JP3074612U - コンパクトディスクのケース - Google Patents
コンパクトディスクのケースInfo
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- JP3074612U JP3074612U JP2000004700U JP2000004700U JP3074612U JP 3074612 U JP3074612 U JP 3074612U JP 2000004700 U JP2000004700 U JP 2000004700U JP 2000004700 U JP2000004700 U JP 2000004700U JP 3074612 U JP3074612 U JP 3074612U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking
- compact disc
- case
- compact disk
- pedestal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Packaging For Recording Disks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンパクトディスクの固定および取り外しが
容易なコンパクトディスクのケースを提供する。 【解決手段】 コンパクトディスクのケースに設けられ
た固定部20は中心から円周方向へ三組の隔塊22及び
三組の係止部23を有している。隔塊22と係止部23
との間には隙間24を有し、台座部21と連接され、連
結面25と一体となっている。連結面25の外縁に、そ
れぞれ隔塊導斜面221及び係止導斜面231が接続さ
れ、隔塊定位面222および係止位面232が設けられ
ている。係止定位面232の上には突出部233が突出
して設けられている。突出部233を設けることにより
外部からの衝撃でコンパクトディスクがはずれたり傷つ
いたりすることを防ぐことができる。
容易なコンパクトディスクのケースを提供する。 【解決手段】 コンパクトディスクのケースに設けられ
た固定部20は中心から円周方向へ三組の隔塊22及び
三組の係止部23を有している。隔塊22と係止部23
との間には隙間24を有し、台座部21と連接され、連
結面25と一体となっている。連結面25の外縁に、そ
れぞれ隔塊導斜面221及び係止導斜面231が接続さ
れ、隔塊定位面222および係止位面232が設けられ
ている。係止定位面232の上には突出部233が突出
して設けられている。突出部233を設けることにより
外部からの衝撃でコンパクトディスクがはずれたり傷つ
いたりすることを防ぐことができる。
Description
【0001】
本考案はコンパクトディスクのケースに関すものである。
【0002】
図1に示すように、従来のコンパクトディスクのケースはプラスチックによっ て射出成型されるものであって、コンパクトディスクをケースに固定するためケ ース10の中心に、所定数の「Z字」型の爪部12から構成された環状爪部11 を採用することにより丸形の固定部となっている。爪部12がプラスチックの弾 性を有し、環状爪部11の大きさはコンパクトディスクの中心孔の大きさにほぼ 等しいため、コンパクトディスクの中心孔を環状爪部11にあてて少々押すこと により、コンパクトディスクを環状爪部11にはめることができる。一方、コン パクトディスクを取り出す時、環状爪部11の頂面部13を押すと爪部12に圧 力がかかり、内側へ縮小される。これにより、コンパクトディスクを環状爪部1 1から取り外すことができる。
【0003】
上述のコンパクトディスクのケースは、実際に使用すると改善すべき点があり 、それは以下のようになる。 1.従来の固定部の構造では、環状爪部11は12個の「Z字」型の爪部11 から構成されたものであり、爪部11を押してコンパクトディスクを取り出す場 合、指先からの力が平均でないと、各爪部11の受ける力が異なるため、コンパ クトディスクは一部の爪部11に引っ掛かったり、力を入れすぎることにより爪 部11が壊れたり、コンパクトディスクが割れたりすることになる。
【0004】 2.コンパクトディスクを固定する場合、コンパクトディスクの中心孔を環状 爪部に当てコンパクトディスクに力を加えることにより、コンパクトディスクを 環状爪部に固定することができる。しかし、環状爪部の大きさはコンパクトディ スクの中心孔の大きさとほぼ同じであるため、外部からの衝撃などで、コンパク トディスクが環状爪部から外れたり、コンパクトディスクを傷付けたりする可能 性がある。
【0005】 したがって、本考案の主な目的は、コンパクトディスクの固定および取り外し が容易なコンパクトディスクのケースを提供することにある。
【0006】
上述の目的を達成するための本考案の請求項1に記載のコンパクトディスクケ ースの固定部構造は、突出部が設けられている係止部および隔塊を設置すること によってコンパクトディスクをコンパクトディスクケースに簡単に固定すること ができる。そのため、振動や外部からの衝撃に対してもコンパクトディスクが係 止部から外れることがない。また、固定部からコンパクトディスクを容易に取り 外すことができる。
【0007】 本考案の請求項2に記載のコンパクトディスクの固定部構造は、台座部に円弧 状の穴部を設けることによって、係止部および隔塊に変形可能な弾性効果を付与 することができる。
【0008】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図2、図3、図4に示すように、本考案の一実施例によるコンパクトディスク (以下、コンパクトディスクを「CD」という。)ケースの固定部20は、CD ケースの所定位置に突出して設けられている台座部21上にプラスチックを射出 成形することによって形成されている。CD40の中心位置に形成されている定 位孔は円形状であるため、本実施例では固定部20を円環状として、CD40の 定位孔と相互対応して嵌合可能である。
【0009】 固定部20はその中心位置を中心に、円周方向へ三組の隔塊22及び三組の係 止部22を設置することによって構成されている。隔塊22と係止部23との間 には所定の隙間24が形成されている。隔塊22と係止部23とは台座部21と 連接されている。固定部20の中心に設けられている連結面25と三組の隔塊2 2とは一体に形成されている。連結面25はCD40の定位孔より小さい円い平 面であり、隔塊22及び係止部23は連結面25の外縁にそれぞれ隔塊導斜面2 21及び係止導斜面231で接続されている。隔塊22の隔塊導斜面の221と 台座部21との間には隔塊定位面222が形成され、係止部23の係止導斜面2 31と台座部21との間には係止定位面232が形成されている。係止定位面2 32の上には突出部233が突出して設けられている。
