JP2010078273A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】ケーシングに設けられる貫通孔を介してケーシングの外側に空気が漏れてしまうのを抑制する。
【解決手段】この空気調和機は、空気の吹出口へ連通した空気の通過口を有するシャッタケーシング73と、通過口を閉鎖した閉鎖位置と通過口を開放した開放位置とを取り得るシャッタ72と、シャッタ72を駆動するためのシャッタ駆動モータ71と、そのシャッタ駆動モータ71のモータ軸71aに取り付けられると共にシャッタ72の取付部72aを保持する回転部材74とを備えている。そして、シャッタケーシング73には、回転部材74の先端部74dを通過させる貫通孔73dが形成されており、回転部材74及びシャッタケーシング73の貫通孔73dの周辺部にはラビリンスシール構造80が設けられている。
【選択図】図10
【解決手段】この空気調和機は、空気の吹出口へ連通した空気の通過口を有するシャッタケーシング73と、通過口を閉鎖した閉鎖位置と通過口を開放した開放位置とを取り得るシャッタ72と、シャッタ72を駆動するためのシャッタ駆動モータ71と、そのシャッタ駆動モータ71のモータ軸71aに取り付けられると共にシャッタ72の取付部72aを保持する回転部材74とを備えている。そして、シャッタケーシング73には、回転部材74の先端部74dを通過させる貫通孔73dが形成されており、回転部材74及びシャッタケーシング73の貫通孔73dの周辺部にはラビリンスシール構造80が設けられている。
【選択図】図10
Description
本発明は、吹出口へ連通した空気の通過口を閉鎖した閉鎖位置と通過口を開放した開放位置とを取り得るシャッタを備えた空気調和機に関する。
従来、吹出口へ連通する吹出通路上の通過口を開放又は閉鎖するシャッタが設けられる空気調和機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1の空気調和機では、吹出口から空気を吹き出す場合には、シャッタを開放状態に配置し、吹出口から空気を吹き出さない場合には、シャッタを閉鎖状態に配置する。
特開2007−183013号公報
上記特許文献1の空気調和機では、図13に示すように、ケーシング101の外側に配置されるシャッタ駆動モータ102の駆動力をシャッタ103に伝達するために、ケーシング101の壁面101aに当該モータ102の駆動軸102aを通過させる貫通孔101bが形成されている。このため、図13の二点鎖線で示すように、吹出通路を通過する空気が当該貫通孔101bを介して、ケーシング101の外側に漏れてしまい、精密機械を含むモータ102などが結露してしまうという問題がある。
そこで、この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、ケーシングの外側に空気が漏れてしまうのを抑制することが可能な空気調和機を提供することを目的とする。
第1の発明にかかる空気調和機は、空気の吹出口へ連通した空気の通過口を有するケーシングと、通過口を閉鎖した閉鎖位置と通過口を開放した開放位置とを取り得るシャッタと、シャッタを駆動するための駆動軸と、駆動軸に取り付けられると共にシャッタの端部を保持する回転部材とを備えている。そして、ケーシングには、回転部材を通過させる貫通孔が形成されており、回転部材及びケーシングの貫通孔の周辺部にはラビリンスシール構造が設けられている。
この空気調和機では、回転部材及びケーシングの貫通孔の周辺部にラビリンスシール構造を設けることにより、シャッタが配置されるケーシングの内側から当該貫通孔を介してケーシングの外側に空気が漏れてしまうのを抑制することができる。
また、回転部材及びケーシングの貫通孔の周辺部にラビリンスシール構造を用いることにより、回転部材とケーシングとの間に微小な隙間が形成されて、回転部材とケーシングとが非接触状態で配置されることになるので、回転部材とケーシングとの摺動音の発生を防止することができる。
また、回転部材及びケーシングの貫通孔の周辺部にラビリンスシール構造を用いることにより、回転部材とケーシングとの間に微小な隙間が形成されて、回転部材とケーシングとが非接触状態で配置されることになるので、回転部材とケーシングとの摺動音の発生を防止することができる。
第2の発明にかかる空気調和機は、第1の発明にかかる空気調和機において、シャッタの端部には、ケーシングに沿ったフランジが形成されている。
