JPH0582965B2 - - Google Patents

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JPH0582965B2
JPH0582965B2 JP61067364A JP6736486A JPH0582965B2 JP H0582965 B2 JPH0582965 B2 JP H0582965B2 JP 61067364 A JP61067364 A JP 61067364A JP 6736486 A JP6736486 A JP 6736486A JP H0582965 B2 JPH0582965 B2 JP H0582965B2
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JP
Japan
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layer
thickness
buried
recess
buried layer
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61067364A
Other languages
English (en)
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JPS62224937A (ja
Inventor
Ichiro Ishida
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
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Publication date
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  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はマイクロエレクトロニクス装置例えば
個体電子装置、半導体装置、起伝導装置を構成す
る凹部の埋め込み方法に関する。
(従来の技術) 凹部を埋め込み層で埋め込み、エツチバツク法
で平坦化を図つた後埋め込み層上に接して被覆層
を形成する場合、従来技術では例えば応用物理第
54巻第7号(1985)p682にある如く表面の平坦
化を実現する事は困難であつた。
従来技術の例を第3図a−eの断面図で示し説
明する。下地層31の上に凹部32を有する第1
層33が形成されている(第3図a)。試料全面
に凹部32の段差と同じ厚さの埋め込み層34を
形成した後(第3図b)、流動性を有する平坦層
35を用いて試料表面を平坦化する(第3図c)。
平坦化層35と埋め込み層34が同じエツチング
速度である条件でエツチングを行う。このエツチ
ング終点は原理的に第1層33の表面が露出した
時点であるが実際は第1層33表面露出の瞬間を
正確に検出する事は現在の技術では困難である。
一方第1層33上に埋め込み層34が残留する事
は避ける必要がある。その結果実際的には上記エ
ツチングは余裕をもつて理想状態よりも長目にほ
どこされ、エツチング後の埋め込み層34の表面
は第1層33の表面よりも下地層31側に位置し
ていた(第3図d)。すなわち、埋め込み層34
と第1層33が形成する表面には段差が生じた。
その結果凹部32をおおう第2層35を設けた後
も第2層表面に前記段差が反映した凹凸が生じた
(第3図e)。又第4図a−eの断面図に示す方法
も考えられる。第4図aに示す如く下地層41の
上に凹部42を有する第1層43が形成される。
試料全面に凹部42の段差と同じ厚さの埋め込み
層44を形成する(第4図b)。次に流動性を有
する平坦化層45を用いて試料表面を平坦化する
(第4図c)。平坦化層45と埋め込み層44が同
じエツチング速度である条件でエツチングを行
う。平坦化層45を全て除去し、埋め込み層44
を第1層43上に指定厚だけ残した状態でエツチ
ングを終了させた後(第4図d)、凹部42をお
おうように埋め込み層44をパターニングする
(第4図e)。しかしこの方法では、凹部42をお
おう層の膜厚を指定通り実現するためには埋め込
み層44のエツチング条件を精密に制御しなけれ
ばならず事実上凹部42をおおう層の膜厚の高精
度化は不可能であつた。
更に、凹部42をおおうように埋め込み層44
をパターニングした(第4図e)後、この埋め込
み層44上に接して被覆膜層を設けることは新た
にマスクを設けて現像を行う等の工程数が増し、
且つ埋め込み層表面全体をおおうような被覆膜層
を設けることは非常に困難となり、歩留まりも低
下する。
(発明が解決しようとする問題点) 以上の結果、第2層35上に設けられる配線又
は回路素子等の断線率及び故障率の増加を招き、
装置の歩留まりの向上信頼性の向上を図る事が困
難であるか、又は凹部42をおおう層の膜厚を高
精度で規定することは困難であり、且つ被覆膜層
を設ける工程による歩留まりの低下が問題となつ
た。
本発明の目的は上記従来の困難を除くために、
制御性の余裕度が大なるエツチバツク法により凹
部埋め込み層上の平坦化を達成できる凹部埋め込
み方法を提供する事にある。
(問題点を解決するための手段) 本発明の凹部埋め込み方法は、該凹部の段差よ
り厚い厚さの埋め込み層を試料表面に形成する第
1の工程と、第1の工程後流動性を有する平坦化
膜を用いて試料表面を平坦化する第2の工程と第
2の工程後該埋め込み層と同じエツチング速度で
該平坦化膜及び該埋め込み層をエツチングし該平
坦化膜のエツチングが全て終了し且つ該凹部を除
いた領域の該埋め込み層の一部を残す第3の工程
と該凹部を除いた領域における第3の工程で残つ
た埋め込み層の厚さを、最終的に必要な被覆層の
厚さから差し引いた厚さの被覆層を第3の工程後
に該埋め込み層上に接して設けた後、該被覆膜層
と該埋め込み層を連続的に同一工程でパターニン
グする工程とを含む事を特徴とする。
(作用) 第1図a−eの断面図を用いて本発明の原理を
説明する。下地層1の上に、凹部2を有する第1
層3が用意される(第1図a)。凹部2の段差よ
り厚い埋め込み層4を試料全体に形成する(第1
図b)。次に、埋め込み層4上に流動性を有する
平坦化層5を形成し試料表面を平坦化する(第1
図c)。その後平坦化層5と埋め込み層4とが同
じ速度でエツチングされる条件で平坦化5と埋め
込み層4とをエツチングしていく。平坦化層5の
エツチングが終了し(A点)、まだ第1層3が露
出しない段階(B点)でエツチングを終了し、試
料表面に埋め込み層4の平坦化層を形成する(第
