JPH0973873A - ホルダ駆動装置 - Google Patents
ホルダ駆動装置Info
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- JPH0973873A JPH0973873A JP7254634A JP25463495A JPH0973873A JP H0973873 A JPH0973873 A JP H0973873A JP 7254634 A JP7254634 A JP 7254634A JP 25463495 A JP25463495 A JP 25463495A JP H0973873 A JPH0973873 A JP H0973873A
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- drive
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- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 2
- 238000010884 ion-beam technique Methods 0.000 description 10
- 238000005468 ion implantation Methods 0.000 description 6
- 238000013507 mapping Methods 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 1
- 238000002513 implantation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Manipulator (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 定速度回転でしかも容量の小さなモータで、
揺動アームに取り付けられたホルダを、そのY方向の速
度成分が一定になるように機械的に走査することができ
るホルダ駆動装置を提供する。 【解決手段】 このホルダ駆動装置30は、駆動モータ
の回転をボールねじ38およびボールナット40によっ
てスライダー44の直線運動に変換し、それを連結機構
50によって駆動アーム36の揺動回転に変換し、この
揺動回転によって駆動アーム36と同一のアーム軸32
に取り付けられた揺動アーム12を揺動回転させる構成
である。揺動アーム12の先端部付近には、ウェーハ6
保持用のホルダ8が取り付けられている。
揺動アームに取り付けられたホルダを、そのY方向の速
度成分が一定になるように機械的に走査することができ
るホルダ駆動装置を提供する。 【解決手段】 このホルダ駆動装置30は、駆動モータ
の回転をボールねじ38およびボールナット40によっ
てスライダー44の直線運動に変換し、それを連結機構
50によって駆動アーム36の揺動回転に変換し、この
揺動回転によって駆動アーム36と同一のアーム軸32
に取り付けられた揺動アーム12を揺動回転させる構成
である。揺動アーム12の先端部付近には、ウェーハ6
保持用のホルダ8が取り付けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、イオン注入装
置、より具体的には、イオンビームをX方向に電気的に
走査すると共に、ウェーハをX方向と直交するY方向に
機械的に走査するいわゆるハイブリッドスキャン方式の
イオン注入装置に用いられるものであって、揺動アーム
を用いて、ウェーハ保持用のホルダを、そのY方向の速
度成分が一定になるように機械的に往復走査するホルダ
駆動装置に関する。
置、より具体的には、イオンビームをX方向に電気的に
走査すると共に、ウェーハをX方向と直交するY方向に
機械的に走査するいわゆるハイブリッドスキャン方式の
イオン注入装置に用いられるものであって、揺動アーム
を用いて、ウェーハ保持用のホルダを、そのY方向の速
度成分が一定になるように機械的に往復走査するホルダ
駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のホルダ駆動装置を備える
イオン注入装置の一例の要部を示す平面図である。図6
は、図5の装置をイオンビーム進行方向に見た正面図で
ある。
イオン注入装置の一例の要部を示す平面図である。図6
は、図5の装置をイオンビーム進行方向に見た正面図で
ある。
【0003】このイオン注入装置は、いわゆるハイブリ
ッドスキャン方式のものであって、特開平3−4674