この空気調和機では、シャッタの端部とケーシングとの間に形成される隙間の長さが、フランジを設ける分だけ長くなる。これにより、シャッタが配置されるケーシングの内側からケーシングの外側へ空気が漏れる流路の一部である当該隙間の流路抵抗が大きくなるので、ケーシングの内側から外側に空気が漏れるのをさらに抑制することができる。
また、端部全体を大きくせずに、端部の一部分にフランジを設けることにより、シャッタを熱可塑性樹脂で成形した場合において、当該端部にヒケが発生するのを抑制することができ、当該端部に寸法誤差が生じるのを抑制することができる。
また、端部全体を大きくせずに、端部の一部分にフランジを設けることにより、シャッタを熱可塑性樹脂で成形した場合において、当該端部にヒケが発生するのを抑制することができ、当該端部に寸法誤差が生じるのを抑制することができる。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
第1の発明では、回転部材及びケーシングの貫通孔の周辺部にラビリンスシール構造を設けることにより、シャッタが配置されるケーシングの内側から当該貫通孔を介してケーシングの外側に空気が漏れてしまうのを抑制することができる。
また、回転部材及びケーシングの貫通孔の周辺部にラビリンスシール構造を用いることにより、回転部材とケーシングとの間に微小な隙間が形成されて、回転部材とケーシングとが非接触状態で配置されることになるので、回転部材とケーシングとの摺動音の発生を防止することができる。
また、回転部材及びケーシングの貫通孔の周辺部にラビリンスシール構造を用いることにより、回転部材とケーシングとの間に微小な隙間が形成されて、回転部材とケーシングとが非接触状態で配置されることになるので、回転部材とケーシングとの摺動音の発生を防止することができる。
また、第2の発明では、シャッタの端部とケーシングとの間に形成される隙間の長さが、フランジを設ける分だけ長くなる。これにより、シャッタが配置されるケーシングの内側からケーシングの外側へ空気が漏れる流路の一部である当該隙間の流路抵抗が大きくなるので、ケーシングの内側から外側に空気が漏れるのをさらに抑制することができる。
また、端部全体を大きくせずに、端部の一部分にフランジを設けることにより、シャッタを熱可塑性樹脂で成形した場合において、当該端部にヒケが発生するのを抑制することができ、当該端部に寸法誤差が生じるのを抑制することができる。
また、端部全体を大きくせずに、端部の一部分にフランジを設けることにより、シャッタを熱可塑性樹脂で成形した場合において、当該端部にヒケが発生するのを抑制することができ、当該端部に寸法誤差が生じるのを抑制することができる。
以下、図面に基づいて、本発明に係る床置型室内機を備えた空気調和機の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る空気調和機の冷媒回路図である。図2は、床置型室内機の外観を示した斜視図である。図3は、図2に示した床置型室内機の断面図である。図4は、図2に示した床置型室内機の内部構造を示した正面図である。以下、図1〜図4を参照して、本発明の一実施形態に係る空気調和機について説明する。
<空気調和機>
本発明の一実施形態に係る空気調和機100は、調和された空気を室内に供給するための装置であって、図1に示すように、室内に設置される床置型室内機(以下、室内機と略記する)1と、室外に設置される室外機2と、室内機1と室外機2とを接続する接続配管3とを備えており、室内機1及び室外機2内に収納された機器・弁類と、接続配管3とが接続されて冷媒回路を構成している。冷媒回路は、主として、室内熱交換器10、室外熱交換器20、アキュムレータ21、圧縮機22、四路切換弁23および電動膨張弁24により構成される。
本発明の一実施形態に係る空気調和機100は、調和された空気を室内に供給するための装置であって、図1に示すように、室内に設置される床置型室内機(以下、室内機と略記する)1と、室外に設置される室外機2と、室内機1と室外機2とを接続する接続配管3とを備えており、室内機1及び室外機2内に収納された機器・弁類と、接続配管3とが接続されて冷媒回路を構成している。冷媒回路は、主として、室内熱交換器10、室外熱交換器20、アキュムレータ21、圧縮機22、四路切換弁23および電動膨張弁24により構成される。
そして、上記構成の空気調和機100において、暖房運転時には、四路切換弁23を実線に係る位置に切り換える。これにより、圧縮機22から吐出された高温高圧冷媒が四路切換弁23を通って室内熱交換器10に流入する。そして、室内熱交換器(凝縮器)10で凝縮した冷媒は、電動膨張弁24で減圧された後、室外熱交換器20に流入する。そして、室外熱交換器(蒸発器)20で蒸発した冷媒が、四路切換弁23及びアキュムレータ21を介して、圧縮機22の吸入側に戻る。このようにして、室内熱交換器10の周囲の空気が加熱されて、温風が室内に供給される。
