JP2020075600A - 車両用空調装置 - Google Patents

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渡辺 英司
Eiji Watanabe
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Abstract

【課題】ケースの内部に設けられた開口の周囲にパッキンを備える車両用空調装置において、接着剤や両面テープ等を用いることなく簡易にケースに対してパッキンを固定可能とする。【解決手段】ケース2が、第1分割パーツ2bと第2分割パーツ2cとに分割可能とされ、第1分割パーツ2bが、パッキン3の一部を挿入可能な第1収容保持部2dを有し、第2分割パーツ2cが、パッキン3の他の一部を挿入可能な第2収容保持部2eを有している。【選択図】図2

Description

本発明は、車両用空調装置に関するものである。
車両用空調装置は、温度等が調整された調和空気を車室内に供給するためのものである。この車両空調装置は、内部に空気の流路を有するケースと、空気流路の途中に配置されるヒータコアやエバポレータとを備えている。このような車両空調装置は、外部から供給される空気の温度や湿度をヒータコアやエバポレータで調節し、この調節した空気を調和空気として車室内に供給する。
例えば特許文献1に開示されているように、ケースの内部には空気を通過させるための複数の開口が設けられている。これらの開口を例えばドア部材(ダンパ)にて開閉することによって、空気が通過する流路や流量の調整を行っている。
特開2010−76720号公報
ところで、このような開口の周囲には、ドア部材とケースとの間から空気が漏出しないように、パッキンが設けられている。ドア部材がケース内部に設けられた開口を閉鎖する閉鎖姿勢となった場合に、ドア部材の一部がパッキンに当接することで、ドア部材とケースとの間の気密性が確保される。
しかしながら、上述のようなパッキンは一般的に接着剤や両面テープ等によってケースに対して貼付されている。このため、接着剤や両面テープ等の部材が必要となると共に、車両用空調装置の組み立て時にパッキンをケースに対して貼付する工程が必要となり、作業者の負担が増大する。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、ケースの内部に設けられた開口の周囲にパッキンを備える車両用空調装置において、接着剤や両面テープ等を用いることなく簡易にケースに対してパッキンを固定可能とすることを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、内部に空気が通過する開口を有するケースと、上記開口を囲んで配置される枠状のパッキンと、上記開口を開閉すると共に上記開口を閉鎖する閉鎖姿勢にて上記パッキンに当接されるドア部材とを有する車両用空調装置であって、上記ケースが、第1分割パーツと第2分割パーツとに分割可能とされ、上記第1分割パーツが、上記パッキンの一部を挿入可能な第1収容保持部を有し、上記第2分割パーツが、上記パッキンの他の一部を挿入可能な第2収容保持部を有し、上記第1分割パーツと上記第2分割パーツとを嵌合することによって上記第1収容保持部と上記第2収容保持部とによって、上記パッキンが脱落不能とされているという構成を採用する。
本発明によれば、ケースが第1分割パーツと第2分割パーツとに分割可能とされており、第1分割パーツの第1収容保持部と第2分割パーツの第2収容保持部とにパッキンが挿入された状態で第1分割パーツと第2分割パーツとを嵌合させることによって、パッキンがケースに対して脱落不能に固定される。このため、本発明によれば、接着剤や両面テープ等の他の部材を用いることなくケースに対してパッキンを固定することが可能となる。したがって、本発明によれば、ケースの内部に設けられた開口の周囲にパッキンを備える車両用空調装置において、接着剤や両面テープ等を用いることなく簡易にケースに対してパッキンを固定することが可能となる。
本発明の一実施形態における車両用空調装置のパッキンを含む要部分解斜視図である。 本発明の一実施形態における車両用空調装置のパッキンを含む要部を拡大した模式的な断面図であり、(a)が、ケースが分解された状態を示し、(b)が、ケースが組み立てられた状態を示す。
