JPH0583954U - ラバーコンタクトスイッチ - Google Patents

ラバーコンタクトスイッチ

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JPH0583954U
JPH0583954U JP3200292U JP3200292U JPH0583954U JP H0583954 U JPH0583954 U JP H0583954U JP 3200292 U JP3200292 U JP 3200292U JP 3200292 U JP3200292 U JP 3200292U JP H0583954 U JPH0583954 U JP H0583954U
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switch
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operation knob
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明宏 小関
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作ノブを押した時点で、打音の発生するこ
とのないラバーコンタクトスイッチを提供する。 【構成】 スイッチ部11の周囲に位置して押動部23
の端面に当接可能な突部13をラバーシート1に一体的
に形成し、ラバーコンタクトスイッチを組立てた状態を
基準にして、操作ノブ7の軸方向の寸法であって、つば
7aの端面とノブガイド5の端面との間の寸法をA、押
動部23の端面と突部13の端面との間の寸法をB、両
接点31,35間の寸法をCとした場合に、A>B>C
となるように各寸法を設定したことを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、操作ノブを押した時点でのいわゆる打音の発生を防止したラバーコ ンタクトスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、図6に示すように、所望の形状に成形したゴム製のラバーシート51 を設け、このラバーシート51のスイッチ部51aを、樹脂製の操作ノブ53の 操作により変形させて、ラバーシート51側の接点55と基板57側の接点59 とを接触させるように形成したラバーコンタクトスイッチは知られている(例え ば、実開平1−75933号公報参照)。
【0003】 この種のものは、樹脂製のケース61の裏面にノブガイド63が止着され、こ のノブガイド63とケース61との間には上記の操作ノブ53が嵌め込まれてお り、この操作ノブ53を押し切って接点55,59を充分に接触させた時点では 、操作ノブ53のつば53aとノブガイド63とが当接するよう形成されている 。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の構成では、操作ノブ53を押し切った時点で、つば53 aとノブガイド63とが即ち樹脂どおしが当接するので、打音が発生するという 問題がある。
【0005】 また、従来では打音をなくすために、ノブガイド63若しくはつば53aに不 織布などを貼り付けて、当接時の衝撃をやわらげるような対策を講じているが、 これでは余分な不織布が必要になるのでコストアップになるという問題がある。
【0006】 そこで、本考案の目的は、上述した従来の技術が有する問題点を解消し、操作 ノブを押した時点で、打音の発生することのないラバーコンタクトスイッチを提 供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、ケースの裏面にノブガイドを設けると 共に、このノブガイドと前記ケースとの間につばを有する操作ノブを嵌め込み、 この操作ノブを押すことにより押動部の端面でラバーシートのスイッチ部を変形 させて、このスイッチ部の接点と基板上の接点とを接触させるように形成したラ バーコンタクトスイッチにおいて、スイッチ部の周囲に位置して押動部の端面に 当接可能な突部をラバーシートに一体的に形成し、ラバーコンタクトスイッチを 組立てた状態を基準にして、操作ノブの軸方向の寸法であって、つばの端面とノ ブガイドの端面との間の寸法をA、押動部の端面と突部の端面との間の寸法をB 、両接点間の寸法をCとした場合に、A>B>Cとなるように各寸法を設定した ことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】
本考案によれば、ラバーシートのスイッチ部の周囲に突部が設けられ、操作ノ ブを押す際にはこの突部がストッパとなって、操作ノブのつばとノブガイトとが 接触しないように構成されているので、操作ノブを押し切った時点で、いわゆる 樹脂どおしが接触することはなく、打音の発生が確実に防止される。
【0009】
【実施例】
以下、本考案によるラバーコンタクトスイッチの一実施例を図1乃至図4を参 照して説明する。
【0010】 図1において、1はゴム製のラバーシートを示しており、このラバーシート1 には、図2に示すように、スイッチ部11が設けられ、このスイッチ部11の両 側には、本実施例の要部を構成する突部13が設けられている。これらはラバー シート1を所望形状に成形するに際して一体的に形成されている。
【0011】 また図1において、3は樹脂製のケースを示しており、このケース3の裏面に は同じく樹脂製のノブガイド5が設けられ、このノブガイド5とケース3との間 には樹脂製の操作ノブ7が嵌め込まれている。この操作ノブ7にはつば7aが設 けられており、このつば7aを境にしてその上部は操作部21を形成し、またそ の下部はラバーシート1のスイッチ部11を押すための押動部23を形成してい る。押動部23は、図3に示すように、断面矩形状になっており、4つの側面に はそれぞれ縦長のレール23aが形成され、このレール23aはノブガイド5の ガイド溝5a内に嵌め込まれている。
【0012】 ラバーシート1のスイッチ部11は、図1に示すように、裏面が凹んでおり、 このスイッチ部11の凹部15には接点31が取り付けられている。またラバー シート1は基板33上に設けられ、この基板33上には上記の接点31に接触可 能に接点35が取り付けられている。なおラバーシート1のスイッチ部11には 設計上適当なスプリングバック力が与えられており、通常時にはこのスプリング バック力により操作ノブ7は押し上げられて、図1に示すように、そのつば7a がケース3に当接するようになっている。
【0013】 しかして本実施例によれば、操作ノブ7を押し切った時点で、操作ノブ7のつ ば7aがノブガイド5に当接しないように、下記のA〜Cの寸法が設定されてい る。即ち、図1の状態を基準にして、操作ノブ7の軸方向の寸法であって、つば 7aの下端面とノブガイド5の上端面との間の寸法をA、押動部23の下端面と ラバーシート1の突部13上端面との間の寸法をB、両接点31,35間の寸法 をCとした場合に、A>B>Cとなるように寸法が設定されている。
【0014】 このように寸法設定すれば、操作ノブ3を押し切った時点で、B>Cであるか ら、両接点31,35は必ず接触する一方で、A>Bであるから、つば7aとノ ブガイド5とは当接しない。
【0015】 図4を参照して、操作の段階を順に説明すると、操作ノブ7を押すことにより ラバーシート1のスイッチ部11が座屈し、まずスイッチ部11の接点31と基 板33の接点35とが接触する。これら接点31,35が接触した後に、操作ノ ブ3をさらに押すと、押動部23の下端面がラバーシート1の突部13の上端面 に当接して、それ以上は押されなくなり、突部13がストッパとなって押動が停 止される。
【0016】 この状態では、上記寸法の関係からつば7aとノブガイド5とは未だ接触せず 、つば7aとノブガイド5との間には隙間δが存在し、従って樹脂どおしの衝突 は起り得ないので、いわゆる打音の発生は確実に防止される。
【0017】 以上、一実施例に基づいて本考案を説明したが、本考案はこれに限定されるも のでないことは明らかである。例えば、ラバーシート1に一体的に設ける突部1 3の形状は、図5に示すように、スイッチ部11の周囲を囲うように環状にして もよいことは明らかである。
【0018】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、ラバーシートのスイッチ部 の周囲に突部を設け、操作ノブを押す際にはこの突部がストッパとなって、操作 ノブのつばとノブガイトとが接触しないようにしたので、いわゆる打音の発生を 確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるラバーコンタクトスイッチの一実
施例を示す縦断面図である。
【図2】同じくラバーシートを示す斜視図である。
【図3】図1のIII ‐III 断面図である。
【図4】操作ノブを押した状態を示す縦断面図である。
【図5】他のラバーシートの実施例を示す斜視図であ
る。
【図6】従来のラバーコンタクトスイッチを示す縦断面
図である。
【符号の説明】
1 ラバーシート 3 ケース 5 ノブガイド 7 操作ノブ 7a つば 11 スイッチ部 13 突部 21 操作部 23 押動部 31 接点 33 基板 35 接点