2号公報に開示されている装置と基本構成は同じであ
り、イオンビーム2をX方向(例えば水平方向。以下同
じ)に電気的に(即ち電界または磁場で)走査すると共
に、真空容器4内において、揺動アーム12を有するホ
ルダ駆動装置20によって、ホルダ8およびそれに保持
されたウェーハ6を、実質的に、X方向と直交するY方
向(例えば垂直方向。以下同じ)に機械的に走査し、そ
れによってウェーハ6の全面に均一にイオンビーム2を
照射するよう構成されている。
ッドスキャン方式のものであって、特開平3−4674
2号公報に開示されている装置と基本構成は同じであ
り、イオンビーム2をX方向(例えば水平方向。以下同
じ)に電気的に(即ち電界または磁場で)走査すると共
に、真空容器4内において、揺動アーム12を有するホ
ルダ駆動装置20によって、ホルダ8およびそれに保持
されたウェーハ6を、実質的に、X方向と直交するY方
向(例えば垂直方向。以下同じ)に機械的に走査し、そ
れによってウェーハ6の全面に均一にイオンビーム2を
照射するよう構成されている。
【0004】ホルダ駆動装置20は、真空容器4に固定
された支持部材16と、出力軸がイオンビーム2の進行
方向にほぼ平行になるようにこの支持部材16に固定さ
れた可逆転式の揺動モータ14と、この揺動モータ14
の出力軸にほぼ直交するように直結された揺動アーム1
2と、出力軸がイオンビーム2の進行方向にほぼ平行に
なるようにこの揺動アーム12の先端部付近に固定され
た可逆転式のホルダ回転モータ10と、このホルダ回転
モータ10の出力軸にほぼ直交するようにイオンビーム
2に向かって直結されたホルダ8とを備えている。
された支持部材16と、出力軸がイオンビーム2の進行
方向にほぼ平行になるようにこの支持部材16に固定さ
れた可逆転式の揺動モータ14と、この揺動モータ14
の出力軸にほぼ直交するように直結された揺動アーム1
2と、出力軸がイオンビーム2の進行方向にほぼ平行に
なるようにこの揺動アーム12の先端部付近に固定され
た可逆転式のホルダ回転モータ10と、このホルダ回転
モータ10の出力軸にほぼ直交するようにイオンビーム
2に向かって直結されたホルダ8とを備えている。
【0005】揺動モータ14を矢印Bで示すように正転
および逆転させて、揺動アーム12を矢印Cで示すよう
に所定角度範囲内で往復旋回(即ち揺動回転)させる
と、その先端部付近に取り付けられたホルダ8は、そこ
に保持したウェーハ6をイオンビーム2に向けた状態
で、円弧を描くような形で、実質的にY方向に機械的に
往復走査される。
および逆転させて、揺動アーム12を矢印Cで示すよう
に所定角度範囲内で往復旋回(即ち揺動回転)させる
と、その先端部付近に取り付けられたホルダ8は、そこ
に保持したウェーハ6をイオンビーム2に向けた状態
で、円弧を描くような形で、実質的にY方向に機械的に
往復走査される。
【0006】ホルダ回転モータ10は、必須ではない
が、それを設けておき、それを矢印Aで示すように揺動
モータ14と同時に同一方向(各モータの出力軸側より
見て)かつ同一角度を回転させると、ホルダ8が円弧を
描くように走査されても、当該ホルダ8の絶対回転角は
0度であってその姿勢は不変であり、従ってこのホルダ
8に装着されたウェーハ6の姿勢を不変に保つことがで
きる。
が、それを設けておき、それを矢印Aで示すように揺動
モータ14と同時に同一方向(各モータの出力軸側より
見て)かつ同一角度を回転させると、ホルダ8が円弧を
描くように走査されても、当該ホルダ8の絶対回転角は
0度であってその姿勢は不変であり、従ってこのホルダ
8に装着されたウェーハ6の姿勢を不変に保つことがで
きる。
【0007】上記装置において、ウェーハ6に対する注
入均一性を確保する等の要求から、ウェーハ6のY方向
の速度成分vy を一定に保つ必要があり、そのために従
来は、揺動モータ14の回転速度を連続的に変速制御し
ていた。
入均一性を確保する等の要求から、ウェーハ6のY方向
の速度成分vy を一定に保つ必要があり、そのために従
来は、揺動モータ14の回転速度を連続的に変速制御し
ていた。
【0008】より具体的には、図4も参照して、揺動ア
ーム12の長さをL1 、揺動アーム12の揺動回転時の
X方向からの角度をθ、揺動アーム12の揺動回転の
(即ちこの例では揺動モータ14の)角速度をωとする
と、vy は次式で表されるので、それが一定になるよう
にωをθに依存して変える制御を行っていた。
ーム12の長さをL1 、揺動アーム12の揺動回転時の
X方向からの角度をθ、揺動アーム12の揺動回転の
(即ちこの例では揺動モータ14の)角速度をωとする
