JPH06272951A - 空気調和装置のダンパ装置 - Google Patents

空気調和装置のダンパ装置

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JPH06272951A
JPH06272951A JP8515893A JP8515893A JPH06272951A JP H06272951 A JPH06272951 A JP H06272951A JP 8515893 A JP8515893 A JP 8515893A JP 8515893 A JP8515893 A JP 8515893A JP H06272951 A JPH06272951 A JP H06272951A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating shaft
cylindrical portion
case
case wall
door
Prior art date
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Pending
Application number
JP8515893A
Other languages
English (en)
Inventor
Soichi Mizuno
宗一 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP8515893A priority Critical patent/JPH06272951A/ja
Publication of JPH06272951A publication Critical patent/JPH06272951A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気調和装置のダンパ装置からの風洩れを防
止する。 【構成】 ケース内に、回動軸6と該回動軸に固定した
硬質の基板7と該基板の外周に設けた軟質のシールリッ
プ8とから成るドア5を、回動軸6をケース壁9に回動
自在に支持して配置する。ケース壁9に回動軸6を回転
自在に支持する支持部11および回動軸6を同軸状に包囲
してケース内方へ延出する円筒部10を設けるとともに、
シールリップ8に、円筒部10が挿入される該円筒部より
大径の円筒部を設け、円筒部10の外周面と円筒部13の内
周面との間に所定の狭い間隙を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和装置の通気通
路を開閉して、空気の流れ方向を制御したり、風量を調
節したりするダンパ装置に関する。
【0002】
【従来技術】上記ダンパ装置は、通常、例えば実公平2-
33066 号公報もしくは実開平1-59718 号公報に示されて
いるように、通気通路を形成するケース内に、板状のド
ア(ダンパ)を回動自在に設けて構成され、該ドアは、
これに固定された回動軸を、ケースの対向側壁にそれぞ
れ形成された孔に回動自在に嵌挿することにより、ケー
ス壁に支持されている。
【0003】また、かかるダンパ装置の一種として、回
動軸に固定した樹脂板あるいは鉄板等の基板の外周にゴ
ム等のシールリップを設けたシールリップ付きドアを有
するものが知られており、例えば実開平3-25320 号公報
に示されている。
【0004】
【解決しようとする課題】このような従来のダンパ装置
においては、ドアの回動軸がケース壁にあけた孔を貫通
しているので、空気調和装置内を流れる冷温風がこの貫
通部からケース外部へ洩れるという問題がある。
【0005】従って本発明は、かかる問題を簡単な構造
により解決したダンパ装置を提供しようとするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】このため本発
明においては、ケース内に、回動軸と該回動軸に固定し
た硬質の基板と該基板の外周に設けた軟質のシールリッ
プとから成るドアを、前記回動軸をケース壁に回動自在
に支持して配置した空気調和装置のダンパ装置におい
て、前記ケース壁に、前記回動軸を回転自在に支持する
支持部および該回動軸を同軸状に包囲してケース内方へ
延出する円筒部を設けるとともに、前記シールリップ
に、前記円筒部が挿入される該円筒部より大径の円筒部
を設け、前記ケース壁の円筒部の外周面と前記シールリ
ップの円筒部の内周面との間に所定の狭い間隙を形成す
る。
【0007】本発明によれば、ケース内の冷温風がケー
ス壁の回動軸支持部に達するには、シールリップの円筒
部とケース壁の円筒部との間の狭い間隙およびケース壁
の円筒部と回動軸との間の狭い間隙を通過しなければな
らないので、これらの間隙のラビリンス効果により、冷
温風のケース外への洩れが有効に防止される。
【0008】しかも、上記ラビリンスはドアをケース壁
に取付けることによりこれと同時に形成され、回動軸貫
通部に特にシール部材を追加する必要がないので、ダン
パ装置の構造ならびに組立作業が簡単で、従ってまたコ
ストも安価になる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図示の一実施例について説明
する。図1は本発明によるダンパ装置1を半截してその
一方側を示した斜視図である。図示してない他方側も同
様に構成されている。2は空気調和装置の通気通路の一
部を形成するケースで、内壁面に受け座3が突設され、
該受け座3によって囲まれた開口4がドア5によって開
閉される。
【0010】ドア5は、回動軸6と、該回動軸6に固定
されその両側に延在する樹脂板あるいは金属板製の硬質
の基板7と、この基板7の外周に設けられたゴム等の軟
質のシールリップ8とから成り、回動軸6の端部をケー
ス2のケース壁9に枢支することにより、ケース2内に
回動自在に設けられている。そして回動軸6に関し一方
側のシールリップ8を対応する受け座3の下面に、他方
側のシールリップ8を対応する受け座3の上面に当接さ
せることにより、開口4を閉止する。
【0011】図2はドア5をケース壁9から引き抜いた
時の状態を、回動軸6をケース壁9に平行に指向させて
示した斜視図、図3は図1におけるケース壁9の外面側
の状態を示す斜視図、図4は図1におけるドア5および
ケース壁9をドア5の面に平行な面に沿って切断した断
面図である。
【0012】これらの図から分るように、ケース壁9の
回動軸6が貫通する部分には、内面に円筒部10が突設さ
れるとともに、外面に支持爪11、11…が切り起こされ、
これらの支持爪11の自由端により円形の挿通孔12が形成
されている。円筒部10の内径は回動軸6の外径より若干
大きく、挿通孔12の径は回動軸6の外径にほぼ等しく設
定されている。回動軸6は円筒部10および挿通孔12を貫
通してケース壁9の外側へ突出し、支持爪11を介してケ
ース壁9に回動自在に支持されている。回動軸6のケー
ス壁9から突出した端部には操作レバー(図示せず)が
装着され、ドア5はこの操作レバーにより開閉操作され
る。
【0013】一方、ドア5側においては、回動軸6を包
囲する円筒部13がシールリップ8と一体に形成され、か
つケース壁9側へ突出している。円筒部13の内径は円筒
部10の外径より若干大きく設定されている。
【0014】ケース壁9およびドア5が上記のように構
成されているので、ドア5をケース2内に装着すべく、
回動軸6を円筒部10および支持爪11により形成された挿
通孔12に嵌挿すると、ケース壁9の円筒部10がシールリ
ップ8の円筒部13内に入り込み、ケース内部と支持爪11
部分との間に、図4に矢印で示すように、円筒部13の外
端縁を迂回して円筒部13の内周面と円筒部10の外周面と
の間の狭い間隙14aを通り、さらに円筒部10の内端縁を
迂回して円筒部10の内周面と回動軸6の外周面との間の
狭い間隙14bを通るラビリンスが形成される。
【0015】このラビリンスにより、ケース内の冷温風
の支持爪11部分からの洩れが阻止される。従って支持爪
11による簡単な構造で回動軸6をケース壁9に支持して
も、風洩れを生ずる恐れはほとんどない。なお、本実施
例においては、円筒部13の内周面に突起15を設け、上記
ラビリンス効果を一層高めてある。また突起15と円筒部
10を接触させシールすれば風洩れを完全に防止すること
ができる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、ダンパ装置におけるケ
ース壁の回動軸支持部からの風洩れを、特にシール部材
を追加することなく、簡単、安価な構造で有効に防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるダンパ装置を半截してその一方側
を示した斜視図である。
【図2】ケース壁とドアの分解斜視図である。
【図3】ケース壁外面斜視図である。
【図4】図1におけるドアおよびケース壁をドアの面に
平行な面に沿って切断した断面図である。
【符号の説明】
1…ダンパ装置、2…ケース、3…受け座、4…開口、
5…ドア、6…回動軸、7…基板、8…シールリップ、
9…ケース壁、10…円筒部、11…支持爪、12…挿通孔、
13…円筒部、14…間隙、15…突起
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、ダンパ装置におけるケ
ース壁の回動軸支持部からの風洩れを、特にシール部材
を追加することなく、簡単、安価な構造で有効に防止す
ることができる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるダンパ装置を半截してその一方側
を示した斜視図である。
【図2】ケース壁とドアの分解斜視図である。
【図3】ケース壁外面斜視図である。
【図4】図1におけるドアおよびケース壁をドアの面に
平行な面に沿って切断した断面図である。
【符号の説明】 1…ダンパ装置、2…ケース、3…受け座、4…開口、
5…ドア、6…回動軸、7…基板、8…シールリップ、
9…ケース壁、10…円筒部、11…支持爪、12…挿
通孔、13…円筒部、14…間隙、15…突起

