JPH0628447Y2 - 液体容器の定量注出キャップ - Google Patents

液体容器の定量注出キャップ

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JPH0628447Y2
JPH0628447Y2 JP1988112227U JP11222788U JPH0628447Y2 JP H0628447 Y2 JPH0628447 Y2 JP H0628447Y2 JP 1988112227 U JP1988112227 U JP 1988112227U JP 11222788 U JP11222788 U JP 11222788U JP H0628447 Y2 JPH0628447 Y2 JP H0628447Y2
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outer cylinder
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利一 小川
修三 遠藤
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、液体容器の定量注出キャップに関する。
〔従来の技術〕
従来、液体容器の液体定量注出栓は実開昭54−818
52号公報に記載されたものがある。この公報に記載さ
れた液体定量注出栓は、第6図に示すように、液溜室80
とその底部に連設された定量計量室82からなる液体定量
栓のフランジ部85を、前記定量計量室82に連通し嵌合す
る連通管88と排出口86を有する蓋体90と容器本体92の口
部93に嵌装し、容器本体92と液溜室80とは小孔89にて連
通し、定量計量室82と容器本体92は弁機構95により連通
してある。
そして、容器を正立した状態から傾斜倒立させると、定
量計量室82に貯蔵されていた液体は排出口86から注出さ
れると同時に容器本体92内の内容物である液体が、送液
路91を通って液溜室80に流れ込む。この時ボール弁96は
弁小孔97を塞ぐので、定量計量室82内には入り込むこと
はない。次に容器を正立させて元の状態に戻すと、液溜
室80に溜められていた液体が小孔89から流れ込む。ここ
で定量以上の余分な液体はボール弁96が落下して弁小孔
97を開いて、弁小孔97から容器本体92内へ流れだし、一
定量の液体が計量される。
〔考案が解決しようとする課題〕
第6図に示す液体定量注出栓は、注出と同時に一度正立
状態に戻すだけで液体を一定量だけ計量できるものであ
る。
しかしながら、第6図の液体定量注出栓は、ボール弁96
等の弁機構95を備えなければならず、構造が複雑とな
り、部品の組み付けにも手間がかかり、コスト高なもの
となってしまう。
本考案は前記事項に鑑みなされたものであり、内容物を
正確に一定量づつ注出が可能な液体容器の定量注出キャ
ップを、弁機構を必要としない簡易な構造にて提供する
ことを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は容器1の口筒部2に装着できる環状頂板11を設
け、環状頂板11の内周部から有底の計量筒13を垂下して
設け、計量筒13の上端部に注出口14を設け、計量筒13の
周壁の中間部に計量筒流入口15を設けると共に、計量筒
流入口15の下方に係合段部16を設け、計量筒13の外部は
間隔を置いて外筒18で囲み、外筒18の上端部は環状頂板
11に当接し、外筒18の環状底部19は、計量筒流入口15の
下方の計量筒13に嵌着して、環状底部19の段部22を計量
筒13の係合段部16の上側に係合すると共に、環状底部19
には、容器1内と連通する連通孔20を計量筒流入口15の
反対側に設け、そして、計量筒流入口15の近傍の外筒18
に、外筒18の上端近くに達する縦方向の凹入部26を形成
して、縦方向の外筒流入路27を設け、凹入部26の上端に
切開部25を設けて、外筒流入路27と外筒18内とを連通さ
せる外筒流入口21を形成し、さらに、計量筒13にはキャ
ップ30を外嵌し、キャップ30には閉口具35を設けて注出
口14を開閉できるように形成して液体容器の定量注出キ
ャップとした。
〔作用〕
本考案の液体容器の定量注出キャップは、容器1に装着
して容器1を傾けると、内容液は外筒流入路27を通り、
切開部25の外筒流入口21から外筒18内に流入し、外筒18
内の空気は連通孔20から容器1内に流出する。
そして、内容液が連通孔20に達すると空気の流出は止ま
り、外筒流入口21からの内容液の流入も止まる。
次に、容器1を正立させると、外筒18内に流入した内容
液は、計量筒流入口15から計量筒13の底部に流入し、計
量筒流入口15の反対側に設けられた連通孔20より上方の
内容液は連通孔20から容器1内に戻り、計量筒13内には
一定量の内容液が貯留される。
そこで、容器1を傾けると、計量筒13内の一定量の内容
液は注出口14から注出させる。
そして、外筒18内には、外筒流入口21から、外筒18内に
