JPH10334763A - 操作装置 - Google Patents

操作装置

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JPH10334763A
JPH10334763A JP9143984A JP14398497A JPH10334763A JP H10334763 A JPH10334763 A JP H10334763A JP 9143984 A JP9143984 A JP 9143984A JP 14398497 A JP14398497 A JP 14398497A JP H10334763 A JPH10334763 A JP H10334763A
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housing hole
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housing
hole
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Isao Hirozawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 合成樹脂製の扁平な操作体が、箱主体(1) の
構成壁に設けられた収容孔部(180) 内に移動自在に収容
保持された操作装置において、前記操作体が収容孔部(1
80) 内で円滑に昇降移動できると共にその取付姿勢が前
記収容孔部(180)内で一定に保たれるようにすること。 【解決手段】 前記操作体は前記収容孔部(180) 内に遊
嵌され、前記操作体の周縁部にはこの操作体の軸線方向
及び外周方向に開放する凹部(185) を設け、前記収容孔
部(180) の内周壁には、前記凹部(185) に嵌入し且前記
収容孔部(180) の軸線方向に延びる凸部(186) を設け、
前記凹部(185) と凸部(186) との嵌合により前記操作体
が収容孔部(180) 内にて相対回転阻止状態にて軸線方向
に移動自在に保持されたこと

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は操作装置、特に、
壁面に設置されることの多い給湯器や風呂装置のリモコ
ン操作盤に設けられる操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のリモコン操作盤は、部屋の隅等
比較的暗い部分の壁面に設置されることが多く、操作性
を改善するには、各操作ボタンを明るく表示できるよう
にすることが重要であり、例えば、実開平5−8776
1号として提案された操作ボタンは、図1に示すよう
に、スイッチ導通状態において発光状態となるスイッチ
(3) と組み合わされ、このスイッチ(3) の操作部となる
アクチェータ(31)に対向する補助操作体(1b)と、操作盤
の表面に操作表面が露出し且前記補助操作体(1b)に対接
する主操作体(1a)とからなる構成となっている。
【0003】このものでは、前記主操作体(1a),補助操
作体(1b)が共に発光部(32)からの光を集光、散乱させる
為に、レンズ機能と、光を散乱させる機能とをそなえ
る。このうち、従来のものの後者の機能は、素材の特性
によって全体にわたって光が散乱した態様となるもので
あるから、前記主操作体(1a)の発光状態が、くすんだ感
じの発光状態を呈するものとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような問題を解決
するには、前記主操作体(1a)、補助操作体(1b)を共にク
リアな感じの樹脂とすることが考えられ、この場合、主
操作体(1a)、補助操作体(1b)は共に比較的硬い合成樹脂
によって成形されたものとなる。この場合、少なくとも
一方の補助操作体(1b)は、図2に示すように箱主体(1)
の収容孔部(180)にて昇降自在に保持される。
【0005】この補助操作体(1b)は通常は輪郭が円形の
扁平ボタン状に製作されるから、補助操作体(1b)が操作
の度に前記収容孔部(180) 内で周方向に回動(自転)す
ることがある。この場合、主操作体(1a)から前記補助操
作体(1b)に付したマーク等を透視すると、前記マークの
