JP2006125672A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 熱交換器で凝縮された凝縮水を受ける複数の凝縮水受部のいずれかに溜まった凝縮水を他の凝縮水受部に導く凝縮水通路を有する空気調和機の幅サイズの短縮を実現すること。
【解決手段】 キャビネット6の軸受支持部62aと軸受支持部62bとの間隙に形成された細長い空間に,前記軸受支持部62a及び軸受支持部62bを側壁として,ドレンパン7B(第1の凝縮水受部に相当)に溜まった凝縮水をドレンパン7A(第2の凝縮水受部に相当)に導く凝縮水通路63が形成されている。即ち,前記凝縮水通路63は,送風機ユニット70が前記キャビネット6に装着された状態で,ベアリング部材54を含む平面であって送風ファン52の回転軸51に垂直な平面内に設けられている。
【選択図】 図3

Description

本発明は,熱交換器で凝縮された凝縮水を受ける複数の凝縮水受部のいずれかに溜まった凝縮水を他の凝縮水受部に導く凝縮水通路を有する空気調和機に関し,特に,前記凝縮水通路を好適位置に設けることにより前記空気調和機の幅サイズの短縮を図る技術に関するものである。
従来から,室内の冷房或いは暖房を行う空気調和機に内蔵されて空気と冷媒との間で熱交換を行う熱交換器の近傍には,その熱交換器で凝縮されて流れ落ちる凝縮水を受ける凝縮水受部(以下「ドレンパン」という)が設けられている。このドレンパンに流れ落ちた凝縮水は,該ドレンパンに設けられた排水口から配管を通って外部(室外)に排水される。
一方,空気調和機内の限られた狭域空間では,できるだけ大きな伝熱面積を確保するため,前記熱交換器が送風機を覆うように湾曲状(略逆Vの字状)に配設されることがある。この場合,凝縮水が前記熱交換器から流れ落ちる箇所は複数に及ぶこととなるため,該当する複数の箇所にドレンパンを設ける必要がある。
しかしながら,前記ドレンパンの排水口の空気調和機内部側が前記送風機の駆動時に負圧になる位置に設けられた場合には,外気が前記排水口を介して空気調和機内に流入するため,この外気の影響を受けて,前記ドレンパンの外周面に結露が生じて水漏れなどの問題を招来することがある。このような問題を改善する手法の一例が特許文献1に提案されている。
ここに,図8は特許文献1に示された空気調和機100を側面から見た断面図(特許文献1の図1を引用),図9は前記空気調和機100の内部構造の一部を省略した斜視図(特許文献1の図7を引用)である。
図8に示されるように,前記空気調和機100の熱交換器107は,図8において半時計方向に回転する室内送風機111を覆うように略逆Vの字状に配設されている。また,前記熱交換器107の両端部の下方には,該熱交換器107で凝縮されて流れ落ちる凝縮水を受ける前ドレンパン109A及び後ドレンパン109Bが設けられている。なお,前記後ドレンパン109Bは,前記前ドレンパン109Aよりも高い位置に設けられている。
ここで,前記ドレンパン109Bは,前記室内送風機111の駆動時に負圧となる位置に設けられているため,該ドレンパン109Bに排水口を設ければ,その排水口を介して外気が空気調和機内に流入することによって,前述した問題が生じ得る。そこで,前記空気調和機100の側端部には,図9に示されるように,前記後ドレンパン109Bの凝縮水を前記前ドレンパン109Aに導く樋部117B(凝縮水通路)が設けられている。
このように構成された前記空気調和機100では,前記熱交換器107から前記後ドレンパン109Bに流れ落ちた凝縮水は,高低差により該後ドレンパン109Bから前記樋部117Bを通って前記前ドレンパン109Aに導かれる。そして,前記前ドレンパン109Aに設けられた排水口(不図示)から配管を通って外部に排水される。即ち,前記室内送風機111の駆動時に内側が負圧となる位置に配設された前記後ドレンパン109Bに排水口を設けることなく,該後ドレンパン109Bに溜まった凝縮水を外部に排出することが可能となる。
