JP2008024120A - 空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷風が回転軸と軸カバーとの間を通り冷風バイパス側に漏れることを抑制する。
【解決手段】エアミックスドア19が動作領域θaの中間領域内に位置するときには、遮蔽板193がエアミックスドア19と動作領域θaの一端部a1との間で回転軸19aを空気上流側から遮蔽する。このため、冷房用熱交換器16からの冷風がエアミックスドア19と動作領域θaの一端部a1との間に流入することが遮られる。また、格納部130は、遮蔽板193を空気下流側から覆うように形成されているので、格納部130から冷風が漏れることはない。以上により、エアミックスドア19と一端部a1との間に流入する冷風が、回転軸19aと軸カバー120との間を通り冷風バイパス18側に漏れることが抑制することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、回転自在に支持されるドアを備える空調装置に関する。
従来、車両用空調装置の空調ケーシング内において、ヒータコアに流入する風量と冷風バイパスに流入する風量との風量割合を調整するエアミックスドアと、空調ケーシングの内側壁に設けられシールリブと、エアミックスドアの回転軸を下流側からカバーして回転軸から下流側に空気が漏れるのを防ぐ軸カバーと、を備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
このものにおいて、図8(a)に示すように、エアミックスドア1が、動作領域θの一端部に位置するときにはエアミックスドア1がパッキン部材およびシールリブ2aの間が密着してヒータコアの入口を閉鎖する。また、図8(b)に示すように、エアミックスドア1が動作領域θの他端部に位置するときにはエアミックスドア1がパッキン部材およびシールリブ2bの間が密着して冷風バイパスの入口を閉鎖する。
以上により、エアミックスドア1が動作領域θの両端部のいずれかに位置するときにエアミックスドア1および空調ケーシングの内壁の間を良好にシールすることができる。
特開2004−130973号公報
上述の車両用空調装置では、図8(c)に示すように、エアミックスドア1が動作領域θの中間領域に位置するとき、ヒータコア入口側から流入した冷風が、矢印Yに示すように、エアミックスドア1の回転軸の下流側(回転軸1aと軸カバー1bとの間)を通り冷風バイパス側に漏れてしまう。このため、エアミックスドア1による風量割合調整が良好に行われなくなる。
本発明は、上記点に鑑み、ドア回転軸の空気下流側を通り空気が漏れることを抑制するようにした空調装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、板ドア本体から突出するように設けられ、動作領域のうち中間領域内に板状ドアが位置するときに動作領域の一端部と板ドア本体との間で回転軸を軸方向に亘って覆うように形成されている遮蔽板と、空調ケーシングの軸方向両側壁の間で遮蔽板を覆うように形成され、遮蔽板をそれぞれ収納する格納部と、を備えていることを第1の特徴とする。
したがって、板状ドアが動作領域のうち中間領域内に位置するときに遮蔽板によって、動作領域の一端部と板ドア本体との間で回転軸を軸方向に亘って覆うことができる。このため、板状ドアが動作領域の中間領域内に位置するときに、動作領域の一端部と板ドア本体との間に流入する空気流が遮蔽板によって遮られるので、動作領域の一端部と板ドア本体との間から、ドア回転軸の空気下流側を通り空気が漏れることを抑制することができる。また、格納部が遮蔽板を覆うように形成されているので、格納部が遮蔽板を収納している状態では、遮蔽板および格納部の間から空気が漏れ難くすることができる。
また、本発明では、空調ケーシングの軸方向両側壁の間に設けられ、動作領域のうち中間領域内に板状ドアが位置するときに動作領域の一端部と板ドア本体との間で回転軸を軸方向に亘って覆うように形成されている遮蔽板と、板状ドア側に設けられ、遮蔽板を収納する格納部と、を備えていることを第2の特徴とする。