と、vy は次式で表されるので、それが一定になるよう
にωをθに依存して変える制御を行っていた。
【0009】
【数1】vy =ωL1 cosθ
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記ホルダ駆動装置2
0では、揺動モータ14の上記のような変速制御を行う
必要があるため、定速制御に比べてその制御および制御
系が複雑になる。
0では、揺動モータ14の上記のような変速制御を行う
必要があるため、定速制御に比べてその制御および制御
系が複雑になる。
【0011】また、揺動アーム12をその根本において
揺動モータ14によって直接駆動する構造であるため、
大きな駆動トルクが必要になり、揺動モータ14の容量
が大きくならざるを得ない。
揺動モータ14によって直接駆動する構造であるため、
大きな駆動トルクが必要になり、揺動モータ14の容量
が大きくならざるを得ない。
【0012】そこでこの発明は、定速度回転でしかも容
量の小さなモータで、揺動アームに取り付けられたホル
ダを、そのY方向の速度成分が一定になるように機械的
に走査することができるホルダ駆動装置を提供すること
を主たる目的とする。
量の小さなモータで、揺動アームに取り付けられたホル
ダを、そのY方向の速度成分が一定になるように機械的
に走査することができるホルダ駆動装置を提供すること
を主たる目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明のホルダ駆動装
置は、前記真空容器を貫通していて前記揺動アームの他
端部付近にほぼ直交するように取り付けられたアーム軸
と、このアーム軸が真空容器を貫通する部分を真空シー
ルする真空シール軸受と、前記真空容器外において前記
アーム軸にほぼ直交するように取り付けられた駆動アー
ムと、前記真空容器外にあって前記駆動アームとの間の
角度が、その時の前記揺動アームと前記Y方向との間の
角度と同一になるように配置されたボールねじと、この
ボールねじに接続されていてそれを一定速度で回転させ
る可逆転式の駆動モータと、前記ボールねじと螺合する
ボールナットと、このボールナットに接続されていて前
記ボールねじに平行に往復直線運動可能なスライダー
と、このスライダーと前記駆動アームの先端部付近とを
連結していて、スライダーの往復直線運動を駆動アーム
の往復旋回運動に変換する連結機構とを備えることを特
徴とする。
置は、前記真空容器を貫通していて前記揺動アームの他
端部付近にほぼ直交するように取り付けられたアーム軸
と、このアーム軸が真空容器を貫通する部分を真空シー
ルする真空シール軸受と、前記真空容器外において前記
アーム軸にほぼ直交するように取り付けられた駆動アー
ムと、前記真空容器外にあって前記駆動アームとの間の
角度が、その時の前記揺動アームと前記Y方向との間の
角度と同一になるように配置されたボールねじと、この
ボールねじに接続されていてそれを一定速度で回転させ
る可逆転式の駆動モータと、前記ボールねじと螺合する
ボールナットと、このボールナットに接続されていて前
記ボールねじに平行に往復直線運動可能なスライダー
と、このスライダーと前記駆動アームの先端部付近とを
連結していて、スライダーの往復直線運動を駆動アーム
の往復旋回運動に変換する連結機構とを備えることを特
徴とする。
【0014】上記構成によれば、駆動モータを正転およ
び逆転させると、それに接続されたボールねじが正転お
よび逆転し、それに螺合しているボールナットおよびそ
れに接続されているスライダーがボールねじに平行に往
復直線運動する。そしてスライダーのこの運動は、連結
機構によって揺動アームの所定角度範囲内での往復旋回
運動に変換され、それがアーム軸を介して揺動アームに
伝えられ、揺動アームも所定角度範囲内で往復旋回す
る。
び逆転させると、それに接続されたボールねじが正転お
よび逆転し、それに螺合しているボールナットおよびそ
れに接続されているスライダーがボールねじに平行に往
復直線運動する。そしてスライダーのこの運動は、連結
機構によって揺動アームの所定角度範囲内での往復旋回
運動に変換され、それがアーム軸を介して揺動アームに
伝えられ、揺動アームも所定角度範囲内で往復旋回す
る。
【0015】このように、駆動アームと揺動アームとは
同一のアーム軸に取り付けられているので、前者の先端
部付近をボールねじ等によって等速度直線運動させる
と、後者の先端部付近に取り付けられたホルダは、その
Y方向の速度成分が一定になるように機械的に走査され
る。従って、駆動モータは定速度回転で良い。
同一のアーム軸に取り付けられているので、前者の先端
