JPH0636255U - ジャック型コネクタ - Google Patents

ジャック型コネクタ

Info

Publication number
JPH0636255U
JPH0636255U JP7086192U JP7086192U JPH0636255U JP H0636255 U JPH0636255 U JP H0636255U JP 7086192 U JP7086192 U JP 7086192U JP 7086192 U JP7086192 U JP 7086192U JP H0636255 U JPH0636255 U JP H0636255U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact piece
contact
pair
portions
plug
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7086192U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2558179Y2 (ja
Inventor
明人 七田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hosiden Corp
Original Assignee
Hosiden Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hosiden Corp filed Critical Hosiden Corp
Priority to JP7086192U priority Critical patent/JP2558179Y2/ja
Publication of JPH0636255U publication Critical patent/JPH0636255U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2558179Y2 publication Critical patent/JP2558179Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 直径2.5mm程度のプラグのチップ接片に
対応する接片部材として一対の接片部を板片部で短絡し
たコ字形接片部材を採用したジャックにおいて、その超
小型化を促進する。 【構成】 ボディ4の側壁内面46a,46aの相互間
隔を、コ字形接片部材3における非拡開状態での後端部
39、39の相互間隔よりも広く、コ字形接片部材3に
おける拡開状態での後端部39,39の相互間隔W1よ
りも狭くする。ボディ4の側壁46,46に、拡開した
コ字形接片部材3の後端部39,39の嵌入を許す開口
47,47を開設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プラグ型コネクタ(以下、プラグという)を相手方とするジャック 型コネクタ(以下、ジャックという)に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、外径2.5mm程度の超小形プラグがAV機器などに多用されるように なるにつれ、ジャックについてもボディや接片部材などを含めた全体の大きさを 超小形化することが要求されている。他方、超小形プラグを相手方コネクタとす る超小形化されたジャックについては、プラグのチップ接片などに対する接点同 士の接触安定性を確保することが当然に要求される。
【0003】 ところで、従来より汎用されてきた外径6mm程度の一般的な大型のプラグの チップ接片に対応するジャック側の接片部材として、板片状の一対の接片部の基 端部同士を板片部により短絡したコ字形接片部材が知られている。また、このコ 字形接片部材を用いたジャックとして、相対向する側壁の相互間にプラグの挿入 空間が具備されたボディの上記挿入空間に上記コ字形接片部材を収容保持させた ものが知られている。
【0004】 そして、このような従来のジャックにおいて、ボディに挿入されたプラグのチ ップ接片が接片部材の一対の接片部の間に挿入されてそれらの接片部が拡開した ときの接片部の拡開変位は、一対の接片部の間に上記チップ接片が挿入されてい ない非拡開状態での接片部とボディの側壁内面との間に予め確保した隙間によっ て吸収されるようになっていた。すなわち、外径6mm程度の一般的な大型の従 来のジャックにおいては、プラグのチップ接片に対応するコ字形接片部材の一対 の接片部とボディの側壁との間に一定の隙間空間を形成し、この隙間空間内で上 記接片部が変位し得るようになっていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のジャックに採用されている構成であると、コ字 形接片部材の非拡開状態での一対の接片部とボディの側壁との間に一定の隙間空 間を形成しておくことが不可欠であるために、そのような隙間空間を無くしてジ ャックの小型化を図ることは不可能である。このようなことから、外径6mm程 度の一般的な大型のプラグに対応する従来のジャックの構成を転用して超小形プ ラグを相手方コネクタとする超小形化されたジャックを構成をすることはできな い。