特開2001−153392号公報
しかしながら,前記空気調和機100では,図9に示されているように,前記室内送風機111(図8参照)の横流ファン(不図示)を回転可能に軸支する軸受部材(不図示)を嵌着する嵌着部140を有する軸受ベース122が前記樋部117Bの側部に並設されている。そのため,前記室内送風機111の幅サイズを変えずに前記樋部117Bを設けるためには,前記軸受ベース122の配設位置を該樋部117Bの幅分だけ移動させる必要がある。即ち,前記空気調和機100の幅サイズ(幅方向の長さ)を,前記樋部117Bの幅分だけ長くする必要がある。これは,装置の縮小化の要求が強い昨今において問題である。
従って,本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,熱交換器で凝縮された凝縮水を受ける複数の凝縮水受部のいずれかに溜まった凝縮水を他の凝縮水受部に導く凝縮水通路を有する空気調和機の幅サイズの短縮を実現することにある。
前記目的を達成するために本発明は,回転軸の両端で軸受に軸支された送風ファンを備えた送風機により吸入された空気を熱交換器で凝縮された凝縮水を受ける互いに分離配置された第1の凝縮水受部及び第2の凝縮水受部と,前記第1の凝縮水受部の前記凝縮水を前記第2の凝縮水受部に導く凝縮水通路と,を備えてなる空気調和機であって,前記凝縮水通路が,前記軸受を含む前記送風ファンの回転軸に垂直な平面内に設けられてなることを特徴とする空気調和機として構成される。即ち,前記軸受と前記凝縮水通路とが,前記空気調和機の幅方向に垂直な同一平面内に位置するよう構成される。このとき,前記軸受としては,例えば前記送風ファンの回転軸を軸支するベアリング部材であることが考えられる。
このような構成によれば,前記凝縮水通路を設けるに際して該凝縮水通路の幅分だけ前記空気調和機の幅サイズを長くする必要がない。言い換えれば,前記凝縮水通路が前記軸受に並設された従来の空気調和機(例えば,特許文献1)に比べて前記空気調和機の幅サイズを短縮することができる。
より具体的には,前記送風ファンの回転軸の両端を軸支する前記ベアリング部材などの軸受の一方を支持する第1の軸受支持部及び第2の軸受支持部を前記回転軸の軸方向へ離間させて設けておき,前記凝縮水通路を,前記第1の軸受支持部と前記第2の軸受支持部との間隙に設けることが考えられる。この場合,前記第1の軸受支持部と前記第2の軸受支持部とに挟まれた空間に位置する前記凝縮水通路は,必然的に前記軸受を含む前記送風ファンの回転軸に垂直な平面内に設けられる。もちろん,前記凝縮水通路は,前記第1の軸受支持部及び前記第2の軸受支持部を側壁に利用して構成されるものであってよい。
また,前記第1の軸受支持部や前記第2の軸受支持部は,一つの軸受支持部材からなるものであってもよいが,前記送風ファンの回転軸の直径方向に分離された複数の分離部材からなるものであってもよい。この場合には,前記第1の軸受支持部や前記第2の軸受支持部を前記送風ファンの回転軸の直径方向に分離させることによって,前記軸受や該軸受に軸支された前記送風ファンの回転軸などを容易に着脱することが可能となり,当該空気調和機の組み立て作業や製造工程を容易化することができ,また,設置後のメンテナンス性にも優れる。
本発明によれば,熱交換器で凝縮された凝縮水を受ける複数の凝縮水受部のいずれかに溜まった凝縮水を他の凝縮水受部に導く凝縮水通路を有する空気調和機の幅サイズの短縮を実現することができる。