また、冷房運転時には、四路切換弁23を点線に係る位置に切り換える。これにより、圧縮機22から吐出された高温高圧冷媒が四路切換弁23を通って室外熱交換器20に流入する。そして、室外熱交換器(凝縮器)20で凝縮した冷媒は、電動膨張弁24で減圧された後、室内熱交換器10に流入する。そして、室内熱交換器(蒸発器)10で蒸発した冷媒が、四路切換弁23及びアキュムレータ21を介して、圧縮機22の吸入側に戻る。このようにして、室内熱交換器10の周囲の空気が冷却されて、冷風が室内に供給される。
<室外機>
室外機2は、圧縮機22と、圧縮機22の吐出側に接続された四路切換弁23と、圧縮機22の吸入側に接続されたアキュムレータ21と、四路切換弁23に接続された室外熱交換器20と、室外熱交換器20に接続された電動膨張弁24と、室外熱交換器20に付設される室外ファン25とを備えている。電動膨張弁24は、液冷媒配管31に接続されており、この液冷媒配管31を介して室内熱交換器10の一端と接続されている。また、四路切換弁23は、ガス冷媒配管32に接続されており、このガス冷媒配管32を介して室内熱交換器10の他端と接続されている。なお、冷媒配管31及び32は、上記した接続配管3に相当する。
室外機2は、圧縮機22と、圧縮機22の吐出側に接続された四路切換弁23と、圧縮機22の吸入側に接続されたアキュムレータ21と、四路切換弁23に接続された室外熱交換器20と、室外熱交換器20に接続された電動膨張弁24と、室外熱交換器20に付設される室外ファン25とを備えている。電動膨張弁24は、液冷媒配管31に接続されており、この液冷媒配管31を介して室内熱交換器10の一端と接続されている。また、四路切換弁23は、ガス冷媒配管32に接続されており、このガス冷媒配管32を介して室内熱交換器10の他端と接続されている。なお、冷媒配管31及び32は、上記した接続配管3に相当する。
<室内機>
室内機1は、図2及び図3に示すように、床置型の室内機であって、主として、ケーシングユニット50と、ケーシングユニット50の内部に収容される室内熱交換器10、ファンユニット60及びシャッタユニット70とを備えている。
室内機1は、図2及び図3に示すように、床置型の室内機であって、主として、ケーシングユニット50と、ケーシングユニット50の内部に収容される室内熱交換器10、ファンユニット60及びシャッタユニット70とを備えている。
<ケーシングユニット>
室内機1の外観を構成するケーシングユニット50は、前面パネル51と、前面グリル52と、底フレーム53と、背面断熱材54とを備えており、室内機1の前面側から前面パネル51、前面グリル52、底フレーム53、背面断熱材54の順に配置される。このケーシングユニット50により形成される内部空間は、図4に示すように、室内熱交換器10やファンユニット60等が設置されるファン室50Aと、電装品ユニット等が設けられる配管室50Bとに区分される。
室内機1の外観を構成するケーシングユニット50は、前面パネル51と、前面グリル52と、底フレーム53と、背面断熱材54とを備えており、室内機1の前面側から前面パネル51、前面グリル52、底フレーム53、背面断熱材54の順に配置される。このケーシングユニット50により形成される内部空間は、図4に示すように、室内熱交換器10やファンユニット60等が設置されるファン室50Aと、電装品ユニット等が設けられる配管室50Bとに区分される。
前面パネル51は、図2及び図3に示すように、前面グリル52に取り付けられるフィルタ55を覆うように取り付けられている。この前面パネル51の上部には上側吸込口51aが設けられると共に、前面パネル51の下部には下側吸込口51bが設けられている。さらに、前面パネル51の左右の側面には、側方吸込口51cが設けられている。この上側吸込口51a及び下側吸込口51bは、幅方向(X方向)に長尺な開口であると共に、側方吸込口51cは、上下方向(Z方向)に長尺な開口である。これにより、上下左右の四方向から室内空気を吸い込むことが可能となり、当該吸込口51a,51b,51cから吸い込んだ空気を均等に室内熱交換器10を通過させることが可能となる。
