JPH0583382A - コードレスボタン電話システムのテナント制御方式 - Google Patents

コードレスボタン電話システムのテナント制御方式

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JPH0583382A
JPH0583382A JP3241666A JP24166691A JPH0583382A JP H0583382 A JPH0583382 A JP H0583382A JP 3241666 A JP3241666 A JP 3241666A JP 24166691 A JP24166691 A JP 24166691A JP H0583382 A JPH0583382 A JP H0583382A
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田村一郎
Kosuke Hashimoto
橋本孔佑
Shinji Kumataka
熊▲高▼信治
Koichi Adachi
安達浩一
Shin Saegusa
伸 三枝
Yukihiro Shimura
志村行浩
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    • H04W84/10Small scale networks; Flat hierarchical networks
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M9/00Arrangements for interconnection not involving centralised switching
    • H04M9/002Arrangements for interconnection not involving centralised switching with subscriber controlled access to a line, i.e. key telephone systems
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 コードレス電話機31〜3Pにテナントデー
タメモリ306を設け、該テナントデータメモリ306
に、外線51〜5Nに対応させて接続可否データを格納
し、外線51ー5Nに対する発信時又は着信応答時に
は、各コードレス電話機31〜3P内で、発信外線又は
着信外線が自己のテナントであるか否かを判断し、接続
の許可又は禁止を決定する。 【効果】 接続要求のあった外線がテナント内の外線で
あるか否かの判断を、各コードレス電話機内で行うの
で、発信時には、発信外線が発信したコードレス電話機
のテナント外である場合、無線回線を設定しない制御が
可能となり、無線回線の無効設定が回避できる。また、
着信時には、着信外線がテナント内の外線であるか否か
の判断を各コードレス電話機内で判断するので、着信情
報を全コードレス電話機に一斉に送付することができ、
着信表示の遅れが少なく、かつ送付するデータも簡単で
短く構成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コードレス電話機で構
成されるボタン電話システムのテナント機能の制御方式
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ボタン電話システムのテナント機能と
は、システムに収容されるボタン電話機を1又は複数個
の電話機でなる複数の群に分け、システムに収容される
外線を上記電話機の各群に振り分けて、当該各群ごとに
使用できる外線を限定するようにした機能であり、外線
の収容数が多い大容量のボタン電話システムに採用され
る機能である。
【0003】従来の有線方式のボタン電話システムで
は、上記テナント機能のための制御情報(ボタン電話機
又はボタン電話機群(テナントグループ)と、各テナン
トグループに対する外線接続の可否を外線ごとに設定す
るデータ)は、主装置内の中央処理装置にシステムデー
タとして投入されており、各電話機の外線に対する発
信、着信の許可又は禁止は全て主装置内の上記システム
データ(テナント情報)の参照によって決定されてい
る。
【0004】無線結合方式のボタン電話システム、すな
わち、電話機が所謂コードレス電話機で構成され、主装
置に収容された外線とコードレス電話機とが無線回線に
よって接続されるようにしたコードレスボタン電話シス
