JPH0124898Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0124898Y2
JPH0124898Y2 JP3330182U JP3330182U JPH0124898Y2 JP H0124898 Y2 JPH0124898 Y2 JP H0124898Y2 JP 3330182 U JP3330182 U JP 3330182U JP 3330182 U JP3330182 U JP 3330182U JP H0124898 Y2 JPH0124898 Y2 JP H0124898Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ferrite core
cross
section
small
core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3330182U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58138313U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3330182U priority Critical patent/JPS58138313U/ja
Publication of JPS58138313U publication Critical patent/JPS58138313U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0124898Y2 publication Critical patent/JPH0124898Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、小型のトランス、チヨークコイル
などの巻線部品に関する。
電気回路部品の配置や組付けの設計に際して
は、回路機能を損なうことなく組付面積を可能な
るかぎり縮少させるが、しかし、回路部品固有の
形状または大きさなどが原因し、効率よく配置し
また組付けるようにしても部品間、部品とケース
との間なでに比較的に広い空間が生ずる。
そこで、本考案では上記したような空間を有効
に利用して組付けることができる巻線部品を提案
する。
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図は本考案を実施した小型トランスの斜視
図であり、1はフエライト鉄心、2はコイルであ
る。
フエライト鉄心1はフエライト紛末を焼結形成
して第2図に示す如く角棒状に構成してある。こ
の鉄心1は磁束方向(図示矢印方向)に直交する
断面が直角三角形をなしており、鉄心表面が第1
面1a、第2面1b、第3面1cによつて形成さ
れている。
上記コイル2はフエライト鉄心1に直接巻線し
て装備させてもよいが、コイル2のみを予め三角
形状に形成し、その内空洞にフエライト鉄心1を
挿入させるようにしてもよい。
また、コイル2は第3図に示したようなボビン
3に巻装し、フエライト鉄心1はこのボビン3の
筒状部3aに内挿させることによつて上記同様の
トランスが構成される。ただし、ボビン3の筒状
部3aは長手方向に対して直交する断面がフエラ
イト鉄心1の各表面1a,1b,1cを囲むよう
に直角三角形をなしている。このボビン3には鍔
部3bを設けることによつて、端子ピン4をこの
鍔部3bに植設することができて便利である。し
かし、鍔部3bは必要に応じて設ければよい。な
お、鍔部3bに形成した溝3cはコイル端の引出
溝であつて、この溝3cより引き出したコイル端
を端子ピン4にからげて固定する。
第4図はフエライト鉄心5の鉄心軸に直交する
断面が直角三角形をなす巻線部分の両端に鍔部5
a,5bを一体的に形成した実施例であり、この
実施例では鍔部5a,5bの間に巻線することに
より小型トランスを構成することができる。な
お、4は鍔部5a,5bに植設した端子ピンであ
り、5c,5dはコイル端の引出溝である。
上記したフエライト鉄心1,5は鉄心軸に直交
する断面が第5図及び第6図に示したような直角
三角形をなすものであつたが、この断面形は必ず
しも直角三角形でなくともよく、第7図乃至第1
1図に代表例として示した種々の断面形であつて
もよい。
第7図は角部を丸めたほぼ三角形の断面を有す
るフエライト鉄心6を、第8図は鉄心表面を外方
に湾曲させたフエライト鉄心7を、第9図は二等
辺三角形の断面を有するフエライト鉄心8を各々
示す。
第10図は頂部が鈍角に形成された三角形断面
を有するフエライト鉄心9を示す。この鉄心9は
図示仮線の如く鍔部9aを形成するか、また、鍔
部9aと同じような鍔部を有するボビンを介在さ
せてコイルを設けることによつて、鍔部には多く
の端子ピン4a,4b,4c,4dを植設させる
ことができ、また、これらのピン位置の間隔を充
分に広くすることができ、高圧、低圧の端子ピン
を鍔部の同一平面上に設けることが可能になる。
第11図は鉄心表面を形成する第1面10a、
第2面10b、第3面10cを鉄心軸方向に湾曲
させたフエライト鉄心10の断面図を示す。この
鉄心10に設けたコイル11は巻線後に鉄心軸方
向に押圧して図示する形状に構成する。
次に、第12図乃至第14図は上記した巻線部
品を各種機器に組込んだ具体例を示す簡略図であ
る。
第12図は写真撮影用の閃光放電発光器の一部
分を示した断面図であり、12はケース13に固
定された公知の反射鏡、14は発光窓を形成する
透明板、15は閃光放電管、16は本考案を実施
したトリガートランスである。上記した反射鏡1
2は閃光放電管15に対する直角方向の断面が図
示する如く放射形となつているために、この反射
鏡12をケース内に組込んだ場合に、反射鏡12
とケース13との間またはケース内に装備させた
プリント基板との間などに不必要な空間が形成さ
れる。従来はこのような空間はほとんど利用され
ておらなかつたが、閃光放電発光器の小型化が進
み、また、カメラ内蔵の閃光放電発光器が多くな
るにつれて上記のような空間についても電気部品
の組込空間として利用しなければならなくなつて
きた。
従来のトリガートランスはほとんどがドラム型
鉄心に一次、二次コイルを設けたものであり、上
記のような空間には形態が大きすぎて組込むこと
ができなかつた。そこで、形態を縮少させて上記
空間に組込むべく努力されているが、反射鏡12
が小型の場合には上記空間も狭くなるため、縮小
させたトリガートランスが出力不足となる欠点が
あつた。
本考案に係るトリガートランス16は上記した
通り三角形断面を有するものであるので、反射鏡
12とケース13との間またはプリント基板など
の間に形成される空間に適合するトランスとな
り、小型の反射鏡であつても図示するように組付
けるようにすれば、出力電圧の充分なトリガート
ランス16を提供することができる。なお、図面
ではトリガートランス16が反射鏡12の上方に
設けた一例を示したが、反射鏡12の下方に設け
てもよい。
第13図は各種機器のケース17の隅部に巻線
部品18を組込んだ具体例を示したもので、例え
ば、円形または円筒形の電気部品19をケース1
7の隅部近くに配置させると、隅部には不必要な
空間が形成されるから、本考案の巻線部品18は
このような僅かな空間を利用して組込むことがで
きる。
第14図は四辺形の電気部品20と円形の電気
部品21との間に形成された空間を利用して巻線
部品18を組込んだ具体例を示したものである。
上記した通り、本考案に係る巻線部品は磁束の
方向に直交する断面が三辺形に形成されたフエラ
イト鉄心と、この鉄心の表面に沿つて設けたコイ
ルとより構成されているので、各種機器のケース
と内装電気部品との間、または電気部品間に形成
される少ない空間を有効に利用して組込むことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した小型トランスの斜視
図、第2図は上記トランスの鉄心を示す斜視図、
第3図は本考案に係るトランスに使用するボビン
の斜視図、第4図は鍔付フエライト鉄心を示す斜
視図、第5図乃至第11図はフエライト鉄心の各
種断面図、第12図は本考案をトリガートランス
として実施し、このトランスを組込んだ状態を示
す閃光放電発光器の一部を示す断面図、第13図
及び第14図は本考案に係る巻線部品の組込み状
態を示した簡略図である。 1,5,6,7,8,9,10……フエライト
鉄心、2,11……コイル、3……ボビン、4,
4a〜4d……端子ピン、12……反射鏡、16
……トリガートランス、18……巻線部品。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 磁束と直交する断面を三角形に形成したフエ
    ライト鉄心と、このフエライト鉄心に装備させ
    たコイルとよりなる小型巻線部品。 (2) 鉄心表面に直接またはボビンを介在させてコ
    イルを装備させた実用新案登録請求の範囲第(1)
    項記載の小型巻線部品。 (3) フエライト鉄心の磁束と直交する断面が角部
    を丸めたほぼ三角形である実用新案登録請求の
    範囲第(1)項記載の小型巻線部品。 (4) フエライト鉄心の磁束と直交する断面が湾曲
    形成した各辺のほぼ三角形である実用新案登録
    請求の範囲第(1)項記載の小型巻線部品。
JP3330182U 1982-03-11 1982-03-11 小型巻線部品 Granted JPS58138313U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3330182U JPS58138313U (ja) 1982-03-11 1982-03-11 小型巻線部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3330182U JPS58138313U (ja) 1982-03-11 1982-03-11 小型巻線部品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58138313U JPS58138313U (ja) 1983-09-17
JPH0124898Y2 true JPH0124898Y2 (ja) 1989-07-27