【0006】 本考案は以上の事情に鑑みてなされたものであり、プラグのチップ接片に対応 するコ字形接片部材を採用したジャックにおいて、非拡開状態での一対の接片部 とボディの側壁との間に一定の隙間空間を確保しなくても接片部の拡開変位が許 容されるように工夫することによってジャックの小型化を促進し、外径2.5m m程度の超小型プラグに対応し得る超小型ジャックを提供することを可能にする ことを目的とする。また、超小形プラグを相手方コネクタとする超小形化された ジャックについて、プラグのチップ接片に対する接点同士の接触安定性を確保す ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案のジャックは、相対向する側壁の相互間にプラグの挿入空間が具備され たボディと、ボディにおける上記側壁の内面に沿って上記挿入空間に配備されそ の挿入空間に挿入されたプラグのチップ接片が相互間に挿入されて拡開する板片 状の一対の接片部を具備すると共にそれらの接片部の基端部同士が板片部により 短絡されたコ字形接片部材とを具備し、ボディにおける相対向する側壁内面の相 互間隔が、上記チップ接片の挿入されていない非拡開状態での一対の上記接片部 における相互間隔の最大になっている箇所の相互間隔よりも長くかつ上記チップ 接片の挿入されている拡開状態での一対の上記接片部における相互間隔の最大に なっている箇所の相互間隔よりも短く設定されていると共に、ボディにおける相 対向する上記側壁に、チップ接片の挿入により拡開した一対の上記接片部におけ る相互間隔の最大になっている箇所の嵌入を許す開口が開設されているものであ る。
【0008】
【作用】
本考案によれば、ボディの側壁内面の相互間隔が、チップ接片の挿入されてい る拡開状態での一対の上記接片部における相互間隔の最大になっている箇所より も狭く設定されており、チップ接片の挿入により拡開した一対の接片部における 相互間隔の最大になっている箇所がボディの側壁の開口に嵌入することにより、 それらの接片部の拡開変位が吸収されるようになっているので、接片部とボディ の側壁との間に上述した一定の隙間空間を形成する必要がない。
【0009】 また、ボディに挿入されたプラグのチップ接片に対してはその両側から接片部 材の一対の接片部が接触する。
【0010】
【実施例】
図1は本考案の実施例によるジャックの分解斜視図であり、1,2,3はそれ ぞれ第1,第2,第3の接片部材、4は絶縁性の合成樹脂で作られたボディを示 す。
【0011】 第1接片部材1はプラグPのアース接片E(図5参照)に対応するもので、取 付片部11と取付片部11に一定の初期曲り角度θを形成して左側方B’に向け て延出された接片部12と接片部12の先端に延出された突片部13とを一体に 備えたばね性の金属薄板材で作られている。そして、取付片部11に、その中央 部に内向き切起し状に形成された係合片14と両側端部に形成された係合爪15 ,15と下端部から右側方B”に向けて突出された端子部18と、端子部18の 前後両側に形成された係合端縁19,19とが設けられている。また、接片部1 2の先端部分が図において下方C”に屈曲された接点エリア16となされ、その 接点エリアの中央に接点17が形成されている。
【0012】 第2接片部材2はプラグPのリング接片R(図5参照)に対応するもので、こ の第2接片部材2には上述した第1接片部材1と同じ大きさ・形状のものが用い られる。したがって、第1接片部材1に具備された各要素、すなわち取付片部2 1と接片部22と突片部23と係合片24と係合爪25,25と接点エリア26 と接点27と端子部28と係合端縁29,29とを具備している。
【0013】 第3接片部材3はプラグPのチップ接片T(図5参照)に対応するもので、図 1および図2〜図4に示すように、左右方向Bで相対向する板片状の一対の接片 部31,31とそれらの接片部31,31の基端部同士を短絡している板片部3 2と板片部32の上端部に後方A”に向けて折曲形成された上部突出片33と板 片部32の下端部の左右両側で後方A”に向けて折曲形成された下部突出片34 ,34と前方A’に向けて折曲形成された端子部35とを一体に具備している( なお、図1には端子部35が表れていない)。一対の接片部31,31は対称形 状に形成されていて、後端部39,39に内向きに突出する湾曲状の接点36, 36を備える。また、上部突出片33に角孔でなる係合孔部37が開設され、さ らに下部突出片34,34には外向きの係合爪38,38が具備されている。