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態について説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の実施の形態に係る空気調和機Xの全体を示す全体斜視図,図2は前記空気調和機Xを正面左方向から見た断面図,図3は前記空気調和機Xの部分組立図,図4は前記空気調和機に設けられるベアリング部材54の部品図,図5は前記空気調和機Xのキャビネット6の構造を説明する図,図6は前記空気調和機Xの熱交換器4の端部に設けられる側板20の部品図,図7は前記側板20が前記空気調和機Xに取り付けられた状態を示す断面図である。
まず,図1を用いて,本発明の実施の形態に係る空気調和機Xの外観構成の概要について説明する。なお,前記空気調和機Xは,吸入した室内空気を冷却若しくは加熱して室内に吹き出すエアーコンディショナー等に代表されるものである。
前記空気調和機Xの外観は,図1に示すように,キャビネット6及びオープンパネル9等により構成される横長の本体筐体1と,室内の空気を取り入れる空気吸込口3と,当該空気調和機Xの下部に配置され,熱変換された空気を室内に送り出す空気吹出口16と,該空気吹出口16に着脱可能な左ルーバ2a及び右ルーバ2bからなる分離型上下ルーバ2(以下,分離ルーバと略す)と,一体型の(分離型でない)上下ルーバ10と,を具備して構成されている。
続いて,図2〜図5を用いて,空気調和機Xの内部構成の概要について説明する。
前記空気調和機Xは,図2に示すように,回転軸51で回転可能に軸支された横長の送風ファン52(図3参照)と該送風ファン52を回転駆動する駆動モータ53(図3参照)とを備えた送風機5と,前記送風ファン52を覆うように湾曲状(略逆Vの字状)に連結して配設される3つの熱交換体4aを有し,空気と冷媒との間で熱交換を行う熱交換器4と,前記キャビネット6に一体形成されたドレンパン7B(第1の凝縮水受部に相当)と,前記キャビネット6とは別体のドレンパン7A(第2の凝縮水受部に相当)と,を具備してその内部が概略構成されている。
また,前記ドレンパン7Aと前記ドレンパン7Bとは前記熱交換器4で凝縮されて該熱交換器4の端部41及び端部42各々から流れ落ちる凝縮水を受けるべく当該空気調和機の前方と後方とに互いに分離配置されている。なお,前記ドレンパン7A及び前記ドレンパン7Bに溜まった凝縮水を外部へ排水する排水口は,前記ドレンパン7Aにのみ設けられており,排水口が設けられていない前記ドレンパン7Bの凝縮水は,後述する凝縮水通路63を通って前記ドレンパン7Aに流れた後,該ドレンパン7Aの排水口(不図示)から排水される。
このように構成された前記空気調和機Xでは,前記送風機5の駆動モータ53による前記送風ファン52の回転駆動によって前記空気吸込口3から吸入された室内空気が,前記熱交換器4を通ることで該熱交換器4の内部を流動する冷媒との間で熱交換されて冷却若しくは加熱され,その後,前記分離ルーバ2及び前記上下ルーバ10の周囲を通って前記空気吹出口16から室内に吹き出される。
また,前記空気調和機Xは,図3に示すように,前記送風ファン52と,前記駆動モータ53と,該駆動モータ53のモータカバー64と,前記送風ファン52の回転軸51の一端を回動可能に軸支するベアリング部材54(軸受の一例,図4参照)と,前記ドレンパン7Aとを備えてユニット化された送風機ユニット70を具備する。ここに,図3は前記空気調和機Xの部分組立図であって,前記キャビネット6の斜視図,前記送風機ユニット70の斜視図を示す。図3に図示する破線は,各々の組み立て対応位置を示している。
前記送風ファン52は,前記送風ファン52の回転軸51の両端で前記送風機ユニット70に軸支される。具体的には,前記送風ファン52の回転軸51の一端が前記ベアリング部材54により軸支され,該回転軸51の他端が前記駆動モータ53の回転軸53aに連結されることにより回転可能に軸支される。前記ベアリング部材54の両端部各々には,図4の部品図に示すように,該ベアリング部材54が軸支する回転軸(本実施の形態では前記回転軸51)の軸方向に突出した円柱形状の被支持部54a,54bが形成されており,これらの被支持部54a,54bは,後述するキャビネット6に設けられる軸受支持部62a,62bに各々支持される。なお,前記ベアリング部材54は,低騒音かつ低トルクの小径玉軸受など,前記送風ファン52の回転軸51を回転可能に軸支し得るものであればよい。