以下、図面を参照して、本発明に係る車両用空調装置の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の車両用空調装置1のパッキン3を含む要部分解斜視図である。車両用空調装置1は、車両に搭載され、外気あるいは内気の湿度や温度を調整することで調和空気を生成すると共に、調和空気を車室に供給するための装置である。図1に示すように、本実施形態の車両用空調装置1は、ケース2と、パッキン3と、ダンパ4(ドア部材)とを備えている。
ケース2は、内部に空気の流路が規制されると共に、パッキン3及びダンパ4を収容している。ケース2は、パッキン3及びダンパ4の他、空気を冷却するためのエバポレータ、冷却した空気を加熱するヒータ、冷却された空気と加熱された空気との割合を調整するエアミックスダンパ等を収容している。このようなケース2は、空気が通過する開口2aを内部に有している。
図1に示すように、ケース2は、第1分割パーツ2bと、第2分割パーツ2cとに分割可能とされている。例えば、第1分割パーツ2bは、車両の幅方向におけるケース2の半分(例えば運転席側の半分)を形成している。また、第2分割パーツ2cは、車両の幅方向におけるケース2の他の半分(例えば助手席側の半分)を形成している。
図2は、本実施形態の車両用空調装置1のパッキン3を含む要部を拡大した模式的な断面図であり、(a)が、ケース2が分解された状態を示し、(b)が、ケース2が組み立てられた状態を示している。これらの図に示すように、第1分割パーツ2bは、パッキン3の一部を挿入可能な第1収容保持部2dを有している。また、第2分割パーツ2cは、パッキン3の他の一部を挿入可能な第2収容保持部2eを有している。
第1収容保持部2dは、パッキン3の車両の幅方向における片側(運転席側)を収容可能な溝部を有しており、溝部に収容されたパッキン3を保持する。また、第2収容保持部2eは、パッキン3の車両の幅方向における他の片側(助手席側)を収容可能な溝部を有しており、溝部に収容されたパッキン3を保持する。
これらの第1収容保持部2dと第2収容保持部2eとは、第1分割パーツ2bと第2分割パーツ2cとが嵌合された状態で突き合わされ、パッキン3を収容する1つの環状の溝部を形成する。つまり、第1収容保持部2dと第2収容保持部2eとは、第1分割パーツ2bと第2分割パーツ2cとが嵌合された状態において、パッキン3を脱落不能に保持する。この結果、パッキン3は、ケース2に対して固定される。
また、図2に示すように、第1分割パーツ2bの車両の幅方向の寸法d1は、第2分割パーツ2cの車両の幅方向の寸法d2よりも大きく設定されている。さらに、第1分割パーツ2bと第2分割パーツ2cの寸法に合わせて、第1収容保持部2dの車両の幅方向の寸法d3は、第2収容保持部2eの車両の幅方向の寸法d4よりも大きく設定されている。このため、第1分割パーツ2bと第2分割パーツ2cとを嵌合させた場合には、第1収容保持部2dと第2収容保持部2eとの突き合わせ面(以下、嵌合面2fと称する)は、ケース2の車両の幅方向における中心位置よりも片側(助手席側)に変位して配置される。
また、図1に戻り、ケース2には、ダンパ4を回動可能に保持する軸受部2gが設けられている。この軸受部2gは、第1分割パーツ2bと第2分割パーツ2cとの各々に設けられており、ダンパ4の軸部が接続される。
パッキン3は、可撓性を有する樹脂材料によって形成された矩形の環状とされた枠状部材である。このパッキン3は、外縁部が第1収容保持部2dの溝部と第2収容保持部2eの溝部に挿入された状態で保持されており、中央開口がケース2の開口2aと重なるように配置されている。なお、パッキン3の径方向の内側の領域である内縁部側の表面は、第1収容保持部2dと第2収容保持部2eとに覆われておらず露出され、ダンパ4との当接面とされている。
また、図2に示すように、パッキン3は、車両の幅方向において第1パーツ3aと第2パーツ3bとに分割されている。パッキン3は、車両の幅方向において等分されており、第1パーツ3aの車両の幅方向の寸法d5と第2パーツ3bとの車両の幅方向の寸法d6とは等しく設定されている。このため、第1パーツ3aと第2パーツ3bとの合わせ面(以下、当接面3cと称する)は、ケース2の車両の幅方向における中心位置に配置されている。
このように、本実施形態の車両用空調装置1では、第1収容保持部2dと第2収容保持部2eとの嵌合面2fと、第1パーツ3aと第2パーツ3bとの当接面3cとが、車両の幅方向に変位した位置に配置されている。このため、嵌合面2fと当接面3cとが空気の流れ方向に対して直線状に配列されておらず、嵌合面2fと当接面3cとを通過して空気が漏出することを防止できる。つまり、嵌合面2fと当接面3cとが車両の幅方向に変位して配置されることでラビリンス構造とすることができ、意図せずに空気が漏出することを防止することができる。
