JPH05827U - 手摺り支柱の取付装置 - Google Patents

手摺り支柱の取付装置

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JPH05827U
JPH05827U JP5578791U JP5578791U JPH05827U JP H05827 U JPH05827 U JP H05827U JP 5578791 U JP5578791 U JP 5578791U JP 5578791 U JP5578791 U JP 5578791U JP H05827 U JPH05827 U JP H05827U
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宣雄 広瀬
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株式会社サンレール
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 床面の奥行き幅や踏み段の幅を十分広くとれ
ないベランダや階段等においても、有効幅を最大限利用
できるようにした手摺り支柱取付装置を提供することを
目的とする。 【構成】 手摺り支柱1を、屋上部、ベランダ床部、階
段等の建物構造部Sの横側面側に張り出して取付けるた
めの取付装置であって、金属製の取付基板5と、手摺り
支柱1に外嵌可能な筒状に形成され、その外側部に連結
部片6が突設されたアルミニュームまたはその合金の押
出型材Mよりなるブラケット7とを備え、取付基板5を
建物構造部Sの横側壁面Tに固着すると共に、この取付
基板5とブラケット7の連結部片6とをボルト13、ナ
ット14により連結固定し、このブラケット7に手摺り
支柱1の下端部を嵌挿してビス15により固定するよう
にしたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、手摺りの支柱を、屋上部、ベランダ床部、階段等の建物構造部の横 側面側に張り出して取付けるための手摺り支柱の取付装置に関する。
【0002】
【従来技術及びその課題】
従来一般に、手摺り支柱は、建物の屋上やベランダの縁壁に立上り壁のような 所謂堰壁を設けてその上に立設したり、また階段の手摺りにあっては階段の縁部 にそのまま立設しているが、そのような取付方式では床面上や踏み段上の端部に 或る一定の支柱取付幅が必要となるため、床面の奥行き幅や踏み段の幅を十分広 くとれないベランダや階段の場合には、上記支柱取付幅のために実際に利用でき る有効幅が益々狭くなるという問題があった。
【0003】 本考案は、上記の課題に鑑み、床面の奥行き幅や踏み段の幅を十分広くとれな いベランダや階段等においても、有効幅を最大限利用できるようにした手摺り支 柱取付装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の手摺り支柱取付装置は、手摺り支柱1を、屋上部、ベランダ床部、階 段等の建物構造部Sの横側面側に張り出して取付けるための取付装置であって、 金属製の取付基板5と、手摺り支柱1に外嵌可能な筒状に形成され、その外側部 に連結部片6が突設されたアルミニュームまたはその合金の押出型材Mよりなる ブラケット7とを備え、取付基板5を建物構造部Sの横側壁面Tに固着すると共 に、この取付基板5とブラケット7の連結部片6とをボルト13、ナット14に より連結固定し、このブラケット7に手摺り支柱1の下端部を嵌挿してビス15 により固定するようにしたことを特徴としている。
【0005】
【実施例】 実施例について図面を参照して説明すると、図1及び図2はコンクリート製の ベランダ床部Sに設置された手摺りを示す正面図及び平面図で、これらの図にお いて、1はベランダ床部Sの横側壁面T側に張り出して取付られた複数本の四角 筒状手摺り支柱で、これらの手摺り支柱1の各上端に亘って笠木2が横架され、 各手摺り支柱1の下端部相互は下横枠3によって連結され、また笠木2と下横枠 3との間には複数本の竪桟4が配設されている。
【0006】 各手摺り支柱1の取付装置につき図3及び図4により詳細に説明すると、この 取付装置は、取付板部5aと連結板部5bとで平面視T字状に形成されたアルミ ニューム合金押出型材製の取付基板5と、前記手摺り支柱1に外嵌しうるような 四角筒状に形成され且つその外側部に一対の連結部片6,6が二股状に一体突設 されたアルミニューム合金の押出型材よりなるブラケット7とを備えている。取 付基板5の取付板部5aには例えば4個のアンカーボルト孔8が、連結板部5b には上下2箇所にボルト挿通孔9がそれぞれ設けられ、また各連結部片6には前 記ボルト挿通孔9に対応する位置にボルト挿通用長孔10が設けてある。尚、各 手摺り支柱1もアルミニューム合金の押出型材よりなるものである。
