JPH0582231B2 - - Google Patents

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JPH0582231B2
JPH0582231B2 JP62149392A JP14939287A JPH0582231B2 JP H0582231 B2 JPH0582231 B2 JP H0582231B2 JP 62149392 A JP62149392 A JP 62149392A JP 14939287 A JP14939287 A JP 14939287A JP H0582231 B2 JPH0582231 B2 JP H0582231B2
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JP
Japan
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locking means
movable member
pieces
plate
locking
Prior art date
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Application number
JP62149392A
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English (en)
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JPS63311983A (ja
Inventor
Katsushi Murakami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bandai Co Ltd
Original Assignee
Bandai Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63311983A publication Critical patent/JPS63311983A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、一つの形態から他の形態に変化させ
ることができる変形玩具に係り、特に一つの形態
を保持するための係止手段の係合状態を固定させ
るロツク手段を備えた変形玩具に関するものであ
る。
「従来の技術」 従来、一つの形態から他の形態に変化させるこ
とができ、この一つの形態を保持するための係止
手段を備えた変形玩具として、特開昭60−66779
号公報、特開昭60−253480号公報に記載されてい
るようなものがあつた。
「発明が解決しようとする問題点」 しかし、特開昭60−66779号公報に記載された
変形玩具は、一つの形態を保持するための係止手
段の係合をボタン操作のみで簡単に解除でき、又
特開昭60−253480号公報に記載された変形玩具
は、一つの形態を保持するための係止手段の係合
を別部材で簡単に解除できるため、興趣に欠け、
飽きられ易いという欠点があつた。
本発明は上記欠点に鑑み案出したものであつ
て、一つの形態を保持するための係止手段に、平
面パズル的なロツク手段を設け、この平面パズル
を解かなければ係止手段の係合を解除して可動部
材を可動し他の形態に変化させることのできな
い、興趣ある変形玩具を提供することを目的とす
る。
「問題点を解決するための手段」 本発明は、上記目的を達成するため、下記の構
成を有する。
(イ) 変形玩具本体は、係合部を備えた可動部材を
有し、可動部材を可動することによつて一つの
形態から他の形態に変化できるように構成され
ていること。
(ロ) 変形玩具本体には、可動部材の係合部を係合
して可動部材を可動不能に固定し、一つの形態
に保つことができる係止手段が設けられている
こと。
(ハ) 係止手段には、上記係合状態を固定するロツ
ク手段が設けられていること。
(ニ) ロツク手段は、変形玩具本体の側面に設けら
れ、複数の駒片と、複数の駒片を移動自在に収
納する枠部材と、複数の駒片の表面に当接して
移動不能となり、複数の駒片が所定位置に配置
された時にのみ複数の駒片を嵌合して移動可能
となる移動部材とからなり、移動部材の一側に
上記係止手段が設けられていること。
「作用」 本発明に係る変形玩具は、上記構成を有するか
ら、可動部材を可動することによつて一つの形態
から他の形態に変化できる。可動部材を可動し
て、これの係合部に係止手段を係合し、可動部材
を可動不能に固定し一つの形態を形成する。係止
手段は、ロツク手段の移動部材の一側に設けら
れ、この移動部材が複数の駒片の表面に当接して
移動不能となるから、固定されることになる。従
つて、可動部材は、係止手段がロツク手段により
固定されているから、ロツク手段を解除しない限
り、可動することができない。ロツク手段を解除
するには、複数の駒片を移動して所定位置に配置
しなければならない。所定位置に配置すると、複
数の駒片を嵌合して移動部材は移動可能となり、
移動部材を移動させることにより係止手段も移動
し、可動部材の係合部との係合が解除され、可動
部材は可動可能となる。
「実施例」 以下図に示す一実施例について本発明を説明す
ると、第2図において、1は変形玩具の本体であ
つて、同本体1は正方形の底板と四個の三角形斜
面からなるピラミツト状の四角すい体として形成
されており、その略半分の底板2を連結部材21
を介して裏返しに折畳み自在に形成されている。
またこの底板2には係止手段が構成されており、
その係止手段としては、第3図の様に上記底板2
の蝶番部22が移動自在に形成され、正規の位置
においては底板2の前縁23が斜面を係止する様
に形成されており、これを幅aだけ外側に移動す
ることにより、解除される様に形成されている。
上記蝶番部22(可動部材)は、第1図のよう
に、一側に係止板31が連係されており、同係止
板31の端部には附勢用のスプリング32が装設
されている。また係止板31には、スプリング3
2と略直角方向に段凹部33(係合部)が形成さ
れ、同段凹部33には復帰スプリング34によつ
て上方に附勢された作動板35(移動部材)の突
出部35a,35b(係止手段)が係合されてい
る。
この作動板35は、両側に円弧を持つた6個の
切り欠き36aと、その中間の2個の孔36bか
らなる鍵穴部36が形成されている。上記固定側
の底板2には同作動板35を上下に移動自在に保
持する枠部材24が形成されている。この枠部材
24内には、上記鍵穴部36に嵌合可能な突起3
7aが形成された8個の駒片37が移動自在に装
設されている。
また上記作動板35には軸部と、斜面をもつた
突起38が形成され、その上部には保持板39が
装設され、上記突起38に対向する位置には斜面
25をもつた解除部材26が復帰スプリング27
を介して摺動自在に装設されている。
4は脚部材であつて、同脚部材4は第4図の様
