JPH058350A - ハードコート膜付基材 - Google Patents

ハードコート膜付基材

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JPH058350A
JPH058350A JP16539691A JP16539691A JPH058350A JP H058350 A JPH058350 A JP H058350A JP 16539691 A JP16539691 A JP 16539691A JP 16539691 A JP16539691 A JP 16539691A JP H058350 A JPH058350 A JP H058350A
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田 政 幸 松
Michio Komatsu
松 通 郎 小
Tsuguo Koyanagi
柳 嗣 雄 小
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 基材1と、基材表面に形成された第1被膜2
および該第1被膜2上に形成された第2被膜3を含むハ
ードコート膜とからなり、第1被膜2および/または第
2被膜3は、微粒子を含有する樹脂から形成され、第1
被膜2を形成する樹脂相の膜硬度が第2被膜3を形成す
る樹脂相の膜硬度よりも小さいことを特徴とするハード
コート膜付基材10。 【効果】 本発明のハードコート膜は、優れた表面硬度
を有するとともに、耐衝撃性および耐摩耗性に優れてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、各種プラスチックフィル
ム等の成型体の表面保護を目的としてその表面にハード
コート膜が形成されたハードコート膜付基材に関し、特
に耐衝撃性、耐摩耗性などに優れるとともに表面硬度が
向上した積層構造を有するハードコート膜が形成された
基材に関する。
【0002】
【発明の技術的背景】プラスチックフィルムは、加工性
に富み、また、透明性を有することから、保護シート、
タッチタブレット等の基材として利用されている。しか
し、プラスチックフィルムは、表面硬度が低く傷付き易
い欠点があり、そのままでは長期使用に耐えられなかっ
た。
【0003】この表面硬度の欠点を解決するために、従
来は、プラスチックフィルムの表面に熱硬化型のシリコ
ン樹脂、アクリル樹脂、メラミン樹脂、紫外線硬化型の
アクリル樹脂等を塗布し、硬化させてハードコート被膜
を形成する方法が知られている。さらに、これらの樹脂
中にシリカ等の微粒子をフィラーとして添加し、ハード
コート膜を形成する方法も提案されている。
【0004】しかし、従来の方法では、表面硬度をあげ
ようとすると、もろくなり、応力歪みによるクラックが
発生し易くなり、逆に可撓性をあげてもろさを解決しよ
うとすると表面硬度が不足するという問題点があった。
従って、従来のハードコート膜の鉛筆硬度は4Hが限度
であった。
【0005】本発明者等は、これらの問題点を解決する
ため研究の結果、ハードコート膜を、硬度が異なる少な
くとも2層の樹脂で構成するとともに、いずれか一方ま
たは両方の層に微粒子を含有させることにより、積層膜
全体の可撓性が保持され、表面硬度が向上すると同時
に、耐衝撃性、耐摩耗性にもすぐれたハードコート膜が
形成されることを見出して本発明を完成するに至った。
【0006】
【発明の目的】本発明は、上記のような従来技術におけ
る問題点を解決しようとするものであって、優れた表面
硬度を有するとともに、耐衝撃性および耐摩耗性に優れ
たハードコート膜を有するハードコート膜付基材を提供
することを目的としている。
【0007】
【発明の概要】本発明に係るハードコート膜付基材は、
基材と、基材表面に形成された第1被膜および該第1被
膜上に形成された第2被膜を含むハードコート膜とから
なり、第1被膜および/または第2被膜は、微粒子を含
有する樹脂から形成され、かつ第1被膜を形成する樹脂
相の硬度が第2被膜を形成する樹脂相の膜硬度よりも小
さいことを特徴としている。
【0008】また本発明に係るハードコート膜付基材で
は、基材と第1被膜との間に、弾性保護層が形成されて