【0014】 ボディ4は前後両端で開口するプラグの挿入空間41を有していると共に、そ の挿入空間41の周囲の前後方向Aの2箇所に第1接片部材取付エリア5および 第2接片部材取付エリア6を有する。また、ボディ4はその前端部に第3接片部 材取付エリア(図5参照)7を有する。
【0015】 第1接片部材取付エリア5には、ボディ4の右側の側壁46に成された第1凹 所51と、第1凹所51の前後両壁面に形成された溝部52,52と、溝部52 ,52の下端部に形成された係合段部52a,52aと、第1凹所51の奥壁面 に段付状に形成された係合段部53と、係合段部53の上側に形成されたガイド 溝部54と、ボディ4の上壁42に上記第1凹所51に連続して形成された第2 凹所55と、ボディ4の上壁42における第2凹所55の隣接箇所に形成された 開口56と、開口56の口縁端面によって形成された支持面57と、支持面57 に対向してボディの左側の側壁46に段付状に形成された当り面58とが設けら れている。さらに具体的に説明すると、上記溝部52,52と係合段部53は上 記第1接片部材1の取付片部11を固定するための取付部59を形成している。 また、図6に示すように、開口56は挿入空間41に連通していて、しかも上記 取付部59から上記挿入空間41の周方向において一定角度隔てた箇所に形成さ れており、取付部59から遠い側の水平な口縁端面によって上記支持面57が形 成されている。しかも、この支持面57は挿入空間41を挾んで上記取付部59 の略反対側、すなわち取付部59から最も遠ざかった箇所に位置している。さら に、当り面58の高さ位置は上記支持面57よりも高位に定められている。
【0016】 図6に示すように、第1接片部材取付エリア5に取り付けられた第1接片部材 1は、取付片部11が溝部52に嵌まり込み、係合爪15が溝部52の奥壁面に 喰い込むことによって前後方向Aおよび左右方向B(図1参照)で固定され、係 合爪15が溝部52の奥壁面に喰い込み、係合片14が係合段部53に係合し、 係合端縁19が係合段部52aに係合することによって上下方向C(図1参照) で固定されている。また、接片部12が第2凹所55に完全に収容された状態で 開口56を横切る方向(左右方向B)に配設され、かつ突片部13が支持面57 により支持されていて、接点17と共に接点エリア16が挿入空間41の内部に 臨んでいる。このように、接片部12は、ボディ4の取付部52の上部から挿入 空間41を挾んでその取付部52から最も遠ざかった箇所に位置している支持面 57にまで延び出ているので、挿入空間41の直径が外形2.5mm程度のプラ グに適応するような小さいものであってもそれなりに接片部12が可及的長くな る。
【0017】 第1接片部材1を第1接片部材取付エリア5に取り付けるときは、まず、取付 片部11の一部を溝部52に上方から差し込んで取付片部11を下方C”に押し 込む。このようにすると、押込みの初期には、取付片部11が溝部52により、 係合片14がガイド溝部54により、それぞれ案内される。そして、係合片14 が係合段部53に乗り上がってそれを乗り越え、図6で説明した状態に取り付け られる。ここで、係合片14が係合段部53を乗り越えるより前、たとえば係合 片14が係合段部53に乗り上がったときに突片部13が支持面57に当接する ように上記初期曲り角度θを定めておくと、取り付けられた第1接片部材1にお いては、突片部13が支持面57に弾接した状態になって接片部12に挿入空間 41の内方に向くプリロードが付与される。この場合、突片部13が支持面57 に当接してから以後の押込み段階では、突片部13が支持面57の上で摺動して 接片部12の変形を吸収する。このため、突片部13を図例のように円弧状に形 成しておくと摺動が円滑に行われてボディ4に力がほとんど加わらなくなる利点 がある。そして、このように接片部12にプリロードを付与しておくと、そのプ リロードが接点17とプラグPとの接触圧力を増大させることに寄与し、上述し た接触安定性がいっそう向上する。
【0018】 第2接片部材取付エリア6は第1接片部材取付エリア5と同じ構造になってい る。すなわち、第2接片部材取付エリア6は第1接片部材取付エリア5に具備さ れた各要素を具備している。61は第1凹所、62は溝部で、その溝部62が係 合段部63と共働して取付部69を形成している。64はガイド溝部、65は第 2凹所、66は開口、68は当り面であり、支持面は図1に表れていない。
【0019】 第3接片部材取付エリア7には、図1のように、ボディ4の上壁42に形成さ れた凹所43とその凹所43の底壁面に形成された係合突起44とボディ4の相 対向する左右の側壁46,46(図5参照)に形成された係合孔部(図1には片 側の係合孔部だけが表れている)45とが設けられている。