部付近をボールねじ等によって等速度直線運動させる
と、後者の先端部付近に取り付けられたホルダは、その
Y方向の速度成分が一定になるように機械的に走査され
る。従って、駆動モータは定速度回転で良い。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、この発明に係るホルダ駆
動装置を備えるイオン注入装置の一例の要部を示す平面
図である。図2は、図1の装置の真空容器外部分の正面
図である。図5および図6の従来例と同一または相当す
る部分には同一符号を付し、以下においては当該従来例
との相違点を主に説明する。
動装置を備えるイオン注入装置の一例の要部を示す平面
図である。図2は、図1の装置の真空容器外部分の正面
図である。図5および図6の従来例と同一または相当す
る部分には同一符号を付し、以下においては当該従来例
との相違点を主に説明する。
【0017】この実施例においては、ホルダ駆動装置3
0は、前述したホルダ8、ホルダ回転モータ10および
揺動アーム12の他に、アーム軸32、真空シール軸受
34、駆動アーム36、ボールねじ38、ボールナット
40、駆動モータ42、スライダー44および連結機構
50を備えている。
0は、前述したホルダ8、ホルダ回転モータ10および
揺動アーム12の他に、アーム軸32、真空シール軸受
34、駆動アーム36、ボールねじ38、ボールナット
40、駆動モータ42、スライダー44および連結機構
50を備えている。
【0018】アーム軸32は、真空容器4を貫通してお
り、その真空容器4内側の端部に、揺動アーム12の他
端部付近がほぼ直交するように取り付けられており、真
空容器4外側の端部に、駆動アーム36の一端部付近が
ほぼ直交するように取り付けられている。このアーム軸
32が真空容器4を貫通する部分は、真空シール軸受3
4によって真空シールされている。
り、その真空容器4内側の端部に、揺動アーム12の他
端部付近がほぼ直交するように取り付けられており、真
空容器4外側の端部に、駆動アーム36の一端部付近が
ほぼ直交するように取り付けられている。このアーム軸
32が真空容器4を貫通する部分は、真空シール軸受3
4によって真空シールされている。
【0019】この実施例では、一例として、揺動アーム
12と駆動アーム36とは、互いに平行になるようにア
ーム軸32に取り付けられている。また、揺動アーム1
2の長さL1 (これは厳密に言えば、アーム軸32の中
心からホルダ8の中心までの長さ)と駆動アーム36の
長さL2 (これは厳密に言えば、アーム軸32の中心か
ら、駆動アーム36が水平状態にある時の後述するロー
ラ54の中心までの長さ)とは、互いに等しくしてい
る。従って、この実施例では、揺動アーム12と駆動ア
ーム36とは、真空容器4を挟んであたかも一方が他方
の写像のような関係にある。
12と駆動アーム36とは、互いに平行になるようにア
ーム軸32に取り付けられている。また、揺動アーム1
2の長さL1 (これは厳密に言えば、アーム軸32の中
心からホルダ8の中心までの長さ)と駆動アーム36の
長さL2 (これは厳密に言えば、アーム軸32の中心か
ら、駆動アーム36が水平状態にある時の後述するロー
ラ54の中心までの長さ)とは、互いに等しくしてい
る。従って、この実施例では、揺動アーム12と駆動ア
ーム36とは、真空容器4を挟んであたかも一方が他方
の写像のような関係にある。
【0020】ボールねじ38は、真空容器4の外側に、
この実施例では前記Y方向に配置されており、その一端
部に、それを一定速度で回転させる可逆転式の駆動モー
タ42が接続されている。48および49は、真空容器
4に取り付けられた支持板である。
この実施例では前記Y方向に配置されており、その一端
部に、それを一定速度で回転させる可逆転式の駆動モー
タ42が接続されている。48および49は、真空容器
4に取り付けられた支持板である。
【0021】ボールねじ38にはボールナット40が螺
合されており、このボールナット40にはスライダー4
4が接続されている。スライダー44は、この例では2
本のガイド軸46にガイドされて、矢印Dで示すよう
に、ボールねじ38に平行に往復直線運動が可能であ
る。
合されており、このボールナット40にはスライダー4
4が接続されている。スライダー44は、この例では2
本のガイド軸46にガイドされて、矢印Dで示すよう
に、ボールねじ38に平行に往復直線運動が可能であ
る。
【0022】このスライダー44と駆動アーム36の先
端部付近とは、連結機構50で連結されており、それに
よって、スライダー44の矢印Dで示すような往復直線
