JP2558179Y2 - ジャック型コネクタ - Google Patents

ジャック型コネクタ

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JP2558179Y2
JP2558179Y2 JP7086192U JP7086192U JP2558179Y2 JP 2558179 Y2 JP2558179 Y2 JP 2558179Y2 JP 7086192 U JP7086192 U JP 7086192U JP 7086192 U JP7086192 U JP 7086192U JP 2558179 Y2 JP2558179 Y2 JP 2558179Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、プラグ型コネクタ(以
下、プラグという)を相手方とするジャック型コネクタ
(以下、ジャックという)に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、外径2.5mm程度の超小形プラ
グがAV機器などに多用されるようになるにつれ、ジャ
ックについてもボディや接片部材などを含めた全体の大
きさを超小形化することが要求されている。他方、超小
形プラグを相手方コネクタとする超小形化されたジャッ
クについては、プラグのチップ接片などに対する接点同
士の接触安定性を確保することが当然に要求される。
【0003】ところで、従来より汎用されてきた外径6
mm程度の一般的な大型のプラグのチップ接片に対応す
るジャック側の接片部材として、板片状の一対の接片部
の基端部同士を板片部により短絡したコ字形接片部材が
知られている。また、このコ字形接片部材を用いたジャ
ックとして、相対向する側壁の相互間にプラグの挿入空
間が具備されたボディの上記挿入空間に上記コ字形接片
部材を収容保持させたものが知られている。
【0004】そして、このような従来のジャックにおい
て、ボディに挿入されたプラグのチップ接片が接片部材
の一対の接片部の間に挿入されてそれらの接片部が拡開
したときの接片部の拡開変位は、一対の接片部の間に上
記チップ接片が挿入されていない非拡開状態での接片部
とボディの側壁内面との間に予め確保した隙間によって
吸収されるようになっていた。すなわち、外径6mm程
度の一般的な大型の従来のジャックにおいては、プラグ
のチップ接片に対応するコ字形接片部材の一対の接片部
とボディの側壁との間に一定の隙間空間を形成し、この
隙間空間内で上記接片部が変位し得るようになってい
た。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のジャックに採用されている構成であると、コ字
形接片部材の非拡開状態での一対の接片部とボディの側
壁との間に一定の隙間空間を形成しておくことが不可欠
であるために、そのような隙間空間を無くしてジャック
の小型化を図ることは不可能である。このようなことか
ら、外径6mm程度の一般的な大型のプラグに対応する
従来のジャックの構成を転用して超小形プラグを相手方
コネクタとする超小形化されたジャックを構成をするこ
とはできない。
【0006】本考案は以上の事情に鑑みてなされたもの
であり、プラグのチップ接片に対応するコ字形接片部材
を採用したジャックにおいて、非拡開状態での一対の接
片部とボディの側壁との間に一定の隙間空間を確保しな
くても接片部の拡開変位が許容されるように工夫するこ
とによってジャックの小型化を促進し、外径2.5mm
程度の超小型プラグに対応し得る超小型ジャックを提供
することを可能にすることを目的とする。また、超小形
プラグを相手方コネクタとする超小形化されたジャック
について、プラグのチップ接片に対する接点同士の接触
安定性を確保することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案のジャックは、相
対向する側壁の相互間にプラグの挿入空間が具備された
ボディと、ボディにおける上記側壁の内面に沿って上記
挿入空間に配備されその挿入空間に挿入されたプラグの
チップ接片が相互間に挿入されて拡開する板片状の一対
の接片部を具備すると共にそれらの接片部の基端部同士
が板片部により短絡されたコ字形接片部材とを具備し、
ボディにおける相対向する側壁内面の相互間隔が、上記