位置が操作の度にずれる不都合がある。本発明は、係る
点に鑑みてなされたものであり、『合成樹脂製の扁平な
操作体が、箱主体(1) の構成壁に設けられた収容孔部(1
80) 内に移動自在に収容保持された操作装置』におい
て、前記操作体が収容孔部(180) 内で円滑に昇降移動で
きると共にその取付姿勢が前記収容孔部(180) 内で一定
に保たれるようにすることをその課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に講じた1番目の発明の解決手段は『前記操作体は前記
収容孔部(180) 内に遊嵌され、前記操作体の周縁部には
この操作体の軸線方向及び外周方向に開放する凹部(18
5) を設け、前記収容孔部(180) の内周壁には、前記凹
部(185) に嵌入する凸部(186) を設け、前記凹部(185)
と凸部(186) との嵌合により前記操作体が収容孔部(18
0) 内にて相対回転阻止状態にて軸線方向に移動自在に
保持された』ことである。
【0007】この課題解決手段によれば、操作体は、収
容孔部(180) 内にこれらが同軸となるように収容され、
操作体が軸線方向に移動自在に遊嵌される。従って、操
作体と収容孔部(180) との間の間隙にバラツキがあって
も、前記操作体の前記移動は円滑である。また、前記操
作体の周縁には凹部(185) があり、これが、前記収容孔
部(180) の内周壁に設けた凸部(186) と嵌合しているか
ら、前記操作体は収容孔部(180) 内では周方向には相対
回動しない。
【0008】2番目の発明は、上記課題を解決するため
に『前記操作体の輪郭形状は円形の一部がカット辺部と
なった形状とし、前記収容孔部(180) の内周壁の断面形
状は前記操作体の前記輪郭形状よりも大きな相似形状と
し、前記収容孔部(180) 内に前記操作体が軸線方向移動
自在に収容されると共に、前記操作体が収容孔部(180)
内にて相対回転阻止状態となるように前記収容孔部(18
0) 内に於ける操作体の外周間隙を設定した』ことであ
る。
【0009】この2番目のものでは、上記1番目の解決
手段と同様に、カット辺部とこれに対向する収容孔部(1
80) の内周壁面とにより、操作体の収容孔部(180) 内で
の相対回転が防止でき、同様の課題が解決できる。さら
に、複数の操作体が並設される構成の3番目のもので
は、上記課題を解決するためには、『各操作体に対応す
る収容孔部(180)(180)を平行に設け、前記操作体相互を
連結する柔軟な連結片(187) を設け、前記収容孔部(18
0)(180)の間の壁には前記連結片(187) を移動自在に収
容する連結溝(188) を前記収容孔部の軸線と平行に設
け、前記連結片(187) は、一方の操作体を操作したとき
には他方の操作体にはこれを操作状態とする程の操作力
が伝達されない程度の柔軟性を具備する構成とした』こ
とである。
【0010】このものでは、前記連結片(187) と連結溝
(188) との嵌合により各操作体の姿勢が一定に保たれた
状態で各別に軸線方向に操作できる。しかも、このとき
に、一方の操作力が他方の操作体に影響する不都合も生
じない。
【0011】
【発明の効果】前記操作体は収容孔部(180) 内に遊嵌さ
れ且周方向には相対回動しないから、前記操作体が収容
孔部(180) 内で円滑に昇降移動できると共にその取付姿
勢が前記収容孔部(180) 内で一定に保たれることとな
る。このことは上記2番目の発明及び3番目の発明につ
いても言えることである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明は、例えば、給湯器付の風
呂装置のリモコン操作盤に実施される。通常、この種の
リモコン操作盤では、浴室用のリモコン操作盤(浴室リ
モコン)と台所に設置される主操作盤(メインリモコ
ン)とがある。この実施の形態は、図3〜図10に示す
ように、前記メインリモコンに本発明が実施されたもの
である。
【0013】このメインリモコンは、図3及び図4の断
面図に示すように、扁平な操作盤用の箱主体(1) と、こ
の箱主体(1) の正面を被覆するカバー体(2) と、前記箱
主体(1) に内蔵される制御素子用の基板(10)と、この基