運動を、駆動アーム36の矢印Eで示すような往復旋回
運動に変換する。
端部付近とは、連結機構50で連結されており、それに
よって、スライダー44の矢印Dで示すような往復直線
運動を、駆動アーム36の矢印Eで示すような往復旋回
運動に変換する。
【0023】連結機構50は、この実施例ではより具体
的には、駆動アーム36の先端部付近に当該駆動アーム
36に平行に設けられた長穴52と、スライダー44に
回転自在に軸支されていてこの長穴52内に位置するロ
ーラ54とから成る。長穴52は、駆動アーム36の旋
回時に、その中でローラ54が矢印Gで示すように往復
移動するのを許容する。
的には、駆動アーム36の先端部付近に当該駆動アーム
36に平行に設けられた長穴52と、スライダー44に
回転自在に軸支されていてこの長穴52内に位置するロ
ーラ54とから成る。長穴52は、駆動アーム36の旋
回時に、その中でローラ54が矢印Gで示すように往復
移動するのを許容する。
【0024】このホルダ駆動装置30においては、駆動
モータ42を正転および逆転させると、それに接続され
たボールねじ38が正転および逆転し、それに螺合して
いるボールナット40およびそれに接続されているスラ
イダー44が矢印Dで示すようにボールねじ38に平行
に、即ちこの実施例ではY方向に往復直線運動する。そ
してスライダー44のこの運動は、連結機構50によっ
て駆動アーム36の矢印Eで示すような所定角度範囲内
での往復旋回運動に変換され、それがアーム軸32を介
して真空容器4内の揺動アーム12に伝えられ、揺動ア
ーム12もアーム軸32を中心にして矢印Fで示すよう
に所定角度範囲内で往復旋回する。
モータ42を正転および逆転させると、それに接続され
たボールねじ38が正転および逆転し、それに螺合して
いるボールナット40およびそれに接続されているスラ
イダー44が矢印Dで示すようにボールねじ38に平行
に、即ちこの実施例ではY方向に往復直線運動する。そ
してスライダー44のこの運動は、連結機構50によっ
て駆動アーム36の矢印Eで示すような所定角度範囲内
での往復旋回運動に変換され、それがアーム軸32を介
して真空容器4内の揺動アーム12に伝えられ、揺動ア
ーム12もアーム軸32を中心にして矢印Fで示すよう
に所定角度範囲内で往復旋回する。
【0025】このように、駆動アーム36と揺動アーム
12とは、同一のアーム軸32に取り付けられているの
で、しかもこの実施例では、アーム軸32の両端部に互
いに写像のような関係で取り付けられているので、駆動
アーム36の先端部付近をボールねじ38等によって等
速度直線運動させると、揺動アーム12の先端部付近に
取り付けられたホルダ8は、そのY方向の速度成分vy
が一定になるように機械的に往復走査される。従って、
駆動モータ42は定速度回転で良い。
12とは、同一のアーム軸32に取り付けられているの
で、しかもこの実施例では、アーム軸32の両端部に互
いに写像のような関係で取り付けられているので、駆動
アーム36の先端部付近をボールねじ38等によって等
速度直線運動させると、揺動アーム12の先端部付近に
取り付けられたホルダ8は、そのY方向の速度成分vy
が一定になるように機械的に往復走査される。従って、
駆動モータ42は定速度回転で良い。
【0026】その場合、スライダー44等のY方向の移
動速度をv0 とすると、この実施例では前述したように
両アーム12、36の長さL1 =L2 であるから、vy
=v0 となる。
動速度をv0 とすると、この実施例では前述したように
両アーム12、36の長さL1 =L2 であるから、vy
=v0 となる。
【0027】このようにこのホルダ駆動装置30では、
駆動モータ42は定速度回転で良いので、従来例の数1
に示したような変速度制御を行う場合に比べて、駆動モ
ータ42の制御およびその制御系構成が簡単になる。
駆動モータ42は定速度回転で良いので、従来例の数1
に示したような変速度制御を行う場合に比べて、駆動モ
ータ42の制御およびその制御系構成が簡単になる。
【0028】しかも、駆動モータ42は、駆動アーム3
6をその先端部で駆動するため、従来例のように揺動ア
ーム12をその根本において直接駆動する場合に比べ
て、駆動モータ42に必要とされる駆動トルクは小さく
て済む。また、ボールねじ38とボールナット40とに
よる減速を利用しているため、従来例のように揺動アー
ム12を直接駆動する場合に比べて、駆動モータ42に
必要とされる駆動トルクは小さくて済む。これらの理由
から、駆動モータ42の容量を小さくすることができ、
その低コスト化を図ることができる。