前面グリル52は、図2及び図3に示すように、前面パネル51と室内熱交換器10との間に設けられている。この前面グリル52の上部には、上側吹出口52aが設けられると共に、前面グリル52の下部には、下側吹出口52bが設けられている。この上側吹出口52a及び下側吹出口52bは、共に幅方向(X方向)に長尺な開口である。また、前面グリル52の中央部分には、略長方形状の開口52cが設けられている。この開口52cには、前面パネル51の各吸込口51a,51b,51cから吸い込まれた空気に含まれる塵埃を捕集するフィルタ55が設けられている。
底フレーム53は、図3に示すように、後述するファンユニット60と背面断熱材54との間に設けられている。この底フレーム53は、室内機1の底部分を形成する底部53aと、その底部53aから立設する立設部53bとを含んでいる。底部53aには、接続配管3を配管室50B(図4参照)に導入するための配管導入口53cが設けられている。また、立設部53bの略中央部分には、ファンユニット60を取り付けるためのファン取付部53dが設けられている。
背面断熱材54は、底フレーム53の背面側に設けられ、断熱材として機能する。
このように構成されたケーシングユニット50内には、図3に示すように、後述するターボファン62から上側吹出口52aへと向かう上側通風路50aが形成されている。この上側通風路50aは、底フレーム53の内壁面に沿って形成されており、ターボファン62から上側吹出口52aに向かって前方且つ上方に向かって湾曲しつつ延びている。この上側通風路50a上には、上側吹出口52aから吹き出される風の水平方向に関する風向を制御する垂直フラップ40、及び、垂直方向に関する風向を制御する水平フラップ41が設けられている。また、ケーシングユニット50内には、ターボファン62から下側吹出口52bへと向かう下側通風路50bが形成される。下側通風路50bは、ターボファン62から下側吹出口52bに向かって前方且つ下方に向かって湾曲しつつ延びている。この下側通風路50b上には、下側吹出口52bから吹き出される風の水平方向に関する風向を制御する垂直フラップ42が設けられている。また、垂直フラップ42の風上側には、後述するシャッタ72が設けられている。
<室内熱交換器>
室内熱交換器10は、吸込口51a及び51bから吸い込まれた室内空気との間で熱交換を行うために設けられている。この室内熱交換器10は、図3に示すように、ファンユニット60と前面グリル52との間に配置されており、ファンユニット60の風上側で熱交換を行っている。
室内熱交換器10は、吸込口51a及び51bから吸い込まれた室内空気との間で熱交換を行うために設けられている。この室内熱交換器10は、図3に示すように、ファンユニット60と前面グリル52との間に配置されており、ファンユニット60の風上側で熱交換を行っている。
<ベルマウス>
また、室内熱交換器10とファンユニット60との間には、ベルマウス11が設けられている。このベルマウス11は、室内熱交換器10を通過した空気を後述するターボファン62に導くガイドとして機能する。
また、室内熱交換器10とファンユニット60との間には、ベルマウス11が設けられている。このベルマウス11は、室内熱交換器10を通過した空気を後述するターボファン62に導くガイドとして機能する。
<ファンユニット>
ファンユニット60は、図3に示すように、室内熱交換器10の風下側に設けられており、駆動源となるファンモータ61と、遠心方向に向かう空気流を発生させる遠心ファンの一種であるターボファン62とを備えている。このファンユニット60によって発生される空気流は、上記した上側通風路50aを介して上側吹出口52aから吹き出されると共に、下側通風路50bを介して下側吹出口52bから吹き出される。
ファンユニット60は、図3に示すように、室内熱交換器10の風下側に設けられており、駆動源となるファンモータ61と、遠心方向に向かう空気流を発生させる遠心ファンの一種であるターボファン62とを備えている。このファンユニット60によって発生される空気流は、上記した上側通風路50aを介して上側吹出口52aから吹き出されると共に、下側通風路50bを介して下側吹出口52bから吹き出される。
ファンモータ61は、底フレーム53の立設部53bに設けられるファン取付部53dに取り付けられる。このファンモータ61のモータ軸61aは、前後方向(Y方向)に延在し、その前後方向を回転軸方向として回転する。
ターボファン62は、ファンモータ61のモータ軸61aに取り付けられ、モータ軸61aの回転に従動して回転する。このターボファン62は、対向配置された主板63及び副板64と、主板63及び副板64の間に設けられた複数の羽根65とを含んでいる。