板(10)の表面に取付けたスイッチ(3) (3) と、液晶表示
部(12)と、隠しスイッチ(30)(30)と、この隠しスイッチ
用の操作装置と、前記スイッチ(3)(3)の為の操作装置等
を備える。後者の操作装置は、箱主体(1) の表面に露出
する主操作体(1a)と、これによって昇降される既述の操
作体として機能する補助操作体(1b)とからなり、前記主
操作体(1a)の操作によってこれに連動してスイッチ(3)
がオン−オフされる。
【0014】[カバー体(2) 及び主操作体(1a)]前記箱
主体(1) の正面には、前記液晶表示部(12)と、前記主操
作体(1a)(1a)を始めとして各操作部が配置され、前記主
操作体(1a)(1a)はカバー体(2) によって被覆され、この
カバー体(2) には、下半分に蓋板(21)が開閉自在に装備
されている。
【0015】前記カバー体(2) の正面は、図3のように
構成されており、上半部の右側には、前記スイッチ(3)
(3)に対応する一対の主操作体(1a)(1a)が設けられてい
る。各主操作体(1a)は、図5、図6に示すように、弾性
板(13)の先端に取付けられた扁平な円形球状のボタン部
であり、前記カバー体(2) の表面板の裏面に片持ち状態
に支持され、前記主操作体(1a)の正面部が前記カバー体
(2) に設けた開口から露出している。前記弾性板(13)
は、図5に示すように、1つの主操作体(1a)の外周胴部
の両側から延びる一対の腕からなり、これら腕が連結桟
(14)によって連結され、前記連結桟(14)が前記カバー体
(2) の裏面板に取付けられている。前記主操作体(1a)の
裏面には表示印刷層(11)が形成されている。この表示印
刷層(11)の図柄は、夫々、運転動作と自動動作に対応し
たものとなっている。
【0016】前記箱主体(1) には、図4に示すように、
蓋板(21)によって閉塞される補助操作面部(22)が設けら
れており、この補助操作面部(22)は、前記隠しスイッチ
(30)(30)の操作入力部を弾性変形可能なシート状操作部
(220) によって被覆した構成となっており、前記シート
状操作部(220) の一部に対応させて、前記主操作体(1a)
と同様な操作機構が設けられている。この操作機構も蓋
板(21)の裏面に片持ち状態に取付けられた弾性板(23)
と、この弾性板の先端に取付けられるボタン部(24)とか
らなる。この弾性板(23)と前記ボタン部(24)との関係
は、上記主操作体(1a)に関する構成と同じである。
【0017】[補助操作体(1b)]前記主操作体(1a)(1
a)、前記液晶表示部(12)、及び、前記蓋板(21)を備える
カバー体(2) は、上記箱主体(1) の正面に嵌着される。
そして、前記主操作体(1a)の裏面側には、前記箱主体
(1) に装備させた補助操作体(1b)が位置する。前記補助
操作体(1b)は、箱主体(1) 内の基板(10)に設けたスイッ
チ(3) のアクチェータ(31)と接触する関係にあり、この
例では、散乱性能を具備する材質によって成型された合
成樹脂製の光透過性のあるレンズ体としてあり、箱主体
(1) の正面板(15)に形成した既述の収容孔部(180) とし
ての凹陥部(18)に出没自在に嵌め込まれている。前記カ
バー体(2) を取り外した状態で前記補助操作体(1b)が前
記凹陥部(18)から脱出する不都合を防止する為に、この
例では、前記補助操作体(1b)の胴部には、フランジ部(1
6)を張り出させ、このフランジ部(16)を含めた全体を前
記凹陥部(18)に収容すると共に前記正面板(15)に押えシ
ート(17)を貼着し、この押えシート(17)に開口(171) を
設けて前記補助操作体(1b)の胴部の直径に一致させてい
る。従って、前記補助操作体(1b)は、前記押えシート(1
7)の開口(171) の周縁と前記フランジ部(16)とが係合す
ることにより前記凹陥部(18)内に抜止め状態に収容され
る。この抜止めにより、メンテナンスの際に、カバー体
(2) を取り外したときに前記補助操作体(1b)が不用意に
前記凹陥部(18)から脱出する不都合が防止できる。
【0018】前記補助操作体(1b)の外面及び内面は何れ
も球状表面に形成されており、内面の球状表面はスイッ
チ(3) のアクチェータ(31)に接触する関係にある。他方