【0007】 この手摺り支柱1の取付けにあたっては、予め、ベランダ床部Sにおける支柱 立設箇所の所定位置に4本のアンカーボルト11を埋設して各ボルト11の先端 部を横側壁面Tに突出させておく。そして先ず、取付基板5の取付板部5aをベ ランダ床部Sの横側壁面Tに取付基板5の取付板部5aを当てがって、各アンカ ーボルト11の突出端部をこの取付板部5aアンカーボルト孔8に挿通させ、ナ ット12を螺合緊締することにより、取付基板5を横側壁面Tに固着する。
【0008】 それから、ブラケット7の二股状連結部片6,6を取付基板5の連結板部5b に嵌合させ、ボルト挿通用長孔10からボルト挿通孔9に亘ってボルト13を挿 通して、ナット14を螺合緊締することにより、ブラケット7を取付基板5に対 し連結固定する。この場合、ボルト挿通用長孔10を利用して、横側壁面Tに対 するブラケット7の対向間隔幅を適宜調整することができる。
【0009】 こうして各取付基板5に固定したブラケット7に手摺り支柱1の下端部を嵌挿 し、所定の高さ位置に上下スライド調節してからブラケット7側より手摺り支柱 1にビス15をねじ込んで、手摺り支柱1をブラケット7に固定する。これによ り、手摺り支柱1の取付けを完了する。
【0010】 各手摺り支柱1を各ブラケット7に嵌挿し固定するにあたっては、予め各手摺 り支柱1、笠木2、下横枠3及び竪桟4を相互に組付けて一体の手摺りにした状 態で、手摺り支柱1をブラケット7に嵌挿するようにしてもよいし、一体に組付 ける以前に各手摺り支柱1を単品のままブラケット7に嵌挿固定するようにして もよい。
【0011】 図5及び図6は、手摺りが取付けられる建物構造部たるベランダ床部あるいは 階段が鉄骨構造で、その横側壁面側が鋼板等からなる場合の実施例を示したもの で、手摺り支柱取付装置は、平面視I字状を成すステンレス鋼板製の取付基板1 6と、図3及び図4で示した先の実施例のものと全く同一のブラケット7とを備 えてなるもので、取付基板16には上下2箇所にボルト挿通孔17が設けてある 。図中18は建物構造部の一部を成す鋼板製の側壁板である。
【0012】 しかして、手摺り支柱1の取付にあたっては、取付基板16を図示のように側 壁板18の横側壁面Tと直角になるように配して、この側壁板18の基端部を横 側壁面Tに当接し、両隅部を隅肉溶接して固着する(溶接部をWで示す)。こう して取付基板16を横側壁面Tに溶接した後、ブラケット7の二股状連結部片6 ,6を取付基板16に嵌合させ、連結部片6,6のボルト挿通用長孔10から取 付基板16のボルト挿通孔17に亘ってボルト13を挿通して、ナット14を螺 合緊締し、ブラケット7を取付基板16に連結固定する。ブラケット7への手摺 り支柱1の嵌挿固定操作は先の実施例と同様である。
【0013】 図3〜図6で示した実施例では、四角筒状の手摺り支柱1に外嵌可能な形状の ブラケット7を使用したが、図7の実施例に示すように円筒状の手摺り支柱19 の場合には、この手摺り支柱21の断面形状に対応する円筒状のブラケット20 を使用すればよい。尚、この図7の実施例の取付装置において、他の構造は図3 及び図4に示すものと同様とする。
【0014】 また、以上図3〜図7で説明した実施例のブラケット7、ブラケット20及び 取付基板5は、それぞれアルミニュームまたはその合金の押出型材により形成さ れるものであるが、この場合には図8に示すように所定の断面形状を有する長尺 状の押出型材Mを必要とする任意の長さに切断して(その切断線をKで示す)、 ブラケット7,20あるいは取付基板5を形成することができる。
【0015】 図8は、例えばコンクリート製の階段Lに設置された手摺りを示したもので、 図3及び図4あるいは図5及び図6で示したような取付装置により手摺り支柱1 が階段Lの横側壁面Tに取付られている。例えば図3及び図4の実施例と同様に すれば、この取付装置は取付基板21とブラケット22とから構成されるが、階 段Lは一定の傾斜を有するため、これらの取付基板21及びブラケット22のそ れぞれの上下端面は、階段Lの傾斜角度に対応する角度をもった傾斜端面となる 。したがって、これらの取付基板21及びブラケット22をアルミニューム等押 出型材で形成する際、図10に示すように長尺状の押出型材Mを、その長手方向 に対し所定の傾斜角度に設定した切断線Kに沿って所定の長さづつ切断すれば、 簡単容易に連続形成することができる。
【0016】
【考案の効果】
本考案の取付装置によれば、手摺りの支柱を、屋上部、ベランダ床部、階段等 の建物構造部の横側面側に張り出して取付けるようにするため、従来のように床 面上や踏み段上の端部に支柱取付幅を設定する必要がなくなる。したがって床面 の奥行き幅や踏み段の幅を十分広くとれないベランダや階段等においても、その 床部や階段の有効幅を最大限利有効に利用することができる。