【0020】 ここで、第3接片部材3の一対の接片部31,31の間にプラグPのチップ接 片Tが挿入されていない一対の接片部31,31の非拡開状態では、図3に示し た一対の接片部31,31の後端部39,39の相互間隔W2がそれらの接片部 31,31の他の箇所の相互間隔よりも広くなっている。すなわち、上記の非拡 開状態では、一対の接片部31,31の後端部39,39が一対の接片部31, 31における相互間隔の最大になっている箇所である。
【0021】 これに対し、ボディ4の左右の側壁内面46a,46aの相互間隔W1(図5 参照)は、一対の接片部31,31の非拡開状態での後端部39,39の相互間 隔W2よりも少し広くなっている。したがって、第3接片部材3における上部突 出片33を凹所44に前方から後方に向けて差し込んで係合孔部37を係合突起 44に係合させると共にボディ4に前方から後方に向けて差し込んだ下部突出片 34,34の係合爪38,38を係合孔部45に係合させることにより、第3接 片部材3がボディ4に固定され、その固定状態では図5に仮想線で示したように 一対の接片部31,31がボディ4における左右の側壁内面46a,46aに沿 ってプラグPの挿入空間41に配備される。
【0022】 他方、第3接片部材3の一対の接片部31,31の間にプラグPのチップ接片 Tが挿入されている拡開状態でも、図5に示した一対の接片部31,31の後端 部39,39の相互間隔W3がそれらの接片部31,31の他の箇所の相互間隔 よりも広くなるように構成されている。すなわち、上記の拡開状態でも、一対の 接片部31,31の後端部39,39が一対の接片部31,31における相互間 隔の最大になる箇所である。
【0023】 これに対し、ボディ4の左右の側壁内面46a,46aの上記相互間隔W1( 図5参照)は、一対の接片部31,31の拡開状態での後端部39,39の相互 間隔W3よりも少し狭くなっている。そして、ボディ4の左右の側壁46,46 に開口47,47を開設し、一対の接片部31,31が拡開したときには上記後 端部39,39がこれらの開口47,47に嵌入することを許容し得るようにな っている。
【0024】 第3接片部材取付エリア7に取り付けられた第3接片部材3は、上部突出片3 3が凹所43に差し込まれていること、係合孔部37が係合突起44に係合して いること、下部突出片34,34がボディ4の内部に差し込まれて左右側壁内面 46a,46aに当接していることによりボディ4に左右方向Bで固定され、ま た、上部突出片33が凹所43に差し込まれていること、係合孔部37が係合突 起44に係合していること、係合爪38,38が係合孔部45に係合しているこ とによりボディ4に前後方向Aおよび上下方向Cで固定されている。
【0025】 以上説明したジャックにおいて、図5のようにボディ4にプラグPが差し込ま れると、プラグPのチップ接片Tは一対の接片部31,31に挿入されてその接 片部31,31を外方に押し拡げる。このようにして一対の接片部31,31が 拡開されたときには、それらの接片部31,31の後端部39,39の相互間隔 W3がボディ4の左右の側壁内面46a,46aの相互間隔W1よりも広くなっ て図5のように左右の側壁46,46の開口47,47にそれらの後端部39, 39が嵌入する。この場合において、開口47,47の前壁面47a,47aを 図示位置よりも後方に位置させておけば、一対の接片部31,31が拡開したと きにそれらの後端部39,39が開口47,47の前壁面47a,47aに当た ってそれ以上の変位が規制され、その規制によって接点36,36のチップ接片 Tに対する接圧が増大して接触安定性が向上する。なお、開口47,47の前壁 面47a,47aを図示位置よりも後方に位置させることは、開口47,47を 成形する金型の前端面を削り取ることによって容易に可能である。また、チップ 接片Tが一対の接片部31,31に挿入されたときには、一対の接片部31,3 1の接点36,36がプラグPのチップ接片Tに具備された径小の首部T’に弾 接係合して安定した接触状態が保たれると同時に、プラグPが抜止めされる。
【0026】 ここで、一対の接片部31,31はボディ4の前端側から後方に向けて延び出 ているので、プラグPを挿抜するときにそれらの接片部31,31がこじられに くい。
