JPH058172Y2 - - Google Patents

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JPH058172Y2
JPH058172Y2 JP1989086183U JP8618389U JPH058172Y2 JP H058172 Y2 JPH058172 Y2 JP H058172Y2 JP 1989086183 U JP1989086183 U JP 1989086183U JP 8618389 U JP8618389 U JP 8618389U JP H058172 Y2 JPH058172 Y2 JP H058172Y2
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JP
Japan
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valve shutter
case body
air conditioning
conditioning case
sealing material
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JP1989086183U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車輌用空調装置のバルブシヤツタ装置
に関する。
(従来技術) 車輌のインパネに装着される空調装置のバルブ
シヤツタ装置としては実開昭63−22206号公報に
示すように、組立作業性の向上と回動力の確実な
伝達を図るために空調ケース体の支持孔にバルブ
シヤツタの片側の軸のみを予め軸支させ、他側の
軸をフリーにした状態で空調ケース体の外側より
リンク機構を介して回動するピンを前記他側軸の
中心に挿し込み固定する方法が採られていた。
(考案が解決しようとする課題) ところで上記従来技術に於ては、バルブシヤツ
タ軸と支持孔とピンの3つの位置合せをしなけれ
ばならず相当の熟練を要するばかりでなく誤つた
位置に組付ける事があるという問題点があつた。
本考案は上記問題点に基づいてなされたもの
で、組付が容易でありシール材を潰すことなく、
シール材の寸法精度を保持できるようにすること
ができ、又ダイアル機構の位置が左右何れであつ
てもそのまゝ対応できる車輌用空調装置のバルブ
シヤツタ装置を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記課題を解決することを目的とし、
車輌のインパネに装着される角形の空調ケース体
のバルブシヤツタを空調ケース体側方のリンク機
構により開閉するようにし、バルブシヤツタの短
軸を含む全外周に連続溝を形成し、無端状態の伸
縮性を有するシール部材を嵌合し、シール部材の
摺接部を外方に張り出させるようにした車輌空調
装置のバルブシヤツタ装置において、バルブシヤ
ツタ両側に空調ケース体の対向側壁に設けた支持
孔に該対向側壁を弾性的に拡げながら嵌合する左
右対称の円形突片状の短軸を突設させ、バルブシ
ヤツタの短軸を含む全外周に連続溝を形成し、該
連続溝に無端帯状の伸縮性を有するシール材を嵌
合し、シール材の摺接部を外方に張り出させ、短
軸のボス部両側に連続溝に通ずるスリツトを設
け、スリツト間のシール材をボス部外側に迂回さ
せ、操作部に連結されたリンク機構により所定角
度回動されるU字形の平形弾性ピンを、空調ケー
ス体の操作部を配設した側壁外側より上記支持孔
に挿し込み、前記短軸溝に嵌合固定することを特
徴とするものである。
(作用) 無端帯状の伸縮性を有するシール材をバルブシ
ヤツタ外周溝に嵌合し、ボス部の外周を迂回さ
せ、該バルブシヤツタ両側の短軸を空調ケース体
の対向壁を弾性的に拡げ乍ら支持孔に嵌合してあ
るので、短軸に外側から弾性ピンを挿し込んでも
シール材を潰すことがなく組付けを容易に行うこ
とができる。
(実施例) 図示した実施例について説明する。
第1図はインパネに装着される角形の空調ケー
ス体1の斜視図、2はバルブシヤツタであり、リ
ンク機構3により一定角度回動する。第2図はバ
ルブシヤツタの平面図で、略々長方形をなす樹脂
板の外側に一定幅の厚肉部2aを有し、両側にボ
ス部4と短軸5を突設し、短軸部を含む全外周に
連続溝6を形成し、この連続溝6に無端帯状で伸
縮性を有するシール材7を嵌合し、シール材7の
摺接部を外方に張り出させる。そして、少くとも
駆動軸側のボス部4両側に連続溝6に通ずるスリ
ツト8,8を設け、このスリツト8,8間のシー
ル材7aをボス部外側に迂回させる。このため後
述するピンの挿入による影響を回避できる。組付
けの際は空調ケース体1の対向壁の間隔を弾性的
に拡げながら、バルブシヤツタ2を挿し込み両側