いてもよい。
【0009】
【発明の具体的説明】以下、本発明に係るハードコート
膜付基材について具体的に説明する。本発明に係るハー
ドコート膜付基材10は、図1に示すように、基材1
と、第1被膜2と、第2被膜3とからなっている。
【0010】また本発明に係るハードコート膜付基材1
0は、図2に示すように基材1と第1被膜2との間に、
弾性保護層4を有していてもよい。基材1としては、ど
のような基材でも用いることができるが、具体的には、
ポリカーボネート、PET、ポリオレフィンなどのプラ
スチックが用いられる。
【0011】本発明では、積層膜全体としての表面硬度
を向上させるために、第1被膜または第2被膜のいずれ
か一方または両者は、微粒子を含有する樹脂で形成され
る。第1被膜中の微粒子は、その平均粒径が、被膜の膜
厚とほぼ同じか、あるいは被膜の膜厚よりも大きく、膜
の表面に粒子が少なくとも突出していることが望まし
い。
【0012】第1被膜および第2被膜の膜厚は、通常1
〜10μmであることから、第1被膜に用いる微粒子
は、その平均粒径がこの範囲か、あるいはこれよりもや
や大きいことが好ましい。しかし、膜厚に比べて粒子の
平均粒径があまり大きいと、粒子が脱落し易くなった
り、また被膜の透明性が低下するなどの問題が生ずるこ
とから、平均粒径の上限としては、最大膜厚とほぼ同じ
粒径が好ましい。
【0013】第1被膜が上記のような微粒子含有樹脂で
形成されている場合、第2被膜は樹脂のみで形成しても
良いが、平均粒径が約0.1〜1.0μmである微粒子
を含有する樹脂で形成することが望ましい。こうするこ
とによって積層膜の表面硬度がさらに向上すると同時に
表面平滑性が増し、膜の耐摩耗性が向上する。
【0014】このときの第1被膜中の微粒子の含有量
は、1〜15重量%、好ましくは2〜10重量%の範囲
である。1重量%未満では表面硬度が充分ではないこと
があり、一方15重量%を越えると、膜の透明性が低下
することがある。また、第2被膜中の微粒子の含有量
は、0.1〜0.8重量%、好ましくは0.2〜0.5
重量%の範囲である。0.1重量%未満では、微粒子添
加効果が充分でないことがあり、0.8重量%を越える
と、膜の透明性が低下することがある。
【0015】第2被膜においては、上述のように平均粒
径が0.1〜1.0μmの微粒子以外に、その膜厚とほ
ぼ同じかそれより大きい粒径の微粒子を用いることがで
きる。
【0016】第2被膜が、その膜厚より大きい粒径例え
ば1μm以上の平均粒径の微粒子を含有する樹脂で形成
される場合には、第1被膜は、樹脂のみで形成され、必
ずしも微粒子を含有していなくても良い。この場合、第
2被膜中の微粒子の含有量は約2〜10重量%の範囲が
好ましい。
【0017】この場合、第2被膜の表面が凹凸になるこ
とから、表面平滑性は多少失われる。しかし、このため
に表面のギラツキが防止され、いわゆるノングレアなハ
ードコート膜となる。
【0018】第1被膜および第2被膜を形成する樹脂と
しては、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂あるいは紫外線硬
化樹脂などが用いられる。本発明においては、第1被膜
を形成する樹脂相の硬度が第2被膜を形成する樹脂相の
硬度より小さくなるようにそれぞれの樹脂を選択する。
具体的には、第1被膜形成用樹脂としては、ポリエステ
ル樹脂、塩ビ−酢ビ共重合樹脂、ブチラール樹脂または
硬質ウレタン樹脂などが好ましく用いられ、第2被膜形
成用樹脂としては、アクリル樹脂、シリコン樹脂、メラ
ミン樹脂、エポキシ樹脂、ホスファゼン樹脂などが好ま
しく用いられる。
【0019】このように形成されたそれぞれの樹脂相の
鉛筆硬度は、第1被膜がB〜H、第2被膜が2H以上で
あることが好ましい。このような第1被膜および第2被
膜は、通常用いられる有機溶剤に樹脂および微粒子を溶
解または分散した塗布液を基材上にスクリーン印刷等通
常の塗工法で塗布し、乾燥し、さらに必要に応じて加熱
硬化または紫外線硬化することにより形成することがで
きる。
【0020】本発明では、上記のような第1被膜と基材
との間に、第1被膜よりもさらに表面硬度が小さい弾性