内容液が再び流入する。
〔実施例〕
以下、本考案による一実施例について第1図及至第5図
を参照しつつ説明する。
この定量注出キャップは容器1の口筒部2に嵌着されて
使用されるものであり、環状頂板11の外周縁部に、容器
1の口筒部2内に密嵌される筒状栓体12を立設して、そ
の端部にフランジ17を設けるとともに、環状頂板11の内
周部から有底の計量筒13を垂下して設け、この計量筒13
の上端部に注出口14を設け、前記注出口14を中蓋32の下
部に嵌合してある。また、計量筒13の周壁の中間部の一
側部には、計量筒流入口15を設けると共に、計量筒流入
口15の下方に係合段部16が設けてある。そして、計量筒
13の外部は間隔を置いて外筒18で囲み、外筒18の上端部
は前記環状頂板11に当接し、外筒18の環状底部19の内周
は、計量筒流入口15の下方の計量筒13に嵌着し、環状底
部19の段部22を計量筒13の係合段部16の上側に係合して
止着すると共に、環状底部19に容器1内に連通する小さ
な連通孔20を計量筒流入口15の反対側に設けてある。
また、第5図に示すように計量筒13と外筒18との位置合
わせ突起23を計量筒流入口15の中心より45°ずれた位置
の計量筒13外面に設け、外筒18の位置決めに使用する。
そして、第4図に示すように前記計量筒流入口15の近傍
の外筒18に、外筒18の上端部近くに達する縦方向の凹入
部26を形成して、縦方向の外筒流入路27を設け、凹入部
26の上端に切開部25を設けて、外筒流入路27と外筒18内
とを連通させる外筒流入口21を形成し、凹入部26の内側
には、前記位置合わせ突起23が係合する位置合わせ凹溝
24が設けてある。
さらに、計量筒13に外嵌されるキャップ30は、嵌着部31
の雌ねじ37を容器1の口筒部2の雄ねじ3に螺合し、嵌
着部31の上部に設けた中蓋32が計量筒13の注出口14に当
接し、そして、中蓋32の内縁に突設した注出縁36が、注
出口14からの溶液を受けるようになっている。さらに、
嵌着部31には3点ヒンジ33を介して回動蓋34を連結し、
回動蓋34の下面には筒状栓として形成した開口具35を設
け、この開口具35で注出口14を開閉するものである。
そして、前記実施例では、嵌着部31には3点ヒンジ33を
介して回動蓋34を連結しているが、キャップ30は、3点
ヒンジ33を取り除いて嵌着部31と回動蓋34を一体に形成
し、さらに、嵌着用手段も螺合でなく、凹凸部により嵌
合することも可能である。
〔考案の効果〕
本考案によれば、内容物を正確に一定量づつ注出が可能
な液体容器の定量注出キャップを、弁機構を必要としな
い簡易な構造にて提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図及至第5図は、本考案による液体容器の定量注出
キャップの一実施例を示し、第1図は正立の全体組み立
て断面図、第2図は使用時の断面図、第3図は計量筒の
側面図、第4図は計量筒と外筒を組み合わせた時の正面
より中心に対して45°左での側面図、第5図は第1図の
V−V線の断面図、第6図は従来例の断面図である。 1……容器、2……口筒部、 11……環状頂板、12……筒状栓体、 13……計量筒、14……注出口、 15……計量筒流入口、16……係合段部、 18……外筒、19……環状底部、 20……連通孔、21……外筒流入口、 22……段部、25……切開部、 26……凹入部、27……外筒流入部、 30……キャップ、35……閉口具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器1の口筒部2に装着できる環状頂板11
    を設け、環状頂板11の内周部から有底の計量筒13を垂下
    して設け、計量筒13の上端部に注出口14を設け、計量筒
    13の周壁の中間部に計量筒流入口15を設けると共に、計
    量筒流入口15の下方に係合段部16を設け、計量筒13の外
    部は間隔を置いて外筒18で囲み、外筒18の上端部は環状
    頂板11に当接し、外筒18の環状底部19は、計量筒流入口
    15の下方の計量筒13に嵌着して、環状底部19の段部22を
    計量筒13の係合段部16の上側に係合すると共に、環状底
    部19には、容器1内と連通する連通孔20を計量筒流入口
    15の反対側に設け、そして、計量筒流入口15の近傍の外
    筒18に、外筒18の上端近くに達する縦方向の凹入部26を
    形成して、縦方向の外筒流入路27を設け、凹入部26の上
    端に切開部25を設けて、外筒流入路27と外筒18内とを連
    通させる外筒流入口21を形成し、さらに、計量筒13には
    キャップ30を外嵌し、キャップ30には閉口具35を設けて
    注出口14を開閉できるように形成した液体容器の定量注
    出キャップ。
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