【0010】 図3、図4、図5に示すように、CD40を取付けて固定するには、CD40 の中央の定位孔を固定部20の連結面25にはめるだけではよい。連結面25は 定位孔より小さい円面であって、連結面25の周縁側に隔塊導斜面221及び係 止導斜面231を有するため、図4に示すようにCD40ははめられると、導斜 面に沿って係止部23の突出部233へ移動する。その後、操作者がCD40に 力を加えると、係止部23は内側及び下側へ変形し(プラスチックの弾力性によ る効果のため)、図5に示すように突出部233は定位孔の周縁から外れること になる。そして、CD40は隔塊定位面222及び係止定位面232へ移動する 。係止部23は加えられた力が開放されるため元の状態に戻り、係止部23の突 出部233は定位孔の周縁とひっかかる状態となる。したがって、CD40は係 止されている状態となる。
【0011】 係止されている状態では、係止部23に力を再び加えると突出部233は外れ 、CD40の係止が解除される。固定部20は台座部21を有するため、CD4 0固定されている場合、CD40の定位孔の周縁側を台座部21に位置させるこ とによって、CDと固定部20とが固定されているときの安定性が高まることに なる。
【0012】 CD40が固定されている場合、その定位孔の周縁は係止部23の突出部23 3によって係止されているため、揺らしたり、動かしたりしてもCD40が外れ ることがなく、CD40が緩むため傷つく恐れもない。
【0013】 図6に示すように、係止されたCD40を取り出す場合、係止部23の係止導 斜面231に力を加えることによって、係止部23を内へ収縮させ、突出部23 3をCDの定位孔から離させると、CD40を取り外すことができる。 図7、図8に示すように、本考案のもう一つの実施例は、台座部21に数個の 円弧状の穴部26が設けられている。穴部26は各係止部23の両側の台座部2 1に設けられている。係止部23と台座部21とは一体となり、係止部23の側 辺の台座部21に穴部26が設けられているため、係止部23を押すとき、弾性 が増し変形可能な効果が増す。 一方、図9に示すのは、CD40が固定部の構造20に置いてあって、且つ内 包物50をケースの中に入れてある状態である。
【0014】 以上の説明したように、本考案の実施例によると、固定部に係止部及び隔塊を 設置することによってCDをCDケースに簡単に固定することができ、振動した としても係止部から外れることがなく、固定部の構造からCDを迅速に取り外す ことができる。
【図1】従来のCDのケースを示す斜視図である。
【図2】本考案の一実施例によるCDのケースを示す斜
視図である。
視図である。
【図3】本考案の一実施例によるCDのケースの固定部
を拡大して示す斜視図である。
を拡大して示す斜視図である。
【図4】本考案の一実施例によるCDのケースの固定部
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図5】本考案の一実施例によるCDのケースの固定部
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図6】本考案の一実施例によるCDのケースの固定部
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図7】本考案の別の実施例によるCDのケースを示す
斜視図である。
斜視図である。
【図8】図7の固定部近傍を拡大した斜視図である。
【図9】本考案の別の実施例によるCDのケースを示す
斜視図であって、使用状態を示す図である。
斜視図であって、使用状態を示す図である。
20 固定部 21 台座部 22 隔塊 23 係止部 24 隙間 25 連結面 26 穴部 30 ケース 233 突出部
Claims (2)
- 【請求項1】 コンパクトディスクを収容可能なケース
の中央部の所定位置に成形され前記コンパクトディスク
を固定可能な固定部を有するコンパクトディスクのケー
スであって、 前記固定部の中心に円周方向に形成されている所定数の
隔塊および係止部を有し、 前記隔塊と前記係止部との間には、所定の隙間が設けら
れ、 前記係止部の側面には突出部が突出して設けられている
ことを特徴とするコンパクトディスクのケース。 - 【請求項2】 前記係止部は円形状の台座部に設けら
れ、前記台座部には円弧状の穴部が形成されていること
を特徴とする請求項1記載のコンパクトディスクのケー
ス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000004700U JP3074612U (ja) | 2000-07-05 | 2000-07-05 | コンパクトディスクのケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000004700U JP3074612U (ja) | 2000-07-05 | 2000-07-05 | コンパクトディスクのケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3074612U true JP3074612U (ja) | 2001-01-19 |
Family
ID=32984138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000004700U Expired - Fee Related JP3074612U (ja) | 2000-07-05 | 2000-07-05 | コンパクトディスクのケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3074612U (ja) |
-
2000
- 2000-07-05 JP JP2000004700U patent/JP3074612U/ja not_active Expired - Fee Related
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