チップ接片の挿入されていない非拡開状態での一対の上
記接片部における相互間隔の最大になっている箇所の相
互間隔よりも長くかつ上記チップ接片の挿入されている
拡開状態での一対の上記接片部における相互間隔の最大
になっている箇所の相互間隔よりも短く設定されている
と共に、ボディにおける相対向する上記側壁に、チップ
接片の挿入により拡開した一対の上記接片部における相
互間隔の最大になっている箇所の嵌入を許す開口が開設
されているものである。
【0008】
【作用】本考案によれば、ボディの側壁内面の相互間隔
が、チップ接片の挿入されている拡開状態での一対の上
記接片部における相互間隔の最大になっている箇所より
も狭く設定されており、チップ接片の挿入により拡開し
た一対の接片部における相互間隔の最大になっている箇
所がボディの側壁の開口に嵌入することにより、それら
の接片部の拡開変位が吸収されるようになっているの
で、接片部とボディの側壁との間に上述した一定の隙間
空間を形成する必要がない。
【0009】また、ボディに挿入されたプラグのチップ
接片に対してはその両側から接片部材の一対の接片部が
接触する。
【0010】
【実施例】図1は本考案の実施例によるジャックの分解
斜視図であり、1,2,3はそれぞれ第1,第2,第3
の接片部材、4は絶縁性の合成樹脂で作られたボディを
示す。
【0011】第1接片部材1はプラグPのアース接片E
(図5参照)に対応するもので、取付片部11と取付片
部11に一定の初期曲り角度θを形成して左側方B’に
向けて延出された接片部12と接片部12の先端に延出
された突片部13とを一体に備えたばね性の金属薄板材
で作られている。そして、取付片部11に、その中央部
に内向き切起し状に形成された係合片14と両側端部に
形成された係合爪15,15と下端部から右側方B”に
向けて突出された端子部18と、端子部18の前後両側
に形成された係合端縁19,19とが設けられている。
また、接片部12の先端部分が図において下方C”に屈
曲された接点エリア16となされ、その接点エリアの中
央に接点17が形成されている。
【0012】第2接片部材2はプラグPのリング接片R
(図5参照)に対応するもので、この第2接片部材2に
は上述した第1接片部材1と同じ大きさ・形状のものが
用いられる。したがって、第1接片部材1に具備された
各要素、すなわち取付片部21と接片部22と突片部2
3と係合片24と係合爪25,25と接点エリア26と
接点27と端子部28と係合端縁29,29とを具備し
ている。
【0013】第3接片部材3はプラグPのチップ接片T
(図5参照)に対応するもので、図1および図2〜図4
に示すように、左右方向Bで相対向する板片状の一対の
接片部31,31とそれらの接片部31,31の基端部
同士を短絡している板片部32と板片部32の上端部に
後方A”に向けて折曲形成された上部突出片33と板片
部32の下端部の左右両側で後方A”に向けて折曲形成
された下部突出片34,34と前方A’に向けて折曲形
成された端子部35とを一体に具備している(なお、図
1には端子部35が表れていない)。一対の接片部3
1,31は対称形状に形成されていて、後端部39,3
9に内向きに突出する湾曲状の接点36,36を備え
る。また、上部突出片33に角孔でなる係合孔部37が
開設され、さらに下部突出片34,34には外向きの係
合爪38,38が具備されている。
【0014】ボディ4は前後両端で開口するプラグの挿
入空間41を有していると共に、その挿入空間41の周
囲の前後方向Aの2箇所に第1接片部材取付エリア5お
よび第2接片部材取付エリア6を有する。また、ボディ
4はその前端部に第3接片部材取付エリア(図5参照)
7を有する。
【0015】第1接片部材取付エリア5には、ボディ4
の右側の側壁46に成された第1凹所51と、第1凹所
51の前後両壁面に形成された溝部52,52と、溝部
52,52の下端部に形成された係合段部52a,52
aと、第1凹所51の奥壁面に段付状に形成された係合
段部53と、係合段部53の上側に形成されたガイド溝
部54と、ボディ4の上壁42に上記第1凹所51に連
続して形成された第2凹所55と、ボディ4の上壁42
における第2凹所55の隣接箇所に形成された開口56
と、開口56の口縁端面によって形成された支持面57
と、支持面57に対向してボディの左側の側壁46に段
付状に形成された当り面58とが設けられている。さら