したがって、板状ドアが動作領域の中間領域内に位置するときに遮蔽板によって、動作領域の一端部と板ドア本体との間で回転軸を軸方向に亘って覆うことができる。このため、板状ドアが動作領域のうち中間領域内に位置するときに、動作領域の一端部と板ドア本体との間に流入する空気流が遮蔽板によって遮られるので、動作領域の一端部と板ドア本体との間から、ドア回転軸の空気下流側を通り空気が漏れることを抑制することができる。また、格納部が遮蔽板を覆うように形成されているので、格納部が遮蔽板を収納している状態では、遮蔽板および格納部の間から空気が漏れ難くすることができる。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明の車両用空調装置の第1実施形態について図面を参照して説明する。図1は本実施形態の車両用空調装置の全体構成図である。
車両用空調装置の空調ケーシング10は、車室内前部の計器盤内側に配置され、車室内へ向けて流れる空気の通路を形成している。空調ケーシング10の空気流れの上流端には内外気切替箱11が設けられている。この内外気切替箱11内に設けられた内外気切替ドア12により内気吸入口13と外気吸入口14とを切り替えて開閉することにより、車室内の空気(内気)または車室外の空気(外気)を切替導入する。なお、内外気切替ドア12は、サーボモータにより駆動される。
内外気切替箱11の空気流れ下流側には、内気吸入口13および外気吸入口14のうちいずれか一方から空気を吸入し車室内に向けて吹き出す送風機15が配置されており、送風機15は、回転により空気流を発生する羽根車15aと、羽根車15aを回転駆動する電動モータ15bとからなる。空調ケーシング10内において送風機15の空気流れ下流側には、冷却手段としての冷房用熱交換器16が配置されている。この冷房用熱交換器16は、冷媒を圧縮して吐出する圧縮機などとともに冷凍サイクルを構成するもので、冷媒の蒸発により送風機15の送風空気を冷却する。
空調ケーシング10内において冷房用熱交換器16の空気流れ下流側には、加熱手段としてのヒータコア17が配置されている。このヒータコア17は車両エンジンの冷却水(温水)を熱源として送風空気を加熱する。
ヒータコア17の側方には、ヒータコア17をバイパスして送風空気を流すためのバイパス通路18が形成されている。冷房用熱交換器16とヒータコア17との間には、エアミックスドア19が配置されている。
エアミックスドア19は、回転軸19aおよび板ドア本体19bから構成され、動作領域θa内を回転するものである。回転軸19aは、空気流方向(矢印Ya参照)に対して直交するように配置され、かつ空調ケーシング10に対して回転自在に支持される。板ドア本体19bは、回転軸19aから空気上流側に突出するように形成される。
エアミックスドア19は温度調節手段であり、ヒータコア17の空気流入口17a(空気流路)を通過する温風とバイパス通路18を通過する冷風との風量割合を調節することにより車室内へ吹き出す空気の温度を調節する。なお、エアミックスドア19はサーボモータにより回動される。また、エアミックスドア19の具体的な構造については後述する。
ここで、空調ケーシング10の内壁において、エアミックスドア19が動作領域θaの端部a1、a2のいずれかに位置するときに、エアミックスドア19および空調ケーシング10の内壁の間をシールするシールリブ30、31が設けられている。なお、シールリブ30、31は、後述する空気漏れ抑制構造を構成している。
空調ケーシング10の空気流れ下流端部には、デフロスタ開口部20とフェイス開口部21とフット開口部22とが開口している。デフロスタ開口部20はデフロスタダクトを介して車両フロント窓ガラス内面に向けて送風空気を吹き出す。フェイス開口部21は、フェイスダクトを介して車室内乗員の顔部や上半身などの上半身側に向けて送風空気を吹き出す。フット開口部22は、フットダクトを介して乗員の脚部や下半身などの下半身側に向けて送風空気を吹き出す。
デフロスタ開口部20の上流側には、デフロスタ開口部20を開閉するデフロスタドア23が設けられており、フェイス開口部21の上流側には、フェイス開口部21を開閉するフェイスドア24が設けられている。フット開口部22の上流側には、フット開口部22を開閉するフットドア25が設けられている。デフロスタドア23、フェイスドア24 およびフットドア25は、リンク機構を介して共通のサーボモータにより駆動される。
デフロスタドア23は、回転軸23aおよび板ドア本体23bから構成され、動作領域θb内を回転するものである。回転軸23aは、空気流方向に対して直交するように配置され、かつ空調ケーシング10に対して回転自在に支持される。板ドア本体23bは、回転軸23aから空気上流側に突出するように形成される。
フェイスドア24は、回転軸24aおよび板ドア本体24bから構成され、動作領域θc内を回転するものである。回転軸24aは、空気流方向に対して直交するように配置され、かつ空調ケーシング10に対して回転自在に支持される。板ドア本体24bは、回転軸24aから空気上流側に突出するように形成される。