また、第1パーツ3aの車両の幅方向の寸法d5と第2パーツ3bとの車両の幅方向の寸法d6とを合計した寸法(すなわちパッキン3の車両の幅方向の寸法)は、第1収容保持部2dの車両の幅方向の寸法d3と第2収容保持部2eの車両の幅方向の寸法d4とを合わせた寸法よりも僅かに大きく設定されている。このため、図2(b)に示すように、第1分割パーツ2bと第2分割パーツ2cとを嵌合させた場合には、パッキン3が、第1パーツ3aと第2パーツ3bとの当接面3cの部位にて僅かに圧縮される。この結果、第1パーツ3aと第2パーツ3bとの復元力によって、当接面3cの面圧を増加させ、当接面3cを介して空気が漏出することを防止できる。
図1に戻り、ダンパ4は、ケース2の軸受部2gに軸支される軸部4aと、軸部4aに接続された板状の遮蔽部4bとを有している。このダンパ4は、不図示のモータに対して不図示のリンク機構を介して軸部4aが接続されており、モータで生成された動力が伝達されることによって、開口2aを開放する開放姿勢と、開口2aを閉鎖する閉鎖姿勢とに姿勢変更が可能とされている。このようなダンパ4は、閉鎖姿勢にて、遮蔽部4bをダンパ4に当接させることで開口2aを閉鎖する。
このような本実施形態の車両用空調装置1では、モータで生成された動力によってダンパ4が開放姿勢とされることによって、開口2aが開放されて開口2aを空気が通過可能となる。一方、本実施形態の車両用空調装置1では、モータで生成された動力によってダンパ4が閉鎖姿勢とされることによって、開口2aが閉鎖されて開口2aを空気が通過不能となる。
以上のような本実施形態の車両用空調装置1においては、内部に空気が通過する開口2aを有するケース2と、開口2aを囲んで配置される枠状のパッキン3と、開口2aを開閉すると共に開口2aを閉鎖する閉鎖姿勢にてパッキン3に当接されるダンパ4とを有している。
また、本実施形態の車両用空調装置1では、ケース2が、第1分割パーツ2bと第2分割パーツ2cとに分割可能とされ、第1分割パーツ2bが、パッキン3の一部を挿入可能な第1収容保持部2dを有し、第2分割パーツ2cが、パッキン3の他の一部を挿入可能な第2収容保持部2eを有している。
さらに、本実施形態の車両用空調装置1では、第1分割パーツ2bと第2分割パーツ2cとを嵌合することによって第1収容保持部2dと第2収容保持部2eとによって、パッキン3が脱落不能とされている。
このため、本実施形態の車両用空調装置1によれば、接着剤や両面テープ等の他の部材を用いることなくケース2に対してパッキン3を固定することが可能となる。したがって、本実施形態の車両用空調装置1によれば、簡易にケース2に対してパッキン3を固定することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態においては、パッキン3が分割可能な構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、分割不能なパッキンを用いる構成を採用することも可能である。
1……車両用空調装置、2……ケース、2a……開口、2b……第1分割パーツ、2c……第2分割パーツ、2d……第1収容保持部、2e……第2収容保持部、2f……嵌合面、2g……軸受部、3……パッキン、3a……第1パーツ、3b……第2パーツ、3c……当接面、4……ダンパ(ドア部材)、4a……軸部、4b……遮蔽部

Claims (1)

  1. 内部に空気が通過する開口を有するケースと、前記開口を囲んで配置される枠状のパッキンと、前記開口を開閉すると共に前記開口を閉鎖する閉鎖姿勢にて前記パッキンに当接されるドア部材とを有する車両用空調装置であって、
    前記ケースは、第1分割パーツと第2分割パーツとに分割可能とされ、
    前記第1分割パーツは、前記パッキンの一部を挿入可能な第1収容保持部を有し、
    前記第2分割パーツは、前記パッキンの他の一部を挿入可能な第2収容保持部を有し、
    前記第1分割パーツと前記第2分割パーツとを嵌合することによって前記第1収容保持部と前記第2収容保持部とによって、前記パッキンが脱落不能とされている
    ことを特徴とする車両用空調装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP3900954A1 (en) 2020-04-21 2021-10-27 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Pneumatic tyre

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