テムに上記従来の方式を採用した場合には、主装置内の
メモリにテナント情報を格納する構成となる。
【0005】かかる構成における外線への発信又は外線
からの着信の際の制御は次のようになる。
【0006】発信時には、操作者が外線選択ボタンを押
下すると、コードレス電話機は外線選択ボタン押下情報
を外線発信操作情報と判断し、予め決められている制御
チャネルを介してコードレス電話機からの接続要求信号
(発呼情報)を主装置に対して送出する。
【0007】主装置では上記コードレス電話機からの接
続要求信号に含まれているID信号を解読して、当該コ
ードレス電話機が自己のシステムに属するもので有るか
否かの判定を下し、自己のシステムの電話機であれば、
当該コードレス電話機の番号と発信外線(被選択外線)
の番号を読み込むとともに、通話や情報伝達のための無
線チャネル(通話チャネル)を上記コードレス電話機に
告知し、自らも受信周波数、送信周波数をその告知した
通話チャネルに同調する。これにより主装置とコードレ
ス電話機との間に通話チャネルが設定されたこととな
る。また、主装置は発信外線の番号に該当するテナント
情報を参照し、発信したコードレス電話機のテナントに
その外線が含まれていれば、主装置は外線とコードレス
電話機との通話路を作り、通話状態とするが、当該外線
がテナント外の外線であると、主装置はコードレス電話
機に対して無線接続を開放させるための命令(終話コマ
ンド)を通話チャネルを介して送出し、その後電波送出
を停止し(すなわち、無線接続を開放し、)待機状態に
戻る。
【0008】また、コードレス電話機も上記終話コマン
ドを受信すると電波送出を停止し待機状態に戻る。
【0009】一方、外線からの着信時には、主装置は全
てのコードレス電話機と無線接続を開始するとともに、
その着信外線のテナントを参照し、コードレス電話機ご
とのテナント情報に従って、主装置は電話機毎に、その
外線のランプデータ、着信音データを作成する。
【0010】次に、予め定められた制御チャネルを使用
して主装置はコードレス電話機に対して接続要求信号
(着呼信号)を送出する。
【0011】コードレス電話機は主装置からの着呼信号
に対して応答を返し、応答を返してきたコードレス電話
機に対して主装置は発信の時と同様に通話チャネルを指
定して、自らもその通話チャネルに移行する。
【0012】以上のようにして通話チャネルが設定され
ると、主装置は当該通話チャネルを介してコードレス電
話機の1台ごとに着信のランプ情報、着信音情報を送出
し、ランプ情報、着信音情報を受信した各コードレス電
話機はそのデータに従って着信の可視、可聴表示を行
う。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】テナント情報を主装置
内に記憶しておくようにした従来のテナント制御方式で
は、次のような問題点がある。
【0014】(1) コードレス電話機から発信する際
には、押下された外線選択ボタンに対応する外線が、そ
のコードレス電話機のテナントに含まれるか否かにかか
わらず、主装置と当該コードレス電話機との間に無線接
続が行われることとなり、無線回線の無効捕捉が発生
し、かつ操作者に無効発信であることを認識させるまで
に時間がかかる(操作者が即座に無効発信であると認識
できない。)。
【0015】(2) 外線からの着信の際には、通話チ
ャネルの設定後、順次各コードレス電話機に着信表示情
報が出力されるため(テナント外のコードレス電話機へ
の着信表示を除外するため、及び主装置において、応答
したコードレス電話機を識別する必要から、全コードレ
ス電話機に一斉に着信表示情報を送出することはできな
い。)、コードレス電話機への着信表示が、着信の生起
時からかなり遅れることとなる。
【0016】本発明は、以上の問題点を解決するために
提案するものであり、発信時のテナント外のコードレス
電話機による無線回線の無効捕捉をなくし、かつ着信時
のコードレス電話機への着信表示の遅れを少なくするこ
とを課題とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題のため、本発明
は、テナント情報をコードレス電話機内に外線ごとに対
応させて記憶しておき、外線に対する発信又は着信に際
しては、上記テナント情報に基づき、各コードレス電話
機内で当該各コードレス電話機における外線の接続許可
又は接続禁止を決定するようにしたものであり、また、
上記テナント情報を、外線の発信と着信とで別個に設定
