JPH0582932U - ハンガー搬送装置 - Google Patents

ハンガー搬送装置

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Publication number
JPH0582932U
JPH0582932U JP2403792U JP2403792U JPH0582932U JP H0582932 U JPH0582932 U JP H0582932U JP 2403792 U JP2403792 U JP 2403792U JP 2403792 U JP2403792 U JP 2403792U JP H0582932 U JPH0582932 U JP H0582932U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
string
hanger
shaped body
chain
carriage
Prior art date
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Pending
Application number
JP2403792U
Other languages
English (en)
Inventor
秀弘 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chuo Seisakusho KK
Original Assignee
Chuo Seisakusho KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Chuo Seisakusho KK filed Critical Chuo Seisakusho KK
Priority to JP2403792U priority Critical patent/JPH0582932U/ja
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハンガーを昇降させるチェーン等の紐状体が
切れた場合にもハンガーが処理槽中に落下することがな
く、かつチェーン等が切れたことを速やかに作業員に知
らせることができるハンガー搬送装置を提供する。 【構成】 ハンガー7と台車4との間にハンガー昇降用
の第1の紐状体11のほかに、常時は無荷重の第2の紐状
体12を設ける。この第2の紐状体12はバネ15に引かれた
ローラ16に掛かっており、第1の紐状体11が切れると第
2の紐状体12がこれを支え、その荷重によりローラ16が
移動するので検知手段14がこれを検知して警報を発す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、めっき装置等の表面処理装置に用いられるハンガー搬送装置に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
表面処理装置のハンガー搬送装置には各種の形式のものがあるが、その代表的 なものは実公平3-38184 号公報に示されたように、走行台車に設けられたモータ によりチェーン又はワイヤ等の紐状体を介してハンガーを巻き上げ、ガイドレー ルに沿って昇降させる形式のものである。
【0003】 ところがこのような従来のハンガー搬送装置においては、ハンガーの荷重が全 てチェーン等の紐状体により支えられているため、チェーン等の紐状体が経年変 化によって摩耗したり腐食して切れたときには、ハンガーが処理槽中に落下し、 処理液が飛散して他の処理槽を汚染したり、ハンガーや処理槽等を含む処理装置 が破損してしまうおそれがあった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記した従来の問題点を解決し、万一チェーン等の紐状体が切れた場 合にもハンガーが処理槽中に落下することがなく、かつチェーン等が切れたこと を速やかに作業員に知らせることができるハンガー搬送装置を提供するために完 成されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するためになされた本考案は、台車に設けられたモータによ りチェーン又はワイヤ等の紐状体を介してハンガーを昇降させる形式のハンガー 搬送装置において、ハンガーと台車との間にハンガー昇降用の第1の紐状体のほ かに常時は無荷重の第2の紐状体を設けるとともに、この第2の紐状体に荷重が 掛かったことを検知して警報を発する検知手段を設けたことを特徴とするもので ある。
【0006】
【実施例】
以下に本考案を図示の実施例によって更に詳細に説明する。 図1、図2において、1はめっき槽などの処理槽、2はその上方に設置された 走行用のレールである。このレール2の上には走行用のモータ3を備えた台車4 が搭載されており、この台車4が処理槽1に沿って走行することにより、ワーク Wを処理槽1の各槽に順次浸漬し、表面処理を行うようになっている。
【0007】 5は台車4から下方に延びるガイドレールであり、6はこのガイドレール5に 沿って昇降される昇降台車である。昇降台車6はその下端にワークWのハンガー 7を支持するための支持部8を備えている。また昇降台車6は台車4に搭載され たモータ9により、チェーン又はワイヤ等の紐状体を介して昇降されるようにな っている。本実施例では紐状体としてチェーンが使用されており、ブレーキ付き のモータ9により駆動されるスプロケット10を正逆いずれかの方向に回転させる ことにより、ハンガー7を支持した昇降台車6を昇降させている。しかし紐状体 としてワイヤを使用した場合には、スプロケット10の代わりにワイヤドラムが使 用されることはいうまでもない。
【0008】 本考案ではこのような紐状体として、ハンガー昇降用の第1の紐状体11のほか に、常時は無荷重の第2の紐状体12が設けられている。第1の紐状体11は従来と 同様にハンガー7の荷重を支えて昇降させるためのものであり、図示のとおりそ の他端にバランスウエイト13を取り付けてもよい。第2の紐状体12はその下端を 昇降台車6に取付け、その上端をスプロケット10にわずかな遊びを持たせて巻き 掛けてある。そしてこの第2の紐状体12に作用する荷重は、台車4上に設けられ た検知手段14によって検知されている。
【0009】 検知手段14はバネ15によってスプロケット10から離れる方向に引かれているロ ーラ16と、このローラ16の位置を検知する近接スイッチのような検知器17とを備 えたもので、このローラ16に第2の紐状体12を掛けておくことによってその荷重 を知ることができる。即ち、第2の紐状体12に荷重が作用しない通常の状態にお いては、ローラ16はバネ15によってスプロケット10から離れる方向に引かれてお り、検知器17はローラ16を検知しない。しかし第2の紐状体12に荷重が作用する と、ローラ16はバネ15に抗して検知器17の側に移動し、検知器17がこれを検知し て警報を発するようになっている。
【0010】
【作用】
このように構成された本考案のハンガー搬送装置は、台車4のモータ9により 第1の紐状体11を介して昇降台車6およびこれに支持されたハンガー7を昇降さ せ、ワークWの表面処理を行わせることは従来のものと同様である。このような 平常運転時には、第2の紐状体12も第1の紐状体11と同時に巻き上げられるが、 第2の紐状体12は遊びを持たせてスプロケット10に巻き掛けられているため無荷 重の状態にある。
【0011】 しかし万一運転中に第1の紐状体11が切れた場合には、昇降台車6およびこれ に支持されたハンガー7の荷重が衝撃的に第2の紐状体12に作用し、第2の紐状 体12がこの荷重を支えることによってハンガー7等が処理槽1の中へ落下するこ とが防止される。またこれと同時に第2の紐状体12が検知手段14のローラ16をバ ネ15に抗して検知器17の側に移動させるため、検知器17がこれを検知して警報を 発する。これにより作業者は事故の発生を知ることができる。なお、このバネ15 は第1の紐状体11が切れた場合に第2の紐状体12に作用する衝撃荷重を緩和する 効果をも併せ持つものである。
【0012】
【考案の効果】
以上に説明したように、本考案のハンガー搬送装置は万一ハンガー昇降用の第 1の紐状体が切れた場合にも第2の紐状体がこれを支えるのでハンガーが処理槽 中に落下することがなく、かつ第1の紐状体が切れたことを速やかに作業員に知 らせることができる。このために従来のようにハンガーが処理槽中に落下して処 理液が飛散し、他の処理槽を汚染したり処理装置が破損するおそれを防止するこ とができる。 よって本考案は従来の問題点を解消したハンガー搬送装置として、その実用的 価値はきわめて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す正面図である。
【図2】本考案の実施例を示す側面図である。
【符号の説明】
4 台車 7 ハンガー 9 モータ 11 第1の紐状体 12 第2の紐状体 14 検知手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台車に設けられたモータによりチェーン
    又はワイヤ等の紐状体を介してハンガーを昇降させる形
    式のハンガー搬送装置において、ハンガーと台車との間
    にハンガー昇降用の第1の紐状体のほかに常時は無荷重
    の第2の紐状体を設けるとともに、この第2の紐状体に
    荷重が掛かったことを検知して警報を発する検知手段を
    設けたことを特徴とするハンガー搬送装置。
JP2403792U 1992-04-15 1992-04-15 ハンガー搬送装置 Pending JPH0582932U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2403792U JPH0582932U (ja) 1992-04-15 1992-04-15 ハンガー搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP2403792U JPH0582932U (ja) 1992-04-15 1992-04-15 ハンガー搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0582932U true JPH0582932U (ja) 1993-11-09

Family

ID=12127309

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2403792U Pending JPH0582932U (ja) 1992-04-15 1992-04-15 ハンガー搬送装置

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JP (1) JPH0582932U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6356180B2 (ja) * 1979-02-22 1988-11-07 Rhone Poulenc Ind
JPH0338184U (ja) * 1989-08-24 1991-04-12

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6356180B2 (ja) * 1979-02-22 1988-11-07 Rhone Poulenc Ind
JPH0338184U (ja) * 1989-08-24 1991-04-12

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19961217