6をその先端部で駆動するため、従来例のように揺動ア
ーム12をその根本において直接駆動する場合に比べ
て、駆動モータ42に必要とされる駆動トルクは小さく
て済む。また、ボールねじ38とボールナット40とに
よる減速を利用しているため、従来例のように揺動アー
ム12を直接駆動する場合に比べて、駆動モータ42に
必要とされる駆動トルクは小さくて済む。これらの理由
から、駆動モータ42の容量を小さくすることができ、
その低コスト化を図ることができる。
【0029】なお、連結機構50は、図3に示す例のよ
うな、いわゆるリンク機構としても良い。即ちこの例で
は、スライダー44に立設された軸56と、駆動アーム
36の先端部付近に軸56に平行に立設された軸58
と、両軸56、58間を回転可能に連結するリンク板6
0とで連結機構50を構成している。
うな、いわゆるリンク機構としても良い。即ちこの例で
は、スライダー44に立設された軸56と、駆動アーム
36の先端部付近に軸56に平行に立設された軸58
と、両軸56、58間を回転可能に連結するリンク板6
0とで連結機構50を構成している。
【0030】この例の場合も、スライダー44を矢印D
で示すように往復直線運動させると、その運動は連結機
構50によって、駆動アーム36の矢印Eで示すような
往復旋回運動に変換される。その際、リンク板60は軸
56を中心にして矢印Hで示すように左右に首を振る。
で示すように往復直線運動させると、その運動は連結機
構50によって、駆動アーム36の矢印Eで示すような
往復旋回運動に変換される。その際、リンク板60は軸
56を中心にして矢印Hで示すように左右に首を振る。
【0031】また、駆動アーム36と揺動アーム12と
は、アーム軸32の両端部に、必ずしも前述したように
互いに写像のような関係で取り付ける必要はない。即
ち、両アーム12、36は必ずしも互いに平行である必
要はなく、また両アーム12、36の長さL1 、L2 は
必ずしも互いに等しい必要はない。ただし、駆動アーム
36とボールねじ38との間の角度α2 (図4参照)
が、その時の揺動アーム12とY方向との間の角度α1
と同一になる関係は必要である。即ち、揺動アーム12
がY方向に直交する時は、駆動アーム36もボールねじ
38に直交するという関係である。
は、アーム軸32の両端部に、必ずしも前述したように
互いに写像のような関係で取り付ける必要はない。即
ち、両アーム12、36は必ずしも互いに平行である必
要はなく、また両アーム12、36の長さL1 、L2 は
必ずしも互いに等しい必要はない。ただし、駆動アーム
36とボールねじ38との間の角度α2 (図4参照)
が、その時の揺動アーム12とY方向との間の角度α1
と同一になる関係は必要である。即ち、揺動アーム12
がY方向に直交する時は、駆動アーム36もボールねじ
38に直交するという関係である。
【0032】これを図4を参照して説明すると、上記角
度α1 =α2 の関係にあると、両アーム12、36は互
いに同一のアーム軸32に取り付けられていて互いに同
一の角度だけ旋回するから、揺動回転時の駆動アーム3
6のボールねじ38に直交する方向(即ちこの例ではY
方向)からの角度と、揺動アーム12のY方向に直交す
る方向(即ちこの例ではX方向)からの角度とは、互い
に同一の角度θとなる。
度α1 =α2 の関係にあると、両アーム12、36は互
いに同一のアーム軸32に取り付けられていて互いに同
一の角度だけ旋回するから、揺動回転時の駆動アーム3
6のボールねじ38に直交する方向(即ちこの例ではY
方向)からの角度と、揺動アーム12のY方向に直交す
る方向(即ちこの例ではX方向)からの角度とは、互い
に同一の角度θとなる。
【0033】従って、駆動アーム36の先端部付近を速
度v0 で直線運動させた場合、駆動アーム36の旋回の
角速度ωは次式で表される。
度v0 で直線運動させた場合、駆動アーム36の旋回の
角速度ωは次式で表される。
【0034】
【数2】ω=v0 /L2 cosθ
【0035】その場合、両アーム12、36は互いに同
一のアーム軸32に取り付けられているから、互いに同
一の角速度ωで旋回する。即ち、揺動アーム12も角速
度ωで旋回する。その時の揺動アーム12の先端部付近
に取り付けられたホルダ8のY方向の速度成分vy は、
先に数1に示したとおりになる。
一のアーム軸32に取り付けられているから、互いに同
一の角速度ωで旋回する。即ち、揺動アーム12も角速
度ωで旋回する。その時の揺動アーム12の先端部付近
に取り付けられたホルダ8のY方向の速度成分vy は、
先に数1に示したとおりになる。