の短軸5,5を夫々支持孔9,9に嵌合せしめ
る。そしてリンク機構3に突設したU字形の弾性
ピン10を先づ支持孔9に挿入し、更に短軸5の
溝6に深く嵌合固定する。このとき弾性ピンの外
側に設けた係止爪10a,10aの間隔を圧縮し
ながら支持孔9,9を貫通させ、第10図の如く
安定させる。弾性ピン10を一定角度回動させる
ための手段としてはリンク機構を用い、ダイアル
又はレバーをインストの前面で一定角度回動させ
ればよい。通常ドライバー側とアシスト側とでは
ダイアルが左右反対に設置される場合が多いが、
第6図の如くバルブシヤツタを左右完全対称に形
成しておけばダイアルの位置が左右いずれにあつ
ても兼用できる。
(効果) 本考案は車輌のインパネに装着される角形の空
調ケース体のバルブシヤツタを空調ケース体側方
のリンク機構により開閉するようにし、バルブシ
ヤツタの短軸を含む全外周に連続溝を形成し、無
端状態の伸縮性を有するシール部材を嵌合し、シ
ール部材の摺接部を外方に張り出させるようにし
た車輌空調装置のバルブシヤツタ装置において、
バルブシヤツタ両側に空調ケース体の対向側壁に
設けた支持孔に該対向側壁を弾性的に拡げながら
嵌合する左右対称の円形突片状の短軸を突設さ
せ、バルブシヤツタの短軸を含む全外周に連続溝
を形成し、該連続溝に無端帯状の伸縮性を有する
シール材を嵌合し、シール材の摺接部を外方に張
り出させ、短軸のボス部両側に連続溝に通ずるス
リツトを設け、スリツト間のシール材をボス部外
側に迂回させ、操作部に連結されたリンク機構に
より所定角度回動されるU字形の平形弾性ピン
を、空調ケース体の操作部を配設した側壁外側よ
り上記支持孔に挿し込み、前記短軸溝に嵌合固定
されているので次の効果を有する。
1 バルブシヤツタ両側の短軸を空調ケース体の
対向壁を弾性的に拡げ乍ら支持孔に嵌合するの
で組付が容易である。
2 弾性ピンを外側から挿し込んでもシール材が
ボス部外側に迂回しているのでシール材を潰す
ことなくシール材の寸法、精度が保持できる。
3 左右対称とすることができ、ダイアル機構の
位置が左右何れであつてもそのまゝ対応でき
る。
4 流体抵抗が少く吹出効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を施した車輌用空調
装置全体の外観斜視図、第2図は第1図のバルブ
シヤツタ分解平面図、第3図は第2図の右側要部
斜視図、第4図は第3図のシール材をバルブシヤ
ツタ全外周に嵌合した平面図、第5図は同−
断面図、第6図は第4図のシール材を右側ボス部
外側に迂回させた一部切断平面図、第7図は同右
側面図、第8図はバルブシヤツタにピンを挿入す
る時の平面図、第9図は−側面図、第10図
はピン装着部平断面図である。 1……空調ケース体、2……バルブシヤツタ、
3……リンク機構、4……ボス部、5……短軸、
6……連続溝、7……シール材、9……支持孔、
10……弾性ピン、10a……係止爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車輌のインパネに装着される角形の空調ケース
    体のバルブシヤツタを空調ケース体側方のリンク
    機構により開閉するようにし、バルブシヤツタの
    短軸を含む全外周に連続溝を形成し、無端状態の
    伸縮性を有するシール部材を嵌合し、シール部材
    の摺接部を外方に張り出させるようにした車輌空
    調装置のバルブシヤツタ装置において、バルブシ
    ヤツタ両側に空調ケース体の対向側壁に設けた支
    持孔に該対向側壁を弾性的に拡げながら嵌合する
    左右対称の円形突片状の短軸を突設させ、バルブ
    シヤツタの短軸を含む全外周に連続溝を形成し、
    該連続溝に無端帯状の伸縮性を有するシール材を
    嵌合し、シール材の摺接部を外方に張り出させ、
    短軸のボス部両側に連続溝に通ずるスリツトを設
    け、スリツト間のシール材をボス部外側に迂回さ
    せ、操作部に連結されたリンク機構により所定角
    度回動されるU字形の平形弾性ピンを、空調ケー
    ス体の操作部を配設した側壁外側より上記支持孔
    に挿し込み、前記短軸溝に嵌合固定した車輌用空
    調装置のバルブシヤツタ装置。
JP1989086183U 1989-07-21 1989-07-21 Expired - Lifetime JPH058172Y2 (ja)

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JPH058172Y2 true JPH058172Y2 (ja) 1993-03-02

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