の外面の球状表面は上記主操作体(1a)の内面(裏面)側
の球状表面と接触し、これらの頂部相互が当接する関係
である。なお、箱主体(1) にカバー体(2) を装着した状
態で且主操作体(1a)が自由状態にあるとき、アクチェー
タ(31)と補助操作体(1b)の内面側の頂部とがごく僅かの
間隙を開けて対向するか、または、スイッチ(3) が作動
しない状態にアクチェータ(31)と補助操作体(1b)とが接
触する状態にある。
【0019】この補助操作体(1b)と前記主操作体(1a)と
は、対向突出する球状表面の頂部相互が点接触するか
ら、アクチェータ(31)を操作するときのクリック操作感
が主操作体(1a)にそのまま残ることとなる。なお、前記
補助操作体(1b)の平面形状は円形にして前記凹陥部(18)
をこれに適する平面形状にしているから、前記凹陥部(1
8)内で前記補助操作体(1b)の姿勢が変化することはな
い。つまり、前記補助操作体(1b)は、合成樹脂の射出成
型品で、胴部から張り出すフランジ部(16)の周縁には図
7に示すように凹部(185) が形成されている。そして、
この凹部(185) に嵌入突出する凸部(186) を前記凹陥部
(18)の内周面から半径方向に突出してある。前記凸部(1
86) は前記凹陥部(18)の内周面にて上下方向(軸線方
向)に延びるように形成されている。
【0020】従って、前記凹部(185) と前記凸部(186)
との嵌合により補助操作体(1b)は前記凹陥部(18)内での
自転が阻止された状態で上下方向移動の円滑さが確保さ
れる。つまり、移動軸線回りの姿勢に関する位置決め精
度が高く且上下動の円滑さが確保されたものとなる。 [メインリモコンの取付け]上記構成のメインリモコン
は、図8に示す取付け金具(4) を用いて壁面に取付けら
れる。このため、この例では、前記取付け金具(4) に
は、前記箱主体(1) をネジ止めする為の一対の支持板部
(41)(41)とこれに設けたネジ孔(42)(42)と、この取付け
金具(4) を壁面にネジ止めする為に上辺及び下辺に設け
られた複数の透孔(43)(43)と、前記取付け金具(4) の側
辺から突出する係合フック(44)(44)とが設けられてい
る。
【0021】前記支持板部(41)は、取付け金具(4) の上
辺と下辺から上下に突出すると共に正面側に突出する構
成であり全体としてL字状に屈曲する。この支持板部(4
1)は図9に示すように、箱主体(1) の背面の上辺及び下
辺からその内側の一定範囲に形成した凹部(411) に収容
される大きさであり、前記凹部(411) には、前記支持板
部(41)と箱主体(1) とをネジ止めする為の透孔が形成さ
れている。
【0022】また、前記係合フック(44)に対応する箱主
体(1) の側辺下部には、図10に示すような、カギ状凹
部(19)(19)が形成されている。上記した取付け金具(4)
を用いて上記メインリモコンを壁面に装着するには、先
ず、前記取付け金具(4) を透孔(43)(43)を用いて壁面に
固定する。このとき、前記取付け金具(4) には中央に開
口(400) があるから、この開口(400) を通して壁面から
引き出した電源及び信号コードを箱主体(1) の背面の接
続部(C1)に接続する。前記箱主体(1) から前記カバー体
(2) を取り外した状態として、前記係合フック(44)(44)
を前記箱主体(1) の裏面のカギ状凹部(19)(19)に挿入し
て一定距離引き下げることにより抜け止め状態に係合さ
せる。この後、前記箱主体(1) の上辺及び下辺の中央近
傍に設けた透孔を用いて前記箱主体(1) を前記取付け金
具(4) のネジ孔(42)(42)にネジ止めする。
【0023】これにより、箱主体(1) の上下の中央部と
左右の側辺下部とが前記ネジ止めと係合により前記取付
け金具(4) に取付けられることとなり、この箱主体(1)
の取付け状態が安定する。この箱主体(1) にカバー体
(2) を外嵌装着すると、メインリモコンが取付けられた
ものとなる。 [操作の実際]上記取付け状態においては、主操作体(1
a)(1a)の操作によってスイッチ(3)(3)のオン−オフがで
きる。
【0024】前記スイッチ(3) は、これに内蔵された板
バネがオフに相当する1の円弧状態からオンに相当する
他の1の円弧状態に反転することによって、接点が非接