に上記底板2の前縁23にたいする係合部41を
もち、これに連なる上記本体1の前部斜面の一部
を足底42として形成されており、その足部43
を屈曲自在に形成するとともに、二つの部材4
4,45を長穴46による係合によつて伸縮自在
に形成されている。また上記本体1内には一部斜
面をもつたT形の支軸11が形成され、上記部材
45には同支軸11に嵌合する5角形の穴47が
形成され、同支軸11にたいしてスプリング12
および止めビス13によつて軸方向に移動自在お
よび回動自在に取付けられている。
5は上記脚部材4の足部43に突設された係止
部材48に係合する係合穴51を具え、同足部4
3の両側に連なる本体1の隅部の斜面を形成する
隅部材であつて、同隅部材5は連結部材52、側
板53を介して本体1にたいして外方向に展開自
在に連結されており、同側板53の裏側には軸受
け部54が形成され、同軸受け部54には腕部材
55が回動自在に装設されている。
6は上記本体1内に上下に移動自在に装設され
た胸部材であつて、同胸部材6は復帰状態におい
て、上記脚部材5上部に位置しており、これを下
げた状態においては上記脚部材4を下した状態の
前面を覆う様に構成されている。また同胸部材6
の上部には係止爪61が突設されている。
7は上記本体1の頂部に相当する上端部材であ
つて、同上端部材7はあ連結部材71を介して後
方向に回動自在に装設され、その開放された後の
板面72には頭部体8が形成されており、同板面
72に開けた穴73を通して上記胸部材6の係止
爪61が突出する様に形成され、上記上端部材7
にはこれに対向する位置に係止穴74が形成され
ている。
なお上記側板53には上記胸部材6に対向する
支持部材56が突設されており、同胸部材6の引
下げ位置において、同支持部材56がこれに当接
して、側板53が略水平に保持される様に構成さ
れている。
以上の様な構成により、上記胸部材6を復帰さ
せ、上端部材7を閉じて係止爪61でこれを係止
し、上記隅部材5とともに脚部材4を復帰せ、底
板2を復帰させ、突出部35a,35bを係止板
31の段凹部33に係止すると、作動板35がス
プリング34によつて元の位置に復帰し、玩具は
ピラミツド状に形成される。この状態において複
数の駒片37を移動させると、作動板35の鍵穴
部36に突起37aが嵌合できなくなり、作動板
35は下方に移動不能となつてロツクされる。こ
の状態は上記ロツクを解除しない限り保持されて
いる。
つぎに駒片37を移動して所定位置に配置さ
せ、鍵穴部36に各駒片37の突起37aの位置
が嵌合可能に一致した状態で、斜面25を押圧す
ると、解除部材26が斜面に当つて突起38とと
もにスプリング34に抗して作動板35が押し下
げられる。この作動板35の押し下げにより、係
止板31の段凹部33との係合が解除され、同係
止板31はスプリング32によつて附勢され、こ
れと一体に上記蝶番部22を介して底板2が幅a
に相当する距離だけ外側に押出され、上記前縁2
3と係合部41による脚部材4の係止が解除され
る。この解除によつて、第2図の様に底板2側は
後ろ側に折畳まれ、また同脚部材4は本体1から
引出されたのち、第4図の様にスプリング12に
抗して左右に押し広げられ、支軸11を外れた位
置で下方に回動され、上記底板2の開放された底
部を通して本体1の下方に突出され、足底42が
水平になる様に足部43が曲げられる。この脚部
材4の開放によつて係止部材48と係合穴51に
よる係合が解除され、隅部材5が外方向に展開が
可能になり、上記胸部材6が脚部材4の位置まで
下げられると、支持部材56の当接とともに上記
隅部材5に連なる側板53が略水平に保持され、
この外側に隅部材5が展開され、腕部材55が表
出される。また上記胸部材6の押し下げによつて
上記係止爪61と係止穴74による係止が解除さ
れ、上端部材7が後方に展開され、頭部体8が表
出される。この状態で玩具はロボツト玩具として
の形態が保持される。
つぎにこのロボツト玩具の形態から上記と逆の
手順で各部材を本体1に折畳まれると、上記の様
なピラミツト状に復帰させることができる。
「発明の効果」 本発明は、一つの形態を保持するための係止手
段に、この係止状態を固定させる平面パズル的な
ロツク手段を設けたので、この平面パズルを解か
なければ係止手段の固定状態を解除できず、他の
形態に変化させることができない、興趣ある飽き
のこない変形玩具を提供することができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す変形玩具の係
止機構の要部分解斜視図、第2図は同じく変形玩
具の側面図、第3図は同じく変形玩具の正面図、
第4図は同じく変形玩具の脚部材の斜視図、第5
図は同じく変形玩具の斜視図である。 同図中、1は本体、2は底板、4は脚部材、5
は隅部材、6は胸部材、7は上端部材、8は頭部
体、26は解除部材、31は係止板、33は段凹
部、35は作動板である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記の要件を備えたことを特徴とする変形玩
    具。 (イ) 変形玩具本体は、係合部を備えた可動部材を
    有し、可動部材を可動することによつて一つの
    形態から他の形態に変化できるように構成され
    ていること。 (ロ) 変形玩具本体には、可動部材の係合部を係合
    して可動部材を可動不能に固定し、一つの形態
    に保つことができる係止手段が設けられている
    こと。 (ハ) 係止手段には、上記係合状態を固定するロツ
    ク手段が設けられていること。 (ニ) ロツク手段は、変形玩具本体の側面に設けら
    れ、複数の駒片と、複数の駒片を移動自在に収
    納する枠部材と、複数の駒片の表面に当接して
    移動不能となり、複数の駒片が所定位置に配置
    された時にのみ複数の駒片を嵌合して移動可能
    となる移動部材とからなり、移動部材の一側に
    上記係止手段が設けられていること。
JP14939287A 1987-06-16 1987-06-16 変形玩具 Granted JPS63311983A (ja)

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JP14939287A JPS63311983A (ja) 1987-06-16 1987-06-16 変形玩具

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JPS63311983A JPS63311983A (ja) 1988-12-20
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ID=15474121

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