【0027】 次に、第1接片部材1については、図6のようにボディ4にプラグPが差し込 まれると、接点17がプラグPのアース接片Eにより外方に押圧されて接片部1 2がその基端部12a付近を支点として外方に変位し、その変位によって突片部 13が当り面58に当たって接片部12の無制限な変位が阻止される。このよう な当り面58による変位幅規制作用と、上述したように接片部12が可及的長く なっていることとが相まって、接片部12がこじられて永久変形を起こすといっ た事態をきわめて生じにくくなり、そのことが耐久性の向上に役立つ。また、突 片部13が当り面58に当たっていると、接片部12はその基端部12aと当り 面58とによって両端部が位置規制されて支持された状態になるので、接点17 とアース接片Eとの接触圧力は、接片部12がその基端部12aだけで支持され ている場合に比べて格段に大きくなり、両者の接触安定性がそれだけ向上する。 上記接触圧力は当り面58を下方位に設定することにより大きくすることができ 、当り面58を上方位に設定することにより小さくすることができる。他方、突 片部13が当り面58に当たっているときにアース接片Eによって接片部12が さらに外方に向けて変位されると、突片部13が当り面58に当たったまま外方 Yに向けて摺動することによりその変位を吸収するので、接片部12の変位に伴 う力がボディ4に開き変形を生じさせようとする力に変換されにくくなり、ボデ ィ4に無理な力が加わらない。
【0028】 第2接片部材取付エリア6に対する第2接片部材2の取付構造や作用、および 取付方法は第1接片部材1についてのそれらとまったく同様であるから、第2接 片部材取付エリア6に対する第2接片部材2についてはそれらについての詳細な 説明を省略する。
【0029】 この実施例によれば、外形2.5mm程度のプラグPに対応する超小型のジャ ックであっても、上述したように各接片部材1,2,3の耐久性やプラグPに対 する接触安定性が十分に確保される。また、第1接片部材1や第2接片部材2が 、それらの端子部18,28を除き、ボディ4に形成された第1凹所51,61 や第2凹所55,65に完全に収容され、また、第3接片部材3が、それらの端 子部35を除き、ボディ4の上下左右にまったく突き出ていない構成で固定され ているので、ボディ4からそれらの接片部材1,2,3の一部が突き出てジャッ ク全体としての超小形化を阻害したり、ジャックの実装密度を高めることの障害 にならないという利点がある。
【0030】 なお、実施例の第1、第2、第3接片部材1,2,3は端子部18,28,3 5が水平に延び出た面実装タイプになっているけれども、これらの端子部18, 28,35を下方に延び出しておいてもよい。
【0031】
【考案の効果】
本考案によれば、プラグのチップ接片に対する接片部の接触安定性を損なうこ となく、超小型化されたジャックを提供することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例によるジャックの分解斜視図で
ある。
【図2】第3接片部材の側面図である。
【図3】第3接片部材を下方から見た平面図である。
【図4】第3接片部材を前方から見た正面図である。
【図5】ジャックにプラグを差し込んだ状態を示す横断
平面図である。
【図6】第1接片部材の取付状態と挿入空間に挿入され
たプラグを示す後方から見た正面図である。
【符号の説明】
3 コ字形接片部材 31 接片部 32 板片部 4 ボディ 46 ボディの側壁 41 挿入空間 46a ボディの側壁内面 47 開口 P プラグ型コネクタ T チップ接片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対向する側壁の相互間にプラグ型コネ
    クタの挿入空間が具備されたボディと、ボディにおける
    上記側壁の内面に沿って上記挿入空間に配備されその挿
    入空間に挿入されたプラグ型コネクタのチップ接片が相
    互間に挿入されて拡開する板片状の一対の接片部を具備
    すると共にそれらの接片部の基端部同士が板片部により
    短絡されたコ字形接片部材とを具備し、 ボディにおける相対向する側壁内面の相互間隔が、上記
    チップ接片の挿入されていない非拡開状態での一対の上
    記接片部における相互間隔の最大になっている箇所の相
    互間隔よりも広くかつ上記チップ接片の挿入されている
    拡開状態での一対の上記接片部における相互間隔の最大
    になっている箇所の相互間隔よりも狭く設定されている
    と共に、ボディにおける相対向する上記側壁に、上記チ
    ップ接片の挿入により拡開した一対の上記接片部におけ
    る相互間隔の最大になっている箇所の嵌入を許す開口が
    開設されていることを特徴とするジャック型コネクタ。
JP7086192U 1992-10-12 1992-10-12 ジャック型コネクタ Expired - Lifetime JP2558179Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7086192U JP2558179Y2 (ja) 1992-10-12 1992-10-12 ジャック型コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7086192U JP2558179Y2 (ja) 1992-10-12 1992-10-12 ジャック型コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0636255U true JPH0636255U (ja) 1994-05-13