ファンモータ61が作動すると、ターボファン62が回転することにより、室内熱交換器10を通過した空気がターボファン62の内部に吸引されて、遠心方向に向かう空気流が発生する。そして、ターボファン62の上部から吹き出された空気流は、上側通風路50aに沿って進行して、上側吹出口52aからケーシングユニット50の外部に吹き出される。また、ターボファン62の下部から吹き出された空気流は、下側通風路50bに沿って進行して、下側吹出口52bからケーシングユニット50の外部に吹き出される。
<シャッタユニット>
図5及び図6は、シャッタユニットを背面から見た斜視図であり、図7は、シャッタが開放位置にあるときのシャッタユニットの断面図であり、図8は、シャッタが閉鎖位置にあるときのシャッタユニットの断面図である。図9及び図10は、シャッタユニットの断面図である。また、図11は、回転部材の斜視図であり、図12は、シャッタの斜視図である。次に、図5〜図11等を参照して、シャッタユニット70を詳細に説明する。
図5及び図6は、シャッタユニットを背面から見た斜視図であり、図7は、シャッタが開放位置にあるときのシャッタユニットの断面図であり、図8は、シャッタが閉鎖位置にあるときのシャッタユニットの断面図である。図9及び図10は、シャッタユニットの断面図である。また、図11は、回転部材の斜視図であり、図12は、シャッタの斜視図である。次に、図5〜図11等を参照して、シャッタユニット70を詳細に説明する。
シャッタユニット70は、図3に示すように、下側吹出口52bの近傍に配置され、ターボファン62から下側吹出口52bに至る下側通風路50b上の通過口50c(図5及び図6)を開放又は閉鎖することにより、ターボファン62から下側吹出口52bに向かう空気流を外部に吹き出すか否かを制御する。このシャッタユニット70は、駆動源となるシャッタ駆動モータ71と、シャッタ72と、シャッタ72を回転可能に支持するシャッタケーシング73と、シャッタ駆動モータ71に取り付けられる回転部材74とを含んでいる。
シャッタケーシング73は、図4〜図6に示すように、シャッタ駆動モータ71及びシャッタ72が取り付けられるシャッタ支持部73aと、シャッタ支持部73aの上方に設けられるドレンパン73bとを備えている。シャッタ支持部73aは、上記した下側通風路50bの一部を構成する筒形状であって、長尺方向に関する一端には、シャッタ駆動モータ71を取り付ける側壁73cが設けられる。この側壁73cには、後述する回転部材74の先端部74dを通過させるための貫通孔73d(図6参照)が形成されている。また、シャッタ支持部73aの長尺方向に関する他端には、後述するシャッタ72の軸部72bを回転可能に支持する軸受部73eが設けられている。
ここで、本実施形態では、図9及び図10に示すように、側壁73cのシャッタ駆動モータ71が配置される側の外壁面には、モータ軸71aの回転軸方向(X方向)に突出する小径円筒部73f及び大径円筒部73gが形成されている。この小径円筒部73f及び大径円筒部73gは、いずれも上記した貫通孔73dを中心として、モータ軸71aの回転方向に沿って形成されている。また、外側に設けられる大径円筒部73gは、内側に設けられる小径円筒部73fより、X方向に高くなっている。そして、小径円筒部73fと大径円筒部73gとの間には、モータ軸71aの回転方向に沿って溝部73hが形成される。
また、ドレンパン73bは、図4に示すように、室内熱交換器10の下端に沿って設けられ、当該室内熱交換器10から滴下したドレン水を受けている。このドレンパン73bは、配管室50B側に向かって下降するように構成されており、その配管室50B側の底面には、ドレンパン内に溜まったドレン水を外部に排出するための排水管73iが設けられている。
シャッタ駆動モータ71は、ステッピングモータであって、下側通風路50bにおける空気流の障害物とならないように、シャッタケーシング73の外側に配置されている。このシャッタ駆動モータ71は、図9及び図10に示すように、樹脂製のカバー部材75で覆われており、モータ71の表面に結露するのを抑制している。シャッタ駆動モータ71のモータ軸71aには、モータ軸71aの回転に従動する回転部材74が取り付けられており、その回転部材74の先端部74d(図11参照)は、シャッタケーシング73に形成される貫通孔73dを介して、後述するシャッタ72の嵌合孔72cに取り付けられる。シャッタ駆動モータ71は、図5に示すように、シャッタ72の長手方向(X方向)に沿う回転軸を中心に、シャッタ72を矢印G方向に沿って回転駆動させる。これにより、シャッタ72は、図7に示す開放位置から図8に示す閉鎖位置へと移動したり、図8に示す閉鎖位置から図7に示す開放位置へと移動したりする。