保護層4を形成してもよい。このような弾性保護層を設
けることによって、さらに応力緩和を図ることができ、
さらに第1被膜中の微粒子が基材中に喰い込むことを防
止できるとともに、基材との密着性を向上させることが
できる。
【0021】この弾性保護層は、たとえば軟質ウレタン
樹脂、ポリ塩化ビニル、酢ビ(共)重合体、ポリエステ
ル樹脂などの軟質で弾性のある樹脂で形成することがで
きる。またこの弾性保護層は、第1被膜と同様に、上記
の樹脂を有機溶剤に溶解させてなる弾性層形成用塗布液
を、基材上に塗布することによって形成することができ
る。
【0022】この弾性保護層は、その鉛筆硬度が3B〜
H好ましくは2B〜HBであることが望ましい。弾性保
護層の膜厚は、1〜10μm程度であることが望まし
い。
【0023】なお上記の説明では、ハードコート膜を、
第1被膜と第2被膜とで形成した具体例について説明し
たが、ハードコート膜を、表面硬度が異なり、基板に向
かうほどその硬度が小さくなる3層以上の被膜で形成し
てもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明に用いるハードコート膜は、第1
被膜と第2被膜の積層膜からなり、しかも少なくともい
ずれか一方の膜が微粒子含有樹脂で形成されている。従
って、積層膜の表面硬度が従来のハードコート膜に比べ
て一段と向上している。
【0025】さらに、第1被膜の樹脂相の硬度が第2被
膜の樹脂相の硬度より小さいことから、適度の可撓性を
有し、第1被膜が積層膜にかかる応力歪みを緩和するい
わゆる応力緩和層として作用し、耐衝撃性が向上し、従
来のハードコート膜のようにもろさに基づくクラックが
発生するようなことはなく、その結果、ハードコート膜
としての表面硬度を7H以上とすることが可能となる。
さらに基材との密着性にも優れている。
【0026】このようなハードコート膜付基材として
は、具体的には、タッチタブレット、LCD用偏光膜、
家具、大理石などが挙げられる。
【0027】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明するが、本
発明はこれら実施例に限定されるものではない。
【0028】
【実施例1】分散剤(ライオン社製、エソデュオミンT
−13)0.1gとイソホロン−メシチレン(混合比
2:1)混合溶媒26.4gとを混合攪拌し、次にこれ
に平均粒径6μmの球状シリカ微粒子0.4gを添加攪
拌した。これとポリエステル樹脂(東洋紡製、バイロ
ン、樹脂濃度40重量%)を混合したのち、消泡剤6.
26gを添加し、第1被膜形成用塗布液を調製した。
【0029】一方ホスファゼン樹脂(出光石油化学製U
−1000)20gに平均粒径0.55μmのシリカ微
粒子が分散したシリカゾル(SiO2 濃度20重量%)
0.2gを添加混合し、これにレベリング剤(楠本化成
製、ディスパロン#1610)0.2gおよび耐傷剤
(東レシリコーン製SH−94PA)0.1gを添加攪
拌して、第2被膜形成用塗布液を調製した。
【0030】厚さ188μmのPETフィルム基材表面
に、第1被膜形成用塗布液を、250メッシュのポリエ
ステルスクリーン膜にて10cm角の大きさにスクリーン
印刷し、120℃、10分間加熱して、膜厚4μmの第
1被膜を形成した。
【0031】この被膜のうえに、第2被膜形成用塗布液
を380メッシュポリエステルスクリーン膜にて10cm
角の大きさにスクリーン印刷し、紫外線照射装置で硬化
させ、膜厚4μmの第2被膜を形成し、ハードコート膜
を形成した。
【0032】
【実施例2】実施例1において、第1被膜形成用塗布液
の球状シリカ微粒子の代わりに、平均粒径6μmの粒子
を0.2g、平均粒径2.4μmの粒子を0.1gの量
で用いるとともに、分散剤を0.05g用いた以外は、
実施例1と同様の方法で第1被膜形成用塗布液を調製し
た。
【0033】この第1被膜形成用塗布液と、実施例1で
用いた第2被膜形成用塗布液を、実施例1と同じPET
フィルム基材に実施例1と同様にして塗布し、ハードコ
ート膜を形成した。
【0034】
【実施例3】熱硬化型シリコーン樹脂(大八化学製、S
iコート2)20gに実施例1と同様のシリカゾル0.
