JP3022172U - 凸レンズ状加工を施したカバーシート - Google Patents

凸レンズ状加工を施したカバーシート

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JP3022172U
JP3022172U JP1995010037U JP1003795U JP3022172U JP 3022172 U JP3022172 U JP 3022172U JP 1995010037 U JP1995010037 U JP 1995010037U JP 1003795 U JP1003795 U JP 1003795U JP 3022172 U JP3022172 U JP 3022172U
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JP
Japan
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convex lens
cover sheet
frame portion
lens shape
resin
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Expired - Lifetime
Application number
JP1995010037U
Other languages
English (en)
Inventor
良平 伊与久
Original Assignee
株式会社ユー・コーポレーション
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製作が容易で、使用感が良く、また製品の体
裁や美感を高め高級感もだすことができる凸レンズ状加
工を施したカバーシートとする。 【解決手段】 表出された文字、記号等の表記部分にス
クリーン印刷によるインクで微細な枠部を形成し、その
枠部内に透光性、硬化性を有する樹脂を注ぎ込んである
こととする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は凸レンズ状加工を施したカバーシート、特に各種の電気、電子機器 におけるスイッチ操作部に付設される凸レンズ状加工を施したカバーシートに関 する。
【0002】
【考案の背景】
従来より、前記したカバーシートの表記部分にプラスチックによって凸レン ズ状加工を施し、その凸レンズ状加工によって表記部分を拡大して見せる構造が 知られている。しかしながら、従来知られているカバーシートにおける凸レンズ 状加工は生成工程が複雑なものとなり、単にプラスチックの表面張力のみに頼る と不揃いで美感も損ね、使用感も悪いものとなってしまっている。
【0003】
【考案の目的】
そこで、本考案は上記した従来の実情、問題点に着目してなされたもので、 係る問題点を解消して、製作が容易で、使用感が良く、また製品の体裁や美感を 高め高級感もだすことができる凸レンズ状加工を施したカバーシートを提供する ことを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本考案に係る凸レンズ状加工を施したカバーシ ートは、表出された文字、記号等の表記部分にスクリーン印刷によるインクで微 細な枠部を形成し、その枠部内に透光性、硬化性を有する樹脂を注ぎ込んである ことを特徴としている。
【0005】
【作用】
係る構成としたことにより、目的とする箇所に適格に樹脂を配することがで き、複数の凸レンズ状加工が施される場合にも均整のとれた仕上がりとすること ができる。しかも、この構成は容易なものであって大掛かりな製造装置も必要と せず加工に失敗が生じる虞もないことから経済的にも非常に有利なものとなる。
【0006】
【考案の実施の形態】
次に、本考案の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は凸レンズ状加 工を施すための枠部の成形工程を示す斜視図、図2は枠部の断面図、図3は同じ く斜視図、図4は樹脂の注ぎ込み工程を示す斜視図、図5は凸レンズ状加工を示 す斜視図、図6は同じく断面図、図7は完成製品を示す斜視図である。
【0007】 これらの図にあって1は目的とするカバーシート材であり、このカバーシー ト材1にはポリカーボネート、アクリル樹脂等のプラスチックが使用される。こ のカバーシート材1の表面には使用機器のスイッチ操作部と対応させて、数字や アルファベット、種々の記号等が表記されたものとなっている。
【0008】 一方、図中2はスクリーン印刷版を示しており、このスクリーン印刷版2に は前記した表記部分に対応するサイズとしたリング状の孔部3、3が形成されて おり、この孔部3、3からスキージ4によってインク5を前記したカバーシート 材1の表記部分へ擦り出してやる。
【0009】 この作業によってカバーシート材1の表記部分には前記した孔部3、3…と 対応し、スクリーンの厚さと対応する高さとなる微細なインク5による枠部6、 6が印刷形成される。
【0010】 次いで、この枠部6、6…内にディスペンサー7を用いて樹脂8を注ぎ込む 。この樹脂8は表記部分を透視できるよう透光性のものを用い、また、硬化性も 必要とするが、この硬化原因としては熱や紫外線等格別に問うものではない。
【0011】 この枠部6への樹脂8の注ぎ込みによって拡流を止められてその樹脂8は表 面張力も作用して凸レンズ状加工9として固着されることになる。また、樹脂8 には主としてウレタン系のものが予定されるが、その種類の選択で触れた場合の ソフト感、ハード感も自在に採択することができる。
【0012】 さらに、本実施の形態としては凸レンズ状加工9を円形のものとしたが、枠 部6の取り方により、四角形、三角形等好みの形状とすることも可能である。
【0013】 上記した作業により得られたカバーシート10は文字や記号の表記部分は凸 レンズ状加工9、9…の作用によって大きく鮮明に目視することができ、また、 使用感も良好となり、全ての凸レンズ状加工9、9…のサイズが揃うことで美感 や高級感も得られるものとなっている。
【0014】
【考案の効果】
本考案に係る凸レンズ状加工を施したカバーシートは上述のように構成され ている。そのために、製作が非常に容易で短時間で行なえ、作業にミスが生じる 虞がない。そして得られた製品は凸レンズ効果に加えて使用感や美感が増し、高 級感を備えたものとなる。加えて、その製造の容易性から製品価格は低廉なもの として需要者に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】凸レンズ状加工を施すための枠部の成形工程を
示す斜視図である。
【図2】枠部の断面図である。
【図3】枠部の斜視図である。
【図4】樹脂の注ぎ込み工程を示す斜視図である。
【図5】凸レンズ状加工を示す斜視図である。
【図6】凸レンズ状加工を示す断面図である。
【図7】完成したカバーシートを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 カバーシート材 2 スクリーン印刷版 3 孔部 4 スキージ 5 インク 6 枠部 7 ディスペンサー 8 樹脂 9 凸レンズ状加工 10 カバーシート

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表出された文字、記号等の表記部分にス
    クリーン印刷によるインクで微細な枠部を形成し、その
    枠部内に透光性、硬化性を有する樹脂を注ぎ込んである
    ことを特徴とする凸レンズ状加工を施したカバーシー
    ト。
JP1995010037U 1995-08-30 1995-08-30 凸レンズ状加工を施したカバーシート Expired - Lifetime JP3022172U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10334763A (ja) * 1997-06-02 1998-12-18 Rinnai Corp 操作装置

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