このように構成された前記送風機ユニット70は,図3に示す破線に対応して前記キャビネット6に装着される。なお,前記ドレンパン7Aは,前記送風機ユニット70が前記キャビネット6に装着された状態で,前記熱交換器4の端部41(図2参照)から流れ落ちる凝縮水及び後述する凝縮水通路63から流れる凝縮水を受け得る位置に固定される。
前記キャビネット6は,図3及び図5に示すように,前記送風機ユニット70の着脱時に前記モータカバー64と結合或いは分離されて前記駆動モータ53を挟持或いは解放するモータ支持部61と,後述する側板20の該キャビネット6への着脱時に該側板20と結合或いは分離されて前記ベアリング部材54を挟持或いは解放する軸受支持部62と,前記ドレンパン7Bとを有して概略構成されている。ここに,図5は前記キャビネット6の構造を説明する図であって,(a)は前記キャビネット6を正面方向から見た断面図,(b)は(a)におけるA−A断面図である。
前記軸受支持部62は,前記送風ファン52の回転軸51の軸方向へ離間して設けられた軸受支持部62a(第1の軸受支持部に相当)及び軸受支持部62b(第2の軸受支持部に相当)から構成されている。前記軸受支持部62a,62bには,前記ベアリング部材54の被支持部54a,54bを支持するべく,該被支持部54a,54bに位置対応して略半円状の切り欠き62a−1,62b−1が形成されている。このように前記軸受支持部62a,62bが構成されているため,前記送風機ユニット70が前記キャビネット6に装着された際に前記軸受支持部62a,62bの略半円状の切り欠き62a−1,62b−1において前記ベアリング部材54の被支持部54a,54bの一部が支持される。
前記キャビネット6の軸受支持部62aと軸受支持部62bとの間隙には,前後に細長い空間が形成されている。かかる細長い空間には,前記軸受支持部62a及び軸受支持部62bを側壁として,前記ドレンパン7Bに溜まった凝縮水を図5(b)の破線矢印Rに沿って前記ドレンパン7Aに導く凝縮水通路63が形成されている。即ち,前記凝縮水通路63は,前記送風機ユニット70が前記キャビネット6に装着された状態(前記ベアリング部材54が前記軸受支持部62に支持された状態)で,前記ベアリング部材54を含む平面であって前記送風ファン52の回転軸51に垂直な平面内に設けられている。なお,本実施の形態では,前記凝縮水通路63は,前記ドレンパン7Aと前記ドレンパン7Bとの間に一つだけしか設けられていないため,前記ドレンパン7Bには,該ドレンパン7Bに溜まった凝縮水が図3の正面から見て左側へ流れるよう予め傾斜が設けられている。また,前記凝縮水通路63は,前記ドレンパン7Bに溜まった凝縮水を円滑に前記ドレンパン7Aに導くために,前記ドレンパン7B上の凝縮水が流れ着く位置に設けられている。
これにより,前記空気調和機Xでは,前記熱交換器4から前記ドレンパン7Bに流れ落ちた凝縮水は,左傾斜により前記凝縮水通路63の流入口7B−1(図5(b)参照)へと流れ,その後,該凝縮水通路63を通って前記前ドレンパン7Aに導かれる。そして,前記前ドレンパン7Aに設けられた排水口(不図示)から配管を通って外部に排水される。
このような前記凝縮水通路63を具備する前記空気調和機Xの構成においては,前記軸受支持部62a,62bをその凝縮水通路63の幅分だけ移動させる必要がない。換言すれば,前記軸受支持部62a,62bと前記凝縮水通路63とが空気調和機の幅方向に並設された従来の空気調和機に比べて,前記空気調和機Xの幅サイズを同じとすれば前記熱交換器4の幅サイズを大きく設定することができ,或いは前記熱交換器4の幅サイズを同じとすれば前記空気調和機Xの幅サイズを小さく設定することができる。
