JPH0582032U - トリガーコイル - Google Patents

トリガーコイル

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Publication number
JPH0582032U
JPH0582032U JP2058292U JP2058292U JPH0582032U JP H0582032 U JPH0582032 U JP H0582032U JP 2058292 U JP2058292 U JP 2058292U JP 2058292 U JP2058292 U JP 2058292U JP H0582032 U JPH0582032 U JP H0582032U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
bobbin
terminal
terminal pins
coil
Prior art date
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Pending
Application number
JP2058292U
Other languages
English (en)
Inventor
博章 井川
Original Assignee
東京コイルエンジニアリング株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 東京コイルエンジニアリング株式会社 filed Critical 東京コイルエンジニアリング株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高さ寸法を増加させないで実装床面積を縮小
させる。 【構成】 絶縁性筒状ボビン1の一端に第1フランジ2
が突設され、第1フランジ2に端子ピンP1 〜P4 が植
立てられる。ボビン1の他端には第1フランジ2より可
なり薄い第2フランジ3が突設される。ボビン1の外周
面と第1フランジ2、第2フランジ3とで囲まれた巻線
領域に1次コイル5及び2次コイル6が巻回される。1
次コイル5の両端末は端子ピンP1 及びP2 にそれぞれ
接続され、2次コイル6の一端末は端子ピンP3 に、他
端末は端子ピンP2 又はP4 に接続される。第2フラン
ジ3に端子ピンを植立てていないので、その厚味を小さ
くでき、それだけ床面積を縮小できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はストロボ内蔵型カメラ等に用いられるトリガーコイルに関し、特に その小型化に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のトリガーコイルを図2及び図3を参照して説明する。図2に示 すのはコイル(ボビン)の軸方向が横向きで、横型と言われるトリガーコイルで あり、絶縁体より成る筒状のボビン1の両端に角型の第1フランジ2及び第2フ ランジが突設される。
【0003】 第2フランジ3の底面の両端やや内側に端子ピンP1 ,P2 が、また第1フラ ンジ2の底面の一端やや内側に端子ピンP4 がそれぞれ植立てられる。第1フラ ンジ2の上面の端子ピンP4 と重なる側と反対側の角部が上下方向に角柱状に切 欠かれて、上面より一段低い段部4が形成され、段部4の上面に端子ピンP3 が 植立てられる。ボビン1の外周面と第1,第2フランジとにより囲まれた巻線領 域に1次コイル5及び2次コイル6が巻回され、1次コイル5の両端末は端子ピ ンP1 ,P2 にそれぞれ接続され、また2次コイル6の両端は端子ピンP3 ,P 4 にそれぞれ接続される。ボビン1の中心孔に磁心7が挿入され、例えば接着剤 で固定される。
【0004】 図2の横型のトリガーコイルをプリント基板に実装した場合、占有する床面積 が大きくなるので、コイル(ボビン)の軸方向を立てて、図3に示すような縦型 としたものも用いられている。 なお、図2及び図3において1次及び2次コイルの各一端を共通の端子ピンP 3 又はP4 に接続し、一方の端子ピンを削除している場合もある。また磁心7を 用いない場合もある。トリガーコイルは、例えば高さ約5、幅約7、奥行約5m mで、フランジ2,3の厚さは約2mmとされる。また、例えば1次コイル5の 15ターンに対し、2次コイル6は550ターンとされ、高圧が発生される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
図2に示す横型のトリガーコイルでは基板実装に必要な床面積が大きくなる欠 点がある。一方、図3に示す縦型のトリガーコイルでは床面積は小さくなるが、 高さ寸法が大きくなるので、高さ寸法に制限がある場合は使用できない問題があ る。この考案の目的は、高さ寸法を大きくしないで、つまり従来の横型とほぼ同 じ高さ寸法を保持して、実装面積を小さくしようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案のトリガーコイルは、絶縁性筒状ボビンの一端に第1フランジが突設 され、その第1フランジに複数の端子ピンが前記ボビンの軸線方向と直角に植立 てられ、前記ボビンの他端に、前記第1フランジより可なり薄い第2フランジが 突設される。前記ボビンの外周面と前記第1,第2フランジとで囲まれた巻線用 領域に1次及び2次コイルが巻回され、それら1次及び2次コイルの各両端末が 前記端子ピンに接続される。前記第2フランジに端子ピンを植立てる必要がなく なるので、その分だけ実装床面積を縮小できる。
【0007】
【実施例】
この考案の実施例を図1に、図2及び、図3と対応する部分に同じ符号を付し 、重複説明を省略する。この考案ではトリガーコイルの占有床面積を縮小するた めに、従来の図2の横型トリガーコイルの第2フランジ3の底面に植立てていた 端子ピンP1 ,P2 は削除され、フランジ3の厚味は例えば0.5mm程度(従 来は2mm程度)に薄くされ、全ての端子ピンP1 〜P4 は第1フランジ2に植 立てられる。
【0008】 しかし従来例でも述べたように端子ピンP4 を省略し、1次,2次コイル5, 6の各一端を共通の端子ピンP2 に接続する場合も多い。第2フランジ3が薄く なった分だけ実装床面積を小さくできる。端子ピンP3 は上端でほぼ直角に折り 曲げられ、第1フランジ3の上面又はその上面に形成された溝に沿って延長され る場合もある。また磁心7を削除する場合もある。
【0009】
【考案の効果】
端子ピンを植立てられるフランジの厚味は、端子ピンの強度を保持する必要が ある為、それなりの厚味が必要であるが、本案のように第2フランジ3に端子ピ ンを設けないようにすれば、フランジ2は単に巻線領域を保持するだけでよいの で、可なり薄くすることができ、その分だけ実装床面積を縮小できる。
【0010】 この考案では従来の縦型トリガーコイルと異なり高さ寸法の増加はなく、従来 の横型の寸法を維持できるので、高さ寸法に制限がある場合に好適であり、実用 的な効果は頗る大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す図で、Aは正面図、B
は左側面図、Cは底面図、Dは斜視図、Eは結線図。
【図2】従来の横型トリガーコイルを示す図で、Aは正
面図、Bは左側面図、Cは底面図、Dは斜視図、Eは結
線図。
【図3】従来の縦型トリガーコイルの正面図。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性筒状ボビンの一端に第1フランジ
    が突設され、 その第1フランジに複数の端子ピンが前記ボビンの軸線
    方向と直角に植立てられ、 前記ボビンの他端に、前記第1フランジより可なり薄い
    第2フランジが突設され、 前記ボビンの外周面と前記第1,第2フランジとで囲ま
    れた巻線用領域に1次及び2次コイルが巻回され、 それら1次及び2次コイルの各両端末が前記端子ピンに
    接続されて成る、トリガーコイル。
JP2058292U 1992-04-06 1992-04-06 トリガーコイル Pending JPH0582032U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2058292U JPH0582032U (ja) 1992-04-06 1992-04-06 トリガーコイル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2058292U JPH0582032U (ja) 1992-04-06 1992-04-06 トリガーコイル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0582032U true JPH0582032U (ja) 1993-11-05

Family

ID=12031216

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2058292U Pending JPH0582032U (ja) 1992-04-06 1992-04-06 トリガーコイル

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JP (1) JPH0582032U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015097250A (ja) * 2013-10-09 2015-05-21 Tdk株式会社 コイル装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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