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースの裏面にノブガイドを設けると共
    に、このノブガイドと前記ケースとの間につばを有する
    操作ノブを嵌め込み、この操作ノブを押すことにより、
    操作ノブの押動部の端面でラバーシートのスイッチ部を
    変形させて、このスイッチ部の接点と基板上の接点とを
    接触させるように形成したラバーコンタクトスイッチに
    おいて、前記スイッチ部の周囲に位置して前記押動部の
    端面に当接可能な突部を前記ラバーシートに一体的に形
    成し、ラバーコンタクトスイッチを組立てた状態を基準
    にして、この操作ノブの軸方向の寸法であって、つばの
    端面とノブガイドの端面との間の寸法をA、押動部の端
    面と突部の端面との間の寸法をB、両接点間の寸法をC
    とした場合に、A>B>Cとなるように各寸法を設定し
    たことを特徴とするラバーコンタクトスイッチ。
JP3200292U 1992-04-16 1992-04-16 ラバーコンタクトスイッチ Expired - Lifetime JP2549170Y2 (ja)

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JP3200292U JP2549170Y2 (ja) 1992-04-16 1992-04-16 ラバーコンタクトスイッチ

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Publication Number Publication Date
JPH0583954U true JPH0583954U (ja) 1993-11-12
JP2549170Y2 JP2549170Y2 (ja) 1997-09-30

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ID=12346696

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JP3200292U Expired - Lifetime JP2549170Y2 (ja) 1992-04-16 1992-04-16 ラバーコンタクトスイッチ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10334763A (ja) * 1997-06-02 1998-12-18 Rinnai Corp 操作装置
JP2010238480A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Smk Corp 押釦スイッチ
CN107507722A (zh) * 2017-07-25 2017-12-22 苏州达方电子有限公司 按键结构及弹性圆顶

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CN107507722A (zh) * 2017-07-25 2017-12-22 苏州达方电子有限公司 按键结构及弹性圆顶

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