なお,前記凝縮水通路63は複数設けられてもよく,例えば凝縮水通路が前記ドレンパン7Bの両端部各々に設けられる場合には,該ドレンパン7Bの幅方向の中心部を頂点としてその頂点から両端部各々に設けられた前記凝縮水通路へ向けて傾斜させておけばよい。
このように構成された前記キャビネット6に前記送風機ユニット70が装着されると,前記モータカバー64と前記モータ支持部61とが結合されて前記駆動モータ53が挟持される。一方,前記ベアリング部材54の被支持部54a及び被支持部54b各々は,前記軸受支持部62a及び前記軸受支持部62bに形成された略半円状の切り欠き62a−1及び62b−1各々に当接支持された状態となる。
そして,前記送風機ユニット70が装着された前記キャビネット6に側板20(後述)が装着されることにより,前記ベアリング部材54が,該側板20と前記軸受支持部62a,62bとで挟持される。
ここで,前記側板20について説明する。ここに,図6は前記側板20の部品図であって(a)は正面図,(b)は側面図であり,図7は前記熱交換器4の左端部に前記側板20が取り付けられた状態を示す図であって,(a)は正面左方向から見た断面図,(b)は前カバーが取り外された状態を正面方向から見た左端部の部分図である。
前記空気調和機Xには,前記送風機5により取り込まれた室内空気が前記熱交換器4により囲まれた包囲空間12(図2参照)の外に回りこまないように,その包囲空間12の側部を閉鎖する側板20(側部閉鎖部材)が設けられる。前記側板20は,図6に示すように,前記熱交換器4の3つの熱交換体4aを支持するべく湾曲状の形状をなして連結された熱交換器支持部21と,前記熱交換器4の包囲空間12の側部を閉鎖する閉鎖部22とを有して概略構成されている。
また,前述したように前記側板20は,該側板20が前記キャビネット6に装着された際に該キャビネット6の軸受支持部62a,62bと結合されて前記ベアリング部材54を挟持するものである。そのため,前記閉鎖部22には,切り欠き23a,23bが形成されている。本実施の形態における前記側板20の閉鎖部22の切り欠き23a,23bは,前記軸受支持部62a,62bに形成された略半円状の切り欠き62a−1,62b−1と結合されたときに前記ベアリング部材54の略全周を挟持し得るよう略半円状に形成されている。なお,前記軸受支持部62a,62b及び前記側板20の閉鎖部22に設けられる切り欠きの形状は,これに限られず,結合されることにより前記ベアリング部材54を支持することができる形状であればよい。
前記熱交換器4の側部に前記側板20が取り付けられると,図7に示すように,前記軸受支持部62a,62bと前記側板20とが結合することにより,前記軸受支持部62a,62bの切り欠き62a−1,62b−1と前記側板20の切り欠き部23a,23bとが各々結合されて2つの環状部が形成される。そして,前記ベアリング部材54は,該ベアリング部材54の両端部に形成された前記被支持部54a,54b(図4参照)各々で前記2つの環状部によって支持されることとなる。なお,前記切り欠き62a−1,62b−1を有する前記軸受支持部62a,62b及び前記切り欠き23a,23bを有する前記側板20は,前記ベアリング部材54を支持する前記2つの環状部が前記送風ファン52の回転軸51の直径方向に分離されたものであり,前記軸受支持部62a,62b又は該軸受支持部62a,62bを有する前記キャビネット6,及び前記側板20は,本発明に係る分離部材の一例である。このように前記ベアリング部材54が複数の分離部材で支持される場合には,前記分離部材を結合或いは分離させることにより,前記ベアリング部材54を容易に挟持或いは解放することができるため,当該空気調和機Xの組み立て作業や製造工程の容易化を実現することができ,また,設置後のメンテナンス性にも優れている。
