JP2540356B2 - 鉄製階段用仮設手摺り装置 - Google Patents

鉄製階段用仮設手摺り装置

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JP2540356B2 JP63149779A JP14977988A JP2540356B2 JP 2540356 B2 JP2540356 B2 JP 2540356B2 JP 63149779 A JP63149779 A JP 63149779A JP 14977988 A JP14977988 A JP 14977988A JP 2540356 B2 JP2540356 B2 JP 2540356B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、工事中のビル等において、コンクリート打
設前の鉄製階段に設ける安全確保のための仮設手摺り装
置に関し、経済的であり、体裁が良いことを特徴とす
る。
〔従来の技術〕
ビル建築においては、鉄骨を組み立てるとともにフロ
ア間に鉄製階段(以下単に「階段」と言う。)が構成さ
れ、順次上方階の作業が進められている。その場合、上
記階段は、作業員の昇降用として利用されていた。
従来、上記階段における手摺りは、第9図で図示した
ごとく個々の現場の階段(Y)にあわせて設計され、パ
イプを切断、折り曲げ、溶接等して専用の手摺り(X)
を構成したり、図示していないが、市販のパイプを必要
長さに切断して、それらを多数のクランプを使用して結
合、及び枠組みして階段に取り付けて手摺りを構成して
いた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記前者の専用の手摺り(X)は、他の現場で使用し
ようとする場合、各々の階段の長さ、傾斜等が違つてい
るため再使用することが出来ず、その現場限りのものと
なつていた。そのため、他の現場では、新たに作り直さ
なければならず不経済であり、さらにその製作に人手と
時間を要するものであつた。
また、上記後者のクランプを使用した手摺りは、個々
の階段に合わせて手摺り用パイプの長さを決め、それを
切断等して加工し、さらに、それ等を縦横にいちいちク
ランプで結合、及び枠組みし、そのうえで階段に取り付
けなければならずやはり人手と時間を要し、体裁も悪
く、そのうえ解体する場合にも枠組みと同様に人手と時
間を要する欠点があつた。
〔課題を解決するための手段〕
本発明では、上記課題を解決するため、下端に鉄製階
段への起立固定金具が設けられた支柱と、該支柱に適当
間隔をあけ交叉して軸止めされたパイプと、該パイプの
端部に適合連結される適当長さの手摺り杆と、該手摺り
杆を上記パイプに固定するボルトからなり、各々の現場
の階段に合せて上記手摺り杆を上記構成の支柱間に掛け
渡して使用するものである。
〔作 用〕
本発明の鉄製階段用仮設手摺り装置は、まず、階段
(Y)側に適当間隔をあけて部材(a)が垂直に起立固
定される。
すなわち、支柱(1a)の下端に設けられた起立固定金
具(2)の係合部(7)が、階段(Y)側に係合させら
れ、起立固定金具(2)に溶接により固定されたナツト
(9)にボルト(8)を螺合して垂直に固定される。
その後、支柱(1a)(1b)に適当間隔をあけて交叉し
て軸止めされたパイプ(3a)(3b)(3c)間に、パイプ
等からなる手摺り杆(4a)(4b)(4c)が階段(Y)と
平行に配置され、その両端が上記パイプ(3a)(3b)
(3c)の端部に適合連結され、両方の孔(13)(14)を
適合させた後ボルト(15)、ナツト(16)で固定すれば
よいものである。
上記各種の現場における手摺りの構成において、手摺
り杆(4a)(4b)(4c)は、予め各種の長さのものを準
備しても良いが、その両端に適数の孔(13)を設けてお
くと一本で調整ができ便利であり、さらに該孔(13)
は、現場において設けてもそれほど手数を要しないもの
である。
〔実施例〕
以下に本発明の一実施例を図面にもとずいて詳細に説
明する。第1図は、仮設状態を示す側面図である。
(a)は、階段側に起立固定される部材である。すな
わち、第1図、及び第2図の実施例においては、該部材
(a)は、適当な間隔を設けた二本の支柱(1a)(1b)
と、該それぞれの支柱(1a)(1b)に適当間隔をあけて
交叉して軸止めされた適数のパイプ(3a)(3b)(3c)
と、さらに、支柱(1a)(1b)の下端にそれぞれ設けら
れた起立固定金具(2)で構成されている。
また、図中(4a)(4b)(4c)は、上記適当な間隔を
あけて階段(Y)側に起立固定される部材(a)間にか
け渡される手摺り杆であり、あらかじめ上記パイプ(3
a)(3b)(3c)と適合連結する径、図面実施例の場合
は、上記パイプ(3a)(3b)(3c)より小径に構成され
ている。もつとも、逆に上記パイプ(3a)(3b)(3c)
より大径としても良いものである。
尚、前記支柱(1a)(1b)、パイプ(3a)(3b)(3
c)、手摺り杆(4a)(4b)(4c)は、丸形でも角形で
もよいものである。
第3図は、支柱(1a)(1b)に適当間隔をあけ交叉し
て軸止めされるパイプ(3a)(3b)(3c)の軸止め部分
の断面図である。
まず、支柱(1a)(1b)と交叉するパイプ(3a)(3
b)(3c)の両端の適位置に、それぞれ溶接によりボル
ト(10)が固着され、さらに、支柱(1a)(1b)に適数
段に孔(12)が設けられる。その後、パイプ(3a)(3
b)(3c)に溶接されたボルト(10)がそれぞれ孔(1
2)に挿通され、その突出部にそれぞれナツト(11)を