フットドア25は、回転軸25aおよび板ドア本体25bから構成され、動作領域θd内を回転するものである。回転軸25aは、空気流方向に対して直交するように配置され、かつ空調ケーシング10に対して回転自在に支持される。板ドア本体25bは、回転軸25aから空気上流側に突出するように形成される。
ここで、ドア19、23〜25は、その寸法等がそれぞれ異なるものの実質的に同様の構造を有している。以下、ドア19、23〜25の代表例としてエアミックスドア19の構造、およびその空気漏れ防止構造について図2(a)〜(c)を参照して説明する。
図2(a)はエアミックスドア19を図1中S方向から視た図、図2(b)は図2(a)中のエアミックスドア19の上面図、図2(c)は図2(a)中のA−A断面図である。
図2(a)、(b)に示すように、エアミックスドア19の板ドア本体19bは、樹脂材料(例えば、ポリプロピレン、ナイロン、ABS等)からなるドア基板190、エラストマ(例えば、オレフィン系エラストマ)等からなりドア基板190を挟むように配置されるパッキン部材191、192から構成される。
エアミックスドア19の裏面側には、図2(c)に示すように、遮蔽板193が設けられており、遮蔽板193は、樹脂材料(例えば、ポリプロピレン、ナイロン、ABS等)からなるもので、ドア基板190から突出して湾曲状に形成される。遮蔽板193は、後述するように、回転軸19aの空気下流側を通って空気が漏れるのを抑制する。
次に、エアミックスドア19の空気漏れ防止構造について図3(a)、(b)を参照して説明する。
図3(a)は、エアミックスドア19を取り外した状態で空調ケーシング10を空気上流側から視た図である、図3(b)は図3(a)において空調ケーシング10の側壁を外した状態で図中右側から視た側面図である。
図3(a)、(b)に示すように、空調ケーシング10の側壁10a、10b(すなわち、回転軸19aの軸方向両側の側壁)には、回転軸19aが貫通する軸孔110a、110bが設けられている。
側壁10a、10bの間には、樹脂材料(例えば、ポリプロピレン、ナイロン、ABS等)からなり、回転軸19aの周りから空気下流側に空気が漏れるのを遮蔽する軸遮蔽部120が設けられている。軸遮蔽部120は、側壁10a、10bから支持され、回転軸19aを軸方向に亘り空気下流側から覆うように半筒状に形成されている。なお、軸遮蔽部110は、側壁10a、10bに対してネジ等の締結部材によって固定されている。或いは、軸遮蔽部110は、側壁10a、10bに対して一定成形されたものを用いても良い。
シールリブ31は、側壁10a、10bからそれぞれ空気流路側(すなわち、エアミックスドア19側)に突起する突起部であって、図3(b)に示すように、動作領域θaの一端部a2に沿うように軸遮蔽部120から直線状に形成されている。
シールリブ32は、側壁10a、10bからそれぞれ空気流路側(すなわち、エアミックスドア19側に)から突起する突起部であって、図3(b)に示すように、動作領域θaの一端部a1に沿うように軸遮蔽部120から直線状に形成されている。
側壁10a、10bの間において軸遮蔽部120の径外方向には、遮蔽板193を収納する格納部130が設けられている。格納部130は、軸遮蔽部120は、側壁10a、10bから支持され、口部130aを空気上流側に向け、かつ遮蔽板193を空気下流側から覆うように形成されている。格納部130は、樹脂材料(例えば、ポリプロピレン、ナイロン、ABS等)を用いて、軸遮蔽部120とともに一体に成形されている。
次に、本実施形態の作動について図4を参照して説明する。図4はエアミックスドア19を軸方向から視た図である。
まず、図中e1(鎖線)で示すように、エアミックスドア19が動作領域θaの一端部a1に位置するとき、エアミックスドア19のパッキン部材192が空調ケーシング10の内壁10a、10bのシールリブ31にそれぞれ密着する。これに伴い、エアミックスドア19がヒータコア17の空気流入口17aを閉鎖した状態において、エアミックスドア19が空調ケーシング10の内壁10a、10bとの間をそれぞれシールすることができる。また、軸遮蔽部120がエアミックスドア19の回転軸19aの周りからヒータコア17側に空気が漏れるのを遮蔽している。このとき、遮蔽板193が格納部130内に収納されている。