に具体的に説明すると、上記溝部52,52と係合段部
53は上記第1接片部材1の取付片部11を固定するた
めの取付部59を形成している。また、図6に示すよう
に、開口56は挿入空間41に連通していて、しかも上
記取付部59から上記挿入空間41の周方向において一
定角度隔てた箇所に形成されており、取付部59から遠
い側の水平な口縁端面によって上記支持面57が形成さ
れている。しかも、この支持面57は挿入空間41を挾
んで上記取付部59の略反対側、すなわち取付部59か
ら最も遠ざかった箇所に位置している。さらに、当り面
58の高さ位置は上記支持面57よりも高位に定められ
ている。
【0016】図6に示すように、第1接片部材取付エリ
ア5に取り付けられた第1接片部材1は、取付片部11
が溝部52に嵌まり込み、係合爪15が溝部52の奥壁
面に喰い込むことによって前後方向Aおよび左右方向B
(図1参照)で固定され、係合爪15が溝部52の奥壁
面に喰い込み、係合片14が係合段部53に係合し、係
合端縁19が係合段部52aに係合することによって上
下方向C(図1参照)で固定されている。また、接片部
12が第2凹所55に完全に収容された状態で開口56
を横切る方向(左右方向B)に配設され、かつ突片部1
3が支持面57により支持されていて、接点17と共に
接点エリア16が挿入空間41の内部に臨んでいる。こ
のように、接片部12は、ボディ4の取付部52の上部
から挿入空間41を挾んでその取付部52から最も遠ざ
かった箇所に位置している支持面57にまで延び出てい
るので、挿入空間41の直径が外形2.5mm程度のプ
ラグに適応するような小さいものであってもそれなりに
接片部12が可及的長くなる。
【0017】第1接片部材1を第1接片部材取付エリア
5に取り付けるときは、まず、取付片部11の一部を溝
部52に上方から差し込んで取付片部11を下方C”に
押し込む。このようにすると、押込みの初期には、取付
片部11が溝部52により、係合片14がガイド溝部5
4により、それぞれ案内される。そして、係合片14が
係合段部53に乗り上がってそれを乗り越え、図6で説
明した状態に取り付けられる。ここで、係合片14が係
合段部53を乗り越えるより前、たとえば係合片14が
係合段部53に乗り上がったときに突片部13が支持面
57に当接するように上記初期曲り角度θを定めておく
と、取り付けられた第1接片部材1においては、突片部
13が支持面57に弾接した状態になって接片部12に
挿入空間41の内方に向くプリロードが付与される。こ
の場合、突片部13が支持面57に当接してから以後の
押込み段階では、突片部13が支持面57の上で摺動し
て接片部12の変形を吸収する。このため、突片部13
を図例のように円弧状に形成しておくと摺動が円滑に行
われてボディ4に力がほとんど加わらなくなる利点があ
る。そして、このように接片部12にプリロードを付与
しておくと、そのプリロードが接点17とプラグPとの
接触圧力を増大させることに寄与し、上述した接触安定
性がいっそう向上する。
【0018】第2接片部材取付エリア6は第1接片部材
取付エリア5と同じ構造になっている。すなわち、第2
接片部材取付エリア6は第1接片部材取付エリア5に具
備された各要素を具備している。61は第1凹所、62
は溝部で、その溝部62が係合段部63と共働して取付
部69を形成している。64はガイド溝部、65は第2
凹所、66は開口、68は当り面であり、支持面は図1
に表れていない。
【0019】第3接片部材取付エリア7には、図1のよ
うに、ボディ4の上壁42に形成された凹所43とその
凹所43の底壁面に形成された係合突起44とボディ4
の相対向する左右の側壁46,46(図5参照)に形成
された係合孔部(図1には片側の係合孔部だけが表れて
いる)45とが設けられている。
【0020】ここで、第3接片部材3の一対の接片部3
1,31の間にプラグPのチップ接片Tが挿入されてい
ない一対の接片部31,31の非拡開状態では、図3に
示した一対の接片部31,31の後端部39,39の相
互間隔W2がそれらの接片部31,31の他の箇所の相
互間隔よりも広くなっている。すなわち、上記の非拡開
状態では、一対の接片部31,31の後端部39,39
が一対の接片部31,31における相互間隔の最大にな
っている箇所である。
【0021】これに対し、ボディ4の左右の側壁内面4