【0036】従って、数1に数2のωを代入すると次式
が得られる。
が得られる。
【0037】
【数3】vy =(L1 /L2 )v0
【0038】この数3から分かるように、ホルダ8のY
方向の速度成分vy は、両アーム12、36の長さL1
とL2 との比を比例定数として、スライダー44等の直
線運動速度v0 に比例する。従ってこの速度v0 を定速
度にすれば、即ち駆動モータ42を定速度回転させれ
ば、上記速度成分vy も一定になる。
方向の速度成分vy は、両アーム12、36の長さL1
とL2 との比を比例定数として、スライダー44等の直
線運動速度v0 に比例する。従ってこの速度v0 を定速
度にすれば、即ち駆動モータ42を定速度回転させれ
ば、上記速度成分vy も一定になる。
【0039】なお、ホルダ回転モータ10は前述したよ
うに必須ではないので、それを設けずに、揺動アーム1
2の先端部付近にホルダ8を直接または間接的に取り付
けても良い。
うに必須ではないので、それを設けずに、揺動アーム1
2の先端部付近にホルダ8を直接または間接的に取り付
けても良い。
【0040】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、駆動モ
ータの回転をボールねじ等によってスライダーの直線運
動に変換し、それを連結機構によって駆動アームの揺動
回転に変換し、この揺動回転によって駆動アームと同一
のアーム軸に取り付けられた揺動アームを揺動回転させ
るように構成しているので、定速度回転の駆動モータ
で、ホルダのY方向の速度成分を一定にすることができ
る。
ータの回転をボールねじ等によってスライダーの直線運
動に変換し、それを連結機構によって駆動アームの揺動
回転に変換し、この揺動回転によって駆動アームと同一
のアーム軸に取り付けられた揺動アームを揺動回転させ
るように構成しているので、定速度回転の駆動モータ
で、ホルダのY方向の速度成分を一定にすることができ
る。
【0041】その結果、駆動モータは定速度回転で良い
ので、従来例のような変速度制御を行う場合に比べて、
駆動モータの制御およびその制御系構成が簡単になる。
ので、従来例のような変速度制御を行う場合に比べて、
駆動モータの制御およびその制御系構成が簡単になる。
【0042】しかも、駆動モータは駆動アームをその先
端部で駆動するため、従来例のように揺動アームをその
根本において直接駆動する場合に比べて、駆動モータに
必要とされる駆動トルクは小さくて済む。また、ボール
ねじとボールナットによる減速を利用しているため、従
来例のように揺動アームを直接駆動する場合に比べて、
駆動モータに必要とされる駆動トルクは小さくて済む。
これらの理由から、駆動モータの容量を小さくすること
ができ、その低コスト化を図ることができる。
端部で駆動するため、従来例のように揺動アームをその
根本において直接駆動する場合に比べて、駆動モータに
必要とされる駆動トルクは小さくて済む。また、ボール
ねじとボールナットによる減速を利用しているため、従
来例のように揺動アームを直接駆動する場合に比べて、
駆動モータに必要とされる駆動トルクは小さくて済む。
これらの理由から、駆動モータの容量を小さくすること
ができ、その低コスト化を図ることができる。
【図1】この発明に係るホルダ駆動装置を備えるイオン
注入装置の一例の要部を示す平面図である。
注入装置の一例の要部を示す平面図である。
【図2】図1の装置の真空容器外部分の正面図である。
【図3】連結機構の他の例を示す正面図である。
【図4】揺動アームと駆動アームとの関係の例を示す概
略図である。
略図である。
【図5】従来のホルダ駆動装置を備えるイオン注入装置
の一例の要部を示す平面図である。
の一例の要部を示す平面図である。
【図6】図5の装置をイオンビーム進行方向に見た正面
図である。
図である。
2 イオンビーム 4 真空容器 6 ウェーハ 8 ホルダ 12 揺動アーム 30 ホルダ駆動装置 32 アーム軸 34 真空シール軸受 36 駆動アーム 38 ボールねじ 40 ボールナット 42 駆動モータ 44 スライダー 50 連結機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/68 H01L 21/265 D
Claims (1)
- 【請求項1】 真空容器内において、揺動アームを所定
角度範囲内で往復旋回させて、当該揺動アームの一端部
付近に取り付けられたウェーハ保持用のホルダを、その
Y方向の速度成分が一定になるように機械的に往復走査
するホルダ駆動装置において、前記真空容器を貫通して