次に、エアミックスドア19が動作領域θaの一端部a1から時計回りに回転すると、遮蔽板193が格納部130から出始める。そして、図中実線で示すように、エアミックスドア19が動作領域θaの中間領域(すなわち、端部a1、a2の間の領域)内に位置するときには、遮蔽板193がエアミックスドア19と動作領域θaの一端部a1との間で回転軸19aを空気上流側から遮蔽することになる。このとき、冷房用熱交換器16からの冷風が遮蔽板193により遮られる。
このとき、遮蔽板193の一部が格納部130内に収納されており、格納部130が遮蔽板193を覆うように形成されているので、格納部130および遮蔽板193の間から空気がヒータコア17側に漏れるのを抑制することができる。
次に、エアミックスドア19が時計回りに回転して、図中e2(鎖線)で示すように、エアミックスドア19が動作領域θaの一端部a2で停止すると、エアミックスドア19のパッキン部材192が空調ケーシング10の内壁10a、10bのシールリブ32にそれぞれ密着する。また、軸遮蔽部120がエアミックスドア19の回転軸19aの周りからバイパス通路18側に空気が漏れるのを遮蔽している。
これに伴い、エアミックスドア19が冷風バイパス通路18を閉鎖した状態において、エアミックスドア19が空調ケーシング10の内壁10a、10bとの間をそれぞれシールすることができる。
以上説明した本実施形態によれば、エアミックスドア19が動作領域θaの中間領域内に位置するときには、遮蔽板193がエアミックスドア19と動作領域θaの一端部a1との間で回転軸19aを空気上流側から遮蔽する。このため、冷房用熱交換器16からの冷風がエアミックスドア19と動作領域θaの一端部a1との間に流入することが遮られる。
以上により、エアミックスドア19と一端部a1との間に流入する冷風圧力が遮蔽板193によって弱められ、送風空気が、回転軸19aと軸カバー120との間を通り冷風バイパス18側に漏れることが抑制することができる。また、エアミックスドア19と他端部a2との間に流入する冷風圧力が遮蔽板193によって弱められ、送風空気が、回転軸19aと軸カバー120との間を通りヒータコア17側に漏れることが抑制することができる。
さらに、格納部130は、遮蔽板193を空気下流側から覆うように形成されているので、格納部130および遮蔽板193の間からヒータコア17側に漏れることが抑制することができる。
(第2実施形態)
上述の第1実施形態では、遮蔽板がエアミックスドア側に設け、格納部を空調ケーシング側に設けた例について説明したが、これに代えて、本第2実施形態では、遮蔽板がエアミックスドア側に設け、格納部を空調ケーシング側に設けた例について図5〜図7を参照して説明する。
図5(a)はエアミックスドア19を図1中S方向から視た図、図5(b)は図5(a)中のエアミックスドア19の上面図、図5(c)は図5(a)中のB−B断面図である。
図5(a)、(b)、(c)に示すように、エアミックスドア19の板ドア本体19bには、格納部130が設けられており、格納部130は、ドア基板190から図示上側(すなわち、冷風バイパス18側)に断面三角形に突出し、冷風バイパス18側から覆うように形成され、かつ開口部130aが図示下側(動作領域θaの端部a2)に向くように形成されている。格納部130は、樹脂材料からなるもので、ドア基板190と一体に成形されたものである。
図6(a)は、エアミックスドア19を取り外した状態で空調ケーシング10を空気上流側から視た図である、図6(b)は図6(a)において空調ケーシング10の側壁を外した状態で図中右側から視た側面図である。
遮蔽板193は、側壁10a、10bの間に配置されて、軸遮蔽部120の下側端部から下側に延出する支持部193aにより支えられている。遮蔽板193は、樹脂材料(例えば、ポリプロピレン、ナイロン、ABS等)からなるもので、遮蔽板193は、軸遮蔽部120および支持部193aとともに、一体形成されたものである。
以上のように構成された本実施形態によれば、図7中実線で示すように、エアミックスドア19が動作領域θaの中間領域内に位置するときには、遮蔽板193がエアミックスドア19と動作領域θaの一端部a1との間で回転軸19aを空気上流側から遮蔽することになる。このとき、冷房用熱交換器16からの冷風がエアミックスドア19と動作領域θaの一端部a1との間に流入することが遮られる。
ここで、格納部130は、遮蔽板193をバイパス通路18側から覆うように形成されているので、ヒータコア17の入口側から格納部130を通して冷風バイパス18を通して冷風が漏れることはない。