2gを添加攪拌し、次いで消泡剤(楠本化成製、特殊変
性シリコン系ディスパロン#230)を0.1g添加攪
拌し、第2被膜形成用塗布液を調製した。
【0035】実施例2で形成された第1被膜上に、第2
被膜形成用塗布液を180メッシュのポリエステルスク
リーン膜にて10cm角の大きさにスクリーン印刷し、1
50℃、5分間加熱乾燥し、膜厚6μmの第2被膜を形
成し、ハードコート膜を形成した。
【0036】
【実施例4】塩ビ- 酢ビ系樹脂(積水化学製、エスレッ
クA(樹脂濃度30%))20gに消泡剤(西ドイツ
製、コントラエアーポリ)を0.1g添加攪拌し、弾性
保護層形成用塗布液とした。
【0037】この塗布液を、実施例1と同じPET基材
に250メッシュのポリエステルスクリーン膜にて、1
0cm角の大きさにスクリーン印刷し、120℃、10分
間加熱乾燥して膜厚3μmの弾性保護層を形成した。
【0038】この弾性保護層上に実施例2の第1被膜形
成用塗布液を250メッシュのポリエステルスクリーン
膜にて10cm角の大きさにスクリーン印刷し、120
℃、10分間加熱乾燥し、膜厚4μmの第1被膜を形成
した。
【0039】最後に実施例2の第2被膜形成用塗布液を
380メッシュのポリエステルスクリーン膜にて、第1
被膜上に10cm角の大きさにスクリーン印刷し、紫外線
照射装置で硬化させた後、膜厚4μmの第2被膜を形成
し、ハードコート膜を形成した。
【0040】
【実施例5】分散剤(ライオン社製、エソデュオミンT
−13)0.05gとメシチレン4.0gを混合攪拌
し、これに塩ビ−酢ビ共重合樹脂(積水化学製、エスレ
ックA)40gを添加し、次いで消泡剤0.4gを添
加、混合して第1被膜形成用塗布液を調製した。
【0041】一方、ホスファゼン樹脂(出光化学製、U
−1000)40gに平均粒径約6μmのシリカ微粒子
(触媒化成工業(株)製、シリカマイクロビード)2.
0gを添加混合した。次いで、レベリング剤(東レダウ
コーニング製、DC−11PA)0.8g、消泡剤0.
4gを添加し、第2被膜形成用塗布液を調製した。
【0042】第1被膜形成用塗布液を実施例1と同じP
ETフィルム基材に実施例1と同様にして塗布し、膜厚
4μmの第1被膜を形成した。この被膜のうえに、第2
被膜形成用塗布液を実施例1と同様にして塗布し、膜厚
4μmの第2被膜を形成し、ハードコート膜を形成し
た。
【0043】得られたハードコート膜について以下の評
価を行った。 (イ)全光線透過率:スガ試験機製ヘーズコンピュータ
ーHGM−2DPを使用して測定した。 (ロ)ヘーズ:スガ試験機製ヘーズコンピューターHG
M−2DPを使用して測定した。 (ハ)テーパー摩耗試験:テーパー摩耗試験機により摩
耗輪250g2つを硬化膜上において250サイクル動
かした後、ヘーズ差を判別した。 (ニ)スチールウール試験:スチールウール#0000
により荷重1kgにて50回シービング後、ヘーズ差を判
別した。 (ホ)落砂試験:#80の粗粒1000gを、硬化膜上
に落とした後、ヘーズ差を判別した。 (ヘ)鉛筆硬度:JIS K 5400に準じて鉛筆硬
度試験機により評価した。 (ト)光沢度:スガ試験機製デジタル変角光沢度計UG
V−5Dにより、入射角60°、受光角60°で測定し
た。
【0044】結果を第1表に示す。
【0045】
【比較例】東レ製タフトップ188L−B2TO(単層
の無機粒子含有ハードコート膜が形成された188μm
厚PETフィルム)について、実施例と同様の評価を行
った。
【0046】結果を第1表に併せて示す。
【0047】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のハードコート膜付基材の断面図であ
る。
【図2】 本発明のハードコート膜付基材の断面図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小 柳 嗣 雄 東京都千代田区大手町2丁目6番2号 触 媒化成工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材と、基材表面に形成された第1被膜
    および該第1被膜上に形成された第2被膜を含むハード
    コート膜とからなり、 第1被膜および/または第2被膜は、微粒子を含有する
    樹脂から形成され、かつ第1被膜を形成する樹脂相の硬
    度が第2被膜を形成する樹脂相の硬度よりも小さい ことを特徴とするハードコート膜付基材。
  2. 【請求項2】 基材と第1被膜との間に、弾性保護層が
    形成されていることを特徴とする請求項1に記載のハー
    ドコート膜付基材。
JP03165396A 1991-07-05 1991-07-05 ハードコート膜付基材 Expired - Lifetime JP3073270B2 (ja)

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