また,本実施の形態においては,部品点数の増大やコストの増加を防止するため,通常の空気調和機に具備される前記側板20を,前記ベアリング部材54を支持する分離部材の一つとして兼用しているため,新たに別部材を設ける必要はない。もちろん,これに限られず,前記側板20に形成される前記切り欠き23に相当する形状が,前記空気調和機Xに内設される他の構成要素に形成されてもよい。また,前記軸受支持部62a,62bが単体で前記ベアリング部材54を支持し得る形状をなす構成であってもかまわない。
本発明の実施の形態に係る空気調和機Xの全体を示す全体斜視図。 空気調和機Xを正面左方向から見た断面図。 空気調和機Xの部分組立図。 空気調和機Xに設けられるベアリング部材54の部品図。 空気調和機Xのキャビネット6の構造を説明する図。 空気調和機Xの熱交換器4の端部に設けられる側板20の部品図。 側板20が空気調和機Xに取り付けられた状態を示す断面図。 特許文献1に示された空気調和機100を側面から見た断面図(特許文献1の図1を引用)。 特許文献1に示された空気調和機100の内部構造の一部を省略した斜視図(特許文献1の図7を引用)。
符号の説明
1…本体筐体
2(2a,2b)…分離型上下ルーバ
3…空気吸込口
4…熱交換器
5…送風機
6…キャビネット(分離部材の一例)
7A…ドレンパン(第2の凝縮水受部に相当)
7B…ドレンパン(第1の凝縮水受部に相当)
9…オープンパネル
10…一体型の上下ルーバ
12…包囲空間
16…空気吹出口
20…側板(分離部材の一例)
21…熱交換器支持部
22…閉鎖部
23a,23b…切り欠き
41,42…熱交換器4の端部
51…送風ファン52の回転軸
52…送風ファン
53…駆動モータ
53a…駆動モータ53の回転軸
54…ベアリング部材(軸受の一例)
54a,54b…被支持部
61…モータ支持部
62…軸受支持部(分離部材の一例)
62a…軸受支持部(第1の軸受支持部に相当)
62a−1…切り欠き
62b…軸受支持部(第2の軸受支持部に相当)
62b−1…切り欠き
63…凝縮水通路
64…モータカバー
70…送風機ユニット
R…凝縮水の流通方向
X…空気調和機

Claims (4)

  1. 回転軸の両端で軸受に軸支された送風ファンを備えた送風機により吸入された空気を熱交換器で冷却若しくは加熱して室内に吹き出す空気調和機において,
    前記熱交換器で凝縮された凝縮水を受ける凝縮水受部であって,互いに分離配置された第1の凝縮水受部及び第2の凝縮水受部と,
    前記第1の凝縮水受部の前記凝縮水を前記第2の凝縮水受部に導く凝縮水通路と,を備え,
    前記凝縮水通路が,前記軸受を含む前記送風ファンの回転軸に垂直な平面内に設けられてなることを特徴とする空気調和機。
  2. 前記送風ファンの回転軸の両端を軸支する軸受の少なくとも一方が,前記回転軸を軸支するベアリング部材である請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記送風ファンの回転軸の両端を軸支する軸受の一方を支持し,前記回転軸の軸方向へ離間して設けられた第1の軸受支持部及び第2の軸受支持部を更に備えてなり,
    前記凝縮水通路が,前記第1の軸受支持部と前記第2の軸受支持部との間隙に設けられてなる請求項1又は2のいずれかに記載の空気調和機。
  4. 前記第1の軸受支持部及び/又は前記第2の軸受支持部が,前記送風ファンの回転軸の直径方向に分離された複数の分離部材からなるものである請求項3に記載の空気調和機。
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