【0017】 また本考案の手摺り支柱取付装置は、取付基板と、手摺り支柱に外嵌可能な筒 状に形成されてその外側部に連結部片が突設されたブラケットとからなるもので あって、取付基板を建物構造部の横側壁面に固着すると共に、この取付基板とブ ラケットの連結部片とをボルト、ナットにより連結固定し、このブラケットに手 摺り支柱の下端部を嵌挿してビスにより固定するようにしたものであるから、部 品点数が少なく、取付作業が簡単となって、従来装置に比べ施工コストを著しく 安くすることができる。
【0018】 また本考案の取付装置では、ブラケットがアルミニュームまたはその合金の押 出型材よりなるため、その製作にあたっては、所要の断面形状を有する長尺状押 出型材を必要とする任意の長さに切断することによって、簡単容易にブラケット を製作することができ、量産に最適で、コストの大幅な低廉化を期することがで きる。
【0019】 また、建物構造部がコンクリート製の場合、取付基板は、当該構造部に予め取 付けたアンカーボルトによって簡単に固着することができる。また、建物構造部 が鉄骨製の場合には、取付基板は溶接によって容易に固着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す手摺り支柱取付装置の
全体外観正面図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】図1の手摺り支柱取付装置の要部拡大平面図で
ある。
【図4】図3の手摺り支柱取付装置の側面図である。
【図5】他の実施例による手摺り支柱取付装置の要部拡
大平面図である。
【図6】図5の手摺り支柱取付装置の側面図である。
【図7】更に他の実施例による手摺り支柱取付装置の要
部拡大平面図である。
【図8】ブラケット等をアルミニュームの押出型材によ
り切り出して形成している状態を示す説明図である。
【図9】更に他の実施例による階段の手摺り支柱取付装
置の全体外観正面図である
【図10】図9の実施例に使用されるブラケット等をアル
ミニュームの押出型材により斜めに切り出して形成して
いる状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 手摺り支柱 5 取付基板 5a 取付板部 5b 連結板部 6 連結部片 7 ブラケット 10 ボルト挿通用長孔 11 アンカーボルト 16 取付基板 18 鋼板製の側壁板 19 手摺り支柱 20 ブラケット 21 取付基板 22 ブラケット S ベランダ床部(建物構造部) T 横側壁面 L 階段(建物構造部) K 切断線 M アルミニューム合金押出型材

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手摺り支柱を、屋上部、ベランダ床部、
    階段等の建物構造部の横側面側に張り出して取付けるた
    めの手摺り支柱の取付装置であって、金属製の取付基板
    と、手摺り支柱に外嵌可能な筒状に形成され、その外側
    部に連結部片が突設されたアルミニュームまたはその合
    金の押出型材よりなるブラケットとを備え、前記取付基
    板を建物構造部の横側壁面に固着すると共に、この取付
    基板とブラケットの連結部片とをボルト、ナットにより
    連結固定し、このブラケットに手摺り支柱の下端部を嵌
    挿してビスにより固定するようにした手摺り支柱の取付
    装置。
  2. 【請求項2】 連結部片に設けられるボルト挿通孔また
    は取付基板に設けられるボルト挿通孔のいずれかを、取
    付基板とブラケットとの対向間隔方向に長い長孔に形成
    した請求項1の手摺り支柱の取付装置。
  3. 【請求項3】 取付基板はコンクリート製の建物構造部
    に対しアンカーボルトにより固着されている請求項1ま
    たは請求2の手摺り支柱の取付装置。
  4. 【請求項4】 取付基板は鉄骨製の建物構造部に対し溶
    接により固着されている請求項1または請求2の手摺り
    支柱の取付装置。
JP1991055787U 1991-06-21 1991-06-21 手摺り支柱の取付装置 Expired - Lifetime JPH0714531Y2 (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS62110427U (ja) * 1985-12-28 1987-07-14
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JPH0279731U (ja) * 1988-12-06 1990-06-19

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