いて前記揺動アームの他端部付近にほぼ直交するように
取り付けられたアーム軸と、このアーム軸が真空容器を
貫通する部分を真空シールする真空シール軸受と、前記
真空容器外において前記アーム軸にほぼ直交するように
取り付けられた駆動アームと、前記真空容器外にあって
前記駆動アームとの間の角度が、その時の前記揺動アー
ムと前記Y方向との間の角度と同一になるように配置さ
れたボールねじと、このボールねじに接続されていてそ
れを一定速度で回転させる可逆転式の駆動モータと、前
記ボールねじと螺合するボールナットと、このボールナ
ットに接続されていて前記ボールねじに平行に往復直線
運動可能なスライダーと、このスライダーと前記駆動ア
ームの先端部付近とを連結していて、スライダーの往復
直線運動を駆動アームの往復旋回運動に変換する連結機
構とを備えることを特徴とするホルダ駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7254634A JPH0973873A (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | ホルダ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7254634A JPH0973873A (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | ホルダ駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0973873A true JPH0973873A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=17267751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7254634A Pending JPH0973873A (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | ホルダ駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0973873A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6864708B2 (en) | 2001-07-25 | 2005-03-08 | Texas Instruments Incorporated | Suppressing the leakage current in an integrated circuit |
JP2005294331A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Sumitomo Eaton Noba Kk | ウエハスキャン装置 |
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WO2006121431A1 (en) * | 2005-05-09 | 2006-11-16 | Axcelis Technologies, Inc. | Mechanical oscillator for wafer scan with spot beam |
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US7984663B2 (en) | 2002-09-03 | 2011-07-26 | The Acrobot Company Limited | Robot head comprising spindle drive |
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CN107346723A (zh) * | 2017-07-13 | 2017-11-14 | 厦门芯光润泽科技有限公司 | 一种用于芯片的离子注入设备 |
-
1995
- 1995-09-05 JP JP7254634A patent/JPH0973873A/ja active Pending
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN107346723B (zh) * | 2017-07-13 | 2019-02-19 | 厦门芯光润泽科技有限公司 | 一种用于芯片的离子注入设备 |
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