6a,46aの相互間隔W1(図5参照)は、一対の接
片部31,31の非拡開状態での後端部39,39の相
互間隔W2よりも少し広くなっている。したがって、第
3接片部材3における上部突出片33を凹所44に前方
から後方に向けて差し込んで係合孔部37を係合突起4
4に係合させると共にボディ4に前方から後方に向けて
差し込んだ下部突出片34,34の係合爪38,38を
係合孔部45に係合させることにより、第3接片部材3
がボディ4に固定され、その固定状態では図5に仮想線
で示したように一対の接片部31,31がボディ4にお
ける左右の側壁内面46a,46aに沿ってプラグPの
挿入空間41に配備される。
【0022】他方、第3接片部材3の一対の接片部3
1,31の間にプラグPのチップ接片Tが挿入されてい
る拡開状態でも、図5に示した一対の接片部31,31
の後端部39,39の相互間隔W3がそれらの接片部3
1,31の他の箇所の相互間隔よりも広くなるように構
成されている。すなわち、上記の拡開状態でも、一対の
接片部31,31の後端部39,39が一対の接片部3
1,31における相互間隔の最大になる箇所である。
【0023】これに対し、ボディ4の左右の側壁内面4
6a,46aの上記相互間隔W1(図5参照)は、一対
の接片部31,31の拡開状態での後端部39,39の
相互間隔W3よりも少し狭くなっている。そして、ボデ
ィ4の左右の側壁46,46に開口47,47を開設
し、一対の接片部31,31が拡開したときには上記後
端部39,39がこれらの開口47,47に嵌入するこ
とを許容し得るようになっている。
【0024】第3接片部材取付エリア7に取り付けられ
た第3接片部材3は、上部突出片33が凹所43に差し
込まれていること、係合孔部37が係合突起44に係合
していること、下部突出片34,34がボディ4の内部
に差し込まれて左右側壁内面46a,46aに当接して
いることによりボディ4に左右方向Bで固定され、ま
た、上部突出片33が凹所43に差し込まれているこ
と、係合孔部37が係合突起44に係合していること、
係合爪38,38が係合孔部45に係合していることに
よりボディ4に前後方向Aおよび上下方向Cで固定され
ている。
【0025】以上説明したジャックにおいて、図5のよ
うにボディ4にプラグPが差し込まれると、プラグPの
チップ接片Tは一対の接片部31,31に挿入されてそ
の接片部31,31を外方に押し拡げる。このようにし
て一対の接片部31,31が拡開されたときには、それ
らの接片部31,31の後端部39,39の相互間隔W
3がボディ4の左右の側壁内面46a,46aの相互間
隔W1よりも広くなって図5のように左右の側壁46,
46の開口47,47にそれらの後端部39,39が嵌
入する。この場合において、開口47,47の前壁面4
7a,47aを図示位置よりも後方に位置させておけ
ば、一対の接片部31,31が拡開したときにそれらの
後端部39,39が開口47,47の前壁面47a,4
7aに当たってそれ以上の変位が規制され、その規制に
よって接点36,36のチップ接片Tに対する接圧が増
大して接触安定性が向上する。なお、開口47,47の
前壁面47a,47aを図示位置よりも後方に位置させ
ることは、開口47,47を成形する金型の前端面を削
り取ることによって容易に可能である。また、チップ接
片Tが一対の接片部31,31に挿入されたときには、
一対の接片部31,31の接点36,36がプラグPの
チップ接片Tに具備された径小の首部T’に弾接係合し
て安定した接触状態が保たれると同時に、プラグPが抜
止めされる。
【0026】ここで、一対の接片部31,31はボディ
4の前端側から後方に向けて延び出ているので、プラグ
Pを挿抜するときにそれらの接片部31,31がこじら
れにくい。
【0027】次に、第1接片部材1については、図6の
ようにボディ4にプラグPが差し込まれると、接点17
がプラグPのアース接片Eにより外方に押圧されて接片
部12がその基端部12a付近を支点として外方に変位
し、その変位によって突片部13が当り面58に当たっ
て接片部12の無制限な変位が阻止される。このような
当り面58による変位幅規制作用と、上述したように接
片部12が可及的長くなっていることとが相まって、接
片部12がこじられて永久変形を起こすといった事態を
きわめて生じにくくなり、そのことが耐久性の向上に役