し、外線の発信、着信別に、外線の接続許可と接続禁止
とを決定するようにしたものである。
【0018】
【作用】本発明では、テナント制御(外線の接続許可、
禁止制御)は、全てコードレス電話機内で当該コードレ
ス電話機内に記憶されたテナント情報に基づいて行なわ
れる。
【0019】従って、発信の際には、接続許可された外
線に対してのみ無線回線(通話チャネル)を設定する制
御が可能となり、また、着信の際には、着信表示の要否
をコードレス電話機自体で判断するので、全コードレス
電話機に一斉に着信表示情報を送付することができ、着
信表示の遅れが小さくなる。
【0020】
【実施例】図面はいずれも本発明の実施例を示すもの
で、図1はブロック図、図2(A)〜(C)はテナント
データメモリの構成を示すもので、(A)は発信、着信
とも同一のテナントに設定する場合の例、(B)及び
(C)は発信と着信とを別個のテナントに設定する場合
の例、図3(A),(B)はテナント制御処理を示すフ
ローチャートで、(A)は着信時の処理、(B)は発信
時の処理をそれぞれ示す。
【0021】図1に示すように、本発明実施例にかかる
コードレスボタン電話システムは、1台の主装置1と、
複数台の接続装置21〜2Mと、複数台のコードレス電
話機31〜3Pで構成され、更に、本発明に関していえ
ば、テナントデータの設定時又は変更時にデータを入力
するためのデータ入力装置4が設けられている。
【0022】外線51〜5Nと接続装置21〜2Mと
は、主装置1に収容され、該主装置1内において、それ
ぞれ外線インターフェース102及び接続装置インター
フェイス103を介してスイッチ101に接続され、中
央処理装置104の制御により、スイッチ101内で相
互間が選択的に有線接続される。主装置1には上記の
他、データ入力装置4を中央処理装置104に接続する
ための入力装置インターフェイス105が設けられてい
る。
【0023】接続装置21〜2Mは、主装置1内で有線
接続されて当該接続装置21〜2Mまで延長された外線
51〜5Nを更に無線回線によってコードレス電話機3
1〜3Pに延長接続するためのもので、制御チャネルと
通話チャネルを有する無線送受信部を主体に構成されて
おり、おのおのにアンテナ201が設けられている。
【0024】コードレス電話機31〜3Mは、全て同一
に構成されており、制御チャネルと通話チャネルを有す
る無線回線の送受信部301、レシーバー及びマイクを
含む通話機能回路でなる電話機回路部302、上記送受
信部301と電話機回路部302との間を接続する接続
部303、発信又は着信応答の際に外線51〜5Nを選
択捕捉するための外線選択キー304、着信を可視、可
聴表示する着信表示器305、それぞれのコードレス電
話機31〜3Pにおいて自己のテナント情報を記憶する
テナントデータメモリ306及びコードレス電話機31
〜3Pの制御を一括して行なう制御部307、及び送受
信部301に設けられたアンテナ308で構成される。
なお、上記外線選択キー304はダイヤルボタン(図示
せず)で兼用されることがあり(発信又は着信の際の最
初のダイヤルボタン操作を、外線選択操作であると、制
御部307で判断するように構成する。)、実施例でも
この方式を採用している。
【0025】また、主装置1に有線式のボタン電話機が
接続装置21〜2Mとともに収容される場合があり、こ
の場合には、特定の有線式ボタン電話機をデータ入力装
置4として使用できる。
【0026】テナント情報は、発信と着信を同一に設定
する場合と、発信と着信とを別個に設定する場合があ
る。
【0027】図2(A)は、テナント情報を発信着信同
一に設定した場合のテナントデータメモリ306の構成
例で、メモリの1つのアドレスの各1ビットを外線51
〜5Nに割り当てて構成してあり、テナントデータは、
「0」が発信、着信とも接続が禁止されることを、
「1」が発信、着信とも接続が許可されることをそれぞ
れ表わしている。図2(A)に示すテナントデータの格
納例では、外線番号1,3,4の外線51,53及び5
4が接続許可されている外線、外線番号2,5の外線5
2,55が接続禁止されている外線であることを表わし
ている。すなわち、当該テナントデータに設定されたコ
ードレス電話機(31〜3Pのいずれか)のテナント外
線は外線51,53及び54である。
【0028】また、このテナントデータメモリ306に
格納できる最大データ数、すなわち、テナント情報の最
大記憶外線数は、メモリの1つのアドレスの構成ビット