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内に、回動軸と該回動軸に固定し
    た硬質の基板と該基板の外周に設けた軟質のシールリッ
    プとから成るドアを、前記回動軸をケース壁に回動自在
    に支持して配置した空気調和装置のダンパ装置におい
    て、前記ケース壁に、前記回動軸を回転自在に支持する
    支持部および該回動軸を同軸状に包囲してケース内方へ
    延出する円筒部を設けるとともに、前記シールリップ
    に、前記円筒部が挿入される該円筒部より大径の円筒部
    を設け、前記ケース壁の円筒部の外周面と前記シールリ
    ップの円筒部の内周面との間に所定の狭い間隙を形成し
    たことを特徴とする空気調和装置のダンパ装置
JP8515893A 1993-03-22 1993-03-22 空気調和装置のダンパ装置 Pending JPH06272951A (ja)

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JP8515893A JPH06272951A (ja) 1993-03-22 1993-03-22 空気調和装置のダンパ装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0794386A2 (en) * 1996-03-04 1997-09-10 Sammet Dampers Oy A damper for gases
JP2010078273A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Daikin Ind Ltd 空気調和機
CN113370758A (zh) * 2021-07-29 2021-09-10 重庆松芝汽车空调有限公司 一种防漏风风门结构

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EP0794386A3 (en) * 1996-03-04 1999-01-20 Sammet Dampers Oy A damper for gases
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