立つ。また、突片部13が当り面58に当たっている
と、接片部12はその基端部12aと当り面58とによ
って両端部が位置規制されて支持された状態になるの
で、接点17とアース接片Eとの接触圧力は、接片部1
2がその基端部12aだけで支持されている場合に比べ
て格段に大きくなり、両者の接触安定性がそれだけ向上
する。上記接触圧力は当り面58を下方位に設定するこ
とにより大きくすることができ、当り面58を上方位に
設定することにより小さくすることができる。他方、突
片部13が当り面58に当たっているときにアース接片
Eによって接片部12がさらに外方に向けて変位される
と、突片部13が当り面58に当たったまま外方Yに向
けて摺動することによりその変位を吸収するので、接片
部12の変位に伴う力がボディ4に開き変形を生じさせ
ようとする力に変換されにくくなり、ボディ4に無理な
力が加わらない。
【0028】第2接片部材取付エリア6に対する第2接
片部材2の取付構造や作用、および取付方法は第1接片
部材1についてのそれらとまったく同様であるから、第
2接片部材取付エリア6に対する第2接片部材2につい
てはそれらについての詳細な説明を省略する。
【0029】この実施例によれば、外形2.5mm程度
のプラグPに対応する超小型のジャックであっても、上
述したように各接片部材1,2,3の耐久性やプラグP
に対する接触安定性が十分に確保される。また、第1接
片部材1や第2接片部材2が、それらの端子部18,2
8を除き、ボディ4に形成された第1凹所51,61や
第2凹所55,65に完全に収容され、また、第3接片
部材3が、それらの端子部35を除き、ボディ4の上下
左右にまったく突き出ていない構成で固定されているの
で、ボディ4からそれらの接片部材1,2,3の一部が
突き出てジャック全体としての超小形化を阻害したり、
ジャックの実装密度を高めることの障害にならないとい
う利点がある。
【0030】なお、実施例の第1、第2、第3接片部材
1,2,3は端子部18,28,35が水平に延び出た
面実装タイプになっているけれども、これらの端子部1
8,28,35を下方に延び出しておいてもよい。
【0031】
【考案の効果】本考案によれば、プラグのチップ接片に
対する接片部の接触安定性を損なうことなく、超小型化
されたジャックを提供することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例によるジャックの分解斜視図で
ある。
【図2】第3接片部材の側面図である。
【図3】第3接片部材を下方から見た平面図である。
【図4】第3接片部材を前方から見た正面図である。
【図5】ジャックにプラグを差し込んだ状態を示す横断
平面図である。
【図6】第1接片部材の取付状態と挿入空間に挿入され
たプラグを示す後方から見た正面図である。
【符号の説明】
3 コ字形接片部材 31 接片部 32 板片部 4 ボディ 46 ボディの側壁 41 挿入空間 46a ボディの側壁内面 47 開口 P プラグ型コネクタ T チップ接片

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対向する側壁の相互間にプラグ型コネ
    クタの挿入空間が具備されたボディと、ボディにおける
    上記側壁の内面に沿って上記挿入空間に配備されその挿
    入空間に挿入されたプラグ型コネクタのチップ接片が相
    互間に挿入されて拡開する板片状の一対の接片部を具備
    すると共にそれらの接片部の基端部同士が板片部により
    短絡されたコ字形接片部材とを具備し、 ボディにおける相対向する側壁内面の相互間隔が、上記
    チップ接片の挿入されていない非拡開状態での一対の上
    記接片部における相互間隔の最大になっている箇所の相
    互間隔よりも広くかつ上記チップ接片の挿入されている
    拡開状態での一対の上記接片部における相互間隔の最大
    になっている箇所の相互間隔よりも狭く設定されている
    と共に、ボディにおける相対向する上記側壁に、上記チ
    ップ接片の挿入により拡開した一対の上記接片部におけ
    る相互間隔の最大になっている箇所の嵌入を許す開口が
    開設されていることを特徴とするジャック型コネクタ。
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