触状態から接触状態に変化する構成であり、この反転動
作の際にはクリック動作をする。従って、このスイッチ
(3) は、アクチェータ(31)を直接押し込むと、前記板バ
ネが反転動作する瞬間の操作感が生じるものである。
【0025】このアクチェータ(31)に接触する補助操作
体(1b)と、この補助操作体(1b)に接触する主操作体(1a)
とは、これらの各接触点が何れも球面状頂部相互の点接
触と、平面部と球面状頂部との点接触であり、しかも、
前記補助操作体(1b)は 箱主体(1) の正面板(15)の凹陥
部(18)内で自由状態に保持されているから、主操作体(1
a)を操作した時の操作感は前記アクチェータ(31)を直接
操作した場合とほぼ同じ感触のものとなる。
【0026】従って、操作時の感触にクリック操作感が
そのまま残る。以上の操作によって、スイッチ(3) が導
通すると発光部(32)が発光状態となり、この光は、集光
性と散乱性を備えた補助操作体(1b)を介して主操作体(1
a)の裏面の表示印刷層(11)に達し、この表示印刷層(11)
の全域をほぼ均一に散乱発光させる。
【0027】この散乱発光が、主操作体(1a)を構成する
透明合成樹脂を介して外部から透視できることとなる。
従って、前記発光表示部には透明感(クリア感)があ
り、十分な明るさの表示となる。なお、前記補助操作体
(1b)の全体を透明体としても、前記表示の透明感と明る
さは同じである。また、補助操作体(1b)に主操作体(1a)
から透視できるマークが付されている場合であってその
取付け姿勢が決まっている場合でも、この例では、前記
凹部(185) と凸部(186) との嵌入係合により、補助操作
体(1b)が収容孔部(180) たる凹陥部(18)内で相対回転
(自転)する不都合が生じない。
【0028】なお、図示例では、補助操作体(1b)に設け
た凸部(181) を前記凹陥部(18)の内周に設けた切欠凹部
(184) 内に収容する構成としてあり、この部分でも前記
相対回転を防止する機能がある。なお、この例では、前
記凸部(181) 、及び、凹部(185) は上記フランジ部(16)
内に形成されているから、このフランジ部(16)によって
囲まれるレンズ部にこれら凸部及び凹部が悪影響を与え
ない点で利点がある。
【0029】[補助操作体(1b)と収容孔部(180) との他
の例]補助操作体(1b)と収容孔部(180) との嵌合関係に
ついては、上記した例以外に、図11に示すように、前
記補助操作体(1b)の輪郭形状は円形の一部がカット辺部
(189) となった形状とし、前記収容孔部(180) の内周壁
の断面形状は前記補助操作体(1b)の前記輪郭形状よりも
大きな相似形状とし、前記収容孔部(180) 内に前記補助
操作体(1b)が軸線方向移動自在に収容されると共に、前
記補助操作体(1b)が収容孔部(180) 内にて相対回転阻止
状態となるように前記収容孔部(180) 内に於ける前記補
助操作体(1b)の外周間隙を設定した構成としても良い。
【0030】また、一対の補助操作体(1b)(1b)を並設す
る構成の操作装置の場合には、図12に示すように、こ
れら一対の補助操作体(1b)(1b)相互を連結片(187) で連
結し、各補助操作体(1b)(1b)の間隔に一致させて一対の
収容孔部(180)(180)を設けると共にこれらの軸線を平行
に設け、前記補助操作体(1b)(1b)相互を柔軟な連結片(1
87) で連結するようにし、この連結片(187) に対応する
連結溝(188) を、前記収容孔部(180)(180)の間の壁に形
成するようにしてもよい。この場合は前記連結片(187)
が前記連結溝(188) 内にて上限移動自在に収容されるか
ら、各補助操作体(1b)(1b)の収容孔部(180) に対する相
対姿勢が一定に設定されたものとなる。なお、この場合
において、前記連結片(187) は、一方の補助操作体(1b)
を操作したときには他方の補助操作体(1b)にはこれを操
作状態とする程の操作力が伝達されない程度の柔軟性を
具備する構成としておけば、各別に、独立して操作でき
るものとなる。又、上記凹陥部(18)は、上下に貫通する
一様な断面の孔部として、これを収容孔部(180) として