JP2558179Y2 JP2558179Y2 (ja) 1997-12-17

Family

ID=13443771

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7086192U Expired - Lifetime JP2558179Y2 (ja) 1992-10-12 1992-10-12 ジャック型コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2558179Y2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000150078A (ja) * 1998-11-11 2000-05-30 Smk Corp カードコネクタを備えた情報媒体
US7361061B2 (en) 2004-12-13 2008-04-22 Lg Electronics Inc. Ear-jack of portable terminal
JP2015518261A (ja) * 2012-05-31 2015-06-25 エストロン・アー/エス 小型化コネクタ
US9899756B2 (en) 2016-03-09 2018-02-20 Japan Aviation Electronics Industry, Limited Connector and connector structure

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000150078A (ja) * 1998-11-11 2000-05-30 Smk Corp カードコネクタを備えた情報媒体
US7361061B2 (en) 2004-12-13 2008-04-22 Lg Electronics Inc. Ear-jack of portable terminal
JP2015518261A (ja) * 2012-05-31 2015-06-25 エストロン・アー/エス 小型化コネクタ
US9899756B2 (en) 2016-03-09 2018-02-20 Japan Aviation Electronics Industry, Limited Connector and connector structure

Also Published As

Publication number Publication date
JP2558179Y2 (ja) 1997-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100800209B1 (ko) 커넥터의 피팅부에 탄성 가동부가 있는 셀을 구비한 전기커넥터
US7252556B2 (en) Electrical connector having locking claw
JP3800591B2 (ja) カード用コネクタ
US7273397B2 (en) Electrical connector having flexible mating portion
JP3301329B2 (ja) コネクタ
JP6839293B2 (ja) 部材の係止構造
JP6914232B2 (ja) コネクタ構造
JP2002329554A (ja) コネクタ
JPH08195242A (ja) 端子金具のがた止め構造
US6988908B2 (en) Cable end connector assembly with a pressing device
JPH0511671Y2 (ja)
JPH0548243U (ja) 端子保護コネクタ
JP2002025706A (ja) コネクタ
JPH0636255U (ja) ジャック型コネクタ
US10559924B2 (en) Connector
WO2021079590A1 (ja) コネクタ
JP2593884Y2 (ja) Fpc接続構造
JP2566612Y2 (ja) ジャック型コネクタ
JP2541557Y2 (ja) ジャック型コネクタ
JPS6239586Y2 (ja)
JP4045151B2 (ja) プラグ型コネクタ
JP3854834B2 (ja) 電気コネクタ
JP2595528Y2 (ja) プラグジャック機構
JP2530839Y2 (ja) 端子収容構造
JP3449913B2 (ja) コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term