回転部材74は、図9〜図11に示すように、シャッタ駆動モータ71のモータ軸71aとシャッタ72とを連結する中間部材であって、中央部74aと、その中央部74aの周囲に設けられる円筒部74bと、外縁部分に設けられるフランジ74cとを有している。中央部74aの側壁73c側には、その側壁73cの貫通孔73dを通過する先端部74dが設けられると共に、モータ軸71a側には、そのモータ軸71aが嵌合する嵌合孔74eが設けられる。
先端部74dは、図11に示すように、シャッタ72の嵌合孔72c(図12参照)に嵌合する。この先端部74dは、モータ軸71aの回転軸方向(X方向)に沿って延在する円柱部74fと角柱部74gとを含み、その円柱部74fの周囲には、半円柱形状の凸部74hが所定の間隔を隔てて複数設けられている。また、嵌合孔74e(図9参照)は、モータ軸71aの回転に対して回転部材74が空回りしないように形成されている。
円筒部74bは、上記したシャッタケーシング73に設けられる溝部73hに対応するように形成されている。また、円筒部74bと中央部74aとの間には、上記したシャッタケーシング73に設けられる小径円筒部73fに対応するように溝部74iが形成されている。
フランジ74cは、中央部74a及び円筒部74bが延在する方向(X方向)に対して直交する方向に延在している。
下側吹出口52bの近傍には、下側通風路50b上の通過口50cを閉鎖した位置と通過口50cを開放した位置とを取り得るシャッタ72が設けられている。シャッタ72は、図5、図6及び図12に示すように、室内機1の幅方向(X方向)を長手方向とする長尺に構成されている。シャッタ72の長尺方向に関する一端には、回転部材74の先端部74d(図11参照)が取り付けられる取付部72aが設けられ、他端には軸受部73eに回転可能に支持される軸部72bが設けられている。図12に示すように、この取付部72aには、上記した回転部材74の先端部74dが嵌合する嵌合孔72cが設けられ、この嵌合孔72cは、先端部74dの回転に対してシャッタ72が空回りしないように、先端部74dの円柱部74f及び角柱部74gに対応する形状となっている。
また、本実施形態では、取付部72aには、シャッタケーシング73の側壁73cに沿ったフランジ72dが設けられている。これにより、取付部72aの側壁73cに対向する面の面積が、フランジ72dが側壁73cに沿って延在する距離L(図10参照)に対応して大きくなる。
<ラビリンスシール構造>
本実施形態では、図9及び図10に示すように、回転部材74及びシャッタケーシング73の側壁73cに設けられる貫通孔73dの周辺部には、上記した側壁73cに設けられる小径円筒部73f、大径円筒部73g及び溝部73h、並びに、回転部材74に設けられる円筒部74b及び溝部74iにより構成されるラビリンスシール構造80が設けられている。このラビリンスシール構造80は、下側通風路50bを通過する空気がシャッタケーシング73の外側に漏れるのを抑制するために設けられている。このラビリンスシール構造80は、側壁73cと回転部材74との間に微小な隙間を設けると共にその隙間を蛇行させることにより、当該隙間を通過する空気の抵抗を大きくして、空気の漏れを小さくする。具体的には、小径円筒部73fと大径円筒部73gとの間に形成される溝部73hに、回転部材74の円筒部74bを配置すると共に、回転部材74の溝部74iに、側壁73cの小径円筒部73fを配置することによって、流路幅の小さい蛇行した流路を形成している。
本実施形態では、図9及び図10に示すように、回転部材74及びシャッタケーシング73の側壁73cに設けられる貫通孔73dの周辺部には、上記した側壁73cに設けられる小径円筒部73f、大径円筒部73g及び溝部73h、並びに、回転部材74に設けられる円筒部74b及び溝部74iにより構成されるラビリンスシール構造80が設けられている。このラビリンスシール構造80は、下側通風路50bを通過する空気がシャッタケーシング73の外側に漏れるのを抑制するために設けられている。このラビリンスシール構造80は、側壁73cと回転部材74との間に微小な隙間を設けると共にその隙間を蛇行させることにより、当該隙間を通過する空気の抵抗を大きくして、空気の漏れを小さくする。具体的には、小径円筒部73fと大径円筒部73gとの間に形成される溝部73hに、回転部材74の円筒部74bを配置すると共に、回転部材74の溝部74iに、側壁73cの小径円筒部73fを配置することによって、流路幅の小さい蛇行した流路を形成している。