以上により、上述の第1実施形態と同様に、遮蔽板193が設けられているので、エアミックスドア19と一端部a1との間に流入する冷風が、回転軸19aと軸カバー120との間を通り冷風バイパス18側に漏れることが抑制することができる。
また、上述の第1、第2実施形態において、格納部130内において遮蔽板193との間をシールするためのスポンジ等のシール部材を配置してもよい。これにより、遮蔽板193が格納部130に収納されたときに、遮蔽板193および格納部130の間の隙間を通してヒータコア17側に空気が漏れるのを強く抑制することができる。
以下、上記実施形態と特許請求項の範囲の構成との対応関係について説明すると、エアミックスドア19がドアに相当し、軸遮蔽部120が軸カバー部に相当し、シールリブ31が第1、第2のシールリブに相当し、遮蔽板193が遮蔽部に相当し、格納部130が格納部に相当する。
本発明の第1実施形態における車両用空調装置の全体構成図である。 図1のエアミックスドアの構成を示す図である。 図1の空調ケーシングの内部を示す図である。 図1のエアミックスドアの作動を説明するための図である。 本発明の第2実施形態においてエアミックスドアの構成を示す図である。 第2実施形態において空調ケーシングの内部を示す図である。 第2実施形態においてエアミックスドアの作動を説明するための図である。 従来のエアミックスドアの作動を説明するための図である。
符号の説明
19…エアミックスドア、θa…動作領域、193…遮蔽板
a1、a2…動作領域の一端部、19a…回転軸、16…冷房用熱交換器、
130…格納部、120…軸カバー。

Claims (3)

  1. 空気を流す空調ケーシング(10)と、
    前記空調ケーシング内にて空気流方向に対して交差するように配置され、かつ回転自在に支持される回転軸と、この回転軸から突出するように形成されて回転により空気流路(17a)を開閉する板ドア本体と、を備えるドア(19、23、24、25)と、
    前記空調ケーシングの軸方向両側壁からそれぞれ突出し、前記ドアの動作領域の一端部(a2)に前記ドアが位置するときに前記空気流路を閉鎖した状態で前記板ドア本体および前記空調ケーシングの軸方向両側壁の間をそれぞれシールする第1、第2のシールリブ(31)と、
    前記空調ケーシングの軸方向両側壁の間にて前記回転軸の空気下流側から覆うように形成され、前記ドアの動作領域の一端部(a2)に前記ドアが位置するときに、前記回転軸の周りから前記空気流路に空気が漏れるのを遮蔽する軸カバー部(120)と、を備える空調装置において、
    前記板ドア本体から突出するように設けられ、前記動作領域のうち中間領域内に前記板状ドアが位置するときに前記動作領域の一端部と前記板ドア本体との間で空気上流側から前記回転軸を覆うように形成されている遮蔽部(193)と、
    前記空調ケーシングの軸方向両側壁の間で前記遮蔽板を覆うように形成され、前記遮蔽部を収納する格納部(130)と、
    を備えていることを特徴とする空調装置。
  2. 空気を流す空調ケーシングと、
    前記空調ケーシング内にて空気流方向に対して交差するように配置され、かつ回転自在に支持される回転軸と、この回転軸から突出するように形成されて回転により空気流路を開閉する板ドア本体と、を備えるドアと、
    前記空調ケーシングの軸方向両側壁からそれぞれ突出し、前記ドアの動作領域の一端部に前記ドアが位置するときに前記空気流路を閉鎖した状態で前記板ドア本体および前記空調ケーシングの軸方向両側壁の間をそれぞれシールする第1、第2のシールリブと、
    前記空調ケーシングの軸方向両側壁の間にて前記回転軸の空気下流側から覆うように形成され、前記ドアの動作領域の一端部に前記ドアが位置するときに、前記回転軸の周りから前記空気流路に空気が漏れるのを遮蔽する軸カバー部と、を備える空調装置において、
    前記空調ケーシングの軸方向両側壁の間に設けられ、前記動作領域の中間領域内に前記板状ドアが位置するときに前記動作領域の一端部と前記板ドア本体との間で前記回転軸を空気上流側から覆うように形成されている遮蔽板と、
    前記板状ドアにおいて前記遮蔽板を覆うように形成され、前記遮蔽板を収納する格納部と、
    を備えていることを特徴とする空調装置。
  3. 前記格納部内には、前記遮蔽板の間をシールするシール部材が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の空調装置。
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