数であり、従って外線51〜5Nの本数が上記構成ビッ
ト数以上である場合には、複数のアドレスをテナントデ
ータの格納部に割り当てる。
【0029】図2(B)は、テナント情報を発信と着信
とで別個に設定した場合のテナントデータメモリ306
の構成例で、メモリの2つのアドレスをそれぞれ発信テ
ナントデータと着信テナントデータの格納部とし、それ
ぞれのアドレスの各1ビットを外線51〜5Nに割り当
てて構成してあり、テナントデータは、「0」が接続禁
止、「1」が接続許可であることをそれぞれ表わしてい
る。図2(B)に示すテナントデータの格納例では、外
線番号4の外線54に対しては発信、着信とも接続が許
可され、外線番号1,3の外線51,53に対しては発
信のみ接続が許可され、外線番号2の外線52に対して
は着信のみ接続が許可され、外線番号5の外線55に対
しては発信、着信とも接続が禁止されていることを表わ
している。すなわち、当該テナントデータに設定された
コードレス電話機(31〜3Pのいずれか)の発信テナ
ント外線は、外線51,53,54であり、着信テナン
ト外線は、外線52,54である。
【0030】また、図2(C)は、図2(B)と同様の
テナントデータメモリ306の構成例で、メモリの1つ
のアドレスの各2ビットを外線51〜5Nに割り当てて
構成してあり、テナントデータは、「00」が発信、着
信とも接続が禁止され、「01」が着信のみ接続が許可
され、「10」が発信のみ接続が許可され、また、「1
1」が発信、着信とも接続が許可されることをそれぞれ
表わしている。図2(C)に示すテナントデータの格納
例は、前記図2(B)の格納例と同一である。また、図
2(B),(C)に示すテナントデータメモリ306の
構成例でも、外線51〜5Nの本数によっては、図示し
た2つ又は1つのアドレスで全てのテナント情報を記憶
できないことがあること、及びこの様な場合には、複数
のアドレス(図2(B)にあっては2の倍数のアドレ
ス)をテナントデータの格納部に割り当てればよいこと
は、前記図2(A)の場合と同様である。
【0031】次に図3を参照して動作を説明する。
【0032】(着信時の動作)例えば外線51に着信が
生起すると、主装置1では外線インターフェイス102
を介して着信情報が中央処理装置104に読み込まれ、
中央処理装置104は、そのときに空き状態にある接続
装置例えば接続装置21を捕捉して当該接続装置21か
ら制御チャネルを介して着呼信号(接続要求信号)を送
出する。
【0033】コードレス電話機31〜3Pは、常時、間
欠動作によって上記制御チャネルを監視しており、この
監視によって制御部307が送受信部301から上記着
呼信号を読み込むと、制御部307は送受信部301の
動作を連続動作として通話チャネルの設定準備をし、こ
れが完了したことを示す着呼応答信号を送受信部301
から上記制御チャネルを介して接続装置21に返送す
る。
【0034】接続装置21は全てのコードレス電話機3
1〜3Nから上記着呼応答信号を受信すると、そのとき
に空いている通話チャネルを識別し、コードレス電話機
31〜3Pに当該通話チャネルを指定するS−ch指定
信号を送出するとともに、自らの無線回線を上記通話チ
ャネルに切替える。
【0035】コードレス電話機31〜3Pでは、上記S
−ch指定信号を送受信部301で受信し、これを制御
部307が読み込んで送受信部301の無線回線を上記
S−ch指定信号で指定された通話チャネルに切替え、
当該通話チャネルを介して接続装置21に切替え完了を
示すS−ch切替完了信号を送受信部301から送出す
る。
【0036】接続装置21は、上記S−ch切替完了信
号を全てのコードレス電話機31〜3Pから受信する
と、上記通話チャネルを介して全てのコードレス電話機
31〜3Pに一斉に着信情報が送出される。
【0037】以上のようにしてコードレス電話機31〜
3Pに着信情報が送られると、コードレス電話機31〜
3Pでは、図3(A)に示すテナント制御が開始され
る。
【0038】すなわち、制御部307は、送受信部30
1から着信情報を読み込み(ステップS1)、テナント
データメモリ306を参照して(ステップS2)着信外
線51(着信外線の情報は、着信情報中に含まれる。)
が自己のテナントの外線であるか否か、すなわち、外線
51が接続を許可された外線であるか否かを判断する
(ステップS3)。
【0039】すなわち、例えばテナントデータメモリ3
06が図2(A)に示す構成で(以下これを例とす