螺合する構成となつている。
上記のごとく、本発明は、支柱(1a)(1b)と、該支
柱(1a)(1b)に適当間隔をあけ交叉して軸止めされる
パイプ(3a)(3b)(3c)は固着されたものではなく、
軸止めされて、所定位置で固定することができるもので
あり、したがつて、支柱(1a)(1b)を階段(Y)側に
垂直に取り付け、パイプ(3a)(3b)(3c)を、階段
(Y)と平行に取り付けることができ、体裁がよいもの
である。
第4図には、起立固定金具(2)部分の分解斜視図が
示されている。
(1b)は、支柱であり、支柱(1a)側も同様である。
起立固定金具(2)は、支柱(1b)の下端にボルト(5
a)(5b)、及びナツト(6a)(6b)によつて取り付け
られ、その適位置に階段(Y)側への係合部(7)が構
成され、該係合部(7)を階段(Y)に係合させた後、
ボルト(8)、及び起立固定金具(2)に溶接により固
着されたナツト(9)で固定できる構成となつている。
さらに、上記支柱(1a)(1b)、パイプ(3a)(3b)
(3c)、手摺り杆(4a)(4b)(4c)は、階段(Y)を
昇り降りすることになる作業員の安全を図るためのもの
であり、つかまつたり、寄りかかつたり、倒れかかつた
りした場合でも、作業員の身体を保持し得る強度を有す
る材料が使用される。
第5図には、パイプ(3a)(3b)(3c)の端部と手摺
り杆(4a)(4b)(4c)の適合連結部の分解斜視図が示
されている。
すなわち、手摺り杆(4a)(4b)(4c)の両端の適位
置に適数の孔(13)が設けられ、階段(Y)側に垂直に
起立固定される部材(a)のパイプ(3a)(3b)(3c)
の両端に孔(14)が設けられ、両方の孔(13)(14)を
適合させた後ボルト等の止め具(15)で固定する構成と
なつている。
尚、図面実施例においては、ナツト(16)を予め上記
パイプ(3a)(3b)(3c)側の孔(14)部に溶接により
固着し、紛失を防いでいる。
さらに、手摺り杆(4a)(4b)(4c)は、予め各種の
長さのものを準備してもよいが、その両端に適数の孔
(13)をあらかじめ設けておくとよいものであるが、該
孔(13)は、現場において設けてもよいものである。
前述のごとく、階段(Y)側に適当間隔をあけて垂直
に起立固定される部材(a)の傾斜させられたパイプ
(3a)(3b)(3c)端部間に、手摺り杆(4a)(4b)
(4c)が階段(Y)と平行に順次適合連結されることに
より、手摺りが構成されるものである。
第6図には、傾斜部、具体的には階段(Y)部と、水
平部、具体的には踊り場(Z)部との間の連結部が示さ
れている。
すなわち、予め上記パイプ(3a)(3b)(3c)と同径
で、適当角度に折り曲げたパイプジヨイント(17)を準
備し、手摺り杆(4a)(4b)(4c)との間をボルト(1
8)、及びナツト(19)で適合連結するものである。も
つとも、パイプジヨイント(17)は、二分して中間で軸
止めし折り曲げ自在とすることもできる。
第7図には、踊り場(Z)等の水平部における角部の
連結状態が示されている。
すなわち、上記パイプジヨイント(17)と同様に、上
記パイプ(3a)(3b)(3c)と同径のパイプを直角に折
り曲げて構成したパイプジヨイント(20)を準備し、手
摺り杆(4a)(4b)(4c)との間をボルト(18)、及び
ナツト(19)で適合連結するものである。
第8図は、他の実施例が示されている。
この実施例は、階段(Y)側に起立固定される支柱を
一本とした例である。すなわち、一本の支柱(1)に適
当間隔をあけて交叉して軸止めされてパイプ(3a)(3
b)(3c)が設けられ、下端に起立固定金具(2)が設
けられたものであり、前記実施例と同様の効果が得られ
るものである。
〔発明の効果〕
上記のごとく、本発明によれば、従来のごとく個々の
現場の階段に合わせて設計する必要がなく、さらに、多
数のパイプ、及びクランプを使用して枠組みする必要が
なく、手摺り杆の両端に適数の孔を設けておくことによ
り、長さ、さらに傾斜の異なる現場に合わせて設置、及
び使用でき極めて経済的であるとともに、組立て、解体
も容易であり、人手と時間を要せず迅速に作業を行なう
ことができしかも体裁も良いものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明の一実施例を示すもので、第1図は、仮
設状態を示す側面図、第2図は、階段側に起立固定され
る部材の斜視図、第3図は、第2図A−A線断面図、第
4図は、起立固定金具部分の分解斜視図、第5図は、手
摺り杆連結部の分解斜視図、第6図は、傾斜部と水平部
の連結状態を示す分解斜視図、第7図は、角部の連結状
態を示す分解斜視図、第8図は、他の実施例を示す要部
分解斜視図、第9図は、従来例を示す斜視図である。 (1)……支柱、(2)……起立固定金具、(3)……
パイプ、(4)……手摺り杆、(17)(20)……パイプ
ジヨイント、(X)……従来の手摺り、(Y)……階
段、(Z)……踊り場。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下端に鉄製階段への起立固定金具が設けら
    れた支柱と、該支柱に適当間隔をあけ交叉して軸止めさ
    れたパイプと、該パイプの端部に適合連結される適当長
    さの手摺り杆と、該手摺り杆を上記パイプに固定するボ
    ルトからなることを特徴とする鉄製階段用仮設手摺り装
    置。
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