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の説明図
【図2】従来の他の例の説明図
【図3】本発明の実施の形態の正面図
【図4】本発明の実施の形態のX−X拡大断面図
【図5】主操作体(1a)と弾性板(13)の関係を示す正面図
【図6】主操作体(1a)と弾性板(13)の関係の側面図
【図7】補助操作体(1b)と凹陥部(18)との関係を示す平
面図
【図8】取付け金具(4) の背面図
【図9】本発明の実施の形態の背面図
【図10】取付け金具(4) の側面図
【図11】他の例の補助操作体(1b)と凹陥部(18)との関
係を示す平面図
【図12】その他の例の補助操作体(1b)と凹陥部(18)と
の関係を示す平面図
【符号の説明】
(1) ・・・箱主体 (32)・・・発光部 (1a)・・・主操作体 (2) ・・・カバー体 (1b)・・・補助操作体 (4) ・・・取付け金具 (10)・・・基板 (41)・・・支持板部 (11)・・・表示印刷層 (42)・・・ネジ孔 (12)・・・液晶表示部 (43)・・・透孔 (13)・・・弾性板 (44)・・・係合フック (14)・・・連結桟 (411) ・・凹部 (15)・・・正面板 (400) ・・開口 (16)・・・フランジ部 (18)・・・凹陥部 (17)・・・押えシート (180) ・・収容孔部 (171) ・・開口 (181) ・・切欠部 (19)・・・カギ状凹部 (183) ・・つば部 (21)・・・蓋板 (185) ・・凹部 (22)・・・補助操作面部 (186) ・・凸部 (220) ・・シート状操作部 (187) ・・連結片 (23)・・・弾性板 (188) ・・連結溝 (24)・・・ボタン部 (189) ・・カット辺部 (3) ・・・スイッチ (30)・・・隠しスイッチ (31)・・・アクチェータ 尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製の扁平な操作体が、箱主体
    (1) の構成壁に設けられた収容孔部(180) 内に移動自在
    に収容保持された操作装置において、前記操作体は前記
    収容孔部(180) 内に遊嵌され、前記操作体の周縁部には
    この操作体の軸線方向及び外周方向に開放する凹部(18
    5) を設け、前記収容孔部(180) の内周壁には、前記凹
    部(185) に嵌入し且前記収容孔部(180) の軸線方向に延
    びる凸部(186) を設け、前記凹部(185) と凸部(186) と
    の嵌合により前記操作体が収容孔部(180) 内にて相対回
    転阻止状態にて軸線方向に移動自在に保持された操作装
    置。
  2. 【請求項2】 合成樹脂製の扁平な操作体が、箱主体
    (1) の構成壁に設けられた収容孔部(180) 内に移動自在
    に収容保持された操作装置において、前記操作体の輪郭
    形状は円形の一部がカット辺部となった形状とし、前記
    収容孔部(180)の内周壁の断面形状は前記操作体の前記
    輪郭形状よりも大きな相似形状とし、前記収容孔部(18
    0) 内に前記操作体が軸線方向移動自在に収容されると
    共に、前記操作体が収容孔部(180) 内にて相対回転阻止
    状態となるように前記収容孔部 180内に於ける操作体の
    外周間隙を設定した操作装置。
  3. 【請求項3】 合成樹脂製の扁平な操作体が、箱主体
    (1) の構成壁に設けられた収容孔部(180) 内に移動自在
    に収容保持された操作装置において、前記箱主体(1) の
    構成壁には一対の操作体が設けられると共に各操作体に
    対応する収容孔部(180)(180)を平行に設け、前記操作体
    相互を連結する柔軟な連結片(187) を設け、前記収容孔
    部(180)(180)の間の壁には前記連結片(187) を移動自在
    に収容する連結溝(188) を前記収容孔部の軸線と平行に
    設け、前記連結片(187) は、一方の操作体を操作したと
    きには他方の操作体を操作状態とすべき操作力が伝達さ
    れない程度の柔軟性を具備する構成とした操作装置。
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