Family

ID=30044851

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3330182U Granted JPS58138313U (ja) 1982-03-11 1982-03-11 小型巻線部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58138313U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58138313U (ja) 1983-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07220950A (ja) インダクタンス素子
JPH07245217A (ja) インダクタンス素子及び該素子用コイル
JPH0130282B2 (ja)
JP2003264110A (ja) スパイラルコイルとトランス
JPH0124898Y2 (ja)
JPS6181612A (ja) 変成器
JP3063653B2 (ja) チョークコイル
JPH0534816B2 (ja)
JP2767451B2 (ja) 小形トランス
JPH0140173Y2 (ja)
JPH0566922U (ja) つぼ形磁心及びそれを用いた巻線部品
JPS5895804A (ja) 小型トランスの鉄心
JP3429818B2 (ja) フェライトコア及びボビン
JP3054397U (ja) コイル用ボビン及びトランスケース並びにトランス
JPH0642436B2 (ja) 小型トランス
JP2987646B2 (ja) 小形トランス
JPS5826494Y2 (ja) コイル素子
JPH0685380B2 (ja) 小形トランス
JPS63922B2 (ja)
JPH08306559A (ja) コイル部品
JPH0465423U (ja)
JPH0747856Y2 (ja) 小型トランス
JPH0754975Y2 (ja) 小形トランス
JPS6220979Y2 (ja)
JPS6112643Y2 (ja)