[本実施形態の室内機の特徴]
本実施形態の室内機1には、以下のような特徴がある。
本実施形態の室内機1には、以下のような特徴がある。
上記したように、本実施形態の室内機1では、回転部材74及びシャッタケーシング73の貫通孔73dの周辺部にラビリンスシール構造80を設けることにより、シャッタ72が配置されるシャッタケーシング73の内側から当該貫通孔73dを介してシャッタケーシング73の外側に空気が漏れてしまうのを抑制することができる。
また、本実施形態の室内機1では、ラビリンスシール構造80を用いることにより、回転部材74とシャッタケーシング73との間に微小な隙間が形成されて、回転部材74とシャッタケーシング73とが非接触状態で配置されることになるので、回転部材74とシャッタケーシング73との間の摺動音の発生を防止することができる。
また、本実施形態の室内機1では、取付部72aに側壁73cに沿ったフランジ72dを設けることにより、シャッタ72の取付部72aと側壁73cとの間に形成される隙間の長さが、フランジ72dが側壁73cに沿って延在する距離L(図10参照)だけ長くなる。これにより、シャッタケーシング73の内側から外側へ空気が漏れる流路の一部である当該隙間の流路抵抗が大きくなるので、シャッタケーシング73の内側から外側に空気が漏れるのをさらに抑制することができる。
また、本実施形態の室内機1では、取付部72a全体を大きくせずに、取付部72aの一部分にフランジ72dを設けることにより、熱可塑性樹脂で成形した取付部72aにヒケが発生するのを抑制することができ、当該取付部72aに寸法誤差が生じるのを抑制することができる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明だけではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上記実施形態では、室外機と室内機とを備えたセパレートタイプの空気調和機について説明したが、一体型の空気調和機にも適用可能である。
また、本実施形態では、シャッタケーシング73の小径円筒部73fと大径円筒部73gとの間に形成される溝部73hに、回転部材74の円筒部74bを配置すると共に、回転部材74の溝部74iに、側壁73cの小径円筒部73fを配置するラビリンスシール構造80ついて説明したが、本発明は、上記構成のラビリンスシール構造に限定されない。
本発明を利用すれば、ケーシングの外側に空気が漏れてしまうのを抑制することが可能な空気調和機を得ることができる。
1 室内機
52a 上側吹出口(吹出口)
52b 下側吹出口(吹出口)
50c 通過口
71a モータ軸(駆動軸)
72 シャッタ
72a 取付部(端部)
72d フランジ
73 シャッタケーシング(ケーシング)
73d 貫通孔
74 回転部材
80 ラビリンスシール構造
100 空気調和機
52a 上側吹出口(吹出口)
52b 下側吹出口(吹出口)
50c 通過口
71a モータ軸(駆動軸)
72 シャッタ
72a 取付部(端部)
72d フランジ
73 シャッタケーシング(ケーシング)
73d 貫通孔
74 回転部材
80 ラビリンスシール構造
100 空気調和機
Claims (2)
- 空気の吹出口へ連通した空気の通過口を有するケーシングと、
前記通過口を閉鎖した閉鎖位置と前記通過口を開放した開放位置とを取り得るシャッタと、
前記シャッタを駆動するための駆動軸と、
前記駆動軸に取り付けられると共に前記シャッタの端部を保持する回転部材とを備え、
前記ケーシングには、前記回転部材を通過させる貫通孔が形成されており、
前記回転部材及び前記ケーシングの貫通孔の周辺部にはラビリンスシール構造が設けられていることを特徴とする、空気調和機。 - 前記シャッタの前記端部には、前記ケーシングに沿ったフランジが形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008250066A JP2010078273A (ja) | 2008-09-29 | 2008-09-29 | 空気調和機 |
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- 2008-09-29 JP JP2008250066A patent/JP2010078273A/ja active Pending
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