07-26 Ricoh Co Ltd レンズ鏡胴
JP5758178B2 (ja) * 2011-04-12 2015-08-05 富士機械製造株式会社 撮像装置
JP5978799B2 (ja) * 2012-06-28 2016-08-24 株式会社リコー レンズ鏡胴
JP6952581B2 (ja) * 2017-11-10 2021-10-20 株式会社ミツトヨ 傾き調整機構
JP2019168488A (ja) * 2018-03-22 2019-10-03 セイコーエプソン株式会社 調芯機構、レンズユニット、投射光学系及びプロジェクター
CN114193183B (zh) * 2021-12-24 2023-09-22 苏州咖多切削刀具有限公司 一种定心母座及定位连接结构

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01152406A (ja) * 1987-12-09 1989-06-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd コリメート装置
JP2824820B2 (ja) * 1993-10-19 1998-11-18 大日本スクリーン製造株式会社 光学部材等の調整装置
JP2000214367A (ja) * 1999-01-20 2000-08-04 Olympus Optical Co Ltd 鏡枠装置
JP2001281514A (ja) * 2000-03-31 2001-10-10 Minolta Co Ltd 光学要素保持機構および該光学要素保持機構を含む光学機器
DE10042844C1 (de) * 2000-08-17 2002-04-04 Jenoptik Jena Gmbh Radial justierbare Linsenfassung
JP3592645B2 (ja) * 2001-02-16 2004-11-24 中央精機株式会社 光学部材支持機構

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007310067A (ja) 2007-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4751765B2 (ja) 芯出し機構
US11303228B2 (en) Driving device, optical device, and image pickup device
JP4509084B2 (ja) レンズ移送装置
JP6577959B2 (ja) 圧電アクチュエータのための一体型前負荷機構
US11947182B2 (en) Optical element driving mechanism
JP2007139862A (ja) レンズ駆動機構
CN211206913U (zh) 光学组件驱动机构
JP2007057795A (ja) レンズ固定装置およびこれを用いたレンズ鏡筒
JP3836820B2 (ja) 移送装置
US20060001986A1 (en) Optical device
JP2006317498A (ja) 光学素子の固定方法、固定装置及びこの固定装置を用いた光学装置
EP1784875B1 (en) Mechanism comprised of ultrasonic lead screw motor
JP6520629B2 (ja) 走査型プローブ顕微鏡
JP6410568B2 (ja) 振動波モータ及びそれを用いた光学機器
JP2012058694A (ja) レンズ鏡筒
JP5321132B2 (ja) 駆動装置及びレンズ駆動装置
JP7198506B2 (ja) レンズ駆動装置、レンズ駆動装置の製造方法、カメラ装置及び電子機器
JP2005258100A (ja) 光学部材の位置決め装置、光学部材の組立装置、及び光学部材の位置決め方法
JP2007316441A (ja) オートフォーカス用レンズ駆動機構
US10802240B2 (en) Lens driving device
JP2008209647A (ja) レンズ調芯機構、鏡筒及び撮像装置
JP2013190475A (ja) レンズ鏡筒及び光学機器
EP3240179B1 (en) Motor and electronic apparatus including motor
JP4556859B2 (ja) 光レセプタクル
JP6805898B2 (ja) レンズ鏡筒の回転進退機構及びレンズ鏡筒

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080606

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101019

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110208

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110311

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110517

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110523

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4751765

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140527

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees