JPH0582847U - 計量注出キャップ - Google Patents

計量注出キャップ

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JPH0582847U
JPH0582847U JP2333692U JP2333692U JPH0582847U JP H0582847 U JPH0582847 U JP H0582847U JP 2333692 U JP2333692 U JP 2333692U JP 2333692 U JP2333692 U JP 2333692U JP H0582847 U JPH0582847 U JP H0582847U
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光夫 古沢
明彦 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取り外ずし及び装着が容易な計量注出キャッ
プとする。 【構成】 キャップ本体1の環状天板9から保持筒18を
垂下し、保持筒18に流入用内筒59と流入用外筒47を嵌着
し、流入用外筒47に計量筒70を嵌着し、保持筒18内に注
出筒33を回動可能に嵌着し、注出筒33の先端に弧状開閉
板34を連設し、弧状開閉板34の回動で、主計量室86と副
計量室87を区分するように形成し、かつ、キャップ本体
1の着脱で、計量注出キャップの着脱ができるように形
成した

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、内容液を計量して注出できる計量注出キャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、計量注出キャップとして、実開平3-60258号公報に記載されたものがあ る。
【0003】 前記公報に記載された計量注出キャップは、図19に示すように、容器92の口筒 部93に、流入筒94を嵌着し、この流入筒94の下部に、計量筒70を設け、前記流入 筒94内に、注出筒33を回動可能に嵌着し、注出筒33の先端に弧状開閉板34を設け 、前記口筒部93に、蓋体基部97を嵌着したものである。
【0004】 前記計量注出キャップは、注出筒33を回動して、所望の位置例えば図20に示す ように、弧状開閉板34を、主計量室86と2つの副計量室87の間を閉ざす位置に回 動する。
【0005】 そして、蓋体28で注出口36を閉ざして、容器92を倒立させる。そうすると、容 器92の内容液は流入口95から、流入筒94内に流入し、流入筒94内の空気は、連通 孔54から容器92内に排出する。
【0006】 次に、容器92を正立させると、流入筒94内の液は、注出筒流入口96から、主計 量室86内に流入し、余分の液は、連通孔54から容器92内に戻る。そこで、蓋体28 を注出口36から外ずし、容器92を傾けて主計量室86内の一定量の液を注出するも のである。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来の計量注出キャップは、簡単な操作で、内容液を正確に計量して注出 することができて便利である。
【0008】 しかしながら、前記従来の計量注出キャップは、容器92の内容液を使い終った とき、内容液の詰め替えを行なおうとすると、まず、容器92の口筒部93から、蓋 体基部97を外ずし、次に、口筒部93内から、流入筒94を外ずさなければならない 。
【0009】 そして、容器92に内容液の再充填を行なったら、前記操作と逆の操作をして、 口筒部93に流入筒94を嵌着した後、口筒部93に蓋体基部97を嵌着するのであるが 、このとき、注出筒流入口96が、容器92を傾け内容液の注出をする注出時に、上 側、つまり、蓋体28のヒンジ27側と同一の上側となるように位置合わせをする必 要がある。
【0010】 したがって、口筒部93からの計量注出キャップの取り外ずし、及び装着が面倒 である。 本考案は、前記事項に鑑みなされたものであり、取り外ずし、及び装着が容易 な計量注出キャップとすることを、技術的課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案は、容器の口筒部に嵌着できるキャップ本体1を設け、キャップ本体1 に設けた環状天板9の内縁から、保持筒18を垂下して設け、保持筒18の下端に流 入用内筒59を嵌着し、流入用内筒59の下端部外周に設けた環状閉鎖板60を介して 、流入用内筒59の外側に、流入用外筒47を接続して設け、流入用外筒47の上部に 容器内と連通する外筒流入口53を設け、前記環状閉鎖板60の上部近くの流入用外 筒47に、容器内と連通する連通孔54を設け、流入用内筒59の下部に、内筒流入口 62を設け、前記流入用外筒47の下端部に、有底の計量筒70を嵌着し、計量筒70の 周壁に、計量筒70の外周部分を仕切る複数枚の仕切壁79を設けて、計量筒70を、 流入用内筒59内と連通する主計量室86と、直接には流入用内筒59に連通しない副 計量室87を設け、前記保持筒18に注出筒33を回動可能に嵌着し、注出筒33の先端 に弧状開閉板34を連設し、この弧状開閉板34は、回動して前記仕切壁79の内面に 当接して、主計量室86と副計量室87の間を、選択的に開閉できるように形成し、 キャップ本体1に、注出口36を開閉する蓋体28を、ヒンジ27を介して連結して計 量注出キャップとした。
【0012】
【作用】
本考案は、キャップ本体1の保持筒18の下端に、流入用内筒59を嵌着し、流入 用内筒59に接続した流入用外筒47の下端に、計量筒70を嵌着し、そして、前記保 持筒18に注出筒33を回動可能に嵌着して計量注出キャップを組立てる。
【0013】 そして、組立てた計量注出キャップは、キャップ本体1を容器の口筒部に嵌着 することによって、口筒部に装着され、さらに、口筒部からの計量注出キャップ の取り外ずしは、口筒部からキャップ本体1を取り外ずすことによって行なわれ る。
【0014】 この計量注出キャップによる液体の注出は、容器の口筒部に嵌着した計量注出 キャップの蓋体28を開き、注出筒33を回動させ、注出筒33の先端に設けた弧状開 閉板34を、計量筒70の主計量86と副計量室87の間を閉ざす位置(図16)、又は、 主計量室86と副計量室87の間を開く位置(図17・図18)のうち、所望の位置に前 記弧状開閉板34を回動して停止する。
【0015】 次に、注出口36を蓋体28で閉ざし、容器を倒立させる。そうすると、容器の内 容液は、流入用外筒47の外筒流入口53より流入用外筒47内に流入し、流入用外筒 47内の空気は、連通孔54から容器内に排出する。
【0016】 次に、容器を正立させると、流入用外筒47内の液は、内筒流入口62から流入用 内流59内を通って主計量室86内に流入する。そして、主計量室86内のみ(図16) 、又は、主計量室86内と副計量室87内の両方(図17・図18)に流入し、余分の液 は、流入用外筒47の連通孔54から、容器内に戻る。
【0017】 そこで、蓋体28を注出口36から外ずし、容器を傾けて主計量室86の液のみ(図 16)を、又は、主計量室86とこの主計量室86に連通している副計量室87(図17・ 図18)内の液を注出口36から注出する。
【0018】
【実施例】
次に、図に基づいて本考案の実施例の説明をする。図1ないし図18は、本考案 の一実施例の説明用の図である。
【0019】 この実施例のキャップ本体1は、図1ないし図5に示されており、合成樹脂製 で、下部筒状部2を備え、この下部筒状部2は、内側に雌ねじ3を備えており、 容器の口筒部に前記雌ねじ3で螺合して嵌着できるように形成され、下部筒状部 2の内側下縁には、内方に斜めに突出する緩み止め突片4が多数突設してあり、 下部筒状部2の外面には、本体標識5が設けてある。
【0020】 前記下部筒状部2の上端は、内側に屈曲して環状部分を形成し、この屈曲した 環状部分の内縁から、上部筒状部6が立設され、前記上部筒状部6の下側には、 容器の口筒部内に嵌入される嵌入筒7が垂下して設けてあり、前記上部筒状部6 の上端には、環状天板9が設けてある。
【0021】 前記下部筒状部2の上端の環状部分の一側部から上方に向かって延出片26が立 設してあり、この延出片26の上端には、3点ヒンジとして形成したヒンジ27を介 して、蓋体28が連結してある。
【0022】 そして、図3に示すように、前記環状天板9の上面の、キャップ本体1と蓋体 28を結ぶ中心線から45度離れた位置に、高さ3.5mmで先端部の厚さが0.6mmの板体 11が、板体11の平面部分が環状天板9の周方向に向くようにして、設けある。
【0023】 また、前記板体11よりさらに60度離れた位置に、一方の本体ストッパ10が設け てあり、この本体ストッパ10の反対側の環状天板上には、他方の本体ストッパ10 が設けてあり、前記上部筒状部6の上部外周で、前記板体11の設けられた部分の 外側には、周方向に130度にわたって(図3)凹部8が設けてある。
【0024】 前記環状天板9の内縁には、嵌着用筒16が立設してあり、この嵌着用筒16には 、嵌着用段部17が設けてある。 前記環状天板9の内縁から、保持筒18が垂下して設けてあり、この保持筒18は 、下方が小径のテーパー状に形成され、外側の縦方向に突条19を設けてあり、こ の突条19は、前記板体11と同様に、キャップ本体1と蓋体28を結ぶ中心線から45 度離れた位置に設けてある。
【0025】 そして、前記保持筒18の下端には、3箇所に切欠部20が設けてあり、下端部外 周には、保持筒係止段部21が設けてある。 前記保持筒18の下端に嵌着される流入用内筒59は、図9・図10・図11及び図12 (図12は図11のA-A断面図)に示されており、合成樹脂製で、上部に前記保持筒 係止段部21に係止する内筒係止段部61が設けてある。
【0026】 前記流入用内筒59の下端部外周には、下方に傾斜した環状閉鎖板60を介して、 流入用内筒59の外側に、流入用外筒47を一体に接続して設けてある。 前記流入用外筒47は、上部が円筒状部48に形成され、この円筒状部48の下方の 一側部は、平面状部49に形成され、この平面状部49の上部の中央部に、縦方向の 凹条50が設けてあり、この凹条50は、流入用内筒59を前記保持筒18に嵌着すると 、保持筒18の外側に設けた突条19が嵌入し、前記保持筒18に対して、流入用内筒 59の周方向の位置決めをし、そして、回動しないように固定している。
【0027】 そして、前記円筒状部48と平面状部49の境の部分が、外筒流入口53に形成され 、この外筒流入口53は、流入用外筒47内と容器内を連通させるものである。さら に、前記外筒流入口53は、内容液を注出するため、容器を傾けたとき、注出口36 の上側に位置するように、ヒンジ27で回動して開かれた蓋体28と略同じ側に設け てある。
【0028】 前記流入用内筒59には、前記外筒流入口53から周方向に90度離れた位置で、流 入用内筒の中央部から下端部にわたる内筒流入口62が設けてある。 前記流入用外筒47には、前記環状閉鎖板60の上部に近接した位置で、前記外筒 流入口53、及び内筒流入口62と、周方向で反対側となる位置に、連通孔54が設け てあり、この連通孔54は、流入用外筒47内と容器内とを連通させるものである。
【0029】 前記流入用外筒47の下部は、流入用外筒47の肉厚分だけ小径になった小径部51 に形成され、この小径部51の外周には、外筒係止段部52が設けてある。 前記流入用外筒47の小径部51に外嵌して嵌着される計量筒70は、図13・図14及 び図15(図15は図14のB-B断面図)に示されており、合成樹脂製で、円筒状の周 壁の一側部が平面部71に形成され、上部に前記小径部51の外筒係止段部52に係止 する計量筒係止段部74が設けてある。
【0030】 前記計量筒70の底部72の上面には、円筒形の係合用短筒73が立設してあり、計 量筒70の周壁から、計量筒70の外周部分を仕切る3枚の仕切壁79aが内方に突出 させて設けてある。
【0031】 そして、前記計量筒70の平面部71に接続した仕切壁79aには、前記係合用短筒7 3の外周に沿って、他の仕切壁79aの方に伸びる大弧状壁80aが接続してある。 さらに、前記大弧状壁80aが伸びた側でない方の仕切壁79aには、前記大弧状壁 80aに対向して他の仕切壁79aの方に伸びる小弧状壁81aが接続してある。
【0032】 そして、前記計量筒70の中央部は、流入用内筒59内と連通しており、計量筒70 の外周部は、前記中央部を介して流入用内筒59内と連通するものである。 そして、前記流入用外筒47内には、流入用外筒47に嵌着した計量筒70の、3枚 の仕切壁79aと、大弧状壁80a及び小弧状壁81aに、それぞれ当接して連なる3枚 の仕切壁79bと、大弧状壁80b及び小弧状壁81bが一体に設けてあり、さらに、前 記仕切壁79bと大弧状壁80b及び小弧状壁81bの上端部は、流入用内筒59内まで伸 びている。
【0033】 前記保持筒18内に回動可能に嵌着される注出筒33は、図6ないし図8に示され ており、合成樹脂製で、前記保持筒18に合致するテーパー状に形成され、この注 出筒33の先端に、略半円筒状の弧状開閉板34が連設してあり、この弧状開閉板34 の内側には、3条の補強用リブ35が設けてある。
【0034】 前記注出筒33の上端には、注出口36が設けてあると共に、環状頂板37が連設し てある。前記環状頂板37の下面から注出筒嵌着用筒38が垂下して設けてあり、こ の注出筒嵌着用筒38は、前記キャップ本体1の嵌着用筒16に外嵌し、嵌着用筒16 の嵌着用段部17に、注出筒嵌着用筒38の段部が係合して、キャップ本体1に対し て、注出筒33が回動可能で脱出しないように形成してある。
【0035】 前記環状頂板37の下面には、周方向に弧状に伸びる高さ1.4mmの突出部41が小 間隔部分44を介して2箇所に設けてあり、この突出部41は、キャップ本体1の環 状天板9上に設けた板体11が係合するものであり、この板体11が突出部41の端部 から外ずれるとクリック音を発っするように形成したものである。
【0036】 前記環状頂板37の外周縁には、筒状部42が垂下して設けてあり、この筒状部42 の内側であって、前記2箇所の突出部41間の小間隔部分44の側方の位置には、頂 板第2ストッパ40が設けてあり、この頂板第2ストッパ40は、前記キャップ本体 1の上部筒状部6に設けられた凹部8に嵌入して、注出筒33の回動範囲を略120 度の範囲に規制するものである。
【0037】 そして、前記突出部41の略反対側の位置で、前記環状頂板37の下面と、前記筒 状部42の内面に接して、2個の頂板第1ストッパ39が、周方向に30度離して設け てあり、この頂板第1ストッパ39も、前記キャップ本体1の本体ストッパ10に当 接して、注出筒33の回動範囲を規制するものである。
【0038】 この実施例の計量注出キャップは、キャップ本体1の保持筒18に、流入用内筒 59を外嵌し、流入用内筒59の内筒係止段部61を、保持筒18の保持筒係止段部21に 係止すると共に、保持筒18の突条19を、流入用外筒47の凹条50に嵌入して、キャ ップ本体1に対して流入用外筒47の周方向の位置を決め、流入用内筒59を保持筒 18に対して、回動不能に嵌着する。
【0039】 そして、前記流入用外筒47の小径部51に、計量筒70を外嵌し、計量筒係止段部 74を、外筒係止段部52に係止して、計量筒70を流入用外筒47に嵌着する。 そして、前記キャップ本体1の上部筒状部6の凹部8に、注出筒33の頂板第2 ストッパ40が入るようにして、保持筒18内に注出筒33を嵌入し、注出筒嵌着用筒 38の段部を、キャップ本体1の嵌着用筒16の嵌着用段部17に係止して嵌着し、計 量注出キャップを組立てる。
【0040】 この計量注出キャップの計量筒70を容器の口筒部内に挿入し、キャップ本体1 の下部筒状部2を、口筒部に外嵌し、雌ねじ3により口筒部に嵌着する。 容器の内容液を注出するには、蓋体28を注出口36から外ずし、注出筒33を回動 させ、筒状部42に表示した注出筒標識43のうち、所望の注出筒標識43を、本体標 識5に合致する位置まで、注出筒33を回動する。
【0041】 そうすると、注出筒33の環状頂板37に設けた突出部41が、キャップ本体1の環 状天板9に設けた板体11を屈曲させて移動し、板体11が突出部41の端部から外ず れると、板体11は伸長してクリック音を発っし、注出筒33がその位置まで回動し たことを知ることができる。
【0042】 そして、注出筒33を、キャップ本体1に対して、反時計方向にいっぱいに回動 すると、図8の右側に示される頂板第1ストッパ39が、図3の下側に示される本 体ストッパ10に当接すると共に、図8に示す頂板第2ストッパ40が、図3に示さ れる凹部8の上側に示される端部に当接して停止する。
【0043】 そして、弧状開閉板34は、図16に示す位置に回動し、主計量室86のみが、流入 用内筒59内と連通する。 次に、蓋体28で注出口36を閉ざし、容器1を倒立させると、容器の内容液は、 外筒流入口53から流入用外筒47内に流入し、流入用外筒47内の空気は、連通孔54 から容器内に排出される。
【0044】 次に、容器を正立させると、流入用外筒47内の液は、内筒流入口62から流入用 内筒59を通り、主計量室86に流入し、余分の液は、連通孔54から容器内に戻る。 そこで、蓋28を外ずし、容器を傾けて、主計量室86内の液を注出する。
【0045】 そして、前記図16に示す位置から、注出筒33を時計方向に回動させると、注出 筒33の突出部41は、キャップ本体1の板体11を屈曲させて回動し、突出部41の端 部から外ずれ、板体11が小間隔部分44に移ると、板体11はクリック音を発し伸長 する。
【0046】 そして、板体11は、前記小間隔部分44内にあって、注出筒33の回動を軽く制限 する。 このとき、弧状開閉板34は、図17に示す位置にあり、液が主計量室86と、一方 の副計量室87内に流入できるようになる。
【0047】 さらに、前記図17に示す位置から、注出筒33を時計方向に回動させると、注出 筒33の突出部41は、前記と同様にして、板体11を屈曲させて回動し、突出部41の 端部が板体11から外ずれると、板体11はクリック音を発し伸長する。
【0048】 そして、図8の左側に示される頂板第1ストッパ39が、図3の上側に示される 本体ストッパ10に当接すると共に、注出筒33の頂板第2ストッパ40が、図3の凹 部8の右側に示される端部に当接して、注出筒33は停止する。
【0049】 このとき、弧状開閉板34は、図18に示す位置となり、液が主計量室86と、二つ の副計量室87内に流入できるようになる。 前記実施例では、計量筒70の仕切壁79に、大弧状壁80と小弧状壁81を連設して いるが、前記大弧状壁80と小弧状壁81は、除くことができる。そして、大弧状壁 80と小弧状壁81を除いた場合は、弧状開閉板34を幅広に形成する。
【0050】 そして、流入用内筒59内の仕切壁79b、大弧状壁80b及び小弧状壁81bを除き、 計量筒70に設けた仕切壁79a、大弧状壁80a及び小弧状壁81aを延長するなどして 、主計量室86及び副計量室87を仕切るように形成することも可能である。
【0051】 さらに、仕切壁を79の符号で示したのは、仕切壁を79aに限定しないからであ る。
【0052】
【考案の効果】
本考案の計量注出キャップは、キャップ本体1に保持筒18を設け、この保持筒 18に、流入用外筒47を接続した流入用内筒59を嵌着し、流入用外筒47の下端部に 計量筒70を嵌着し、前記保持筒18内に注出筒33を回動可能に嵌着し、注出筒に設 けた弧状開閉板34で、計量筒70内を区分して定量注出を行なうものである。
【0053】 したがって、本考案の計量注出キャップは、キャップ本体1を容器の口筒部に 嵌着するだけで、容易に計量注出キャップの装着ができ、複数の部品を位置合わ して口筒部に装着しなければならないような煩わしさを防ぐことができ、また、 その取り外ずしも、キャップ本体1を取り外ずすだけで容易にできるものであり 、容器の内容物の再充填、詰め替えが容易となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例の分解斜視図
【図2】 本考案の一実施例のキャップ本体の断面図
【図3】 本考案の一実施例のキャップ本体の平面図
【図4】 本考案の一実施例のキャップ本体の底面図
【図5】 本考案の一実施例のキャップ本体の正面より
みた半裁断面図
【図6】 本考案の一実施例の注出筒の一部破砕した半
裁断面図
【図7】 本考案の一実施例の注出筒の平面図
【図8】 本考案の一実施例の注出筒の底面図
【図9】 本考案の一実施例の流入用外筒の断面図
【図10】 本考案の一実施例の流入用外筒の平面図
【図11】 本考案の一実施例の流入用外筒の底面図
【図12】 本考案の一実施例の流入用外筒の断面図で図
11のA-A断面図
【図13】 本考案の一実施例の計量筒の半裁断面図
【図14】 本考案の一実施例の計量筒の平面図
【図15】 本考案の一実施例の計量筒の断面図で図14の
B-B断面図
【図16】 本考案の一実施例の計量状態の説明用の図
【図17】 本考案の一実施例の計量状態の説明用の図
【図18】 本考案の一実施例の計量状態の説明用の図
【図19】 従来例の断面図
【図20】 従来例の説明用の図
【符号の説明】
1 キャップ本体 9 環状天板 18 保持筒 27 ヒンジ 28 蓋体 33 注出筒 34 弧状開閉板 36 注出口 47 流入用外筒 53 外筒流入口 54 連通口 59 流入用内筒 60 環状閉鎖板 70 計量筒 79 仕切壁 86 主計量室 87 副計量室

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器の口筒部に嵌着できるキャップ本体
    1を設け、キャップ本体1に設けた環状天板9の内縁か
    ら、保持筒18を垂下して設け、保持筒18の下端に流入用
    内筒59を嵌着し、流入用内筒59の下端部外周に設けた環
    状閉鎖板60を介して、流入用内筒59の外側に、流入用外
    筒47を接続して設け、流入用外筒47の上部に容器内と連
    通する外筒流入口53を設け、前記環状閉鎖板60の上部近
    くの流入用外筒47に、容器内と連通する連通孔54を設
    け、流入用内筒59の下部に、内筒流入口62を設け、前記
    流入用外筒47の下端部に、有底の計量筒70を嵌着し、計
    量筒70の周壁に、計量筒70の外周部分を仕切る複数枚の
    仕切壁79を設けて、計量筒70を、流入用内筒59内と連通
    する主計量室86と、直接には流入用内筒59に連通しない
    副計量室87を設け、前記保持筒18に注出筒33を回動可能
    に嵌着し、注出筒33の先端に弧状開閉板34を連設し、こ
    の弧状開閉板34は、回動して前記仕切壁79の内面に当接
    して、主計量室86と副計量室87の間を、選択的に開閉で
    きるように形成し、キャップ本体1に、注出口36を開閉
    する蓋体28を、ヒンジ27を介して連結した計量注出キャ
    ップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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