る。)、そのNo.1ビットに「1」が格納されている
場合には、ステップS3の判断で処理フローが「YE
S」の方向に流れ、制御部307は着信表示器305を
駆動して着信表示を行なう(ステップS4)。以上の動
作により、コードレス電話機31〜3Pのうち、着信外
線51を自己のテナント外線とするものには着信表示が
なされる。着信表示がなされて、いずれかのコードレス
電話機で応答し、通話に入ってから終話に至る動作は、
従来と同じであり、また、本発明と直接には関係しない
ので、詳述しない。
【0040】また、テナントデータメモリ306のN
o.1ビットに「0」が格納されている場合には、ステ
ップS3の判断で処理フローが「NO」の方向に流れ、
制御部307は自己を待機状態に移行させる(ステップ
S5)。すなわち、無線回線の設定を、通話チャネルか
ら制御チャネルに切替え、制御チャネルの間欠的監視動
作に戻る。以上の動作により、コードレス電話機31〜
3Pのうち、着信外線51を自己のテナント外線としな
いものには、着信表示がなされない。
【0041】(発信時の動作)例えば、コードレス電話
機31で、例えば、外線51に発信すべく、外線選択キ
ー304の当該外線51に対応するキーを押下すると、
制御部307は、当該キーの押下が着信外線に対応する
ものでないことにより当該キーの押下情報を発呼情報と
して読込み(ステップS11)、続いて押下されたキー
からの入力を読込む(ステップS12)。
【0042】次に制御部307は、テナントデータメモ
リ306を参照し(ステップS13)、上記キー入力さ
れた被選択外線51が自己のテナントの外線であるか否
か、すなわち当該外線が接続を許可された外線であるか
否かを判断する(ステップS14)。
【0043】すなわち、例えばテナントデータメモリ3
06のNo.1ビットに「1」が格納されている場合に
は、ステップS14の判断で処理フローが「YES」の
方向に流れ、ここに至って初めて送受信部301を制御
して接続装置21〜2Mとの間で無線接続制御を開始す
る(ステップS15)。接続装置21〜2Mのいずれか
とコードレス電話機31との間で最終的に通話チャネル
が設定され、かつ、主装置1のスイッチ101により外
線51(外線インターフェイス102)と上記接続装置
21〜2Mのいずれか(接続装置インターフェイス10
3)との間に有線通話路が設定され、コードレス電話機
31から外線51に発信先のダイヤル信号が送出され、
被呼者応答で通話に入り、終話に至るまでの制御は、全
て従来と同じである。
【0044】また、例えばテナントデータメモリ306
のNo.1ビットに「0」が格納されている場合には、
ステップS14の判断で処理フローが「NO」の方向に
流れ、制御部307は、無線接続制御を開始することな
く、自己を待機状態に移行させる(ステップS16)。
以上の動作によって、コードレス電話機31〜3Pにお
いて、テナント外の外線に対して発信操作がなされて
も、当該コードレス電話機31〜3Pに無線回線が設定
されることはない。
【0045】以上に説明した着信時及び発信時の動作で
は、テナントデータメモリ306の構成が図2(A)で
ある場合を例としたが、図2(B)又は(C)の構成で
ある場合の動作は、テナントデータの参照時に発信と着
信を別個に判断する点を除いて、前記と同様であり、前
記説明から容易に理解できる。
【0046】(テナントデータの入力動作)コードレス
電話機31〜3Pのテナントデータメモリ306へのテ
ナントデータの書込みは、主装置1のデータ入力装置4
(又は、特定の有線式ボタン電話機)によって行なわれ
る。
【0047】すなわち、データ入力装置4でデータの書
込み操作を開始すると、中央処理装置104は入力装置
インターフェイス105を介してデータ入力装置4から
まず起動情報を読込み、接続装置21〜2Mのうち、そ
のとき空いているもの、例えば接続装置21を接続装置
インターフェイス103を介して捕捉し、前記着信時の
動作と同様にして(接続要求信号、接続要求応答信号、
S−ch指定信号、S−ch切替完了信号の交換)当該
接続装置21と各コードレス電話機31〜3Pとの間に
通話チャネルを設定する。
【0048】次に、データ入力装置4から、コードレス
電話機31〜3Pを指定する番号(電話機番号)とテナ
ントデータとを含むデータを入力すると、中央処理装置
104は当該データを入力装置インターフェイス105
を介して読込み、接続装置インターフェイス103を介
して接続装置21に送出する。接続装置21は当該デー