1図d)。エツチングの終点はA点とB点の間と
する。次に第1層3上に残つている埋め込み層4
の厚さtを測定する。次に第2層6(膜厚t0
t)を試料全面に形成する。但しt0は凹部42を
おおう層の指定された膜厚である。埋め込み層4
を連続的に同一工程でパターニングする(第1図
e)。すでに試料表面に平坦化されて形成されて
いる。埋め込み層4上に第2層6を重ねて形成し
て連続パターニングをほどこすために、第2層6
表面は良好な平坦性を有する。又凹部42をおお
う層の膜厚t0は精度良く実現できる。
(実施例) 第2図a−eの断面図は本発明の方法を明示す
るための超伝導回路装置の電極コンタクト製造フ
ローの断面図である。
例えばNbを用いたグランドプレーン、シリコ
ン基部等を含む基部層21上に例えばSiOで絶縁
層22が形成され、該絶縁層22上に例えばNb
で厚さ200nmの第1層配線23と、例えば同じ厚
さのSiOで埋め込み絶縁層24が平坦性良く配置
されている。第1層配線23表面上に電気的接触
をとるための開孔、凹部26を有する層間絶縁層
25が例えばSiOを用いて100nmの厚さに形成さ
れる(第2図a)。次に例えばNbスパツタ膜を用
いた埋め込み層27を、150nmの厚さに設ける
(第2図b)。次に試料表面に例えばフオトレジス
トを1μm厚に塗布し、例えば400℃以上で1時間
焼きしめて試料表面上にフオトレジストを流動さ
せ試料表面を平坦化する。その後、例えばガス圧
3paのCF4ガスを用いて0.16W/cm2のパワーで反
応性イオンエツチングする。このエツチング条件
ではフオトレジストの平坦化層と埋め込み層27
はどちらも40nm/mの速度でエツチングされる。
全平坦化層のエツチングが終了してから層間絶縁
層25が露出するまでの間にエツチングを終了す
る(第2図c)。その結果試料表面に埋め込み層
27の平坦化層が形成される。この膜厚tを測定
し、次に第2層配線28を例えばNbスパツタ堆
積法でt0−tの厚さに形成する(第2図d)。但
しt0は層間絶縁層25上に設けられる配線層の膜
厚としてあらかじめ指定された量であり例えば
200nmである。第2層配線28表面も、下地の平
坦性を反映して良い平坦性を有し層間絶縁層25
上に設けられる配線層の膜厚は例えば200nmに指
定通り形成される。次工程で第2層配線28のパ
ターニングを行い例えばCF4ガス5paのガス圧放
電電力0.16W/cm2の条件で層間絶縁層25が露出
するまで反応性イオンエツチングする(第2図
e)。その結果凹部26領域の埋め込み層上に、
平坦性が良く例えば200nmの指定どおりの膜厚の
第2層配線28が形成される。又図には示されて
いないが第2層配線を埋め込む事、及び上述の工
程につけ加えて、例えばジヨセフソン接合素子、
抵抗素子、超伝導配線、容量素子及びインダクタ
ンス素子等を形成する事もできる。又、本発明は
超伝導装置に限らず、絶縁体、半導体金属等のあ
らゆる材料によつて構成される装置の形成方法に
も適用できる。
(発明の効果) 以上述べた如く本発明により従来の困難を解消
し、試料下地の凹部を埋め込んだ埋め込み層上の
形成層の平坦化が実現でき、更に膜厚が高精度に
規定でき又、プロセス余裕度の大きなエツチング
法を用いる事ができる。その結果、配線又は回路
素子の断線率又は故障率が低減し、信頼性の高い
超伝導回路装置を高歩留まりで製造する事ができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図a−eは本発明の製造工程を明示するた
めの凹部埋め込み方法の工程断面図である。第2
図a−eは本発明の1実施例を示すための超伝導
回路装置の凹部埋め込み方法の工程断面図であ
る。第3図a−eは従来の凹部埋め込み方法の工
程断面図である。第4図a−eは従来の別の凹部
埋め込み方法の工程断面図である。 図において、1,31,41は下地層、2,2
6,32,42は凹部、3,33,43は第1
層、4,27,34,44は埋め込み層、5,3
5,45は平坦化層、6は第2層、21は基部
層、22は絶縁層、23は第1層配線、24は埋
め込み絶縁層、25は層間絶縁層、28は第2層
配線をそれぞれ示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 試料表面の凹部を埋め込み層で埋め込んだ後
    該凹部をおおうように該埋め込み層上に接して設
    けられる被膜層のパターニングを行う工程におい
    て、該凹部の段差より厚い厚さの埋め込み層を試
    料表面に形成する第1の工程と第1の工程後、流
    動性を有する平坦化膜を用いて試料表面を平坦化
    する第2の工程と第2の工程後該埋め込み層と同
    じエツチング速度で該平坦化膜及び該埋め込み層
    をエツチングし、該平坦化膜のエツチングが全て
    終了し且つ該凹部を除いた領域の該埋め込み層の
    一部を残す第3の工程と、該凹部を除いた領域に
    おける第3の工程で残つた埋め込み層の厚さを、
    最終的に必要な被覆膜層の厚さから差し引いた厚
    さの被覆膜層を第3の工程後の該埋め込み層上に
    接して設けた後、該被覆膜層と該埋め込み層を連
    続的に同一工程でパターニングする工程とを含む
    ことを特徴とする凹部埋め込み方法。
JP6736486A 1986-03-27 1986-03-27 凹部埋め込み方法 Granted JPS62224937A (ja)

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JPS62224937A JPS62224937A (ja) 1987-10-02
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01161861A (ja) * 1987-12-18 1989-06-26 Oki Electric Ind Co Ltd 完全密着型イメージセンサ素子の製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5664436A (en) * 1979-10-30 1981-06-01 Fujitsu Ltd Manufacturf of semiconductor device
JPS58132949A (ja) * 1982-02-02 1983-08-08 Toshiba Corp 半導体装置の製造方法

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