タを通話チャネルを介してコードレス電話機31〜3P
に送出する。
【0049】コードレス電話機31〜3Pでは、送受信
部301で上記データを受信すると、制御部307は送
受信部301から上記データを読込み、まず、上記デー
タに含まれる電話機番号が自己の番号であるか否かを判
断し、自己の番号であれば、上記データに含まれるテナ
ントデータをテナントデータメモリ306に格納し、又
はテナントデータメモリ306中のデータを新たに入力
されたテナントデータに更新して待機状態に戻る。ま
た、上記データ中の電話機番号が自己の番号でないとき
には、当該データを無視し、何もしないで待機状態に戻
る。
【0050】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明は、テナ
ント情報を各コードレス電話機内に記憶しておくように
したものであり、発信及び着信の際の接続許可又は接続
禁止を各コードレス電話機内で判断できるので、発信時
において、発信外線が発信したコードレス電話機のテナ
ント外である場合には無線回線を設定しないように制御
でき、無線回線の無効設定がなくなる。
【0051】また、着信時において、各コードレス電話
機に着信させるか否かの判断は各コードレス電話機にお
いて行なうことができるので、着信情報は全てのコード
レス電話機に一斉に送付することができ、各コードレス
電話機での着信表示の遅れが少なくなり、かつ送付する
データも簡単かつ短く構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図。
【図2】(A),(B),(C)はテナントデータメモ
リの構成図。
【図3】(A)は着信時のテナント制御のフローチャー
ト。(B)は発信時のテナント制御のフローチャート。
【符合の説明】
1…主装置 21〜2M…接続装
置 31〜3P…コードレス電話機 4…データ入力装置 51〜5N…外線 301…送受信部 304…外線選択キ
ー 306…テナントデータメモリ 307…制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本孔佑 東京都文京区小石川2丁目5番7号 明星 電気株式会社内 (72)発明者 熊▲高▼信治 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 安達浩一 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 三枝 伸 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 志村行浩 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の外線を収容した主装置と、該主装
    置と無線回線で結合される複数のコードレス電話機で構
    成され、コードレス電話機に接続し得る外線を、コード
    レス電話機毎に別個に設定したテナント制御方式におい
    て、上記外線の接続可否データを、コードレス電話機内
    に上記複数の外線の個々に対応させて記憶し、当該接続
    可否データに基づき、各コードレス電話機内で当該各コ
    ードレス電話機における外線の接続許可又は接続禁止を
    決定するようにしたコードレスボタン電話システムのテ
    ナント制御方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のコードレスボタン電話
    システムのテナント制御方式において、接続可否データ
    を、外線の発信と着信とで別個に設定し、外線の接続許
    可と接続禁止とを外線の発信、着信別に決定するように
    したコードレスボタン電話システムのテナント制御方
    式。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のコードレ
    スボタン電話システムのテナント制御方式で用いる接続
    可否データのコードレス電話機への投入方法であって、
    主装置にデータ投入手段を有し、主装置とコードレス電
    話機とを無線結合し、上記データ投入手段の操作によっ
    て主装置側で接続可否データの書き込み又は変更を行う
    ようにしたテナント制御データの投入方法。
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